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2018年6月15日 (金)

雑記

◆ ほぼ屋内ともいえるエスカレーターに強烈な浜風が吹いていたみたいで、まあ現役時にも浜風の恩恵を初本塁打が満塁ホームランという奇跡で受けただけに、よほど風に縁があるのだろう。強烈な身内のコネで?全く実績がないのに長年コーチに居座り、壊れた扇風機と揶揄されて何人のランナーをホームで憤死させたことか。そしてお情けで回してもらったスコアラーの仕事もせずに先乗りしては盗塁、じゃなかった盗撮三昧。偵察せずに盗撮。

阪神ファンにとっては長年忌避すべき対象だっただけに、被害者には申し訳ないが(以下略)。

 

◆是枝裕和監督の「万引き家族」がパルムドール受賞。3作目の「ディスタンス」で初めて監督を知って衝撃を受け、それ以来常に気になる存在だった。監督の方が1つ年上で、同じ系列の制作会社にいたことは後で知ったのだが(私はFMラジオ部門、監督はテレビ部門)。

 ディスタンスのことは、このブログをティーカップブログに書いていた頃に、確か書いたはず。「〇〇はワシが育てた」ではないが、またごく一部でしか騒いでいないころから支持していた人間としてドヤ顔の1つもしたいものだ(笑)。目立つのが仕事の某美容整形外科の院長に言い掛かりともいえる誹謗中傷を受けていたし、監督の権力におもねらない過去の発言を掘り返してネトウヨからの叩きも始まっているようだが、バカは放っておいて今後もバンバン撮ってほしい。同世代の期待!

 

 映画といえば、同年代よりは少し上だが、80年代初期にサブカルチャー的映画の旗手だった石井聰互改め石井岳龍監督がまだ前線で撮っていることにも敬服。町田康原作の「パンク侍、斬られて候」が映画化されたとのことで、これも楽しみ。あの「爆裂都市」「狂い咲きサンダーロード」「逆噴射家族」の空気が、今の時代にどう変質しているか、あるいはそのままなのか、ぜひ見てみたい。キャストも凄いし。ちなみに1982年の作品「爆裂都市」では、パンクど真ん中だった頃の町田康がただアーアー叫ぶだけの役で出演していて、役名は「キチガイ弟」だった。

 

◆悲惨、陰惨な事件が立て続けに起きている。このところの連続ぶりは異様だ。個人的に痛ましく思うのは女児虐待致死事件。ニュースで取り上げたら消してしまうほど。間違いなく救えた命だ。児童相談所、市区役所の縦割り体質の犠牲ともいえる。そして今、多くの社会問題を改善する上で支障となっている個人情報保護法の壁。今後こうした悲劇が止められるように、改善の機運が出てくれることを願う。

 

◆なんとなく、脳を客体として使うことが今後大事になってくるような気がする。

 

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2018年6月14日 (木)

6月9、10日の競馬

 7日は所用があって青山へ。何年ぶりかで表参道駅近くのだるまやで冷やし中華。ここはどのメニューでも安定のウマさ。

 

 9日土曜の競馬。GⅠシリーズが終わった土曜、さすがに人出はイマイチ。

 5Rの新馬戦、勝ったレノーアの切れが見事。いかにも母父トワイニング。ラジオは7Rから。その7Rは堅い決着で無難に的中。8Rはローザフェリーチェに期待したら大出遅れで砂を被りまくって終わる。〇▲★でも何も当たらず。9Rは〇△抜けの順でこれまたハズレ。◎のナンヨープルートーは、スタートで大きく躓き、これまた砂を被った上に前が止まらない展開で何もできず。89R共にスタートで終わってしまった。

 

 この時期は毎年降級よりも3歳狙いが功を奏するのだが、去年あたりから3歳が人気するようになってしまい、逆張りの妙味がなくなってしまった。

 

 アハルテケSは〇★△でこれまたアウト。◎のブラゾンドゥリスはプラス16キロで観念した。昔はこの体重でも走れていたが、近走は絞れていないとダメな馬。前走の休み明けで減らして好走した反動か。中3週にしては増え過ぎていた。輸送があることを考えるとなおさらだ。太ってダメだった馬が中3週で大きく減らして出てくるのならいいのだが。

 

 23時くらいから、府中はゲリラ豪雨のような雨が2時間ほど降った。しかし日曜の早朝の馬場発表は芝ダート良、芝はともかくダート良はあり得ない。

 

 日曜はさらにガラガラ。午前中は雨はもったが、午後からは本降りになっていく。

 予想配信した東京2Rは、◎△★で指定した買い目がばっちりハマってくれた。役に立てて予想家としてはひと安心。

 

 6Rは競馬予想TVの狙い目レース。本命として心中したリキサンゴルトは2着に入り、★サノサンが勝利。2頭で後続をちぎったのはよかったのだが・・・。とりあえず5万勝ちの発想で熟慮した「はず」の買い目が抜けてしまう。人気のペイストリーやエールブランに連対されるケースを嫌って、馬連をとらず、3連複でヒモ高め待ちを狙ったのだが、シゲルジャンボイモとペイストリーがどちらも3着以内に入れない馬券を想定できなかったのが痛い。道悪ダートになるのが分かっていたのだから、道悪ダートでこそのバゴ産駒サノサンも2列目に置くべきだった。

2列目3頭にしなかったのはガミを恐れたのだが、土曜夕方のオッズが分からない時点で買い目入力するのだから、攻める時はガミを恐れず買うのが正解。

あるいは、安くなる2頭の馬連だけを避けて、付くところであるサノサンとシゲルだけは馬連を数千円ずつ買い、人気どころ絡みだけを3連複にするという手もあった。考え抜いたつもりでもまだ足りなかった・・・狙い目くらいは100%に上げておこうという決意だったのだが、これでかなり厳しくなってしまった。

 

エプソムCのダイワキャグニーは、雨も少しは影響したのかもしれないが、それよりも番組で調教の異変を指摘されていた通り、ダービー以来の中2週ローテの方がきつかったのだろう。デキがおかしくないとここまでは大敗しない。パドックでもこれまでになく大人しかった。空けて使われ続けていることには理由があるということか。メイSを勝った時はラジオ解説担当だったのだが、その時は確かにエプソムを使ってくるとは考えておらず、次走は中京記念、関屋記念なら有望と述べたのだが・・・。

 

マーメイドSのエマノンは、直線ではしてやったりかと思ったが失速。アンドリエッテが連対することは発想になかったので諦めがつく。ワンブレスアウェイは1枠で包まれていたが、それが最後は奏功した形。脚が巧くタマった。今年も人気薄の軽斤量馬の決着だったのだけど、馬選びを大失敗。

 

 ユニコーンSのレピアーウィット回避(除外?)は痛い。面白味が減った。

 

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2018年6月12日 (火)

グッドバイ

 中学12年の頃は、クイーンにキッス、ベイシティローラーズ、ボストンにエアロスミスと、洋楽に興味が強く行っていたころで、周りもそんな雰囲気だった。日本の音楽については流行りものと、その頃台頭してきた荒井由実や中島みゆき、もちろん拓郎に陽水など、ニューミュージックの旗手たちをメインに聞いていた。森田童子という名も、音楽雑誌の隅で目にはしていたけれど、特に興味を持つこともなく、メジャー処を追うので手一杯だった。(後から思えば、アルバム「マザースカイ」を出したのがこの時期だった)

 

 それが一気に引き寄せられたのは、大学受験のための模擬試験で、毎月のように東京へ出るようになった1981年頃、冬のこと。御茶ノ水の駅を出ると、黒のコートにサングラス、白いシャツ?に黒のズボンを履いたカーリーヘアの女性のワンショット、背景も文字も白と黒だけで構成された、黒色テントでのライヴ告知のポスターがベタベタと貼られていた。雑踏の中で超然と佇むそのポスターは、出てくるたびに大都会の活気に心躍るものを感じていた田舎者のガキにとって、東京のダークサイドのように映った。だが森田童子のその写真には、プロレスの怪奇派レスラーの写真を見て抱くそれと同じような好奇心をそそられずにはおれなかった。

 

そしてほどなく、初めてリアルタイムで彼女の新譜を聞くことになる。アルバム「夜想曲」に針を落とした瞬間から最後まで、固まりっぱなしだった。「蒸留反応」「ぼくは十六角形」「孤立無援の唄」・・・。さらに大学受験の直前、NHKFMのニューサウンズスペシャルに出演するということを「週刊FM」で知り、聞きたいような聞きたくないような、まさに怖いもの聞きたさで番組を心待ちにしていたものだった。

 司会者との会話が思ったより普通に成立していたことには少し拍子抜けしたが(もっと不適応気味なのかと決めつけていた)、それでも軽率に言葉を発することは決してなく、熟考しつつ全く無駄のない返しをするその隙の無さは想像以上だった。

 

そこからは貸しレコード屋で(!)、遡ってアルバムを聞いていったが、当時最も好んでいたテクノ・ニューウェイヴ系や、ファンクロックと同列には置けず、少し距離を置いてのめり込まないスタンスを保つことにした。ハマるのを潜在的に回避したとも言えるが。だって「最期」「別れ」「死」が常に張り付いた作品が多く、アタマでは分かっていても覗きたくない世界を想起させられるから。


そして83年のアルバム「狼少年」を最後に森田童子は忽然と表舞台を去る。家庭をもって市井の人になったという記事を見て「ああ、ラジオでの印象通り、現実社会とうまく折り合えるタイプなのだな」と安心したものだった。

 

その後仕事も始めて忙しくなり、長い間森田童子の曲を聴くことはなかった。私は音楽業界にいたから一般の人よりは情報が入る立場にいたので、わずかなものだがその境遇を断片的に聞くことがあったのだけど。

が、突然ドラマの主題歌となり大ヒットという、信じられない事態が訪れる。「ぼくたちの失敗」は、森田作品の中ではかなり明るく、メロディーもアレンジも流麗で、ショッキングな歌詞もなく、一般受けする要素が揃っていたので、ああいう事態になったのだろう。聞けば野島伸司は黒テントライヴにもよく足を運んでいたらしい。

この93年の椿事にも森田童子は前線に復活することはなく、1曲自宅録音で、過去の作品からリテイクし改題したシングルを出しただけで、また沈黙に入った。

さらに25年が経過し今朝、PCを開いたら飛び込んできた訃報。この12年というもの、自分にとっての十代が、少しずつ崩落していくような思いに駆られる知らせが多くなってきた。何とも言えぬ寂莫とした感情。10数年前だったか、テレビ東京が放送した森田童子と黒色テントのドキュメンタリーの映像を見返して、今日の空模様と同様、重たい気分で1日を過ごしてしまった。なお「グッドバイ」はデビューアルバムのタイトルである。

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2018年6月 8日 (金)

6月2日・3日の競馬

 週が変わらぬうちに先週の競馬。端折り気味で。

 

 2日土曜は東京競馬場。初夏の暑さ。ただダートコースはハローを掛けると砂が黒くなっており、時計も少し速め。意外と中間の雨の影響は残っていた。もちろんハローを掛けたそばから表面は白くなっていく。これを繰り返して土曜は完全にパサパサ、砂煙が舞い上がって落ちてこない。

 なお日の角度によって、土曜はスタンドの東半分に陽が当たらず、西半分だけに当たって、半分白くて半分黒いという面白い状態になっている時間帯があった。

 ラジオはこの開催は1時から2時半の出番。上では、ダービーの◎をワグネリアンから直前で他の馬に変えてしまった記者の方が、1週経っても悔やんでおられた。やはりダービーの◎というのは特別なものなのだ。

 

 この日の夜には、英国ダービーに日本生産馬サクソンウォリアーが出走。実は、某所でサクソンが勝った時想定で、「ディープ産駒が欧州競馬に与えつつある影響」というテーマで原稿を依頼されており、締め切りの都合で前日に入れていたのだが、これが勝たないと日の目を見ないし原稿料もなしという前提のものだった。少しの不利と道悪がひびいてか4着に敗れてしまったのだが、後日仏ダービーで同じディープ産駒のスタディオブマンが勝利したので、内容的には通用するということで先方の厚意により、少し手直ししただけで無事公開された。完全に諦めていただけにこれは嬉しい。

 

3日の日曜は、東京の新馬戦で、POG2位指名のアカネサスが出走。圧倒的な支持を集めながら内で包まれて前が壁、正直ここでも呪い発動かと諦めかけたら、こじ開けて凄い伸びを見せてくれた。瞬発力と勝負根性は新馬らしからぬレベル。ここもまた、「諦めかけたところからの逆転」だった。ただ、次走は札幌2歳Sへ行くとのことで、少々ガッカリ。洋芝の千八をこの時期の牝馬が使うと、負荷が強すぎてあまりいいことはないように思える。

 

◆ゴーフォザサミットとサトノアレスが夏に海外遠征することが決まったようだ。サトノは古馬だからいいとして、ゴーフォザサミットは3歳で、しかも青葉賞、ダービーと全力で走っての遠征だけに、その後に不安が残る。3歳で海外の大レースに挑んだ日本馬のその後は、終わってしまうか故障してしまったケースが多い。アメリカでの健闘はもちろんだが、それ以前にこのジンクスにハマらないことを願う。

 

◆レジェンドアナ企画が昼休みに。フジテレビの盛山アナと大川アナの思い出話。昭和から平成序盤の「名馬の時代」を彩った方々だ。もう、起伏の付け方も、正確さも、リズム感も、すべての技術がその後のテレビアナウンサーとは段違い。実況に激しさと品の両方を兼備させていた。彼らの全盛期を知らないファンはかわいそうとすら思えるほどだ。

 

◆実はこのところ万歩計にハマっている。競馬場に行くと、何とか1万歩を超えることが分かって喜んでいる。

 

◆今年の宝塚記念のメンバーが厳しい感じ。ファン投票も入れたい馬がいないのではないだろうか。回避が多すぎる。


◆モレイラがJRAの通年免許受験を決めたそうだ。JRAは即通すのか1回は落とすのか。まあ多分合格なんだろうな。ただオッズの縛りが今以上にキツクなりそうで、結構大きな問題だ。所属は関東なのか?

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2018年6月 6日 (水)

残念と無念と怒り

★レインボーラインが屈腱不全断裂で競走能力喪失、種牡馬入りが決定した。残念なことではあるが、最悪の事態に至らず、その血を残すことができたのは不幸中の幸い。

 

★先ほどテレビで見た東京ダービー。的場文男騎手あと一歩で手が届かず。直線で今年こそは勝ったと思ったが・・・。無念。10回目の2着だそうで、福永騎手どころの騒ぎではない。野平祐二さんも福永洋一さんも日本ダービーは勝てなかったが、的場騎手の東京ダービー勝てない地獄こそ日本競馬史上最大の謎かも。

 

その東京ダービーに出走する上で、中央馬が移籍して参戦するシステムの規制が来年から決定した。詳しくは今日の報道をチェックしていただきたいが、ほとんどがバルダッサーレ問題の時に、最強の法則の連載で提案したプランと同じになっていて納得。

 

そして火曜の東京スポーツ紙面では、金成調教師がダート馬が2歳夏~秋前半に使う所がない番組編成へ怒りの声を挙げ、そして、芝のGⅠへ出てくることをJRAが懸念するなら、芝と賞金体系を別にするくらいのことをすべきだという主張をしておられた。

 

★アーモンドアイという馬名は、「アーモンドのような形のつぶらな瞳」くらいの意味かと思っていたら、なんと「一重瞼」という意味だったことを初めて知った。競馬ブックの和田さんのブログに記されていたことで、調べたらファッションや、メイクの世界では当然の用語らしい。西洋人から見て東洋人の一重瞼がエキゾチックで魅力的に見えることを指しての表現のようだ。JRAの馬名解説にはそこまでの記述はなく、女性の魅力的な目の表現としか書いていない。

 

65日、オリックスファンの自分としては、対阪神初戦を当然のように勝てて喜ぶ。

それにしても阪神というチームは訳が分からない。敵ながら選手とファンが気の毒になってしまう。

なぜノーアウト2塁から送って3塁、しかもそこからセーフティースクイズを2度連続で仕掛けて失敗し無得点なんて、素人以下の采配だ。こういうことをしているから打線が育たない。

そもそも、スクイズが点を取りやすいと本気で考えている節があることに驚く。スクイズは、2ストライクからカットで逃げることもできないし、成功するためのゾーンの面積の狭さと、そこへ転がす技術の難しさを考慮すると、得点率はかなり低い戦術だ。むしろ奇襲の戦術であり、手堅く点を取る時にやることではない。怪物級の投手に対し、野手がまだ未熟で、かつ金属バットを使用できる高校野球だからこそ意味があるのに、全くスクイズの本質を分からず、高校野球の弊害が出ているとしか思えない。

しかもただのスクイズではなく、セーフティーたあ何たる言い草なのか。ここは「ただボールに手を出さないことだけ気を付けて、あとはシッカリ振ってこい」と言って送り出して、リラックスさせてやるのがベンチの務め。それを難易度の高い命令を出して、プレッシャーだけかけているようでは、失敗した若い打者を潰してしまうだけだ。この監督、コーチのもとでは、金輪際若手は育たないし、優勝争いなんてあり得ないと確信させられた。オリックスファンの私でもすぐにこれくらいのことは見えたのだから、きっと阪神ファンははらわたが煮えくり返る思いなのではないだろうか。

 

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2018年6月 6日 (水)

痛快極まりない安田記念

グレイル骨折が判明。キタノコマンドールは屈腱炎が判明。ダービーで期待した馬たちの故障報が相次いでいる。残念。力はもちろんだが、運も味方につけないと栄冠はつかめないということ。

 

週末のもろもろよりも、安田記念を先に。モズアスコットの勝利はまさに意外、そして痛快だった。理不尽な賞金半減ルールに翻弄されて、一旦は回避して?安土城Sに回ったが2着。こうなると上位馬の突然のアクシデントがおきれば・・・・の1点に望みを託すことになった。私も「ルールの犠牲馬」と書いて、出ることはないと決めつけていた。

しかし今改めて考えると、この時点で、もしかしたら安土城での勝ち負けは、穿った見方をすればというか、語弊を恐れず書けばどうでもよかったのかもしれない。勝って出るにしても、負けて繰り上がりで出たとしても、どっちにしても連闘。ならば、昔から定評のある「連闘の矢作」モードの仕上げを施すだけという決め打ちに入ったのかもしれない。

 

そして水曜、まさかの回避馬が出た。それも藤澤勢4頭のうち3頭がゴッソリ抜けるという不可解な回避(突然ねじ込んだ馬を突然引き上げるというのは、やはり真意を測りかねる)。これでモズアスコットは晴れて出走となったが、いくらなんでも・・・・というこちらの先入観を、陣営、いやモズアスコット自身が粉砕し、そして最後の適用となった理不尽なルールもまた粉砕して見せたのだ。回避馬が出なければ、この糞ルールは安田記念優勝馬をオミットしていたことになるわけで、長年、降級にならない3200万を超える賞金を持っている4歳馬の賞金はいじるなと訴えてきた身としては、本当に痛快な勝利。その意味では藤澤厩舎の回避は意図しなかった英断といえる?かもしれないし、そもそもドラマでも避けるようなベタな展開が、競馬では本当に起きるから面白い。

 

ただここからは愚痴。さすがに水曜時点で出られないとなれば、こちらもそれまでの書き物やイベントですべて想定からも外してしまった。マイラーズC的な高速馬場ということでサングレーザーを本命にした身としては、通常のローテで出てくればモズアスコットも同じマイラーズ上位馬として〇か▲は打ちたかった。しかも母父ヘネシーのダート血統だし。しかし連闘はさすがにどうよという常識に囚われ、そして想定から外して各所に原稿を入れていた手前、印が打てなかった。まあ信じることができなかったのが悪いのだからただの言い訳なのだけど・・・・。さらにどのみち本命馬が5着、対抗が4着なので当たりはありえなかったのだが、それでも、もしサングレーザーやサトノアレスが来ていた時のことを思うと、かなり後味は悪かったはずだ。

 

 

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2018年6月 4日 (月)

金曜夜は野球観戦

61日の金曜は、わが愛する西武ライオンズの応援で、2年ぶりに西武ドームへ。相手が弱い阪神なので、勝利はほぼ確定していたので、楽な気持ちで観戦。20と思わぬ接戦となったが、きっちり西武が勝ち切った。

それにしても、相手の阪神のファンが気の毒になってくる。ノーアウト12塁、ノーアウト2塁、ノーアウト3塁でいずれも無得点。これでは先発投手がファン以上に気の毒だ。

 

さらに江越とロサリオと同時に扇風機を2つ先発メンバーに入れて自動で2死を献上するオーダーにしていることにも驚いた。勝ってくださいと言わんばかり。席が1塁側だったので、右打者の構えが正面によく見えたのだけど、江越はフルスイングを心掛けるあまりか、手首の帰りが異常に速く、ちょうどボールが身体を通過するところでバットが波を打っていて、わざとボールをよけるようなスイングをしている。こういうことをアドバイスできるコーチはいないのだろうか。

ロサリオに至っては、中途半端に使うよりは休ませて徹底的にケアする方がいい。

 

さらに野手の層が薄く、大ベテランがそろそろ疲れの出てくる頃、そして1年通じて、いや2ヶ月通じてレギュラーを張ったことのない若手も疲れが出てくる頃で、一斉にバットが鈍くなっている。中堅がゴッソリいない状況では、疲れた野手を休ませても替わりに出す人がいない。こうなった背景には以前の球団の育成方針、スカウトの失敗、タニマチ気質が強くてちょっと出てきた若手を勘違いさせてしまう風土、人事や現場に口を出したがる腐ったOB会、阪神にヨイショすれば食べていけるような環境にぶら下がっている質の低い解説者などが複合的に絡んでいるので、根は深い・・・と、あまりよく知らない球団のことなのに、なんで私はこんなに詳しいのだろうか。ちなみに翌日は逆転満塁ホームランで派手に阪神が勝ったらしいが、日曜はシッカリと我が西武に凱歌。

 

なお西武ドームでも、お2人ほど声を掛けて頂いた。両方ともに阪神ファン。阪神ファンで競馬好き、最もストレスが溜まるパターンですね・・・・。でも私は西武ファンなのに、なぜ1塁側の席を取ったのだろう(西武ドームはホームは3塁側)。

 

防御率悪くても12球団1の打線の西武がパリーグ首位、12球団ナンバーワンの投手陣を擁し、防御率1位(当時)でも打線が12球団最低で5割を切っている阪神。やはり野球は打撃が大事。

 

621日の木曜、19時開演で、渋谷のロフト9・SHIBUYAにて、競馬ラボ主催・ナマうまトークサミットvol9を開催します。

1部は宝塚記念展望、第2部は第3回戸崎圭太トークショー。戸崎騎手自ら、皐月賞、ダービーを始めとする上半期の手綱を振り返ります。ダービーの直線のリアルな思いが聞けるのが今から楽しみ。

1部ゲストは谷中公一・元JRA騎手他。チケットはeプラスで発売中です。

 http://eplus.jp/sys/T1U14P0010175P0108P002262377P006001P0030001?_ga=2.197588399.1636623200.1527307632-1908290731.1527307632

 

からチェックしてみてください。なお追加ゲストその他のお知らせは、競馬ラボHPをご覧ください。

 

★ライターの野中香良さんが、KKベストセラーズの競馬新書から「騎手エージェントの内幕を知ればこんなに馬券が獲れる!」を出版しました。

確かに馬券にも役立つのですが、一時は完全にタブーとなっていた騎手エージェントがいかに日本の競馬を動かしているのか、現実を知る上でとても重要なことが詰まっている一冊。必読です。

アマゾンからご購入の場合は

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2018年5月31日 (木)

5月27日・日曜の競馬

モズアスコットは、最後の「理不尽な賞金半減制度」の犠牲馬となりそう。降級制度自体は個人的に残すべきだったと思う。しかしその一方、4歳馬でも賞金が3200万以上ある、降級対象にならない馬まで乱暴に半減されてきたルールは、絶対におかしいということを長年唱え続けてきたのだが、最後の年に、このような分かりやすい形でドタバタが出た。

それにしても、藤澤勢はサトノアレスを残して他の3頭を当週に引き上げるとは・・・。

 

さて27日の、ダービー以外のことを。

 

★当日は前日とうってかわって、さすがにダービーデー、人出はここ数年では一番の実感。何を買うにも行列、男子トイレにも時間帯によっては列。1Rから直線で普通の重賞並みの歓声が挙がる。

 

東京は土曜が荒れまくったから、日曜は堅いこと堅いこと。これはダービーは荒れるよねなどと同行者と囁き合っていたら、3連単がドッカン。あとの2鞍も荒れた。これはダービーの売り上げが上がるという意味では(資金作りができる)、望ましい展開だっただろう。

 

目黒記念は、ダービーがスローだから反動で上がると思ったら、こちらもスローで前残り。しかしあれだけ、自分の本やメルマガで「昇級馬やオープン特別を勝ってきた馬が勝ち切るレース」と書きながら、ウインテンダネスは馬鹿みたいなタイムで走った前走の反動が怖くて△しか打てず・・・。トニービンがカギとも書きながら、トニービン直系のワンツーのレースをとれずに、ハーツクライのチェスナットコート(複軸なら天皇賞負け組の安定度、とも書いたから仕方なし)を選んで◎としてしまった・・・。鞍上いわく、天皇賞で頑張った反動に加え、高速馬場で前が止まらなかったとのこと。

 

★苦言を2つ。土曜でもそうだが、何のレースでものべつまくなしに、レース前からずっと聞き取り不能な、ただ大声を出しているだけの連中がこの週はうるさかった。また相変わらずダービーファンファーレでのブレイクにオイオイの掛け声を入れる下品な奴らも絶えない。

 

そして発走前の、ターフビジョンに映すカウントダウン映像も、主催者側が無駄な煽りを誘っているようなものだ。あれを見たら、アホは一緒に大声でカウントダウンを始めてしまう。スタート前に「お静かに」とか札を出すくらいならあの映像も止めたらどうか。

 

★ダービーが終わると改めて、自分はダービー予想に全力を尽くしたか、どこの段階で間違えを犯して外したかなどの自問自答をするのだが、いつもの年、いつもの週以上にこれがずっと続いている。というのも今年は手順の間違いはあまりなかったのに惨敗だったから。ただただ、エポカドーロを見誤った。△で十分と思い込んだことがすべて。なぜ見誤ったかがポイントだ。

 

★ダービーのVTRも数回見返したけれど、時計云々は別に、内容としては実に面白い、良いダービーだった。あと、ゴール前からゴール後の動きには錯覚を招きやすい部分もある。レース直後はゴール前でダノンプレミアムが、前が空いてゴール後に突き抜けてきたように見えたのだけど、よく見るとあれはだまし絵みたいなものだと気づいた。やはりダノンはこの後無事に夏を越して、天皇賞を目指すのがいいのでは。

 

621日の木曜、19時開演で、渋谷のロフト9・SHIBUYAにて、競馬ラボ主催・ナマうまトークサミットvol9を開催します。

1部は宝塚記念展望、第2部は第3回戸崎圭太トークショー。戸崎騎手自ら、皐月賞、ダービーを始めとする上半期の手綱を振り返ります。ダービーの直線のリアルな思いが聞けるのが今から楽しみ。

1部ゲストは谷中公一・元JRA騎手他。チケットはeプラスで発売中です。

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からチェックしてみてください。なお追加ゲストその他のお知らせは、競馬ラボHPをご覧ください。

 

★ライターの野中香良さんが、KKベストセラーズの競馬新書から「騎手エージェントの内幕を知ればこんなに馬券が獲れる!」を出版しました。

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2018年5月29日 (火)

5月26日・土曜の競馬

 

★さてダービーイヴの土曜。東京競馬場はかなり空いていて、少し驚いた。日曜に向けて脚をタメているのかもしれない。ちなみに入場は前年比75%に留まった。

 

いやあ、それにしても東京競馬場の甘いもの不足は切実。女子専用のカフェを除くと、本当に何もない。コンビニか、ドーナツか、チュロスかの選択になってしまう。麺類店多すぎ。本当にどこか出店してくれないだろうか。

 

タックボーイが出走。時節柄、タックルボーイに見えて仕方ない。そして内田騎手が騎乗じゃなくてよかった。

 

★それにしても東京の芝は速すぎる。某TM氏から前に聞いたことだが、エアレーションをするようになってから、連続開催の場合は後半日程の芝コースの硬化が、以前

より進んでいる気がするという、騎手の意見もあるようだ。実際どうかは外部から見ているだけでは分からないが。

 

★ラジオ日本の担当は10Rから。葉山特別はアーチキングに自信の本命だったが、出遅れてスロー、終始外でロスを受け続けた上に前が止まらない。実にもったいない競馬。とにかくCコースに替わったことが拍車をかけて、後ろから外を回してしまうと全く届かない。

欅Sでは、◎レッドゲルニカが好位にいながら、直線だけでズルズル下がっていく。同じ位置にいた馬は粘っているので、いったい何があったのか?

12Rも◎ジュンスターホースが出遅れ、鮮やかに直線伸びてきたが届かずの3着。3連複では足らない。馬連が痛かった。

 

京都の葵Sも◎アサクサゲンキが結構な出遅れで勝負にならず。ただ勝ち馬も2着馬にも全く手が出ないので、諦めのつく空振り。気が付けばジワジワ負ける一番いやなパターンで、しかも出遅れだらけ。苛められているような気分。

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2018年5月28日 (月)

2018ダービー回顧

 今年もダービー終了。先週の週末のもろもろに先んじてダービーのことを。

 平成ラストのダービーは、確かにワグネリアンも強かったのだけど、自分にとってはやはり福永祐一が勝ったダービーとして記憶される。キングヘイローで1番人気2番人気(ずっと1番人気だったと思っていました・失礼)に支持された時に、顔面蒼白で嘔吐していたという話は知られているが、その後18回挑んで届かなかった頂に、19回目にして到達したわけで、そこはもう掛け値なしに祝福、シンプルな感動。ましてや福永洋一さんの現役時を見ている人間にとっては感慨もひとしおだ。不慮の事故でダービージョッキーの栄誉を手にすることなくリタイアしてしまった洋一さん(今でも惜しかったと思うのは昭和533着のカンパーリ)は、どのような思いで息子の勝利を見守ったか、それを想像するだけで胸にこみあげるものがある。

 ダービーが特別なレースであることを、改めて知らしめたわけで、このような思いに浸らせてくれたダービーは久しぶりだ。

 

 勝てた最大の要因は、掛かることを恐れずに位置を取りに行ったこと。私は本来はそう乗った方がいいとは思ったが、この枠ではそれも難しいから、下げて直線だけ外へ出しての後方一気が一番近道だと思っていた。しかし勇気をもって踏み込んでいったことが、勝因の9割くらいは占めているのは間違いない。奇襲ではなく、勝つための手順をきっちり踏んで攻めたという意味で、実に見応えがある手綱だった。

 加えて、私は前日にも発言したのだけど、ダノンの1枠はきつく、ワグネリアンの外枠はプラスに出るかもしれないという考えを持っていた。下げやすいからという安直な理由が一番だったけど、下げるにせよ出すにせよ、馬を動かしやすかったのは間違いないし、前に行きたい馬が比較的同じ外枠に揃っていたことも、ペースが上がりすぎないという事態を呼び込んだはずだ。

 そうなれば、皐月賞で最も泣かされた要素が多かったワグネリアンにとって、今回は馬場や形状のファクターがすべて好転しているのだから、あとは本当に騎手の手綱だけに掛かっていたと思う。そこをクリアしたのは本当に見事。まあもう数年早くこんな攻めを見せてくれたら、もっと大きい所を取れていた可能性は大きいのだが(笑)。

 

 個人的には、「勝つ馬が見えないダービー」として、前夜の番組で馬連6頭ボックスという汚い馬券をさらし、その中には当然「勝つ可能性も低くない」としたワグネリアンも入っていたのだけど、エポカドーロは馬連の対象ではなかった・・・。そう、福永騎手に負けず劣らず、戸崎騎手の逃げにも唸らされた。高速馬場を考えるとスローに落とし、直線でもペースと後続の両方に蓋をして粘りに粘った。実際今年のダービーは、シビアな見方をすると、数字面では超高速馬場を踏まえるとレベルはさほど高くない。スローのわりに上がりも上がらなかったが(後半5Fは速かったがラスト1Fは少し止まりすぎ)、これは逃げたエポカドーロが勝つための方策を、戸崎騎手が最大限に取れたからだと思う。装鞍所から荒れだして、地下馬道へ出るのがかなり遅れ、道中は落鉄もしたそうだが、こうしたメンタルを宥めながらの騎乗でもあったわけだ。これも素晴らしい手綱だった。

ちなみに私の老父はエポカドーロの単勝で勝負したので、ショックでお迎えが早まるかもしれない(苦笑)。

 

 ダノンプレミアムは直線でエポカドーロに進路を塞がれ、切り替えたところを外から3着馬に寄られていた。ブラストワンピースも直線で切り返しを2回くらいしている。ただ、どちらもスムーズに運べていたとしても勝ちまではなかったと思うが。

 一応本命を打ったキタノコマンドールはスタート後の位置取りで終わっている。懸念していたように晩成だろう。良くなるのは秋以降。

 

 自分の反省点としては、高速芝はやはり「母方ダート血統が大事」ということを思い知らされたこと。というか、これまでもさんざん「高速芝はダート」とは自分でも書いてきたのだけど、マイル以下でしか考えてこなかった。

 あと、ここ23週のような高速馬場では、ハーツクライでは厳しい。

 

 それから、ダービーをCコースで行なうのは、ダービーを昔からずっと同じコースで行なうためだから当然としても、ダービー週にCコースに替えるのはやはり止めていただきたいものだ。1週、2週前からCコースにすべきなんだけどねえ・・・。

 

 

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2018年5月25日 (金)

イベント終了

24日のイベントにご来場の皆様には心より御礼申し上げます。
ゲスト都合で開始が10分遅れたことと、進行の時間読みが甘くて終了が22時近くになってしまったことはお詫びいたします。特に進行については次回の反省材料とします。
今回の模様は、ダービー篇がYouTubeの競馬ラボチャンネルで公開中。安田記念篇は来週公開です。
また次回は6月21日木曜、渋谷のロフト9シブヤで開催します。
前半が宝塚記念展望で、ゲストは谷中公一さん、佐藤ワタル氏。
後半は戸崎圭太トークショーで、上半期の回顧をメインに。競馬ラボの小野田記者も前後半で参加します。
チケット等詳しくは競馬ラボのサイトでご確認ください。

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2018年5月24日 (木)

本日イベント&故障報

スマハマは青竜Sで骨折、全治半年の模様。これは話が古いですが。
 
リリーノーブルは剥離骨折、全治3ヶ月の模様。こちらは秋には間に合うのか?
そして目黒記念出走予定だったコルコバードは蹄を痛めて回避とのこと。
(※追伸・オブセッションが病死。ノド鳴りの手術のあとの経過がうまくいかずの大腸炎発症ということらしい。一時はダービー候補と言われた馬がダービー週に他界するという、この冷酷というか冷淡な現実・・・)
 
今日木曜の夜7時半から、渋谷シダックスカルチャーホールでダービー予想イベント開催です。会場はファイヤー通りを5分ほど歩いたところだそうです。
 
当日券は出ると思うので、予定が消えて急に時間が空いたという方はぜひ!
※骨董通りとかキラー通りとかファイヤー通りとか、今の時代でも通用するのかな?

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2018年5月23日 (水)

5月20日・日曜の競馬

オジュウチョウサンが、福島の平地競走に武豊騎手で出走するということだ。77日、2600m戦の500万下開成山特別。そこでの結果次第で、しばらく平地を使っていく可能性が出ていて、これらはオーナーの希望とのこと。賛成とか反対とかではなくニュースとして。

障害戦へ向けての調整で平地を使う例は多かったが、平地自体を目的として戻すのは珍しい。確かに障害戦ではJGⅠ以外に使えるレースも見当たらないし。

 

 ボウマン騎手の病状のその後は報じられていないが、慢性硬膜下血腫の「疑い」が果たしてどうなったのか。血腫の診断が確定したら、程度にもよるが騎乗は難しいだろう。調べたところ、経過観察で収まることもあるが、強い痛みを訴えるくらいになると手術が必要なケースが多いそうだ。原因としては数か月以内の頭部強打が最も多いとのことで、ならば3月の豪州での落馬事故か?無事に騎乗できるのが何よりだが・・・。

 

 さて20日の日曜。初夏というより、湿度が低くて午前中は秋を思わせるくらい。競馬場からは、この時期にしては珍しく富士山が見えた。冬場の凛とした白い富士ではないけれど、不規則な形状で白い冠が残り、裾へ向かって急に青黒い感じの肌を見せつつ、そこに雲が絡んでいるさまはなんとも絵画的。素晴らしい眺望。

 

 内馬場のメガグルメフェスタは、この週は丼フェス。海鮮かき揚げ丼で満足。今週からはグルメキングダムだそうだが、HPをチェックすると肉ものばかりのようなのがキツイ・・・。若い人向け。

 

 この日は京都6RにPOG指名馬イシュトヴァーンが出走。初勝利のダートから芝に替わったので凡走覚悟で見ていたら、直線ズブいながらも伸びかけたところで勝ち馬から大きな不利を受けて3着。これがなければ2着は確実だったが、今の裁決規定ではあくまで加害馬との関係なので仕方ない。それにしてもこの間のオールフォーラヴといい、これも私の呪い?

 

 そのオールフォーラヴが出走したオークスは、能力的に万に1つの期待も持てないので、とにかくアーモンドアイの強さを堪能するためのレースとして観戦。素晴らしいオークスだった。アーモンドアイは珍しくスタートが決まりポジションが前になったことで、少し掛かっていたが、無理に喧嘩せず位置を取ってから折り合いをつけるソツの無さ。あとは独演会。あの位置からでも高速で上がれるとはわかっていたが、現実となると本当に圧巻であった。

桜花賞の前にテレビで、「桜花賞で本命を打たないのは、むしろマイルの方が取りこぼしがあり得るから」と発言した手前、とりあえずは勝ってくれればと願っていたが、勝ち方は想像以上だった。秋はジャパンCを目指してほしいし、それを願う。

 

 桜花賞におけるラッキーライラックと同じことが、今回のリリーノーブルに言える。普通の年なら立派なオークス馬だった。生まれ年の不運。むしろ今回、ラッキーを逆転したことを褒めたい。

 今回のオークスの馬券で、最も気を入れて買ったのがアーモンドアイとレッドサクヤのワイド。それを思えば4着は残念ではあるが、レッドサクヤもよく走ってくれた。

サトノワルキューレは、やはり短い期間での再輸送はきついし、そもそもフローラSをよく見れば、派手さほどの評価ができない内容だったことはすぐに分かる。まだ格足らず。夏を無事越して、秋以降の充実に期待したい。

 

 

 

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2018年5月22日 (火)

5月19日・土曜の競馬

 18日の金曜は東京女子医大病院の検診。ここで今年初の冷やし中華を食する。検査の数値はキープ。

 

 19日の土曜。前週に比べると風も穏やか、日差しはきつめだが湿度はそうでもない。到着してこの日はピザとジントニック。

 馬券的に面白いレースが10R以降に集中していたので控えめ。道悪となった新潟メインが楽しみだったが、内回りでも芝は外差しになるという予測が外れてむしろ外は伸びず。エクラミレネールかワンダフルラッシュが来ないと何も当たらない買い方なのでお手上げ。

 

 東京11RのメイSは◎〇△、堅いけれども推奨はこっちにすべきだったか。サトノアーサーをあまり評価していなかったので、これで3連単79倍ならむしろオイシかったのかも。判断ミスとオッズ予測の漏れ。東京最終は◎が勝ったが、2着馬が抜けた。

 

 京都の平安Sは、グレイトパールもテイエムジンソクも消えた。テイエムはこういうこともあるかと思ったが、グレイトパールが馬券圏を外すとは思えなかった。前走の反動なのだろう。

 勝ったサンライズソアは、前走ブリリアントS大敗は府中でのくらやみ祭りで前夜上がった花火の音に馬が怯えてしまったもので、河内先生がレース後のコメントで泣いていた。今回はホームで馬が落ち着いていたのだろう。実は見栄晴氏が、「昔からくらやみ祭りの週の関西馬は、花火と祭り太鼓の音でダメになることがある」とその前日に言っていたのだが、お祭り週に東京に来る関西馬はメンタルの強い馬を選ぶのが得策ということか。あとは花火が打ちあがる日の確認も必要か(笑)。まあどれだけ影響があるかは分からないし、自分は気にしたことはないけれど。そもそもあの大祭にだけはクレームが入れられないしねえ。

 

 この日の京都の特別戦はオーストラリアデー。シドニー、メルボルンと来て、最後がオーストラリアと国名になる並びが面白い。前はムーニーバレーがあった気がしたけれど。しかも国名を冠したオーストラリアがシドニーよりクラスが下というのも気になるところ(もちろん批判しているわけではない)。

 

 レース名でもう1つ不思議なこと。「日本ダービー」とはいうけれど(というかこれは副題というか通称のようなものだが)、「日本オークス」という表記は一切見たことがない。本当はオークスもそう書くべきはずなのだけど(これも批判ではない)。

 

 テイエムオペラオーの訃報。競馬予想TVを99年から見ている方や、場内FMがあったころのリスナーの方なら、当時の私のオペラオーフリークぶりはご存知だと思う。強さがどうこうより、まず何よりその美しさ。トウショウボーイ、サクラユタカオーと並んで3本の指に入るグッドルッキングホースだ。

 ダービーでとんでもないレースをしながら3着に入ったことで本当に強さを実感し、評価すべきラップがどういうパターンなのか、その見方も勉強させてもらった。3歳時の有馬記念はスペグラ決戦の影に隠れたけれど、これまた凄い走りをしていた実質の勝ち馬。あの有馬記念のあとに場内FMで「来年はこの馬無敗ですよ」と宣言し、その通りになったのは自分のレースの見方や馬の評価に自信を持たせてくれた。まるで恩人のような馬であった。最も印象に残るレースは、やはり嫌がらせのような包囲網を突き破ってきた4歳の有馬記念。

 生前の野平祐二さんに、オペラオーが皐月賞を勝った直後にお話を伺う機会があって、

「ルドルフの域に達する馬がやっと出てきたかもしれないね」とおっしゃっていたのが忘れられない。

 

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2018年5月18日 (金)

秀樹逝去、反則タックル、ギャンブル依存

 昔、冬休みや正月が待ち遠しかった子供の頃は、ジュリー、百恵、秀樹、ひろみに五郎・・・と歌番組でそろい踏みするようになるといよいよ年末が近づいたことを感じていた。西城秀樹は、デビューしたのが私が小学校3年生の頃だったが、男の子人気も高かった。ひろみや五郎の男児ファンは記憶にない。

昭和40年代後半から50年代を象徴するスターが、また一人いなくなってしまった。

 

20数年前、ヒデキとみうらじゅんさんとの対談を読んだら、「ヴォーカルスタイルはレッドツェッペリンの影響が大きい」ということを話していて、そうかあの絶唱スタイルはロバートプラントだったのかと膝を打ったものだった。てっきり、真木ひでと的なGSの追従を、プロダクションがさせていたのかと思っていた。

 YМCAばかりが流れるので、個人的に秀樹3大楽曲を挙げておく。勝手に探して見てください。1に「激しい恋」。♪やめろと言われても の後の、独特のダンスが学校で流行ったものだ。イントロが神。当時全盛のブラスロックのテイストが強く、とにかくカッコイイ。2に「ブルースカイブルー」。今聞き直すと、アイドルが不倫を歌った革命的な歌だったと気づくが、何よりメロディーが良い。そして「愛の園」。スティーヴィ―ワンダーの曲のカヴァー。有名になりかけた頃の坂本龍一がアレンジを手掛けて、なんだか霊歌のような仕上がりになっている異色の曲。

 こうしてみると、歌謡曲のスターでありながら、ロックフリークとしていかに折り合いをつけていたかということがよく分かる。追悼記事には、レコード会社と数えきれないくらい曲の内容で激突していたとあった。ロックシンガー的視点で専門誌がきちんと追悼特集すべきなのかも。

 誤解を招く書き方だが、寺内貫太郎一家を見ていたころに、小林亜星や悠木千帆(樹木希林の当時の名前ね)より先に西城秀樹が逝くことになるとは万に1つも思わなかった。

 

◆大学アメフトの暴走タックル事件。自分が被害者の親なら、相手の監督の指示がハッキリしたら即告訴するだろうな。報道では、大学上層部のドロドロしたものが監督を守ろうとしている背景にあるようなことも伝わっている。日大アメフト部の学生は、大人の圧力があるのなら、そんなものに負けずに反逆してほしい。ケガ人の犠牲はあったが、膿を出す機会かもしれない。

 

◆先日見た夢は、なぜか役者か何かになっていて、芝居のセリフを覚えていないまま演技当日を迎えてしまって焦りまくっているというもの。これまでは何度も、2時間生放送の選曲をしていなくて、本番5分前にレコード質へ飛び込んで焦っているという夢を見てきたが、これは初のパターン。何かを忘れて焦っている点が共通。絶対に心理に何かあるな。

 

◆前回紹介したNHKの競馬特集に対しての、ギャンブル依存症対策に携わる弁護士からの非難に対する反論が、競馬サークルやファンの間でかなり盛り上がっているようだ。昨日教えてもらって、件の女性弁護士のツイートやブログを見てみたのだけど、昔からよくあるステレオタイプのクレームで、別に今はじまったことではないという印象。立場的にあの内容に食いついてくるのは、仕事として当然という気もする。しかもギャンブル廃止を提唱しているのではなく、子供にギャンブルに踏み込む契機を与えるようなことを、公共放送がやったことへの批判であり、受け取る側もそこをはき違えてはいけないと思う。だから何とも思わないというのが正直なところ。ただクレームの質や種類としては、例えば死刑廃止論とか、ちびくろサンボは黒人差別だから教科書から追放すべきとか、その手のものと同じように思えるが(死刑廃止論もちびくろサンボもギャンブル狂いと違って実害は生み出さないけれど、クレームの方向性という意味で、ね)。

 

それよりなにより、この程度の話題で盛り上がれるなんて、日本は平和だなあということだが、そんなこと書くとふざけているみたいに思われるか?

 

それにしても、自分も確かに競馬をやっていなければよかったと思うこともたまにあるけれど(ギャンブルとしてもあるし、時間や他にも意義のある週末を過ごせたのにという意味もあるし)、結局、生まれ変わることがあるとしたら、やはり競馬をやるんだろうなあ、きっとまた子供のころから。ノーホース、ノーライフではないけれど、ノーホースレーシング、ノーライフではあるし。

 

ということで、馬券を買う週末が来ました。個人的にオークスはかなり控えめになると思いますが。

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