重ねて
30日に帰省先から帰ってきたのですが、イレギュラー仕事の原稿が入って余裕がなくなりました。
更新はちょっと後になるかもしれません。先週末のことは早く書いておきたいのですが。
台風接近中。進路にあたっている地方の皆さんはお気を付けください。土曜の新潟や札幌開催に影響がでないことを願います。
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30日に帰省先から帰ってきたのですが、イレギュラー仕事の原稿が入って余裕がなくなりました。
更新はちょっと後になるかもしれません。先週末のことは早く書いておきたいのですが。
台風接近中。進路にあたっている地方の皆さんはお気を付けください。土曜の新潟や札幌開催に影響がでないことを願います。
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困った時の箇条書きパターン。こういう時は理屈っぽくなるのが常なので、ゴチャゴチャした文を読みたくない方は飛ばしてください。
●なんとワシントンで大きな地震。アメリカは震度を発表しないので、日本の専門家が被害状況を見聞した範囲で推定した震度は4から、場所によっては5弱になっていたのではないか、とのこと。西海岸なら多発地帯で知られるので驚きもないが、まさかワシントンで。ちなみに体感地震は93年ぶりとのこと。
近い時系列では南太平洋でまた発生し、その後福島沖でМ6.8、そしてワシントンという流れで連続して起きている。初夏のスペインといい、かなり長い間全く観測されなかった土地に発生して被害を出しているのはかなり驚くと共に興味深い事態でもある。前にも書いたけれど、地球規模の大きな変動が具体的に表れ始めているようにも思うし、太陽で近年観測されているさまざまな異常事象が遠因になっているとも考えられる。
それから、WEBニュースで見たけれど、茨城南部から静岡にかけての広汎な地域で、方位磁針の南北が狂いだす事象が2年くらい前から始まって、その狂い方が今年に入って強まり、大震災後拍車がかかっているそうだ。琉球大学の木村教授や海洋学者の辻氏が強い警戒心を抱いているコメントを出している。
いずれにせよ、我々にできるのは備えのみ。ただ政府の防災対策は遅々として進んでいない。
●先日、あるコント作家が、ブログだったかツイッタ―だったかで「台風が来る前のワクワク感」とか書いたら、炎上させられる憂き目に遭ったそうだ。どういう前後関係と状況で発せられたものか分からないから、具体的にこの作家の発言については語れない。ただ、こんな発言程度で人を袋叩きにするという神経は、まさにコミュニケーションツール発展の裏の暗黒面が育ててしまったものであることは間違いない。
具体的に台風が接近している時、あるいは通過して被害が出ている中で発せられたものであるならば、さすがに心ない発言として非難されてもやむを得ないものだと思うが、そういう状況が無い中で一般論として発せられたものであれば、これは何ら批判されるものではない。
時折、狂気じみた正義感を振りかざして人を叩く奴らが湧いていることがあるけれど、クレームをつけるにはかなりの知性と慎重さと心遣いやある程度の人生経験が必要である。どれも持ち合わせていない人間には人を批判する資格は無い。
●なんかこんなことを書いていたらいろいろな事を芋づる式に考えてしまった。その1。昨今、「ブレない」ことがいつも正しい姿勢のように語られていることに強い違和感を覚える。ブレないことは裏を返せば臨機応変ではないわけで、ただの独善に陥る恐れが大きい。なんか今は柔軟性とか場当たり(その場その場という意味での)の即効的な対応力が必要以上に軽んじられているような気がするのは私だけか?軌道修正や方針改変、良い意味でのルーズさや例外を認めない社会というのはとても危険ではないだろうか。
●その2。議論の際に昔からよく「反論するなら代案を出せ」ということが言われるが、まあビジネス会議程度のものならともかく、もっと規模の大きなテーマを扱う場合には、そうも言ってられないのではないか。この代案を出せという物言いには、反対意見を封じて牽制する効果もあり、いささか暴力的なニオイもする。代案がないと異議も唱えられないというのはおかしな話だ。
むしろ、その代案を探すためにする議論こそが、一番効果的のような気もするのだが。
●04年に小学5年生が、校庭で道路を背に設置されていたサッカーゴールにボールを蹴り込もうとしたところ、ボールがゴールや金網を超えて道路へ飛び出してしまい、そこへ自転車で通りかかって転倒した80歳の老人が亡くなったという事件があったそうだが、この小学生に(実際には保護者に)賠償金の支払い命令を下す判決があった(もう2カ月くらい前の話。書きそびれていた)。
裁判長いわく「小学5年生ならば道路に向かってサッカーボールを蹴れば、こういう事態も起こり得るという判断ができたはず」というのが判決理由だそうで、そのような場所にゴールを設置した学校の責任は問わなかったそうだ(確認してない)。
ひとこと。こんな判決が通ってしまうとは、恐ろしい世の中になったもんだと思う。そして世の中の全ての親御さんたちは、いつこんな災難に遭うか分からないと意味で、覚悟しなくてはならないということだ。
●さて明日の金曜は、今年最後の新潟出張(最終週のラジオ日本は清水成駿さんが出演されるので)。食べ納めをしなくては。3場とも、雨の心配はなさそうな予報だ。
●阪神はベンチの3大お荷物(真弓監督、久保C、木戸C)と、壊れた信号機の山脇コーチが代わらない限り優勝はないだろう。
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先週12日に発売された「月刊競馬最強の法則」は、いつにも増して読み応え十分。特に「馬産地に未来はあるのか」(河村清明氏) 「新潟事件の裏にあるもの」(瀬戸慎一郎氏・大崎騎手追放の裏側に迫ったもの)の2つの記事は興味深く読ませてもらった。もちろん柴田大知のインタビュー(阿部珠樹氏)も。ドキュメント系を読ませてくれるという意味ではもはや唯一といってもいい雑誌になっている。ぜひご一読を。
最強と言えば、先週の土曜は新潟競馬場で「最強の法則いつも読んでます」と声をかけてくれたカップルがいた。私のような者でも、電波媒体に出ていると、このように声をかけてもらうことがあるのだが、雑誌の読者だと名乗ってくれるケースはあまりない。
「また口アングリーやって下さい」と言われたのだが、こればかりは一存ではどうにも。そう言えば冬に、小島茂之先生と対談をした時も、最強読者である先生が「あの“怒るコーナー”は最近やってないんですね」とおっしゃっていた。ああいう提言企画は、意外と好いてくれる方が多いのかもしれない。
そういえば、24日付のサンスポ競馬欄で、黒田記者が異動のために競馬の現場から離れる旨を書いておられた。氏も定期的に問題提起記事を書いてこられたが、現場からはたまに抗議を受けたこともあったものの、「もっと書いてくれ」という声が圧倒的に多かったと記している。閉鎖的な社会だけに、外野からの批判や提言には意義があるものらしい。
さて21日の日曜。土曜の乱れを引きずって(そのつもりはないのだが)、この日は1日ボロボロ。塗ったつもりで塗り落としたレースもあったし、迷って切った馬に来られたり、やめたレースで穴が当たってしまったり。土曜のイヤな予感だけが的中。
WIN5は小倉10Rがキョウワマグナム(当)、ハノハノ、チェリービスティー、リッピアピンク
新潟10Rがヤマノサファイア(当)、シゲルソウウン、アルデュール
札幌11Rがアクシオン、マイネルスターリー、ヤングアットハートでここで沈没。
小倉11Rはダイシンブラン、アンノルーチェ、サンライズマックス
新潟11Rはタカオノボル、カラフルデイズ、サトノサミットで2連勝後の3連敗、こちらもまるで惜しくない。
レパードSはボレアスのアタマ無しが前提なのでこれに勝たれたら仕方ないし、タカオノボルが来ることは、ほぼ決定事項だから、ボレアス絡みは3連系の馬券しかウマミなし。だからボレアス2,3着固定の馬券しかない。第一、どのみちタナトスには手が出ないから、ハナから3連単は無理だった。
それにしてもクロフネより先に、ディープインパクトが中央でのダート重賞勝ち産駒を出すとは誰も思わなかっただろう。クロフネは“本質的には”芝種牡馬です。
札幌記念は、格が勢いを圧倒した。それでも、本来札幌が最適と思われるトーセンに勝たれたのは納得だが、レッドディザイアの一瞬の突き抜けるかという勢いには参った。これだけ調子を崩した牝馬が、久々でいきなり走って来るとは。もっとも、次走以降の扱いはとても難しい馬だと思う。
期待したヤングアットハートは不可解な大敗。距離も前走の内容からは問題なしだし、重賞実績からここでも位負けはしないはず。負けるにしても掲示板くらいは取ってほしかったが、終始追っ付け通しで、馬から全く競走の意志が感じられなかった。こういうことがあるから調教師の絶好調宣言ほどアテにならないものはない(苦笑)。
新潟芝では日曜は外枠優勢が目立った。来週もこの傾向が加速するのか、それともさほど大きな影響でもなかったはずだが雨がそうさせていたのか、その辺が悩ましい。
帰ったらポストに電気検針表が。前年より20%消費電力が減っていた。まあ去年より涼しかったということが大きいと思うが、さほど神経質に節電してもいないのに(常識の範囲で)、これだけ減らせるものなのだ。本当に今までが無駄遣いだったと痛感。
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今、テレビで紳助の引退会見なるものをやっていた。まあ胡散臭いことこの上ない。潔く腹をくくったかのような美談めいた話を信じている人など、ほとんどいないだろう。
別に誰とどんな交際していようが関係ないが、自分を美化してお涙に持っていく手口は実にあざとい。
さてそんなことはともかく。先週の話。
新潟にはデイリースポーツを売っていない。阪神が前夜に勝った時は読めずにイライラするが、ブザマな試合をした時は余計な記事に手を出さずに済む。
それにしても中日と阪神は投手陣が良いのに、打線がドン底という点でソックリ。違うのはベンチの頭脳。
土曜は早めに新潟競馬場へ到着。札幌1Rに出走したクッカーニャの走りを見届ける。またしてもスタートでアオり、直線でも前が塞がりかけたのを見た時は一瞬クラッとしたが、中を割って突き放すという味な競馬でようやく初勝利。1200mよりも走り方は良かったし、マイラーと見て良さそう。勝ち方も悪くなかったし、POGの楽しみが繋がった。
新潟4Rの直線競馬は、サイトの特選穴馬で指名したスナンが完勝。ただ配当が思ったほどにはつかず。
ラジオ解説を担当したのは7~9R。誰でも当たる8Rと9Rを無難に当てたのみで、ヒットを飛ばすには至らず。役回り的に穴予想をすることになっているのだが、この8Rと9Rは波乱になりようもなかった。
悲劇はその後に待っていた。札幌のニセコ特別、これまた配信した本命ベストクローンから買おうと思っていたら、何と発走時刻を甘く見ていて、ラジオの楽屋からちょっと出るのが遅れて買い逃してしまったのだ。下へ降りるエレベータの中で締め切りベルが鳴る。そして買えなかった馬券が見事に??的中してしまう。馬連83倍、3連単807倍か・・・・普段よく目にするのに絶対に使わないであろうと誰もが思う「トホホ…」という言葉が、本当に口を衝いて出てきた。本当にトホホって言うものなんだな。
新潟メインは、ミクロコスモス消しだけが正解。チャームポットが直線狭くなったところもあって伸び切れず。3着と0秒1差なら何とかならなかったか・・・。
そしてこういうこと(ニセコ特別の顛末)があると、必ず崩れてしまうのが人間の弱さ。頭では分かっていても、気持ちの波は止められない。それでもまだ土曜はこらえていたのだ、土曜日は・・・・。
19時すぎに東京駅についたら、新潟以上に涼しい。それなのに、なんと帰りの新幹線では冷房が強めに入っていて震えた。訳わからん。
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私が日曜の競馬記事として書いているWIN5の失敗談を、毎回楽しみにしているという変人から、「8月14日分の記載忘れについて書け」とのメールがあったので、書いておきます。
小倉10R アイファーソング(当) エーシンマダムジー タガノジョーカー
新潟10R チュウワブロッサム(当)、スギノブレイド、アオゾラペダル
札幌11R アヴェンチュラ(当)、アニメイトバイオ、ブライティアパルス
(レディアルバローザはかなり危険と見ていたのさ・自慢)
小倉11R エーシンリジル エーシンヴァーゴウ スカイノダン テイエムオオタカ
(ここで沈没)
新潟11R エオリアンハープ(当) モンテエン シャイニーブラウン
ハイ、これで確か7回目?のWIN4でした・・・。もっともリジルが来ていたところで、かなり安い的中になっていたと思うから、まあ諦めは付く。トウカイミステリーも一瞬考えたけれど、アタマはないと最終的に判断したのでこれは仕方ない。おかげで100万が逃げたけれど、納得して切ったからには諦める。まあ馬券には入れていましたが。
さて8月19日の金曜日。私が東京駅につく直前に、東北で結構大きな地震が起きたとのことで、北方へ向かう新幹線はしばらく全部ストップした。東京駅の新幹線ホームや待合にはかなりの人が溢れたが、上越新幹線は34分遅れで運転が再開。無事に新潟へ到着することができた。
車中でメールをもらい、武幸四郎殴打事件を知る。今回は被害者であり、骨折まで負わされているのだから気の毒なのはいうまでもない。だが、殴られたことは別として、彼の近年の成績もろもろを考えて語弊を恐れず言えば、一抹の哀れさも感じる。
新潟は夕方以降、雨はほとんど降らなかったが、東京同様かなり涼しかった。
いつもは駅の万代口近くに宿を取るのだが、毎年1回は気分を変えて古町泊まりを設定する。先週がそうだった。
ただ古町も、昔日の面影はなく、夜の8時近くになると本当に人通りが少ないし、店も閉めてしまう。夕飯を食べるところを探すのに苦労するほどなのだ。一歩裏に入れば、呑み屋や寿司屋は開いているのだけど、ブラリと入れる感じではない。15年前に初めて訪れた時は、まさに北陸屈指の盛り場といった賑わいだったのが嘘のようだ。
そんな中で、この日は「柳都庵」という和食屋で夕飯を。のっぺ汁、焼き鳥3本、スルメの天ぷら、へぎそばなどを注文。絶品だったのは、「笹団子餅豆腐」。私の拙劣な文章では表現できない。白玉のような、餅のような、それでいて完全に豆腐で、これをみたらしのようなタレを塗って食する。製法は秘密とのこと。口の中でゆっくり溶けていく感じも実にまろやかで、今書いていても唾液が出てくるほど。丼で食べたいほどウマかった。おそらく飽きないと思う。
紫蘇ゴールデンサワーも爽やかで旨し。紫蘇サワーに、何とかというキノコの抽出エキスと黒砂糖を溶かしこんだもので、あと口ゼロ。調子に乗ってお替りしたくなったが、後のことを考えて泣く泣く我慢。来年もぜひここに足を運びたい。
競馬の実りが少ない分、何やら毎回、新潟グルメ紀行のようになっている気もするが・・・。
長くなったので土曜以降のことは次回に。
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今週日曜日のメイン、札幌記念の予想と、あと特選1レースの予想を、
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ということで先週の競馬。今週の新潟出発前に片づけておきたい。
12日金曜夕方に、新潟へ前乗り。昼は焼かれるような陽射しも、日が落ちるや涼風が吹きぬけるのが地方の夏。
競馬ラボの原稿を書いて、翌日の特別予想に目鼻をつけた段階で夕飯へ。去年から足を運ぶようになった「壱勢」(カタカナでデザーモと書いたサインがあるあの店)。サザエ壺焼、イカのわた焼き、地鶏の天ぷらにコシヒカリの握り飯、ビール・・・で収めようと思ったら、トマトサワーに目が行って追加注文。トマトサワーというとトマトジュースを酎ハイに入れただけのものを想像するけれど、これは天然のトマト果汁を大量にサワーに絞ったもので、トマトジュースのあの赤みや独特の風味とは無縁。果汁の自然な甘みが実にまろやかでオイシイ。酒に弱い自分としては少し量が過ぎたかもしれない。
ホテルに戻ってから酔い覚ましに、NHKで再放送されていた「未解決事件を追え~グリコ森永事件の検証」をたまたま見る。大学生だった頃に起きたこの事件には、そのミステリアスな展開が喚起する下衆な好奇心と、警察権力を手玉にとった、ある種の痛快さ(不謹慎・・・とかいちいち書くことこそバカらしいが)とを同時に感じたものだ。今、思い出したけれど、当時のたけしのオールナイトニッポンに、この事件をネタにした投稿をして褒められたことがある。(さりげなく自慢の種)
例のキツネ目の男として取り調べを受けた宮崎学が、その著書でも記していたけれど、今回のドキュメントでも、県警、府警同士の矮小な縄張り意識が、事件解決を阻害した最大の要因であることを指摘していた。現場で捜査に当たった警官たちと、指揮系統に居た上官たちとの温度差や意識の違いは、30年近くを経た今でも鮮明で、一枚岩になっていなかった(なれない)警察の弱さを浮き彫りにしていた。
そもそも、今回の証言で初めて知ったのだが、警察では検挙率の向上を理由として、県同士のライバル意識をアオる教育を新人時代から続けていて、それは今でも変わらないのだそうだ。それが悪い方へ作用して、捜査の硬直化を生むことがままある。この事件だけでなく、世の未解決事件にはこのことが幾分か関わっているのだろう。
犯人グループは、再三送りつけてきたメッセージで大阪府警や、最高責任者の四方本部長をアホども呼ばわりしていたが、徹底した組織力の下で効率的に動いた犯人側から見たら、硬直化した指揮系統のために次々とチャンスを逃した警察は、本当に愚かに見えたことだろう。
ただ、宮崎説では事件直後の株価の乱高下に注目し、この事件の目的が株価操作にこそあったと結論付けていたが、今回のドキュメントでは時効とその前後における捜査員の悔恨を描くことで終わっていた。事件の裏側の検証までには至らなかったところだけが、画竜点睛を欠いた感もあるが、時間的制約から難しかったのだろう。
・・・などと夢中になって見ていたら完全に酔いも醒めて、予想再開。原稿その他を挙げて深夜就寝。
土曜は1R直前に競馬場着。馬券はどうも無警戒馬に割り込まれて、馬連や3連単は不完全燃焼。ピンポイントで面白いと狙った小倉1Rのミスマルシゲの複勝、新潟4Rのダイワコルツの複勝とワイドで何とか凌ぐ。
新潟の芝は、さすがに外差しが決まり始めてきた。スローが定番の外回りでも、前がつかまるケースが目立ってきた。
驚いたのは札幌。ああもいきなり馬場の真ん中から外寄りの差しが決まるとは思わなかった。
現地にいる人たちの話のさらに又聞きになるが、札幌はこの土曜日曜こそ涼しかったものの、これまで頻繁に30度を越していたので、洋芝が例年よりヘタれ気味であること、またその気候のために芝の張替がうまくいかず、4角あたりからつぎはぎ状態になっているということで、この辺が原因と思われる。インが映像の見た目以上にボコついていたり、あるいは外目もグリップの利く馬場になっていたりするのだろう。
この日最大のショックだったのは札幌メインでのラテアートの大敗。やや出遅れたのも痛いが、それにしてもあの手応えで・・・。最内枠が却ってアダになる馬場に泣いたという面もあるのだろうが・・・。分からない。
いささかガッカリして帰宅。翌日には今度は徳島へ向けて旅立つ強行軍。
日曜朝はまとめてPATで馬券購入。飛行機に乗るまでの道すがらも、耳にはラジオのイヤホンを差していた。徳島到着後はまとめて成績のチェック。自分のサイトで配信した新潟2Rを馬連と3連複で獲れる幸運(本命ウインロバリーが勝ち切ってくれたのが大きい)に恵まれたこと、そしてクイーンSでいったんはコスモネモシンに出られながらも、アヴェンチュラが差し返してくれたことが幸いし、久しぶりの大漁。小倉8Rもうまくいった。心に曇りもなく14年ぶりに阿波踊りを観光。
16日に帰宅後はバタバタと仕事。セイウンスカイが早世。血が残らなかったが、個性派マイヨールに一層の覚醒を期待したい。
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もし断崖絶壁に、野良犬とナベツネがしがみついていて、どちらか片方しか助けられないという状況だったら(どんな設定だそれ)、一瞬の迷いもなく野良犬の方を助けるであろうほどナベツネが嫌いな私だが、そのナベツネに「まあ阪神は楽に抜けるだろう」などと言われても、「全くその通りでございます」としか言えないような惨状。早くも息切れしてしまったタイガース。とにかく新井を筆頭とする打者連中の大半には、学習能力がないようだ。
なにせ新井は口癖のように、成績が悪いと「明日は切り替えていくしかない」と繰り返して、結局切り替えることなく同じ轍を踏むのが恒例化している。失敗の度に切り替えるから、その失敗を忘れてしまうということなのだろう。前にも書いたけれど、試合中は切り替えが必要でも、試合が終わったら自分を責めて引き摺らないとダメ。
まあ、選手組合長としての重責が、シーズン直前、そしてWBC問題と降りかかっていたわけで、同情に値するものはあるんだけど。それに誰も悪い評判を聞いたことがないというほど、人間的には素晴らしい選手ということ(真弓監督も同じタイプらしい)なので、個人的には応援してるんですけどね。ただ趣味で言えば、ああいう凄みのないタイプは、プロ野球選手としてはあまり好みではない。
チーム状態に油を注いでいるのが金本恐喝騒動。これにしても、白黒関係なく、現役のうちにスポーツ選手があまり大金を動かすようなことをするもんじゃないという、その一言に尽きる。
チーム全体を見回して最も深刻なのはマートンで、草野球でもこうはならないだろうというレベルの体勢の崩れ方。
まあ二言目には「神様に感謝」「神様が助けて下さる」とか言っていたから、先々はどんなもんかな・・・という気も去年微かにはしていたが(別に信仰がどうこうではない。阪神ファンにとって、神様を口にする外人選手といえば、グリーンウェルの悲劇が脳裏に甦って来てしまうのだ・涙)。
去年あれだけ楽にヒットを打った打者が、1年でこうも変わってしまうのだから、マートンに限らず打撃の奥深さと微妙さを感じる。
本当は先週の開催日のことを書こうとしたのだが、阪神だけで結構な分量いってしまった。記事を分けます・・・。
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今日から3週続けて新潟へは前乗り。間もなく出発します。(最終週はお休み)
新潟は東京より2度低い32度で留まりそう。
夏競馬も折り返し。残暑見舞いに、これまで見たレースの中で屈指の好勝負、暑さを忘れるベストオブ夏競馬を。30年前、1981年の巴賞です。
http://www.youtube.com/watch?v=sEAzOCgIrt8&NR=1
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◆昨日の記事に、ほんのわずか付け足しました。
◆ちょうど昨日の記事を書いた直後のタイミングで、期せずして今朝12日金曜のダイヤモンド・オン・ラインで、東大地震研の佐藤教授へのインタビューが掲載されている。
http://diamond.jp/articles/-/13567
放射能に対する意識と同じで、防災も結局は個人個人がどう考え、どう動くかというところに帰結していくのだろう。
それから、すべてにおいて一極集中は危険。エネルギー源にしても、居住区域にしても、人間はあまりにも経済活動を優先させすぎてきたきらいがある。だがその『一極』にトラブルが発生すれば全滅なのだ。しかし一極に頼った社会になっているために、必死にチェック機能を高めて何とか乗り切ろう、トラブルに対処することで一極集中社会を維持しようとしているが、それには限界がある。
ことすべてにおいて言えることだが、社会集団や、もっと俯瞰して生命体においては多様化が健全な姿。近代都市に限定すれば、機能分散、事態の多層想定こそが、非常時に対応する(しかも復活の力を生み出す)ための、目下最善の手段であると言える。
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◆東海テレビのテロップ問題の経緯を知るにつけ、暗澹たる気分になる。といっても、テレビ局のモラル云々ではない。むしろ逆である。クレーム社会、叩き社会の恐ろしさと愚かさについてである。
もちろん、テレビ局の今回の不始末は愚かしいもので、モラルの欠如である。これは前提。
ミスで流れたいたずらのテロップを見てクレームの電話を入れるまではアリだし、怒りを感じるのは当然としても、さらに東海テレビのスポンサー企業に電話して、「あんなテレビ局の提供をするとは不見識」などと責め立てるのはやりすぎ。そういう行為には人間としての欠落した部分、今の社会の病んだ一面というか、病根そのものと感じてしまう。
スポンサーが自主的に判断して降りるのならばこれは仕方ない。だが今回は、視聴者からのクレームで動いたという会社が何社かあったとのことで、ユーザーの言いなりになるだけという、その対応にも嘆かわしい思いがする。
似たようなことは、とあるアイドルが着ていたTシャツに、原爆を表すスラング?コードネーム?の「リトルボーイ」という表記があったのを目にした一部の人たちが、テレビ局やネットに大量の抗議を寄せたという騒動にも感じた。また安直に謝罪コメントとか出しちゃうもんだから・・・・情けない。
さらに、こうした狂気を帯びたクレーム活動がはびこると、正当な批判までもがクレーム扱いされてしまうという悪循環にも陥りかねない。
◆あまり大きくは報道されていないけれど、地震学者たちが改めて警鐘を鳴らしている。(毎日新聞では比較的報じていたが)今こそ、耐震対策、避難対策を立てておかずしていつやるのか、一刻も早く態勢を整えるべきだ、と。しかし現況の政治は・・・・ということになる。学校の耐震補強工事などは徐々に始まったが、まだまだ下町には耐震基準に程遠い建物や家屋が多いし、食料備蓄、避難体制の見直しも、自治体の自覚によって差が出てきてしまっているし、国としてのビジョンは明確に示されないままだ。
状況は逼迫しており、東海地震、東南海地震はもちろんのこと、首都圏に限れば東京湾北部と、立川断層を震源とした地震がリーチ状態。東日本大震災で起きた地殻の歪みが、従来の予測よりも早い発生を促す恐れがかなりあるとのこと。
と同時に、1980年前後を境に、環太平洋圏が1500年~3000年に一度の地震頻発世紀に入ったとみられるという研究報告も固まったそうだ。
現代の日本の繁栄は、関東大震災以降100年に満たない程度の期間に急速に成立したものであるが、自然レベルからしたらほんの一瞬の間の出来事に過ぎない。つまり逆に一瞬のうちに今の生活レベルが消されるか、あるいは捨て去ることを余儀なくされても全く驚けないということだ。
ただ人は、自分の目の黒い内のことしか体験することはできないので、どうしても自分が生まれて以降、実体験してきた社会が全ての基盤であり、判断基準であり、そこを超えた想像を働かせるのはなかなか困難。よって、有事の際の備えも遅れるし、楽観主義に堕してしまうものである。
そんな大きな変化は、運良く(と言っていいかどうか)今生きている人たちが死に絶えた後の世代になって起きるのかもしれないが、また明日にでも降りかかるのかもしれない。いずれにせよ、その程度の想像は、一応しておくべきだと思う。そして自力で今の暮らしを壊すような愚を、人間は犯すべきではない。
まあ要領を得ないことを書いてるなと自分でも思いますが、要は気を抜かない方がいいということ。
◆訃報が止まらない。ジョー山中に日吉ミミ。ああ昭和がまた遠くなった。
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今10日の夜。昨夜の能見はノーヒットノーランやらせてあげたかったが・・・。8回終了で降板も、しっかり抑えてのものだったので、良いタイミングだった。1対0のままのイヤな流れだったが、直接藤川に繋げたのが良かった。あと賞賛すべきは藤井のリード。
こうなると城島にはもう戻ってくる場所はない。城島は捕手としての自分、そして自軍の各投手に対する理想像があって、その理想像をとにかく追求するというタイプ。と書くと聞こえは良いけれど、依怙地で融通性に欠ける。その投手の最高のものを引っ張りだすというのがポリシーのようだが、だから打たれてもまた同じ決め球を要求するというパターンに固執しすぎてそれがバレバレになっており、昨年は大事な試合で打たれ続けてきた。あれでは投手が腐ってしまう。
対して藤井は、投手のその日の調子によって臨機応変のリードをしてくる。外国人投手からのウケが異常に良いのもそのためだろう。打たれても投手自身が納得できることが多くなっているように思う。
野村克也が、城島をずっと2流捕手とくさしてきた理由が、やっと分かったような気がする。
昨日の試合で気になったのは、ナゴヤドームの観客の少なさ、そして落合監督が抗議に行った時に(あれは誤審ですね)、コーチが誰も付き添わず、またベンチで選手たちが監督の方を見ずに談笑していたこと(悲痛な顔をしていたのはネルソンだけ)。
(と思ったら水曜は1-0で完封負け喰らいました。こういう試合を逆転していかないと本当の勢いはつかない)
それにしても読売。潰せる時に徹底的に潰しておかないと、必ず息を吹き返してくるのは昔からの伝統。もっとも、息を吹き返させてしまったのは阪神なのだが。
デイリースポーツなどは浮かれ始めているけれど、目下セリーグ最多勝で首位まで5ゲームといっても、ヤクルトとの負け数の差がデカすぎる。実質的には、引き分け数の差の半分近くはさらにゲーム差がついていると考えた方がよく、となると本当のゲーム差は今でやっと8から9くらいといったところだろうか。やはり逆転は相当難しい。
さて先週日曜の競馬・・と思ったが土曜の競馬でクッカーニャについて触れるのを忘れていた。本当にもう藤岡佑は勘弁してほしい。
函館2歳Sは自信のあったアイムユアーズが頑張ってくれた。コスモメガトロンはファインチョイスに蓋をされたのが響いたけれど、伸びも無かった。印象としては勝ち馬は1400mまでか?の印象。一番内容のある競馬をしていたアイムユアーズにしてもマイルがギリギリか。ナイスヘイロー以下の馬では、今後重賞云々という意味では厳しいと思う。あくまで現時点の勝手な印象だが、函館デビュー組から将来を期待させてくれそうな馬は見当たらなかった(クラシックレベルという意味で)。
もう1つ、この日自信を持って臨んだKBC杯は、前走後に次走狙い馬として原稿を書いてきたボイマンドレースが、なんとも煮え切らない走りで5着止まり。まあ3番人気になってしまった時点で妙味は無かった。残念。
関屋記念はスズジュピターに期待したが、レースを見ると重賞で勝ち負けするだけの力は今やないようだ。夏の野芝なら在来牝系のレインボーペガサスの勝ちは納得、またアンカツがわざわざ来たからには勝負であったのだろう。
ただ私の馬券にはサトノフローラがない。クビ差4着のマイネルクラリティが3着に粘っていたら550倍の3連単ゲットだったのだが・・・・。
WIN5はこの週もあまりピンと来なかったので控え目。小倉10Rはトシザマキとアグネスサクラ、新潟10Rはトーホウプリンセス、マルカバッケン、ウララカ。函館11Rはアイムユアーズ、コスモメガトロン、ここで終了。小倉はスタッドジェルラン、プリンセスペスカ、ボイマンドレースで関屋記念はスズジュピター、レインボーペガサス、スペシャルハート。10800円の投資でハズレ。あら、悔しさを感じない中抜けのWIN4だったか・・・・(6度目?7度目?)。
終了直後から雷雨。打ち上げの居酒屋まで傘を差して雷の下を歩く気にならず、正門前から電車を乗り継いで屋根のあるところを通って遅れて行ったら、同行者連中から笑われたが、なにお前ら雷の恐ろしさを知らねえな。こちとら子供の頃2度も近所に落雷があって以来トラウマになってんだ。それに東京競馬場周りは毎年のように落雷事故が起きてるんだぞ。雷ナメてると大変なことになるんだぞ。知ってるのか、ええ?(と無理にふざけて息巻いているのは、雷にビビる自分が少し恥ずかしいから)
最後は事務局からのお知らせです。
KKベストセラーズから競馬ベスト新書メルマガが刊行されます。
競馬ベスト新書だけでなく、KKベストセラーズから発売される
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競馬ベスト新書シリーズ
01双馬毅「100万円の払い戻しを1年で24回受ける方式」
02東大ホースメンクラブ「現役東大生偏差値80の馬券術」
03宮田比呂志「サイフにやさしい万券術 エコ3連単」
04飯田雅夫「日刊コンピ ハイパー必勝式58」
05井上オークス「いま、賭けにゆきます」
06「競馬最強の法則」万馬券特捜班「100万馬券の履歴書」
07渡辺健「デンタル・ワタナベの馬券術 優馬プラスワン」
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この夏は本当に体調が良い。これというのも、各所の冷房が高めの温度に設定されているからだ。そうなった根源の原因を考えると喜ぶわけにはいかないけれど。
強い冷気に晒され続けること、室内の過剰な乾燥、そして何より室外へ出た時の異常な温度差を感じるケースがそれぞれ激減したのが夏風邪を撃退できている理由。いかにこれまで世の中が無駄な冷房を使ってきたかを痛感させられる。
ここ2,3日はまた猛暑が甦ってきたけれど、別にエアコンだけが冷却手段ではない。1時間程度稼働させたあとでスイッチを切り、その後はアイスノンで後頭部や上腕部を冷やすだけで暑さはかなり凌げる。
さらに、一番良いのは汗をかくこと。幸い?幼い頃からエアコンとは無縁の環境で育ってきたので、体が慣れてしまっており、暑くて夜眠れないという経験をしたことがこれまで一度もない。また体にいろいろ弱いところはあるけれど発汗能力はさほど衰えていない。たくさん飲んでたくさん汗をかけば、暑さにもバテない。(韻踏んだわけではないですが)
先日の大雨で東北の水力発電所が稼働不能になり、東北電力が大ピンチだとか。東北のことは分からないが、もし東京電力管区で電力使用量が許容レベルをオーバーして大停電すると、良くても2日間は完全に停電するというシミュレーションになっていると先日報道されていた。
自分などは自営業の強み、仕事は消費電力の落ちる夕方以降か、反対に朝に固めてパソコン使用時間をピークから外すようにしている。おかげで仕事への集中度も増したし、テレビも昨今は見たい番組がないので、たまにピンポイントでNHKか教育TVの特集ものを見る以外は、仕事場のテレビはつけないようにしたために、日中の読書量も恥ずかしながら増えた。脱原発がどうこういう以前に、電気への依存度と無自覚な使用を見直すだけで、意外と快適な生活ができるものだ。
前置きが長くなりすぎてしまったのは、先週の競馬において、あまり感じるところが少なかったからかもしれない。
土曜の新潟は久々に新潟らしい暑さも、日陰に入ると風が涼しかった。
馬券は小倉の2Rと4Rで早々に勝ちを決定づけたものの、緩んだわけではないのにその後がダダ漏れ状態になってしまった。ジュエルオブナイルとかマルタカシクレノンとかナニハトモアレトカネスアドラシオンとか、思いもよらなかった馬に1頭割り込まれてしまうケースが目立った。
帰りの新潟駅では回転寿司とビール。なお今週末の新潟後半戦からは、ラジオの担当が1時スタートのパートに移るとなるので、日帰りではなく金曜夕方から前乗りすることになる。
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31日は例によって東京競馬場。馬券的には3歩進んで5歩下がるという感じをずっと繰り返していた。
新潟2R、8Rでは良い配当の馬連を取れたのだけど、「まあせっかくだからチョット冷やかしで覗いてみるか」程度の気持ちで買った遊び馬券なので、利益が小さい。まともにハマってくれたのは、サイトで特選穴馬として出した新潟5R新馬戦のトウケイヘイローによる馬単と単勝、函館最終の3連単くらい。
函館メインも当たったもののスッキリしない。8番人気のローズカットダイヤから入ったので馬券は取れたのだが、1.2倍のパドトロワが勝ち切ったために激安になってしまったからだ。
最大のフラストレーションは燕特別。ディープスノーが僅かに3着に届かず、500円持っていた90倍の3連単が外れ。うーん、こうして思い出して書いてると、ますます精神衛生上良くないような気が・・・。
ワクワクさせてくれて最後ガッカリは小倉記念。エーシンジーラインが後続を突き放しかけた時は絶叫したのだが・・・イタリアンレッドは馬単や3連単の2,3着付けしか買っておらず全てが紙くず。
キタサンアミーゴが勝っていればキタサン→イタリアンの馬単が100円とはいえあったのだが、これは脚勢からもさすがに無理。
馬連はボックスで手広く買ったのだが、これにはイタリアンを入れていない。3連単は小回り苦手と見たリクエストソングがないのでドモナラズ。
なおあの超ハイペースでありながら、前に行った馬たちが比較的粘れたのは、原因はいろいろあると思うが、最大の要因は内目を中心にビッシリ撒かれた緑の砂だと思う。
印上で◎を打ったサンライズベガは、好位から直線急失速。時計もペースも対応可能なものだったので、どうしたのかと思っていたら、翌日の新聞に「舌がハミを越してしまって呼吸が乱れた」とのコメント。ならば仕方ない。新潟記念での巻き返しを期待するとしよう。
WIN5は最初の小倉10Rにて早々に沈没。ただどうも難解なレースが多く、点数を抑え気味に人気薄へ振り回して楽しむだけという日にした。やはりそんな消極的な態度では当たらないですね。
ちなみにこの日のセレクトは、
小倉10R タガノジョーカー、ヒカリアスティル、ブルロック、パルラメンターレ
新潟10R クリールトルネード、ドリームカトラス
函館11R ローズカットダイヤ メイビリーヴ
小倉11R ヤマニンキングリー、ホワイトピルグリム キタサンアミーゴ サンライズベガ
新潟11R アースサウンド ドスライス
それにしてもこの週は全国でネオユニヴァース祭り。距離も場もコースも関係なく勝ちまくり、なんと7勝ですか。6勝したディープインパクトが霞んでしまった。
今週末はまた土曜新潟日帰り、日曜は東京競馬場の予定。それにしてもカモとみていたヒカルアマランサスの回避は残念。函館2歳Sも関屋記念も一筋縄では収まらなそう。あとは土曜の函館・2歳未勝利戦に出るクッカーニャの健闘を祈る。
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先週は、新潟の豪雨の状況が伝えられるたびに開催すら心配していたのだが、杞憂に終わった。あくまで競馬開催に限れば何の影響もなかった。甚大な被害を出した大雨だけに、競馬の開催が行われたことだけをもって、ことさらに喜ぶわけにはいかないが、少なくとも競馬サークル関係者にとってはひと安心。
正午前に新潟駅へ到着。強い日差しで完全に夏空。ただバイパスで阿賀野川大橋を渡った時は、その増水の凄さに、大雨の威力をまざまざと感じられた。いつもなら草野球やサッカーで賑わっている河川敷が完全に水没し、サッカーゴールがわずかに水面から頭を出していた。多数の木材が海へ向かって続々流されていく。
この増水の模様を見物するために、大橋の辺りに来ると行きも帰りも車が渋滞。野次馬を浅ましいと言ってしまえばそれまでだが、自然の脅威を目にしてに思わず立ち尽くしたようになってしまうのは仕方ないこと。
到着するや、そろそろ新潟競馬場で年に一度は必ず食するイタリア軒のカツカレーを・・・とも思ったが、何となくカツカレーはヘビーに感じられたので、一〆の天ぷらそばで軽く済ませる。
と、下へ降りると、この日は寺泊特別が行われるということで、寺泊名物浜焼きの屋台が出店しているのを発見。これでこそ夏の新潟。アユの塩焼き、ツブ貝、サザエ、ホタテが各ひと串に5個刺さった串焼き、イカの丸焼き・・・ひと串250から300円の廉価で販売していた。サザエ串をたいらげたあと、ラジオの本番が終わってから閉店まぎわに駆け込んで今度はツブ貝をひと串。
お腹は満足したが、この日の馬券は不完全燃焼。到着後急いで買った小倉6Rの新馬戦、自信のあったシゲルシバクリから勝負でこれは見事に勝ち切ったのだが、3着がカシノアラシなら3連単500倍を200円となったはずなのに、僅かに届かず4着、安目が入る。危険な人気馬と見ていたアンビータブルに邪魔された。クビ差だけに悔しさが募る。誰か本当に私にお金が入ると都合の悪くなる人がいるのだろうか?いやいないはずだ!なのにどうしていつもいつも・・・・(涙)
ちなみに小倉は、さっそく開幕週から芝の内目にタップリ緑の砂を撒いている。時計も速いし、一見褐色の部分が目立つ内を通っても当然マイナスにはならない。ハイペースで前に行った馬がタレずに粘るケースも頻出していた。差すにしても、直線は馬場の3分所から内を捌いた方が決まる。枠がどうこうではなくて、4角からどこを回って来るかがポイント。
反対に思わぬ配当に笑う幸運に与ったのは函館10Rの2000m戦。コスモセンシティブ、ヤマニンリップル、そして函館記念を踏まえてマヤノトップガン産駒の人気薄エムオークラウンと入って280倍。この少頭数でこれだけ付けば御の字。
肝腎の新潟の芝のコンディションは、恐ろしいまでに急速に回復していた。時計的には、午後前半にはもう開幕週並みになっている始末。日本一の水捌けを誇る芝とは知っていたが、それにしてもあの豪雨でも当日晴れればこうなるのかと愕然。ただしダートは道悪らしい通常の高速馬場が終日続いた。
ラジオ解説は10R以降担当。麒麟山特別は思ったよりも速い流れになってしまい、狙ったパクサが不発。ジールドリルのマクリ宣言はなんだったのか・・・。
メインの新潟日報賞は、ランリョウオーの差し損ねが、むしろ外回りが故に可能性大と思っていたので、先行して速い上がりを使えるトゥニーポートの単勝とこの馬からの馬単1点勝負を推奨して的中。ただノーマークだったミクロコスモスの強襲には肝を冷やした。運が良かった。ここでは勝負強いような気もしていたが、問題はその後。
新潟最終は、本命ウインクリアビューが直線でアッサリ抜けだしたので、これはもうどう転んでも当たりと思っていたら、「ソラを使ってしまって(騎手談)」急激に差し込まれてしまう。それにしても勝ち馬から0秒1差なのに4着まで落ちることはないだろうよ・・・。これが3着で止まってくれないところが、勝負弱いというかなんというか。結局、ツイてんだかそうでないのかよく分からない1日という印象。
帰りの新潟駅、新幹線待ち時間に思わぬ旨いものに巡り合う。知ってる人も多いであろう、新幹線改札近くにある食堂「四季にいがた」。ここで今年からメニューに加わった「越後もち豚カツラーメン」880円がとにかくウマシ!麺もスープも、もちろん売りのもち豚カツも全て言うことなし。ここ数年で食したラーメンの中でベスト5に入る。ビールともよく合った。今夏に新潟へ行かれる予定のある方は、ぜひお試しを。
ただこういう食べ物についての評価は、ハードル上げると実際食べてみて「言ってるほどでは・・」となることも珍しくないので、その点は踏まえておいて頂きたい。
いやあ、それにしても体重計が怖くなる(苦笑)。
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もちろん、水上さんのゲスト出演なども予定しています(寄稿日時は未定です)。
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2日火曜は、神宮で遠藤と荒木の投げ合いを見て以来のプロ野球観戦、しかもドームの巨人阪神戦。10日前でも簡単にネットで取れてしまうところが悲しい。しかも3塁側内野席のけっこう良いところ(だったと思う)。
2対1の辛勝、まさに巨人の凡ミスに助けてもらっただけ。野村克也の名言「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」そのままのゲーム。タイムリーなしで勝ったツキを大事にしたい。いやあ、恥ずかしながら少し声が枯れている(苦笑)。
それにしても中日にはもうちょっと頑張ってもらって、なんとかヤクルトを少しは止めてほしいものだ。1対0はいくらなんでもネルソンがかわいそうすぎる。
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