6月18 日土曜
去年の今頃、関東は梅雨寒で、福島に着いたら34度の暑さに見舞われ、わずか2時間近くの間に気温が10度も上がっていて参った・・・と書いたような気がする。今年は全国的に暑さが訪れているが、しかし府中に限って言えば凌げないような暑苦しさは感じない。時折通る風は涼しいし、夜だって睡眠を妨げられるには至っていない。何とかまだエアコンを使わずに過ごせている。
今年は扇風機の需要が高まる夏だが、私が子供のころは、扇風機が原因の事故が毎週のようにニュースで取り上げられていた記憶がある。体に風を当てたまま寝込んで、心臓マヒを起こして子供や老人が亡くなるという類の事故だった。せっかくの節電意識が仇にならないことを祈る。就寝時の扇風機は上向きにしてタイマーをかけて、かつヘッドを回転させて使うと事故は防げる。
先日、昭和30年代に比べて、現代人の汗腺の機能が2割近く減衰しているという恐ろしい記事を見かけた。乳幼児と老人はそれでなくても機能が不完全なので、特に気を付ける必要がある。エアコンを使う必要がある人たちもいるわけで、使わなくても凌げる体力のある層が頑張らないといけない。
本題である先週の競馬。土曜は震災からちょうど100日目に中山開催が復活。いきなり断ち切られて、なんだか宙ぶらりんな気持ちで終わってしまった春開催だっただけに、気持ちの中ではあれから105日も経ってしまったとは思えない。本八幡の駅に前回降り立ったのは、つい先日のような気がする。
クリスタルスタンドは全面閉鎖で節電に努める開催。JRAにしては思い切った策。多少の不便は仕方ないところ。この日は意外と涼しく、割と快適に競馬を楽しめたと思う。
ただ個人的に快適でなかった?のは、どこへ行っても予想TVのWIN5における1億円潰しの戦犯として(笑)、「いやあ、大変でしたねえ・・・」と労われた?からかわれた?こと。いや、私よりも某氏の方がよほど大変だったと思うのですが・・・・。
被害妄想が嵩じて、すれ違うお客さんも、どうもいつもよりこちらをチラ見してくるように思えてならない。
面白かったのは指定席エリアで見た、60代くらいの身なりのキチンとした老婦人。モニターを見上げて、武豊に向けてレース中ずっと罵声を浴びせている。なんで好スタートなのに下げるんだ、もっとちゃんと追え!などと罵り続けて、最後に「金返せ!」(笑)。昭和40年代~50年代の競馬場の殺伐さ加減を思い出してしまった。
中山の芝は、見た感じではあるがどうも外目の方がやや短く刈ってあるようで、思惑と反対に外からの差しがよく届いた。ペースが上がりがちの1200mほど届いたように思う。日曜は完全に修正が必要になった。
この日は競馬予想TVが無かったので、直接帰宅して仕事、いつもより少し早く眠ることができた。
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