2月16,17日のことと、打ち消しておきたいこと
あまり忙しい忙しいとひと様にボヤくのはダサいことだが、この2月はプライベートも仕事も過密(あくまで私のキャパシティでのレベルだが)になってしまったので、更新もつい滞りがち。
先週は、ルーティンワークに加えて、ここ2週佳境となってきた種牡馬辞典の原稿、来月号の競馬最強の法則で4ページ特集を組んでもらうことになった裁決問題での美浦トレセン取材とそのテープ起こし、さらにまだ発表できない春の仕事の下準備などが一気に重なって、そこへ持ってきて18日から風邪をひいてしまって、なんか壊れかけた車のアクセル踏みまくって動かしてるような状態。確定申告にはまだ手つかず・・・・こんな感じの日々が当面続く。
★何とか17日までのことを早めに書いておかないと。14日は原宿のとある有名な眼科で、МRI検査を受ける。目のМRIは初めて。かなり轟音がするとのことで耳栓を渡される。どれほどのものかと思っていたが、その昔、非常階段やハナタラシ(分かる人は分かってくれますね)で鍛えた耳にはなんということもなかった(笑)。確かにインダストリアルな音がガンガンしていましたが。
そして15日は女子医大で別の定期検査。この医者通いでまた時間が無くなってしまう。
★16日土曜は東京競馬場。細かいことは忘れてしまったので大雑把に。
ダイヤモンドSは本命がサクセスパシュートだったので、タテ目での馬連的中のみ。京都の山城Sはアグネスウィッシュが伸びあぐねたが、落鉄していたと後で知った。京都最終の簡単な3連単が意外とついてくれて、何とかトントンに。
★17日・日曜はフェブラリーS。さすがに人が入った。この日トータルで見ても馬券的には実り無し。
そのフェブラリーSは、軸にしたナムラタイタンが力負け。馬連の印上位をボックスで買っておけば、情けない形ではあるが万馬券を引っ掛けることができたのに、ナムラ絡み以外の馬券は全く買わなかった。
あれだけロベルトロベルト言っていて、エスポワールシチーに本命ということも考えたのだが、さすがに穴注意以上の印は打てなかった。
カレンブラックヒルは、あの結果は仕方ないでしょう。初ダートもそうだし、デキも足りてないし、スタートも拙かったし。
もともとダイワメジャー産駒は、ダートはこなす程度。芝を走っている馬がそれ以上に走ることはあまり考えられない。初ダートで連対した馬の大半は、稍重以下の速い馬場の時だし。
★土曜に競馬場で某氏と立ち話した時にも聞いたし、新聞でもコメントを散見したが、どこの競馬場でもダートの馬場の内目が堅いという騎手の不満が出ているそうだ。そのためかどうかは分からないが、今月はダートでの故障馬がとても多い(気がする)。17日もグレープブランデーが骨折。帝王賞には間に合いそうというが、あくまで直行で間に合うというだけで、その前にひと叩きすることは難しいようだ。
またこの日の3Rで勝ったメイショウロフウも直線での骨折で半年のリタイア。戻ってくるとしても年末あたりか。こう言っては他の馬に失礼だが、この程度の相手にあの着差なのはオカシイと思っていた。
馬場が堅いということは、つまり砂が薄いということ。相変わらず毎週毎週、同じ深さに保っていることにはなっているけれど、まあどんなもんかな。一部には、経費節約で砂を以前ほどには足さなくなったとか、洗浄もしなくなったという話を聞いたことがあるけれど、真偽のほどは分からない。ただ、あれだけ乗っている騎手たちが何人も「堅い」とコメントするからには、何らかの異変はあるのだろう。
★ツイッターは便利な反面、弊害も多いことはよく語られている。その弊害の1つに、間違いや嘘が定着して流布してしまうことがある。
レベルとしては小さなことだが、私程度の者であっても「言ってもないこと」が、「言ったこと」として、事実として広まってしまっている・・・なんてことがままある。
まあそれも含めて、ある程度は仕方ないことだが、仕事に関することだと、内容によっては看過できないとも思うわけで。
たとえば、実際にあった話だが、全く違う捏造予想を、水上の予想だとしてバラまいている(これは完全に悪意)奴なんてのは営業妨害とも言える。(私が公式に仕事をしている各サイト、媒体のみご覧になってください)
それから、悪意は皆無ながら、その人の勘違いや記憶違いのままに、私の発言が間違って理解されてそれが伝わるケース。ツイッターがない時代なら、ただのその人個人の思い違いで済むのだが、そのまま間違いが拡散されてしまうと、困るということはないのだが、さすがにビックリはする。
ある方から「2002年の菊花賞で、水上さんはメガスターダムをチャイナロック3×4でステイヤーの素質ありと高評価してたはずなのに、ニホンピロウイナーだから消しと力説していたというツイッターが出回っている」という趣旨のメール連絡を受けたが、これなどはそのパターン。まあメガスターダムが僅差の3着に来たのは、チャイナロックのクロスなんて関係なくて、ただ馬が強かったからなんでしょうが、ただ「ニホンピロウイナー産駒だからといって甘く見てはいけない」と競馬予想TVや懐かしのクラパで力説したのに、それが全然伝わっていなかった事実には少し凹んだ。10年前は若かった分、今よりはプレゼン技術がマシだと思っていたのに、それでもまだまだ未熟だったということなのね。ということで、10年以上経ちましたが、声を大にして否定しておきます(笑)。
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