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2013年5月28日 (火)

ダービーデーのこと

土曜のことは後回し、ダービーデーのことを。

現在、やや虚脱気味。競馬年齢をダービーと共に1つ重ねる私としては尚更だ。

レースも多くの人たちが納得するであろう大団円、そして好内容だった。

競馬場に到着して真昼間からバーボンソーダ片手に、さっそく軽く酔う。何人かの方に声をかけて頂いたが、顔が赤かったら失礼しました。

●武豊騎手が久々に全盛時のキラメキを見せてくれた。直線向いてしばらくした所で、前にいたマイネルホウオウがササってきた時は、完全にカットされてしまうかと思ったが、パトロールで見ると内から跳ね飛ばして割って来た。プレッシャー云々の心配が一切要らないのはこの人の凄さ。

ここ数年の不振から、マスコミ内にも非難するような人たちも結構いたけれど(これまでの貢献を考えたら成績が急落したくらいのことでどの口が言うかという気もするが)、なんやかやと言っても武豊。この人を超える千両役者はなかなか出てこないのも事実。これまでのように勝ちまくることは年齢的にも、また慢性的に悪いと聞く腰からも、周囲の状況からも無理だろうが、今回のように大きいところではシッカリと仕事をするバウンティハンターとして、まだまだ唸らせてくれそうだ。

●キズナの周囲からは、もう凱旋門云々の声(しかも札幌記念を使って渡仏の計画?)も出ているようだが、ちょっと使い込んできているので、ここでしっかりオーバーホールさせた方が将来のためになると思うのだけど・・・。個人的には、いくら斤量で優遇されても、日本から3歳馬を持っていくのはデメリットの方が大きい(欧州の3歳馬は別)と考えている。

●それにしても福永騎手。あれで負けたら仕方ない。レース後は悔し涙を流していたようだ。今回に関しては完璧な騎乗、それでも負けた。手前味噌だが、競馬ラボに書いた全頭解説で、もしエピファネイアが勝つとしたらこういうパターンとした通りの乗り方になったのだが、それでも差された。

父の天才・洋一氏でも勝てなかったダービー※を、息子が勝って雪辱する夢はしばらくお預けか。

(※福永洋一騎手の名誉のために書いておくが、当時の騎手はみな自厩舎や一門の人間関係、あるいは先約を優先していた。洋一さんも継続して乗っていたら勝てていた馬もいた。特に皐月賞で神業を見せて勝利に導いたハードバージにダービーで乗らず、先約のあったホリタエンジェルに乗った・・・なんてこともあった。ハードバージがダービーではハナ差2着だっただけに惜しまれる)

●自分の予想の方は、本命キズナが勝っても、3連単では2着にエピファネイアを置かなかったので外してしまった。500倍もあったなら押さえておいても、と思うが、仕方ない。◎△△ならまずまず納得。競馬ラボの全頭解説ではメイケイの評価以外はほぼ正解を出せたし、この点については運が良かった。

とくにローエングリン産駒の血筋の評価、母父ストームバード~ストームキャットの評価(これでアポロソニックを拾えた)、予想TVでも述べたがサドラーズウェルズ系を安易にステイヤーと解釈しないこと、キンカメ×母父サンデー配合のダービー用分類などは、たまたまの結果とは思えないので、覆される例が増えるまでは今後も忘れずに覚えておきたい。

ただ自分が弱腰だと痛感したのは、コディーノを全く要らないとしたのに、ロゴタイプを消せずに△を回してしまったこと。

●目黒記念は本命ムスカテール。◎△▲の決着。こちらを競馬予想TVの狙い目にしていないのは私の不徳。せっかくアドマイヤラクティ低評価、カポーティスター消しまで正解だったのに・・・。

●私が接した他の方の予想では、群を抜いて市丸氏のダービー予想が素晴らしい。完璧だった。本命キズナが勝つ確信を持つのはそう難しくはないが、エピファネイアの2着にあれほど確信を持てた人は、おそらく著名な予想者の中では独りだけだろう。

それからヒノくんこと樋野竜司氏は、相変わらずの預言者ぶりだった。アポロソニックが山吹賞を勝った直後に、「ダービー出てこないかなあ」とブツブツ言っていたし、青葉賞の翌日には「ダービーはアポロソニック本命」を宣言していた。結果は3着でも、人気や評価を考えるとこれはスゴイことだ。青葉賞の内容についても、アポロ>>>ヒラボクと断言。山吹賞の時点でこの馬とダービーを結びつけたのも、おそらく独りだけだろう。

●今年のダービーに向けての、JRAのPR活動も市丸氏の予想同様、完璧だった。コア層にもライト層にも効果的な展開、そして「ダービーくらいは馬券を買ってみようか」という、平常時無関心層の掘り起こしアプローチ。あらゆる矢を打ったと思う。当日の各演出も、華やかさの中にも厳かな雰囲気を維持。手放しで評価!

それから、これはまた別の問題だが、爆音を出す空撮のヘリもいなかった(出す金がテレビ局になかった?)のも良かった。当然である。

●競馬場から打ち上げ場へ向かう途中、大学生とおぼしき男性集団の会話が飛び込んでくる。

「ダービー終わって、あとは総選挙だな」

腰が砕けそうになったが、今のご時世はそういう男の子って多いのかも。確かに予想TVのバイトの学生さんも、AKBの投票に必要なシングルを持ってきていたし。あるいは以前にも書いたように、AKBファンと競馬の親和性は本当に高いのかもしれない。

●さて、安田記念もなかなか面白そうなのだが、今週は久々に雨の週末となる気配。水曜以降は日曜まで雨が降ったり止んだりの梅雨らしい気候が予報されている。近年の好天高速馬場の結果とは、血統面や展開の傾向が変わることも想定しておきたい。

さらに、芝の長さも悩ましい。ダービー週でも今年は大きく刈ってこなかった芝だが、マイルGⅠとなれば今度こそ一気に刈る可能性もある。

●ラジオ日本は、土曜午後前半に入れ替わって13時~14時半まで。

また競馬予想TVは今週も出演します。ただし、ダービーを外してしまったので、最後の望みだったGⅠタイトルでも上位に入る可能性が恥ずかしいことにほぼ消失。なので、安田記念で大きな払い戻しを受けない限り、今週末が今シーズン最後の出演になると思います。(来週からは上位者のタイトル争いサバイバルに入るため)

ダービーデーの競馬場では、視聴者の方から何名も声をかけて頂きましたが、申し訳ありませんでした。今シーズンは、もともとの実力不足に加え、巡り合わせも悪かった。

●最後に、前々回の記事で追記した、横手氏の「緑の砂疑惑発言」の件だが、これは緑の砂の有無ではなくて、時計や馬場への影響についてのことを指していたようだ。よって、追記として書いた部分については削除した。

砂が馬場に与える影響については、あるとかないとかいうのは単なる見解の相違なので、反対の意見が出ていても、これを否定するつもりはない。

もともと、時計の出方の判断は、ペースをどう見るかの主観にも負う部分が大きいので、証拠の出しようもないのだが、時計の出方や馬場の伸びる分どころを左右していると判断できる「論拠」はたくさんある。これについては何度か過去の著書で書いているので、興味のある方はお読みください(宣伝か)。

それから、関係ない第三者の方が、ツイッターで横手氏にクレームを入れるのもやめていただきたい。

まあ、私が一番主張したいのは、前にも書いたように「影響があるかないかはこちらで決めることだから、JRAは撒いたら発表してほしい」。これが全てである。

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