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2012年3月

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2012年3月30日 (金)

3月24,25日の競馬から

 デザーモは今週乗ったら3週間アメリカへ渡る申請をしているとの報道。日本と往復するのか、行きっぱなしなのかは不明だ。何がしたいのかよく分からない。

先週土曜はラジオ日本の出演がなかったので、自宅観戦。ネコパンチの日経賞は、時計的には立派な内容だった。ただ得てして逃げ馬が勝つのはああいう展開で、2着以下になし崩しに脚を使わせてしまうことが多い。江田と日経賞といえばテンジンショウグン・・・・うーん。もちろんウインもルーラーも、この舞台と馬場では下馬評以上に弱いということだ。

 それにしてもネコパンチは母父ダンシングブレーヴ。今年の春も毎週、リファールの人気薄が激走するケースが続いているが、馬券の方ではどうもその波に乗れていない。

 メインレース後に家を出てフジテレビへ。亀ちゃんが熱発から口内炎に苦しんでいて気の毒。まともに食事もできないそうだ。顔色も悪かった。

 

 日曜は東京競馬場。外はポカポカ陽気なのに、館内の暖房が強すぎる。柱に貼ってある「場内は節電につとめております」の文言がうそ寒い。

 

中京芝は乾いたら前日と傾向が一変した。どうやら雨については東京と同じ推移になるということのようだ。乾けばイン、渋れば外。

となると、高松宮記念は能力の高い馬が先行好位脚質だからこの順当な結果も仕方ない。サンカルロが一番強い競馬。本命アグネスウイッシュも悪くない競馬だった。もう少し出して行ったらどうだったかと思うが、シンガリから行って内で詰まりまくりながらの上がり最速は今後に光明。

 終わってからはいつものメンバーで打ち上げ。毎回面白い話が出るが、ヒノくんの「オルフェーヴルは外へ逸走してなくても2着だった」という見解には特に唸った。というか私も同意見ながら、その根拠をキチンと対象化するのが難しかったあのレースと、オルフェーヴルの弱点を完全に分析していた。中身は本人がそのうち何かに発表するでしょう。

 個人的に、勝った有馬記念含めて、オルフェーヴルのパフォーマンスは落ちてきていると思っている。ディープインパクトやナリタブライアンと並べて語るのは時期尚早。

 

 

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2012年3月30日 (金)

プロ野球開幕、ドバイ

事前に。

今年のプロ野球、セリーグの順位予想がどこもかしこも読売1位なのはまったくもって不思議。どの選手も全盛期で集まっているわけではないのだから。

村田なんて去年さんざん攻略されているわけだし、小笠原にも浮上の兆しなし。

杉内は下降線だし、ホールトンはたぶんセでは半分くらいしか勝てない。

セリーグはヤクルト断然。パリーグは西武だろう。

ドバイワールドCはエイシンフラッシュを応援したい。この辺は普通にただのファン心理としての応援。やはりダービー馬に頑張ってほしい。

他のレースでは、ひそかにダークシャドウに期待。

市丸さんは自分のPOG馬ゲンテンのレースをドバイで見るという稀有な体験をすることになる。

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2012年3月30日 (金)

愚痴ですが&本紹介

現在馬券が大スランプ。

思えば小倉大賞典で12番人気のダンツホウテイから入って、勝ち馬と014着という何ともやりきれない結果で馬券にならなくなってから、少しずつ歯車が歪んできているような気がする。

弥生賞でも絶好の狙いのコスモオオゾラを抜擢し、アダムスピークを切り捨てたまではいいものの、切ったトリップに2着に入られてしまって、アーデントとのワイドしか取れないとか、スプリングSでも道悪苦手のマイネルロブストから、強さなら一番のグランデッツァに本命を切り替え、しかもディープに頭ナシと決め打ったまでは正解ながら、ロジメジャーに手が回らず単勝と馬単だけしか取れないとか、判断ミスが重なって儲け損ねている内に完全におかしくなってしまった。

マーチSのメイショウタメトモのような、後から思えば過小評価されていた馬に手が回らず、内容が薄弱だったトーセンアレスを対抗にして失敗するのは最悪。バーディバーディは確信を持って切ったので諦めも付くが、サイレントメロディとの馬連は取れていないとダメだ。

しかも道悪になるとなかなか騎手も勝負にいかなくなるので、展開も読めない。せっかく道悪適性が高い馬に乗っても、荒れた馬場を気にしてか後ろで控えて抑え込んでしまい、馬の良さを殺している騎乗がたまに目につく。何か流れを変える意味でも、今週末こそは良馬場になってほしいものだが・・・・金曜夕方から土曜にかけて降るようだ。

愚痴ばかり書いてても仕方ないので、本を1つ紹介。競馬ベスト新書/大西直宏・元騎手が書き下ろした「ダービージョッキーだから解ける!GⅠ勝利の方程式」だ。騎手の立場、陣営の立場から、各GⅠへの意識や仕上げ、コースの特徴などをどう考えて臨んでいるか、それをどう馬券に反映させたらいいかを公開している。騎手がどんなことを考えているかを知ることは、現場に入れない自分のような立場=競馬ファンと同じ立場の者にとってはとても興味深い。

と同時に、乗っている側の見解はあくまで乗っている立場からのものであって、真理真相とはまた別ではないかという考えも強く頭をもたげてきた。結局我々には純粋に見る立場からのレースの見方、捉え方があるわけで、それが騎手の感じたものと異なっていても、全く問題ないということ。つまり見る立場には見る立場からでしか見えないレースの綾というものがあるわけだ。その意味ではこの本は、自分のレースの見方にある意味での自信を改めて持たせてくれた。

とにかく、ある程度競馬に習熟したファンにとっては必読であると思う。

お知らせ。今週からのラジオ日本土曜競馬実況中継は午後前半担当となります。13時から14時半。

競馬予想TVはしばらく出続けます。

それから新刊の発売日が4月13日に決定しました。他の種牡馬辞典に比べて大きく出遅れていますが、内容は実戦力という意味で他の追随を許さないものになるよう心がけたつもりです、。よろしくお願い致します。

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2012年3月23日 (金)

まずは先週の競馬から

今日から少しずつ追いついていくように更新します。

時系列にすると、いつになるか分からないので、先週の競馬から。

土曜の中山は予報と違って気温上がらず、寒い雨に。ガラガラ。

フラワーCはまずまず。サンキューアスクのおかげ。メイショウスザンナとのワイドでかなり助かった。

若葉S、ラジオ日本ですでにしゃべってしまった通り、ワールドエースはやはり小回りだと不安が大きい。皐月賞が良馬場なら本命は打たないとまではしゃべった通り。若駒Sとこの日の若葉Sは、道悪だからこそ届いたと思う。この馬道悪は相当巧い。下手だというコメントを真に受けてはダメ。下手ならあんな脚使えるわけがない。

日曜は東京競馬場。

オルフェーヴルの阪神大賞典は、まあ個性的な大スターのアピールという意味では話題を提供できたし、翌日の新聞も結構一面扱いになっていたので、その点では悪いことばかりではなかったかと。故障でなくて本当に良かった。

断然人気馬が逸走からレース復帰で上位入線ということで、真っ先に思い出したのはシーキングザパールの新潟2歳S(中山施行)。ユタカの「弁当を買いに西船方面へ行っちゃいました」というコメントが懐かしい。(こういうコメント、今ならネットで叩かれるんだろう)レースに戻ってなんとか4着だった。

それから有馬記念でのサクラホクトオーが外ラチ近くまで飛んで行って3着というのもあった。昔もトサミドリや障害のフジノオーがどうこうという話を聞いたことがあるような。

確かに不利は不利だけど、あれであまりに能力を過大評価しない方がいいとは思う。200m余計に走ったと言う人もいるけど、いくらなんでもそこまでは走ってない(笑)。なおレース内容自体は相当の低レベルだった。

問題は、それよりもゴール前の斜行が罰金だけで済んだこと。降着の有無は別にして、あれは1日か2日の停止が妥当でしょう。まあいろいろ意見はあるでしょうが。

ヒルノの脚がなかったから問題なしという見方もあるけど、脚があったら降着モノ。脚がなければ降着なしで騎手には騎乗停止が妥当だと個人的には思う。

スプリングS、予想を見て下さった方はお分かりだと思うけど、当初はマイネルロブスト連軸本命で行くつもりだったが、思った以上に雨が降ったのでグランデッツァに変えたのが奏功。ゼンノエルシド産駒は道悪下手。

解せないのは阪神の9R、ノルマンディーの大敗。いまだに何度レースを見ても分からない。

終わってからの打ち上げ。桜花賞の人気順がどうなるかという話題で盛り上がる。個人的にはジョワド→ジェンティル→パララ→エピセアロームかハナズという順で上位人気が形成されると踏んでいる。

今週は高松宮。これまでの方針通り、GⅠ週にバッサリ芝を刈るかどうか、土曜の競馬を見ないと何とも言えない。ただ、有力馬の枠順を見ると、それほど前の週と傾向を買えずに外枠の差し有利で作ってくるのかなという気もするが・・・・・。

あと春のクラシック前半戦のもう1つのポイントは、桜花賞週の阪神に砂を突然大量に入れるかどうか。キストゥヘヴンの年は露骨だった。あれをやられると前の週までの傾向が激変してしまう。もし撒くならせめて前の週にお願いしたい。芝がボロボロの中山も同じ。皐月賞の馬場はこのままにはしないでしょう。Bコースに変わる来週からどういじるか(阪神も来週からBコース)。

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2012年3月23日 (金)

出演情報です

やっと校正も9割方終わりました。

本の正式タイトルは「種牡馬戦略SUPERハンドブック」。正式な発売日はまだ分かりません。4月中旬です。

●今週のラジオ日本出演はお休みです。

●競馬予想TVは今週、来週と2週連続で出ます。

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2012年3月14日 (水)

お知らせです

もう手首や指が腱鞘炎になりそうな。

締め切りまであと10日チョイ。やっと八合目まで登ってきた感じです。

確定申告にもやっと手をつけだしたというありさま。

ここはお知らせだけ。

※競馬最強の法則4月号発売です。いつもの連載と、ジョワドヴィーヴルに関する記事を書きました。

※競馬予想TV、次回はまだ未定です。

※ラジオ日本は、今週は2時半から出ますが、来週は清水成駿さんがご登場です。

※種牡馬辞典は4月中旬発売に向けて佳境です。正式なタイトルはまだ未定です。

それにしても先週は全く馬券が当たらず。本命が来てヒモすっこ抜けが多かった。

あと、中京は、高松宮記念の週は一気に芝を刈ってくるんでしょうね、たぶん。いかにもやりそう。

また突発的に更新します。

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2012年3月 9日 (金)

今更2月26日・日曜

今月は厳しいので、しばらくはアッサリと、気力と体力に余裕がある時に書きつけていきます。確定申告もまだ何も手をつけてない。

いまさら226日の日曜。この日は1日中反省していた。

まずWIN5。阪急杯だけ外す。

このブログでしょっちゅう「あと1つだった」と悔しがっているが、WIN5というのはそもそもがそういう馬券。同じ思いをしている人はたくさんいるものだ。だが今回こそは本当に悔しい。

難解な中山10RのブラッドストーンSで、引退の高橋父子のニシオドリームを信じるか、手を広げるべきか悩んだ。結論は「前週に同じペアのメイショウマシュウで勝っているし、ここは中山だし過信禁物」と手を広げる選択をし、その分阪急杯で1頭削ったのがマジンプロスパーだったのだ。ここを予定通り4頭で行っていれば・・・・。

ちなみにWIN5は先週も、スマートギアだけ外してしまった。だがこちらは土曜の競馬を見ていたら、とてもWIN5では買えない馬だったので諦めがつく。いつもより前目に位置していった松山の好判断だった。それにしてもこの週に中京がなくて中山9Rからの発売だったら・・・・200万くらいにはなっていたはず。

通常の馬券の反省は、予想TVで買った両重賞。中山記念の3連単はリアルインパクトを自信を持って消したので仕方ないが、馬連は印上位4頭のボックスくらいは買っておかないと。せっかくシルポートを強調しても何にもならず。

それにしてもフェデラリストは強かった。この馬場ならさらに良いはずとは思っていたが、ハイペースも向いたのだろう。本命にしたフィフスペトルはシルポートの首に鈴をつけに行く一番不利な役回りになってしまった。

阪急杯は、普通の予想をしてしまったのが失敗。マジンもスプリングもヒモにして、サンカルロを信じすぎてしまった。人と同じことをしていてはダメ。しかも土曜の同じ1400mでクロフネとアドマイヤコジーンの産駒が共に3着以内に入っていたというのに・・・。

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2012年3月 2日 (金)

2月25日・土曜

ニュース原稿で「足責めクラブ」という単語を女性アナウンサーが読むのを聞いて笑い止まらず。真面目に読むとこれほど滑稽に響くものかと。この原稿を女性アナに読ませるのは公開セクハラみたいなもんですな。

無許可営業だったため逮捕されたクラブ経営者は「足で性的サービスされることを望む客層があると見込んで開店」したそうで、まさに「人の行かない道に宝が眠る」と思ったのだろうが・・・・嗜好の方はちょっと理解し難いところ。この辺、求道者の某氏に訊いてみよう(笑)。

競馬は今週から中京が開幕。いろいろ特集が組まれているが、差し追い込みが決まりやすいという見解が多いのは意外だった。直線が長くなって急坂があるんだし、しかも騎手がみな追い込みやすいというコメントをしているからには、当面は前が残ってどうしようもなくなると思うんだが。よほど使いこんで内が荒れてくればともかく。では遅ればせながら先週の競馬。

2月最後の土曜、25日。日中はどんよりとした曇り空だったものの、雨は降らなかったが、未明までタップリ降った影響は大きく、芝もダートも完全に道悪。特にダートは水がところどころ浮いていた。

行ってみてビックリしたのは、寒さのために洋芝が全く伸びていないこと。ボコボコで、いきなり砂が撒かれている。この砂のために、良馬場だったら時計は出たかもしれない。事実、やや乾いてきた日曜は、重馬場にしては速い時計が続出した(もちろん中山記念のようにペースが影響したものもあるけれど)。

アーリントンCはジャスタウェイの末脚がキレキレ。だが、最後の1Fの前の止まり方が大きかったことにも多少は恵まれた感もある。発表ではニュージーランド→NHKマイルCと進むそう。

競馬予想TVへ。市丸さんとは久しぶり。夏目さんは重度の花粉症持ちなので、かなりキツそうだった。

太組さんによると、爆笑問題の田中さんはこの番組を見られるときは必ず見て下さっているのだそうで、一番楽しみなのが太組さんと私の絡みなんだとか(苦笑)。

見栄晴さんは前夜に徹夜で「われめでポン」の収録、なんと優勝したそうで祝福。欽どこの見栄晴役を射止めたのもじゃんけんで勝ったからということで、大舞台で勝てる運を持っているのはやはり芸歴の長いタレントさんの凄み。それも最後はオープンリーチをキメたようだ。

もう20年近い付き合いになるけれど、麻雀も昔はたまにお付き合いさせてもらった。私も互角に打てていた(手加減してくれていたのかもしれない)から、私でももしかしたら何回かに1回は優勝争いできるかも?

これを書いてるうちに思い出したが、昔、東京競馬場で撮影したクラパの収録後に、関西勢の北野さん内藤さんの帰りの新幹線まで間が空いたか何かで、須田さんと4人で突然府中で麻雀することになった。真昼間に営業している雀荘を探して須田さんの車に乗って走りまわった覚えがある。百戦錬磨の北野さんに「恐ろしい打ち方や」と褒めて(くれたのだと思うが)頂いたのが良い思い出。ラジオ時代にトンデモなく強い上司たちに赤坂で毎回いたぶられていたから、かなり耐性はついていたのだろう。もう麻雀は引退同然だが、麻雀というものは勝ち負けよりもしゃべっている方が楽しいものだ。

お知らせ  競馬ラボでは現在、戸崎騎手と私の対談を会員限定で公開しています。

ベストセラーズ競馬新書「月替わりに読む馬券の絶対ルール」、おかげさまで3刷が決定しました。本当にどうもありがとうございました。

競馬予想TV、次回出演は未定です。とりあえず最低3週間は執筆に専念します。

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