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2012年6月

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2012年6月29日 (金)

6月24日・日曜

翌日は、さすがに床から離れるのがかなり億劫だった。どよーんと重い体のまま、11時過ぎに東京競馬場へ。

リメンバーメジロ。父メジロベイリー、母の父メジロライアン。福島5Rでデビュー、2着。良い名前だ。

ケイアイジーニアスやらフォントルロイやら、前年度のPOGで全く働けなかった馬が続々勝ち上がる。嘆息。

宝塚記念。オルフェーヴルの復活劇は、競馬サークルとしては歓迎すべき結果だろう。ガチ馬企画でオルフェーヴルファンとなったらしいAKBの某メンバーは涙を流したらしい。

馬券的にはまさかアタマがあるとは思わなかったが。ルーラーと両方馬券対象になられたのでは、恥ずかしながら出番はない。

とにもかくにも、オルフェーヴルがこんなに早く復活するとは。しかし考えてみれば、ここ2戦の不振が肉体ではなく精神的な原因によるものなら、突然ダメになることもあれば、突然治ることもあるということだろう。気分というのはそういうものだ。ただ裏を返せば、今後も突然やらかす恐れはつきまとうと言えるかも。

デキが7割という池江調教師のコメントは、まあ自信がなかったということだろう。ただ本当に7割のデキであの競馬はできない。またやらかしてしまった時のために煙幕を張ったということか。もとより全く信じてはいなかったが。

個人的には、サラブレの座談会でも発言したようにストレスによる部分が大きいと思っていた。

これだけ陣営やマスコミが不安説を煽っておきながらの1番人気には、少し驚いた。これで人気が下がれば、むしろ積極的に買い(アタマに置くかは別にして)なのだが、1番人気のままでは旨みがない。それでも3.2倍ならオイシいと判断すべきだったのだろうか・・・・。

ウインバリアシオンがやっとやっとの4着に終わったことにも驚いた。かなり自信があったので・・・・。去年秋以降、3か月と間を空けず使い続けられていたあたりが、この時期のGⅠで響いたということなのか。ストレスがあるとすればこっちだったのかもしれない。

福島10R、クラッチヒットが3位入線も降着。この降着は妥当。ただ、これが降着なら例のファイナルフォームも降着で間違いない。クレバーデステニーにも脚はあったが、クラッチヒットに完全に交わされたものであり、逆転の可能性はなかった。ただし、クレバーには4着に上がれる可能性はかなりあった。その意味ではファイナルフォームの件と同じ(実際はクラッチが動いたことでクレバーが動き、そのクレバーがローヴを押したのでローヴの下に下げられている)。ジャパンCをはじめ、加害馬被害馬間の着順逆転の可能性だけではなく、それ以外の馬を対象にしても、被害馬が着順を上げる可能性を奪ったということで降着にした事例はいくつもあるのだから、その意味でも改めてファイナルフォームを降着としなかったことは整合性を欠くもので、誤りなのだ。

競馬予想TVのタイトル争い、この日を終わって無冠がほぼ決定。わずかに首の皮一枚で年間回収率の可能性を残すのみだが、現実的にはまず難しい。一時は2冠だっただけに、春後半からの失速ぶりはツインターボ並みで大反省。3部門とも回収率100%を超えているのに、1つも獲れなかったというのは実に情けない。

馬も人も訃報が相次ぐ。特に、私のラジオデイズにニッポン放送で活躍していた塚越アナの死去には驚いた。最期の状況が悲しすぎる。ご冥福をお祈りする。

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2012年6月27日 (水)

6月23日 土曜

自分の決意をただ述べたり哀願したりするばかりで、その必要性と客観的な分析に基づく説明をきちんとしないまま、デフレ下の消費税アップへと踏み切った愚昧な政権は許し難い。生活直撃云々もあるが、競馬業界の端くれにいる人間にとっては、なおさら馬券へ回るお金が減り、さらなる苦境に陥ることは容易に想像できる。

そもそも、前回の消費増税の時に、結局、国の収益自体は増税前と比べて変わらなかったという事実もあるのであって、ただ低所得層が生きづらくなっただけだったのだ。誰もが豊かな暮らしを送れる社会というのは幻想で、貧困が悪いことのように捉えられることは間違いだと思うが、少なくとも社会的弱者が生きづらくなる世の中は健全とはいえないだろう。

そういった層を救う社会保障のための増税というのが表面上の理由ではあるけれど、今の政府案ではそれがまやかしであることは明白だ。課税方法の検討や、無駄の改善含めて、万策尽くしてから初めて消費増税が考慮されるべきであり、震災損失の復興財源については復興税のような期限つきの臨時増税で乗り切れるものである。

第一、増税論議は震災前から政府がなぜか強引に提唱していたものだった。まるで渡りに船のように震災に乗じて、それを増税の根拠とすり替えるようなやり方は耐え難いものだ。

23日土曜。

福島の日差しは強かったものの、風が肌寒ささえ感じさせるもので、日陰に入ると初秋を思わせるほどだった。

正午前に到着して、花月寿の冷やしかき揚げ蕎麦。ここの麺は冷麺のそれを思わせるような、日本そばらしからぬ歯応えで、またなみなみと冷たいつゆを満たした器の中にそばを盛るという、冷やしそばとしては変わったスタイル。揚げも麺もつゆもすこぶるウマい。

この日はメインレースで悶絶の連続。米子Sは本命のシルクアーネスト、競馬マガジンでもキーホースとして配信した穴馬フラガラッハからの馬連2軸流しも、さすがにサワノパンサーがない。ゴール寸前までミッキードリームとの組み合わせで決まりそうだっただけに唖然茫然。サワノが伸びてきた時点で3連単は諦めたが、300倍近い馬連を300円持っていただけに・・・・。ちなみにラジオ日本鈴木沙和子アナが、名前にちなんで持っていたサワノの複勝を見事的中。

さらに福島のメイン。対抗セイリオスが勝ち、番組で穴推奨したヤマニンシャスール激走2着も、本命サイモントルナーレが追い込み届かず4着まで。セイリオスからの馬連は買っておらず、サイモンとセイリオス2頭軸マルチの3連単のハズレ馬券だけが残る。これまたデカイ配当だっただけにダメージもデカイ。

最終レースは◎○▲の順で的中も、堅いために馬券を買ってない。傷心のまま飛び出して福島駅へ、そして新幹線に飛び乗ってフジテレビへ向かう。車内で狙い目やWIN5の馬を選んで内容を送信し、買い目をまとめていたらもう大宮を過ぎていた。東京駅からはタクシーで移動、競馬予想TV出演。この日はとにかく乗物の座席か放送席か、どちらかに座っていた1日だった。クタクタだったが帰宅後は予想原稿をひと頑張りし、3時前に就寝。

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2012年6月22日 (金)

少し鬱陶しいですが

たまには週末以外のことを。

★とはいえやはり競馬の話から。ディープブリランテがキングジョージ出走を正式に決めたそうだ。斤量で恵まれる3歳の内にというのはポイント。この時期には戦うべき舞台が日本に何もないわけだから、果敢な挑戦姿勢には敬意を表したい。ただ、2歳秋からシッカリと疲れを取る暇もないまま、大舞台を戦い続けているだけに、レース前はもちろんレース後の体の心配はどうしても拭えない。もしかしたらこれで馬が終わってしまう危険もあるが、そこはもう陣営の慧眼と手腕を信じるしかない。

★新潟出張の1か月前となって、金曜泊まり1泊分の宿を予約しようとしたが・・・・何でこの夏の新潟市内ってどこもかしこも満室だらけなの?国体でもないのに・・・もしかして高校総体とかの類?それにしても7月中旬からお盆前までほとんど空きがないなんて初めての事態だ。

まあ何とかしたけれど、出張最初の週は燕三条泊まりになってしまって、当日朝の新幹線で新潟駅へ移動という事態に。午後後半担当ならば、当日通いもできるが、前半担当ではさすがに前乗りしないとキツイので・・・・。

そう言えば、先週の福島へ向かう時の新幹線(盛岡行き)も満席のアナウンスがあった。人の動きがようやく活発になってきたということか。

★先日の裁決問題について、一部に「加害被害の直接の関係馬同士に、入れ替わりの可能性がない限りは着順変更はないということを知らないで非難している無知な競馬ライターたちがいる」というようなことをブログだかなんだかで書いている人がいるようだが、そんなことは皆当然分かった上で疑問を述べているのである。その辺を踏まえてもなお、なぜ誤審なのか、そしてどういう対応をすべきだったのか、問題点と改善すべき点はどこなのか、来月発売の最強の法則に書いた。

★宗教とは人(の心の安寧の)のためにあるのであって、人が宗教のためにあるのではない。国際紛争のもともとの火種が宗教であることは多いけれど、いつもそう思う。

★野田総理が、大飯原発再稼働に際して用いた「私の責任において」という言葉。再稼働の是非云々は別にして、責任という言葉をかくも軽く使う政治家ばかりで嘆かわしい。原発事故に対しては、一首相ごときでは責任の取りようがない。というか誰も取れない。辞任する程度のことが責任と思っているのなら大変な間違いだ。それ以前に、責任とは何だろうか?税にせよ何にせよ、説明もしないまま突っ走ろうとしている。

★自分が後ろめたいことをしている時、あるいはしてこなかったことを他人にされた時、また他人が作った功績を認めたくない時、そんな時に勝手なレッテルを貼って人を攻撃するような、浅薄な連中(回りくどくてスミマセン)はどの世界にもいますわ。

自分だけが分かっているのだから他人は口出すなみたいな奴、既得権益を批判しながら自分が既得権益を得ることには執心する奴も多いですわ。常に自分を一歩高みに置いた発想しかできない奴ら、どうにかなりませんか。

自分を大きく見せることに汲々としている人たちだらけ。皮肉と暴言と批判を混同しているバカ。どこもかしこもそんなのばっかですわ。

・・・・となぜか突然暴走したところで、先日1つだけ嬉しいことが。某ラジオから出演依頼。ちょっとビックリする番組だったので、耳を疑った。来週収録。放送が決まったらまた告知します。

今週は競馬予想TV出演します。ラジオ日本は午後後半、14時半~16時半。

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2012年6月20日 (水)

夏の福島開幕

 6月16日は2年ぶりの福島競馬。朝の新幹線で出発、日帰りが4週続く。東京では薄日も雲間から漏れていたが、宇都宮を過ぎたあたりから雨が強まり、白河では大雨に近い状態。思いやられたが、福島市内は小雨。駅前の温度計は16.9度。一昨年の開幕週は確か33度、34度だったはず。

 競馬場まではタクシー。珍しく道が混み、少し長めにドライバーと話ができた。郡山在住とのこと。やはりというか、話題は放射能関連のことになる。

世間話程度であり、しかもそれでいてデリケートなテーマだから、その詳細を書くのは控えるが、現地には報道されていない苦労があり、また我々がニュースから勝手に思い描いている現地の意識とは、違った考えを持っている人も実際には多いようだ。

「胸を張って東京の人に“福島へ遊びにいらっしゃい”なんて、個人的には言えないです」と語っていた言葉が重い。観光、旅客に携わる人の言葉だけになおさらだ。

 それでも、競馬という私の仕事の範疇だけで語れることがあるとしたら、行ける人はこの夏一度は福島競馬へ足を運んでいただきたいという、それだけである。予算と時間が許せば、土曜は温泉で一泊などしたら最高では。

 競馬場へ到着。時折強い雨が降っては弱まっての繰り返しだが、芝の時計の掛かり方は意外とそれほどでもなく、一昨年の初日に稍重スタートから良になった日と大体同じ。外を回ってマクってきた馬は大体タレてしまい、差すにしても内を回ってこないと厳しいのは開幕週らしい傾向だった。

 

 ファストフードコートで、ここに来ると必ずと言っていいほど立ち寄る喜多方ラーメンの店へ。ポスターが最高!「YOU,食べちゃいなよ・・・・ジャニー喜多方です」

 馬券はこの日の勝負レースと考えていたさくらんぼ特別が玉砕も、阪神最終がほぼ本線。これで取り返すことができた。

 本当は少しゆっくりしたかったのだが、次週の競馬予想TV出演のための移動シミュレーションで即刻東京へ。タクシー乗り場に車がなかなか来ず少し焦ったが、何とか30分以内に新幹線ホームに移動できた。一昨年は福島前半戦担当のため移動は楽だったが、今年は後半担当のために綱渡りを余儀なくされる。

 日曜は東京競馬場。阪神の馬場が考えていた以上に回復が速く驚く。こうなると道悪も大きなファクターとして考えていただけに厳しい。馬場が回復すれば切れ身上の馬たちに分がある。

それにしてもディープインパクト産駒は充実し始めると手が付けられない。亀ちゃんが言っていたように人気馬がコケることが少ない種牡馬なので、好配当狙いには本当に目障りな(笑)種牡馬だ。

 函館スプリントSはロードカナロアが、ポジションの悪さと下げ過ぎで届かず。

 

 興味深かったのは福島の雄国沼特別。エチゴイチエが掛かりまくり、ハナへ立ってしまったがそのまま押し切った。松岡騎手は常々、この馬の掛かり癖を矯正しようと抑え込んでいたが、制御できなかった今回の方が力を引き出せた(相手関係はあるだろうが)。 

レース後は「勝っても納得いかない内容」とコメントしていたようだが・・・・。あくまで馬によっては、ではあるが、掛かることが何でも悪いわけではないだろう。折り合いをつける=馬を下げてタメることと同義に考えて、何でもかんでも下げて馬の闘志を削いでしまうケースが、今の競馬には多すぎる。「折り合い至上主義」の弊害は少なからずあると思うのだが。

少し古い話になってしまったが、マイネルラヴ死亡。スプリンターズSでは、場内FMの公開予想で本命マイネルラヴ、対抗シーキングザパール、▲タイキシャトルとして幸運にも大的中させることができた(自慢すまぬ)。大恩ある馬。安らかに。

アヴェンチュラが早々に引退。去年のクイーンSと秋華賞では、これまた本当にお世話になった。まだまだやれた馬だが仕方ない。種牡馬選びには少し苦労するかもしれないが、繁殖牝馬としても成功を期待する。

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2012年6月15日 (金)

先週の競馬+α

今日はもう1本更新。先週の競馬。

土曜は予想以上の大雨。芝は発表以上に馬場が悪かった。6Rまで稍重で引っ張ったが、実質2R直後にはもう重だった。

ダートは前が止まらない。同じ道悪でも、雨がさほど降っていない時は差し追い込みが決まるのだが、本降りの中では無理だ。

解説に入ったダート東京7Rは本命オメガフレグランスが届かず。8Rの障害重賞は穴馬としてビービースカット推奨も勝ち馬軽視でダメ。なおレコードといっても、基準タイム更新なので大した価値はない。

9R、芝なら道悪適性でと勢い込んだ稲村ケ崎特別、これも道悪ならコレと穴馬推奨したトーセンパーシモン健闘も、ゴール前でトウショウバラードに差されて3着。押さえのタテ目馬連67倍が逃げる。

メインのアハルテケSは、本命スタッドジェルランが速すぎる時計に対応できず。朝からの惨憺たる成績に、早く移動しようと決め込んで東京最終を買わずに駅へ向かったら、これがなんと▲◎△で的中という有り様。何をやってもダメな1日だった。

 競馬予想TV。お台場はプチ台風のような暴風雨状態でびしょぬれ。傘も1つ破損。とことん哀れ。

 なお前回書き忘れたが、この番組は元西武の左腕エースで、その後中日を経て、今は西武の投手コーチをなさっている杉本正さんが見てくださっていると見栄晴氏から聞いた。

 帰宅途中の中央線、ノロノロと動き出したと思ったら急停車(誰かが非常停止ボタンを押したらしい)。目の前で立っていた人たちの大半が横倒しになる。あの程度のスピードでこの衝撃、もしトップスピードに近い状態だったらと考えると恐ろしくなる。

 日曜も雨だと信じていたら、なんと朝から強い日差しでドンドン乾く。午後からは完全に良馬場。こうなると、予想TVでのエプソムCの予想は厳しくなってしまった。道悪想定でトーセンの印を軽くし、ダノンを消したのだが・・・。仲間内では、これだけ乾けばトーセン勝つぞ・・・・などと囁く。

 本命セイクリットレーヴも健闘したが、特に目を惹いたのはマイネルスターリーの柴田大知騎手。見事な敢闘精神。ダノンは脚を余していた。

 テレビでの予想対象レースだった天保山Sは、狙い通りゼンノベラーノがズブさを払拭して前に行ってくれたし、速い流れになってアーリーロブストはタレてくれたのだが、ゼンノも最後ヘッドアップ。これでは馬券にならず。3着に粘ってくれれば・・。

 月曜以降は例の誤審事件その他の憤りであっという間に。木曜は、カメラマンの武田明彦氏、樋野竜司氏、たくみふじお氏らと某飲み会。「AKBの某メンバーが、エプソムC的中も、3連単を逃がして悔しがっている」という話を聞いたが、そう言えばある筋から、某有名選抜メンバーがガチ馬企画を機に?PATに加入して買っているという話を先日聞いた。いやもうドンドン買って下さい。できればファンを巻き込んで買い続けていただきたい(笑)。

 

 小島茂先生からご連絡をいただく。書ける範囲で言えば、裁定委員会棄却を受けて、「これからは白黒云々よりも問題を風化させず、現状をいかに改善させるための提案をしていくか、諦めずにやっていきたい」とのこと。頭が下がる思いだ。同じようなことの根絶は無理かもしれないが、少しでも減らすには現体制をどうすればいいか。全競馬マスコミが同様の問題提起を続けていかないと意味がない。私のような零細ライターが何年も前から叫んでいても、結局何も変わらないのだが、声が集まれば少しは改善するかもしれない。

 いよいよ今週から12週間の夏のローカルがスタート。明日は2年ぶりの福島出張だ。ラジオ日本は午後後半に移って、14時半から16時半出演。予想TVは今週は休み。

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2012年6月15日 (金)

日本三大●●

怒り新党は、なかなか好内容だった。あの「3大○○」のコーナーは、もともとマニアックなものを取り上げるので、競馬でも大丈夫とは思っていたけれど。

何よりいい意味で意外だったのは、マツコデラックスの食い付きの良さだった。以前競馬にハマっていた時期があるとは知らなかったし、あの「また競馬始めようかしら」と何度も興奮気味に言っていたリアクションのおかげで盛り上がったとも言えるほどだ。

 せっかくこうした好宣伝をしてもらっているのだから、新規のファンを定着させるためにも、下らない誤審などやっている場合ではないのだ。

まあ、考えようによっては、今回のことでもう降着自体が消滅したも同然なのだから、今後は実質上、到達順位通りの確定と固定され、アウトセーフのジャッジでの泣き笑いも(あくまでファン側の)無くなるということだから、皮肉的な意味で安心できるのか?

ということで、怒り新党ばりに「日本三大誤審レース」を。

その1は7212月のクモハタ記念(今は亡き重賞。中山の芝1800mで、年末開催の開幕週を飾る名物レースだった。TBS杯の冠がついていた)で、ゴール前の競り合いの末、どう見ても1着ハクホオショウ、2着タケデンバードの順なのに、決勝審判が逆に判定し、関係者、ファンが大騒ぎ。ハクホオショウ関係者が決勝写真を見せるように迫ったが、なんとカメラが2台とも「同時に故障し」撮影されていなかったという対応。「実はカメラのトラブルは着順発表の手違いを誤魔化すための嘘」とも言われている(ウィキペディアによる)。最終的に着順判定が覆ることはなく、2頭の着差は「クビ」差と記録されている。

私が競馬を見るようになった翌年の出来事だが、残念ながら覚えていない。もちろん写真もないのでその瞬間も分からない。今度、当時を知っている方にお会いしたら伺ってみる。

その2は86年、5月31日の阪神4Rで、7番、ハナ差8番、アタマ差6番の順に入線しながら、3名の決勝審判がなぜか全員で写真を視認ミスしてしまい、「7,6,8番」で発表してしまった。場内掲示用の写真ができたところでようやくミスに気付き、さすがにこの時は誤審を認めて、公式に発表した馬券に加えて、真実の当たり馬券も払い戻すとしたが、捨ててしまったファンが夜半まで居座り、さらに民事訴訟まで起こすという大騒動となった。

その3が先週のアレ。

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2012年6月13日 (水)

このままではいけない

ワイルドな裁決委員たちのおかげで、降着制度、公正競馬が崩壊した、記念すべき先週の中央競馬。振り返る上で気は重いものの、ブログなので土日の個人的な行動を振り返る通常パターンに早く戻したいのだが、今一度このことについて少し書きたい。

まず、当日の青木、尾辻、庄内の3名の委員が、みな同じ見解だったのかどうかはとても気になる。異議を唱えた委員がいるのか、いたとしたらそれをどうやって封殺したのか。なんとか知りたいものだ。どうやらこの日の委員の中の代表格である青木委員はもう一度、逃げずに記者の公開質問を、然るべき場所で受けるべきだ。

そして今日(水曜)、小島茂之調教師の異議申し立ては、裁定委員会でもやはり棄却された。競馬マスコミやファンからの声の盛り上がりにより、もしかしたら山が動くかと万万が一の望みを持ってはいたが、やはりこの意味のない裁定委員会に期待するのは無駄だった。ひとことで言えば、腐っている。

とにかく、判定が覆ることはもう現行上あり得ないのだから、いかに周囲が継続的に問題提起をしていくかに今後は掛かっている。明らかに今回の件で、少なくない人たちが競馬から離れてしまった。私が見たわけではないが、東京競馬場では一人の客が窓口でおかしいと食い下がっていたという。JRA(というと酷だな。心ない一部の上層部の奴ら)は自分で自分の首を絞めた意識もなく、競馬への危機感や愛情もないままに、惰眠を貪るのだろう。

JRAのHPの、右上の隅に、「お問い合わせ」という箇所がある。ここをクリックすれば、JRAへの投稿フォームが出てくる。別に抗議を皆さんでして下さいというつもりはない。ただ今回のことで、皆さんがどう思うのか、聞かせてやることは決して無意味ではない。

個人的には、何日か前にも書いたけれど、裁決の専門職化(専門の養成システムの構築)を強く望む。ちょっと前まで獣医や、スターターなど他の部署にいた人たちが、短い研修期間を経ただけで委員となり得る現状だが、その程度の教育の割に、重い権限を持たせ過ぎている。出世コースのルートの1つのようになってしまっているのでは、今後もこうした誤審が続出する恐れがある。

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2012年6月11日 (月)

一夜明けても

まずお知らせ。あさって水曜日、テレビ朝日系で23時15分から放送される「マツコと有吉の怒り新党」で、「いぶし銀騎手の三大名勝負」という企画が放送になるそうで、「競馬最強の法則」から、いつもお世話になっている島村氏が取材協力をしたとのこと。ぜひごらんください。

さてまさにこの番組のタイトルの元である「怒り心頭」といえば、例の問題に対して、一晩経っても怒りというか憤りはさらに膨らんでいる。

詳しい見解は来月の最強の法則に書くつもりなので、ここでは少し端折りたいが、いくつか整理して。

★各スポーツ紙の取り上げ方には温度差が幾分あり。サンスポが記者の主観や意見を交えて一番提言、告発という意思が読み取れた。競馬マスコミが一体となって追求していくべき大問題だけに、今後月刊誌も含めた全体的な取り組みが期待される。

★当日のレープロには裁決委員が掲載されている。この日の東京は青木委員、庄内委員、尾辻委員。参考までに。

★「ゴール前の2,3完歩なら着順に大きな影響を与えない」「着順変更は裁決にとって必ずしも最大の事案ではない」新聞報道、あるいは記者会見に出席した方のレポートから、こういった言葉が公式に発言されたのが確実だ。

これは、今後の審議において、極めて重大かつ軽率な発言なのではないだろうか。

そもそも降着制度において、着順変更が最大の焦点ではないと発言すること自体、意識を疑う。着順変更+騎乗停止によって、粗暴な騎乗や不注意に根差す事故や不正を根絶するための抑止力とするのがこの制度の根幹であり、時に着順変更に際してファンに痛手を負わせることがあったとしても、先々の公正な競馬施行のために、極端に言えば客に泣いてもらっても、そちらを優先させるということではないのか。

そもそも、降着に関する条文を読む限り、委員がそんな解釈(「」内の部分)を勝手に加えていいということはどこにも書いていない。そんなことをしていたら、世の中の決まりはすべてザルになってしまう。もしどうしても決まりを超えた主観に基づく判断をしたいなら、然るべき第三者(部外者による)による裁定を仰ぐしかないのだ。その意味でJRAの裁定委員会というのは、内部で内部を裁くだけで、公正な判断をする可能性はゼロに等しく、ハッキリ言って無意味な機関なのだが。

★個人的に特に問題視したいのは「ゴール前の2,3完歩なら着順に大きな影響を与えない」という箇所だ。これは意地の悪いことを言えば、ゴール寸前ならラフプレーはセーフと拡大解釈されてしまう。JRAが錦の御旗としている「公正競馬」と矛盾することに繋がりかねない。第一、2,3完歩で着順が入れ替わるほどの事が起きえないという見解はいろいろな意味で「大変な」ことであり、競馬の常識を根底から覆したことになる。まずこの発言の重大さに青木委員は気付いているのか?

★最大の問題は、前にも書いたように、裁決委員が裁決のプロを養成する機関を経てその任に就いているわけではない、ということ。そしてこの件に限らず、競馬を本当に愛し、常にベターの選択をするにはどうしたらいいのかを考えている人たちばかりが権限の強い任務にあたっているわけではない、ということ。

これはつまり、JRAの構造に遠因があり、これが変わらない以上、今後も似たような問題は繰り返し起こる。

私がさまざまな人たちから非難を受けながら(同じ競馬マスコミの住人からも)、最強の法則などでJRAへの疑問や納得できない規則の不備を指摘するようになってからもう10年近くなるが、多少は前進したこともあるにせよ、結局裁決やレース編成、馬場に関することなどの重大な部分は変わらないままであり、何度も指摘してきた不都合が忘れたころに飛び出してくる。

★先日、個人的に東京競馬場である出来事があった時に、現場で担当されていた部署の方はとても誠意ある対応と、迅速な改善策を講じておられた。また裁決委員の中にも、中村嘉宏委員のように私の執拗な質問に対しても真摯な対応をして下さり、改善に向けたヒントを出してくれた方だって当然いる。今は福島で責任ある立場におられる成沢裕氏のアイデアマンぶりも頼もしい。だからこそ、今回のような事例が残念でならない。

物事には100%がないと分かっていても、今回のことは100%の誤審。どんな理屈をもってしてもこれをセーフというのは無理。しかし今更裁定が覆ることはないのなら、できることはただ一つ。裁決委員が素直にミスを認めることだ。誤りを認めるのに恥ずかしいことはない。まあ常識的に考えて認めることはないと思うが、万一にも認めた時に何かが変わることも確かだろう。

もう1つ、認める認めない以前に、中村さんにも繰り返し述べたのだがファンへ対しての説明責任を、自分たちが出てきて果たすこと。これができない限り、審判としての最低限の義務すら果たしていないのと同然なのである。

★最後にもう1つ。競馬新聞記者がエージェントを務めることが公式に認められたが、どの記者がどの騎手のエージェントなのかの情報公開が、為されていないのと一緒という話。どうやら、関東ならトレセンの公正室に張り出されているだけとのこと。これでは「公開」ではない。せめてHPにて発表すべきだ。公式に認めたのだから、何も後ろめたいことはないはずだ。

とにかく、極論すれば、ことは「ただの競馬」でのことなのだ。今の日本はそれどころではないことがたくさん起きている。遊びを統括する組織なのだから、何もメンツとか、権威とか、振りかざす必要は一切ない。もちろん厳粛に任務を遂行すべきてはあるが、もっと臨機応変に、身軽に、変えるべきところを変えていけばいいだけの話である。

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2012年6月10日 (日)

空いた口が塞がらない・・・・

さっき帰宅して、改めてパトロールを見るが、これは100%アウト。

これをもってセーフと言い切る神経に対し、裁決委員としての適性に問題があると言わざるを得ない。明らかにおかしい。

我々の仲間内では、先週の堀調教師の件があるので、「これは降着にするぞ」と言っていたのだが、まさかのセーフ。むしろ、降着にして意趣返しをしていると思われるのがイヤだったのか?(苦笑)それにしても堀厩舎の馬が加害馬になるあたりが、なんとも因果なのだが・・・。

パトロールが公開された時の不審のざわめきは、この手のことに意外と関心が薄い馬券オヤジたちが屯する、メモリアルスタンドでもなかなかのものだった。不審というより「不信」のざわめきか?

内田が宝塚に乗れなくなることを憂慮したのか?騎手が騎乗停止で着順変更なしなどという落とし所(ケースによっては妥当なこともあるが)は、馬券を持っていたファンをナメている(と言われても仕方ないでしょう)。

最終レース後に記者に対して説明会見を行ったというが、記者もそうだがファンに対してビジョンなり映像なりを用いて説明するのが第一でしょう。馬券という商品を買った客に対して説明責任はないのか??

過ぎしジャパンCで、ブエナビスタを降着としたことは、当時にもさんざん根拠を挙げて書いたが正しい判断だったと思う。ならば、今回のも100%降着に該当する。「今日をもって、中央競馬の降着制度は崩壊した」と感じるほどの衝撃を受けている。

それから、重箱の隅をつつけば、とにかく言葉の使い方がおかしい。「走行妨害はなかった」というが、妨害はあったでしょう。「降着に至る妨害がなかった」というのが正しい日本語。まずそこから気を使っていただきたい。

あくまで内田の騎乗停止は「走行妨害」ではなく「不用意なムチの使用に対して」なのだとか。もうこうなると言葉遊びの範疇。

最後に、異議申し立てをして食い下がった小島茂之調教師の勇気と行動力に敬意を。

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2012年6月 8日 (金)

今週の諸々から

★なんと、ボブ・ウェルチが死んでしまった・・・それも猟銃自殺。残念。70年代アメリカンロックの巨星がまた1つ落ちてしまった。

過去に在籍したフリートウッドマックの盟友、スティーヴィー・ニックスが参加しての79年のライヴを。もちろん大名曲の「エボニーアイズ」。

http://www.youtube.com/watch?v=nX_N2WxFDC0&feature=related

★そして、月曜にはドラマ―のジョニー吉長が死去。64歳は早すぎる・・・・。ゴールデンカップス~フードブレインを渡り歩いたルイズルイス加部、そしてあのチャーと結成した最強のスリーピース・ピンククラウドの曲は聞きまくったし、アルバム「カックラウド」は私の浪人から大学時代のBGMだった。今の人には金子ノブアキの父親と言った方が通りがいいんだろうけど。

ソロでヴォーカルも取っている24年前の雄姿を。

http://www.youtube.com/watch?v=mM9L-hOtpkI

★見栄晴さんがウイルコムのCMに、声と切り込み写真で出演している。あの「もしも~し、見栄晴ですけど」というセリフの言い方は、実際に電話が掛かってくる時のままだ。オイシイ出方。

★オウム捜査が俄かに大詰めを迎えようとしているが、菊池逮捕をこんなに早く公開しなければ、高橋もとうに捕まえていたのではないだろうか。

興奮のあまり?菊池逮捕をさっさと公表してしまって、今頃頭を抱えているのでは?多分高橋のことは全く考えていなかったんじゃないか?

★安住の「議員年金発言」をはじめとして、本当にどいつもこいつもゴミみたいのしか永田町にはおらんのか・・・。

★鬱陶しさを紛らす最近のBGM。柳ジョージとレイニーウッド「シングルスベスト」。全シングルのジャケットを復刻していて涙。

土屋昌巳ソロアルバム「ライスミュージック」大傑作。

JAPANのシングルスベストは「ナイトポーター」1曲を聞きたいがために購入。

そしてクール&ザ・ギャングのアルバム「ライツ・オブ・ワールド」。沁みる。

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2012年6月 7日 (木)

会見拒否のドタバタを嗤う

GⅠ勝っても、会見はやらないぜ~ ワイルドだろ~?

堀調教師の会見拒否は、翌朝の報道で知った。新聞報道を真に受ければ、なにやら理事長は大仰な表現をしているが、「事情聴取」という穏やかでない文言で糾弾するなら、そもそも内規でも良いから、レース後の勝利調教師の会見を義務化しておくべきだ。

もちろん、まずは堀調教師も大人げないと思うし、また言い訳に使った「人前では頭が真っ白になって正しいニュアンスで自分の考えを伝えられない」というコメントも、いかにもとってつけたような、もし本当なら個人事業主として情けない限りのお粗末なもので、決して褒められたものではない。

それにおめでたいことなのだから、たとえ拙劣な表現であっても、喜びを伝えることに誤解もへったくれもない。

だが、JRAの「会見を開くことがファンサービスであり、それを拒否するとは言語道断」(「」内は私の要約)というのも、キツイ書き方をすれば「よく言うよ」といったところ。ファンの立場から言えば、勝った馬の調教師の声を届けることをファンサービスの最たるもののように言われても、そこまで必要なものとは思わないし、騎手の声くらいで十分である。

じゃあ緑の砂を撒いたことを発表しないのはどうなのか?それを発表することの方が、よほど直接的な、しかも優先順位が上のファンサービスだと思うが。

あとは人件費の問題もあると思うが、ゲートボーイの採用による出遅れ、トラブル防止とか。

それから、先々週の障害戦で、着外の騎手の怠慢御法に対する騎乗停止処分があった。あまりにも手を抜いた態度が露骨だったからということだが、着差が大きく開いてしまって、コンマ1秒の争いに成りにくい障害戦の場合はそこまで過敏になる必要はないと思うし、第一どうあがいても掲示板にも載れないような着順で目くじら立てて取り締まるのはいかがなものか。せめて過怠金でよかったケースだと思う。今まで、勝ち負けに関係したところでの怠慢騎乗をさんざん放置しておいて、突然着外を厳しく取り締まりだした理由は謎。

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2012年6月 6日 (水)

6月3日 日曜

3日日曜は、何とか雨の予報が回避できて、良馬場を保つことができた。ただ芝は相変わらずの高速馬場。しかもコーナー1つの1400m、1600mでは内枠有利が目立っている。

競馬予想TVで狙い目の本命が複数重なっていた青梅特別、私はこのレースを狙い目にしようか悩んで、他に2名いたので回避したのだが、他の2名も私も本命だったホッコータルマエが本当に強い競馬を見せてくれた。これにしておけば良かったか・・・・風・小林氏はさすが馬券生活者の凄みを見せつける買い方で大きく回収していた。さすが。

ホンコンJCTは、3連単を1000円とったけれど、マイネオーチャードが勝っていれば72倍を2000円分だった。直線ではダイチダイチと叫んだものの、叫び出したらグルヴェイグがまた伸びてしまった。大きな3馬身差2着。

安田記念。パドックを映像で眺めると、とにかくストロングリターンが飛び抜けて良く見えた。ストロング本命だったKヤマモトに「こりゃ勝ったわ」とひとことかけておく。

そして案の定?展開、枠、そしてこのデキと相まって着差以上の完勝となった。

私は対抗としていたこの馬からも少し買っていたが、グランプリボスは買えない。コスモはマイラーズCの内容は上位馬の中では一番良かったので要注意と週末に発行した会員用のメルマガには書いたのだが、ここまで速い馬場では手が回らなかった。面白い存在とは思っていたのだが・・・。

それにしてもタイムが速すぎる。展開と硬い馬場が相まっての呆れる大レコード。東京競馬場は去年の秋の天皇賞といい、本当に意図的に作ったとしか考えられないような硬い馬場、それもコーナー1つなら内枠圧倒的有利な馬場になる傾向が強まってきた。エクイターフ採用後は特に拍車が掛かっている。そう考えるとサクラバクシンオー産駒は買っておかないといかんかったか・・・。

そして私が本命と▲で期待した香港馬たちは、今回の2頭だけでなく、番組でヒロシさんが言っていたように、この硬い芝になったらもう無理なのかもしれない。香港馬は今後は道悪要員か。

さんざん安田記念でお世話になってきた、例の「ネイティヴダンサー×ノーザンダンサー系」の血統傾向も良馬場ではもはや使えなくなり、代わりに番組で「エクイターフ採用と機を同じくして台頭している」として紹介したロベルト系好走傾向に入れ替わっているということなのだろう。

馬券は完敗。1つとても面白いことがあったのだが、これはあまりにも恥晒しでちょっと書けない(苦笑)

アパパネは番組で指摘した「前走Vマイルでも前が空いてから全く反応しておらず、以前のアパパネではなくなってしまった」という見解がおそらく正しかったのだろう。稽古を強めても絞れなくなってきたし、しかも以前グラスワンダーの引退間際に番組で指摘したように、あくまで私見だが首回りが以前に比べて太くなってしまったように映る。これはそろそろお疲れさんが近づいている証拠のように思えてならないのだが。現役続行のようだが、果たして夏の間にどう立て直してくるだろうか。それにしてもいつも現状以上に支持を集める馬で、改めてアパパネの持つ人気のほどを知らされた。

外枠に入って大敗した馬の中には、他のコースなら激変も可能な馬がいる。ただペルーサはちょっとかわいそうになってしまった。

自分が狙い目としたユニコーンSは、キングスブレイクがスタートで終わってしまう。芝スタートがダメな馬なのかもしれない。ただオースミイチバンもタイセイシュバリエも自信を持って切ったので、どのみちダメだった。

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2012年6月 5日 (火)

5月28日から6月2日まで

ダービー翌日は、生きた心地のしない大変な雷雨の中を半蔵門へ移動し、サラブレのオフィスで亀谷氏と対談。613日売りに掲載される。なおこの号ではNHKマイルCのレースインプレッションも書かせてもらった。

31日は某所のPOGドラフト。今回は早期デビューを見込んで採った馬が故障続きで、2歳時はほとんど出走なしという体たらく、そのためボロ負けを喫してしまった。チョコをこんなに配るのはもうイヤだ。今回は反省を踏まえて、ほぼ理想通りのドラフト。1位はインナーアージ。牡はヴァーティカルサンに期待。

ちなみに10頭持ちでディープインパクト産駒は3頭以内、関東馬と新種牡馬産駒は各1頭以上はマストという縛りがあるのだが、個人的には縛りが多ければ多いほど(といっても常識の範囲内でだが)、POGは面白くなると思っている。近くの席に座っていた青本の軍師こと柿谷氏に、「グランド牧場縛りとか入れたら面白いですよね」と言ったらウケてくれたが、自分に権限があれば他にも九州産縛り、シゲル縛りを1頭ずつ入れるというルールを作ってみたい。あまりシビアにまなじり吊り上げて良血漁りに血道を上げても、ゲームの楽しみが失われてしまうだろうし。

なお趣味でメイショウボーラー産駒を1頭採った。ラブミーチャンの下になる。

6月に入った。2日の土曜はもちろん東京競馬場。12時すぎからラジオ日本控室。向かう途中でお会いしたある記者の方から、ヒストリカルがダービーのゲート内で右脚をゲートに痛打してしまい、全く力が入らない状態で走っていたことを知らされる。

もちろん、予想TVで紹介されたヒロシ氏の取材コメントのように、東上してから全くカイバを食べなくなってしまったというナ―バスさが最大の敗因だとは思うが、加えて事故まであったわけだ。でないと、ここまで負ける理由がない。ただそこまで輸送に弱いとなると、今後は対策が必要になる。早めに持ってこないと、関東圏では買えない馬だ。

あと楽屋での話題は安田記念の単勝オッズの割れ方の凄さ。その時点では6.9倍が1番人気のオッズだった。なんでも、GⅠ級レースではロングシンホニ―がダービーで6倍ちょうどというのがあったそうだ。ロングシンホニー、懐かしい!「関西の秘密兵器」という言葉で形容された最後の馬だったように思う。

この日の馬券はやや負け。一番の勝負は阪神最終レースだった。だが本命マコトラピスラズリは出遅れて初ダートなのに内へ突っ込んでしまい、砂を被りまくって万事休すかというところを伸びて5着まで頑張っていた。まともだったら・・・・。穴推奨プリムールはそれよりさらに酷い出遅れ・・・というよりも躓きで、鞍上がのめってしまう。大敗もやむなし。

競馬予想TVでお台場へ。夕食はアクアシティでのラーメン祭りで札幌「よし乃」のみそラーメン。見栄えは正直、地味だったが、これがウマイ!もやしが盛ってあるラーメンというのは大抵飽きてしまうものだが、このもやしのいため加減と薄く付けた味が何とも。麺は好きな太麺、みそスープもコクがあり、辛過ぎず甘過ぎず。体のことを考えて(血圧は高くないけど)ラーメンのスープはスプーンで3杯までと決めているのだが、このスープは飲み干したかった。

本番中にヒロシ氏の発言で、グランデッツァも脚を痛めたことを知る。硬い馬場云々も理由の1つではあるが、GⅠはやはり極限に走らせてしまうから事故の発生も目立ってくるということだろう。ただ同じ極限なら、クッションの利いた馬場の方が脚には優しいのは間違いないが。

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2012年6月 1日 (金)

ダイヤモンドの記事に不服

阪神戦における金本選手への審判の暴言問題については、まあ真面目に書きたいことはたくさんあるけど書いても仕方ないのでパス。ひとことだけ書くなら、日本の野球審判制度はそこまでの権威を持たせるほどの質に無い、ということ。それから、今年のストライクゾーンは外へ異様に広げ過ぎ。

 それよりも、自分などはもし野球選手になっているとしたら、何度退場を喰らうか分からないタイプだと思うし、また根が目立ちたがりだから、ブチ切れたらそれをどう笑いに昇華させられるか考えるだろう。例えば審判から「退場!」のアクションを受けたら、同じアクションを審判に対してする、とか、審判の人形をベンチ裏から持って出ていって、その人形を殴る蹴るするとか。誰かやってみる剛の者はいないか?退場ではすまなくなるかもしれないが。

◆電車の中吊りで見かけた週刊ダイヤモンドの見出しが気になって買ってみた。「競馬ファン離れ止まらず 赤字転落、JRA危機の構造」

共感できるところ2割、反感8割。以下あくまで個人的感想。敢えて簡潔に書く。

<共感、同意見>

ファンの高齢化への危惧。

JRAにコスト削減の意識が低い。

函館改装は理解し難い無駄。

随意契約の割合の多さ。

天下りの温床。

<不服を申し立てたい点>

まずなぜ今この記事なのか。ダービーシーズンだから競馬の記事でもやっておくか、程度の安易な企画にしか見えない。

競馬ブーム終焉と鬼の首を獲ったように書いているが、そんなものは10年以上も前に終わっている。

「バブル崩壊時にも売り上げを伸ばし、不況に強い競馬と言われた」→不況に強い競馬と言われたのはさらにその昔の不況時のこと。

PATが売り上げ低下の一因である→いろいろな考え方はあるだろうが、PATがなければもっと悲惨なことになっていたと思う人の方が圧倒的に多いはず。

函館札幌の売り上げシェアが全体の4%前後にすぎないのに潰さないのは経営論理としておかしい→売り上げシェアが低いのは開催日数、人口から言って当たり前。そんなことを言ったらローカル開催は成立しない。

札幌の改修が理解できない→函館と違い札幌のスタンドは老朽化が酷く、耐震基準でも問題があった。

預託料は在籍する厩務員の年齢で決まっている→そんなことは初めて聞いた。本当にちゃんと取材しているのか?

河村清明さんほどの方のコメントを「JRAにはまだ削減できるコストがたくさんある」というだけのひとことしか紹介していないのは何ということか。こんなことは競馬場に来ているファンなら半分は言える程度のこと。これでは河村さんに失礼すぎる。なぜこんな程度のコメント1つだけを、河村さんの声として紹介したのか理解に苦しむ。

記事の焦点がボヤけている。私の稚拙な読解力では、今回はどうやらJRAがいかに無駄を抱えているか、殿様商売なのかを知らしめることが目的と判断するのだが、それを売り上げ低下と結び付けている論理が不明。

JRAが内部経営改善の努力をすることと、馬券の売り上げが増えることは、冷静に考えると別物だ。つまりJRAがコストダウンをしたからといって、馬券の売り上げが増えるとは限らない。それは単に、無駄を減らしたから収益が改善するということにしかならない。

今後の採るべき道として、カジノとの結託、他のレジャーとの一体化を提案している→売り上げ低迷の最大の原因が不況による資金減少である以上、そんなことでは改善しないのは明らかである。第一、結論がそこかと思わず砕けた。

競馬がもう終わったコンテンツであり、カジノには未来があるという趣旨のことを書いているのだが、その根拠=競馬にはないカジノの利点として「124時間営業。タイムスパンが短く、お金の回転が激しいので熱くなる人が多い」としている。競馬ファンは何も賭けごと「だけ」をしたいから競馬をしているのではないことがまるで分かっていない。

突っ込み所が多すぎて、個人的にはあまり価値を見出せない記事。書いた記者自身も競馬のことをよく分かっていないだろうし、ただ資料を一生懸命調べて書いただけの記事というのは明らかだ。もっとも、競馬を好きではない人でも良い記事は書けるだろうから、あくまで私が疑問を持ったのはまた別の問題なのだろうが。テーマの絞り込みが甘い。

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