9月21,22日の競馬
◆21日土曜は中山競馬場。中3日で競馬というのはなかなか大変だった。それでなくても、16日から17日にかけては配信のやり直し、書き直しでてんやわんやだったし、そのバタバタのまま週末へ転がり込んだという感じ。
中山芝はコース替わりとなったが、傾向自体は大きく変わらなかった。ただ直線で内の渋滞が少し目立ったか。
しかしこの開催、見ていて面白いレースが続いている。もともと中山は東京以上に絶対能力を見るにふさわしい、素晴らしい競馬場なのだが、時計が出過ぎないのがさらに良い。
今春の東京もそうだったが、一時のインだけが有利、前に居た馬だけが有利になる傾向が緩和されてきたように思える。もし意図して本当にそういう方向へ向いているのなら、とても喜ばしいことだ。
◆中山ではラジオの放送席へ行くためにいつもゴンドラ階を通るのだが、気が付けばゴンドラの売り場が大幅減。券売機の3分の1をこの開催から閉めてしまった。
◆この日の中山は、狙った馬が意外に人気になっていて参った。10Rのワイルドフラッパーが1番人気、11Rのブランダムールが2番人気、12Rのヴァレンティーヌが3番人気はどれも見込み違い。安くなってしまった。
悔しかったのは放送で恥ずかしいところを晒されてしまった最終レース。イナズマソリオの粘りにはさすがに声が出た(マイクがオフになっているからだが)。放送を聞いた方はおわかりだと思うが、実況のHアナはヴァレンティーヌのことだと思っていたようで、私の声援に応えて快勝と言ってくれた。しかし私が応援していたのはイナズマソリオの方で。Kアナがフォローしてくれたが、クビ差フレックスハートに配当が激減。まあ仕方ない。ワイド買ってあったのが救い。
夕月特別のスマートレイアー、秋華賞に間に合った。
◆日曜は東京競馬場。何のためか分からないが、ハロン棒が全て抜かれているのが奇異に映った。
それにしてもオールカマーの私の馬券は情けない。いや、競馬場で「昨日の予想TV見てヴェルデグリーン買えました」と握手を求められたりはしたけれど、当の本人は馬連はダノンからヴェルデとナルトに2点流して、3連単はダノンとダイワの2頭軸にしてしまうという醜態。ナルトがヴェルデに本命を打てなかった自分が悪いんですが・・・。それにしても凡走要素が外枠、高温と見え見えだったダイワを対抗にしてしまうとは、本当にセンスがない。オーシャンブルーやムスカテールにまず連対はないということだけが正解だったが・・・。
◆オールカマーというレース名はもう実態がなくなってしまった。かつて、といっても昭和40年代はアラブやら障害馬の平地噛まし、またハンデ戦だったので牝馬も3歳馬も年齢構成も多彩。平成では地方の強豪の参戦・・・と、形を変えつつレース名を反映してきたのに、今は別定だし、アメリカJCCの秋版のようになってしまった。貝原益軒ではないけれど、「変えなくていいことは変えない方が良い」というのが持論の私でも、さすがにもうオールカマーというレース名は変えた方がいいと思っている。
◆神戸新聞杯は、やはりエピファネイアが楽勝。しかし京都の3000ではまた話は別。全く違う舞台。これでますます一本被りとなりそうで、菊花賞は馬券的に面白くなりそうだ。まあ、ローズキングダムのパターンで2着には来られてしまいそうな気はするのだが。
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