9月23日・日曜
ツイッターで有益な情報交換をしたり、思わぬ人たちとネットワークを作ったりというのは大きな効果だと思うが、他人の悪口を撒き散らして喜んでるバカには辟易する。使う人の質によって毒にも薬にもなる。
ブログでは表向きの当たり障りのないことを書き、ツイッターでは全く違うダークサイドの書き込み(つまり悪口だが)を拡散している奴らもいろんな業界にいるようで。まあセコイということなんだろうけど。
先週日曜の競馬。
この日は東京競馬場。雨は中山の方が多く降ったようだ。馬場には恵みの雨となったと思う。
この日の中山メインはオールカマー。思えばこのレース名も有名無実化してしまった。もともとは地方馬もアラブも出走していいというのがウリで、実際にチャレンジ例もたくさんあったが、今は「秋のアメリカJCC」といった感じに落ち着いてしまった。地方馬の出走は06年コスモバルクが最後だが、あの馬は意味が違うから・・・・ジョージモナークやハシルショウグンが激走した時代はもう戻らないのか。
本命ナカヤマナイト勝利。道悪でなお堅い軸となった感。馬連は取れたが、3連単は抜け。
神戸新聞杯は、緩みのない展開で好レース。全体の時計は水準級だが、あれだけ中間の調整ミスを指摘されたゴールドシップがすべてを嘲笑うような楽勝で時計以上の強さ。期待に応えてくれた。
2着はロードアクレイム。ここは3着で権利取り、本番で勝ち負けと思っていたので、3連単は3着にしかおかなかった。失敗。そして予想TVで言ったように、夏からずっと菊花賞に出て来いと念じていたユウキソルジャーは、ここで勝ち負けしないようにと願った通りの4着。ただ、今回は1着馬を除けば最も強い競馬をしており、本番で売れてしまうのが決まりとなってしまったのが痛い。
マウントシャスタは成長の跡が見られなかった。距離も厳しいだろう。それにしても今回連対を外すとは。3歳の早めの時期に、あまり負荷の高い競馬を古馬相手にやってしまうと、育ちが止まってしまうというのはよくあることだ。
まあまあだった先週の競馬、書き忘れていたが土曜にもう1つ良いことがあった。中山の2歳未勝利戦でジョブックガーターがゴール寸前まで先頭、惜しい4着。萩本欽一さんの馬だが、この馬にはちょっとした縁があるのだ。次走が楽しみだ。
さて今週はいよいよスプリンターズS。これが始めると年末までは釣瓶落としだ。
馬場情報によれば今週は芝刈りなし。さすがにこれまでの硬い馬場のままでGⅠを行うことは、馬の今後を考えると良くないと判断したのであろう。正しいと思う(雨予報で掘れるのを嫌ったのかもしれない)。
馬場がとにかく硬いということは柴田善騎手や蛯名騎手が新聞のコラムで、そして矢野英調教師や戸田調教師はコメントで、開幕週から指摘していた。記者の方に聞けば、多くの関係者から同様の声が挙がっているそうだ。
雨が降らなかったことと、芝を全面短く刈り続けたこともあるが、やはりエクイターフに変えたことで、路面云々でなく芝自体が硬くなっている。茎が太く、掘れにくいわけだから当然だ。内も外も年中同じコンディションの馬場を作ることが、いかに競馬をつまらなくするかはずっと書き続けてきていることなので繰り返さないが、考えが変わる気配は全くない。
ま、愚痴はともかくとして、馬場がおそらくは良馬場でできそうなのは何よりだろう。
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