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2011年5月28日 (土)

ダービー前日のこと

只今28日夜8時。

土曜の東京は意外と雨の降り方が弱かった。足元から泥は上がらず、Cコース初日であることを差し引いても、芝の根の堅さを思い知らされる。

お昼過ぎの1400mの時計は良馬場並み、9R前の雨で一気に悪化したかと思ったのだが、目黒記念の時計は、ホクトスルタンが勝った良馬場時の、そこそこ締まったラップの勝ち時計よりも06遅いだけ。良馬場超スローの去年よりは大幅に速まった。

明日、どれくらい降るかに予想の全てが掛かる。事前予想にとっては実に悩ましい天候。京都のように問答無用の道悪と割り切れればどれだけ楽か。おまけに内目の芝にシートでも被せてくるようなことがもしあったら・・・?(しないとは思うが)

土曜から大型ターフビジョンは全面復活。このソロリソロリとした戻し具合は、絶妙というか慎重すぎというか・・・・。

土曜で最も印象に残ったのは、残念な方の出来事だった。京都5R、マールートに騎乗した和田。どうやら何のお咎めも出ていない。しかしあれは、例の小倉の黛に匹敵する「油断騎乗」に私には見えた。

和田にしては珍しく、早々に腰を上げてしまい、追い込んできた哲三にハナ差交わされて3着に落ちてしまっている。特に馬がヨレたようには見えず、前の馬もまっすぐ走っている(ように見える)。処分云々はともかく、少なくとも事情聴取くらいはすべきではないだろうか(しているかもしれないが)。

和田は諦めずに追うタイプの騎手だし、個人的にも好きなジョッキーだ。それだけに、何かあったのだと思いたいが・・・・。1番人気の馬だけに責任はより重くなるし、見ていた人も「何だアレ」と不満の声を挙げていた。

デットーリは今日から乗れる規定だったが、土曜は騎乗なし。日曜はダービーともうひと鞍以外は、小島太厩舎の馬ばかり・・・・小島師には悪いが、ちょっともったいないような気もする。いろいろな所のいろいろなタイプの馬に乗ってほしい。他にも言いたいことはあるがやめておく。

シェイクモハメド殿下の来日も決定、警備が大変らしい。

繰り返しになるが、明日のダービーは好天は見込めない。直近の悪天候のダービー、ロジユニヴァースが勝った年の出来事として、1つ憤りを感じたのが、空撮のヘリがスタート地点上空をバタバタ飛び回っていたこと。雨雲が低く垂れこめていたのでヘリの音が上空に抜けず、地上に反響してきて、会話にも難儀するほど。それはいいのだが、輪乗りしていた馬が音に驚いてかなりイラついたのだ。中には尻っぱねや、耳を絞って恐怖心をあからさまにしている馬もいて、競走に影響がなかったとは言い切れないはず。当時は最強の法則誌上などで批判しておいたが、明日はどうなるか。同様の環境になりそうなだけに、心配ではある。

追伸

ミサイル打線、ダイナマイト打線などの形容詞は知られるところだが、

阪神タイガースは前代未聞の、味方投手にダメージを与える「見殺し打線」。

おそらく最下位になるだろうが、その方が首脳陣入れ替えができて

来年以降はマシになりそう。

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