2月22~24日
左親指の腱鞘炎と左の五十肩である。どちらかだけでもたいがい痛いのに、ダブルですよ。
指は、本を書いている時はたいてい一時的に痛くなるので、これはひたすら冷やすのみ。問題は肩の方だ。
実は12月初めあたりから、左上腕部を後ろに引いた時に激痛が走っていたのだが、寝相が悪くて筋を延ばしたのだろう程度にしか思わず、忙しさや寒さにかまけて放置していたら、1週間前から急に痛みが激しくなって、寝ていても痛みで目が覚めるくらいになってしまった。痺れも出てきたので、さすがにマズイと病院に行ってみたら、骨には異常なし、しかしけっこう悪化した五十肩という診断。かなり長い針でのステロイド注射を、いきなり肩関節に打たれて痛いのなんの。週2,3回のリハビリ用通院と、週1回の診察が必要とのこと。参った。
座業をしている皆さん、一定時間をおいて肩や腰を回したりして血行を良くしないと、思わぬ障害が出てきますよ。
さてそんなこんなで更新をサボっていたら、また競馬がやってくる。なにせ2月15日から24日まで、10日間で6開催日を消化するという恐ろしい日程が続いただけに、いささか買い疲れしてきた。ただ、関係者各位と記者はもっと大変なわけで、馬券だけの関わりである自分のような者が泣きごとを言っているわけにもいかない。とりあえず急いで先週末の競馬のことだけでも。
8Fの放送席から下を見ると、まだ雪が溶け残っているところも少なくなかった。先週も思ったけれど、2月の東京芝がDコースで本当によかったと思う。もちろん、クラシックシーズンへ向けて内目の芝を守るために、厳寒期のこの時期を幅員の狭いコースで行っているわけだけど、上から見ると移動柵と本来の柵との間のスペースが、格好の雪置き場になっているからだ。
22日の土曜、ダイヤモンドSは、1番人気になってしまってウマみも何も無かったが、以前ここでもステイヤーではないかと書いたフェイムゲームが強い競馬。道中一度も13秒台に落ちなかったレース、早めにまくって直線間もなく先頭に立っての完勝。やはりこの馬の本領はここだった。
近年の春天はスピード馬が跋扈するレースになってしまい、真のステイヤーは掲示板までということが多いけれど、もし今年厳しい流れになるのなら、一気に駆け上るかもしれない。しかし馬券はセイクリッドバレー消しで撃沈。メイショウジンムが伸びかけた時は拳を握ったが・・・。
この日はその他のレースも冴えず。とくにヒヤシンスSはスザクで自信があったのだが・・・。スタート後被せられたかしてズルッと下がってしまう。概して中団以降の馬は、バラけずに外から被せられたり馬群で揉まれたりしたケースが多く、前で飛ばした2頭が流れ込んだのは能力というより、後ろの馬たちが走れなかったという面が大きい。・・・と今から思うと、24時間後を暗示していたかのような内容。
東京最終の馬連でやや傷を小さくして終了。
日曜は5R、8Rの馬連と7Rの3連単でセーフティリードかと思ったが、その後がボロボロ。フェブラリーSは、外枠の馬が上位を占めたように、スローで内目の馬が揉まれて競馬にならず。直線も大渋滞だった。もちろんコパノリッキーは弱い馬ではないけれど、展開の助けと枠順の利は大きかった。
月曜は難しい割にはつかないレースが多かった。それにしてもこの3日間は、「引退興行」の厩舎と騎手が大盛況。明らかに過剰人気のレースもあれば、タマモマーブルや藤岡範厩舎のそれのように意外と売れていないケースもあり、引退戦略だけでもかなり有効に馬券を取ることができたと思う。
さて、手の痛みと事典の執筆で、しばらく更新のペースが落ちると思いますがあしからず。また、しちメンドクサイ内容のボヤきはティーカップブログの方に書くことにして、こちらでは日常と競馬を中心にしていこうかと考えている。
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