取り急ぎ
福島はとても寒かったです・・・・。
それから、芝、かなり長かったです。とくに洋芝が発表の幅の最大値だと思います。
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23日は、前日とうってかわって馬券不調。ただ購入金額が控えめだったので、阪神最終と函館最終でチョイ勝ちに持ち込めた。
阪神の馬場は、良発表だが、あんな良馬場はない(苦笑)。実質は重寄りの稍重。
ただ宝塚記念のゴールドシップは、たとえ良馬場でも勝っていただろう。平均的に速いラップを長く刻んで走り続けることが、中距離戦では最も苦しいこと。それができる、そういう脚を使えて勝ち切れるゴールドシップは、現役馬では最も「強い」競走馬であることは間違いない。
ただ、それとレースの勝ち負けは別であり、東京でスローからの瞬発力競馬になれば大崩れしないまでも、勝ち切れないことは今後も出てくるだろう。しかし各馬苦しくなるような競馬に向くということは、切れ勝負の馬よりも本質的な強さは上だということだ。
まだまだブエナビスタの域には及ばないとはいえ、ジェンティルドンナは思ったよりも頑張ったと思う。岩田が直線入って間もなくのところで、内からゴールドにぶち当てに行っていたけれど、あれをしないでまっすぐ追っていたら2着だった可能性もないわけではなかっただろう。
個人的には安田記念よりは軽くていいにせよ、今回の岩田騎手の動きも制裁の対象にすべきだと思う。そしてニフティの連載にも安田記念当時に書いたけれど、賞金の大きなGⅠでこそ「やり得」が横行するなら、GⅠの制裁措置を他のレースよりも重くすればいい。
フェノーメノも、ゴール前ではよく差し返していた。馬場も合わないのもあるだろうが、やはりツルツルの高速馬場でこそ。
要するに、今のチャンピオンクラスは、どれも弱点がハッキリしていて、どんな条件でも勝ち負けできるスーパーホースではない、ということ。ただ阪神内回りや中山に限って言えば、同コースを走った名馬の走りを思い浮かべる限り、ここ10年でディープインパクトを1位とするなら、ゴールドシップは2,3番目にランクされるレベルだ。
内容も締まり、良いレースだった。
メインレース後に飲料を買いに歩いていたら、当ブログをいつも見て下さっているという方から声をかけられた。春の天皇賞の日のブログの、反省記事で書いてあったことを奇特にも覚えていて、目黒記念のムスカテールと、この日のゴールドシップで馬券が獲れたとお礼を言われた。恐縮至極。本当に細かい分析はメルマガや予想記事で書いているので、ブログの方は結構直感に基づいて書いていることも多く、たまたまハマっただけ。ブログでの競馬に関する記述はその程度の気楽なものであるとご理解いただきたい。
◆土曜、日曜は競馬のかたわら、合間に阪神戦のデーゲームを携帯の速報ニュースでチェックするのが常。この日は1回表、せっかく先頭バッターの西岡が二塁打を打ったのに、「2番大和・犠打」という信じられない文字を見て気絶しそうになった。
点が取れないまま後半戦になったのならまだ理解できるが、1回の先頭打者二塁打を、送ってワンアウトくれてやって1死三塁とすることのどこに意味があるというのだ??悟りました。阪神今年も優勝ありません。この監督の下では無理。
◆この日は都議会選挙。いつものように期日前で済ませた。夜に当選速報を見れば相変わらずの万歳連呼。この当選してのバンザイ、いい加減やめたらいいのに。そういう議員って出てきてないのか?
◆お知らせ。ラジオ日本の土曜競馬中継は、福島開催は後半担当で14時半から16時40分までとなります。
NHKで28日金曜、22時55分から「高知競馬に咲く夢」というドキュメントが放送されるようです。興味のある方はご確認ください。
それから、今週から新潟終了までの全開催日、各場最終レースの馬連の払い戻しに5%が加算されます。もともと馬連主体の自分にとっては朗報。ただし的中させないと意味はゼロ。当ててから喜ぼう。
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JRAがこの春のGⅠ週に、新聞で展開したPRは、村上龍氏がそれぞれのレースにちなんだ書いたエッセイの1ページ広告。
すべて読んだが、どうも毎回ほぼパターンが同じで、取り上げた馬に関する記述に自分の思い出が絡んできたことがほとんどない。資料を見れば書けるようなことばかりで、本当に村上龍が競馬を知っているのか、好きなのか疑問に感じることがたびたびあった。
まあ、そうであったとしても、なかったとしても、村上龍のネームヴァリューで広告を展開することはアリだろう。競馬を知らない人を起用することだって、内容が良いならいうことはない。ただこの宝塚記念週の原稿にはガッカリした。
ガッカリしたのは内容に対してではない。「適性」と書くべきところが「適正」となったまま掲載されていたことだ。
村上氏が誤変換に気付かないまま(ここに気付かないあたりも、本当に競馬好きなのかどうか疑わしいところなのだが)原稿を送ってしまったのだろうが、ただこれをJRAが見落としたことは実にマズイでしょ、いくらなんでも。広告原稿ならなおさら。気付いた人、どれくらいいるんだろ。広告でこれやっちゃうと、結構みっともない。私のような末端ライターの、ブログ程度の誤字脱字ならまだ言い逃れもできるし、個人が恥をかけばいいだけだが・・・。
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◆20日は福島出張のために新幹線の切符を購入、また新潟のホテルもとりあえず3週分予約した。去年は高校総体のために8月1週目までのホテル予約には本当に苦労したが、今年は恒例の新潟祭り以外は、大きな催しはなさそうだ。
◆21日のニコ生については、ご覧頂いた通りです。オルフェーヴルがいなくなったことで構成を変えた分、時間読みが甘くなって、かなり早上がりしてしまいそうになり、進行中はヒヤヒヤものでしたが、何とか形になりました。出演者、スタッフの皆さんに助けられて何とか責務は果たせた形。24時頃に帰宅してそこからもろもろ原稿配信。3時過ぎに気を失うように就寝。
◆22日は私用で朝から近所へ出かけて、そこから急いで正午すぎに東京競馬場着。湿度高くかなり蒸し暑い。
ラジオ日本は7Rから9Rまで担当。障害を除いた7R9Rで馬連中穴的中。先週といい運が良かった。リキサンステルス騎乗の北村宏騎手はあれで負けてたら馬に土下座しないといけないほど直線の捌きをミスっていたが、よく間に合って同着勝利に持ち込んだものだ。
メインレース展望のコーナーでも、タイムズアローが大健闘。本命は2着馬の方だったがソコソコついてくれた。
◆この日気が付いたのだが、いつからか写真判定の結果告知アナウンスが変わっていた。今までは「写真を参考の結果・・・」だったのが「写真判定の結果・・・」となっていたのだ。これは言い回しとしては正しい。
宝塚記念前売りはゴールドシップが単独1番人気の時間帯もあった。前日売り最終はジェンティルドンナ1番人気も、微差2番人気。これは意外だった。てっきりフェノーメノとジェンティルが分け合って、あれだけ「専門家」たちがくさしているゴールドシップは4倍前後の3番人気だと思っていたからだ。
帰宅してからはさすがに一度仮眠を取る。
※このままでは更新に間に合わないかもしれないので、先に帝王賞についてひとこと。ただし私は馬券は買うつもりないので、戯言程度に受け取ってください。予想には及ばないただの勘ですが、まあローマンとニホンピロとワンダーの3頭立てだと思っています。
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21日のニコ生「宝塚記念生討論会」、
ご覧くださった皆さんに心より御礼申し上げます。
前回を1万上回る4万視聴回数に達することができました。
本当なら放送直後にアップすべき内容でしたが、
生来の怠惰な性格のためにこんなことになってしまいました・・・。
また下半期にこのような機会が持てたら、
ぜひよろしくお願い致します。
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◆土曜の夜から府中はかなりの雨。それでも日曜はなんとか小雨が時折ぱらつく程度で済んだ。
阪神の新馬戦でPOG指名馬のヤマニンアリエッタが快勝。これで今季は2戦2勝。同一種牡馬の複数指名が禁じられているルールの集団なので、選択もこれまでにない刺激があった。これで10種牡馬のうちフジキセキとシンボリクリスエスが勝ち上がってくれたことになる。
◆東京の新馬戦のリターンラルクは、時計はともかく直線一本の脚はケタ違い。なにやら兄のオーシャンエイプスのように、ファーストコンタクトが最大の衝撃ということになりそうな気もしないではないが、ディープインパクト産駒だけに3歳春までの成長力は保証できそうだ。楽しみな1頭。
◆函館スプリントは、シュプリームがアタマ差届いていれば1450倍・・・悶絶。バレンチノをほとんど買わなかったのに・・。
ユニコーンはチャーリーブレイヴを軽視したのも正解、かつ○◎▲の順に入ってくれた会心の予想・・・になるはずだったが、なんと3着を取り切ったかに見えたサウンドトゥルーが、ケイアイと同着とは。配当がすべて半減。サウンドは穴推奨で最も妙味のある馬だったので、ワイドも3連複もここからだった。無念。
◆函館最終、3連単はダメだったが、ラブイズブーシェとコスモバタフライのワイド勝負が奏功。
トータルで見るとまあまあ佳き1日ではあったが、裏腹に体調が時間を追うごとにダウン。とくに食欲がなく、頭も痛くなった。帰宅してすぐ昼寝。
◆先週は3歳馬が急に成績を伸ばし、例年のパターンにハマってきた。しばらくは馬券の妙味はまず3歳馬ということになるだろう。
◆レースのラップ表示が、やったりやらなかったり。せめて9R以降は必ず表示するとか、方針を決めてほしい。基本は全平地レースで出すべきだと思うが。
◆翌月曜は朝早くから満員電車に揺られて、日本橋でミーティング。暑い1日。体調回復せず。
◆都議選で、選挙カーからなぜかあまちゃんのテーマ曲を流しながら選挙活動しているという例が複数あり、作曲者の大友良英さんが怒りのツイートをしていたそうだ。選管に抗議し、取りやめとなったそうだが・・・政治を志す者のモラルの低さがまた露呈した。情けない限り。大友さんはもともと政治意識もかなり強く、東欧でライヴをしたりしていた人だ。下手な都議候補者よりはよほどレベルが高い人物である。
それにしても、かつてグラウンドゼロや、デートコースペンタゴンロイヤルガーデンでノイジーなギターを鳴らしていたオルタナティヴの巨匠が、なんとNHK朝の連ドラの音楽を担当するようになろうとは・・・感慨もひとしおだ。とにかく日本の音楽シーンの影の潮流であるノイズミュージックや前衛ロックで中核にいた人が、いきなりメインストリームに浮上したのだから。
◆いよいよ21日金曜21時よりニコ生動画で宝塚記念生討論会が配信される。視聴よろしくお願いします。
なお20時~は本編の煽り番組として、境和樹氏と20時から30分間トークします。なお20時半からは、今井りかさんのナビで前回のダイジェストも。こちらもよければご視聴ください。
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加藤コミッショナーというのは、エリートのダメ人間の典型的なパターンですな。人に怒られたことも頭を下げたこともない人間は、とかくこういう醜態を晒すと。この人の周辺をいろいろ調べてみたら、まだまだ面白いネタがけっこう出てきそうな気がする(笑)。
しかもこういうエリートの姑息さの常として、裏から手を回すような卑怯な手段で対抗勢力に圧力をかけたり、陥れたりするのが常套手段。どこの業界にもいますがね。
醜態と言えば、ツイッターから醜態を晒したのが例の環境庁職員。書いた内容もさることながら、最も情けないのは、「こういうことをつぶやいたらどうなるか」を想像できない貧困な思考回路だ。
さらに情けないのは、抗議団体を罵る記述の「知性の欠除」という表記。お気づきの通り、正しくは欠如ね。知性云々が前にくっ付いているだけに、余計にエッジが利いている。
競馬の話。
◆15日土曜。競馬場前駅の、横から2軒目の加藤屋が、5月一杯で閉店していた。確か私が初めて東京競馬場へ行った昭和54年にはもうあったと記憶する。「勝とうや!」の看板ももう見られなくなるのか。
◆土曜は中途半端な時刻に競馬場へ到着したので、腹の加減や食事に要する時間などを考慮して、悩んだ末に某所のカツサンドにした。パンも美味しいし、キャベツもサクサクだったのだが、唯一残念だったのはカツだけが冷えていたこと。温かくないという意味ではなく、冷えていたのだ。カツの味付けは良かっただけに、改善を望みたい。どこの店、と書くと剣呑なのでその辺はボカすが。
とにかく、競馬場で食べられるカツサンドとしては、中山の三幸がダントツ。
◆この日の馬券はソコソコ好調でひと安心。函館メインはほぼ印順だったのだが、マスイデアが5番人気と意外に売れており、145倍しかつかずガッカリ。
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オルフェーヴル回避による、ニコ生の台本の作り替えで、木曜は半日近く潰れた。自分の予想部分については、オルフェーヴルがいようがいまいが本命は決まっていたので、さほど影響はないのだが、ただレースへの注目度、ファンの盛り上がりという意味では大きな痛手だ。
4強が3強になったという単純なものではなく、春天2強の再戦に、海外帰りのジェンティルドンナが加わっただけと考えると、素直に過去の3強対決と同様には扱えない。ただ、競馬マスコミの末席を汚すものとしては、売り上げと注目度のために盛り上げていくしかない。とにかく、オルフェーヴルがいなくても見ごたえのあるレースとなること、そして他に離脱する馬が出ないことを祈るのみ。
また、サトノプリンシパルとインカンテーションが両方ともユニコーンSを除外されたのも痛かった。週末用の予想やメルマガを、書き直す手間にも追われてしまった。
◆先週末は、本当にダメだった。まともに獲ったのは土曜の江の島特別の馬連くらい。何かに割り込まれたり、届かなかったりという典型的なハズレパターンだった。これなら、何もこない丸ハズレの方がまだ精神的にはマシ。マーメイドSはまさかのマルセリーナ。マイネオーチャードとアグネスワルツでほんの0秒2くらいは来た!と思って熱くなったのだが。
◆騎手の腕が、馬本来の能力を引き出してくれるケースがこのところ目立つ。例えばトウケイヘイローの武豊。ゴールドヘイロー×ミルジョージなら、本来は1800mから2000mがベスト。ただあまりにも前向きに走ってしまう気性ゆえ、マイル以下で飛ばすしかない戦法を採らせていたのだが、武豊の当たりの柔らかさと重心の高さが、巧くこの馬の気をやって、本来のスタミナを引き出していた。
エプソムCのクラレント。岩田が東京での先行しての勝ち方を熟知している乗り方を見せてくれた。そもそも、血統の字面は2000m以上でこそという馬。これまで1800m以上を使った3戦は放馬、道悪+休み明け、ハイペースを先行した上にぶつけられたことと敗因がハッキリしていたのに、陣営が3戦全敗=マイルベストと決めつけて使わなかっただけ。今回の勝利で、ツルマルボーイ的な、マイル~2200m級でも走れる馬と気付いて、幅を広げていってほしい。
エプソムcといえばアドマイヤタイシがゴール後しばらくして下馬していたが、大事には至らなかったようだ。直線の感じから何もなければいいところあったのでは。本命サトノアポロは終始外を回らされた上に、終始掛かり気味で凡走。
◆9日の日曜、ブレないデイリースポーツは、阪神勝利が一面。さすが。
ただ好調とはいえ、13日の日ハム戦の和田采配はおかしい。負けたのは木佐貫が良すぎたから仕方ないとしても、メッセンジャーを代えるタイミング、そしてメッセンジャーのあとに筒井を出したこと、高山を代打で使わないこと(左投手専用と考えているのだとしたら大間違い)は納得いかない。
戦力互角の対読売では、監督の采配などでシブトク拾った星が多い方が優勝すると思うので、こういう手も足も出ない試合ほど、負けても監督が理詰めの采配を見せておくべきだったと思う。ここまでの好調は結局歯車が合っていただけ、そしてマートンが神懸かっていただけということになってしまう。
◆ボール規格変更隠蔽問題は、さらに大きな波紋を呼んでいる。ただ、今使っているのは、10年までの飛ぶボールよりは明らかに飛ばないボールなのだ。マスコミ報道はそこをゴッチャにしている。11,12年のボールが異常に飛ばなかっただけだ。変更自体は正しい措置である。
それにしても、この件が発覚した当日の、西武・菊池投手。あそこまでいけばスカーッとしたノーヒットノーラン、やらせてあげたかったし、やってもらいたかった・・・。
◆角居調教師の1歳馬預かり拒否。JRAへの抵抗として決めたそうだ。手段の是非については、私は分からないし、部外者が一方的に賛成、反対を語るのは失礼だろう。ただ、その提起した問題自体は、実に重いものだと思う。これについては来月最強の法則で書くかもしれない。
お知らせ。
◆21日金曜の21時~ニコ生で送る東スポ主催の宝塚記念生討論会。
ゲストは清水成駿さん、東スポ舘林記者、スペシャルゲストに安藤勝己さん、佐々木主浩さん
MCは今井りかさんと私、水上です。
番組内容とタイムシフト予約は
http://live.nicovideo.jp/watch/lv141085205 まで。
◆「競馬最強の法則 7月号」発売中です。宝塚記念特集と、通常連載を担当しました。
その他、どこも読みごたえありますが、福島、中京、函館開催のコース別研究と、そして何より配当課税裁判についての徹底考察。この事件について、私の目に入った範囲のどの媒体、どのweb記事よりも読ませる、そしてほどよい目の高さで書かれた記事です。ぜひご一読を。
この件についての呆れた見解を張っておく。
http://blogos.com/article/63550/。 こういう愚か者と私たちは戦っていかないといけないのか。そしてこんなのが弁護士なのか。
◆あと、最強といえば、ダービー前に発売になっているムック本「馬券ブラックジャーナル」は面白かった。安田康彦インタビューは特に目玉。飲酒運転で検挙されたり、コンビニ店員を脅迫したことには弁解の余地はなく、許せないことではあるが、「そういう社会規範を踏み越えてしまい、失踪していた元・騎手が、今、何を考えているか」ということは、単にドキュメントとして興味がある。
また東スポ活用術も面白かった。ただ1つ、ミスターシービーに関する論考には事実誤認(と言えるかどうか)というか、納得できない箇所が1つあったけれど。
書店にあればぜひ。なければアマゾンなら、まだ手に入るかも。
◆サラブレ7月号で、ディープインパクト産駒についての小文を書いています。
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まずは恐縮ですがお知らせから。
◆21日金曜の21時~ニコ生で送る東スポ主催の宝塚記念生討論会。
ゲストは清水成駿さん、東スポ舘林記者、
スペシャルゲストに安藤勝己さん、佐々木主浩さん
MCは今井りかさんと私、水上です。
番組内容とタイムシフト予約は
http://live.nicovideo.jp/watch/lv141085205 まで。
◆ラジオ日本は現在パワーアップウィーク。15日、16日の中央競馬実況中継では、軍資金がリスナーに当たるスペシャルクイズを実施。詳しくは
http://www.jorf.co.jp/KEIBA/ まで。ぜひ関東圏の皆さんは、競馬はラジオ日本でお楽しみください。
・・・・といったところでいつものように。
◆かねてから何度かネタにしてきたが、選手会からの突き上げによりとうとうNPBがボールの反発度を変えていたことを白状した。
1つ懸念しているのが、「ボールを飛ぶものに変えたことが悪い」と一般に受け取られないかということである。現在のボールは絶妙の飛び加減であり、このままの仕様でずっと続けてほしいと思う。打つ方も投げる方も、どちらに特に有利ということのない面白い野球が続いている。ここ2年のボールが飛ばなすぎただけだ。
(その意味では、楽天の嶋選手会長のコメントは残念だ。「今年の野球は大味な野球である」とし、「このまま今のボールを続けていいのか」というのは、個人的には呆れたというか、ガッカリさせられた発言。)
この最大の問題は「公表しなかったこと」、そして「メーカーに公表しないよう指示を出していたこと」に尽きる。これは原発でもさんざん問題になった隠蔽の構図に他ならない。ここ2年より飛ぶボールが悪いと、世論がすり変わらないことを願うのみ。
隠蔽したのは、ここでも何度も指摘してきた加藤コミッショナーのメンツ保持のためである。今回初めて知ったのだが、公式ボールに自分の名前を刻印させていたとは。理解しがたい鉄面皮、自己顕示欲の塊のような人格である。
想像ではあるが、今回NPBが選手会との折衝で認めた裏には、実は連盟サイドにもコミッショナーを良く思わぬ層が少なからずおり、さすがにこのまま隠しておくことへの罪悪感のようなものがあったのではないだろうか。
(追記・水曜夜に加藤コミッショナーが記者会見。「私は知らなかった、知っていればすぐに発表した」とフザけたコメント。部下になすりつけるつもりか?事務局長の一存という幕引きをして、事務局長が引責辞任しそうだが・・・・そもそも、加藤って6月で任期切れとだったはずなのに・・・任期延長なのか??震災後の対応といい、WBC参加不参加で揺れた時と言い、最悪の対応をしてきた悪しき官僚脳の典型のようなコミッショナーが、まだ君臨するのか?)
◆そしてこれも気になっていたボーイング787問題。10日、11日とまた連日トラブルが伝えられた。ボーイング社の経営を守ることが人命に優先されたと言われても仕方ない状況。大事が起きてからでは遅い。
競馬のことは次回。
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◆宝塚記念はどうやら8,9頭になってしまいそうだが、実質は4頭立てみたいなものだろう。
思い出したのは昭和52年の宝塚記念。トウショウボーイ、テンポイント、グリーングラスの3強が揃ったことで6頭立て(あとは前年の秋天馬アイフル、ダービー馬クライムカイザー、そしてこの時点では無冠も、5ヶ月後に秋天を勝つことになるホクトボーイ)となったことがあった。有馬記念から半年ぶり、病み上がりのトウショウボーイが、春天を制して上がり調子、今度こそと雪辱に燃えていたテンポイントを軽く封じて、しかもレコードで逃げ切ってしまった。今度はさすがに負けるかと観念していたトウショウボーイファンの私は、良い意味で意外な結果に出たワンサイドのレースに驚愕した思い出がある。
◆さて今年の注目は、全く想定していなかったシルポートが出てくることだ。玉砕覚悟の大逃げを打てば、レースの展開に大きな影響を与える。どうせなら飛ばすだけ飛ばしてほしい。
21日の金曜・21時から23時は、ニコ生で東京スポーツ主催の宝塚記念大討論会を放送。司会は不肖・私と今井りか嬢、そしてゲストは安藤勝己さん、清水成駿さん、東スポの舘林勲さん、さらにもう1人、破格のスペシャルゲストを迎えて送る。お楽しみに。
◆藤原竜也って競馬めちゃくちゃやる人だと初めて知った。しかもデートにもよく競馬場を利用していたとか。さすがカイジ。
◆梅雨入り取り消しを気象庁が検討しているとか。気候自体が変化して、次第に日本の四季から梅雨が消えているのかもしれない。梅雨入りも梅雨明けも、「~していた模様」と後から判断されるケースが増えている。
◆いろいろな報道に触れるにつけ(報道だけではないですが)、どんな業界においても同じだと思うこと。
自分に何か偉いことがあるわけではなく、自分の所属する組織がデカイだけなのに、その組織の看板や力を使って、裏から妨害したり圧力をかけたりする姑息な奴らが多いことには辟易とする。それと同時に、自分をいかに大きく見せるか、そして自分だけが正しいと主張するかに汲々とし、権力や権威に口先で入り込んで、いつのまにか既得権を振りかざしたりするようになる卑しい人間にはつくづくなりたくないものだ。
イエスマン(自分には逆らわない、逆らえない人たち)ばかりを侍らかして、祭り上げてもらってふんぞり返る。そういうせこい輩が本当に多い。
◆苦々しく締めるのもなんなので、最後に笑えることを1つ。陣内智則の兄は、陣内タカノリ(字は知らない)というそうだ。
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話は前後してしまいますがね、ショウナンマイティ宝塚記念回避は残念。まあ当初から安田記念全力投球という話は流れていたので、意外というよりは「やはりか・・・」といった感が強いけれど・・・・。逆でしょう!安田記念出ないで宝塚全力なら、今年も面白かったのに。まずジェンティルドンナには負けないだろうし、他の3強とも互角だったと思う。馬としての絶対能力に長けているこの馬は、内回りのような真の強さを問われるコースでこそ、なのになあ・・・。かえすがえすも宝塚記念の興趣を削いだという意味で落胆。(風・小林氏はさらに落ち込んでいるはず。土曜の放送後は宝塚記念に出ない事態になることを、それはそれは危惧していた)
グランプリボスは故障・・・というか深めの外傷を負っていた。負けすぎでおかしいと思っていた。しっかり治して秋にはまた元気な姿を。
◆2日・日曜。この日は東京5Rの新馬戦に、POG指名馬のイスラボニータが出走。今年は時間がなくて選出も厩舎と血統だけで、入厩情報も調べずにパッパッと選んでしまい、この日に出走があることは出馬表を見るまで知らなかった。出遅れた時は諦めたが、直線のキレが素晴らしくあれよあれよと抜け出して完勝。時計は地味だが、フジキセキ産駒らしくレースは巧そう。将来性よりも2歳戦のうちにというタイプ。
◆馬券で最も悶えたのは東京7R。◎ウインプロスパー、▲クレバーアポロ。割って入ったのは単勝135倍のアランルース・・・これは持ってない・・・。ウインークレバーでも112倍か・・・。
◆予想TV狙い目とした東京10Rは、ジョーオリオンが頑張ってくれたが、デンファレが頭では馬連しか取れず。まあ46倍ついたからいいけれど・・・。
◆で、安田記念。直線に入ったところでロードカナロアが少なくとも連対するであろうことは確信。連対どころか、ゴール前100m地点での加速が効いて勝ち切ってしまった。勝ってくれたことで血統予想家の仕事としては、半年は寿命が延びる(笑)。いかに大言壮語して、それが現実になれば後付けするかという因果な商売。まあ1番人気が勝っただけのことで、当然と言えば当然であるのが情けない。せめて4,5番人気ならと思うが、その辺はファンの方々が慧眼だったということ。私の予想はまぐれだが、ロードカナロアは頑張った。
抜け出す時の脚色は凄かったものの、ソラをつかうといういつもの癖が出てゴール前はややヒヤリとさせた。着差はわずかになったが、勝負は100m手前で完全についており、見た目以上に差があったと思う。
このソラがあるからこそ、闘志をかき立たせるために岩田は馬を外へ寄せていったが、その度合いが酷くて、ゴール前はダノンシャークが被害を受けていた。
審議なしはさすがにマズイと思うが、どうやら裁決には一応審議ランプを付けてジャッジの姿勢くらいは見せますよ、という人と、新ルールは99.9%は着順変更がないのだから、審議すること自体が無駄と考えている人の2通りがいるように思えてならない。この日の担当者はおそらく後者だった?
個人的には、岩田の過怠金10万円は軽すぎると思う。2日間の騎乗停止が相当。ただ、以前にも書いたように横アタックは昔から重大な走行妨害とはとらない傾向があるし(古くはルドルフービゼンニシキの皐月賞)、「横アタックよりは進路カットの方が重大な過失」というのは春先に行った裁決取材でも、先方が認めていた。しかも、落馬があったとしてもなお着順は極力変えないという新ルールを適用しているなら、降着にならないのは仕方ない。何も、自分の本命馬が加害馬だからというわけではなく、どの馬が同じことをしてもそう判断する。ただ、そのルールがいいかどうかはまた別の話だが。
個人的には、まだ改良の余地はあると思うが、ファンに責を負わせないという意味では、到達順位優先は理には適っていると思う。ただし、最強の法則のインタビューでも裁決委員に述べたように、それならば過失を犯した騎手への罰則はとにかく厳しいものにしてほしいとは思う。
◆岩田の、あの手を広げてエクスタシーみたいな顔するポーズは大嫌いだ。あくまでも好き嫌いのレベルであって否定はしないけど。まあ、ジャンプして馬から降りるアレよりは遥かにマシ(あのデットーリのマネをしたジャンプは、М調教師も酷評していた)。
◆レース結果の分析については詳細を省く。ただ、「東京マイルは中距離を走れる能力云々」という文言はいろいろなところで目にしたが、古馬GⅠともなると、スピードとかスタミナとかいうのではなくて、単に強いマイラーを探せばいいということだと思う。その意味で今回のレースでマイラーとして最高の走りを見せ、一番内容が良かったのはロードカナロアだが、距離抜きに単純に一番強い馬はショウナンマイティ。だからこそ、宝塚が・・・・(振り出しに戻る)
◆ダノンシャークを買えない甘さが響いて、馬券は安い馬連しか獲れず。改めて見直せば、ダイワマッジョーレやカレンブラックヒルが、消し要素満載なのに消せなかったこと、また大阪杯を見た時は「衰えてきたな」と直感したダークシャドウの評価を、高く見積もりすぎたことなど、反省点は次々と浮かんでくる。
本命予想にだけ勝って馬券に負けたという典型、あまり後味は宜しくない。単勝勝負も回収率を考えるとできなかった(まあ前日購入では単勝買っても1万円が関の山)。
これで今期の競馬予想TVの出演は、あえなく終了。ご覧頂いている方は、また秋にお会いしましょう。
◆この日は天候もよかったためか、けっこう人出が多かった。メインレース前から、メモリアルスタンドの多くの売店、スタンド、飲食店は品切れ状態に。飲食業界が長い同行のY氏によれば、「雨予報だった分、仕入れを控えたことと、去年の安田記念当日の人出を基にしてしまったこと」が招いた事態という分析。その通りだろう。天気予報は金曜まではまず雨が避けられないという予報、その後はやや確率こそ下がってきたが、前の日の20時、予想TVの本番直前でもまだ40%。傘マークが消えたのは、私の見た範囲では当日朝だった。これでは仕入れには間に合わない。
◆最後に本人がブログにも書いていることなので訂正を1つ。樋野竜司氏から「アポロソニックをダービーで本命にしようと注目したのはあくまで青葉賞時点であって、山吹賞を評価したのは青葉賞の予想でVTRを見直した時だった」とのこと。「山吹賞終了時点ではダービーのことまでは見通せなかったから訂正してほしい」というので、訂正しておきます(笑)。まあ青葉賞時点でも十分スゴイのだが。
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早くも6月。しかし東京競馬はまだ4週残っているというのは、何とも不思議な感覚。
1日土曜。芝はやはり前の週よりは短くなっており、時計自体は去年の安田記念週とほぼ同じ。しかし違うのは、外目からでも伸びるというか、内しか残らない、伸びない馬場ではないということ。こういう馬場なら面白いレースが見られそうだ。
昼はフジビューの、メモリアル寄り2Fにある「豚や」の豚キムチ丼。これが予想以上にウマかった。
2歳戦がスタート。スタート時間が早い阪神の方が世代最初の新馬戦。毎年必ず最初の新馬戦は買うことにしている。5頭立てだったこのレース、人気のダンスールクレールやサトノバリアントをぶった切って、タイセイララバイ→レッドリヴィエール 15倍の馬単1点を厚めに勝負!ゴール寸前までこの順番だったのが、最後の最後で入れ替わってしまった。
鳴尾記念といい、東京の最終レースといい、取れる確信のあったレースを外してこの日は撃沈。もっとも日曜があるので、それほど大損害というわけでもなかったが。
お台場へ向かい競馬予想TV。早めに着いたので、初めてダイバーシティに入ってぶらつく。大層な人出。
安田記念は去年から言い続けてきた「カナロアはマイルでこそ説・それも東京マイルがベター説」の落とし前を付けないといけないので、軸は当然この馬一択。
狙い目は東京10Rのジョーオリオンに決定。
◆以前ここで、怪しさを指摘したボーイング787の運航再開、いきなり初日から2件のトラブルが報告された。見切り発車の恐ろしさ。報道小さくないっすか?
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