8月25,26日の競馬から
24日金曜は例によって夕方に新潟着。1本原稿を書いて、夕食は新潟出張ひと夏に一度の贅沢ウィーク、寿司(といっても東京よりはかなり安い)、そして降級魚ノドグロの塩焼き。高いのでおいそれと手を出せないが、ひと夏に一度はノドグロにどこかのタイミングでありつくことにしている。新潟開催も残るところ1週だ。
25日土曜も暑い。話題になっていたのはゴルトブリッツの訃報。まさか・・・・。ダートの大看板が突然消えてしまった。入れ替わるように同じスペシャルウィーク産駒のローマンレジェンドがこの日、エルムSを制した。
ドナウブルーが京成杯オータムHの回避を決定、府中牝馬Sに備えるという発表。賢明である。この暑さの中、無理に短期間に2戦するのは馬のことを考えると厳しい。
前にも書いたが、サマーマイルなどという強引な企画に付き合う必要はない。とにかく企画に無理がありすぎる。今年1年で廃止すべき。アイデアは分かるが、実質的に無理だと分かったら、すぐに引っ込めるべきだし、それは決して恥ずかしいことではない。
新しい裁決制度へ向けての記者発表が、トレセンであったとのこと。城山事務所でもやってほしかったが・・・。まだ具体的なプランが発表されたわけではないようだし、今回の報道を見ても、従来と比べて言葉の表現の違い程度に見えないこともないが、まずは前進したと思う。ただやはり、裁決委員の専門職化は検討されていないようだ。ここを実現させないと、ジャッジに信頼と権威を持たせることは難しいと思うのだが。
新潟はメインの朱鷺Sで波乱を期待したのだが・・・・期待したスペシャルハートが健闘むなしく最後失速してしまった。新潟最終は珍しく絞ってリックムファサ1着固定の3連単を絞って厚めに買ったが、ゲートでの除外トラブルの間にテンションが上がって出遅れ。しかも出た後に前に入られて大きく下がり、さすがに今の馬場では万事休す。よく2着まで来たものの・・・。
26日の日曜は東京競馬場。新潟1Rを勝ったサンブルエミューズはかなり走りそうな印象。
新潟2歳Sは、前後半イーブンになり、マイルらしからぬ流れ。1400mラップになったので、姉たちが1400m巧者のザラストロ、ダートで破格の走りを見せていたノウレッジ、ダート兼用血統のサウンドリアーナが好走したのは分かる。もちろん新馬戦にありがちなスローのマイルから一変するとは思っていたのではあるが、ならばノウレッジを入れなかったのは痛恨だ。期待したモーニングコールは、大外枠で壁が作れず、自らハイペースを演出して失速してしまった。スプリント向きか?
ショックだったのはキーンランドC。まさかドリームバレンチノが掲示板も外してしまうとは。ちょっと分からない。枠だけでここまで負けるとは思えない・・・。パドトロワは初めから軽視だったので、どのみち馬券はダメだったのだが。
それにしてもアンカツ、差されなかったから良いようなものの、腰を上げるのが早すぎ。差されていたら大問題だった。早めに追うのを止めて横を見るのは、もうこの人の病気だなこれは。ただ賞金の高いところを狙って勝つバウンティハンターぶりは流石。
小倉日経オープンは穴馬タガノエルシコが頑張ってくれて、久々に溜飲を下げる予想結果だった。
この日は取ったり取られたりと出入りの多かった。今イチ噛み合っていないのだが、本命馬が勝ち切るケースが多いのでそこだけが救い。
ということでこれを書いているのが金曜正午過ぎ。まもなく今年ラストの新潟出張へ出発する。
| 固定リンク