本文へジャンプします。




2012年5月

« 2012年4月 | トップページ | 2012年6月 »

2012年5月30日 (水)

苦いダービーデー

ダービーデ―は1R直後に競馬場へ到着。朝から気分がそわそわするのは、これはもう何十年もの習慣であり、むろん私だけでなく競馬者なら誰でもそうだろう。少し暑すぎるくらいの陽気、去年の豪雨の中のダービーを思えばこの上ない。

 毎年書いているけれど、私が初めて見た競馬が71年のダービー。だからダービーデ―こそが私の競馬における誕生日みたいなものなのである。

 昼休みは、例によってあの外国人女性ナレーターによるK1のパクリ形式の騎手紹介。本当に見ていて恥ずかしくなるほど白ける。ニフティのコラムにも書いたけれど、ああいうお祭り演出は、ジャパンCや有馬記念ならまだいいけれど、ダービーデ―にはふさわしくない。昼休みくらいは派手に盛り上げたいという意図も分からなくはないが、ダービーにはその要素は要らない。

何年前か忘れてしまったが、私の記憶違いでなければ故・保田隆芳さんのトークショーを行った年があったはずだ(ダービーデ―でなかったらごめんなさい)。こういう企画の方が、ダービーの重みを伝える上でふさわしいと思う。今のスタイルでは、杉本さんの使い方だって、ただイベントには杉本さんというだけとしか思えない。生き字引みたいな人を使う意味が全くない。

ダービーは特別な日、荘厳な日という意識を持った企画をお願いしたい。

場内はさすがの混雑ぶり。何名かの方に声をかけていただいた。その中になんと「シバタマサト」さんという方がいた。マサの字が違うのだが、ダービーデ―にダービージョッキーと同姓同名の方にお会いできるとは、何と言う運の良さ。

馬券は8Rの青嵐賞、どう考えても3頭立てなので、500円ずつボックス3連単で77倍的中で少し増やす。予想TVのWIN5担当レースでもあったのでひと安心。

番組内ではこの3頭の選択について懐疑的なコメントをもらったのでいささか自信が揺らいでいたが、まずは責任を果たせた。ただラッキーバニラの粘りには少し肝を冷やしたが。

むらさき賞、エチゴイチエは中枠を引いた時点で頭なしと思っていたのだが、トーセンの1着づけ馬券がない。番組のWIN5はこのレース担当のヒロシさんがやはりトーセン抜けで終了。

ダービーは、レース自体は素晴らしかった。見応え十分。ダメだったのは自分の予想。番組でも言ったように、勝つ可能性があるのはディープブリランテ、トーセンホマレボシ、ヒストリカル、グランデッツァの4頭としながら、ハズレの2頭に本命対抗を打ってしまうとは。

押さえの馬連45倍あったディープとトーセンが的中すればそれでもプラスにはなるので、これは取れたと思ったのだが、最後の最後でフェノーメノに差しこまれてそれも水泡に。

ヒストリカルはパドックを見て諦めた。事実スタートからレースにならず。よほど輸送がダメなのか、あるいはそもそもデキがおかしかったかのどちらかだろう。迷ったら前に行く馬に本命を打つべきだった・・・・。

フェノーメノはあと一歩で青葉賞勝ち馬として初のダービー制覇達成だったが、最後の最後で力尽き大きくヨレてしまった。まっすぐ走っていたら勝てていたが、あれはもう仕方ない。トーセン含め、上位3頭は死力を尽くしていた。恐ろしきはそのトーセンホマレボシ騎乗のウィリアムズ。あれでもたせてしまう技術はスゴイ。

ワールドエースとゴールドシップは、着差は小さかったが内容は完敗だった。共に加速がつくまでに時間が掛かる。むしろスローペースの方が良かったはずだ。

負けた組で、ワールドやゴールド以上に良いレースをしていたのはコスモオオゾラだった。事故(両前脚に軽度の骨折判明)がなければおそらく4着にはいただろう。ラストは走りが乱れてしまった分、差されていたが故障だったとは。年内復帰は難しいか?

グランデッツァは距離長かったが、見せ場はあった。今後はマイル路線だろう。クラレントも積極策で大敗も内容はあった。夏は休むのかもしれないが、意外と小倉記念あたりが向きそうな感じがある。

レースが良かっただけに、自分自身が馬券でしくじったのが悔しい。何やらせっかくのダービーなのにもったいない事をしてしまったという後悔ばかりが残る。

予想TVの狙い目とした富嶽賞も、サトノモンスターがゴール寸前で4着に差されて終わる。残っていれば・・・。

目黒記念も消化不良の結果。ただ、やはりダービーの後の重賞というのは楽しみがある。去年は土曜に組まれていたが、今年以降もダービー後の重賞は続けてほしい。個人的には目黒記念も良いが、ユニコーンSを中央のダートのダービーのようなニュアンスで12Rに持ってくるのもアリだと思う。

終了後は大人数で打ち上げ。ハイボールでやけ酒、しゃべり過ぎた。

|


2012年5月30日 (水)

5月26日土曜

いかにも初夏らしい陽気だった26日土曜。この日は10時半頃に東京競馬場。府中市内の大半の小学校が運動会だったからか?ダービー前日にしてはやや人の出足が鈍かったが、お昼を過ぎると急に増えてきたような気がする。

芝はCコース使用。改修以前からのダービーのコース取りである。ダービーだけは一貫して同じコースで行うべきという方針のもと、幅員が広がってもCコース施行になっていると以前JRAの方から伺ったことがある。

この週は中間の芝刈りがいつもの水曜ではなく月曜に行われていたからか、ここ2週よりは長め。時計も1800mで多分時計半分、前の週よりも掛かっているが、超高速馬場が高速馬場になったくらいで、依然速い時計が出る馬場。ただ多少クッションがよくなったか。

この日は午後前半がラジオ解説。レース回顧をする上で、どうしても見直したいことが1つあったのだが、ラジオではそれも叶わない。グリーンチャンネルで解説していた頃は、VTRのないレース回顧はあり得なかったので意外と気は楽だったが、ラジオでは記憶と、レース中に走り書きしたメモが全てとなる。その分、難しさはテレビの比ではない。何年やってもファンファーレが鳴ると緊張する。

京都9Rの與杼特別のテーオーストームで勝負も、玉砕。

朱雀Sはオールブランニューを各所で推奨したのに、自分の3連単はノーブルディードの頭が無くて失敗。

傷心のまま、先に最終レースの馬券を買ってフジテレビへ。競馬場を出る前に最終の馬券を買ってから出る。東京12Rはエクストラセックが本命も、手持ちの新聞では印が並んでおり、相手も堅いと見て荒れそうな京都最終を買ったら、結果を電車で見たところ傷を広げることに。京都はスッコ抜け。代わりに東京のエクストラセックが2着、なんと7番人気と意外な人気薄で適度に荒れていたのだ。しかも大本線で当たっており、一撃で取り返すことができていたはずだった・・・・・。涙。

競馬予想TVは通常通り。小林氏と共に帰宅。

|


2012年5月25日 (金)

府中の雨は

ダートはともかく、芝にはほとんど影響なしだと思います。

ミッドサマーフェア故障判明とは。レベルの低い?論戦に決着つかずになってしまいましたか(苦笑)。

それにしても難解なダービー。騎手の馬場読み、ペースへの意識がどんなベクトルへ向かうか、土曜の傾向に倣うか、土曜の裏へ行くのか。前日予想泣かせではあるけれど、あまり細かいことを考えすぎてもいけないし、かといって能力通りに決まるとは思えないし。予想する醍醐味満載の年となりそうだ。

それではみなさん良いダービーを!

|


2012年5月24日 (木)

東京芝は高速馬場(たぶん)

まとめて本日3つ目の更新。

 著書やこのブログ、あるいは連載などでここ数年指摘している、芝に撒いた緑の砂問題。公表を切望するという主張は各所で再度、客観的データを含めて書いているのでお読みいただくとして、今回のオークスなどを見て1つ考えたことがあった。

 

 それはあくまで妄想に近いレベルのことだが、馬場が高速化→逃げ先行有利になる→騎手の意識が前掛かり→日曜のメインでは反対にペース激化で追い込み有利、勝ち時計も上昇・・・・という図式である。いわば、道悪ダートで意外と追い込みが決まることと似た感じだ。

高速化することによって、差し追い込みが決まる攻防になり、GⅠ自体が見応えあるものになりやすい・・・・ということまで想定して、馬場を作ってきているのではないか・・・・と思えるのである。

 聞けば、馬場を作る人たちは、長居の競技場など、他分野施設の芝の保全アドバイザーを務めるほどの技術集団だそうだ。それだけ高度の方法論を持っている人たちなら、ある意図に基づいて馬場を造るのはそれほど難しくないだろう。

大レースが近づくとまずかなりの確率で撒いてくる(なにせ、今年の春天は開催2週目で撒いたわけで、馬場の凹凸を補正するために開催末期しか使わないという、私が取材した時の対応コメントは理解し難い)ことも含め、そんな想像をたくましくしてみた。

 いずれにせよ、雨の心配のない今週のダービーは(金曜もしかしたら少し降るか?)、土曜を見てみないと断言できないが、まず同様の馬場で行われる可能性が濃厚だ。

 そのダービー、個人的には大混戦と見ている。予想は難解。何年競馬をしていてもダービーウイークは落ち着かないし、1つのレースについて最も考えることになる週である。まずは故障のないように。

 なおラジオ日本は土曜13時~14時半の出番。競馬予想TVは今週来週と出演します。

|


2012年5月24日 (木)

ツイッター雑感

先日日曜にご一緒させてもらったメンバーの中に、ライターの日夏ユタカ氏がいたのだが(氏の最新刊「サラブレッド穴ゴリズム」(ベスト競馬新書)、ぜひご一読を)、彼から、何と私のブログやらテレビやらの発言をまとめて、ボット?(その時初めて教えてもらった言葉なので間違ってたらすみません)にしてくれている、奇特な方がいると教えてもらった。

 

 ああいう風に切り取ってアフォリズム風にまとめてもらうと、何やら発言にも価値があるように見えてこそばゆいものだ。どなたがやっているのかは聞きもらしたが、前後関係を切り落としても問題の無い所を巧くまとめてくれていて安心した。

 ところが、世の中とは当然ながらこういうモラルのある人たちばかりではない。ずいぶん前にも書いたが、ツイッターにせよ何にせよ、人の発言の都合のいいところ、インパクトのあるところだけを切り取って、悪意を持った編集を施してアップする輩がはびこっていることを嘆いたけれど(私も少なからず実害を被ったことがある)、こういうものが正しく機能するかどうかは、ひとえに使う人の心遣い、心構え、人格に掛かっている。

 ツイッターではよく、タレントやスポーツ選手(とくに競馬界でも先日、某厩舎の某助手が心ない奴らの攻撃に晒されたらしい)が災禍に巻き込まれているが、どうもツイッターを2ちゃんねるのような、悪意を持った落書きの場と勘違いしているようなケースも多い。ツイッターは人を揶揄したり、非難したりするためのツールではない。批判はともかく、叩く目的で気軽に使うのは間違っている。こういうものの使い方に、人間性というのは如実に表れるものだ。

もし、自制心や客観的判断能力に基づいて使う自信も器量もないのなら、安易に自分の声を発信できる誘惑に乗らず、私のように手を出さないでいればいいのである。

ツイッターで思い出すのは、紅白歌合戦に出場した猪苗代湖ズについて、女性の大学教授か誰かが、批判というか非難を繰り広げた件。彼らが何者か知らないまま、またどうしたいきさつで結成され、福島でどんな活動を続けてきたかを知っていたら、あんなことは書けないと思うのだが、無知のまま(と思われる)見た目と歌い方への嫌悪感から心ない発言を気軽に繰り返していたという。社会的地位や学歴と、先に述べたツールを使いこなせるだけの知性とはまた別物ということが図らずも露呈した例だと思う。

かつては、発言というものは文字媒体なら編集者の目を通過した刷り物としてのみ社会に流通したわけで、その際にこうした軽率な発言はチェックされて世に出ずに済んでいたのである。その意味で、ブログにせよツイッターにせよ何にせよ、軽い気持ちで人を揶揄したりすることは避けるべきだ。以って他山の石となすべし。

|


2012年5月24日 (木)

20日・日曜の競馬

日曜はあれこれ書きたいことが散っているので、それぞれ分けて書くことに。

まずは土曜の競馬予想TVにより、ある意味オークスより?注目を集めることになってしまったガーベラ賞。ご存じのように見事アミカブルナンバーが勝利。馬券対象になっただけでなく勝ち切ってくれたことに何より意味がある。3連単にドンと張った高柳氏お見事。

結果的に馬単に1000円張っておいて私も浮きを出せた。11番が2着に上がっていたら3連単もまとめて獲れたのだが、欲を言っては切りがない。あの組み合わせにしては3連単も1万円台だったし、高柳さんみたいに2着ブリスアウトにも自信を持ってないとそうはまとめ買いはできない。

もう気分的にはここで日曜の競馬は終了したも同然になってしまい、9R以降はリラックスモード(苦笑)。

オークスはジェンティルドンナの強さを見くびりすぎていた。結果的に展開も向いたのは確かだが、それにしても追い込んで5馬身ちぎるのは並大抵ではない。時計自体は馬場差を考えると特に驚くものではなくなるが、ただこの世代の牝馬では1頭、絶対能力が抜けていたということ。シンザン記念も桜花賞も平凡な内容だったが、あれは要するに力を出していなかっただけということなのだろう。

ただし、内回りとなる秋華賞は厳しいと見ているが。

馬券的にはジェンティルのアタマ無しを前提で組んだので、参考にした下さった方には申し訳ないが個人的には悔いなし。本命アイスフォーリスもなんとか3着確保してくれた。それに私には主張が理解不能だった番組内での某氏との論戦にもケリがついたので、気分的には的中したかのような爽快さ(笑)。まあ、みんなハズレたので一緒なんですけどね。

総勢7人ほどのグループ、ほぼこの日は全滅。まだ私は傷が浅かったが・・・打ち上げはいつも以上に口が悪くなった。

|


2012年5月23日 (水)

久々余裕の土曜

それにしてもこの悪天候が1日前だったら本当に残念だった。金環日食はもちろんグラスで観測というか観賞。

まずは土曜の競馬から。

先週土曜はラジオが非番で、午後1時過ぎから東京競馬場でのんびり観戦&馬券三昧。

Vマイル日は今年最大に負けたが、この日は京都8Rのメイショウオウヒのおかげで大復活。東海Sも予想正解で久々に気持ちに余裕が。でもメイSはどう考えても勝つのはステラロッサかモンテエンしかないと、3連単で初めて3000円ずつ3点ばりしたら、ステラがクビ差届かずで無念。届いていたら41倍だったが・・・。欲をかいちゃいけません。

フジテレビへ移動し競馬予想TV。なお予想TVは現在NOTTVのコンテンツにもなっている。

私の本命はアイスフォーリス。血統面からの強調ができる馬で、かつ過小評価されている馬というとこれになる。

狙い目コーナーでなんと亀谷氏、高柳氏と私の3人が同じガーベラ賞、しかも同じアミカブルナンバーが本命という極めて珍しい事態。これで来なかったら番組の沽券にかかわる。かなり緊張して日曜を迎えることになる。

中央線のポイント工事で、新宿で京王線に乗り換えを余儀なくされ、いつもより40分近く遅れて日付が変わる頃に帰宅。休む間もなく予想原稿を書いて配信。

朝起きると、知人の某氏からメールあり。彼はいろいろデジタル系にも明るい人なのだが、何と昨日の予想TV終了直後に、アミカブルの単勝オッズが20数倍から半分に急落したとのこと。なおさら緊張・・・・。

そういえば、以前最強の法則にも書いてもらったのだけど、15日のレースの狙い目でグッドルッキングを推奨した時もそんなことがあったようだし、また先の某氏によると、今年の東京新聞杯でも(私は出演してなかったが)ヒットジャポットを複数名が本命にして推しまくったら急落したのだとか。まあ土曜の夜中の時間帯だと、票数の少ない単勝複勝なら動いてしまうのだろう。

そういえば予想家の中の某氏からも、以前狙い目が平場からも選べた頃は、ローカル開催の平場を選んでしまうとオッズが落ちるデータを見せてもらったことがあって、痛し痒しと言っていたものだが、まあ支持してくれる方々がいるのは単純に有難いことだと思う。だからこそ完全にマニアックに振れた、良い意味でクセのある番組であり続けないと。春天のビートブラックやオークスのアイスフォーリスにあれだけの時間を割いたり、ミッドサマーフェアの調教がいかに危ういものかを力説したりしていた番組は競馬予想TVだけだろう(反面ジェンティルドンナをあんなに軽く扱った番組も・・・・あ、特に私だったか・・・忘れてください・苦笑)

|


2012年5月18日 (金)

最近読んだ本の話

◆金曜の府中は、正午頃に一天に俄かにかき曇り、バケツをひっくり返したような雨が3,40分降った。しかし1時過ぎには嘘のように止んで、日差しが出た。夕方は湿度も下がり、秋のような気候だ。このあとはずっと雨はなさそうだが、土曜の午前中はダートで少し雨の影響が残って軽い馬場になるかもしれない。新潟は完全に不良だそう。芝は外差しに偏るか。

◆「ニッポンのうた」(音楽出版社)が発売となった。さっそく「楽しみにしている」というメールを頂いたり、読んだ方からの声も届けられている。引き続きよろしくお願い致します。選者100人が五十音順に並んでいるので、私の前がみうらじゅんさん(本当に昔はいろいろお世話になった)、後ろが南流石さんというのが何とも光栄すぎて。

しかし他の方々のリストを見ると、自分の選曲に抜けがあったのが痛恨だ。馬券だけでなくこういうところでも抜け目が付きまとうとは・・・。ちあきなおみと北原ミレイは入れておかないと・・・・。ただ何度も書くけれど、好きな曲と今回の選曲とは全く別です。選んだ基準は本を読んで下さい。

みうらさんだけでなく佐藤輝夫さんやえのきどいちろうさんなど、昔の私を知っている方たちもけっこう選者に入っていて、皆さんがこの本を見たら、「なんでコイツが選曲しているの?」などと思われているかと思うともう顔から火が出るようだ・・・。

詳しくは

http://www.cdjournal.com/Company/products/mook.php?mno=20120514

ご覧ください。

◆競馬者必読の月刊誌「競馬最強の法則」6月号が発売中。この時期なので当然オークス・ダービー特集。そこは最強だけに他とは一線を画した内容。

POGでは青本に、代表的な種牡馬のPOG的視点からの分析を書かせてもらっている。産駒の馬体傾向篇はエイトの鈴木由希子さん、血統篇が私となっている。赤本では恒例の新種牡馬分析。青と赤をクロスオーバーできるのは私だけ?両方揃えるのがPOGファンの常識。

◆最近読んだ本から3冊。まずは大ベテランのライター、渡辺敬一郎氏の「日本競馬闇の抗争事件簿」(講談社α文庫)。タイトルはものものしいが、内容は戦後競馬の対立軸をいくつか取り上げて、今だから書ける実情とその後への影響を、渡辺さんの貴重なリアルタイムでの体験を基にまとめている。読み応えあり。

もう1つは、自らもミュージシャンである和久井光司氏の「放送禁止歌手 山平和彦の生涯」(河出書房新社)。「放送禁止歌」というタイトルの歌を出して、見せしめ?のために本当に放送禁止にされてしまった(内容は、4文字熟語を延々並べたもので、もちろん風刺は効いているのだけど、これのどこが禁止になるのかと首を捻るほど)ことから、運命が変わった山平さん(その後事故死)の数奇な歩みを辿り、同時に表現への規制という問題を提起している力作。

◆そして競馬ベスト新書から、ヒノくんこと樋野竜司氏と、彼と親交のある魚津玉吉なる馬券師との共著「ヒノ玉馬券術・一撃必殺の書」。実は今日届いたばかりでまだざっとしか読んでない(笑)。

予想の着想は一般の多くのファンと同じ本命党、それでいて100万超の払い戻しを連発している魚津氏の「絞る技術」、反対に「投網漁法」スタイルで数々の超大穴をものしてきた樋野氏の、対照的な馬券術を比較しながら、効率良い利益の出し方を追求している極めてハイセンスな一冊。

馬券術本を非難する人も多いけれど、いかに自分の予想にそのエッセンスを取り入れるかというのがコツであり、読む方も能動的に読まないと意味がなくなってしまう。粗悪なものもあるけれど、こうした優れた馬券術本は、競馬予想が極めて高度な思考力を必要とすることを思い起こさせてくれる。

追記・新書発売に伴いキャンペーンを行なっているとのこと。詳しくは樋野氏のブログをご覧ください。

http://ameblo.jp/hinokun/

5月13日付のブログです。

 

◆ラジオ日本は今週お休み。清水さんがご登場。競馬予想TVは24時からの放送です。よろしくお願い致します。

|


2012年5月17日 (木)

もう忘れたいが書かないわけにはいかない

前後するが先週の土曜も情けなかった。

競馬予想TVを見ているという、見かけ中学生くらいの男の子たちに声をかけてもらったのはとても嬉しい反面、まさか子供から声が掛かるとは・・・と驚いたのだが、子供たちには聞かせられないような醜態を実はしでかしていたのだ。

今日(木曜夜)の時点ではもう絶望的な試合内容で、考えのない試合を漫然と繰り返している阪神だが、この日はあわや三浦にノーヒットノーランをやられるかという事態になっていて、ラジオ日本の楽屋でもその話で持ち切り。経過を気にしていたら、なんと◎ネオヴァンドーム、○スビリタスで配信していた京都メイン都大路Sの馬券の締め切りに間に合わず、指を咥えてレースを見ているしかなかったというお粗末ぶり。こういうことをしていると本当にツキは逃げる。

フジへ向かおうと駅へ歩いていたら、競馬マガジンのファンからお礼を言われても、ただ引き攣るのみ。

さらに、この日の予想TVで狙い目とした日曜新潟のはやぶさ賞も、このところ逆転のために3連単にこだわって馬連好配当を逃がし続けていた反省から、馬連・3連単併用で攻めたところ、馬連ボックスに入れ切れなかったパープルタイガーに勝たれてしまう始末。入れようかどうしようか、もう1点ならそこだったのだが・・・・3連単の方にしか拾わなかった。単純に本命オレニホレルナヨから流していたら馬連150倍は取れていた。3着馬がどうやっても買えない馬で、どのみち3連単はムリだったわけだ。

予想TVのタイトル争いも、チョット難しい状況。特に狙い目部門は厳しくなってきた。今後出演回数が同じならまだわずかに望みはあるが、そうもいかないだろうし、また残り回数が少なくなっているので、相手は残り全部当ててくると基本的に考えるべき。そうすると分母の違いが響いてくる。年間のペース配分を考えずに常に資金投下していくと、流れが悪くなった時に自業自得。たくみさんのようにメリハリをつける戦法は見事。

日曜については前回の通り。マイネイサベルは惜しかった。騎手もインが有利なのに気付いていて、土曜とは異なり内から4頭目くらいまでがラッシュ状態。まともに詰まって、実質ラスト100mしか競馬をしていないのに最後よく詰めてきた。もっともそういう馬は多かったのだが、その中でもひときわだったのがマイネイサベルだったということ。

それにしても、4歳有利というのは分かっていたが、ここまで独占するとは。予想の方はこうなると、ドナウブルーを黒に引き上げたことくらいしか、採るところはなかった。

大きいレースでは、やはりある程度前に行ってくれる騎手じゃないと話にならない。ドナウのウィリアムズもホエールのノリも、ちゃんと出していくもんなあ・・・・。競馬は騎手ですよ本当に?

今週こそは何とかしないと。本当に酷い週だった。週刊競馬ブックを見ている時は、たいてい前のことは引きずらないものだが、今週は本当に気が滅入った。

最後に、ブックの読者投稿コーナーから。救急隊員として活動している方から、競馬場の救護態勢について疑問を呈する投書が掲載されていた。かなり前に、拙著でも指摘したことがある。当時取材した状況からどれほど改善されているかは知らないが、某記者に聞いた話では、今回もいろいろ大変なことはあったようだ。受け入れ側との連携も含め、まだまだ向上はできると思う。

|


2012年5月16日 (水)

不可解な日曜東京の芝

それにしても、まだ傷が癒えずに落ち込んだままだ。Vマイルは今予想をやれと言われてもまたオールザットジャズに本命を打つくらい自信があったのだが・・・・。出遅れて万事休す。あの日のイン圧倒的有利の馬場(後述するが)でずっと大外、しかもシンガリ付近ウロウロでは話にならない。いろんな人に、「あなたがGⅠで藤岡本命とは思わなかった」とか「藤岡なのに大丈夫?」と言われたが、「走るのは馬」と強気に出たものの撃沈。考えが甘かった。

ラジオNIKKEIのサイトやブックなどに掲載されていた「マイルのペースではついていくのが厳しかった」という騎手のコメント。本人はどう感じたか分からないけれど、千八の福島牝馬Sでは33405582の流れを5番手追走。今回は344582とマイルとしては平均の緩めくらい。レース自体はむしろ前走より少しゆったりした流れ、オール自身の通過ラップはあくまで推測だが、前走とそれほど変わっていない。もっとも、マイルだとより多くの馬が回りについてくるものだから、位置取り自体は下がることはあるのだが、別に未知の激流にぶちこまれたわけではないのだ。むしろ距離短縮は往々にして差し馬にプラスと出ることも多い。とにかく出遅れが響いて(出遅れもミスだが)前に行けなかったことが全て。あとはパドックでのイレ込みがきつかったこと。

それにしても先週の東京競馬の芝コースは、実に不可解だった。土曜はBコース初日ながら、外目の差しがバシバシ決まる。比較的速めの流れのレースが多かったからか、とその時は思ったが・・・・。

驚いたのは日曜だ。一転して前に行っていないと勝負にならない。土曜の結果を受けて騎手の意識がスローに働いたから・・・・という考えもあるけれど、月曜に仔細に時計を分析するとそうも言い切れない。もちろん先週までがAコースということはあるけれど、日曜よりスローのレースでも、これまでは馬場の中央付近からの差しが開幕週から決まっていたからだ。

また日曜4Rの3歳未勝利戦1400mと、土曜7Rの古馬500万・芝1400mがほぼ同ラップで推移したのだが、土曜は完全に外差し、日曜はイン粘りと、同ラップのレースを比較しても、通った分どころにより対照的な結果になっていた。

さらにビックリしたのは・・・・レースVTRを見ると分かるが、土曜の東京芝では、馬の足元から砂の立ち昇る様子は確認できなかった。しかし、日曜になると、なんと3角過ぎから芝の内目からは細かく立ち昇る砂塵がゴール前までハッキリ見えていたのだ。

しかも砂を撒いてある3角すぎからのペースアップはかなりのもので、それまでの週の近似スローペースの上がりの速まり方よりも明らかに大きい。そして勝ち時計まで速まっていた。

もちろん、これらの事象の根拠を全て砂撒きに求めるものではないが、土曜と日曜とでレースに明らかな傾向差が見られたこと、そして土曜と日曜で何が違うかというと、砂が入った(と思われる)ことくらいしか見当たらないのだ。

繰り返しになるが、高速化させるために砂を撒いたなどとバカげたことを言っているのではない。とにかく、時計との間に因果関係があろうがなかろうが、砂を入れたらすぐに発表すること、そして、土曜のレース後にもし馬場に手を加えることがあるのだとしたら、安心して馬券を買えるようにするために、水撒きにせよなんにせよ、こうしたことは止めてもらいたい(過去に水撒きの例も)。もっとも、たとえ砂撒きが発表されていたにしても、オールザットジャズが中団付近で競馬すると思っていた私は本命にしてハズれていたことには変わりないのだが・・・・(泣)。

外した鬱憤を馬場や騎手のせいにしていると感じた人は、どうぞそう思って嘲ってください(自虐)

この日唯一笑ったのは、秩父特別を牝馬限定にしたのはJRAの下ネタ?という話題。ならば天使のブラでトレノエンジェル?などと言っていたが、そんなことにはならなかった。

|


2012年5月11日 (金)

本の話

◆おかげさまで、先日発売した「種牡馬戦略SUPERハンドブック」に重版が掛かることになりました。改めてお礼申し上げます。

 ああすればよかった、あれを書けばよかったということも申し訳ないことにさっそく出てきているけれど、先行の定評ある種牡馬事典物に混じってもある程度やれたことは大きな自信になりました。これからも、皆さんの需要に応えられるようさらにグレードアップしていければと思っています。

◆本といえば、今回はいつもと毛色の違った一冊を紹介。

音楽出版社から、515日発売予定の

『これが好き! ニッポンの歌』  (税込1785円)。

巻頭では、100名の筆者の方々から寄せられた、のべ2730曲のベスト100、さらに歌手/ミュージシャン、作詞家、作曲家、編曲家のベスト100を特集。そして楽曲ベスト100にまつわるゲストとして、きたやまおさむ氏(説明しませんよ、日本人なら知っててください)のインタビューも掲載されています。

実は、この100名の執筆者の末席を汚させてもらっている。それもこれも、編集に携わられた大越正実さんの御情けによるもので、本当に汗顔の至りなのだが、私のリストはともかく、川上未映子氏、清水ミチコ氏、デーブ・スペクター氏、内田勘太郎氏などなど、各界で御活躍の方々の選曲を見るだけでも価値は十分。(清水さんは昔一度ゲストに来ていただいたことがある。勘太郎さんは、憂歌団を公録イベントに呼んで、企画・収録スタッフとして加わったことがある。懐かしい!)

詳しくは

http://www.cdjournal.com/Company/products/mook.php?mno=20120514

ご覧ください。

補足しておくと、私については、好きな曲という意味ではなく、あくまでも今回の出版意図である「日本のうた」にこだわった選曲となっている。なので、歌詞が日本語中心に明快に聞こえるものであること、箱である音に日本的情緒が溢れていること、日本語とメロディのくっつき具合が沁みることをポイントに選んだ。

今週来週、馬券で勝ったらぜひ一冊お願い致します!

◆本で思い出したのが、ちょっと古い話になるが新宿のジュンク堂が撤退してしまった話。別に売り上げが悪くて閉めたわけではなくて、店舗の契約に関する難しい件があって撤退を余儀なくされたということらしい。閉店に際して、出版社の意向ではなく、店員さんたちが売りたい本、読んでほしいと思った本というテーマで一大セールを行ったそうだ。その気概や良し。

自由に使えるお金の減少や、電子書籍などに圧されている紙媒体ではあるが、本の重さを手で感じ、紙の匂いをページをめくる度に感じ、紙の擦れる音を聞きながら楽しむという、五感を使った読書に勝るものは無い。電子書籍は資料的なものを扱うにはいいが、文芸を読むには適していない。個人的には、本の優位性は揺るがないと思うし、そうであってほしい。

 

◆ラジオ日本は土曜14時半からの出演です。競馬予想TVは3週連続で出番となります。よろしくお願い致します。

|


2012年5月10日 (木)

悔しさばかり

なんと自分はバカなのか、いったい何十年馬券を買っているのかと、反省するしかない。新潟大賞典。まず間違いないと思っていた本命メイショウカンパク、対抗ヒットザターゲット。まずメイショウの単勝複勝、メイショウから馬連6点流し、ヒットとのワイドを厚めに。そして3連単はこの2頭軸マルチ。アホなのはこのあと。

さんざん各所で「芝重賞の人気薄のマンハッタンカフェは買え」と書きながら、同産駒のマッハヴェロシティとダンツホウテイを天秤にかけてマッハの方を選んでしまったのだ。なぜカフェ産駒を両方行かないのか。思い出そうにも、二択にした思考回路が思い出せない。

結局ワイドと複勝しか取れず。メイショウ鼻差の3着というのも痛い。せめて2着に上がってくれていれば・・・・。

この失敗が一層こたえているのは、その30分前に、すでにバカをしでかしていたからなのだ。東京の10R、ブリリアントS。本命グランドシチー、対抗ソリタリーキング。馬連万馬券はいいとして、なんとこれまたトーセンアレスを前走のあまりのだらしなさに切り捨ててしまった。前回が過大評価、今回は過小評価だったというのに・・・。

いまだに日曜のダメージが抜けない。だから先週の競馬を振り返るにも気が重く、ここまで放置してしまった。とはいえ、また新しい週末がやってくる。何とか立ち直らないと。

土曜は好天、家族連れを中心に、さすがGWといった感じの賑わい。レースもなかなか面白かった。今開催の東京芝は、ここまでインが特に有利になりすぎることもなく見応えのあるレースが続く。プリンシパルSのスピルバーグはなかなか強かった。

京都新聞杯のトーセンホマレボシも強かったが、ダービーへ向けてこちらは反動が心配。

新潟は想定していたよりも芝のコンディションが悪い。芝が育っておらず、いきなり外差しが決まる馬場だった。

この日は、詳細は書かないが、気持ちのいい出来事が競馬場であった。JRAの仕事ぶりにとても好感が持てた。

日曜午前中は晴天も強風。カーブでは横風、向こう正面追い風、直線向かい風。かなりの強さで、天候が崩れてきた午後3時以降はやや勢いが弱まったとはいえ、終日吹いた。

この風向きだと、芝では2000m以下のレース、ダートでは1600m以下のレースでは後ろに居る馬は圧倒的に不利(レース前半では向かい風とならないので)。最後の直線で前の馬との差を詰めることはかなりシンドい。

NHKマイルCは、時計的には見るべきものはなかったが、カレンブラックヒルが強風や馬場も味方につけて楽に逃げ切る。この馬は押さえ扱いに回していて、本命はジャスタウェイだった。しかし追い込み一手、この風では諦めるしかない。それでも良く伸びた方だと思う。

マウントシャスタは過大評価だろう。毎日杯の内容は言われるほど高くない。良くても3着までと見ていた。確かに直線では前も詰まっていて、それを避けようとして事故の加害馬となってしまったほどだったが、もともとの走り自体にも勢いがなかった。

クラレントの3着には驚いた。私にはどうやってもこの馬は買えない。この馬を入れて3連複を的中させたAKBの河西ちゃん(府中出身)に負けた。

そういえばガチ馬企画、賛否両論あるようだが、若くてかわいいおネエちゃんたちが毎週末競馬に触れてくれて、しかもタレントパワーとはいえ多くのメディアが競馬を取り上げてくれているのは単純に良いことだ。素人タレントが競馬場に来て10分程度のイベントで頓珍漢なことを言うのを見せられるよりも、毎週一生懸命予想してくれているのが何より(事務所のスタッフに相談はしているのだろうけど)。

これが一般のファン拡大へつながるかどうかは疑問だけど、彼女たち自身が競馬ファンになっていってくれればそれでいいとも思う。ただ、春天といいNHKマイルCといい、初心者が見て感動するようなレース、分かりやすくてかつ面白いレースになっていないのが残念だ。

ダービーまでのGⅠ、窪田さん所有の馬は出ないみたいだけど、もし予想対象レースに出たら、印をどうするのか見てみたい気もする(笑)。

同行していたKヤマモトが大ブレイクしたので打ち上げは焼き肉。。KKベストセラーズ「Kスタンダード」もよろしく。

大ブレイクと言えば、大ブレイクなんて言葉では済まないものすごいことをやってのけたのがSさん(額が額なので、本人に確認しない状態で名前は出さない)の春天当日のWIN5的中。土曜に某記者から聞くまで知らなかったが、先週はどこでも行く先々でこの話題だった。

私はもうWIN5の予算は1万円以内と決めているので、身の丈に合わせてちまちま10万台を年に何回か取れればいいかと開き直ってしまっているが、Sさんは運ではなく理詰めのシステムで信念を貫いて獲ったことが素晴らしい。

それにしても人気薄のビートブラック(去年は本命にしたのに)が1つ入っただけで(もちろんオルフェーヴルがコケたというのが最大の要因だが)この配当、夢は追い続けた者が実現させるということだろう。ちなみに私はあの日はハタノヴァンクールが勝った時点でアウト。

|


2012年5月 5日 (土)

訃報と、先週の競馬から忘れてたこと+α

久米裕氏が亡くなられた。グリーンチャンネルでの血統特番に何度か出演されていたが、そのうちの2回は、実は私が台本を書いていた。キャリアや競馬界への貢献度の大きさを考えると、なんとも恐れ多いことをさせてもらったものだと思うし、さらに不躾なことに私は打ち上げで一方的に質問を浴びせていたのだが、嫌な顔せず気さくにいろいろ答えて下さった。

個人的には、予想理論というよりは馬の適性分析や生産において絶大な威力を発揮する崇高な血統学説(これは故人にも当時申し上げたことであるので、私が後付けで失礼なことを書いているようには読みとらないで頂きたい)として、IK理論は唯一無二のものであったと思う。

穏やかな笑顔と、気取りのないお人柄が思い出される。お加減が悪いということは、実は数カ月前にとある筋から聞いて知っていたのだが、ここまでとは・・・・。58歳、早すぎる。謹んでご冥福をお祈りいたします。

4日金曜、府中はかなり降った。他県から帰宅した夕方5時以降でも、6時くらいから1時間、そして知っている限りでも22時くらいから30分間、結構激しい雨が集中的に降った。聞くところでは午後にも夕立のような降り方をしたそうで、芝はともかくとしてダートは道悪スタート必至。

遅くなってしまったが、先週の競馬の書き残していたことを断片的に。

★高速馬場と緑の砂の関係については、ここからリンクしているニフティのコラムにも書いた。また前回、私の昔の本を読んで下さいと書いたのは、本当に感じが悪いので?改めて述べることにする。

私がとにかく言っておきたいのは、意図的に高速化しているかどうかということではないし(そんなことはJRAが肯定するはずがない)、私も別にそれが目的でやっていると書いたことはない。

私が10年近く前から一貫して吠えているのは、「砂を撒いたら撒いたでそれを公表すること」その一点に尽きる。時計が高速化することとの因果関係は無いというのは、取材時に向こうが述べていたことではあるが、別にその因果関係は認めなくていいから、とにかく撒いたら撒いたと発表すること。それだけなのだ。殺虫剤散布は発表しているのに、全く訳が分からない。だから私のようなチンピラライターに「隠したいことがあるのではないか」などと書かれてしまうのだ。

今回特に憤りを覚えるのは、本来は馬場の掘れた所の補修をするために撒かれるべき砂が、開催2週目の、芝が長く内目も掘れていない状況で大量に撒かれたことだ。今回はさすがに他の方面から、砂が撒き上がっていたことと高速化の関連を疑う声も出始めている。馬場に施した措置は全て開示する方向に改善してくれれば、個人的には別に撒こうがどうしようが構わないと思っている。

そこを勘違いしないでいただきたい。

★競馬ラボの回顧にもフェイトフルウォーの大きな失速を「理由がちょっと見当たらない」と書いたが、両前脚に腱鞘炎を起こしたことが判明。程度は軽くないようだ。またナムラクレセントは球節を痛めて、引退の可能性もあるそうだし、ジャガーメイルは前回書いたように骨折。馬場との因果関係を安直には求めないが、事実として残念なことになってしまった。

★土曜に出演した競馬予想TV終了後の控室。たまにスタッフと他愛もないバカ話で盛り上がるのだが、春天のあとはサイン馬券の話に(たまにGⅠのあとは出る話題)。私は小沢問題が最大のニュースだったから「イチロー」で16番、もしくは枠連1-6・・・などといっていたら、Kクンが「でも黒幕だからビートブラック・・・まさかねえ」などと言っていたのだった・・・・そして帰りの電車の中でこのことを思い出して「しかもクロからシロになっての白帽子かあ・・・」なんて独り、「よくできてるよなあ」なんて思っていたのである!レース後思い出して絶句。嗚呼!(笑)

★日曜京都の端午Sはなかなか味のある、そして今後への材料が詰まった一戦。何度か見直した。

★ある方から、あくまで噂だが、金曜発売と通常のレースとでは枠順抽選方法が違うという話を聞く。都市伝説なのか本当なのか?細かく書かないが、もしそうだとするとなかなかに興味深いことが。

また日曜のレース後のいつもの打ち上げでは、まさかの仰天話。一寸先は闇というか、競馬界を巡る苦境の表れがここまで来たか・・・ということ。複雑。

★セリーグはもはやヤクルト1強状態。阪神は5月頭にしてシーズン終了。

とにかく、2日の中日戦で何度も突き放せるチャンスを勝手に潰しつつ、2度のリードを追い付かれたあげく引き分けたという、負けと等しい試合で、終了直後になんとチームメイト同士お互いハイタッチをしているという情けない光景を見て絶望した。チームが甘い腐敗臭(そんなのあるのか)を発している。お互いに傷や失敗を慰め合ったり庇ったりするようなチームは絶対に強くならないし、応援しに球場に来た客に失礼だ。こんなに闘志もなく、また考えることをしないチームに明日は無い。さすがに横浜よりは上に来るとは思うが、良い勝負だろう。今年は5位確定。

|


2012年5月 1日 (火)

残念&土曜の競馬

軽いとはいえジャガーメイル骨折判明、全治3カ月。

直線のリズムがゴール前に来て、少し狂ったように見えたことになんか変な感じがしたので心配だったのだが・・・・・・。予想は外れるのに、こんな当たってほしくない予感だけは、ジョワドヴィーヴルの時といいよく当たってしまう。一瞬は、また四位が怠慢やらかしたかと思ったが、ただいつもの尻上げパターンとは違って見えたので、それも妙だったのだ。

夏場をシッカリ休んで、秋のアルゼンチンあたりでまた雄姿を見せてほしい。

さてタイトルのように私の馬券も残念な週末だった。土曜はマークシート塗り間違いで当たりを逃し、日曜は競馬予想TVの狙い目で馬連を買わない凡ミス。

しかし陽気は気持ちよく、気分は快適。好天に恵まれた東京は人出もなかなかのものだった。先週は給料日前と雨が祟ってガラガラだったが、今週は土日ともにかつての活気が戻ってきた感。

この日の勝負は京都7Rのターフェル。せっかく激走してくれたのに、馬連と複勝に留まってしまった。

メインの青葉賞、フェノーメノはなかなか強かった。時計も水準以上。

10Rの春光S、兄弟で1,3着とは。

そして最終レース。まさに先頭に躍り出ようとした時に悲劇が待っていたシャイニンアーサー。放送席の真正面での出来事だけに、鮮烈に瞼に焼き付いた。落馬せずにゴールに入ったのもまた悲しく、いじらしい。

競馬につきものの事故ではあるけれど、本当に心が痛む。シャイニンアーサーという馬がいたことを覚えておくことだけが、ファンの立場でできるせめてもの供養だろう。

|


« 2012年4月 | トップページ | 2012年6月 »