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2012年1月

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2012年1月28日 (土)

1月22日~24日

日曜の府中は曇天も、お昼前から日差しが出て、午後はかなり晴れた。だが夕方からは急激にまた雲が垂れ込めて、刺すような寒さとなった。

この日は馬券も不調。悶絶したのは競馬予想TVの狙い目とした小倉10Rの唐戸特別。本命ヤマニンガーゴイルが見事勝ち切り、ヒモのアドマイヤコリンが2着までは良かったが、3着マイネルナタリスが抜けた。アタマ差3着のリバーハイランドがもし届いていたら、255倍の3連単が取れたのに。25倍の馬連を買わない自分が悪い。

京都10Rは、スタートで訳の分からない落ち方をしたアイアムマリリン騎乗の秋山のせいでレースが荒れてしまった(配当も荒れたが)。カラ馬がタガノラヴキセキをカットした上に外へ振るし、先行馬群の直後に居た馬たちはカラ馬が気になって差せない。あれよあれよとメモリアルイヤーが逃げ切った。ロードバロック、シャイニーホークも、タガノほどではないがカラ馬の被害を被っていた。

さらに自己嫌悪に陥ったのは平安Sだ。本命ヒラボクキングまでは良かったが、取れたのが馬連とワイドだけとは情けなさすぎる。直線ではインバルコかスタッドジェルランのどちらかで3着も決まりと見えただけに、大喜びしたのに・・・・どちらが来ても3連単が300円ずつあったのだが、完全に糠喜び。どうやらツキも無くなってきたようだ。

そもそもヒラボクキングが強い勝ち方をしたのは必然だが、自分が本命を打てたのは偶然にすぎない。

打ち上げではビールと黒糖焼酎。このところ呑んでばかりいる(といっても酒量は知れたものだが)。

月曜の競馬ブックで、吉澤譲治さんが有馬記念距離短縮論を主張しておられた。吉澤さんとは年賀状のやり取りもしているし、勝手に師として私淑しているが、この短縮論にだけは真っ向反対しますぞ!

距離短縮をしなくても近年の有馬のメンバーは揃っているし、また2200mにしたら秋の3つの古馬中距離GⅠ間の差異が小さくなる。

そして何よりも伝統と風情が消失してしまうのが我慢ならない。秋天が短縮されたのとは訳が違う。天皇賞の場合は秋を短縮しても春が3200mのままで、古馬の3200mGⅠ自体は残っているわけだし、むしろ1年に2つ3200mのGⅠが施行されていたことの方に問題はあった。

もうこれ以上、GⅠの根源的な部分をいじるべきではない。日本競馬の大きな減退につながると思うのだが。

24日火曜は、飯田橋にて打ち合わせを少し含んだ呑み会。楽しくも意義深い4時間だった。

なお今週末の東京と小倉のダートには凍結防止剤が入りました。

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●28飯田雅夫/Kヤマモト ●29水上学/樋野竜司


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2012年1月26日 (木)

1月21日・土曜

21日土曜の中山は寒さと悪天候でガラガラ。レースになるとさすがに傘を差してでも間近で見ようと、スタンドの前にお客さんも出てくるけれど、それも3割方。レースの合間は、視界に人がいない時間帯がほとんどだった。

小倉8Rのゴール前、上村騎手の早々に追うのをやめて後続に差され、2着から3着に落ちた騎乗は目を覆う&疑うものだった。あの馬の馬券を持っていたら、もうバカバカしくて普通の神経なら馬券なんか買ってられねえという気になる。月曜のブックを見たら戒告処分にはなっていたが、ハッキリ言って去年の小倉の黛騎手と同等の過失であり、騎乗停止処分にすべきだ。ああいうファンを舐めた騎乗には徹底してお灸を据えるべき。現に黛はあれから変わってシッカリ追う騎手になった。上村はベテランの域に入っているだけになお情けない。

京都9Rには話題のワールドエースが出走、完敗。ただ、よくあれで2着に届いたという見方もできる。道悪云々と解釈している記事も見たけれど、それが敗因ではないのは明白だ。重馬場がダメなら最後あそこまで伸びてはこない。

教訓としては、若駒にはまだレースで教えるべきこともあるので、その辺の危うさを見越して馬券を買うべしということ。そもそもマスコミが煽りすぎたきらいもある。

ワールドエースは決して現時点ではGⅠ候補ではなく、まだ課題がたくさんあると思うが、あれで評価が下がるようなむしろ次走のきさらぎ賞では面白いかもしれない。

情けないのは、よく専門紙などにある「今日の勝負馬」とか「今日のイチ押し馬」というような記者コラムで、このワールドエースを挙げていた記者たち。こういうのを見るとなんというか・・・・脱力してしまう。

間違えてほしくないのは、別にワールドエースを本命にして予想することに文句を言ってるのではないし、負けたことで誹っているのでもない。わざわざ今日の勝負馬として単勝1倍台の、しかもあの少頭数のレースでの断然人気の馬をコラムで取り上げる了見が情けないのだ。これはワールドエースの成績とは無関係の話。

毎朝早起きして現場で取材にあたる苦労には頭が下がるし、自分には真似ができないから、そのことだけで何を書いても許せる部分はあるのだけど。

最終が終わってフジテレビへ移動。お台場は冷たい強風と雨で傘が飛ばされそう。わずか200m程度の距離しかない東京テレポート駅からフジテレビまでがとても長く感じられた。

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2012年1月25日 (水)

1月17日~20日

東大地震研が、4年以内の南関東での大地震発生確率70%と発表して話題になっている。政府が出した30年以内というスパンと大きく異なるもので、一部には徒に不安を煽るものとして批判する向きもあるようだ。

しかし、よく言われている「いつ来てもおかしくない」「明日来てもおかしくない」という表現では尻に火がつかない。実際、このニュースを見て初めて防災グッズを備えたとコメントしている街頭インタビューも目にしたし。私も相変わらず、すぐに歩いて帰れる範囲を超える外出時には必ず、ラジオ、ホイッスル、電池式携帯充電器、超小型のライト、乾電池4本を持ち歩いている。

時間が経つと(とはいってもまだ1年経ってない)、被災地以外ではどうしても記憶が薄れてしまう。しかし忘れさせないために、こうしたショッキングな数字を時折突きつけることは効果的だと思う。

恐れるのではなく用心すること。過去の歴史から見て、「大地震の世紀」「天災の50年」に入ったのは、ほぼ間違いないのだから。

いつものように無精して、だいぶ記事を溜めてしまった。

117日は最強の法則のコーナー取材を電話で受ける。18日は競馬ラボ用の戸崎騎手へのインタビュー。詳しくはネタバレになるので書けないが、とにかく好漢、生真面目。目から鱗が落ちるような内容の話もしてくれた。近日公開。

20日は最強の法則の連載締め切り。前夜に送信してこの日は女子医大で定期健診。数値は安定、やや改善。薬の副作用でどうしても太ってしまうので、早く服用量を減らせるようにしないと、着る服がなくなる(苦笑)。

病院の廊下で、モヒカン一歩手前のヘアスタイルの若い男性が、老婆の車椅子を押していた。バアチャンバアチャンとしゃべりかけて、覚束ない老婆の言葉にはピアスの付いた耳を寄せて聞いてやっていた。見れば鼻にもピアス。とても心が温かくなった。だがバアチャンはこのピアスをどう理解しているのだろうか。

思えば、見かけアホっぽい、一昔前ならガングロとか、今ならすぐに「チョー○○」的な言葉でしゃべっているような女子高生の方が、電車で老人に席をためらわずに譲っている(私調べ)。一番譲らないのが若いサラリーマン風の男性。

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2012年1月23日 (月)

訃報

小島貞博調教師が逝去。まだ60歳。早すぎる。

現役の騎手時代。若いころは夏の新潟にピンポイントで遠征してきて、よく穴を空ける職人タイプの騎手イメージだった。当時は今のように関西馬が大挙して新潟に出走することはなく、夏の新潟通しても、のべ20頭から30頭程度だったと記憶している。その後、まさかダービー2勝騎手になるとは夢にも思わなかった。

ミホノブルボン、タヤスツヨシは騎手人生の末期。ブルボンは馬も強かった(あと戸山調教師の信念の結晶でもあったが)が、タヤスツヨシは騎手の腕もかなり貢献していたと思う。

厩舎を構えてからは、送り出してくる馬たちに独特の色があって、騎手時代前半さながらの「曲者厩舎」という印象。穴馬券もたびたび出してくれるありがたい存在だったのだが・・・・。

謹んでご冥福を祈ります。

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2012年1月23日 (月)

お知らせです

★ラジオ日本、1回東京の担当は午後前半です。13時から14時半までの出演です。

★競馬予想TV、今週は休みです。次回出演は未定です。決まり次第お知らせします。

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ということで今週日曜が私の担当日です。よろしくお願い致します。

★ 競馬最強の法則・2月号発売中です。

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2012年1月18日 (水)

1月14,15日

今週末の関東地方は雪が免れない模様。東京は金曜の方が土曜より高確率のようだが、とにかく開催日はなんとか逸れてほしいもの。

◆13日の金曜日は久々に髪を切って黒くカラーリング・・・といえばシャレて聞こえるが、何のことはない白髪染め。

 14日の土曜は中山へ。今年初めてのラジオ日本解説担当で、生競馬も今年初めて。寒さと正月で資金が尽きたこともあるのか、お客さんはガラガラに近い状態。

 控室では、毎年のことながら1回中山が飛ぶように過ぎていくという話。ようやく今週から通常の土曜日曜開催が戻ってきて、競馬マスコミも落ち着いてきた感じがする。

出演は10R以降。11Rは堅すぎてタテ目だったが、10Rと12Rは無事クリア。特に12Rは本線で、あれだけ付いてくれるとは思わなかっただけに嬉しさひとしお。

◆金杯で故障したアドマイヤコスモスは大出術が成功したようで、なんと復帰に一縷の望みを託しているようだ。レースを見ていたら、あの急激な下がり方は鼻出血か心房細動かと思ったが、かなり重度の骨折だったわけで、命を取り留めたことだけでも幸運のレベルだったようだ。競走中は馬も脳内興奮物質が出ていて、痛みの感じ方が鈍ってしまうものらしい。

無理はしないでほしいと思う反面、カネヒキリのようなカムバック劇を見てみたい気もする。

◆放送が終わってエレベーターに乗ったら、なんと北島サブちゃん軍団が!部外者は私だけという状況。背は小さいけれど(失礼)、やはりオーラはビンビン発している。

◆終わってお台場へ移動。中山からお台場への移動は本当にラク。

 雑談で大河ドラマを巡る話題。今年は平清盛だそうだが、清盛と言えば私たち世代には仲代達矢が主演した「新・平家物語」がいまだに強く残っている。去年の正月は総集編のDVDを入手してずっと見ていた。

 清盛に限ったことではないけれど、どうも近年の大河は軽すぎる。もちろん、歴史ものを歴史ものとして扱わずに、無理やり今に寄せた部分を描いて共感を誘おうとする演出や脚本の問題が大きい(役者には罪がないと思う)のだろうけれど、昨今の時代劇、歴史もの全般を見ていてとても違和感がある(のは私だけ?)のは、日本人の顔が小さくなりすぎたことも意外に大きな原因なのでは?俳優や女優の顔が小さく、顎が細くて、ヅラが似合わないというか、見てて安定感がない。だから説得力もなくなるし。

◆翌日曜日は東京競馬場。競馬場ではなくて行きの途中のバスの中で本を買ってくれた方に声を掛けられて恐縮。おかげさまで重版かかりました。本当にありがとうございます。

ただこの日は馬券の調子は悪かった。3連単なら何か1頭が惜敗してハズレというパターンが多い。WIN5は3度目の的中となったが、あの安さでは喜べず。せめて中山10Rでケニアブラックが勝っていたら10万円台には乗ったと思うのだが。

◆共同通信杯は、対抗に推したものの、調教がダメと予想TVで酷評されてガッカリしていたベストディールが快勝。本命アドマイヤブルーも、先行して唯一粘っての3着で悪くない。ただ消したマイネルが2着で馬券はアウト。これは仕方なし。

それにしてもスロー必至と見たのが甘かった。

日経新春杯はどうしようもない。ただトゥザグローリーのハンデはどう見ても軽すぎ。馬に配慮するなら下をもっと軽くすべき。詳しくはniftyのコラムに書いた。

◆終了後は上野へ移動して、清水成駿さんのサイト「スーパーセレクション」コラム執筆陣の新年会にお邪魔させてもらう。私は木曜のコラムを担当して4年目。

火曜担当の柏木さんは残念ながら欠席も、月曜の長谷川さん、水曜の丹下さんと柴田さん、木曜の和田さん、金曜担当のラフィアンの元マネージャーの小平さん、そして競友渡辺さんの重鎮が揃って、貴重なお話を拝聴することができた。酒に弱い私にしては結構呑んで、帰りはコート要らずになるくらい暖まった。

チチカステナンゴ急死はここでも話題に。平安時代における藤原氏のような今の社台の栄華だが、決して良いことばかりではない。

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2012年1月13日 (金)

1月8日、9日の競馬から

只今13日の夜。心配された小倉の雪は回避。好天の下で3場とも行えそうだ。なお小倉のダートにだけ凍結防止剤が入った。

競馬最強の法則2月号が今日13日に発売。今月の特集は「今年1年、ベタ買いで勝てる馬券作戦」の特集。いろいろな角度から、多数の予想家、ライター、データ班が捻りだした目から鱗の馬券術。私も血統ページでひとネタ書かせてもらった。

個人的に、読み物として皆さんにお薦め・・・というか、ぜひご一読願いたいのは、河村清明さんのルポ。勇退調教師相次ぐ関東の厩舎の問題点を鋭く指摘している。

週が改まる前に先週の競馬を。

★8日の馬券は一進一退だった。京都芝には砂が入っている模様。シンザン記念はジェンティルドンナを3着づけでしか買っておらず、せっかくプレミアムブルー▲、マイネルアトラクト△でも1円にもならない。レース自体のレベルはそれほど高くないと判断。

WIN5はスイートマトルーフで止まる。うーん、馬券には入れられる馬だと思うがWIN5で買うのはかなり難しい。終わってみれば、この日のWIN5で買い辛いのはこの馬だけ、これで120万ならオイシイのかもしれない。もっとも私はシンザン記念の勝ち馬もとてもWIN5では買えないので、どのみちダメだったのだが。

寿Sの裁決は大いに疑問。パトロールを見れば見るほど、降着がどうか別にして、あれが何の処分にもならないのは理解できない。と思っていたら週刊競馬ブックには、「パトロールを見れば、四位騎手がセーフなのが一目瞭然」というある記者のコラムがあった。池添の方が狭い所に入ってきて前に触れつまづいたのがよく分かるというのだが、その見解には全く同意できない。確かに池添は狭い所に入ってはきたが、間隔のないところをこじ開けたわけではなく、三浦の件で話題になった「内1頭分のスペース」を勝つために突いただけ。問題はその後であり、その場所に入った後まっすぐ走っているシルクに、四位のアナバティックが横から馬体をぶつけつつ切れ込んでいる。シルクが前に居た馬に進路を絞められたとか、入り込んだことで躓いたというのとは訳が違う。

もっとも、見解が違うこと自体をどうこういうつもりはさらさらない。ただ、あれを見て断じてセーフという感覚や判断は私には到底理解できないというだけのこと。それにしてもいろいろな見方をする人がいるのだなあ、と感じた次第。

個人的に言いたいのは、やはり裁決委員に対してだ。これがセーフならば暮れの中山の横山騎手もセーフでしょ、ということ。あれこそ、後ろが勝手に突っかけてきたケース。それが落馬したのは、言葉は悪いが自爆。もし今回、池添騎手が落馬していたら、四位騎手をアウトにしたのか?尋ねてみたい。今週末何もなければ、次回の最強の連載テーマはこれでいくつもり。

話戻って中山12R、マイネルグートとトランスワープで自信があったのに、マイネル動かず。

9日は午後から単独で東京競馬場。本命馬勝つもヒモ抜けのレースがこの日は続いていたが、フェアリーSで幸運が舞い降りた。北村北村と叫んでいたら、横に居た人に祝福された。しかし本当に紙一重。スローだからあの時計で走れた馬が多かったがゆえ、低レベルレースに多い横一線。

○▲◎で決まった馬券はまさに運としか言いようのない結果。ただマイネエポナは、それまでのレースを見ていればこんなに人気がないのは妙ではあった。

枠がもう少し内なら◎チェリーメドゥーサでいく予定(ひいらぎは高レベル)だったのだが、あの枠では。

パストフォリアやシャンポールフィズよりは、元々トーセンベニザクラの方が強いと思っていた。しかしパストはあの大出遅れでは競馬にならず。買った人も気の毒。

大事なのはバカヅキの次の週。引き締めて今週の競馬に臨みたい。

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2012年1月11日 (水)

今更ですが、有馬記念関係の話を

今更ですが・・・書き忘れてました。

★有馬記念が10Rだったため、やはりレース番号のミスが多発したようだ。11Rでの9番ヤサカシャイニーが、この馬の能力を考えるとお昼過ぎくらいまで異様に単勝が売れていた。有馬でオルフェーヴルの単勝を勝ったつもりだった人の間違いに間違いない・・・・。

と思っていたら、知人でいました、スゴいラッキーマンが。

有馬記念の3連単を、オルフェーヴル1着固定のフォーメーションにして、2着以下にエイシンフラッシュ、トゥザグローリーもあったので獲った!と喜んでいたら、なんとレース番号が11Rになっていてガッカリ・・・・しかし、これまたなんとなんと中山11Rで9番のヤサカシャイニーが勝ち、2着3番(有馬だとヒルノダムール)、3着12番(有馬だとアーネストリー)の目もフォーメーションにあったので一転して一度は紙くずかと諦めかけた馬券が10万円に化ける大的中!しかも有馬の3連単より3万円も多く付いたという、年の最後のバカツキ話。

ちなみに中山最終をまともに買ったらハズれていたそうで、まあ普段から穏やかで人徳のある方なのだが、こういうプレゼントもあるのだなあ・・・・と感嘆した次第。

★SKEの松村かおり(漢字知らない)というアイドルが、競馬にかなり詳しいそうで、有馬記念で本命オルフェーヴル、対抗エイシンフラッシュ、▲ブエナビスタ、△トゥザグローリーと4頭しか挙げずになんと大的中だったという話を聞いた。風・小林も亀ちゃんもお見事だったが、この娘には負けてるぞ!

 

★12年のスケジュール、セントライト記念が月曜施行に。これで私が物心ついた時から、当時の局名でラジオ関東賞としておなじみだった社杯がつかないことに。(ラジオ日本は9月17日の月曜には放送予定がない)なんとも残念。それにしても今年の重賞日程変更は、訳の分からない点が多すぎる。

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2012年1月 7日 (土)

1月5日、上々の滑り出し

15日。競馬者にとってはやはりこの日が元日。とはいえ馬券はなかなか波に乗れず一進一退。

金杯の本命馬は東が5着、西が4着。西は○ダノンシャーク、▲アスカトップレディが23着と入りながら、勝ったラクリマが△評価では馬連も拾えない。なお中山のアドマイヤコスモスは前にも書いたが残念な結果に。命に別条はなさそうだが、復帰は難しいそうだ。

競馬予想TVで狙い目とした京都最終は、▲◎○の順で入って好配当の大ラッキー。50歳近くなって大ラッキーなんていうのもアホみたいだが、アホのようなツキだったことには違いない。これでまたしばらく息が付ける。

この日のWIN5は7億しか売れなかった。2場開催で締め切りが通常より早かったこともあるだろうし(パソコンや携帯での告知は十分為されていたが、前にも書いたように専門紙や日刊紙での告知が乏しい)、正月挟んでお金を使ってしまい財布のひもが固くなってしまったこともあるのだろう。

WIN5といえば、競馬予想TVのWIN5は何とも・・・。まさに「流星光底長蛇を逸す」という結果。番組をご覧の方はお分かりのように、あのコーナーは予想家が自信のあるレースを第3希望まで事前に挙げて、ダブりのない場合はすんなり担当できるのだが、ダブった場合はWIN5でのランキング(的中した馬の単勝オッズ÷トータル指名頭数の値の累積が大きい人が上位)の上位が優先されるルールになっている。

今回番組で私が担当したのは京都9Rだったが、これは第2希望で、実は事前に第1希望として出していたのは初日の出S。しかもデイトユアドリーム、コンフォーコ、ノボレインボーにする予定だったのだ。もしこのレースを担当できていたら・・・・・。いや、1億を潰した私だけに何も言うまい(笑)。

それにしても、万葉Sでゴールデンハインドを指名するのは、あのメンバーでは井内くんじゃないとできなかったと思うし、また京都金杯は私ならマイネルラクリマをWIN5では指名する気はなかった。そう考えると、グループ買いが実に有効な馬券なのかもしれない。

終わってからは、いつものU氏やN氏に加え、たまたま東京競馬場に来場されていた会員の方も誘って鍋。焼酎のお湯割りがウマかった。終わってから短い打ち合わせをして、2012年競馬初めは恙無く終了した。

オルフェーヴルがドバイを断念、春は阪神大賞典から天皇賞と進むそうだ。

凱旋門賞を狙うなら春は国内専念がベターと判断とのこと。大正解だと思う。

 

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2012年1月 7日 (土)

中京競馬場が・・・&お詫びです

さて前回の競馬予想TVの本番中、今年の変更点を冒頭でお知らせした時に初めて気がついたこと。私は新装の中京競馬場には内外回りの別があると思い込んでいたのだが、なんと内外回りがなく単一のコースだった。確か当初は回りの別を付けて、内回りは従来と大差なく、外回りが長い直線になることになっていたと思ったのだが・・・・競馬マスコミの末席を汚しているものとして実に恥ずかしい。

ということで、最新著書の「月替わりに読む馬券の絶対ルール」の、3月分、高松宮記念の所に書いたところに誤りが出てしまった。芝1200mも内回りではないので、直線は長くなります。よってこれまでの傾向が続くかどうかは微妙です。この場を借りてお詫びします。

で、馬三郎紙には、先日の中京試乗会に騎乗した蛯名騎手と中舘騎手の談話が掲載されていた。芝1200mはとにかく外枠の不利が際立つだろうとのこと。全場で一番差が出るのではないかというコメントが印象的だった。なお1400mはベストのようだ。

それにしても、スタンドはともかく、コースをなぜいじった(いじったレベルではないが)のかは謎。必然性はいくら考えても分からない。迷惑するのはファン側だ。

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2012年1月 6日 (金)

1月4日

14日は4時過ぎに家を出て競馬予想TVのためにお台場へ。まだ東京は空いていて、新宿から乗ったりんかい線もガラガラ。習慣とは恐ろしいもので、この日は家を出た後、土曜だと何度も勘違いしてそのたび少し戸惑うことがあった。

お台場は海風が強く吹き荒れて、とにかく寒い。たまらずアクアシティの下にある沖縄料理屋(どうせ暖まるなら店の雰囲気から暖まりたい)でラフテーそばを食す。やや盛りに飽き足らず、ハンバーガーショップへ立ち寄り、控室で熱い紅茶を飲みながら平らげたらやっと空腹と寒さが収まった。

この日は初めて使う2スタ。とにかく広い。ベストハウスの収録などで使われるスタジオだそうだ。

私は有馬記念当日は東京競馬場に居て放送を見ていなかったのだが、フジの中継で、ヒロシさんが涙を流して言葉に詰まっていたとかで、その理由が何であったのか話題になった。不埒な私などは、キャバクラでなじみの、ブエナビスタファンの子が居て、その子が年内で店を辞めてしまうので感傷的になった・・・・という筋書きを考えていたが(失礼)、実際はなんともピュア。直線でなすすべなく抜き去られていくブエナビスタを見て、いつも後方から追い込んできて、他の馬には抜かれないレースを身上としていたのに、最後の最後でこうなるか・・・と思ったら、かわいそうでたまらなくなったのだそうだ。さすが若いころに本気で演劇を志した時期があったヒロシさんだけのことはある。下らない空想をしていた自分が実に情けない(苦笑)。

この話題から派生して、予想家同士でしゃべっていたら、意外なことにこの日出演していた某氏や某氏もレース後に涙することがあると分かった。熱い予想家が多くて本当に頼もしい。

この日は年明け1回目で、アシスタントは慣例により着物出演。着物は背の低い日本人が産んだものでありながら、背の高い人向きの衣装だと思うのは私だけだろうか。

秋はずっとGⅠが続いたので、ひとレース+狙い目というパターンばかりだったのだが、今回は久々に2レース予想のあとに狙い目。あっという間に本番が終了した気がする。

夏目氏と帰宅。年末に太組氏から、一緒に漫才を組んでいた夢を見たとカミングアウトされて、夏目氏とのやりとりが一番しゃべりやすいと言われたとのこと(笑)。

帰宅してからはいつもの土曜のパターン。予想原稿に加えて、山下書店配布用の原稿まで済ませて就寝。3時を少し過ぎた。

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2012年1月 6日 (金)

JRA賞プラスα

2011年度の中央競馬各賞が発表された。全部門、まったくもって順当な結果になった。また、毎年、細かい投票内容には首を捻らざるを得ないものがあるのだが、それも今年は少なかった。とはいえ。

まあ、年度代表馬としてヴィクトワールピサを入れた人や、2歳牝馬でアイムユアーズに入れた人の理由も考慮するには値するし、またダート馬部門でスマートファルコンに13秒入っているのも、それはそれで百歩譲って分からないものではない。ただ、ダート馬部門で該当馬なしに入れた人が1人いたことにはビックリ。いかなる理由で該当なしとなるのか、その理由は皆目見当がつかないし、トランセンドとスマートファルコンの選択で悩み抜いて決められず放棄したというのなら、もう来年からは投票権を返上すべきだと思う。

あと、理解できるものの意外に思ったのは、最優秀古馬で意外とトーセンジョーダンに票が入っていたこと。ヴィクトワールピサと競るのはトランセンドだと思っていたからだ。もっとも、「トランセンドはダート部門がふさわしいからこちらでは入れなかった」という考えの人も多かったのだろう。それはそれでよく分かる。

いずれにせよ、各賞を得た馬たちにはお疲れさまでしたのひとことである。なおNIFTYの連載で、年末に掲載した去年の私選・中央競馬十大ニュースは以下の通り。

10位 川崎競馬場で中央競馬の馬券を発売

9位 シンボリルドルフ、サクラバクシンオー死去

 第8位 志半ばにしての勇退調教師相次ぐ

 第7位 今年は南部杯を東京で開催

 第6位 メジロ牧場閉鎖

  第5位 ブエナビスタ引退

 第4位 オルフェーヴル史上7頭目の3冠達成

 第3位 WIN5発売開始

 第2位 震災による大幅スケジュール変更

1位 ドバイワールドCで日本馬ワンツーフィニッシュ

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予想家登板予定 

8日夏目耕四郎/Dワタナベ 9日佐々木敦子/柿谷陽介
●14
飯田雅夫/Kヤマモト ●15日夏ユタカ/樋野竜司
●21
夏目耕四郎/佐々木敦子 ●22Dワタナベ/上野誠
●28
飯田雅夫/Kヤマモト ●29水上学/樋野竜司


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2012年1月 5日 (木)

残念・・・。

アドマイヤコスモスは骨折しました。軽度ではないようです。あんな負け方をする馬ではないのでおかしいと思いました。

また京都最終で落馬した松岡騎手はまた脚の骨を折ってしまいました。何とも不運・・・。今日の騎乗は去年までのなんとなくモヤモヤした面を振り払ったかと思わせてくれたものだっただけに・・・。1日も早い復帰を望みます。

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2012年1月 4日 (水)

穏やかな年越し

1230日から11日の午前中まで帰省。移動の30日は底冷えがしたが、31日、元日と比較的穏やか。パソコンは一応持って帰ったが、ほとんど仕事はせず。ダラダラと本を読み、日本酒を少量ずつダラダラ舐め、だるくなったら自転車で近所をウロウロしていたら、あっという間に時間は過ぎて行った。

初夢は思い出すのも・・・・イヤだ。なんと太組氏、市丸氏らと、どうやら中央ではない競馬場に行っている。とても大きなスタンドに出入りしているのだが、レースや馬券を買うシーンは全く出てこない。ただ両氏と連れ立って建物内を歩き回っているだけなのだ。亀谷氏やスタッフも来ていることになっているのだが、登場はしてこない。そのうち私がグループからはぐれてしまい、必死で探している・・・というもの。なんだか夢診断、精神分析の突っ込みどころ満載の内容のように思えるが・・・。なお私はこれまでカラーの夢しか見たことがない。

市丸さんは初日の出みたいで縁起が良いと思うのだが、たくみさんは・・・(笑)。

1日の朝に近所の小さな神社に初詣し夕方に帰宅。配達されていた年賀状の返事。某氏から頂いたワインをチビチビ。

2日、サラブレから依頼されていたジョワドヴィーヴルに関するコラムを書いたのが仕事始め。3日は共同通信用の両金杯予想原稿と予想TVのスタンバイ。

あとは、あるところから競馬以外の原稿を1つ依頼されている(仕事とは言えない楽しい仕事)ので、その構想というかセレクション。近づいたらまた告知します。もう1つ、春にある仕事の構想も。

今日4日からは通常モード。というか今週は変則集中開催なので、ラジオがないとはいえ、こと予想に関しては通常より忙しいかもしれない。このあと夕方に予想TVのためにフジへ入ります。

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1月5日水上学/Kヤマモト8日夏目耕四郎/Dワタナベ 

9日佐々木敦子/柿谷陽介
●14
飯田雅夫/Kヤマモト ●15日夏ユタカ/樋野竜司
●21
夏目耕四郎/佐々木敦子 ●22Dワタナベ/上野誠
●28
飯田雅夫/Kヤマモト ●29水上学/樋野竜司


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2012年1月 3日 (火)

そんなことより本業は

評論家ヅラしてダラダラ書き流してる暇あったら、じゃあお前の本業はどうなんだということになる。

それを言われると穴があったら入りたくなるくらいだが、今年も何とかおっさんが四苦八苦、七転八倒しているさまを見せていければいいかなと思っている。競馬自体の楽しさもそうだが、外部に居る人間は馬券を通してしか関われないわけだから、予想し馬券を買う楽しみ(大半は苦しみ?)をアピールしていくのが何よりの使命だろう。

その一方で、最強の法則の「直言居士」やニフティのコラムなどを主戦場として、相変わらず言い続けるべきことは言い続けていきたい。このところ、少しずつではあるが、同じ考え方をする人たちが増えて、ある部分については変わりつつあるような気もする。クレーマーだと陰口を叩かれようが、雨のしずくが岩に穴を空けることもあるのだから、めげずに言いたいことは今年も言っていくつもりだ。

出演予定。

ラジオ日本は112日からの始動です。1月の中山開催では午後後半、14時半以降の出番となります。

競馬予想TVは14日、14日、21日の出演となります。7日と28日は休みです。

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1月5日水上学/Kヤマモト8日夏目耕四郎/Dワタナベ 

9日佐々木敦子/柿谷陽介
●14
飯田雅夫/Kヤマモト ●15日夏ユタカ/樋野竜司
●21
夏目耕四郎/佐々木敦子 ●22Dワタナベ/上野誠
●28
飯田雅夫/Kヤマモト ●29水上学/樋野竜司


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2012年1月 3日 (火)

新年にあたり

今年もよろしくお願い致します。

年が明けた直後に長野で、そして午後には東京を中心に東日本全体で揺れを観測した、やや大きめの地震があった。共に最大震度は4。特に鳥島を震源地とする地震の方は、震源の深さ370キロというかなり深い所でのもので、マグニチュードは7.0と大きかった。

日本人は年が改まると前年のことを何かとリセットしてしまうものだが、今年も大震災の教訓と警戒心を忘れてはならないという戒めなのかもしれない。

とにかく、日本(というか地球規模で)が地震の活発期に入ったことは疑いのないことであり、私の目の黒い間はもう警戒を解くわけにはいかないのかもしれない。腹を括って生きていくしかないだろう。

地震、そしてそれに続く原発事故を契機に、自分がどういう生活を選択していくべきか、自分で情報を集め、自分の判断を信じ、自分で考えるという時代が本当に訪れたことを痛感する。そして将来的に、自分がその時選択したことの責任を負うということも出てくるはずだ。当然と言えば当然のことではあるのだが、特に日本人は、大事なところでは国がなんとかしてくれるとか、どうにかなるという楽観的な思考をしてしまいがちだった。いよいよ、自分に関するすべてのことが自分に委ねられる時代に、野放しにされたということなのだろう。

去年も一昨年も年頭に「目に見えないものの重要さ」について書いた気がするが、言い換えればそれは精神とか心という領分にあるもの=哲学だ。結局、どんな「理」(数字やシステム、データなどの客観的事象)も、それを使い動かすのは人間の心である。

また反対に、どんなに高邁な思想や、道義に基づく情があったとしても、それを具現化しようとしたり、人に伝えたりするためには「理」の裏付けがないと無理だ。ところが近代は、その「理」の方へ極端に振れてしまうことが続いていて、バランスが崩れている。理を追求するあまり、哲学が排斥された時代ともいえる。原発事故以降、学者、知識人、文化人と称する人たちの中に、そのバランスが全く取れていない手合いが相当いることが発覚したこともこれを裏付けている。しかしすべてにおいて、二者択一の価値観の危険さははからずも露呈している。これからは相反する領域同士のバランス、科学と哲学のバランスがカギとなってくるはずだ。一つの思想や思考回路に陥ることの愚かしさを悟ること。こうだからこうでなければならないという考え方を捨てること・・・とも言いかえられる。

データのような一見客観的な不変の真実に見えるものでも、いくらでも都合のよいように操作できるということがこれだけ明白になった年もないだろう。理を動かすのは結局個々の人間の心や意思だ。もっともな顔をした嘘を見破るためにも、「理」と「想」のバランスは重要だ。まさにそれこそが理想なのである。

もう1つ、今書いたこととも通底するのだが、とにかくあらゆる分野において、閉塞した状況を生みだしているのは「偏向」「偏重」である。他人や主流と同じであることに安心し、勝ち組に属して小さな安心を得ることに汲々としているから、より一元化が進み、より圧倒的な勝ち組が出来上がっていく。進んで牛後となり鶏口になることを恐れる。政治も経済も文化においても、こうした態度が諸悪の根源となっている。

どこかに属するのではなく、自分はどうなのか、自分は他者とどこが違うのかを主張すること。他のやっていないこと、気付いていないことを探すこと。孤立することや異端視されることを意に介さないこと。閉塞感を打ち破るために、すすんで「異」たる勇気を持ちたいものだ・・・と年頭につらつらと考えた。

・・・・・・。

・・・・・・。

・・・・・・。

社説の年頭所感か。

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