この1週間のできごと
ステイゴールド急死。種牡馬としてのピークはまだ続く年齢だっただけに、日本の競馬界にとって大きな損失。ただただ残念。
ミルコデムーロとルメールが、とうとうJRAの騎手免許を取得。海外競馬に詳しい知人によれば、2人ともヨーロッパでの騎乗数が激減していて、日本で腰を据えて騎乗した方が収入面でも大きなメリットがあるという判断での移籍だったらしい。
かつて、短期免許で大活躍していた当時の冴えは、ここ1,2年見られなくなっているだけに、日本の若手にも、対外国人騎手はもちろん、国内の上位騎手に対しても臆せず頑張ってもらいたい。どうしても乗り馬に恵まれなくなってしまうが、積極的な競馬をモットーとすれば、ある程度の結果はついてくるはずだ。
◆このところ、本当に気の滅入る事件や出来事ばかりが続いている。今年が始まってまだ1ヶ月と1週間、それでいながら次から次へと悪いニュースばかりが起きている。
最悪の結末となってしまった人質事件。これだけの大事でありながら、正直な話、まだどこかで他人事のような思いも拭うことができない。ただ、今回のことで、戦場報道の意義とか、そのあるべき姿勢とは何かとか、その使命に殉じることの正義とは何なのかとか、そもそも他国の紛争に他国が介入することはどうなのか、日本政府の情報収集力の乏しさなど、いろいろなことを断片的に考えさせられた。正解はないのだろう。ただただ、犠牲になった人たちが痛ましい。
と同時に、日本人にとって、いかにイスラム世界、イスラム社会が遠いか、知識が不足しているかということも思い知らされた。
そして、いきなり競馬に話を引き寄せて申し訳ない気もするが、来月末のドバイミーティングは無事に行えるのだろうか?ドバイは危険区域の線引きからは遠いけれど、今朝のニュースを見れば、UAEにも有志連合への参加のプレッシャーが掛かっているようだ。
◆裁判員裁判での死刑判決が覆り無期判決が出た件。その理由が、簡単に言えば1人しか殺していない者は、過去の判例に従って死刑にするのは不適切という判断。人間1人の命の重さは全く考慮されていない。しかもその動機は、怨恨などではなく単なる強盗殺人。1人ならセーフ、2人以上ならアウトという機械的な線引きにも寒々しい思いがする。しかも無期になっても、その多くは20年から30年で出てきてしまうというのが実情。
もういい加減、過去の判例との整合性を持たせることを第一とする「判例主義」の発想は捨て去るべきではないか。結局裁判官の、法律上の矛盾や不公平を解消させるための辻褄合わせに過ぎない。
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