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2011年9月

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2011年9月30日 (金)

【事務局からのお知らせです】

事務局のNです。

今回はお知らせです。

このたび10月から有料メルマガを開始することになりました。

このご時勢に有料!? というご疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。
しかし、運営費や経費がかかっている面(今、木曜日に配信している無料メルマガも実際には少しですが経費がかかっています)、無料メルマガや他メディアでは書ききれないこともあり、お金を頂くことにしました。

なので、水上学と絶叫する会PCサイト会員の方はサイト内でも公開しますので、ご登録していただくことはありません。

主な目的としては、

水上さんと競馬ファンの交流を増やし、一緒に競馬を楽しみたいということです。
また、血統馬券術「シュボババ」についてや血統そのもの、競馬に関することを深く切り込めていければと思っています。冷やかしでない手厳しいご意見ももちろん募集しています。

馬券の買い方から印の打ち方、皆さんと論じ合えれば最高だとスタッフ一同考えております。とにかくわいわいガヤガヤ、こんな時代だからこそ競馬を楽しもうというテーマです!

10月中は無料ですので、お試しにみていただくのもいいかも知れません!
登録はフーミーのページからお願い致します。

http://foomii.com/00052

有料メルマガも始まりますが、もちろん、無料メルマガも続行していきます。もちろん、無料メルマガも皆さんの競馬ライフが楽しめる一助になればと思っています(一部では、重賞見解が直前の印よりも当たっているとかなんとか……)。

無料メルマガは下記へ、無料メルマガ希望と書いて送ってください。

mizukami_manabu@yahoo.co.jp

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2011年9月29日 (木)

ダウン

月曜から熱発してしまい、水曜までは1つ仕事をしては倒れという状況が続いていました。

木曜夕方現在、だいぶ良くなりましたが、週末があるので大事を取ってスローペースに徹しています。抜歯後で思うように食べられなかったのも、治りが遅れている理由のようです。

たまっている仕事を優先させるので、ブログには当分手をつけられません。

おそらく月曜以降になると思います。ご了承ください。

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2011年9月25日 (日)

これじゃあつぶやき程度

急に涼しくなり、身の周りには風邪っぴきが増えてきた。昨日の帰りのJR中央線快速、外では北寄りの冷たい風が吹いているのに冷房という信じられない事態。

私はと言えば、抜歯痕は具合いいのですが、注射の刺し傷が治らない上に、口がいろいろ不自由。他にもガタが来ている所が見つかり、当面は歯医者通い。15年ぶりくらいのこと。

食べることだけが楽しみの人間にとって、まさに牙を抜かれた状態で、力が入らず。でも予想しているときだけは全てを忘れられるのだから、まだ元気なものだ。

阪神は中間芝刈りなしで、画面を通じてもかなり伸びている。神戸新聞杯の出走大看板馬たちのために、脚の緩衝を第一に考えたか。

競馬関係が2週溜まってしまいましたが、そのうち徐々に更新します。ただいま日曜午前11時、これから東京競馬場へ。

帰宅後はトライアルを見ないと書けない、最強原稿の菊花賞特集を一気に仕上げないと。

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2011年9月23日 (金)

お知らせです

KKベストセラーズの競馬ベスト新書から9月22日に発売された2冊について、アマゾンキャンペーンを実施します。
アマゾンキャンペーンでは著者による予想を見ることができます。

夏目耕四郎 著【なぜラップなのか「ウンと儲かるからだ!」】

柿谷陽介 著【WIN5爆万的中バイブル】

詳細は下記ブログへアクセスしてください!
http://eventskk.blog119.fc2.com/


また、競馬ベスト新書編集部ではメルマガを発行しております。
電撃的に無料予想や無料コラムも公開していますので、秋競馬を楽しむためにもご登録ください。

http://www.mag2.com/m/0001319652.html


競馬ベスト編集部

※ 夏目氏の本は、競馬予想TVで展開した氏の買い目を回顧しながら、なぜこの買い目に至ったかという、「馬券の買い方」に焦点を絞った斬新な競馬指南書となっています。皆さんの参考になる点が多いと思いますし、また競馬予想TVファンの方は特に必読と言えると思います。

柿谷氏の方は、ここまでのWIN5の売れ方と結果を詳細にデータ分析したものです。自分では絶対にやらない(やれない)綿密なリサーチはさすがデータの鬼。(水上)

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2011年9月21日 (水)

イタタ・・・

台風の被害がこれ以上拡大しないことを願います。

火曜夜に親知らずを抜いて、おまけに台風接近でジワジワとした痛みが取れず(気圧の変化ってこの年になると響く)、ノロノロ仕事が精いっぱいです。

ここの更新も木曜になりそう・・・・すいません。

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2011年9月19日 (月)

【9月19日の予想について】

事務局のNです。

9月19日の予想販売についての問い合わせが水上学と絶叫する会サイトに寄せられております。

当ブログに左下にあるリンクからもしくは

http://www.nifty.com/mizukamimanabu/

からお求めいただくことが可能です。

ちなみに日曜日は中山7Rで馬連9030円を大本線で的中させています!
3連単は惜しくも7ライラックパンチが抜けてしまいましたが、馬連で90倍ならまずまずではないでしょうか。


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中山7R ★
◎10ヤマニンパソドブル
○ 9クリアザウェイ
▲ 5ゴールドエンジュ
△ 4クラリスピンク
△11オメガローズマリー
△14マイネロードナイト
△ 8ショウナンガーデン
右回りベター、前走の緩みない流れを先行して粘った10番。現級勝ちはあるし、限定戦ならアッサリがあっていい。相手は同じシンボリクリスエス産駒9番が筆頭。1番は能力あるも、初ダートの最内枠がイヤ。
<馬連10-9,5,4,11,14,8 馬連9-5,4 馬連4-5>

先週は3連単22万円馬券が的中しています。


・11日
中山7R ★
◎ 9ビーエムへクター
○ 6マイネルロガール
▲ 3クィンビークイーン
△ 7フィールザファン
△12ケイアイアテナ
△14サンデージョウ
前走直線競馬を使ったことで、スピード強化が見込める9番が軸。母方はダート寄り
の馬力があり、また父デュランダルにノーザンテーストの血が入って野芝適性も高
いはずだ。相手は昨年同開催の当該コースで強かったサクラバクシンオー産駒6番。
<馬連9-6,3,7,12、14 馬連3-6>
<3連単9番1頭軸マルチ→6,3,7,12、14>

馬連9-14 6790円
3連単9→14→7 22万6650円

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2011年9月18日 (日)

うーん・・・

それにしてもなぜ今週の中山芝は、急に外が伸びなくなったのだろうか・・・。

全くダメというわけではないけれど、開幕週に比べたら明らかに劣っている。

ローラーかけるわけはないし、芝の刈り方???謎。

それにしても、終わってみればWIN4.ただしど真ん中で止まっただけに悔しさはなし。アナモリだけ買えなかった。全レース3点ずつの購入。

ローズSは完敗。ハッピーと心中したので・・・・。マイネイサベルは苦手の右回りだし、休み明けは走らないタイプと決めつけていた。正しかったのは両クラシック馬を軽視したことだけ。ビッグスマイルは坂が今イチ苦手のようだ。

セントライトはトウシンイーグル5着だが頑張った。一瞬3コーナーで置かれてしまったのが痛い。この賞金では本番は出走できないだろう。

ショウナンバーズは速い大逃げを追いかけて止まってしまった。フェイトフルもWIN5で買うほど評価していたので勝って納得だけど、2着トーセンラーが・・・・。ここで掲示板を外して本番で買おうと思っていたのに、今回走られてしまっては仕方ない。急坂も輸送も苦にするタイプと判断していた。

今日の収穫は中山7Rの馬連対抗本命だったことと、阪神最終のラヴアンドサンクス。

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2011年9月16日 (金)

9月11日・日曜

11日の日曜は、自宅で競馬。PATで淡々と。中山7Rが大ヒットしたが、前の日が芳しくないので3連複しか買えず。それでも500倍超えなら満足しないといけない。 

 セントウルSは、想像していた以上のスローペース。そもそも、エーシンヴァーゴウはまるで想定していなかった。前走の北九州記念の超絶ハイペースで前に行っていた馬は反動が出ると思っていたし、第一夏場の重賞3走すべて勝ち負けできるということ自体が想定外だった。これは仕方なし。本命エーシンリジルは一旦内から掬って抜けたかと思ったのだけど・・・。

 オータムHは見ていても面白いレースだった。タマモナイスプレイはこの相当なハイペースを好位づけだから、脚を失くしてしまったが、下がり方が急で、ことによるとじん帯を痛めたかもしれないという未確認情報もある。残念。フィフスペトルは納得のっ勝利だが、そもそもアプリコットフィズが買えないのでこれも諦める。

 キャリーオーバーで湧いたWIN5は、前にも書いたようにカワキタで終わる。ただ馬券対象にはしていて、本命のディアアレトゥーサとマコトの2頭軸マルチしか買っておらず、プティプランサスに割り込まれて痛いハズレ。クビ差だけに悔しい。セントウルのヴァーゴウも買ってないからこの日はWIN3。

 メインが終わって神宮球場へ・・・ここは前に書いた通り。

 もう今期は野球ネタは書く必要無しと思っていたけれど、真弓監督も金本も来季継続という報道を見て、今季どころかもう来年も優勝なしが決定してしまったの感強し。球団フロントが、完全に判断を誤っている。優勝するために何が必要か、まるで分かってない。

先週日曜、神宮球場での私の席は阪神ベンチ近くのすぐ斜め上というポジション(3塁側のネットまで3mくらい)だったので、少し前に乗り出せばベンチの様子も窺い知ることができたのだが、リードされていても追い付いても、ベンチがまるで盛り上がっていないのだ。金本も、チームリーダーの新井や鳥谷も、闘志を前に出すタイプではなく内へ沈潜するタイプの選手であることが、こういう優勝を争う時季には仇になる。ベンチを一丸に奮い立たせる存在が無いと、大目的へ向けてはまとまらない。選手が地味なら監督やコーチが率先しなくてはならないのに、真弓は明らかな誤審に抗議もしないタイプの監督で、選手はシラけてしまう。コーチも能力より真弓が人脈重視で選んだ面子であり、妙に和気藹藹としている。

この日も、セカンドへ戻った鳥谷のアウト判定は完全な誤審だったのに、何のアクションもなかった(新聞によれば同じことは16日の中日戦でも繰り返されたようだ)。

しかも若手が申し合わせたようにピストルタイプで、足は速いのにその足を生かせるための出塁が覚束ない連中ばかり。これなどスカウトが悪いのか、入ってからの環境が悪いのか。

 まあこんな風にブツブツ言いながらも、来年も4月になるとそんなことは忘れて一喜一憂することになるのだろうが(苦笑)

これでなんとか、追いつきました。

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2011年9月16日 (金)

9月10日・土曜

10日土曜は中山へ。今開催はもちろん場内が全面開放されたので、半年ぶりに北側のクリスタル側のスタンドに足を踏み入れてみた。3階の、これまで空きスペース(ラーメンフェアなどをやっていた場所)になっていた所が、どみそラーメンの営業で固定されたのにはビックリ。ただこれだけ暑いとさすがにラーメンを食べる気は起きなかった。

 ラジオ日本の担当は10R以降。10Rはイチエイクリッパー軸でハズレ。悔しいのは紫苑S。本命はカルマート、対抗はマイネソルシエールにしていた。マイネが大外からよく伸びるも僅差5着。単勝85倍の馬だからよく頑張ってくれたのだが、内にいたらもう少し何とかならんかったかなあ・・・。ちなみにデルマは3着にしか置かず。メ―ヴェが3着なら、一応3連複は取れていたのだが・・・。12Rは○▲のタテ目を敢えて採らなかったので全敗に終わる。

 放送中に地震発生。ゴンドラ席なのでけっこう揺れた。まさにしゃべっている最中だった。

ラジオの解説席にいる時は、紙面を見る時は老眼鏡、レースを見る時は度を上げた、遠くが見えるメガネ、そうでない時は普通のメガネと使い分けているのだが、この使い分けをこまめにやっていたら、この日は視覚がおかしくなって、放送後に頭がフラフラしてしまってとても困った。対策を考えないと。

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2011年9月16日 (金)

カレーとラーメン

金曜になってようやく調子が戻ってきた。2日間続いた頭痛もウソのように消えたし、3日間開催を前にひと安心。

 

 短めに先週末を片づけないと。

 9日金曜は女子医大で定期検査。採血のあと、昼飯は某所でカレーを食べたのだが、うっかりして混んでる時間帯に、しかもカレー専門店ではないところでカレーを選んでしまい大失敗。ただ何となくカレー食べたいなあでオーダーしてしまった。気がついたのは一口入れてからのこと。

何が失敗かというと、米の炊き方。専門店でない店は、カレー以外のメニューでも飯を使うために、カレー用の炊き方をしていない。しかも混んでいる時間帯は、お米の消費も増えるので、午後1時前くらいだと午後後半用にスタンバってあった、炊けて間のない柔らかいご飯が出てくる可能性(個人的には危険性と言い替えたい)があるのだ。これにズバリ当たってしまった。前にも何度か書いたけれど、グチャッとした柔らかい水っぽい飯にカレーという最悪のパターン。

 餅にカレーはとてもウマイのに、柔らかいご飯にカレーは本当にダメだ。極端な話、お粥にカレーがまず合わないのは誰でも想像できると思うけれど、そういうことだ。

 それで思い出したのだけど、もう1つ、注文するときに気を付けているのは、「ラーメンを頼む時は大盛りにしない」ということ。20代、30代前半の頃は食欲第一主義で量がポイントだったが、この歳になると味わいこそが一番の楽しみ。大盛りラーメンはどこが難点かというと、どうしても麺の湯切りが甘くなるので、スープの味が薄まることが多いのだ。味を判断する場合は、大盛りにしない方が適正なジャッジができる。どうしても腹が減っていたら、お金はもったいないけれど普通盛りを2杯食べた方が良いと思うぞ。

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2011年9月15日 (木)

眠い。

月曜の午後から急にだるさが抜けなくなり、また時折軽い目まいや、たまに期外収縮も自覚していて、どうやら夏バテというか、毎年この時期になると出てくる夏の反動がやってきた様子。金曜の定期検査では、数値は異常なしだったのだが。

おまけにこの歳になって親知らずが疼いていて、来週火曜に抜歯することになるという始末。

食欲が落ちていないのがせめてもの救いだが、ここ半月ほどはご飯をお代わりしないで少し減量することにしているので、むしろ食欲を我慢するのがツライ。

そんなこんなでまた間が空いてしまいました。仕事をこなすとあとは何もしたくなくなって眠いだけなので、しばらくは短く、思いついた時に書く程度にします。

月刊・競馬最強の法則10月号発売中。創刊20周年記念特別号だそうです。保存版だと思います。

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2011年9月12日 (月)

前の記事が消えたので、お知らせ

いきなりお知らせ追加では、訳が分からなかったと思いますが、この1つ前のただの「お知らせ」というタイトル分が消えてしまった(もちろんこちらのミスですが)ので、順番は前後しますがそこに書いてあったことを再度。

大したことではないのですが、

競馬予想TVは17日と10月1日に出演予定

最強の法則とサラブレ(共に13日発売)に寄稿

ウインズや競馬場の案内所に置いてある無料冊子「うまレター」連載再開

ラジオ日本の土曜午後解説、今開催は14時半から最終レース終了まで担当

こんなあたりです。よろしくお願い致します。

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2011年9月10日 (土)

お知らせ追加です

神宮球場から帰宅。ただいま日曜夜10時。終戦記念日です。阪神がとどめを刺されるのを目前で見せつけられました。冷静に見れば、現状は確かに優勝するような戦力ではない。ヤクルトのホームなのに1塁内野席はガラガラ、対して3塁側をギッシリと埋め尽くした阪神ファンから怒声と罵声が飛び交う。帰りの銀座線は阪神の法被を着た人たちが押し黙り、ほとんどお通夜状態でした。

ということで今年のシーズンはヤクルトの優勝で幕を閉じました。ご存じのように私はクライマックスシリーズ反対派なので、3位だろうが4位だろうがどうでもいいのです。

さて、前回のお知らせで書き忘れたことがありました。

17日土曜、正午から、中山競馬場メディアホールにて、ラジオ日本競馬中継のイベントとして行われるレース検討会に出演します。

共演は土曜の解説陣と、インスタントジョンソンの皆さんです(♪スギヤマ打つぞ~)

ご来場予定の方は、宜しければ足をお運びください。なお日曜は、私は出ませんが、日曜解説陣と元巨人投手の水野雄仁さんが登場なさいます。

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2011年9月 9日 (金)

9月4日・日曜

★ヤクルトがこのあと5割で行くとすると、阪神は確か貯金が10個必要なはず。現状を考えるとかなり厳しい数字。どこもまだゲーム差ばかり見ていて、ヤクルトの引き分けの多さを無視する報道が目立っているけれど、現実にはまだまだ差は大きいということ。

ヤクルトも今後5割で済むほどは失速しないだろうが、ただ阪神はヤクルトとの残り試合が多いので、自力で何とかする望みは他の2位を争っている球団に比べて少しだけあると思う。とにかく横浜に取りこぼさないことは最低条件だ。

それにしても、今日(9日)に出た10月の日程が過酷過ぎる。阪神はなんと13連戦が決定。8月のロード以上に厳しいこの日程をどう乗り越えるか。予感としては、ヤクルトに肉薄するも2位で終了、という線が濃厚とみる。

と、こんな与太話ができる幸運を、台風の被害を受けた地域を見るにつけ感じずにはいられない。私が物心ついて以降では、最大の被害を出した台風かもしれない。

84日。午後から東京競馬場。

レースを見ていて思い出したのが、何週か前の土曜の場内実況で耳にしたフレーズ。「新潟の緩いカーブに入っていきます・・・」外回りコースのレースだったので、長い直線とセットでそう思ったのかもしれないが、新潟のカーブはかなりキツく、カーブについては小回りコース。長い楕円形で、東京や阪神外回りのような広さはない。よって、新潟を広いコースというのは正確でない。

確かに見晴らしは良いし、ゴチャつくことはあまりないので、その意味では広いのかもしれないが、小回りコースであることは間違いない。この辺は文章でも勘違いをしているものをたまに目にする。

★小倉に出張ったアンカツ、2番人気で2着が1回あっただけでほとんど何もできず。鮫島厩舎との相性を考えるともう少しやるかと思ったが。

それより何より、この人はゴール前でのチラ見をとにかく止めてほしい。そしてチラ見した時はほとんど差されて負けている。あれはみっともない。

福永はこの夏大活躍したが、ゼロチョウサンやジャスタウェイのレースを見ると、もう少し何とかならんのかという気がしてならない。もう少し出して行ったらいつもの脚は使えないと判断しているのだろうが、スローペースならばそんなことはない。というか、いつもほどの脚を使わないで勝ち負けになる。

個人的な印象だが、成績の割に、騎手の腕というか、巧さを感じさせて勝ったレースが少ないような気がする。乗り方がいつも同じというか。本人の目指すところではないのかもしれないが、真のスタージョッキーになるためには、成績だけでなく華も必要だ。

★新潟2歳Sは大方の予想通り、スローからの高速上がり決着。結局、前走上がり最速組を選んで、その中からこのレースでまるでダメな前走千八組を抜いて4頭のボックスにすれば、3連単が取れたことになる(笑)。堅い軸と見ていたジャスタウェイからの馬連しか取れず。

時計的には確かに字面は評価できるものかもしれないが、今の馬場は500万でも平気で33秒半ばから前半が出る。古馬500万との比較に重きを置くなら、取りたてて例年と比べ強調できるものではない。勝ち馬は意外と?スプリンターとして出世するかも。ジャスタウェイには来春が楽しみになるほどのスケールを感じない。ダローネガはソコソコ粘った方だと思う。

小倉2歳Sはエピセアロームを消してゴーイングパワーと心中したのでドモナラズ。当初新潟を目指すも、未勝利戦勝ちのために除外濃厚ということで小倉の1200mに回った経緯もイヤだったので仕方ない。荒削りながら勝ち切ったのは、相手が弱かったということか。こちらは牝馬だけに、早熟度も武器になる。まだ上積みもありそうで、トライアル戦線までは楽しめそうだ。時計は水準級。

★WIN5は初のゼロ的中。と思ったら馬券自体が初の無的中となった。この日はトータルの馬券も大敗。嫌な夏の終わり方。

打ち上げでは、福島競馬場の放射能除染に40億円かかるという話。調べたわけではないのであくまで酒の席での雑談レベルだが、まあ費用は当然東京電力に請求することになるんでしょうな。いったいいつ開催に漕ぎ着けられるのか・・・・。除染が完了しないと難しいと思われるだけに。

除染と言えば、先月の国会で、東京大学・児玉教授が、全身全霊で除染の必要性と現状の危機を訴えた大演説を思い出す。現状、原発事故の対策としては除染を第一とすべき段階に来ているのに、全く進んでいない有り様を糾弾すると共に、現状の法律がいかに作業を阻害しているか、そして教授は自分の意志で法律違反をしながら、個人的に現地で除染を毎週行っていることを公開していた。

とにかくかねてからここでも指摘しているように、今は臨機応変が求められる状況であるし、また責任の所在ばかりを気にして踏み出せない(踏み出さない)日本人の欠陥がモロに出てきている。

そして驚いたことに、原子力安全委員会には除染の専門家がゼロとのこと。まあ、絶対安全を標榜していたわけだから、除染するような事態を想定していなかったのは、ある意味当然といえば当然。だがそこまで目隠しして突っ走ってきたことの理由を考える人が少なく、そしてそこにこそ今回の人災の本当の原因があるのだと思うのだけど。

さらに8日に報道された、4月までの累計で1.5京ベクレルもの汚染水をブチまけてしまった海については、もう除染のしようもない。

★荒尾競馬廃止。これについて語れるほどの知識もないしリサーチする術もないので、新聞に報じられていた部分だけを引くと、かねてから危機は囁かれていたが、年内廃止というのは関係者も報道先行で知ったとのこと。このやり口にもまた、日本の田舎政治の欠点が見える。それまでの地域貢献を無視して、また改善のための知恵の出し合いも拒絶し、結局は首長により自分の在任期間内における「ムダな歳出カットのための手柄、功績」を作るために利用されたということ。去年はわずかでも黒字に転じていた事実を踏まえれば、そう言わざるを得ない。

それと同時に、競馬に全く無縁な人にとっては、当然の決定という受け止め方をされても仕方ないのだろうなあという諦めも感じる。これが競馬の現実ということか。

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2011年9月 6日 (火)

9月3日・土曜

週末も月曜のように謙虚かつ冷静な気持ちでいられたら、もう少し馬券も悔いのない買い方ができるんだろうけど。

 さて3日土曜。この日は、出張がなかったので土曜としては久々に終日在宅。ラジオ日本の中継を聞きながらすごす。

馬券は劣勢だったが、新潟最終のアポロノカンザシ勝負一発で取り返す。たまにはこういうこともないと。

 新潟の芝は外差し傾向。ただ、先々週取材した記者から直接伺ったのだが、新潟に参戦しているリーディング上位騎手複数から、インが荒れる馬場への不平や不満が続出しているのだとか。危険どうこうではなくて、「馬の能力が出せないから」と言っているらしいが、馬券を買う方、レースを見ている方から言わせてもらえば、むしろ逆で、外差し馬場の方がよほど迫力がある。コースを一杯に使っての攻防は実にスリリングだ。その意味でも「内が荒れた時の福島」が一番面白い競馬が見られるのだけど。

まあ新潟の場合は、外回りだと直線が長すぎて、インを衝いて距離のメリットの方を取るということもしづらいのだろう。

近年はエクィターフのせいで、インが荒れても堅い根茎が残って、外が有利にならないことも増えてきた。このエクィターフは本当に競馬を変えてしまった、それも悪い方へ変えてしまった。

個人的には、馬の安全をキープする範囲の措置だけで、あとは自然のままにほうっておくのが一番だと思っている。先週の小倉みたいに、ガチガチになるほどのローラーはやりすぎ。

とにかく、インに密集する馬場が最悪だ。

 馬場の内外をどうしても均質に保持したいのであれば、芝目を内はゴールの反対側、外はゴール側に向かってつけるなどの工夫をしてほしい(グリップが変わる)。対談したある調教師氏は、香港の芝はそのような工夫をしているために、ゴール前が面白くなると語っておられた。

そういえば、新潟の直線競馬で圧倒的な外有利が急に崩れたのは、おそらくは芝目を変えたからではないかとみているのだが。(去年の夏とは、馬場の真ん中あたりの芝目が逆になっているように思えてならない)

 JRAから告知があったが、内田騎手はどうやらリハビリを本格化させたようだ。前回あんなことを書いた後だけにひと安心。

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2011年9月 3日 (土)

8月28日・日曜

日曜は東京競馬場。馬券的には3連単にこだわって、1頭買ってない馬に割り込まれて失敗というケースが多く、また取れても堅めばかりでプラスが出ない。3連単を特別戦以降にして、あとは馬連や単複に徹していればかなり勝てた日だったのだが・・・。特に新潟3Rでビーナスオンシェルから入りながらも、複勝しか取れなかったことが悔やまれる。あとは荒れると見ていた新潟1Rと小倉12Rがガチガチで収まってしまったのも痛い。

快哉を叫んだのはクローバー賞のみ。ただこれにしても、本命対抗で馬連があれほどつくと思わず、3連単とワイドしか獲れなかった。馬連40倍あるなら・・・。

新潟記念もマズかった。セイクリッドバレーから、1頭軸マルチなら楽に的中していたのに、ヒモにシャイニーブラウンを入れていたので相手が7頭と増えすぎ、2頭軸マルチにしてしまって獲れず。マルチ軸はオペラブラーボとタッチミーノットをセイクリッドの相手に置いた2セットだった。どちらも絡めないとは・・・。シャイニーを切って相手6頭なら、1頭軸マルチでいく踏ん切りができたのだが。

それにしても、他の騎手に「今の外回りは外差し、追い込み」の意識が強すぎるのを逆手に取り、北村のサンライズベガをスローで逃がし自分は2番手でペースアップを止めて前も後続にも蓋をするという、武豊絶妙の騎乗。久々に手練れぶりを見た思い。

武豊の巧さに舌を巻いた新潟記念に対して、キーンランドCはやや後味が悪かった。自分はカレンチャンとビービーガルダンのワイド、そしてカレンとレジェの2頭軸マルチを買っていて、ワイドのおかげで馬券は行って来いだったのだが、パドトロワを重く買っていた人は本当に頭に来たことだろう。アンカツのゴール前で早めに追うのを止めてのチラ見は本当に酷い。しかもチラ見した時は、大抵並ばれた馬に差されて負けているのだから始末が悪い。

WIN5は初っ端で沈没。2つしか当たらず。

菅原騎手がやっと初勝利。釣りバカ日誌の鯉太郎役をやっていたことは知られているが、実は「らせん」で佐藤浩市の息子役をやっていたことはそれほど報道されていない。自分もこの間知って驚いた。あの、一度溺死しながら甦った子供の役をしていた男の子だったとは!「らせん」を見たことがある人は一緒に驚いて下さい。

打ち上げでは、このところ近況を全く聞かなくなった内田博幸騎手の回復度合いを案ずる声。競馬マスコミにいる人間ばかり集まっているのに誰も知らないあたりが心配を募らせる。

翌29日からは1泊で帰省。何をするということもなく、近所をブラブラ歩く。ここで今年初めてツクツクボウシの声を聞いた。

帰ってからはルーティンの仕事に加えて、サラブレ10月号の原稿に取り組む。当初の見通しが甘く、終わってみれば意外と時間が掛かってしまった。水曜以降はずっとキーボードを叩いていたような気がする。

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2011年9月 2日 (金)

8月27日・土曜

新内閣誕生だが、増税必至で先行きは暗い。増税もある程度やむなしだが、今はタイミングではない。今したら本当にデフレが強まる。

サンスポ紙面では、野田就任による射幸税再燃を危惧していたが、どうなることか。もしそうなれば大打撃だ。ただ、野田首相はプロレス好き、それもジャンボ鶴田ファンとのことで、そこだけは好感が持てる(苦笑)。

本当に優れた人物は今や政治家を志さない時代。民間企業や、一部の学者の方によほど傑物がいる。市民運動家崩れや弁護士崩れがなる職業?になってしまっているからなあ・・・。それに東大入学式で見られる毎年の光景、赤門前の合格インタビューでも「官僚になって日本を動かしたい」などと賢しらな口を叩いている人たちがわんさといるわけだし。

俗物の最たる者である自分の話。先週土曜は、今年最後の新潟ということで1レース前から競馬場へ到着。朝飯兼昼飯は、これも毎年1回は食すことにしているイタリア軒のカツカレーにしようと思ったのだが、どうも体にカツカレーを受け付けるほどのパワーがない。アッサリと天ぷら(油ものという意味では矛盾するけれど、私は天ぷらは和食の中でもアッサリした献立と思っている)で済ませる。

3Rの直線競馬、萩本欽一さんの持ち馬ヒヅグータスが快勝。前夜、見栄晴氏ともいろいろ電話で話したのだが、欽ちゃんの馬とは知らずにこの馬で勝てると推奨しておいた。見栄晴氏はもちろん、欽ちゃんの所有馬も久々の中央での勝利だそうで、かなり喜んでいたそうだ。

ラジオ日本は7Rから。悲劇はいきなり起きた。本命は10.6倍のグランデスバル、対抗は2番人気のクレバーホーク、そして穴推奨が単勝60倍のマイネオーチャード。ゴール前はこの3頭が抜けだして血が滾る。どうやってもこの3頭の組み合わせで決まり、順番だけだったのだが、クレバーの勝利濃厚、マイネ2着、グランデ3着と思ったところで、マイネが走りすぎてアタマまで突き抜けてしまった。2頭軸マルチにせず大失敗。ちなみにクレバー頭でも14万馬券だった・・・・・。加藤アナに慰められる。

なお8Rは誰でも当たる馬券、9Rはキッズニゴウハンが買えずで終了。

自分のサイトで出したひまわり賞は対抗本命の順で結構ついた。良い予想ができた。

スタンドへ降りて11Rまで。10Rはアグネスサクラが無く、11Rは12着馬が無いのではお話にならない。リーチコンセンサスは追い込んできたが僅差の5着。1400mであんなにスローの前残りになるとは。

新潟駅へ向かうタクシーのラジオで、新潟競馬場のインフォメーションを耳にした。最終週のイベント紹介で「なおお昼休みにはDAIGOさんのレース予想・・・、そして最終レース終了後もDAIGOさんのレース回顧・・・」大誤算と脳内変換して一人で笑っていた。もし運転手が気付いたら気味悪かったことだろう。

かくして2011年の新潟通いが終了。何とかかんとか、体調も良いままに過ごすことができた。

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2011年9月 2日 (金)

8月26日・金曜日

台風があまりにのろくて、とうとう開催日の新潟、札幌開催に影響を大きく与えそうな雲行き。

新潟、札幌、小倉すべて、中間に芝刈りあり。小倉のみローラーがけ。札幌は金曜の時点で雨、土曜は道悪必至。当日の馬場は3場とも、現時点では全く検討もつかない。

早くしないと1週間を越してしまいそうな先週の競馬関係を。

26日の金曜は、東京駅に向かう総武線の車内から見える空があっという間に暗くなり、豪雨と稲妻が飛び交った。幸い上越新幹線には影響がなく、定刻通りに出発。1週前が地震、先週は雷、とくれば今週はいささか心配だが、私の出張は無し。

到着してから飯までの時間は、締め切りの一番早い所の予想原稿書きと、サイトでの予想対象レースの選択に充てる。その際、いつもBSNのニュースワイドを付け放しにしている。地方に来たという気分が出るからだが、この日に取り上げられていたのは万代地区再開発のニュース。一角の小売店を閉店させて、大きな総合ビルを建てるという計画がとうとう実施期間に入るという内容で、街頭インタビューされた人の多くは、意外にもその計画自体を知らずに驚いていた、

前にも書いたけれど、こうして地方都市がノッペリした、顔を失くした街に変容してしまう。

わくわくしたニュースは、これは新潟とは関係なく地球の裏側の壮大な話。アマゾン河の地下4キロに、長さ6000キロに及ぶ大河が存在していることが確実になったというもの。想像するだけで何か気がふれそうになる。

この日の夕飯は、夏の間に一度は行く千代鮨で握りとお吸い物。それから店を変えて「大はし」のすだちそばと、栃尾名物の油揚げで〆。すだちそばは言うなれば、冷麺のスープに日本蕎麦が入っているような感じの味。実にさわやか。新潟の蕎麦のおいしさは有名だが、こういう食べ方もあるのかと。

NHKBSで阪神がヤクルトに大勝したのを見届けて、気分良し。予想もはかどった。ラジオ解説の準備などをして深夜1時過ぎに就寝、翌朝は7時半起床で競馬マガジンの予想原稿を出す。

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