苦いダービーデー
ダービーデ―は1R直後に競馬場へ到着。朝から気分がそわそわするのは、これはもう何十年もの習慣であり、むろん私だけでなく競馬者なら誰でもそうだろう。少し暑すぎるくらいの陽気、去年の豪雨の中のダービーを思えばこの上ない。
毎年書いているけれど、私が初めて見た競馬が71年のダービー。だからダービーデ―こそが私の競馬における誕生日みたいなものなのである。
昼休みは、例によってあの外国人女性ナレーターによるK1のパクリ形式の騎手紹介。本当に見ていて恥ずかしくなるほど白ける。ニフティのコラムにも書いたけれど、ああいうお祭り演出は、ジャパンCや有馬記念ならまだいいけれど、ダービーデ―にはふさわしくない。昼休みくらいは派手に盛り上げたいという意図も分からなくはないが、ダービーにはその要素は要らない。
何年前か忘れてしまったが、私の記憶違いでなければ故・保田隆芳さんのトークショーを行った年があったはずだ(ダービーデ―でなかったらごめんなさい)。こういう企画の方が、ダービーの重みを伝える上でふさわしいと思う。今のスタイルでは、杉本さんの使い方だって、ただイベントには杉本さんというだけとしか思えない。生き字引みたいな人を使う意味が全くない。
ダービーは特別な日、荘厳な日という意識を持った企画をお願いしたい。
場内はさすがの混雑ぶり。何名かの方に声をかけていただいた。その中になんと「シバタマサト」さんという方がいた。マサの字が違うのだが、ダービーデ―にダービージョッキーと同姓同名の方にお会いできるとは、何と言う運の良さ。
馬券は8Rの青嵐賞、どう考えても3頭立てなので、500円ずつボックス3連単で77倍的中で少し増やす。予想TVのWIN5担当レースでもあったのでひと安心。
番組内ではこの3頭の選択について懐疑的なコメントをもらったのでいささか自信が揺らいでいたが、まずは責任を果たせた。ただラッキーバニラの粘りには少し肝を冷やしたが。
むらさき賞、エチゴイチエは中枠を引いた時点で頭なしと思っていたのだが、トーセンの1着づけ馬券がない。番組のWIN5はこのレース担当のヒロシさんがやはりトーセン抜けで終了。
ダービーは、レース自体は素晴らしかった。見応え十分。ダメだったのは自分の予想。番組でも言ったように、勝つ可能性があるのはディープブリランテ、トーセンホマレボシ、ヒストリカル、グランデッツァの4頭としながら、ハズレの2頭に本命対抗を打ってしまうとは。
押さえの馬連45倍あったディープとトーセンが的中すればそれでもプラスにはなるので、これは取れたと思ったのだが、最後の最後でフェノーメノに差しこまれてそれも水泡に。
ヒストリカルはパドックを見て諦めた。事実スタートからレースにならず。よほど輸送がダメなのか、あるいはそもそもデキがおかしかったかのどちらかだろう。迷ったら前に行く馬に本命を打つべきだった・・・・。
フェノーメノはあと一歩で青葉賞勝ち馬として初のダービー制覇達成だったが、最後の最後で力尽き大きくヨレてしまった。まっすぐ走っていたら勝てていたが、あれはもう仕方ない。トーセン含め、上位3頭は死力を尽くしていた。恐ろしきはそのトーセンホマレボシ騎乗のウィリアムズ。あれでもたせてしまう技術はスゴイ。
ワールドエースとゴールドシップは、着差は小さかったが内容は完敗だった。共に加速がつくまでに時間が掛かる。むしろスローペースの方が良かったはずだ。
負けた組で、ワールドやゴールド以上に良いレースをしていたのはコスモオオゾラだった。事故(両前脚に軽度の骨折判明)がなければおそらく4着にはいただろう。ラストは走りが乱れてしまった分、差されていたが故障だったとは。年内復帰は難しいか?
グランデッツァは距離長かったが、見せ場はあった。今後はマイル路線だろう。クラレントも積極策で大敗も内容はあった。夏は休むのかもしれないが、意外と小倉記念あたりが向きそうな感じがある。
レースが良かっただけに、自分自身が馬券でしくじったのが悔しい。何やらせっかくのダービーなのにもったいない事をしてしまったという後悔ばかりが残る。
予想TVの狙い目とした富嶽賞も、サトノモンスターがゴール寸前で4着に差されて終わる。残っていれば・・・。
目黒記念も消化不良の結果。ただ、やはりダービーの後の重賞というのは楽しみがある。去年は土曜に組まれていたが、今年以降もダービー後の重賞は続けてほしい。個人的には目黒記念も良いが、ユニコーンSを中央のダートのダービーのようなニュアンスで12Rに持ってくるのもアリだと思う。
終了後は大人数で打ち上げ。ハイボールでやけ酒、しゃべり過ぎた。
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