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2011年6月 8日 (水)

6月4日土曜

某ハムメーカー子会社の人材派遣会社課長が15千万円着服で逮捕。横領額の大半を競馬に使ったとか。先日の事件といい、上客(?)が続々消えたことになる(不謹慎)。

4日。土曜としては、いつ以来か思い出せないくらい久々に好天の東京競馬場。風も陽射しも気持ちが良い。その割には客入りが寂しい気がしていたが、月曜の競馬ブックによると前年入場人員比は100%を超えていた。

場内の節電体制が相変わらず維持されているのは好ましいが、とにかく何度でも書くけれどあのジェットタオルを何とかしろや。オッサンになるとクドくなるもんで。

芝は良馬場になったことで、やはり内から4頭目辺りまでを通らないと勝ち負けにならないイン有利のコンディションになっていた。時計も速い。8階の放送席から見ていると、外目を追いこんできた馬の勢いが、直線半ばで急激に鈍るのがよく分かる。しかも外目の芝は風にそよぐほど長い。あれでは外を通って来ると脚力を消耗してしまう。

毎年楽しみにしているユニコーンSは、ホノカアボーイ複軸で思い切り振りまわしたが、アイアムアクトレスが1400m並みのスピードで飛ばしてそのまま押し切ってしまった。ただアイアムは時計の掛かる深いダート、あるいは同型が存在した時にどうなるか。

グレープブランデーはもちろん、落鉄しながら怯まなかった3着ボレアス含め、上位3頭は強い。

この日の個人的なハイライトは新潟12R。マイネルレガーロが人気のイーグルを直線半ばでどう見ても競り落とす勢いなのに、並んでからソラを使うのか交わそうとしない。そうこうする内、ゴールの瞬間でクビが上がってイーグルに盛り返されてしまう。東京のレースをラジオ解説しながら、目だけはターフビジョンを追っていたので確たる結果が分からず、しゃべり終えるや早々に楽屋の長谷川仁志さんに「今の新潟、マイネル勝ってませんかね?」と尋ねたら「いや、イーグルでしょう?」やっぱりそうか・・・・・。

3連単はどっちにせよ当たったのだけど、4万チョイと115千円、金額が3倍近く違うのだから全くもって当たった気がしない。写真判定が出るまで一縷の望みを持ち続けたが、私のこういう時の常として、当然のように1着はイーグル。

自信のあった東京最終、初ダートのマイネルエルフが全く走れずに落胆。それでも、安田記念では大勝負しようと考えていたサムザップの複勝が、最低でも11倍つくのを確認して、少し気分を上げてフジテレビへ。

予想TVは阪神ファンや野球通が多い現場だけに、昨今の阪神の低迷ぶりについて堰を切ったように罵詈雑言が飛び交う。まず間違いなく目下12球団最弱。

ベテランのこれまでの功績は認めつつも、金本や下柳をもう使わないという決断をしないとこのチームは本当に沈没してしまう。また、翌日の先発だった久保がわき腹の違和感を隠しつつ投げてメッタ打ちを喰らったりしているのも、ケガを押して出るのが美徳という間違った考え方がチームに根づいてしまっているからだとも思う。

監督、コーチに戦略がないのは当初から指摘され続けているのに、なまじ去年優勝争いしてしまったから替え辛くなってしまってこの始末。おまけに練習嫌いはチームの伝統。ダメになるべくしてダメになっていることに気づくべき。新井も本来は4番打者向きではない。構えた時にバットのヘッドがあんなに投手の方へ倒れていては差し込まれや降り遅れになるのも当然だ。ライト方面へのファウルが異常に多いのもそれが理由。

・・・・などと偉そうに言っているが、まあ野球はただのファンだから好き勝手なことを言っておればいい。問題はこっちの本業である競馬予想TVの悲惨な成績だ。GⅠ回収率で上位に食い込むべく、大きめの金額を最も効率よく回収するために出した結論はサムザップの複勝。それ以外の3連単とワイドは余禄になればと買い足した。

23時半ころ帰宅。予想原稿を上げて27時前に就寝。

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