先週の競馬から
復興税を今後数十年にわたり徴収するのは仕方ない。しかし、それなら震災で削減していた議員歳費を、元に戻すのは道理に合わない。
そもそも、基礎控除38万円というのも人をバカにしている・・・・。税金を取るならその基準、根拠を納得のいくものにする努力をしてもらわないと困る。
消費税にしても、品目により課税を変える仕組みの議論は結局うやむやのまま揉み消されてしまった。米代、水道料金などの消費税は据え置き、あるいは3%に下げて他を8%という案だってあっただろう。本当に知恵を尽くしての増税だったとは思えない。初めから増税ありきの増税だったことは、内閣ブレインのウォールストリートジャーナル紙でのインタビューでも間違いないところだ。
6月からは馬券の税率も変わる。こちらは券種別の税率変化、今発売中の競馬最強の法則5月号のコラムで私見を書いているので、良ければそちらをご一読願えればと思う。
先週の競馬で書き残していたことを。
◆京都の土曜5Rのエイシンヒカリ、なかなか強い。ディープの遅れてきた活躍馬として、フレールジャック的な匂いも。今後が楽しみな1頭。
◆東京の新緑賞、ハギノハイブリッドの強さも印象的。この時計はなかなか出ない。タニノギムレット×トニービンでグレイソヴリン色濃く、祖母の妹にはスティンガー。
◆福島牝馬S、トーセンアルニカ本命で沈没。あの脚を使いながら惜しい。ペースの違いで位置取りが悪くなるのは織り込み済みだが、直線まであの位置にいては厳しい。道中、あと1頭前にいくか、あと1秒速く追い出せていれば・・・。勿体ない。
◆ハナズゴールが豪国GⅠ勝ち。オーナーの母国だから感慨も一入だろう。ただ、Vマイルで見てみたかった。
◆アジアエクスプレスはNHKマイルC回避してユニコーンS1本とか。ウインフルブルームがダービーではなくNHKマイルCというのは残念、ダービー直行なら面白かったのに。この馬、マイル適性はそれほど高くはないと思う。
◆ジェンティルドンナが川田と組んで次走宝塚記念。香港で伸びなかったエピファネイアは次走どうする?
そしてレッドリヴェールのダービーは福永とか・・・。理由が「凱旋門賞挑戦のため、海外経験のある騎手に乗せる」ということだが・・・。それぞれの事情があり、仕方ないことなのだろうが、個人的に良い悪いではなく好きか嫌いかと言われたら、ミスもしていない騎手を下ろすのは好みではない。
そして何と言おうと、ハープスターがダービーへ行かないのは納得がいかない。
◆東京10Rでの後藤騎手の落馬事故は、ほとんど目の前で起きた。またしても頚椎骨折・・・。不運という言葉で片付けるのは気の毒すぎる。
それにしても、前回の事故とほぼ同時期に、コースの同じような箇所で、そして同じ騎手との加害被害関係で・・・なんという因縁か。まずは1日でも早い回復を願うのみ。
◆フローラS、つくづく自分の判断ミスを嘆く。マジックタイムとサングレアルのどちらを本命にしようか考えて、普通ならオッズ妙味のサングレアルにするのだが、オークスにハープスターがいる分、賞金持ちでもマジックタイムが目イチで仕上げて勝ちに来るというのが最終判断で、◎をマジック、○をサングレアルにしてしまった。逆なら根拠はどうあれ馬連は救われたのに・・・。やはりトライアルの賞金持ちは割り引くべきだった。
おまけに予想とはまるで異なる上がりの掛かる展開になり、高速上がりなら不要と見ていたマイネオーラムにまで来られてしまう。
マジックタイムは、負傷の後藤騎手に代わり、過去にこの馬で2勝していた杉原騎手が騎乗。「杉原が乗ったから負けた」というアホな回顧をどこかで目にしたけれど、杉原は普通に乗っていた。なんら責められることはない。馬が伸びなかっただけ。デキだけでなく、もしかしたら2000mが長いという疑念も湧くような伸びあぐね方だった。
マイラーズCは、人気馬からどれかを消すとして選んだワールドエースに勝たれて諦めがつく。
◆競馬予想TVで指摘されていた、ヘルデンテノール急仕上げで危険、というヒロシさんのコメントが正しかったのか、ヘルデンテノールは凡走。また最終のクロスボウは、一部の新聞に「ノド鳴りが酷くなってきている」とあり、この細かい砂では、砂煙を吸い込んでなお厳しいと考えていたらやはり凡走。
もちろん、それが本当の敗因かどうかは誰にも分からないが、あるときにはこのようにコンディション面の情報が全てを超えて重視すべきだったケースもあれば、ある時は展開が、血統が、ある時はラップが、騎手がとその時々で的中や不的中の決め手となったファクターが、レースによって変わってくるものだ。1つの側面で語れないからこそ競馬は面白く、また難しい。そしてまただからこそ、予想に「理論」などというものは成立しない。あるのは個人個人の方法論だけである。
| 固定リンク
