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2011年5月28日 (土)

いよいよ今年も

いよいよダービーウイークの開催日。府中は金曜夜半から降り始め、未明はやや強い雨だったが、午前中はどうやらそれほどは降らない感じ。金曜日中は全く降っていない。予報ほどの雨量はここまで(土曜9時半)ないですが、この後どうなるか。

入場人員や売り上げのことを思うと申し訳ないが、どうせ降るならシッカリと降って、予想しやすい馬場になってほしいと勝手に思う。その方が馬券も荒れるし・・・・・?

先週の日曜京都を見れば分かるように、主要4場の中では最も天気と馬場がリンクしているのが京都。昭和40年代は、俗に「京都の泥田圃」と言われて、少し降るともう水が浮くというのが京都の定番だった。今はそれほどではないけれど、名残はあるようだ。

それもまた問題だが、東京のように人工的に水捌けを良くしすぎるのも考えものだ。この辺はずっと書いてきたことだから繰り返さない。

後藤騎手が掛け合って、一度は中止で決定していたダービー当日昼休みの騎手紹介イベントが復活したとのこと。騎手サイドからこうした動きが出るのは実に歓迎すべきこと。しかも中止の原因が、JRA側の一部に存在する過剰な自粛推進勢力だっただけに尚更だ。

ただ、競馬の祭典とはいっても、ダービーデーだからそこはある程度の厳粛さは残してほしい。以前K1のナレーターを使って全体を軽薄にしてしまった年にも書いたけれど、全てのホースマンにとって特別な日であるということはシッカリと打ちだしてほしい。ただのお祭り騒ぎにすることのないように。

盛り上がりが例年に比べ今1つの気もするが、東京競馬場には今年も泊まり込みの列ができていた。こうしたファンがいてくれる限り、まだ競馬には魅力があることを確信する。

ダイヤモンドオンラインの世論調査に競馬ネタあり。「競馬に現在興味あり」が64.2%、「前にあったが今はなし」が23.3%、「一度も興味を持ったことがない」11.5%、分からない1%(流動的なので28日時点の数字)。意外と興味ありが多かったのでひと安心だが、項目がこれだけなので、マーケティングとしての参考にはあまりならない。特に「前にあったが今は無し」のところでもっと細かい設定を見てみたかった。もちろんJRAは既にこうしたアンケートを採っていて、外に出さないまでも細かい分析をしているのだろうが。

関東が梅雨入り。長期予報では例年並みの暑さにはなるとのことだが、梅雨入りが早かった年はそれほど暑くならない記憶がある。暑い方が儲かる業界もあるけれど、今年は節電が大命題の年だけに、ほどほどで済んでほしいもの。

先週書き忘れたが、中山では夏開催中に停電した時のシミュレーションとして、自家発電システムの作動と、電源切り替え時に想定されるトラブルを、放送マスコミと共同で行ったとのこと。突然の停電が起きた場合、ラジオではどうしても15分程度の空白ができてしまうようだ。使用量オーバーという事態にはならないように祈るのみ。ただ、これまでが使いすぎだったことも確かなので、暮らしを見つめ直す機会でもあるのだけど。

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