7月最終日に目にしたニュース
隅田川花火大会のあとのゴミの散乱ぶりの酷さが報道されていた。ワールドCのことがあったので、逆にハデに世界に配信されてしまったようだが、普段日本に住んでいれば、残念ながら日本人は決して、公衆衛生に対して進んだ意識を持っている人が多数派というわけではないことは明白に知れる。コンビニの前や、植え込みの中に散らしていくアホは絶えない。そして何も、外国人の公衆意識が全て低いわけでもない。
東京国税局が、3年間に馬券で7000万円の赤字を出している証券会社社員に対し、的中分の払い戻し分に発生する1200万円の税金の申告漏れを指摘した『事件』が報道されていた。
◆どういう経緯で国税局が腰を上げることになったのかは報道されていない。なぜこの社員のPATが調べられることになったのか?こここそが大きな問題点だと思うのだが。
◆しかも、先般の裁判になった事例よりも事は重大だと思う。損失を出しているのに課税ということは、いよいよ買う側の危機感は高まる。
◆国税局というところは、言葉は悪いが猟犬のようなものなので、とにかく上が取れと言えば血眼になって少しでも取れるところを探す。それが彼らの仕事である。
つまり、政府が打ち出そうとしているパチンコ税といい、反社会的行為であると一般人が思っているギャンブルが財源として彼らの新たな標的になっているのは明らかである。(さっさと宗教法人に課税すりゃいいのにね。それこそ法律の解釈で信教の自由侵害にならない範囲でやることはできるんじゃないの)
◆競馬の場合は、今後強硬な態度を国税局がとれば、むしろ売り上げの低下を招き、高所から見れば税収の減少に繋がるということで、農水省が先頭に立って対策を立てるべきだし、もっと早く新たな税の枠組みを立てるべきだった。ポーズだけでも取るべきだった。対策を立てているとなれば、国税はそうそう深入りはしてこない。
このままで放置しておけば、売り上げの低下に留まらず、賞金低下→馬主激減→生産縮小→競馬存続の危機という、よくある悪いベクトルへ向けて走りだす可能性も決してゼロではないだろう。
◆私は今でも、最善は以前提唱した「高額配当に限定した累進課税スタイル」だと信じているのだが・・・。
◆そもそも腹立たしいのは、この件に限らず、さまざまな法案や政変、なにもかもが性急に、拙速に動いていること。
アベノミクス自体が増税のレトリックであり、また本田悦郎内閣官房参与が今年2月、ウォールストリートジャーナルで発言したように(反日色濃いニューヨークタイムズではないところに意味があるね)、増税の最大の理由は軍事費増強なのだから(その後本田は否定したが、WS紙は突っぱねた)、なおさら腹立たしい。
ということで皆さん、馬券はなるべく競馬場・ウインズで買いましょう(苦笑)。
ハープスターは札幌記念から凱旋門賞へと発表。札幌記念でゴールドシップと激突決定。ここ何年か、メンバー的に今イチだったが、今年は盛り上がりそう・・・・ただ他のメンバーが恐れをなして、少頭数の実質2頭立てなんてことにならないといいのだけど。
今週は新潟で土曜タンタアレグリア、日曜オフィールとPOG指名馬が出走。うまくいけば2勝?
追伸・なんで阪神はあのカエルみたいな色のユニフォームで試合してるの?去年もあのユニフォーム着て酷い目に遭ったというのに・・・。そしてやはり、前にも書いたように、建山獲得は意味不明だった。
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