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2014年5月

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2014年5月30日 (金)

出走取り消し!

ウインフルブルームが取り消し・・・。残念。▲を打つはずでもういろいろ書いてしまっていた。

こうなると、ステファノスを出したかった・・・。白百合Sでは危なかっしい気がする。ダービーの方が面白かったのに。

朝の東京FМ「クロノス」、7時20分からにかかわらず、お聞き下さった方からメールをいただいた。その他にもし聞いたという方がいたら、感謝。

今夜はニコ生競馬。ぜひぜひよろしくお願い致します。

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2014年5月28日 (水)

25日・日曜の競馬

ポールは、本当は腸捻転で手術していたのか・・・・年齢を考えるとかなり大変な状況だったのだろう。帰国できるまで回復してよかった。一部のアホどもがツイッターでウソやデマを拡散しやがって、真相が分かった今どんなツラしてるんだろうな。

 ポールですらそんな下らない悪意に晒されるんだから、我々など当たり前のように巻き込まれるということ。本当にイヤな世の中だ。

 25日、日曜の競馬。時系列は逆になるが、まずはオークスのことから。ハープスターの負けは追い込み馬の宿命みたいなところがあるが、ここで出てしまうとは。

 まあ、あと10mとは言わないが20m程度あれば差し切っていたのは、何度見直しても明白だし、阪神JFと同様のケース。力負けではない。とくに今回は直線入ってエンジンが全開になろうかというところで、ニシノアカツキが外へヨレてきたアオリで余分な外へ出さざるを得なかったのが、最も響いたとみる。こういう被害を受けるのが、まさに追い込み馬の弱点でもある。

 ヌーヴォレコルトも強い馬で、桜花賞での自分の本命と対抗が入れ替わった形だが、3着含めて実に堅い決着。4着以下にもそれぞれ敗因はあろうが、まずはどの馬も力負け。上位3頭とそれ以下の馬との力量差は大きい。サングレアルの場合は、危惧されていた馬体面のコンディションが最大の敗因であり、まともならもっと走れたはず。マジックタイムは、フローラSで感じたように、やはり距離が長かったようだ(鞍上も同様のコメント)。

◆あと、昨日になってハープスターの、レース中の右前落鉄写真が報道されていた。蹄鉄の後ろ半分が取れかかっているものだが、それがどの程度影響したのかは、馬でないと分からない。

ただ、以前某調教師から伺った話では、その方が装蹄師から聞いたところ「全部取れてしまえば、大して影響はない」「接着ではなく釘の装蹄の場合は、取れかかった落鉄はかなり走り辛い」そうだ。ハープスターが接着装蹄なのか、釘による通常装蹄なのかは私には分からないが、接着装蹄については、カリスマ装蹄師の西内荘さんの著書によると「落鉄はない」となっている一方、JRA栗東トレセンの糸賀装蹄師によると、「返し馬で接着装蹄の馬が落鉄した場合は、そこだけ釘装蹄にするか、外して走るかしかない」とそうであり(つまり落鉄があるということ)、私が資料を読んだ限りでは見解が異なっているのが面白いところ。

話を戻すがハープスターがもし釘装蹄だったとすると、影響はかなりあったと言えるだろう。

まあ、いずれにせよ、負けたとはいえハープスターには凱旋門賞へ行ってほしい。日本のオークスで負けたからと言っても、内容は負けてなお強しだったし、馬の強さは1回のレースで決まるものではない。よく比べられるブエナビスタも結構負けている。なんといっても3歳牝馬の斤量の魅力はデカイ。次走は札幌記念?

◆それにしても、あの直線でのハープスターに何秒間かアップしたカメラワークはダメだ。あれをJRAがやっちゃいかん。

◆御近所の方が、竹野内豊目当てで初めて競馬場に行ったら、すっかり競馬の魅力にハマったようだ。こういうことがあるから、集客力のあるタレントゲストにも意味があるようだ。

さて、実はあの日曜、私は目の前でオークスがスタートしようとしているのに、まったく目もくれないまま、隣にいた非競馬業界人のW先生と声高にしゃべり合っていた。というのも京都11R。私が各所で配信していた◎ケンブリッジサン、穴馬ヴィクトリースターで決まってくれて、同じ馬から入ったW先生と直線大絶叫。

ただし問題は3着。私は▲がサフランデイライトで、もう11万馬券ができたと確信していたら、外からスノードンが飛んできて、並んだところがゴール。スローで僅かに負けているさまが映し出された。

馬連こそ本線でまあまあ利益が出たものの、3連単は取れず。しかしW先生は見事に3連単で、かつデカイ払い戻しに。興奮醒めやらずの内にオークスがスタートとなったわけだ。

予想TVの狙い目になんでこれを選ばなかったのかと思ったが、今季はあの番組で取り上げてしまうと悪いサイクルに入りそうだったので、選ばなかったからこそ当たったかと(苦笑)。

◆さらに東京最終。いつもと違い2番手で進んだリキサンステルス。よし、リキサン→スターバリオン→トーセンハルカゼで55万、デキた!と思ったが、クビ差スターがリキサンを差してしまう。またしてもいつぞやのようにクビ差・・・デカすぎる。馬連だけでは埋められないショック。

本当に先週は、ほんの少しの差で大変なことになっていたはずだが、それがことごとくハナ、クビで逃げた。それが競馬だといっても、あまりにも集中し過ぎ。まあ馬連や3連複でどれも馬券にはしたので、テレビでの負けを埋めても余りあるくらいには勝てたが、全然勝った気がしない。さあダービーウィーク、ダービーの後にはハギノジョイフルや一昨年のキングトップガン、去年のムスカテールで歓喜に踊った、大好きな目黒記念もある。今週こそは!

今週末は、金曜のニコ生に加え、朝には東京FМ、土曜はいつものラジオ日本とKKベストセラーズの書店フェア、そして予想TVと、ダービーの売り上げが少しでも上がるように、微力ながら動き回る予定。毎年書くが、ダービーが私の競馬歴更新日なので、今年で満42年となる。

なお宝塚記念、ゴールドシップは横山典とコンビを組むという発表。メイショウマンボが出走決定。エピファネイアは回避。安田記念のミッキーアイルは出走確定だそうだ。

また、下の記事にエントリーされている、ベストセラーズ競馬新書「マイネル軍団の裏を知ればこんなに馬券が獲れる!」のアマゾンキャンペーンもぜひよろしくお願い致します。

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2014年5月27日 (火)

5月24日土曜の競馬

世の中は、というか世界中、本当に大なり小なりの悪意や狂気で満ち溢れてますな。私たちの身の回りにももちろん。

性善説の上に成り立つものは大抵ボロが出る。

20日は最強の法則の来月分の締め切り。2123日まではルーティンワーク。

 24日の土曜は東京競馬場。芝を見て驚く。先週よりも外目が短くなったことが歴然。これでインがかなり有利だった先週と違い、外からも内からも伸びてくることができるコンディションになりそう・・・。頭が痛い。

 それからこの日の特色としては、内馬場に立っている国旗の向きと、スタンド前の風向きが真逆になっている時間帯が長かったこと。ただ午後後半は、強い南東の風がスタンドに向かって吹きこんできた。机の資料は重しを乗せていないと飛ばされてしまうほど。地上が同じ強さだったというわけではないと思うが、8Fの放送席は難儀した。

 馬券は東京2Rと早い時間帯に山場が来た。午前中の配信レースとしたこの未勝利戦、本命ゼンノブショウ、対抗クイックデピュティまでバッチリ。しかし最後の最後で4番手評価のモリトハリウッドが、ノーマークだったドリーミングハートにクビ差、差されてしまう。3連単は700倍近かったのだが・・・・ドリーミングがド人気薄で67万に。私が取れたのは馬連38倍のみ。本線だからソコソコには儲かったが・・・。ガッカリ。そしてこの「クビ差」、日曜にさらに悶えることになる。

この日見つけた面白い馬名。カメレオンアミはこの日初めて気付いた。ピンクレディーの曲に引っ掛けたのね。ヒメゴトという競走馬名も何やらスゴイ。

 放送席では、新潟の直線競馬に出走するガッダムアスカでパワフルラリマーという不謹慎な?冗談でやや盛り上がる。2頭とも着外。

 

 京都3Rのクラウンアイリスは、中央競馬史上初の大分産馬の勝ち馬となった。大分で馬産をやっている農家があるというのは不勉強で知らなかった。九州産と言えば鹿児島のイメージだったので・・・。だけどすっかり九州産の顔となったベテラン種牡馬ロドリゴデトリアーノはともかく、母がクロフネ×ノーザンヴィーナスでダボナアンビションの曾孫というのは、なかなかの血筋。

 以前、九州産馬が、限定戦の2歳オープン特別で賞金を積んでGⅠに出てくる状況を批判したことがあるが、別に九州産馬が嫌いなわけではなくて、マイナー好きとしてはむしろ応援しているくらい。かつては日経新春杯を勝ったケンセイグッドや、いやいや何よりハイセイコーと地方でも争ったゴールドイーグルなんていうとんでもない強い馬がいた。

ゴールドイーグルはカブトシロー産駒で、大井の中央競馬招待競走で中央のオープン馬を一蹴したあと、一度中央入りしたものの2年くらい離脱していたんじゃなかったか。そして高齢で復帰後、大阪杯やらマイラーズCやらを圧勝していた。調べたら大阪杯ではホクトボーイやエリモジョージを完封していた。サイレンススズカ的な、狂気じみた逃げ馬だったと記憶しているが。

  昭和50年代までは、春の小倉で小倉4歳Sが組まれていて、そこで九州産馬が勝ってクラシック出走ということも珍しくなかった。もっとも当時のクラシックは、東京なら28頭がフルゲートだったのだが。オサイチセイダイとかケンセイズグとか懐かしいなあ。今はテンプラ九州産?も増えていて、少し趣が違ってきたのが残念でもある。

 

 平安Sは意外な結末にビックリ。この時期、オープン特別や重賞で、4歳オープンのうち降級対象となる3200万以下の馬はほとんど馬券にならない。去年今年と3着以内ゼロ、それ以前も年に1頭程度しか馬券対象にならなかった。しかし、とうとうクリノスターオーが逃げ切り・・・ただ、ここはクリノの2頭出し。冬場から走っている有力馬に疲れの出てくる時期でもあり、実績馬の脚を掬うチャンスなので、勝負気配はあったということだろう。金になるマイナーサンデー系だったのだが・・・。

 その後はフジテレビへ移動も、人身事故のあおりを受けて、京王線は酷い混みようだった。ドアに圧しつけられて、思わず手を着いたのが腱鞘炎の方の手。しばらく調子がよかったのに鈍く重い痛みが走る。大失敗。

 市丸さんが、先週のWIN5で、最後ホエールキャプチャが勝てば1000万超えのリーチを掛けながらも、惜しくも逃したそうだ(ご本人公開済みのネタにつき、ここでも確認して触れました)。

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2014年5月23日 (金)

たまには競馬以外を

久々に由なしごとを。

◆ちょっと前まで、若い人たちは文頭に「チョー」と付けて、過剰さの表現をしていたように思うが、今はこのチョ―が影を潜めて、代わりに「メッチャ○○」が増えているのでは?電車に乗っていても、チョーと言っている中高生がいつの間にか目にしなくなった。このメッチャ、結構以前から関西芸人たちが使っていたけど、なぜ今?

あと個人的に聞いていて生理的にダメなのが「いうても○○ですよ」という言い方(そうは言っても~の略だろう)。これも関西芸人系の影響?あまりにも今の口語はバラエティに浸食され過ぎている。

◆表現を巡る問題。美味しんぼの件。松本人志が『作品は作者のものであり、批判はナンセンス』と発言した。それ自体は完全に正しいが、ただあの回については、現実の事件を実在の人物を登場させて語らせており、普通の「作品」とは意味が違う。ドキュメントとして考えるべきであり、その意味では制作、表現の自由ばかりを主張することはできないだろう。

小保方事件もそうだが、ならばどういう取材を誰に行い、どういう証言やデータを得たのか、雁屋氏も詳細に公表すべきである。

少なくとも、大阪の瓦礫焼却による健康被害についてはかなり疑問。大阪に持ち込まれたのは岩手の瓦礫であり、福島の瓦礫ではない。もし処分場付近で健康被害が出ているのだとしたら、それは放射線云々ではなくて、粉塵とか空気汚染とかの問題なのではないだろうか。あくまで仮説であり、断言しているわけではないことはことわっておくが。

ただ、何事も風評被害で圧し込めるようなことも間違いであり、真相をハッキリ究明公表してほしいものだ。

◆小保方事件といえば、余波としてめちゃイケを巡る問題。そもそもこんな問題は大して重要なことではないのに。フジテレビが気の毒なのは、そもそもコントを放送すらしていないのに、あたかも放送したかのように扱われていて叩かれていること。

さらに、弁護士は小保方さんを「弱者」としているが、国の金で好き放題研究ができる場に身を置いていて、しかも即刻強力な弁護団が組める立場にいる人のどこが弱者なのかと。

小保方氏の問題はあまり重要なことだとは思わないけれど、今回の騒ぎで福島の鼻血といいこれといい、ネタにすること自体が禁じられるのはイヤな風潮だと思う。

◆STAP細胞問題は、結局、いくら科学が発達しようと、それを扱うのは人間であり、哲学が狂っていたら何にもならない、ということ。かなり以前にも書いたように、目に見えないものの大切さがまたしても強調されたと思う。

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2014年5月21日 (水)

先週の競馬から

飛鳥事件の思わぬ迷惑。アンナカアンナカって、群馬県安中市の方々はいい気持ちしないよね。

 それから葛城ユキ。たまーに懐かしヒットでテレビに出る機会もあったのに、絶対に「ボヘミアン」歌うしかないんだから、これで12年は出られなくなってしまったねえ。

 この事件って、いっとう最初は東京スポーツのスクープだったはず?実名出してないけど、写真のシルエットで結構バレてた。

 チャゲアスは一度も会ったことはない。あの大仰な歌い方が好きではなかったことと、音楽的に何も感じるところがなかったからだけど、ただ高校の修学旅行のバスでは、「ひとり咲き」や「万里の河」だと歌がうまく聞こえるから、待ってましたと歌う奴らがいたなあ。ヤマハのコッキ―ポップ全盛時代だったし。

そんな事件より、どこも報道しないんだけど、地震学会が房総半島南東部の隆起が目立ってきたことについて、警戒を発していることの方が重大。ましてやこの地域、方位磁針の狂いも出ているそうだ。南東沖の空白域の存在といい、マスコミは忘れがちな地震について注意を喚起した方がいい。

◆先週土曜の競馬。東京芝は前の週よりはやや長め。そしてイン立ち回り組の優位が目立った。差しも届くが、差し同士の決着というのはわずかだった。

◆都大路Sのグランデッツァの復活劇。レコードには驚くばかり。脚元に反動が来ないことを願うのみ。アグネスタキオン最後の大物だけに、もうひと花を。

◆まもなく4歳馬降級に伴うクラス編成替え。理不尽な、4歳オープン馬の一律半減がやってくる。

先週は、オープン特別や重賞において、降級対象となる3200万以下の4歳馬が毎年のこの時期の例に漏れず勝てない。京王杯のエールブリーズの3着が最高で、賞金を上積みした馬は皆無だった。リヤンドファミュ、シャイニープリンス、インプロヴァイズ、グレイスフルリープら降級対象の人気4歳馬、揃って3着以下。

◆京王杯のメイケイペガスター。レース後の談話で、木原調教師は「これをきっかけにまた距離を少しずつ延ばしていきたい」と語っているというレポート。これにはガッカリ。以前からスプリンターだと力説していたので・・・。スプリンターズSや高松宮記念だって夢ではないと思うのだが。考えが変わらないか。

◆ヴィクトリアマイル、ヴィルシーナの思い切った逃げが奏功して逃げ切り。私は手が出なかったが、同行のベテランライターTさんがこの馬を推しており、レース前に「マイルの良馬場で走るのは安田記念以来なのだから、牝馬同士なら十分見直せるはず。安田記念6着分だけ走れれば、ここなら勝ち負け」と語っていた。まさにその通りなのだろう。去年後半からの凡走は、コンディション面も少しはあったと思うが、この馬にとって良い条件で走れなかったことが最大の理由だったのだろう。

時計内容はほぼ去年と同じ。ホエールキャプチャもその去年と同内容で走っており、そのまま再現されたような感じだった。ヴィルシーナの連覇はその意味でも納得。

メイショウマンボはあの程度のデキで、しかもマイルでも連対してしまうのだからやはり強い。3着ストレイトガールは、岩田が狭いところに入るのをためらったようにも見える。ただ、あれで脚がたまったと見ることも可能だ。真相は馬にしか分からない。我々は勝手な推測を、いかにも真理に触れたかのように装って語ることしかできない。

私の◎スマートレイアーは、意識して出して行ったら持ち味が消えた感じ。これも仕方ない。

◆この日は後半に来て馬券が調子づいた。新潟直線のはやぶさ賞、◎アマアマさまさま。スマートエビデンスを過剰に評価しなかったのが大成功。さらに京都メインは配信した印順に入ってくれたし、京都最終は本命ニザエモンの逃げ切り、対抗スターマイン3着で、これもソコソコまとまった配当になってくれた。

しかし凄かったのが同行の、非競馬業界人のW先生。ヴィクトリアマイルで帯封の破壊力、さすが。それ以外にもいくつかとって、貫禄を見せつけてくれた。

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2014年5月16日 (金)

5月11日・日曜の競馬他

集団的自衛権の論議も重要だが、それにも増して?あまり報道されないながら国民にとって重大なのは、投票率がいくら少なくても、過半数の支持があれば、憲法改正や新法成立に関しての決定権を有するという恐ろしい法案が国会を通過したことである。

 18歳に選挙権を引き下げる案もほぼ決まりそうだが、ならば中学校高校で、18歳になる以前に、もっと法律や憲法に関する教育がなされるべきなんじゃないの?

 別に護憲論者じゃないけれど、権力がやりたい放題やり始めてきたことには、本能的にヤバさを感じるけどねえ。

 さておき先週日曜の競馬。

 この日は不調で、安い馬券しか当たらない。失敗したのは矢車賞。本命をガーりッシュハートにしていたので3連単が取れず、3連複に留まってしまったこと。だがそれくらいで悲しんでいてはいけない。同行者は京都最終、130倍のゴールドブラザーから入ってオソレイユを切り捨てるというスゴ技を見せてくれた。

 レース直後には気付かなかったが、後で見直すと東京9Rの横山典のゴール前は酷い。あの油断騎乗に対し過怠金10万は安すぎる。川田や黛に比べて処分が軽い。これについては来月の最強の法則の連載で取り上げることにする。

 狙い目で取り上げた東京10Rのイッシンドウタイは、1頭だけ大きく遅れてゴール。何か異常が起きたのは明らか?鼻出血か何かでは?運がない。

 NHKマイルCは前後半が全く同じというラップを踏んで、ミッキーアイルが逃げ切り。ただ、タガノブルグやキンスグオブザサンにあそこまで来られるということは、別に驚くほど強いという気もしない。逃げ馬にとっては厳しい競馬を自分でして、自分で苦しくなっても勝ち切ったのはさすがではあるが・・・強いマイラーという気はあまりしない。

タガノブルグには本当に驚いた。キングズオブザサンはまあ自分の中では解釈できるが。

一番強いかどうかは別にして、豪快な競馬をしていたのはロサギガンティア。ホウライアキコも大健闘。見ていて面白いレースだった。狙ったウインフェニックスはずっと同じ位置取りで回ってきただけ。流れるようなペースの競馬には全く対応できないのかもしれない。

ミッキーアイルは安田記念を視野に入れるそうだ。斤量差でどこまで・・・ただコパノリチャードが、京王杯を使うものの安田記念は回避濃厚ということで、他の顔触れ次第ではまたしても単騎逃げは可能かもしれない。出てくれば盛り上がるので、ぜひ無事にいってほしいものだ。

キングズオブザサンはサンケイスポーツによればダービーは回避するようだ。タガノブルグはサマースプリントを目指すのだろう。

東京12Rはアダムスピークを切ったのでアウト。メイショウとロジテールの馬連は163倍か・・・。痛い。終わってみればボロ負け、土曜の貯金もかなり減らしてしまった。

帰宅後、ある仕事で先日の天皇賞春のレースVTRを何度も見返す。改めて、来年もまたサトノノブレスに万全の体調で出てきてほしいと思った。

それから、春の天皇賞の馬場が、速い時計の出る舞台となっていることについて、ふと、3200mでの施行を維持するために、2000m級のトップクラスの出走を促進する策の一環なのでは・・・と思い立った。もちろん妄想レベルだが。ただ、阪神大賞典の上位馬が以前よりも好走できなくなっているのは、その辺が理由なのではと思ってみたりもする。

ゴールドシップは回復が早く、宝塚記念へ出走するとのこと。キズナは予想以上の重傷で、全治9カ月。先ほどの見直しで気付いたが、やったのはたぶんゴール前。来年の京都記念か大阪杯での復帰を目指すそうだ。

さて最後にお知らせ関係を。

★月刊競馬最強の法則6月号が発売中。通常の連載に加え、ダービー展望でも少しコメントをさせてもらった。

その通常連載(直言居士)、ハープスターのダービー回避の件を中心に書いた。読んだ知人からさっそくメールでお褒めをいただく。競馬がもっと注目されるチャンスについて、競馬サークル全体で考えないといけない。

53021時~2230分 ニコ生競馬ダービー特番やります。今回はアンカツさんに加え、麒麟の川島さん、ジャスタウェイの大和屋オーナーが登場。

タイムシフト予約は

http://live.nicovideo.jp/watch/lv175722920

ムック本・競馬JAPANも発売中です。

 

 

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2014年5月14日 (水)

5月10日土曜の競馬

 月曜の府中の暴風も凄かった。これまた1日前にズレていたら・・・・。

 さて先週末も好天の下で競馬が行われた。土曜は気温も高く、ビールを飲みたいのを必死で我慢する。さすがにラジオの本番前にビールは・・・・。

 この日は特別戦以降が勝負の主眼。東京9Rはジョーオリオンから勝負、馬連が引っ掛かる。ラインロバートは一瞬頭をよぎったが、メインの穴馬をシルバーレイショウにおいてしまった。シルバーも頑張ってくれたのだが。

 10Rから放送。緑風Sは本命スーサングレートで大成功。少しは先週の憂さが和らぐ。プリンシパルSはメイクアップから入るも、キネオペガサスなし。そして最終は印順に決まって、意外についてくれた。京都新聞杯も、ガリバルディが勿体ない競馬ながら3着に届いてくれて、なんとか引っ掛けた。ツキがあった。

 その京都新聞杯、ハギノハイブリッド完勝も、ダービーではさすがにローテーションが厳しいだろう。真の意味でダービー馬に最もふさわしい能力を持っている馬だけに、実にここまでの巡り合わせが勿体ないが、これもまた運。もしもハネ返してダービーを勝つようなことがあれば、相当なものだと思うが・・・。

 馬三郎、弥永記者のコラムで、NHKの毎週火曜夜放送のドキュメント「明日はどっちだ」で奥村調教師が取り上げられている件について書かれていた。私も毎回見ていたのだけど、コラムによれば、取材謝礼なしのノーギャラ、しかも「逆にスタッフ一同の昼食代などでかなりの出費だった」とのこと。空いた口が塞がらない。

私が放送業界にいたころは、プロモーション目的のミュージシャンに対しても、プロモーション時期には、これ幸いとかなりの大物にも出てもらっていたが、それでもお車代と称して、わずかながらでもギャラは出していた。それがルールだと思っていた。しかし今回は、奥村調教師にとってそれほどプロモーション効果も見込めない媒体で、長い時間カメラで追いかけて、しかも謝礼なしというのは、NHKが非常識すぎる。

私は放送局全体でNHKの視聴時間が最も長く、会長に大問題があるとはいえ、今でもNHKのドキュメント、ドラマ、バラエティは好きなのだけど、このコラムに書かれていることが本当だとしたら、奥村師が気の毒である。

以前某漫画家が、某大新聞社からの仕事を、ポリシーに合わないとして断った時に、「あなた本当に断るんですか?●●新聞ですよ?」と言われたという話をしていたが、それに近い驕った体質を持った人間が、NHKの一部にはいるのだと思ってしまう。

思わぬ話で長くなったので日曜の競馬は次回。

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2014年5月 9日 (金)

先週日曜の競馬

今日金曜の東京は、爆弾低気圧?の影響で雷、ひょう、突風と午後の天気が荒れまくった。府中は、雨はそれほど降らなかったが、風が物凄かった。34時間にわたり、嵐のように吹きまくる。1日後ろにずれていたら、おそらく開催が途中で中止になっていた恐れもあった。

 NHKマイルC、通ってほしい抽選馬のうち、ワードイズボンドが落ちてアルマエルナトが通った。

馬券購入金が必要経費か否かを争う裁判、高等裁判所の二審判決も、地裁判決を支持して経費と認める内容となった。

 先週日曜の競馬。

◆GWの場内は結構な人出で、家族連れ、カップルが目立った。目撃した微笑ましかったこと。

若い男女のカップル。女性「座れないし当たらない、もう帰る!」と言ってスタスタ歩き出す。後ろを慌てて追いかける男性。これで彼女は一生競馬にマイナスイメージを持ってしまうんだろうなあ(苦笑)。

券売機。母親が1万円札を入れたようだ。連れの小学45年生くらいの男の子「いくら買うの?えー!1万円も買うの?だったらボクの○?×△買ってくれてもいいじゃん!」(記号のところは聞き取れず。なにかゲーム関係のものか?)

◆天皇賞は、故障馬は出たが好レース。ウインバリアシオンの武幸四郎は好騎乗。シュタルケは思ったより大ケガで、おそらく23ヶ月は乗れないだろう。

フェノーメノは、長休明けを叩いて、型どおり良化していた。軽い馬場で、緩まない流れになるとまず取りこぼさないという、極めて再現性の高い馬ということだろう。決してステイヤーではなく、今の京都の馬場の3200が巧い。

期待したサトノノブレスは、よく走ったと思う。1000mごとのラップが617617600、この緩まない流れでは無理。セイウンスカイでもこのラップでは逃げ切れない?押し出されてハナの時点でマズいと思ったが、息が入らなかった。むしろ、それでいて直線半ばまでよく粘ったと思う。

◆東京9R。これが先週の悔恨レース第2弾。クッカーニャ、ハングリージャックで決まっていたら・・・クビ差チャーチクワイアが2着に上がって、予想TVをご覧の方はお分かりと思うが、馬連1701500円分がスルリと逃げた。しかも3連単は、オメガとのワンセットしか2頭軸マルチを買わずに60万馬券が取れず。対抗のオメガを過信してしまった自分が情けない。そして、あそこでハングリーを2着に粘り切らせる運というか、ヒキを持っていない自分が情けない。

最後は京都12R。ここまで負けていたので、一発逆転を狙う。本命人気のブロードソードは絶対に連対を外さないと決め打ち、馬連を広めに。そして3連単もブロード1着、2着付けのフォーメーションで、薄めへ手広く。エンジョイタイム、突き抜けてしまう・・・。モエレ・ブロードが12着、エンジョイが3着なら、馬連200円と3連単100円で大逆転だったのだが。これで一気に熱が上がり、鼻水も興奮が解けて止まらなくなる。スゴスゴと退散、寝込む。

◆3Dプリンターって、ドラえもんのポケットなのか?

◆KKベストセラーズより「競馬JAPAN」発売中。いろいろ書かせて頂いた上に、DVDで柴田大知騎手へのインタビュー(これが書けないこと含めとても興味深かった)、樋野竜司氏と境和樹氏との鼎談つき。ご覧の方から反響も聞かせてもらっている。ぜひご一読を。

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2014年5月 8日 (木)

5月3日の競馬から

キズナ骨折。レース中か、レース後止める時かは分からないが、残念のひとこと。有馬記念で復帰の噂もあるが、おそらく中山は使って来ないだろう。来年大阪杯まで空くのではないだろうか。大きな骨折でなかったことだけが幸い。

 東京競馬場にいた時は気付かなかったのだが、帰宅したらゴールドシップもゴール後下馬とあった。歩様違和感とのことで、故障は判明しなかったようではあるが、宝塚は回避して一度ホールアウトするようだ。

看板馬のリタイアは売り上げ、活気に直結してしまう。

 先週の競馬を振り返ろうとすると、本当に気が滅入る。自分の器の小ささに辟易としてしまう。別にそれで更新していなかったのではなく(笑)、風邪でダウン&日帰り帰省をしていたから。5月のこの時期で、朝の冷え込みが異様に強い。

 先週の木曜から風邪をひいてしまう。鼻水とダルさが酷かった。金曜土曜と薬で抑え込む。

 

大魚を逸し続けた先週、まずは土曜の東京5R。○◎と入って、ローゼクヴァルツ残した!!と思ったが、最後の最後でクビ差差される。7-16-18なら28万・・・。ミュゼミランダ3着の馬券もあるが、配当は10分の1。

 青葉賞は、ワールドインパクトから敢えてラングレーに本命を変えて馬連を取り逃がす。ラングレーは気性面も難しくなっているようだ。スタートも上を向いているし、最後は前が空いてからも伸びていない。

 ショウナンラグーンは、大久保洋吉調教師最後のダービーへ向けて、出走が大命題だったとのこと。吉田豊の追い出すタイミングも見事。ワールドインパクトは、早めに先頭へ立った分差されたが(騎手によれば前を占められる前に出るしかなかったとのこと)、ダービーへ向けて多少お釣りのある馬体だった(輸送あったのにプラス2キロ)こともあるだろう。今回は権利を取れば良しだったので、この2着は大きい。ヤマノウィザードは何とも残念。穴で狙ったゴールドアクターも好レース、これは夏以降。アドミラルシップは好位から苦しくなり、鞍上がレースをやめてしまった。

 予想TVの最中も鼻が詰まって声が聞き苦しかったと思う。帰宅したら38度近く。一気に原稿を書き終えて倒れるように就寝。

 長くなるので日曜分は次回。

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2014年5月 2日 (金)

楽しみ多き週末&ニコ生530に決定

天気の心配のない週末、天皇賞が本当に楽しみだ。考えた末に先ほど(金曜お昼過ぎ)、最終的な本命を決めた。

 土曜の青葉賞も、とても面白いメンバーが揃った。ただ、ワールドインパクト、ラングレー、ヤマノウィザードが同じレースに固まったのは残念。どれも本番へ出してやりたい馬だけに・・・。どれか1頭でも、近年ダービーへの好ローテである京都新聞杯へ回る馬はいなかったのか・・・。

 ダービーと言えば、前回「NHKマイルCへ行くのが残念」と書いたウインフルブルームが、ダービー出走を表明した。騎手は未定とのことで、プレイアンドリアルとの兼ね合いで柴田大知騎手が乗れるかどうかは微妙。

 さてダービー週の金曜・530日の21時~90分間、ニコ生でおなじみの競馬ラボと東京スポーツのコラボ特番を行うことになった。

 今回のゲストはジャスタウェイの馬主で知られる大和屋暁さんと、麒麟の川島明さん、ご意見番の安藤勝己さん。もちろん東京スポーツ舘林さんと、高橋章夫カメラメンも出演。私はいつものように今井りかさんとMCを担当する。

 タイムシフト予約についてはもう少し近づいてからお知らせします。

 少しは野球のことも。いろいろな方から、『阪神好調ですね』と声をかけてもらうが、まったく安心していない。そもそも、先日の中日、横浜との6連戦を4勝どまりでは・・・。全部取れなかったことからして、本当の力が付いていない証拠だ。広島3連戦も勝ちこすには勝ちこしたが、その2勝も相手の拙攻に助けられた面が大きい。

8月でこの差、この位置なら少しは色気も出るが、阪神鬼門の交流戦がある上に、投打が噛みあって勝った試合がほとんどないだけに、その内大型連敗がやってくると見ている。その交流戦、どうやってもオリックスとソフトバンクには勝てないので、ここで8敗が決定。すると5割で乗り切るには、他の4球団相手に124敗でいかないとならない。なかなか厳しい数字だ。

追伸 ずいぶん以前になるが、私が誤用ではないとした「汚名挽回」の表現の正当性がヤフートップに来ていた。小骨が取れた気分。

追伸の追伸 

今日5月2日は忌野清志郎の5回目の命日。

20年前の、キヨシローとチャボのインタビューを見つけた。途中で私の声も入っている(苦笑)。なお冒頭のラジオCMは、若き日のユースケサンタマリアのバンド・BINGO BONGOを使って、私がアシスタントとして関わって作ったものです。

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