本文へジャンプします。




2015年1月

« 2014年12月 | トップページ | 2015年2月 »

2015年1月31日 (土)

1月31日・土曜

ただいま土曜の夕方5時半。東京開催で予想TVの出番がないと、この時間に帰れる。久々にゆとりある週末。

 29日木曜は、夜に青山でさる集い。いろいろ新事実も発覚し、なかなか面白いひとときだった。英気を養う。

 31日土曜は今年初の東京開催。雪は自宅付近では7センチ近く積もったが、競馬場では5センチと発表があった。見たところもう少しあった感じだが。

予報では雪が止んだ後は雨に替わるとのことだったので、溶けることを見込んで除雪を敢えて金曜に行わず、土曜早朝の作業としたそうだが、それが裏目。何も降らずにただ冷え込んだために雪が凍結して硬くなり、雪の量の割には除雪に時間が掛かってしまって時刻が大幅に変更された。ともかく、無事にできて何より。300人体制での作業、寒さの中、担当して下さった方々には頭が下がる。

昼は「馬そば」で豚汁うどん。これは冬の東京開催限定メニュー。ウマくて温まる。来場するチャンスがある方はぜひご賞味あれ。そして中山では探すのに苦労したスイーツも、東京ならジェノワースがあるので安心。今日はデザートにモンブランを食す。

ラジオ日本の解説は、本来は789Rとメイン展望の予定だったが、時間変更により6Rも担当となった。詰め詰めの時間ではレースの発走準備も整わず、遅れた時間がさらに遅れるという、放送担当泣かせの1日。

7,9,11Rが的中も、安い。

放送席では北から(つまり直線は追い風)の強い風が吹きまくり、凍える寒さだった。しかし、スタンド前、外ラチ沿いでは、私が到着した11時過ぎ、そして下に再度降りた14時半以降については、ほぼ無風。ホームストレッチのコース内で作業している馬場管理の人たちの服も、コース中央でスタート監視をする人の旗もほとんどなびかず。

さらに不思議なのは、直線追い風なら、向正面では逆の向かい風になっていないといけないのに、向正面スタートのレースの発送地点で振り下ろす旗は、追い風を示していたこと。競馬場の風が場所場所で回っているのは常識ではあるが、ここまで高度、かつ平面上において、極端に異なるのは珍しい。

馬券はラジオ担当以外でも堅いのしか取れず。厳しい立ち回りとなった。一番勝負した東京最終、ダンディーレイもマンリーも来なくて、押さえの馬連しか取れず。思い切りガミる。

明日も寒くなりそう。暖かくして御来場を。

|


2015年1月30日 (金)

1月25日・日曜

 

 いま金曜朝8時半。ニュースで見る都心の雪はボタ雪で、地表につくとすぐに溶けているようだが、府中は積りはじめた。雪の勢いも強く、もし午後になっても雨に変わらないとすると、明日の開催に影響が出そうな気配。

土曜は晴れるので、開催中止はないとは思うが、レースの発走時刻が変わる可能性は十分ある。公式発表にお気をつけください。ダートはグチャグチャだと思うが、芝は分からない。

週が替わらない内に先週日曜以降。

◆日曜、中山6Rは、予想TVの狙い目で指名した本命トウショウカウントが9番人気で2着健闘も、3連単2頭軸マルチ2セットしか買っておらず、4着アトランタが3着でないと取れず。これは仕方ない。反省は馬連を押さえておかなかったこと。あるいは一端頭をよぎった「複勝●万1点の勝負」にしなかったこと。

これがラストランとなった中舘騎手のサウスリュウセイも見せ場十分の5着。直線入ってまもなくのところでは、サウスヴィグラスセットのトウショウーサウスのワイドや3連単が確実に獲れたと思ったのだけど・・・。

馬券的には仇敵?のような存在だった中舘騎手(買うと来ない、買わないと来る)だが、彼が乗ったローカルのレースでは本当に展開読みが楽だった。騎乗に代名詞というか、「中舘といえば~」みたいな直結する表現ができる騎乗スタイルを持つ騎手は、いまや珍しくなってしまった。

個人的にはやはりヒシアマゾン、そして彼を一流に押し上げるきっかけとなったアサヒエンペラー。

◆モーリス復活。長い休み明けで懐疑的な見方をしていたが、これは圧巻。楽しみな馬が戻ってきた。もともと好きなタイプ。

◆蛯名騎手の落馬にはドッキリしたが、幸いなことに大ケガには至らず、なんと今週は騎乗するとのこと。馬はかわいそうなことになったが・・。

◆中京芝は内枠天国。この2週、芝は本当に訳が分からなかった。怖くて手が出せない。

◆アメリカJCCといえば、ゴールドシップの参戦が話題となったが、昔はそもそも有馬勝ち負け級の一流馬が始動するレースという色が濃くて、グリーングラスやらハイセイコーやらタケホープやらがバンバン走っていた。

そのゴールドシップはアッサリ消えて波乱。本命エアソミュールは最後3着を死守したが・・・。ミトラはフォーメーションで買った3連単だけにしか組んでおらず、そのフォーメーションはエアとゴールドが同時に来ないとダメといいうものだったので・・・。

ゴールドシップが消えることを想定して、エア1頭軸マルチも買ったのだが、相手4頭の中にミトラは入れなかったという愚かさ。2400円分ケチって16万を取り逃すという典型的な馬券下手。

今年からフルゲートが17頭と1頭分増えていた。そしてGⅡ出走の7歳馬以上には200万の奨励金が出るとか。この制度は要るのか?個人的には大反対。出走するだけの馬が何頭か出てきて、有望な4,5歳馬がオミットされるケースも出てくると思う。

◆それにしてもフェイムゲームはなんという不運な馬か。予想TVでも言ったのだけど、有馬除外馬はこれでラブイズブーシェ、タマモベストプレイ、そしてこの馬とみんな次走凡走。特にフェイムゲームは出られると信じて仕上げた有馬のデキが凄かったそうで、そこを使えなかったダメージは実に大きかったということか。今回は△に留めたのであまり期待はしていなかったが・・・。つくづく有馬に出してやりたかった。

しかも、無事に出られたレースでも、その多くで大外枠を引かされ続けるという巡り合わせ。4歳夏の収得賞金半減制度という悪法と、有馬記念の出走奨励金制度の弊害をまともに受けた悲運の馬だ。

◆さてさて、今週の東京開催が気になるが、日曜メインの根岸Sは特に面白そうだ。注目のロゴタイプは、血統的にはダート適性はかなり高い。

ただ初ダートが重賞というのは過去の例からも凡走しそうだとみているが、ここで何着になろうと、継続するならした方が良い。一度ダートを経験してのフェブラリーSならば、結構やれそうな気がする。

今回の結果で本番に参戦するかどうか決めるそうだけど、どうせダートに向かうなら、1回ダメだったくらいで諦めるのはどうかと思う。

◆最後に一冊紹介。KKベストセラーズから出ている「2頭出しの正しい選び方」。厩舎もそうだが、ここでは馬主の2頭出しに主眼が置かれている。

昔から「2頭出しは人気薄を狙え」などと言われているが、どの馬主なら狙えるか、どういうケース、どういう厩舎との組み合わせの時に狙えるのかを、長年の経験とデータから解明した一冊。

2頭出しには何らかの思惑があることは確実で、そこには厩舎や馬主の経済活動としての一端としての競馬が見えてくる。

著者はお世話になっている武内一平氏。競馬のみならず、政治経済ITなど多彩な分野に健筆を振るわれているベテランライターである。

穴馬券の大事な要素である2頭出し、実は私も以前から結構使っている。必携の一冊。

http://www.amazon.co.jp/2%E9%A0%AD%E5%87%BA%E3%81%97%E3%81%AE%E6%AD%A3%E3%81%97%E3%81%84%E9%81%B8%E3%81%B3%E6%96%B9-%E7%AB%B6%E9%A6%AC%E6%9C%80%E5%BC%B7%E3%81%AE%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF-%E6%AD%A6%E5%86%85-%E4%B8%80%E5%B9%B3/dp/4584136181/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1422577999&sr=8-1&keywords=%EF%BC%92%E9%A0%AD%E5%87%BA%E3%81%97%E3%81%AE

|


2015年1月27日 (火)

1月24日・土曜

ラッスンゴレライという馬もそのうち出てきそう。しかしラゴディラゴライをすぐに思い浮かべた人は何人いるだろうか?

そして気がつけば日本エレキテル連合を目にする機会が全くなくなってきた今日この頃。

 

先週の競馬。木曜は相撲観戦、金曜は定期健診、土曜はもちろん中山競馬場。この日も暖かめ。風もほとんどなく穏やか。前の週の土曜はガラガラだったが、給料日直後とあって少しは盛り返していたか。

 

◆京都牝馬Sは全く無警戒のゴールデンナンバーが飛び込んできてビックリ。3連単はどのみちダメだったが、3連単の押さえでフォーメーション買いした3連複ですこーし熱くなった。1列目が本命のレーヴデトワールとお宝馬のパワースポット、2列目にはマコトプリジャールがあって、3列目にはケイアイエレガントがいる。着差がそれほど大きくなかっただけに、ゴールデンナンバーさえ凡走なら・・・・。3連複でも2-3-13は27万馬券だった。言っても意味ないことだけど、こういう紙一重に悶々とするのも競馬の楽しみの1つ。

それにしてもマイルで5F通過が597・・・。消極的すぎるのでは?

◆アレキサンドライトSはショウナンアポロンにビックリ。これは手が出ない。

中山最終レース、本命対抗の順に入って3着に人気薄が飛び込み、3連単が380倍ついて何とかチャラに持ち込めた。

中京芝は恐ろしくて(笑)、よほど狙い馬の条件の整ったレースでないと買えない。

◆熊沢騎手が土曜に2勝。大のファンであり、ここ数年、ゆっくりゆっくり1000勝へのカウントダウンをひっそりとしてきた身としては、いよいよ秒読みに入ったかと喜びも一入。あと11勝。ちなみに25日がバースデーだったので、先週は土日ともいつもの週よりは馬が揃っていた。ここでシッカリ2つ勝てたのは大きい。

◆何が何でも折り合い折り合いで馬をダメにするケースって意外と多いんじゃないの?もちろん全て馬の行く気に任せて暴走させたらレースで勝ち負けできないのは当たり前なのだけど、折り合いイコール押さえ付けて下げることと思っている騎手が大半のように見えてならない。

◆その後は移動してフジテレビ。予想TVを終えて0時前に帰宅。なお今週から2週休んで、2月は142128日の出演となる。

|


2015年1月23日 (金)

なんと相撲初観戦

 木曜、なんとひょんなお誘いで相撲のマス席チケットが回ってくるという幸運に与って、生まれて初めての大相撲観戦に行ってきた。

 場内は半数が女性客。思ったより力士の体は大きいと思わなかったが、肌のきれいさと動きのリズミカルなところは想像以上だった。

 特に贔屓の力士がいるわけではないので、客観的な気持ちで結びまで見ていたが、前にも書いたようにはたき込みや引き落とし、あるいは立ち会いの変化が多すぎる。結びで日馬富士が変化して逸ノ城を転がした一番は失望のため息が館内に充満し、ちょっとしたブーイングも起きた。最終的な決まり手は寄り切りや押し出しだとしても、相手の引きに乗じてのものも多くて、こんなに相撲とは力の入らない格闘技になってしまったかと呆れてしまう。

 白鵬は白鵬で、立ち合いの張り手を一向に止める気配はない。それ以前に相手たちが弱すぎて、相撲内容を見ていても言われるほど強く見えない。

 とにかく、変わったり引いたりはたいたりの相撲ばかりでは、せっかくの人気回復もすぐに下火になる恐れがある。確実に、相撲は昔の方が面白かった。

 ただ、飯関係はとにかくウマかった。相撲に詳しい同行のライターS氏によれば、国技館の焼き鳥は名物だそうで、お土産にもらってきたのだが、評判通り美味!とくにつくねのウマさに驚いた。

|


2015年1月21日 (水)

1月17,18日

117日土曜は中山。この日は直線向かいとなる風が強め。ただ日差しは結構あって、日が高いうちは寒さに凍えることはなかった。馬券的には冴えない1日。

 菜の花賞、勝ったクイーンズリングはなかなかの馬。この時期に強いマンハッタンカフェということは考慮すべきも、走りっぷりにはそんな範疇に留まらないスケールがあった。

 ニューイヤーSは、前残りの競馬と読んだまでは良かったが、もっと時計が出ると思っていたので、去年のこのレースで切れ負け・速さ負けしていたコスモソーンパークと、道悪要員と決め込んでいたアーデントは全く無視してしまった。キーホース指名した対抗ペイシャフェリスの逃げ残り狙いは正解だったが・・・。本命としたマイネルディアベルは力負け。サトノギャラントは中山ではやはり難しいだろう。

正面スタンド前、故障したルナは一目で「ああ・・・」という脚元になってしまっていた。合掌。

 

 京都9R、白梅賞は、POG指名馬のナリタスターワンの快勝。時計的には見るべきものはなかったが、レースぶりが巧い。22勝、このあとはアーリントンCと発表された。個人的にはニュージーランド狙いで採った馬、思惑どおりに進んでくれるかどうか。ご祝儀の単勝だけ買っていた。

 中山最終12Rは納得のいく予想、納得のいく結果で、これでほぼトントンに持ち込めた。

大波乱の中京12Rは買っていないので、高配当も他人事。ただ、あの組み合わせで3連単が292万しか付かないとは意外。500万以上付いて当然の馬券だったと思うが。

 終了後は急いでフジテレビへ向かい予想TV。日付変わる直前の帰宅時はかなりの寒さ。自宅最寄りの駅でのタクシーがなかなか来ず、待っている間に完全に固まった。

 日曜は東京競馬場。馬券は午後から。狙い目とした中山8R、狙ったカワキタシャウトは不発の5着まで。そもそも勝ち馬テイクエイムがないので話にならない。

 京成杯はほぼ読み通りの結果だったが、人気が割れたわりには安い。5着ダノンリバティが3着まで来ないと、大きめの配当には繋がらず。レースについてはメルマガなどに記すのでここでは略。

 日経新春杯、アドマイヤデウスの押し切りは想像つかず。皐月賞で本命にした馬なので強い馬とは思っているのだが、この休み明けでいきなりとは。岩田騎手の好騎乗も大きい。去年の234着馬が324着となった。

 紅梅S、コンテッサトゥーレが大きく出遅れながらいつの間にかの好位置から一気の差し切り。マイルでどうかは未知数も、さすがの良血。次走はチューリップ賞となったそうだ。

 馬券的にはあまり芳しくない1日。買い方が雑にならないように注意しないと。

 今週から中京開催が始まった。たった2週の開催というのはどうにも違和感が拭えないが、JRAとしては12月の3週とセットで、中休みのある5週開催という意識なのだろう。

 1つ腑に落ちないのは、重賞を別にすれば、上級クラスのダート戦が1000万ひと鞍しか組まれていないこと。除外ラッシュのダート上級条件の受け皿として、1000万にもうひと鞍、そして最も除外の多い1600万にもひと鞍1400mあたりで組んで欲しい。その分、古馬の500万下を減らして振り分ければいいだけの話。この辺の融通が利かないのはなぜなのか・・・。

最後に、たくみさんの作った面白い動画が回ってきたので紹介。時間がある方はぜひ。

https://www.youtube.com/watch?v=nhP1kDNiELE

|


2015年1月16日 (金)

ここ数日のできことから

★昨日(木曜)に相撲中継を見ていたら、林家ペー・パー夫妻が思い切り見切れていて笑った。揃ってピンクの服を着て、またテレビのままのノリで興奮しているパー子さんは、勝敗の瞬間には本当にカメラで撮影していた。プロの仕事(笑)。

それにしても、外国人力士が上位の大半を占めるようになってから、本当にはたき込みや引き落としが増えた。勝敗第一という意識が強く、これは国民性の違いなのだろうけど、お金を払って観戦している場内のお客にしてみたら実に残念なこと。新弟子時代からの意識改革をするしかないのだろうか。

★プロレス人気が女性中心にジワジワと回復しつつあるそうで、これは朗報。

もちろん、面白がるポイントは昔とは違うのだろうけど、そこから次第に本質的なものを楽しめる人が増えて行けばいいと思う。

 プロレスそのものというよりも、「プロレス的なもの」(いかがわしさだったり、不透明さだったり、よく分からないものや人間離れしたものへの憧憬だったり・・・想像力の介在する余地の大きなもの)を世の中が排斥するようになってから、社会全体がおかしくなり始めているような気がしており、これはあながち間違ってはいないと思う。

★政府の沖縄に対する仕打ちは、なかなかにヒドいものがある。また消費税値上げができないとこうなるのだと言わんばかりに、実に迅速に介護という社会の急所、庶民のアキレス腱にあたる分野に圧を掛けるあたりも、発想の根っこは同じだ。

★桑田佳祐が、年末のライヴでのパフォーマンスを謝罪したことには少々ガッカリした。やった内容はともかくとして(是非は分かれるだろうが)、謝るくらいなら最初からやるなということだ。

そもそも紅白のちょび髭はチャップリンの「独裁者」のパロディーであり、紫綬褒章については、本人は明言していないものの、どう見ても彼が崇拝するジョンレノンが、エリザベス女王から授けられたMBE勲章を突き返したことへのオマージュだと思われる(思っていた)。

そもそも表現者やアーティストは、反体制でナンボだと個人的には思うのだけど、それくらいの覚悟を持ってやったのかと思っていたのだが・・・。失言のたぐいとは異なり、仕込みをしていたわけだからやったことには絶対に意図があり、確信的表現だった。だからこそ謝るべきではなかったのでは?

表現やパフォーマンスにおいて、タブーはないという気概を秘めている人も少なくなってしまった。

|


2015年1月16日 (金)

1月11,12日

日曜は東京競馬場。

中山6R、勝ったリアンドジュエリーは久々にクロフネの芝の出世馬候補。なかなか強かった。オークスあたりが狙いどころ?今年の3歳世代は牝馬に目立つ馬が多い。

 馬券的にはやや劣勢も、予想TVで狙い目にもしていた中山7Rと、8Rの連続的中で一気に持ち直した。その後やや目減りしたが、中山メインのポルックスSで爆弾馬イッシンドウタイが勝ち切り、本命フィールザスマートが3着に差し込んでくれてこれで勝利確定。シンザン記念は本命レンイングランドが逃げ切りまであと一歩だったが、これは仕方ない。頑張ってくれた。それにしてもナヴィオンは勿体ないレース。ハナ差負けで3着。2着だったら予想TVでの3連単が救われたのに・・・(涙)

 月曜はかなり体調悪化も、風邪薬でごまかして東京競馬場。だがせっかく来たのに、荒れると見込んで勝負したレースが堅く入ったり、当たったと思ったらノーマークに割り込まれたりと波に乗れないままメインレースの時間帯に。

 フェアリーSはさすがに力が入った。本命ノットフォーマルは、序盤こそ絡まれたものの、その後他馬が控えてくれたこと、またマクってきたローデッドがマクり切らずに3番手くらいで止めてくれたことがとにかく幸運だった。

また枠がもっと内なら逆転していたと思われる馬も外に何頭もいたし、スムーズにいっていない馬も多かった。ギンザヴィクトリアみたいに鼻出血を発症するようなアクシデントも起きなかった。展開に恵まれた面が大きく、それを引きだしたのは何より鞍上の思い切った騎乗。もちろん、勝ったノットフォーマルもよく頑張ったのだけど。

馬券を買った側としては全てが巧く行っただけとしか言えない。その反対に、全てが裏に出て泣きを見ることなんてしょっちゅうなのだから、ただただツイていた。

当たってもハズれても痛感するのは、馬券(競馬ではない)は本当に運が全て。分かったような理屈を付けて当てた気になるのが仕事とはいえ、運の行方がどう転がるか、経験を基にわずかながらでも見通そうとすること、そこだけが頭を使って為し得る「予想」の領分なのである。すべて理屈の通りに運んだから当たったという考えは、恐れ多くてとてもできないし、そこまで無邪気になれる年齢でもない。

 話を戻すと、印象に残ったのはメイショウメイゲツ、トーセンラークあたり。詳しくはメルマガに書いた。

 10R、迎春Sは、ずっと期待しているトーセンアルニカが勝ってくれてオープン入り。別に2400500じゃないとダメという馬ではないと思う(1800m、2000mでもやれる)ので、あまり長いところに固執しすぎないでほしい。道悪にでもなれば、女王杯も視野に入れられる馬。

|


2015年1月14日 (水)

1月10日・土曜

前回、「体調に気を付けて3日間開催を乗り切りたい」云々と書いていた矢先から、急に喉が痛み出し、土曜日曜は風邪薬で抑えていたものの、月曜は起きたら声が出ないという始末。熱はないし、食欲もあるのだが、ノドと鼻水が酷い。それでも日中の競馬はなんとか乗り切ったが、打ち上げは放棄して帰宅。翌日病院に行って検査。幸いにもインフルエンザではなかった。ただRSウイルスの風邪は治るまで意外と時間がかかる。今も大して回復していない。

 テレビで成人式の話題。ディズニーランド成人式というのもニュースの恒例ネタとなっているが、成人になるのに童心に帰ってどうするの?という気もしないではない。何もdisっているわけではないけど、普段しょっちゅう行けるわけだから、こういう時くらいは違うところで・・・と思うけれど。もっとも、成人式にも行かず、競馬場に直行していた自分が偉そうなことは言えない(苦笑)。

 先週土曜はもちろん中山競馬場。この日はスイーツフェアが冷たいもの主体になっていて、さすがにこの寒空では手が出なかった。それにしても、中山も東京のようなカフェや喫茶店などを入れるべきだと思う。何度でも書くが、競馬場に女子を本気で呼びたいならなおさらだ。昔の、オッサンしか来ないという時代のままの感覚でいるからダメなのだ。中山の一般エリアで甘いものを食べようとしたら、フェアじゃなければ三幸の「ぜんざい」かターフィーカフェ(という名前だがカフェではない)のドーナツしかないのは貧困すぎる。

また子供たちの食べられるものも少なすぎる。家族連れは結局家から弁当を持ちこむことになっているケースが多いみたいだけど。

 この日は向正面で向かい、直線での追い風が強かった。

中山5R、芝の2200m戦、ゲートインの最中にスタンドから大きめのビニル袋がコースに舞い落ちた。スタートの旗振りの人も持ち場を離れるわけにいかないから見ているだけ。これはまずいなあと思っていたが、1頭ゲート入りをゴネている間に強い風が吹いて、良いタイミングで走路から掃けてくれた。しかしあのままだったらどうなっていただろう・・・。

 9R朱竹賞はワイド13着を厚めに、そしてメインの招福Sはほぼ印通りに入ってくれてマズマズの結果。最終の◎コスモラパンには一瞬熱くなったが・・・。

 4時半までラジオ解説、フジテレビへ移動。法典の駅から新木場へ向かう電車の車中で、いきなり60代後半とおぼしき男性の老人が仰向けに転倒した。ビックリしたが、意識はあったのでやや安心。回りの乗客と手分けして車掌を呼びに行ったり、状況をチェックしたりと救護の手伝いをすることに。呂律がおかしくなっていたのでおそらく脳梗塞だろう。頭を強打していなかったのがせめてもの救い。次の葛西臨海公園の駅で駅員に引き渡して一件落着。寒い時期は気をつけないといけない。

 フジの楽屋ではたくみ氏から、遺伝だなあと思わせるエピソードを聞いて納得、詳しくはプライバシーの問題があるので書けないけれど。また阪神ファンが多い現場なので、鳥谷残留の功罪についてもひとしきり。なお予想TVは1724日も出る予定となっている。

|


2015年1月 9日 (金)

その他のつれづれ

年が明けてから十日足らず、しかし世界も国内も生臭いニュースばかりが入ってきて気が滅入る。昨年の自分を省みても、他に憂うことなく1つのことに没頭できる環境というのは、当たり前だと思ってはならず、いかに幸運なことであるかを噛みしめないといけない。

16日にJRA賞が発表された。概ね妥当ではあるが、部門の分け方や、相も変わらぬ非公開希望の投票など、問題はかなりある。競馬殿堂の選出基準といい、JRAのこの手の表彰にはまだまだ改善の余地が残されていると思う。これについてはまたどこかに書くかもしれない。

 JRA賞といえば、馬にどうしても目がいくけれど、人の部門もなかなか興味深い。福永騎手は優秀騎手賞4位以外は無冠だったこととか、勝率が川田騎手というのは意外だとか・・・。個人的にはフェアプレー賞。東では大野騎手、柴山騎手、そしてあれだけ乗っている田辺騎手が受賞というのは実に素晴らしい。

◆今年の読書初めにしたいと思った本が紹介されていた。阪大助教授で西洋哲学者の檜垣立哉氏(同じ年齢だ)の新刊「哲学者、競馬場へ行く」。青土社から出ている本にハズレなし。なぜ哲学者は競馬場に毎週足を運ぶのか、オグリキャップから競馬にハマった著者の競馬観、ギャンブル観が描かれているそうだ。競馬場のPRセンター物販コーナーにも置いてあるといいけど。

◆今週末は早くも3日間開催。売り上げを考えてのこの日程だけど、雪の降りやすい時期の3日間は個人的には避けてほしいとは強く思うけれど、除外ラッシュ解消には役立っているので、実に悩ましいところ。

 まあ、体調に気を付けて乗り切るしかない。

|


2015年1月 8日 (木)

2015年競馬初め

だいぶ空いてしまいました。

 13日から予想出稿なので、2日から準備。4日の競馬初めは東京競馬場。そして馬券初めは中山4Rも、ヒモばかりが上位であえなくハズレ。初当たりは京都5R、POGの1位指名馬でもあるマイアベーアの頑張りで馬連、3連単。ただ、あれは勝ってたレース。秋山の腕がどうこうというか、秋山とあの馬が合わない感じ。できれば次は違う騎手で見てみたい。

 ややまとまった浮きは中山7Rの◎ヴィルトグラーフの頑張り。両金杯はダメだったが、年明け初日は上々の発進を切ることができた。

 中山金杯はロゴタイプ無視で話にならず。高速馬場で中山なら、皐月賞同様走れる力は保っていたということだろう。ただこのあとはダート路線へ行くそうだ。単に選択肢を広げるというだけのことで、専従はしないとは思うが、適性を考えるとあまり好ましい結果にならないような気がしてならない。

 京都金杯はウインフルブルームが中距離の逃げ馬になったと見て切り捨ててこれも失敗。意外と絡まれず、スローに落として後半で後続に脚を使わせるという逃げで、テンの入りが楽な分、中距離的な配分の逃げになったのだろう。

 翌日はラジオ解説のために中山へ。スイーツフェアは以前に紹介した元禄堂のあんぱん。久々に食し満足。

 朝にPATで仕込んでおいた中山3Rのタンジブルが頑張ってくれた。これでかなり楽になる。6Rの3連複もなんとか引っ掛けて、だがその後が崩れてしまった。とくにジュニアC、デバイスドライバー何とかならんかったか・・・。京都最終の馬連勝負と中山最終の3連単でリカバーはできたものの、買い方次第でもっと行けた気がする。やや不完全燃焼。

 レースで印象に残ったのは万葉Sでの武豊の手綱。

 年明け開催のラジオは土曜午後後半の14時半~16時半。今週の3日間開催は土曜のみの担当です。

 

|


2015年1月 2日 (金)

謹賀新年

 新年明けましておめでとうございます。本年も当ブログに足をお運び頂けると幸いです。また仕事関係の皆様は、今年もよろしくお願い致します。

 30日大晦日と、東京は穏やかで暖かかったのに、年明けと同時に猛烈な寒さ。6年ぶりに粉雪の舞う元日となった。

 2015年、まずはここ数年、ますます顕著になってきた自然の脅威に対しての備えと心構えが重要になりそう。年明け早々、全国で小さなものとはいえ地震が頻発しているし、東北以外の地方では震災も風化しつつあるように思えるので、普段の用心や対策を怠らないようにすべき。

 個人的には健康第一。去年後半のように仕事の合間が病院通いで埋め尽くされてしまうのは本当にキツイ。寄る年波は仕方ないことなので、衰え具合を最小限で留めたい。

 それから、もう50も過ぎているので、いろいろ遠慮したり気を遣うことをそろそろ減らしたいと。やりたいようにやる、言いたいことを言うというのが一番。石原慎太郎は大嫌いだが、暴走老人の気持ちはよく分かるようになった(笑)。

 あとは、直感というのはやはり大事だなと。理論とか理屈とかで説明のつくことはたかが知れてて、実は大したことはないと痛感することが多いここ数年。「人知を超えた」とか、「前例のない」とか、「説明のつかない」という形容詞で語られる事象がいかに多かったか。

それを予見したり、対応したりできるための直感が湧くように、しかもそれが正しい直感である確率を高めるようにすることが重要なのである。小さな経験と記憶の積み重ねから呼び起こされるのが、最も理想的であるという気はするのだけど。

|


« 2014年12月 | トップページ | 2015年2月 »