3月27日の競馬など
藤田騎手のゼッケンを盗んだ犯人は母親に付き添われて自首。51歳と聞いて空いた口が塞がらない。51歳で母親の付き添いが必要なのに、自力で変装して一芝居うってゼッケンを盗む「行動力」はあるというのが不思議・・・・盗み出すまでは自分の中ではバーチャルの世界であり、犯罪後は現実の世界に戻ったことで、本来の甘ったれた姿を露呈したということなのだろうか。
毎日杯3着のタイセイサミットは骨折が判明。
昨日(30日)のサンスポに矢作調教師のコラムが掲載されていて、ドバイターフスタート1時間前にリアルスティールが暴れて蹄鉄がハズれてしまい、打ちかえに苦労してなんとかセーフだったという事態が起きていたとのこと。下手すればこちらも蹄鉄なしで走らされていたかもしれなかったのだ。なお英国遠征は見送り、宝塚記念か安田記念を使うとのこと。安田記念という選択肢が出ているのが興味深い。
高松宮記念は、アタマなしと考えていたビッグアーサーが完勝。かねてから指摘してきたJRAの降級時の収得賞金半減理不尽ルールの犠牲者になるかと思っていたのが最大の疑問点だったが、消耗を抑えてよくぞ勝ち切った。陣営の勝利とも言える。
予想TVをご覧の方はお分かりだと思うが、ビッグアーサーが勝っても良いように、3連複でビッグ入った目を買うという姑息なことをしていて、対抗ミッキーアイル1列目の目も持っていた。しかしここで最大のミス。3連単の2列目にビッグを置きながら、3連複の2列目に入れ忘れていて、しかも3列目にアクティブミノルを塗っていたのだ。
もしアクティブが3着に粘っていたら、3連複466倍を300円分買っていたつもりで外していたことになる。これは不幸中の幸い・・・と言っていいのか??
予想は完敗も、ミッキーアイルについては阪急杯に続いて完璧な分析ができた(これも予想TV見た方しか分からなくてすみません)。たくみ氏と論戦となった、逃げられるかどうか、逃げられないけどこうこうでこうなるだろうという予測はほぼ当てられたのだが・・・。中途半端にミッキーアイル予想家を名乗れるレベル(苦笑)。なおレース後の調教師コメントによれば、スプリント路線を諦めてマイルに戻るとのこと。
競馬ラボでのレギュラーコーナーはマーチS、こちらはまずまずの予想ができた。あれで馬連30倍、3連単500倍付くのだから、こちらを予想TVの狙い目にすればよかった・・・・。この日はリファールにだいぶ助けてもらって、高松宮の負けを補うことができた。
打ち上げはテレビが見られる居酒屋で、相撲が中継されていた。千秋楽の結びで立ち合いから変化して白鵬が優勝。館内はブーイングの嵐で座布団も舞ったが、結局この場所から言えることが2つ。
以前、朝青龍事件の際に白鵬が述べていた横綱論は、朝青龍との比較で自分を持ち上げ、庇護するための方便にすぎなかったということ。
もう1つは、他の外国人力士にもまま見られることだが、観客に対する興行論や、これをやったら恥ずかしいという道徳論が、日本人とは全く違うというか、無いということ。これは善悪の次元ではなくて、もはや国民性、民族の違いということだろう。ならば、相撲に外国人力士を喜んで大量導入した時点で、ある程度は諦めないといけないことだったのかもしれない。前にカチあげがどうとか、ダメ押しがどうとかここでも批判したけれど、考えてみれば意味のないことで、差別でもなんでもなく、外国人力士の居る大相撲はこういうものだということなのだろう。大砂嵐の相撲を見てもつくづくそう思う。
それが嫌いなら、価値観を共有できる日本人力士の天下を夢想するしかないのだ。
翌日月曜のサンスポで、目を疑う写真を見た。レースが終わった直後のコース内にテレビ?カメラマンが侵入して接近、引き上げようとしていたビッグアーサーがこれに驚いて福永騎手を振り落としたのだ。馬も人も大事に到らなかったからいいようなものの、JRAはこの頭のネジが切れている取材クル―に対し厳重に抗議、一定期間の取材禁止を申し渡すくらいのことをすべき。非常識極まりない。
シゲル魚シリーズ、サメグループとカマスグループはなぜにここまで細分化(笑)?
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