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2013年6月14日 (金)

6月8日~13日

オルフェーヴル回避による、ニコ生の台本の作り替えで、木曜は半日近く潰れた。自分の予想部分については、オルフェーヴルがいようがいまいが本命は決まっていたので、さほど影響はないのだが、ただレースへの注目度、ファンの盛り上がりという意味では大きな痛手だ。

4強が3強になったという単純なものではなく、春天2強の再戦に、海外帰りのジェンティルドンナが加わっただけと考えると、素直に過去の3強対決と同様には扱えない。ただ、競馬マスコミの末席を汚すものとしては、売り上げと注目度のために盛り上げていくしかない。とにかく、オルフェーヴルがいなくても見ごたえのあるレースとなること、そして他に離脱する馬が出ないことを祈るのみ。

 また、サトノプリンシパルとインカンテーションが両方ともユニコーンSを除外されたのも痛かった。週末用の予想やメルマガを、書き直す手間にも追われてしまった。

◆先週末は、本当にダメだった。まともに獲ったのは土曜の江の島特別の馬連くらい。何かに割り込まれたり、届かなかったりという典型的なハズレパターンだった。これなら、何もこない丸ハズレの方がまだ精神的にはマシ。マーメイドSはまさかのマルセリーナ。マイネオーチャードとアグネスワルツでほんの0秒2くらいは来た!と思って熱くなったのだが。

◆騎手の腕が、馬本来の能力を引き出してくれるケースがこのところ目立つ。例えばトウケイヘイローの武豊。ゴールドヘイロー×ミルジョージなら、本来は1800mから2000mがベスト。ただあまりにも前向きに走ってしまう気性ゆえ、マイル以下で飛ばすしかない戦法を採らせていたのだが、武豊の当たりの柔らかさと重心の高さが、巧くこの馬の気をやって、本来のスタミナを引き出していた。

エプソムCのクラレント。岩田が東京での先行しての勝ち方を熟知している乗り方を見せてくれた。そもそも、血統の字面は2000m以上でこそという馬。これまで1800m以上を使った3戦は放馬、道悪+休み明け、ハイペースを先行した上にぶつけられたことと敗因がハッキリしていたのに、陣営が3戦全敗=マイルベストと決めつけて使わなかっただけ。今回の勝利で、ツルマルボーイ的な、マイル~2200m級でも走れる馬と気付いて、幅を広げていってほしい。

エプソムcといえばアドマイヤタイシがゴール後しばらくして下馬していたが、大事には至らなかったようだ。直線の感じから何もなければいいところあったのでは。本命サトノアポロは終始外を回らされた上に、終始掛かり気味で凡走。

◆9日の日曜、ブレないデイリースポーツは、阪神勝利が一面。さすが。

ただ好調とはいえ、13日の日ハム戦の和田采配はおかしい。負けたのは木佐貫が良すぎたから仕方ないとしても、メッセンジャーを代えるタイミング、そしてメッセンジャーのあとに筒井を出したこと、高山を代打で使わないこと(左投手専用と考えているのだとしたら大間違い)は納得いかない。

戦力互角の対読売では、監督の采配などでシブトク拾った星が多い方が優勝すると思うので、こういう手も足も出ない試合ほど、負けても監督が理詰めの采配を見せておくべきだったと思う。ここまでの好調は結局歯車が合っていただけ、そしてマートンが神懸かっていただけということになってしまう。

◆ボール規格変更隠蔽問題は、さらに大きな波紋を呼んでいる。ただ、今使っているのは、10年までの飛ぶボールよりは明らかに飛ばないボールなのだ。マスコミ報道はそこをゴッチャにしている。11,12年のボールが異常に飛ばなかっただけだ。変更自体は正しい措置である。

それにしても、この件が発覚した当日の、西武・菊池投手。あそこまでいけばスカーッとしたノーヒットノーラン、やらせてあげたかったし、やってもらいたかった・・・。

◆角居調教師の1歳馬預かり拒否。JRAへの抵抗として決めたそうだ。手段の是非については、私は分からないし、部外者が一方的に賛成、反対を語るのは失礼だろう。ただ、その提起した問題自体は、実に重いものだと思う。これについては来月最強の法則で書くかもしれない。

お知らせ。

◆21日金曜の21時~ニコ生で送る東スポ主催の宝塚記念生討論会。

ゲストは清水成駿さん、東スポ舘林記者、スペシャルゲストに安藤勝己さん、佐々木主浩さん

MCは今井りかさんと私、水上です。

番組内容とタイムシフト予約は

http://live.nicovideo.jp/watch/lv141085205 まで。

◆「競馬最強の法則 7月号」発売中です。宝塚記念特集と、通常連載を担当しました。

その他、どこも読みごたえありますが、福島、中京、函館開催のコース別研究と、そして何より配当課税裁判についての徹底考察。この事件について、私の目に入った範囲のどの媒体、どのweb記事よりも読ませる、そしてほどよい目の高さで書かれた記事です。ぜひご一読を。

この件についての呆れた見解を張っておく。

http://blogos.com/article/63550/

こういう愚か者と私たちは戦っていかないといけないのか。そしてこんなのが弁護士なのか。

◆あと、最強といえば、ダービー前に発売になっているムック本「馬券ブラックジャーナル」は面白かった。安田康彦インタビューは特に目玉。飲酒運転で検挙されたり、コンビニ店員を脅迫したことには弁解の余地はなく、許せないことではあるが、「そういう社会規範を踏み越えてしまい、失踪していた元・騎手が、今、何を考えているか」ということは、単にドキュメントとして興味がある。

また東スポ活用術も面白かった。ただ1つ、ミスターシービーに関する論考には事実誤認(と言えるかどうか)というか、納得できない箇所が1つあったけれど。

書店にあればぜひ。なければアマゾンなら、まだ手に入るかも。

◆サラブレ7月号で、ディープインパクト産駒についての小文を書いています。

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