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2016年2月

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2016年2月25日 (木)

2月21日・日曜の競馬

 日曜の東京はお昼前からどんどん天候が回復。ただ北風が冷たい。土曜の東京、特に芝は10R以降の芝は、稍重というのはさすがに無理があるくらいに悪化していたが、この日の東京競馬場の芝は順調に乾いていった。ただダートは湿ったまま。

 5万人を超える入場者数。ソコソコ盛況だった。

 

◆馬券はいきなり好スタート。京都1Rをリファール固めで3連複を○百円。その後も失敗と成功を繰り返しながらジワジワ増やすことができた。

 特に嬉しかったのは小倉大賞典。◎▲△で3連単と、まとめての3連複、馬連。内ラチ沿いにアルバートドックがスルスルと抜けてきてくれた。おそらく東京新聞杯で浜中騎手がやりたかったこと。この辺は本当に運だ。それにしてもケイティープライドが3着になっていれば・・・・配当が3倍になっていたことを思うと喜びもやや減殺される。

 

 レース後のインタビュー、川田騎手は松田調教師から「内ラチ通ってこい」と指示されたというコメント。このことからも、以前三浦騎手が中山で起こした落馬事故の時にいろいろ聞き回って判明した、東西で意識の差が存在することが分かる。つまり関西には関東と違って「内1頭分空けとけルール」が希薄である、ということ。どちらがいいのかは、乗っていない立場からは何も言えない。前にも書いたが、騎手それぞれの責任において判断するしかない問題なのだろう。

 

◆フェブラリーSは脚抜きの良い馬場で、スゴイ時計が出た。こうなると、スピード適性最優先となるので、△モーニンの完勝もまた納得できる。メイショウボーラーを彷彿とさせる。3連系の馬券はアスカノロマンを買わなかったのでハズレ。◎ノンコノユメもよく伸びてきたが、時すでに遅し。

 ただ、どうにも新しいダート王誕生という感触が薄いのは、モーニンがダート馬にしては軽い走りをしすぎるからか。地方交流の良馬場や、中京1800mではまだ信頼が置けないようにも思うのだが・・・。

 

◆それにしてもモーニンとは洒落た馬名だ。ジャズの名曲、嘆き、悲嘆を表すモーニン。誰でも聞いたことがある、アート・ブレイキー&ジャズメッセンジャーズの名演が最もポピュラーか。ピアノ担当のボビー・ティモンズの作曲で、ゴスペルにインスパイアされたあの有名な冒頭部分がやはりカッコイイ。

 

◆どうでもいい話。ノンコノユメがデビュー当初牝馬だと思っていた人が多かったという話はよく聞くが、思い込みによるこの手の間違いはなかなか頭から抜けない。この日出ていたマコトグナイゼナウ。私はずっとマコトイクゼナウだと思っていた。行くぜNOWもなかなか悪くないと思うのだが。

 

◆藤田菜七子騎手の登録名が藤田ではなく菜七子にするように申請しているというニュース。個人的には賛成だけど、JRAもおそらく却下はしないだろう。藤田ではどうも先代?が強烈すぎて。

 

◆昨年末の不祥事で、盛り上げてくれた支援者たちに後ろ足で砂をかけるようなことになってしまったばんえい競馬。先日は、厩舎地区などでの嫌がらせが続く状況がニュースとなっていた。誰の仕業かは分からず、軽率なことは言えないが、不届き者はひと握りだけなのに、一般に与えるイメージが悪すぎる。せっかく売り上げも好調に転じていたのだが・・・・何とか元の正常な姿に戻り、馬文化としての継承が続くように願いたい。

◆ブラックプラチナムは骨折が判明。全治半年。

 

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2016年2月20日 (土)

2月20日土曜の競馬

まずはお知らせ。

https://www.youtube.com/channel/UCi2mXqEvTMGvdnof5dOFR2Q?app=desktop

で競馬ラボのインターネットラジオを配信中。私と今井りかさん、古川幸弘さん、電話ゲスト安藤勝己さんでお届けしています。30分番組なので、よろしければご視聴ください。

 

 

 ハートレーは戸崎騎手とのコンビで皐月賞直行。サトノキングダムは弥生賞からスプリングSへ変えた。プロフェットはなんと京成杯から皐月賞へ直行。これらの馬がどうこうというのではなく一般論だが、クラブの馬は他にGⅠへ出られそうな馬がいる場合は、先に賞金を稼いでいる馬を引っ込めて直行させ、その「出られそうな馬」の出走チャンスを拡大することがままある。クラブの経営にとってはいいことなのだろう。馬にとっていいことなのかは分からない。

 

 東京の雨はお昼頃からだんだん強くなってきた。さしもの水捌けを誇る馬場も刻々と悪化。風は全くない。先週は馬場に落ちたビニール袋を職員の方が走りまわってキャッチする姿を何度か目にしたが、今日(土曜)の暴風は夜間だけとなりそうだ。

 

 POG指名馬2頭出走。京都6Rのナタリーバローズは悔しかった。反応がやや鈍い分差し負けたが、これは休み明けだからだろう。次走はどうするのか、自己条件か?

 

もう1頭のブラックプラチナムは、ラジオでも述べたように、今回については新馬戦が過大評価。泣く泣く印は下げた。代わりの本命マイネルハニー圧勝。2着が紛れればもう少し付いたのに、人気のジュンヴァルカンが来てしまった。馬連、13着のワイド、3連単で、指名馬凡走のうっ憤はゲンナマで晴らせた(笑)。今日のラジオ担当は789Rだったが、全て本命馬が勝ってくれた。

 

今日は2重賞。京都牝馬Sは今年から1400mか。いろいろ変わるねえ。京都牝馬特別といえばリネンジョオーでしょ。当時は秋の重賞だった。キシュウローレルが壮絶な「戦死」を遂げたレースという、子供の頃に見た記憶が抜けない。

新生京都牝馬Sはクイーンズリングの完勝。馬券はマジックタイムがノーケア。

 

ダイヤモンドSはこの時期に落ち着いて久しいが、ダイヤモンドの意味も無くなってしまった。もともとは4月、桜花賞週の重賞で、中山の3200だった。4月だからこそのダイヤモンドだったのだけど。トウショウロック、トウフクセダン・・・。

今年は大雨の中、ぽつりぽつりと千切れてのゴール。トゥインクルは夏の札幌日刊スポーツ杯で人気薄の時に本命を打って、そこからドンドン強くなっていった。フェイムゲーム2着はさすが。脱帽。今回はハンデもローテも無理だと思っていた。期待したカムフィーは終始シンガリの競馬で終わる。横山騎手とはとことん相性が悪い・・・・。

 

この日は各場とも芝が完全に道悪だった。前にも書いたけど、後で多くの関係者が敗因を馬場に求めることだろう。一番手っとり早いからそこを敗因にしていることもあるから、本当に道悪がこたえたのか、そうでないのかはジックリ見直す必要がある。騎手のコメントを鵜呑みにしていては危険。

 

小倉の落馬事故。かなり酷い落ち方、小崎騎手はどうやら長期休むようなケガではなさそうだが、加藤騎手は「全身打撲」としか発表されておらず、いささか心配だ。シーンを前からの映像で見ると、先般話題となった内1頭分の間隔があってよかったという印象。なければもっと事故は拡大していただろう。まあレース前半だったから意味が違うと言えばそれまでだが、勝負所になったらそこへ突っ込むことも是とするのか、間隔を意識して乗るのか、簡単には結論の出ない問題。前にも書いたが、あの間隔を突いて来ることも珍しくはないから、結局は騎手の自己責任ということになるのだろうが・・・。

 

 

 

 

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2016年2月16日 (火)

14日・日曜の競馬

何かというとすぐに道悪を敗因にする騎手コメント。「世界観」という言葉を多用する評論家の原稿。謝罪会見などで心理学者をコメンテイターに呼んで仕草から心理分析するアホ番組。どれも目にすると萎える代表格。これが月曜の1日にすべて固まってドーンときた。皆さんいかがお過ごしでしょうか。 

 14日の日曜。天気は思ったほどには荒れず、お昼前から晴れわたったが、風は強い。ただ土曜とは少し違い、完全に真南からになった。

朝刊にモーリスのドバイ回避の報道。疲れが取れないとのことだが、それだけではない事情もいろいろあるのかもしれない。まあ個人的にはどこであろうと無事に走ってくれればそれでいいので、特に思うところはない。

 東スポには東京新聞杯の落馬事故について蛯名騎手の見解が出ていた。だいたい以前ここで書いたことと似ていて安心。

 

 東京5Rを勝ったアル―アキャロルは強かった。先々楽しみ。小倉ではバランスオブゲーム産駒が勝った。そしてこの日はなぜかスマートストライク産駒が各所で頑張った。

 小倉の芝1200mの新馬戦ではPOG指名馬ハーランズワンダーがやっとデビュー。2歳の交流ダート重賞を意図して取ったのだが仕上がりが遅れた。それもまさかの芝デビュー。オーサムアゲイン産駒が日本で芝となったら直線競馬くらいしかこないだろう。早くダートを試してほしい。小柄でも絶対にダート向き。

今週末のブラックプラチナムと、ナタリーバローズ復帰戦に今後が懸ってきた。

 

 日経新春杯。 京都記念。サトノクラウンには恐れ入った。レーヴミストラルが大きく出遅れ、終始シンガリ付近のまま。川田騎手が道悪云々と言っていたけど、それはない(笑)。実際にそれの場合もあるが、なんでも道悪にすぐ帰結させてしまうと本当の姿が隠れてしまう。関係者はそれでもいいけどこちら側としてはキチンと考えないと。出遅れたのはもちろん痛かったが、後から気付いたら、負け方が金鯱賞と全く同じ。そしてこの馬は自身の上がりで33秒台を使えないレースはたいていあっけない負け方をしている。つまりはそういうことなのだろう。道悪云々よりそっち。

 

 やや驚いたのは共同通信杯。もともと2強では決まらないと原稿では書いたし、こんな結末もあるかと思ったけれど、それにしてもアッサリすぎた。

 ハートレーはホープフルの後でこのブログに「トライアルホース、前哨戦ホースのニオイがする」という趣旨のことを書いたのだけど、それならここはまあ負けても2着、皐月賞で大敗を予測していたら、ここでトンでしまった。母父コングラッツが地味に効いているのか、あるいはディープ産駒の2歳重賞勝ち馬がその後尻すぼみになる呪縛に懸ってしまったのか。(例外はダノンプラチナくらい?)

 まあ、ホープフルの内容も水準以上だったとはいえ、それほど強調するものでもなかったし。スローでドンでないと無理なのか、あるいは今回の流れを経験したことが吉と出て今後ひと皮向けるのか、正念場は次走だろう。

 スマートオーディンについては、東京スポーツ杯の内容が全く凡戦であり、個人的には消してもいいくらいの評価だったので特に驚きはない。印は△の一番下だった。マイル路線の方に活路を見出していくのではないか。

 逃げ有利の状況でリスペクトアース本命としたが、息が入らずに苦しくなったもののよく頑張っていた。4着は仕方ない。全く無視してしまったイモータルは東京専用なのね。皐月賞回避で左回り一本の道を歩むという報道コメントあり。

 勝ったディーマジェスティは急遽取り消したホープフルSの時にここで書いたが、出走取り消しでなければ本命を打つ予定だった馬(差し替えが間に合わなかったところには本命原稿も出回ってしまった)。やはり能力が高かった。むしろあそこで使わなかった(使えなかった)ことが、今後吉と出る可能性大。(ホープフルS、GⅠ格上げどころでない縁起の悪いレースになるのか?)

ただ例年ならともかく、今年クラシックを勝つにはもうワンスケール欲しい気もする。

 馬券の話がないって?思い出したくもない・・・日曜は負けまくり。東京3Rのアウアウでこの日一番の勝負をしてしまいハズレ、その後が苦しくなってしまった。

この印でなんでこの目が抜けたのか、そんなミスも多くてひたすら反省の週。予想はキチンとしていても、このところの好調から買い方が雑になってたかも。

 

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2016年2月13日 (土)

2月13日・土曜の競馬

 土曜の東京競馬場、気温は高かったが、風が強くて、とくに8Fの放送席では地上より風に冷やされて、やはりコートが必要だった。朝に悩んだ末に薄手でもコートを持ってきてよかった。たとえるなら夏でもずっと扇風機に当たっていると寒気がしてくるような、そんな感じ。

 

 風は南西というより西南西に近い感じで、向う正面は右斜め後ろから、直線は左斜め前から強く受ける感じ。これはレースの結果を大きく左右した。向正面での空気抵抗がかなり楽になるから、前半が速い割に前に行った馬に余力が残り、直線が斜め向かい風でもソコソコ速く上がれる。だから前半の速さの分、全体時計が持ち上がったし、芝もダートも前有利が際立った。それに芝も前2週に比べてかなり硬いという感想が出ているようだ。後ろから行った馬は直線に入っても風に妨げられて脚が鈍って差が詰まらない感じ。

 

 クイーンCのメジャーエンブレムは確かに見事だったが、時計は割り引かないといけないし、相手も弱過ぎた。まだ1強というには早い気もする。

 

 馬券はと言えば、小倉の午前中のレースで勝った貯金をその後吐き出してしまったが、東京9Rでいろいろ取って復活。その後また目減りしてしまうも、小倉12Rの3連複を固めてなんとか勝ち越しに持ち込んだ。

 

 東京6Rがジェラシーにブレイクマイハートの12着、バレンタインデー週にふさわしいというかなんというか。

 

 東京は土曜深夜に雨が降って、日曜朝に上がり、その後は強風がまた吹き荒れるそうだ。土曜と同じになるのか、あるいは逆に出るのか、なかなかに予想が難しい日となる・・・・。

 

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2016年2月12日 (金)

週末は荒天?

◆寒さとの戦いとなる冬の東京開催だが、楽しみもあって、晴れた時に1コーナーから2コーナーにかけて広がる風景を眺めること。スッキリ晴れた青空と富士のコントラストは当然なのだが、個人的にはその手前から南側へ伸びる、雪を所々被った丹沢山系の眺望が好きだ。少し青みがかって見える山肌、稜線の形状が得も言われぬ。これが見られるのは4週の短い間なので(中山開催でもウインズ扱いで見られるが、あくまで馬のいる景色の中でのことだから)、開催日に悪天候となるのが実にもったいない。ということで今週末は見られない公算が大。

 土曜日曜は全国的に天候が心配だ。小倉では今日から土曜にかけて雨、土曜日曜共に風。京都も同様。東京は土曜は雨こそもちそうだが、南風が5m前後、そして土曜夜から雨が降って、日曜午前中には止むものの、風はさらに強まるということで、レース展開にも大きな影響が出そうだ。東京競馬場の場合は真南から吹けば両直線で横風を受け続けることになる。

土曜は小倉が一番強い風、日曜は東京で10mを超えるらしい。        

福永、四位、藤岡兄と、ケガ療養中だった騎手が一斉に復帰。気温がかなり高い週末になりそうなのは、ケガを思えば好都合だろう。

 

◆コントレラス騎手が禁止薬物で騎乗停止。トヨタの女性役員の一件と同じ成分。                      鎮痛剤に入っている成分だが日本では禁止されているということで、アメリカでも乱用が問題視されてきたとか。ルールだからこれは仕方ない。 騎手の尿検査もやっていたのね。

 

◆今、テレビでは宮崎議員の釈明、辞任会見をやっている。これは単にスケベ心出して失敗した道義上の問題だが、その他に下っ端議員や能力に見合わない任を受けた大臣たちの放言、失態が実に多い。政権、党の独裁状態を自分たちの力と錯覚しているかのような状態で、まさに虎の威を借る狐。

特に酷いのは高市総務大臣の「政府批判が過ぎる放送局について停波を視野に入れる」という、正気とは思えない発言。どこかの国とか、戦時中のあの国とかと大差ない発想。

 

◆清原事件についてたけしが「あのドラフトの時に巨人に入っていれば」と言っていたが、さすがにそれはない。というか、あのドラフトで巨人に入った桑田がどうなったか。アニータ騒動やカドヤスポーツ事件などでスキャンダルの渦中に落ちたことなんてなかったことになっているけど。清原が巨人に入っていればどうだったかなんて考えても意味がない。もちろん、今の桑田氏は立派な野球人だと思うけれど、それは彼が過去の失敗を糧に自力で立ち直ったからである。巨人が立ち直らせたわけではない。

 

◆今年は恵方巻きが全く売れずに大量廃棄になったコンビニも多かったそうだ。今年売れなかった理由がなんなのかは見落としたけれど、来年のキャンペーンは縮小されていくのだろうか。

 

◆今日12日は「競馬最強の法則」発売日。よろしくお願い致します。

種牡馬事典佳境のため、予想TVは2週休みます。

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2016年2月 9日 (火)

2月6,7日の競馬

 なんとか仕事に影響を出さぬまま、ぎっくり腰は95%回復。今は腰よりも、むしろ不自然な姿勢で強引に力を入れて立ち上がったり座ったりしていたことから来る筋肉痛の方が痛いくらい。

まだ靴下を履くときだけひと苦労だが・・・・。ただ、治ったからといってうっかり無造作な動きをしてしまうと、再発して元通りになってしまうのがこのケガの恐ろしいところ。まだしばらくは用心深く動かないといけない。

 

 競馬場でもありがたいことに当ブログの読者とおっしゃる方から声を掛けられ、アドバイスをいただいた。私より遥かに重い症状で苦しんだ経験のある方だそうで、痛みを軽減できる動き方を教えて下さった。さっそく実践している。感謝感謝。

 

 しかも、思っていたよりギックリ腰経験者が多い!実は私も・・・のカミングアウトも数人から寄せられた。もっとも驚いたのが競馬予想TVの横山ルリカ嬢。以前、アイドリングのライヴ前日の練習後にやってしまったそうで、痛み止めを打ってライヴをやったら重症化してしまい、あの若さにもかかわらず2ヶ月も治らずに自由が利かなかったのだとか。ギックリ腰って年だからやるってわけでもないのね。

 

 土曜の東京競馬場、7R前の8Fベランダの放送席は8度。先週の4度に比べればこれでもかなりマシ。今週は腰にカイロで寒さを防御。

 9Rまで解説して下へ降りる。馬券の調子は悪く、この日はまとまった配当が取れたのは本線で決まったエルフィンSのみ。レッドアヴァンセ強い。

 素早く歩くことがまだ無理だったので、メインレース前には東京競馬場をあとにしてフジテレビへ移動、深夜帰宅。調布のあたりから雨が強くなってきた。腰も風邪もなんとか悪化させずに乗り切った。

 

 日曜は東京5Rの新馬戦、ハナ差10番人気のコンパクトモデルが届かずに無念。その後は安いものしか当たらずジリ貧だったが、東京9Rの春菜賞がほぼ本線で決まり大復活。6Rで届かなかった丸田騎手がお返し?の一撃をくれた。その後の馬券はパッとしなかったが、逃げ切るには十分だった。

 

 きさらぎ賞はサトノダイヤモンドの独演会。馬体は全くディープインパクトには似ていない。柔らかくてバネの利いたフォームが素晴らしい。トータルで見ると、毛色は別にしてアグネスタキオン的な感じ。皐月賞へは直行が濃厚。それにしても南米血統って、昔のエルセンタウロ産駒とか、最近ではコイントスとかペルーサもそうだけど、こういう丸みのある、見栄えのいい馬体に出るなあ。

 

 弥生賞が予定されているリオンディーズ、エアスピネル、マカヒキ、今週出てくるハートレー、そしてこちらのサトノもなかなか強いサトノキングダム含め、どの馬もとにかく無事に皐月賞へ揃ってほしいものだ。

 

 東京新聞杯は直線のアクシデントに息を呑んだ。浜中騎手は腕を4カ所骨折、脳しんとう。復帰して間もなくまた事故とは、本当に不運。

 今回のは確かに自分で狭いところへ入っていったのが原因だが、あれくらいのスペースを割って来ることは珍しいことではないし、そもそも動き出した時にはある程度空いていた。ただ交わそうとする途中で狭くなってしまって、勝つためには引くに引けなくなってしまった感じ。誰も悪くなく、競馬につきもののアクシデントというしかない。

 

 それよりも、極度に内が有利になるような設定での競馬の方に疑問を感じる。Dコースでの施行はこの時期の雪のことも踏まえてのものなのだが、Dコースでの施行にそれ以外にどんな意味があるのか。外へ大きく振られ過ぎるコースがもたらす弊害は、結構大きいと思えてならないのだが。

 

 そして今回は事故とはいえ、そこまで力量が抜けていない馬と心中してはいけないという自分の馬券の反省も。▲○△でお金にできなかったのは情けない。せめてタテ目の馬連を押さえるか、シンザン記念の反省を活かしたフォーメーションの3連単にしないと。せっかく予想TVで「勝つ可能性がある馬は3頭だけ、ダッシングブレイズ、エキストラエンド、スマートレイアー」と言ってドヤ顔していたのに。負けて覚える相撲かな、というが、馬券も一緒。負けて覚えるしかない。大事なのは同じ失敗を繰り返さないことなのに・・・。

 

 

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2016年2月 5日 (金)

まだ春は遠そうで

前回のブログでギックリ腰のことを書いたら、仕事関係の方や当ブログ読者の方から励ましやアドバイスをいくつか頂いた。整骨院の先生からもメールが届いて恐縮。皆さんありがとうございました。

 そのおかげで、木曜午後あたりから加速度的に回復。まだ起きる時や屈んだ時の痛みはあるものの、金曜昼の段階でほぼ通常の生活ができるようになった。じっとせずに敢えて動いたことも良かったみたい。

今週1週間はこれで棒に振ってしまったようなもの。何か重い物を持ったとか、スポーツをしたとかハッキリ思い当たる原因があるわけでもないから、些細なことで再発したらたまらない。とりあえず今週末は腰のカイロが離せないかも。

 

 外へ出られない1週間、テレビやラジオをつける時間がいつもより長かった。ベッキ―騒動を早くも風化させてしまいそうなのが清原事件。そして1年前の川崎の中学生殺人事件の初公判も再三報道されている。

 よく罪を償ってと安易に言われるが、償える罪と償いようのない罪がある。清原の件は前者。川崎の件は後者。反省しても済まされないものが世の中にはある。人命をいたぶるようにして奪った人間には極刑を、最悪でも2度と社会に出て来られないように封じ込めることを願う。

 

 琴奨菊の快挙に水を指す大相撲の理事選を巡るゴタゴタ。派閥争いはスポーツ界も会社組織も変わりない。ゴタゴタといえば繰り返されるマラソン代表選出を巡る問題も、結局は陸連の派閥や、有力役員の発言力を立てることが優先されている結果だ。数年前に某社の懇親会で同郷の某有名陸上競技解説者のお話を聞いたが、現場の選手が優先されない状況を嘆くと共に、その内情にはいろいろ複雑なものがあると吐露されていた。

 

本来なら、選考レースで勝った選手を無条件で選出するだけで済む話。それを頑なにしないのは、つまりはそういうことなのだろう。競馬以上に時計差の出やすいマラソンに、見かけのタイムで勝ちをあげつらってはキリがない。福士選手は通常ならあり得ないローテで、来月もまたフルマラソンへの出場を示唆している(陸連牽制とのうわさもあるが)が、もともとケガの多い選手だけに、このあとが無くなってしまう恐れも大きい。犠牲者にしてはならないと思うのだが。

 

 国会中継は相も変わらずのドタバタ。民主党は相手の過失や失点を突くことでしか発言できず、政策論議ができるアタマがない。安倍政権は安倍政権で、国民を騙せると思っているのか、アドバルーン挙げて丸めこむようなことしかやらない・・・・。

 

 

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2016年2月 3日 (水)

ギックリ腰に悶絶

 一番かわいそうなのはリトル清原だよね・・・。死活問題でしょ。

 

 そんなことより自分が大変。やってしまった、数年(78年?)ぶりのギックリ腰。「にくづき」に「要」とはよく作ったもので、本当に動けない。

何も重いものを持ったわけではなくて、冷えにより、このところ種牡馬事典執筆でかなり蓄積していた腰のダメージが決壊した、という感じ。土曜の競馬場で、気温4度の8Fの放送席でしゃべって、それが終わって最終まで下に降りて立ちっぱなしでレース観戦して、その後府中駅まで歩き、バスに乗って帰宅する途中に腰がおかしくなりはじめ、家で座り仕事をしていたら固まってしまった。

 

それでも日曜は少し不自然な歩き方ながらも1日競馬場で過ごせたのだが、打ち上げの居酒屋では階段が使えないくらい悪化。そして帰宅してまた仕事をしたら、気がつけば立ち上がれなくなってしまった。仕事を後回しにしてすぐに風呂で温めれば良かったのか・・・。返す返すも今週、予想TVがブッキングされていなかったのが不幸中の幸い。

 

 月曜は寝返りを打つのも大変で、寝ている姿勢から立ち上がるまでに大げさでなく10分近く掛かるありさま。起き上がってしまえばよろよろでも歩けるし、座り仕事もできるのだが、問題は寝たり起きたりの時。激痛との戦い。火曜水曜と少しずつ緩和してきているのだが、まだかなり不自由している。

 

 まだ元気だった土曜の競馬、前の週の中山最終週のガラガラの土曜とは違って、広い東京でもソコソコ入った。着いてすぐ馬そばのイカゲソ蕎麦。年間で一番厳しい冬の東京の放送席へ。電気座布団はセットして頂いているので、お尻は暖かいのだけど、ダウンコートを着込まないと放送席に座っていられない。

 

 馬券はあまりいいところなし。7Rの3連複を100円引っ掛けたのがせめてもの戦果。安かったり抜けたりで裏目った。東京最終、カスクストレングスも少し考えたのだけど。もっとしくじったのは京都6R。▲ヒラボクミライがあんなに人気がないなら、馬連を押さえればよかった。一旦は浜中の◎フィールソーグッドが3着に上がりそうだったが、道中からずっとズブかった。デカイ3連単になるはずだったが・・・。読みが甘い。

 

 日曜は一進一退も、東京8Rの実質4頭立てと思って絞り込んだレースが意外とついて、少し厚めだったのでこれで立て直して、重賞2つは失敗したがその後で何とか立て直した。ただ土曜の負けが埋まるには至らず。厳寒状態になってのここ3週、マンハッタンカフェにはずいぶん助けられている。

 

 根岸Sは馬場を考えると前半が緩い。稍重発表以上に馬場は軽く、前残りの単純な決着で本番へは結び付かない感じだが、出走を賞金で確定させているタガノトネールは前哨戦としては悪くない内容だった。これがどこまで上積みあるか、というところ。

 

 シルクロードSは、中井騎手の裂帛の気合の逃げで他の同型馬が控えて、ローレルベローチェ押し切り濃厚かというところを、内からダンスディレクターが一気に差し切った。近年珍しい超晩成型。浜中騎手は先週はこのひと鞍に全霊を注いだという感じの騎乗。中井騎手は惜しかった。

 ビッグアーサーは、中間のフレグモーネや枠も確かにあったとは思うが、その遠因を探れば、阪神Cを使わざるを得なかった強行軍も響いている。このあとオーシャンSを使うとのことだが、個人的には一度オーバーホールした方がいいと思う。

 

 この日は1年ぶりくらいにWIN5を買う。ハドソンヤードが勝っていれば的中だった。ま、WIN5はおみくじみたいなものだから・・・。          

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