9月27日・土曜
何と言っても、自然の前には人間は無力。今年は地球自体の異変に伴う?自然災害や難病が頻発し(もちろん被害を拡大させた内の何割かは人為的なものもあるのだろう)、犠牲者も後を絶たないが、これまでの自然にまつわる常識を、ある程度は捨ててかからないとならない時代に突入しているということなのだろう。
こういうことがおきるといつも思うのだが、今回の災害に遭遇した方々は、先日の広島の土砂災害を見て心を痛めていたわけだし、中には土曜の朝、NHK朝ドラの最終回を見て感慨に浸ったあと、山頂めざして麓を出発した方もいたかもしれないし・・・つまり我々の日常の一寸先は、一瞬にして暗転する可能性をはらんでいるということの恐ろしさ。なんとも言葉もない。人間はただ運によって生かされているのみ。
本題の競馬。イスラボニータは結局、当初の予定通り天皇賞へ向かうことになり、鞍上はルメールと発表された。この二転三転ぶりの経緯にはいろいろ想像を逞しくできるが・・・・。
先週の金曜。東京も新潟もやや暑かった。この日の晩飯は「旬彩庵」という蕎麦屋に入ったが、蕎麦ではなくて油揚げのネギ味噌焼、もち豚の角煮、予算の都合で小さめのものしか頼めなかったが、新潟通いのうちにぜひ一度は食べておきたかったノドグロの塩焼き、そして握り飯。いささか疲れが出てきて、この時期毎年恒例の機能性胃腸障害が出てきているが、今年は食欲は落ちない。食べたあとのもたれを考慮して控えめに。
土曜は強い日差しが夏を思わせた。空気はカラッとしているのだが、日なたはジリジリと暑い。季節感がおかしくなる。競馬場内の屋台は、柏崎特別にちなんで柏崎近辺の海で取れる海産物や川魚の串焼きテントが出店。つぶ貝串とカニのつくね串を頼んで朝食替わり。満足。
芝は見た目に前週より短くなっていた。早朝から競馬場に入っている某記者氏によると、朝から芝の直線、馬場の4分どころまで念入りに土入れの作業を行っていたとのこと。この作業は、前週は2分どころあたりまでだったそうで、それだけ傷みが広がってきているということだろう。
ただ、芝が掘れているというよりは、芝が長いところと、蹄跡の窪んだどころのムラが激しいという印象。しかも土を撒いてあっても『馬場が硬い』と騎手が口ぐちに言っているそうだ。そう言えば時計の出方も速めになってきており、また意外とインを通った馬が前週より上位に入ってきているのも、内目を整備してきたからかもしれない。
この日は新潟10Rが大漁。幸運にも○◎△で入ってくれた。たまにはこういう日があってもいい。最終まで解説を終えて、気分良く帰路に就く。一気に深夜1時くらいまで仕事、睡魔の猛襲を受け撃沈。
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