2月21日・日曜の競馬
日曜の東京はお昼前からどんどん天候が回復。ただ北風が冷たい。土曜の東京、特に芝は10R以降の芝は、稍重というのはさすがに無理があるくらいに悪化していたが、この日の東京競馬場の芝は順調に乾いていった。ただダートは湿ったまま。
5万人を超える入場者数。ソコソコ盛況だった。
◆馬券はいきなり好スタート。京都1Rをリファール固めで3連複を○百円。その後も失敗と成功を繰り返しながらジワジワ増やすことができた。
特に嬉しかったのは小倉大賞典。◎▲△で3連単と、まとめての3連複、馬連。内ラチ沿いにアルバートドックがスルスルと抜けてきてくれた。おそらく東京新聞杯で浜中騎手がやりたかったこと。この辺は本当に運だ。それにしてもケイティープライドが3着になっていれば・・・・配当が3倍になっていたことを思うと喜びもやや減殺される。
レース後のインタビュー、川田騎手は松田調教師から「内ラチ通ってこい」と指示されたというコメント。このことからも、以前三浦騎手が中山で起こした落馬事故の時にいろいろ聞き回って判明した、東西で意識の差が存在することが分かる。つまり関西には関東と違って「内1頭分空けとけルール」が希薄である、ということ。どちらがいいのかは、乗っていない立場からは何も言えない。前にも書いたが、騎手それぞれの責任において判断するしかない問題なのだろう。
◆フェブラリーSは脚抜きの良い馬場で、スゴイ時計が出た。こうなると、スピード適性最優先となるので、△モーニンの完勝もまた納得できる。メイショウボーラーを彷彿とさせる。3連系の馬券はアスカノロマンを買わなかったのでハズレ。◎ノンコノユメもよく伸びてきたが、時すでに遅し。
ただ、どうにも新しいダート王誕生という感触が薄いのは、モーニンがダート馬にしては軽い走りをしすぎるからか。地方交流の良馬場や、中京1800mではまだ信頼が置けないようにも思うのだが・・・。
◆それにしてもモーニンとは洒落た馬名だ。ジャズの名曲、嘆き、悲嘆を表すモーニン。誰でも聞いたことがある、アート・ブレイキー&ジャズメッセンジャーズの名演が最もポピュラーか。ピアノ担当のボビー・ティモンズの作曲で、ゴスペルにインスパイアされたあの有名な冒頭部分がやはりカッコイイ。
◆どうでもいい話。ノンコノユメがデビュー当初牝馬だと思っていた人が多かったという話はよく聞くが、思い込みによるこの手の間違いはなかなか頭から抜けない。この日出ていたマコトグナイゼナウ。私はずっとマコトイクゼナウだと思っていた。行くぜNOWもなかなか悪くないと思うのだが。
◆藤田菜七子騎手の登録名が藤田ではなく菜七子にするように申請しているというニュース。個人的には賛成だけど、JRAもおそらく却下はしないだろう。藤田ではどうも先代?が強烈すぎて。
◆昨年末の不祥事で、盛り上げてくれた支援者たちに後ろ足で砂をかけるようなことになってしまったばんえい競馬。先日は、厩舎地区などでの嫌がらせが続く状況がニュースとなっていた。誰の仕業かは分からず、軽率なことは言えないが、不届き者はひと握りだけなのに、一般に与えるイメージが悪すぎる。せっかく売り上げも好調に転じていたのだが・・・・何とか元の正常な姿に戻り、馬文化としての継承が続くように願いたい。
◆ブラックプラチナムは骨折が判明。全治半年。
| 固定リンク