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2016年1月

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2016年1月30日 (土)

先週の競馬

ただいま金曜から土曜に日付が変わったところ。府中はどうやら雪は回避できそう。(まだ完全に大丈夫というわけではないけど)。ただ音を立てて雨が降っており、さしもの日本一の水捌けを誇る芝コースも、重馬場スタートは確定(不良も十分あるだろう)、ダートは終日水が浮いた馬場になるだろう。

ともあれ、雪が降れば除雪のために多額の経費がかかるし、極寒の中雪かきをしなくてはならない方々の苦労、さらにローテーションが狂う馬たちや厩舎関係者の大変さを思えば、無事に日程通りできそうなのは何よりだ。

 

ストレイトガール引退撤回、現役続行のニュースにはビックリ。もちろん馬主サイド、厩舎サイドが熟慮の末に決めたことだから仕方ないけれど、こうしたケースってあまりいい結果に出ないことの方が多い。無事に競走生活をまっとうできるよう願うのみ。

 

今日のうちに先週の競馬を端折って。

 

23日・土曜の中山競馬場は閑散としていた。雪が懸念されただけに寒い。風がほとんどなかった分まだマシだったが・・・。5Fのラジオ放送席の温度計は7度を指していた。

 

京都の若駒S、マカヒキは想像以上に強い勝ち方も、本当の試金石は次走だろう。

 

この日は2頭POG指名馬が出走。京都6Rのスノードリームが、直線インを突いて詰まり、外へハンドルを切り直して猛然と伸び4着、岩田の手綱捌きには目を覆うばかり。ダート替わりで期待していたのだが・・・・と落胆していたら、中京のなずな賞で、期待薄だったペイシャフェリシタが突き抜けて望外の喜び。馬に頭を下げたい気持ち。このあとはファルコンSなら面白そうだが、桜花賞路線に行ってしまうのかなあ・・・それならチューリップではなくせめてフィリーズRでお願いしたいところ。

 

この日の馬券は、太秦SとアレキサンドライトSの3連単が予想外についたおかげで一気に浮いたが、最終で少し減らしてやや勝ちに終わる。予想TV経由で帰宅、さすがに23時すぎると外気は頬に痛いくらいだった。

 

日曜は東京競馬場。この日は年に何度もないような、入れ食いの日だった。午前中から好調、たまにはこんな日があっていい。アメリカJCCはほぼ本線、番組で厚く買ったところがハマってくれたし、東海Sも重ね買いしたところが来てくれた。中山は5,6,7,9,11,12Rと勢いづいて、とどめは中京最終で締めくくる。前の週の分をさらにふくらますことができた。

ただ悔しかったのは番組で狙い目にもしていた京都最終。カネトシビバーチェ、カメット、そして◎ウォーターショパンで1200倍がデキタ!と思ったら、ウォーターがバテてしまった・・・。それでも600倍あったから、素直に断然人気の3着ラディカル◎で行けば良かったか。ま、しゃあない。次の週へツキを残したと思っておこう。

 

さて今週から短い東京開催だが、関東では最も寒い、雪も危ぶまれる時季に地元でできるのは大助かり。来場する皆さんも暖かくしておいで下さい。温まれるメニューなら、ファストフードコートにはどみそラーメン、長崎ちゃんぽんがあるし、軒を並べる「にじいろ」では有田鶏の唐揚げや宇都宮餃子、讃岐うどんがお薦め。フジビュー3Fの馬そばは定番。

そしてスイーツならフジビューとメモリアルを結ぶ2F通路のジェノワースですよ!中山とは違って食のパラダイスなので、ぜひとも。(ただレースは中山の方が面白いんだよなあ)

ラジオ日本は7Rから9R担当に替わるので13時から14時半の出番、予想TV次回は2月6日です。

 

 

 

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2016年1月29日 (金)

明日土曜の東京開催

府中の予報を見ると開催が危ぶまれる状況です。

天気予報、JRAからの発表にご注意ください。

なんとか雨で済んでほしいのですが・・・。

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2016年1月28日 (木)

ご無沙汰してました

ひたすら単調作業で書き仕事を詰めていると、それ以外は何も書く気が起らず、かなり放置してしまった。

 

先週21日は、ニコ生でのご縁で東京スポーツのプロレス大賞表彰式。竹橋のKKRビル。一昨年以来2度目の「見学」となる。外野の人間なので一番外に立ってコップ片手に見ていたら、その後ろに坂口征二氏が陣取って焦る。世界の荒鷲、ビッグサカ(って書いて分かる人どれだけいるか)。

 誰とは書かないが、受賞したレスラーの中には、登壇前は足を引きずったり、ゆっくりとしか歩けなかったりするほどケガをしている人がいたが、登壇するや嘘のように颯爽と歩いていて、そのプロ意識を目の当たりにした。いいものを見た。それにしてもオカダカズチカはカッコイイ。

 話は逸れるが、格闘技選手の勲章?でもある耳のカリフラワーを間近でいくつも見た。前から不思議だったのだが、いったい聴力はどうなっているのだろうか?そして耳の穴が痒いときはどうするのだろうか?耳かきも綿棒も入らないくらいになっている選手もいる。訊いてみたいが訊けない。

 22日は定期健診。2324日の競馬については改めて。

 日曜は大相撲初場所千秋楽。琴奨菊の優勝はとても好ましい。日本出身力士(旭天鵬が帰化していたので「出身」なのだそうだが)の10年ぶりの優勝と騒ぐマスコミを戒める論調もあったようだが、それまで国技でありながらだらしなく蹂躙されていたわけだから、対抗する存在が国内から出てきたことは勝負の原則からも素直に喜ぶべき。そもそも10年ぶりというのは事実なのだから仕方ないだろう。ナショナリズムが悪いわけではなく、ナショナリズムを悪用して扇動する奴らが悪いのである。

旭天鵬自身は「モンゴル相撲で日本人力士がずっと優勝してきたらとうの昔に滅びている、日本人は優しい」と発言していた。この言葉をどう受け止めるかは、実はなかなか難しいと思うが。

それにしても、14,15日目のモンゴル人横綱の相撲は酷かった。とくに白鵬は無気力を責められても仕方ないレベル。猫だましにしても審判への悪態にしてもこれにしても、白鵬にはやくみつるとか何も言わないのね。

 26日はテレビ朝日のしくじり先生で見栄晴氏が出演。20年も付き合っている立場から言わせてもらうと、あれで結構大人しい内容にまとめたな、という印象(笑)。実はもっとエグい話も(以下略)。

何はともあれ、先週は日曜の中京10Rの◎アグネスキズナはお見事!土曜の楽屋からずっと言ってたからねえ・・・(本人がブログで的中を公開しているのでここでも書きました)。スゴイ!間もなくNHKの時代劇にも出演するそうで、今年は役者としても目にする機会が増えるかも。

 サッカーの手倉森五輪代表監督、今日(28日)の報道で、現役時に所属チームを解雇された1992年の暮れ、ヤケになって中山で600万円使い果たしたことがあったという見出し。

詳しく書いてなかったが、92年の暮れというのがもし有馬記念の日なら、メジロパーマーが逃げ切って大穴を空けている。ちなみに同日のホープフルSはウイニングチケットが勝った。調べると、有馬記念は大荒れだったが、それ以外は馬連で30倍から70倍くらいの配当が続いていた。本命に絞ってドカンの人たちには厳しい日だったと思う。

今はギャンブルとは縁を切っているそうだが、なかなかスケールの大きな監督である。地獄を知ってる人は強い。リオが楽しみ。

 グレン・フライ死去。巨星の訃報が続く。

やっぱりなと思っていたのが、大半のニュースが「ホテル・カリフォルニア」を流すんだよなあ。この曲にはグレン・フライは、単にサイドギターで関わっているだけ。ホテル・カリフォルニアはヴォーカルのドン・ヘンリーと、ドン・フェルダ―が作った曲だ。

グレンフライを語るなら、ジャクソンブラウンと共作した「TAKE IT EASY」か、個人的にはこれ、盟友JDサウザーと共作して自分で歌っている傑作「NEW KID IN TOWN」。

大学に入った前後はソロアルバムがめちゃくちゃ流行っていたなあ。デヴィッド・ボウイのレッツダンスと同じ頃。1人、また1人。寂しい限り。

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2016年1月21日 (木)

1月16,17日の競馬から

月曜の雪は短い時間にドッと降った。1日ずれていたら中山開催もセンター試験も大変なことになっていた。今週は土曜の中山に午後雪マーク。降ることが免れないならなんとか雨になってほしいが・・・・。

種牡馬事典の執筆が始まって、時間的にシビアな日が続く。週末は手を付けられないので、平日に頑張る。ミスプロ系まで終わればかなり楽になってくるのだが・・・・。今年は内容をマイナーチェンジ。

 

 仕事の傍らの楽しみは大相撲。今日(木曜)は一番移り込むところにピンクの物体(失礼)が。見れば林家ペーパー夫妻。緊迫した結び付近の取り組みなのに目を奪われてしまう。目立つこと目立つこと。本当にパー子さんは取り組みの最中もカメラ撮りまくりなんだなあ。

 

 先週の競馬。中山競馬のスイーツフェアはアマリアが登場。ザラメチョコシュークリームがおいしい。今週も出るようなので、今度はプリンも食べてみよう。

 

 中京芝がやたら速い時計。去年の同開催の良馬場時よりかなり速い。本当に中京は開催のたびにいろいろ変わる。   

 中山8Rでこの週の初当たり。9Rはコルコバードが大きな出遅れ。○△◎で入ったけれど、コルコバードが3着になることは想定していなかったのでハズレ。◎○には自信あっただけにけっこう勝負していたので痛かった・・・・。

 

 ラジオ解説は10Rから。その10Rはゲマインシャフトがなし。11Rは▲◎△でいろいろ取れて損失補填。勝ったカハラビスティー、思ったより売れていて破壊力は今イチだったが・・・・。12Rはガチガチで普通に的中も利益は出ない。

 愛知杯は全く想定しなかった結果。意外とこういうレースがハイペースになるのか。◎シュンドルボンは前に行った馬の中では頑張った方だが、早めに先頭に立って苦しくなった。

 

 お台場に移動し予想TV、楽屋では、時事ネタでスマップにちなんだ馬はいないかとスタッフたちと与太話。誰かが「ユー、チェンジしちゃいなよ」でユウチェンジ?とこれが一番ウケたので採用。楽屋ではこんな下らない話で盛り上がってるんですよ。

 

 日曜は東京競馬場。なかなか波に乗れなかったが、中京6Rを本線的中させてから上向いた。予想TVの狙い目にした中山7Rも重ねたところが的中、安いながらも中京910R、11Rと固め打ちした。両重賞は空振りに終わったが、中山12Rが▲○◎でほぼ本線的中。あれだけ距離短縮の差し馬が人気になっていたら、なおさら後ろ掛かりになって、前に行く馬が有利になると考えて、そこからスタミナ血統と強気に乗る騎手を選んだらこれがハマった。たまにはこんな良いこともある。同行のW先生と共に快哉を叫んだ。

 

 京都12R前に競馬場を出てから某所で打ち合わせ、そこから打ち上げへ。焼き肉屋で祝杯。これで仕事への意欲も倍増するというものだ。    

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2016年1月18日 (月)

忘れてました

誰か1人くらい、スマップ騒動について「別にどうでもいいです」と答えるコメンテイターっていないもんかな。

 まあなんのかのといって、今回の件で得したのはスポーツ紙と、それから何より槇原敬之に尽きるでしょう。

 

 11日の競馬のことを書くのを忘れていたので今更ながら。今年のフェアリーSは惨敗。2着馬が抜けでは仕方ない。ラブリーアモン、あの出遅れが痛かった。勿体ない競馬。フェアリーSの馬券成績が良いからと、いつも以上に注目して下さった方が多かったようで、本当に申し訳ない。吹聴して当てればカッコいいのだけど、外れるとその分失望されるのも大きい。POGのクードラパンは全く忘れていました。今後は厳しい4着。

残る期待はセントポーリア賞で復帰するブラックプラチナムのみ。

 

 最終は3連単的中も、ハナ差4着のヴァルコイネンが3着にならないあたりが私の持ってないところ。

 

 さて現在、競馬最強の法則2月号が発売中。私は通常の巻頭連載。注目記事は「2016年の仰天予測・万馬券爆買い成金への王道」と、「万馬券&超万馬券儲けのツボ23連発」。タイトルの煽りはハデだが、中身は極めて真摯な穴馬券の出る条件の予測。そしてエージェント動向に特化した「地獄の早耳」。必読です。

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2016年1月15日 (金)

デヴィッドボウイのこと&10日の競馬

 日曜は東京競馬場。日中はかなりの日差し。府中は都心よりは寒いが、それでもコートなしでも行けるくらいだった。 

 

 到着するなり、先に来ていた私より3歳年長のH氏とさっそくデヴィッド・ボウイの訃報でひとしきり話す。どうでもいい不倫騒動や解散騒動(この時点ではまだ世には出てなかったが)より、個人的にはよほど大きなニュース。Hさんは「地球に落ちてきた男」を熱く語った。

 

 小学校6年生の時に、ぎんざNOWでスターマンのVTRを見てすげえと思い、そこからずっと聞き続けてきた。大学の卒論はオスカーワイルドの美学論で書いたのだが、オスカーワイルドに興味を持ったのはボウイーがその影響を折に触れ公言していたことも一因だった。

  変化し続けるトリックスターというイメージが広がっていたが、それだけ器用で幅が広いということ。グラムロック云々や戦メリ云々だけで片づけられるようなアーティストではない。さらに、あまり語られないことではあるが、他人とのコラボレーションが実に巧みな人であった。そのことからも、彼の対応力の柔軟さ、器用さが分かるというもの。イギー・ポップ、フレディ・マーキュリー、ミック・ジャガー、そしてまさかのパット・メセニー・・・。どれもが大変なインパクトだった。

 

 STARMANASHES TO ASHES、そしてメセニーとのTHIS IS NOT AMERICA

競馬の話に戻す。

 

 中山9Rの寒竹賞は好メンバーではあるが、やたらステイゴールド系(そんなもんがあるのか)が出ていた。種牡馬としてのナカヤマフェスタやドリームジャーニーのキャラもハッキリしてきたということか。勝ったタイセイサミットは危険だと思ってしまったが、想像以上に持続力があった。

 

 馬券的に悔しかったのはシンザン記念。前日の予想TVの楽屋で買い目を決める時に、よほど機械的に◎レインボーライン○ツーエムレジェンド▲ロジクライの3頭を1着に置こうと思ったのだが、ロジクライの勝利が道悪時のものだったことがどうにも気になり、時計が速いこともあって★ノーブルマーズをロジと入れ替えて1着欄に塗ってしまったのだ・・・。魔が差したと言えばそうなのだが、考えすぎて失敗。それ以前に◎○がそれかよ、というところを反省すべきなのだが。逃した67万は大きい・・・。シゲルを強調しただけに・・・。

 

 ピースマインドはあまりにも急激な止まり方で、何かあったのか??ラルクは番組でも言ったが、そもそもスローの新馬戦を逃げ切った馬は昇級戦で危険というあるあるパターンにハマった。馬自体は悪くないので、経験値を積めば巻き返しもあるだろう。

 月曜の競馬ブックで「ディープインパクト産駒が金杯でもシンザン記念でも消えたのが意外」というコメントを目にしたが、去年など、1回京都の外回りマイルでディープ産駒は4週目まで勝ち鞍がなかったのだ(2,3着量産型)。今年も走れていない。こういう隙がある限りは、まだまだイメージの裏をかいてオイシイ馬券にありつけるはず。

 

 まあこのレースについては、予想TVでのコメントをネタに一部の訳の分からん連中にいろいろ叩かれたので、その点ではこちらの見解通りになりスッキリした結果になった。さらにジュエラー、シゲルノコギリザメをはじめ、意外にも見所が一杯だった。

 

 書き忘れていたが、土曜から中山ダートは時計の掛かり方が大きくなった。5日とは明らかに違う。土曜が無風だったので、風の影響ではない。やはり凍結防止剤を捲いて、混ぜ込みのハローで砂が深くなったのだろう。

 そして14日付のサンスポで、田辺騎手の連載コラムが興味深い。毎回必読の内容なのだが、騎手にとってのゴーグル、夕日の厄介さなどが書かれている。予想にも使えることがありそうに思う。東京競馬については、以前から思っていたことを騎手も感じていたことが分かって納得した。

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2016年1月13日 (水)

1月9日・土曜の競馬

「ほら、あのゲッツの人・・・」と言ったきり名前が出て来ない。検索すればすぐ分かるのだが意地でもしたくなかった。思い出すまで2日かかった。しかも風呂に入っていたらいきなりダンディ坂野という字が飛んできた。

 

 粗っぽく3日間開催の競馬。

9日の土曜は、またしても暖かく無風の中山競馬場。冬の間はスイーツフェアとかやってくれないのかなあ・・・。このところ毎週その場所に出ている某店は、競馬場で食べるには不向きの袋物とか、切り分けないといけないものとかそんなのばっかりで手が延びない。そもそも、いろいろなお店が入れ替わり立ち替わりで出してくれるのが楽しいのだが・・・。店の固定は断固反対。

 

8Rの中山新春ジャンプS、熊沢騎手のドリームハヤテが逃げまくったが、最後スタミナが切れた。それでもバッタリ止まらず、もたせる熊沢の真骨頂を見せたが4着。

9Rの初咲賞は堅いが実質3頭立てのレース。3連単も160倍つけば十分。

 

ラジオ解説は10Rから。迎春Sは馬連本線も3着馬なしで馬連のみ。

11RのポルックスSは、坂下では本命ショウナンアポロン、対抗イースターパレード、穴のヒラボクマジック、あるいは安くなるけどバンズームでデキタ!と思った。しかしそこから、またしてもサンマルデュークに度肝を抜かれることになるとは・・・。今回はスロー必至で斤量4キロ増、これは厳しいと思っていたが、デュランダルばりの自力の末脚でまたしても突き抜けた。道中でヴァンヌーボーが自爆的なマクリを打ったことで、後半息の入らない展開になったことも味方した。

それにしても、前走で単勝万馬券を出した馬が連勝するなんて、まず記憶にない。ホワイトフォンテンにしても1つ敗戦を挟んでいた。

 

最終はヒモ同士で取れず。本命にしてしまったがホクラニミサはどんどんイレコミが強くなり、折り合わない感じになってきている。

 

ワンダーアキュートが引退。いつもシッカリ自分の仕事をする丈夫な馬。最後のレースの東京大賞典は、3着固定の3連単という邪な買い方をして、4点で取らせてもらった。感謝。カリズマティックの子が日本で種牡馬入りすることになるとは思わなかった。

 

 

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2016年1月10日 (日)

ナントカにつける薬はあるのか

年末の片づけをしていたら、昔読んで奥にしまいこんできた文庫本が出てきて、その中に筒井康隆の「七瀬ふたたび」があった。

読んだことがある人も多いと思うが、簡単に書けば、他人の心の内を読み取ることのできるエスパー七瀬が、ホームヘルパーとしていろいろな家庭で働きながら、顔には表れない人の悪意を次々と読み取っていくのだが、その能力が身の破滅を招いていくというような内容である。

 

片づけの手を止めて思わず読みふけってしまったのだが、これ、40年近く前の作品ながら、今のツイッター社会?に共通するところが実に多いと感じた。ツイッターなんてまさに他人の心の吹き出しを見ているようなものだから。

 

私もいろいろ有名人のツイッターを見ることが多いが、よくトンデモないのに絡まれて大変だなあと思うことがある。その人に対する悪意を、匿名をかさに吹き出しのように書いて、それを当人に見せたり、第三者に広げたりしているわけだ。

 

さらに、他人が意図的に曲げた内容で書いたツイートに対し、それは自分が直接見たり聞いたりしたことではないのに、身内乗りで尻馬に乗り、一緒になって人を貶したりバカにしたりするようなツイートを平然とするタチの悪い連中がいる。まあアホの漆塗りみたいなもんですわ。

 

そういうのはまた同じような人種で集まって、小さなコロニーを形成して舐め合ってるんだよね。本当に軽いし、安っぽい。やり口が狡猾。自分が見られている可能性があるということを全く考えていないのだろう。堂々と批判する度胸もない。

 

まあそういう人間の本質をたまに露わにしてくれるのが、面白いと言えば面白いところ。大多数の人間は正しく使って、それなりに楽しませたり役に立つことをつぶやき合っているわけだけど、中にはごく一部で、それに飽き足らないのか、逸脱した使い方をして、しかもそれがくだらない中傷だったりするのは、実に情けない限り。文章を書いたり、メディアで仕事したりしている人間にもたまにいるくらいだからねえ・・・・。

小島茂之先生のブログを拝見して、さらに火が付き、常々思っていたことと重なったので、このようなことを書いてみた。

 

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2016年1月 7日 (木)

書き忘れていた競馬ネタ

◆金杯のベルーフは、派手なトラブルの割には被害が小さかったのは何よりだった。解説席で返し馬を見ていたら、突然声が上がり、何事かと声の方に目をやると、ウイナーズサークルのあたりになぜか馬がいて、垣根を飛び越す瞬間が見えた。今日の報道では原因は馬を扱う側の不注意だったようだ。ダイナサッシュの牝系に伝わる暴発の血が出てしまったのだろうか。

 

◆中山金杯、自分も対抗にしてしまったブライトエンブレムが着外。やはりこのレースでの距離短縮馬の不振は定番になりつつあるのか。

 

14日に、リアファルの精密検査の結果が報道された。腱しょう炎で上半期は休養に入るとのこと。

 

◆JRA賞、もうかなり前から「最優秀短距離馬」のネーミングを何とかすべきという提案は競馬マスコミから出ているのだが、一向に変わる気配はない。年間に1400m以下を一度も使わない馬が選ばれることの違和感を、JRAは感じないのだろうか。この部門を廃止するか、あるいはマイラー、スプリンターと分けて改称するのが有るべき姿だと思うのだが。

 

◆このところ思っていたこと。レース中に不利を受けた馬は、そのレースで全力を出せなかったことは確かであり、その時の着順、内容は能力を表したものではないというのは間違いないと思うが、ただそれがそのまま次走で狙える根拠になるかというと、また別の話。(次走でまた不利を受けない保証はない、というような単純なことではなく)

 

とかく、ネタにしやすいので推したい馬の前走に不利があったりすると、こちらも安易にそこを根拠の1つに挙げたりするのだけど、注意しないといけない。むしろレースを見る時は、それよりも優先順位を高くすべきことがある。流れと位置取りの関係や、レース中の妙な動きをした馬(全体像のリズムやテンポを乱した馬)のチェックの方が、よっぽど次走については役立つように思うのだが、これを対象化した言葉で表すのはとても難しい。単にスローなのに後ろにいて追い込んで届かず、というような、簡単な表現で済まないことも少なくない。

 

◆今年は秋にもう53歳を迎える。体力の衰えと時間を考えると、悠長に何事にも時間をかけることもそうそうできない年代に入ってきた。経験と勘から来る効率化、省力化が何よりも大きな命題となってくる。他の無駄に思えることを捨てて、直感で本質を捕まえるには集中力=頭の回転。それにはいかに身体をクリアな状態に置けるかがけっこう重要になってくる。

 

◆予想TVは9日から3週続けて出ます。

 

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2016年1月 6日 (水)

1月5日の競馬

JRA賞が発表された。どの部門も納得の選考。前にも書いたが見当がつかなかったダートについては、いろいろな意見が成立しそうで、コパノリッキーでもさして不満はない。

 年度代表馬モーリスも当然の結果。ラブリーデイにもけっこう表が入ったが、入れるならこの2頭のどちらかだろう。3位票のドゥラメンテでも、2冠馬ということを考えると、まあまあ百歩譲って何とか理解はできる。だがスポニチ梅崎記者のキタサンブラックだけは、どういうロジックを構築したらこの結論に到るのか、皆目見当がつかない。まあ外野がこういう文句を書くから、非公開にする人が出てきてしまうのだろうが(苦笑)。

 

 さて競馬の元日、15日の競馬。ラジオ日本の中継、今年の初日は土曜出演陣が担当となったので、前夜遅くなる競馬予想TVは遠慮させて頂いた。

 暖かく風もなく穏やか、真冬にしては実に過ごし易い幕開けとなった中山競馬場。いつもの土曜よりは1万人近く多い36000名が入場。去年は4日の日曜だったので、前年比では比べ物にならないが、平日としてはさすがの人出。

 

 毎年最初の施行レースとなる中山1Rは必ず購入するのだが、今年はハズレ。そして次に購入した5Rもハズレ。初当たりは7R。本命マイネルバサラが思ったより人気で、配当が地味・・・。

9Rは競馬ラボでお宝指名したクラウンシャイン頑張ったが、ここからタテ目の馬連相手4頭の中に勝ち馬マウントハレアカラがない。危険な人気馬と判断してしまった。本命エンキンドルまさかの出遅れ。こうなると加速に時間がかかる巨漢馬は厳しい。

 

 放送席階に上がる途中、すれ違う顔見知りの方に新年のご挨拶。いつもの会釈では済まないのが今日。ただこれをすることで改めて今年への意気も湧いてくる。

 

 楽屋では某氏、他の方々と雑談。現在4名、来週からはもう1人短期免許の外国人騎手が来る。さすがに多すぎるという話。馬券を買うだけの立場なら、どんな騎手が来ようがその特徴を見定めて狙ったり切ったりすればいいのだが、少し俯瞰的な立場に立てば、先々を思うと日本の騎手をもう少し保護すべき。優勝劣敗というと聞こえは良いが、本質を考えないといけない。東西1人ずつで十分。選考基準も厳しくすべき。

 

 今開催のラジオ出演は10R以降。口開けのジュニアCは印上位3頭で決まって、配当は低めながらも納得の結果、そこそこゲット。金杯はフルーキー抜けで3連単はダメだったが、馬連は▲◎で厚めのところ。オッズ見たらワイドも5倍近くつけていたのでこれも購入していた。

 京都のレースは万葉Sと金杯のみ購入、これはかすりもせず。中山最終はウインラディウスが惜しいレースで外したが、全体的にはまずまずのスタートを切ることができた。

 

 さて今週末は3日間開催。7日間に4開催日というハードスケジュール、毎年のことだがメンタルの維持に努めたい。とくに月曜は大好きなフェアリーS。去年的中した馬券は、払い戻しのオッズではこのフェアリーSの3連単が最高だった(払戻金額では旅行資金になった高松宮記念が最高)ので、今年も頑張りたい。

 

 

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2016年1月 4日 (月)

年末年始のテレビから(暴言です)

 前回偉そうなことを書いておきながら一気に俗っぽい話になるが、元来はそっち側の人間なので仕方ない。悪口が多くなるが、その辺はテレビという娯楽に対しての軽口なのと、一応かつては音楽扱う立場にいたということで見逃してもらえれば。

 

毎年書いているが敢えて紅白は見る。今年は構成がバタバタというか、ただコーナーを繋いだだけという感じで落ち着かなかった。人数が多すぎる。もっと削って1組の時間を少し延ばした方がいい。あとわけのわからんメドレーは禁止の方向で。とにかく画面が例年以上にガチャガチャしていて雑だった。

 

3代目Jソウルブラザーズって何?3代目っていえば魚武くらいしか知らん(古)。第一あんなのJでもソウルでもないじゃん。エグザイル含めて場末のムードコーラスとしか見えない。

 

松金よね子が歌っているのかと思ったらスーパーフライだった。声は凄く出ているが歌っている内容(歌詞)がつまらなくて聞く気にならない。人生啓発ソングみたいなのは勘弁。歌は上手ければいいというもんでもない。他の曲を聞かないで好き勝手言ってますけど。

 

松田聖子からオーラが消失。それに熊谷真実にしか見えなかった。

 

美輪さんを出し続けるのはせめてものNHKの良心。

 

しかしNHKはジャニーズに借りでもあるのか?と思わせるほどこれでもかと出ていたなあ。

 

レベッカ。土橋さんのキーボードの音色と小田原さんのドラムは一気に30年前に戻してくれる。NOKKOの声はさすがに昔ほど出ていないが、頑張っていたなあ。全くの同い年。

レベッカが解散してしばらくしてから、シンコーミュージックから、当時はまだ「あの」ディーライト結成前だったテイ・トウワとNOKKOと、2人でラジオ番組をやりたいのでデモを作ってくれないかという依頼があった。みんな若かったなあ。テイさんもまだ「世界の」テイトウワになる前で、気の良いアンチャンだった。デモはなかなか面白いものができたのだが、その後テイさんが渡米してしまい、デモのまま終わってしまった。まだ私が半分ADだった身分の頃で、自分で企画して台本書いて編集して完パケして・・・という作業をした初期だったので、一層思い出深い。NOKKOの歌う姿を見て、長い間忘れていたことを思い出させてもらった。

昔話ばかりするようになったら終わりとはいうけれど、昔しか面白い話がないので仕方ない(苦笑)。

 

 とはいえ、紅白だけ見ているわけではなく、何度かTBSの格闘技とザッピング。相変わらずの「この後」「まもなく」スーパーを出し続ける姑息さ、何戦か見た試合内容はどれも興奮なし。そもそもカードが酷い。

 

 正月番組はもともとつまらないのでどうでもいいのだが、ところどころに面白いものがあった。とくに元日深夜のNHKの小泉今日子と薬師丸ひろ子の対談、フジテレビのさんまのまんまのたけし・さんまの対談。あの自爆事故があったから、その後の映画、絵画の表現者としてのたけしがあるのかもしれないが、事故で顔面麻痺にならなかったとしたら、今どうなっていたかも夢想してしまう。80年前後の天才的なひらめきとスピードのしゃべり(漫才ではなくオールナイトニッポン)がどこまで維持できたか、今でもソコソコ保てていたとしたら、どんなことを言ってくれているのか・・・・。

 

 

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2016年1月 3日 (日)

ヒマな年始に考えたこと

◆年末は家事雑用をしている内に大晦日の夜になった。買い出しからの帰り、自宅のそばで、愛知県から来ていた方に声をかけられて驚くことしきり。

私が駅からバスで帰る時、もう少しで乗り遅れるところだったのだが、これに遅れていたら、お目に掛かることはできなかったわけで。何とも巡り合わせは不可思議。

 

◆年齢のせいだけでなく、世間一般に年越しムード、新年ムードは退潮しているらしい。ほとんどの人がそんなことを口にしている。年賀状の取り扱いも年々減少しているらしく、あと10年後にはどうなっているだろうか。そしていつの間にか、2日にも配達をしていることを知って驚いた。長い間、12日は配達は休みだったはずだが。

 

◆さてここ12年は、「していいことと悪いこと」の区別というか、「これをやったらこうなる」という考えの欠如している人間が目につくことが増えているような気がしてならない。手抜き工事やら行き過ぎた体罰やらのニュースもその例。

 

◆さらに毎年書いているが、どれだけ道具が進化しようが、利便性や金銭的価値へ偏重していこうが、結局は人間のメンタルが正しくなければ何にもならない。これが痩せている限りはどうにもならない。即物から離れた次元の重要性は増してくるばかりだが、それを育てる余裕も機運もどうやら乏しい。敢えて目を向かなくさせているのではとしか思えない。

 

◆ここ数年の世界の国情の揺らぎは加速している。こういう時勢になると、国を問わず、憎しみと偏見が噴出して、ナショナリスト、レイシストが湧いてくるのは過去の歴史が証明している。

歴史は繰り返す・・・・のだが、果たして過去の醜い失敗を世界規模で乗り越えられるかどうか、本当にこの数年が正念場となりそうな気がする。もっとも、失敗していた時代の人たちは今ほとんど生きてはいないわけで、観念でしか捉えられていないからこそ、間違いは繰り返されていくわけだが。

 

◆報道の中立性とよく言われるが、この言葉が実に為政者側に都合よく使われてきている。もちろん捏造報道や、事実を歪曲して伝えることは間違いだが、それはあくまでニュースを伝える段階までであり、1つの出来事に対する見解をアンカーマンやコメンテーターが語る場合には、それぞれの考えであって然るべきである(一番分かりやすくするなら、局職員のアナウンサーは常に中立コメントをするのは当然だが、それ以外の話し手は自由ということ)。偏向当たり前。そもそも各新聞も放送局も、その成り立ちや資本関係からして、すべて偏っており、目くそ鼻くそみたいなものだ。それをどうチョイスするかは見る側の問題であり責任である。

 

よく放送法を持ち出す輩がいるが、中立性、公平性などの文言を盛り込ませたのは昭和25年当時の為政者側の都合である。いざとなればこれを楯に拡大解釈して放送に介入するという姿勢は昔からあったわけで、この12年はそれが現実に使われ始めたということ。

 

年末に、与党お膝元の読売テレビの春川解説委員にして、政権が放送に介入していることをテレビで公に認める発言をしたことはとても興味深かった。

 

今年も、「こんなこと書く自分はカッコイイ」的な勘違いをしながら、たまにこの手のテーマも書いていくことにする。嫌な方は読み飛ばしてもらえれば。

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2016年1月 2日 (土)

謹賀新年

東京は暖かい正月となりました。

2016年もよろしくお願い致します。

50を過ぎた途端に毎年、もぐら叩きのように身体に悪いところが出ては治りまた他の悪い箇所が出ての繰り返しなので、今年こそは穏やかに過ごせるようにというのが一番。

年寄り臭い目標を掲げましたが、仕事の面では老成しているような感じを出したら終わりだと思っているので、気分は永遠の若手のつもりで行きたいと。

ここでは適当に、いい加減にまた書き散らして行くので、引き続きご覧願えれば。

皆さまにとっても良き1年となりますように。

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