3月14日・土曜
前回あんなことを書いた傍からショウナンアデラ骨折の報。とにかく今後は何もリタイアすることなく。
土曜中山は終日薄曇りながら、肌寒さは感じなかった。雨はほとんど降っておらず、久々に通常の良馬場。だが不思議なことに、ダートは道悪より速くなるケースが多かった。どういうことだろう。
今日は早いうちに1つ大きめのところを当てて、勝利は確定させたものの、午後後半からはボロボロ。日曜もあるので最後は無理せず。でも阪神最終はせっかくウエスタンムサシ爆弾指名でたくさん買ったのに、1着馬がどこにもなくて心理的ダメージはデカイ。このところ、これだけはないだろうという馬に走られてしまうことが多い。ヌーヴォレコルト、タガノエスプレッソ、ミッキーアイル、アドマイヤムーンは全く無視だったし、リアルスティールは買ってはいたけど1着は絶対ないと思っていたし。
阪神スプリングジャンプ、植野騎手がやってしまった。ソンブレロを競り落としたところで勝ったと思って追うのをやめたら、外から難波騎手のサンレイデュークが追い込んできた。ゴールの瞬間は口をポカンと空いて、しまったという表情。騎乗停止2日間。
久々に予想TV出演のない土曜で、ゆったりした気分で帰宅。
帰りの電車の中でボケッと考えていたのだけど、自分は考えたくないから・・・というか、考え事から逃れるために競馬をやっているんだな、と。理詰めで済むことにはあまり興味がなくて、意識を集中した時の頭の回転や、突然の思いつきをどう反映させるかの方が面白い。その意味では「勘」という言葉が一番近いかも。ヤマ勘とは違うんだけど。
とにかくその場その場において閃きが起こった瞬間が一番楽しい。もちろんその下地として、知識や経験の積み重ねは必要で、どれをその時引っ張りだすかというタイミングの問題。それが同じになるレースというのはほとんどなくて、だからこそレースは毎回新鮮なのだろう。
その意味では、理屈と勘という相反した要素を融合させるのが、自分にとって興味の尽きないことなのだ。
ただあくまで自分にとって、であり、異論があっても仕方ないのだけど。
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