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2015年3月19日 (木)

3月19日・木曜

◆相撲を見ていたらジーター夫妻が映っていた。先日はマートンも発見。同じ日にデムーロ、ルメールもいたそうだが、この2人は私には見つからなかった。

 それにしても今場所も相撲の内容がつまらない。先場所ほどではないけど、相変わらず引きが多く、しかも引いて負ける力士が今場所はとても多い気がすする。

 照の富士、急に強くなったと思えばこれもまたモンゴル力士。いくらスポーツに国境はないとは言っても、さすがにここまで酷いともう国技というのが憚られるほど、日本人力士の不甲斐なさばかりが目立つ。今場所で引退する立行司の木村庄之助が「心残りは千秋楽に日本人横綱同士の結びの一番を裁けなかったこと」というのを聞いて、さもありなんと。

◆相撲といえばNHK。醜態をさらしている籾井会長は、いつまでその地位にしがみつくのか。百田が経営委員から消えて、あとはこの会長がその座を降りれば、奸物2人が一掃されるのだが。

◆なんでこういう時、安倍首相はいつも「テロは断じて許されない」などと当たり前のことを思いつめた表情で語るんだろう。もっと発信すべき言葉はあると思うのだが。

◆土曜中山のフラワーC、ギンザヴィクトリアで勝負するつもりでワクワクしていたら3頭アウトの抽選除外にハマってしまい、本当に意気消沈。いやあ、自信あったんだけどなあ・・・・。

◆手許にやっと今月号の「競馬最強の法則」が到着。一番の読みどころは、競馬予想TVの風・小林氏の発言に端を発した、空くのが遅れるゲートがあるという一件でのJRA取材記事。これは全ての競馬関係者、ファンが目を通すべし。

あまり詳しいことを書いてしまうと本の売り上げに響くといけないから(笑)、ここでは割愛するが、こうした問題提起は競馬マスコミとして実に正しい姿勢だし、JRAの情報公開と、罰則規定の強化を望むという結論にも賛成。もちろん取材原稿は相手方のチェックも受けないといけないので、全てをありのままに出すというのはなかなか難しいことなのだが、こういう試みは続けて行かないと。

また、取材するにしても、先日のゲート入りのムチのことといい、「規則はこうだから」「ああそうだったんですか知りませんでした」では何の進歩もない。そこから改善案を提示してこそ、今の競馬がさらに良いものになるためのキッカケになるかもしれない。

私は通常連載で、外国人騎手への本免許授与に伴う、日本の中堅以下の騎手の現状改善について提言をしたのだが、先日JRAからも、短期免許の見直しと、減量期間延長の検討が発表された。それを知った上で連載を読むと、やや内容的にマヌケなものになってしまっているのだが、私の原稿の締め切りは発表前だったので、ここでおことわりしておく。ただ、JRAも現状改善について同様の配慮をしていたことは頼もしく思った。

◆昨日は、来月に去年に続く第2号が出版される「競馬JAPAN」のムック本の原稿を終えた。内容はまた後日だが、去年のこの本を読み返していたら、柏木集保さんがこんなことを書いていた。

「馬は厳しいレースをすることで強くなる。スローとかハイとかの数字のペースとは別に、前半から速い競馬をすることで能力が引き出される」

「ゆったりとした東京や新潟外回りの競馬よりも、小回りで(坂のある)中山で厳しい経験をした方がのちのちに繋がっていく」

まさにその通り!こちらは厩舎関係者の意識の向上を望みたいところ。

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