5月21日土曜
土曜は初夏のような陽気。東京競馬場は実に快適。風もそれほど強くはなかった。芝はかなり短い。
この週から、レース発走前のジングルが復活。また三面使える巨大ターフビジョンが、これまでの一面から二面稼働になった。このあたりの慎重すぎる漸進ぶりは今イチ意味が分からないが、とにかく気を遣っているということはよく分かる。
ラジオの楽屋では、夏の中山開催がひとしきり話題に。開催決定までが長引いたのは、やはり節電対策だったよう。中山は基本的に寒い時期の開催が多いために、建物の構造や配置に暑さ対策を講じておらず、9月の残暑開催はとにかく冷房かけまくって凌いできたそうだ。しかし今年は、これまでと同じような冷房の使い方ができないので、そのあたりの対策が悩み所だったようだ。もしかしたら、一部エリアを閉鎖することで冷房使用と券売機分の電気を節約する対策が採られるかもしれないとのことだが、それも仕方ないだろう。
夏の新潟も、観客が少なめなのだから、思い切ってアイビススタンドを閉鎖してニルススタンドだけの使用にすれば、かなりの節電になると思うが。もっともアイビスに出店しているお店のことを考えると、そこまでの思い切った対策はとりにくいだろうが。
最終終了後はフジテレビへ。競馬予想TV。オークスはホエールキャプチャ、狙い目は京都最終のミヤジシェンロン。
帰宅後はひたすら予想原稿。つけていたテレビから原発問題。しかし事故当初さんざんテレビに出てきていた大学教授たちは、いったい今頃どんな思いでいるだろうか。自分たちが杞憂として否定してきた事態の大半が、今や現実化しているというこの有り様に。
それと共に、今後の希望は、やはり学者の良心に懸かっていくということになるのだろう。
と同時にマスコミのそれも大きいはず。民放の場合は、スポンサーの呪縛をどれだけ切れるかどうか。もっとも、スポンサーが不可欠ならば、民放には真の意味での報道自体があり得ないことになる。
ガイガーカウンターが売れまくり、在庫切れで今や2カ月待ちもザラとのこと。こりゃ子供たちの、今年の夏休みの宿題は放射線量観測日記でキマリですね。笑えないですよホントに。
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