読書の秋。20年近く前に購入した、寺山修司と虫明亜呂無の対談とショート競馬エッセイ集「競馬論」(ちくま文庫)が書棚から出てきて読み返し、今更ながらハマる。今はもうこういう本は出せないのだろうか。
今の競馬本といえば、予想論にばかり極端に振れたものばかりになってしまっているが、かつてはこうした競馬を見る喜びと深みを喚起してくれる書き手のエッセイが、たくさんあったのだ。たまには当たった外れたを離れて(というかその優先順位を下げた)競馬を見ていた頃の気分を思い出したいものだ。
本と言えば、正反対に生臭い方向の最たるもの(笑)、競馬最強の法則11月号が発売中。最大のお薦めかつ残念なのは、ここ1,2年、真っ先に呼んでいた連載「俺はまだ馬券で本気出してないだけ」。最終回となってしまった。これらの珠玉のハズレ馬券が生み出される瞬間を生で見続け、この連載のスタートにも少しは関わった?身としては、実に残念。贔屓目抜きにして、今、これだけ小気味よいテンポで笑えるコラムを書けるライターは野中香良氏をおいて競馬サークルには誰もいないし、一般のコラムニストに広げても少ないのではないか。競馬の世界に留まらない仕事をした方がいいのではとまで思えるくらいだ。
それから先月号でも掲載されていた風・小林氏のインタビュー後篇ももちろん必読。一般ファンは真似することが物理的に無理だが、エッセンスや姿勢は取り組むことができるだろう。
あのインタビューや予想TVだけ見ていると、小林氏は偏屈な人に見えるかもしれないが(笑)、私のような舐められ通しのライター(自分のせいだが)と、唯一、競馬の話をしてくれる優しい人であり、実は話し好きで常識人タイプ(少し変わり者であることは否めないが・笑)。
予想だけでなく、競馬界に向けて、もっともっと広く鋭い批評を発信していってくれれば・・・と思っている。
3日間開催最終日、さすがに疲れてきたが、前回と違い地元開催なのが救いだ。この日はラジオ日本の担当のため10時には競馬場へ。夏が戻ってきたかのような日差しの強い日。
出番が14時半に終わって、前の日は天気が悪くて断念した内馬場でのビアフェスへ突進。ピルスナービールがウマすぎる!!ただこの時間帯だと、グルメ関係はほとんど売り切れ・・・。今週以降ご来場の方は、グルメフェアについてはお早めに。
この日の競馬から。シゲルの2歳世代、魚名軍団は、夏の間はどうなることかという不振だったが、このところ勝ち上がりが増えてきた。つけられた魚の格と馬の成績が比例しないところが面白い。どういう基準で、この馬にはこの魚名と決めたのだろうか・・・・。
京都大賞典は、ラブリーデイ1着は全く予想だにしていなかった。ここで目一杯走ってくるとは・・・・。次走はジャパンCなのだろうが、さてどう扱うか。サウンズオブアースは2着賞金では足らない。中3週でアルゼンチンでも使ってくるのか?ラキシスは女王杯へ向けては視界良しだろう。
この日も馬券は安めしかとれない。京都12Rはネオスターダムを買ってないからもうどうしようもない。タイガークラウンが3着だったら・・・。そして東京メインはせっかくグレイスフルリープを2,3列目に置きながら、ニシケンモノノフを切り捨ててしまった。最終レースはマダムジルウエットなんて全く無視していてドモナラズ。とにかく厳しい厳しい3日間に終わってしまった。
どう考えても、自分のゾーンにないところのレースがこのところ多くなっているようで・・・。帰宅して復習したのだが、まずはレースの見極めをもう少し絞り、そしてなるべくシンプルに、余計なことを考えずに予想した方がいいようだ。
追伸・前回書いた「菊花賞に差した光明」、その光を発した馬が金曜になんと回避判明・・・。もったいない。またやり直し。モチベーション上げないと。(ここまで16日 13時記)
追伸その2・秋華賞、ミッキークイーン大外枠は良い枠を引いたのか、あるいはリカヴァーし易い枠に入れたのか?
内枠苦手のタッチングスピーチにとっては6枠11番は可もなく不可もなく??(16日15時記)