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2016年3月

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2016年3月31日 (木)

3月27日の競馬など

 藤田騎手のゼッケンを盗んだ犯人は母親に付き添われて自首。51歳と聞いて空いた口が塞がらない。51歳で母親の付き添いが必要なのに、自力で変装して一芝居うってゼッケンを盗む「行動力」はあるというのが不思議・・・・盗み出すまでは自分の中ではバーチャルの世界であり、犯罪後は現実の世界に戻ったことで、本来の甘ったれた姿を露呈したということなのだろうか。

 

 毎日杯3着のタイセイサミットは骨折が判明。

 

 昨日(30日)のサンスポに矢作調教師のコラムが掲載されていて、ドバイターフスタート1時間前にリアルスティールが暴れて蹄鉄がハズれてしまい、打ちかえに苦労してなんとかセーフだったという事態が起きていたとのこと。下手すればこちらも蹄鉄なしで走らされていたかもしれなかったのだ。なお英国遠征は見送り、宝塚記念か安田記念を使うとのこと。安田記念という選択肢が出ているのが興味深い。

 

 高松宮記念は、アタマなしと考えていたビッグアーサーが完勝。かねてから指摘してきたJRAの降級時の収得賞金半減理不尽ルールの犠牲者になるかと思っていたのが最大の疑問点だったが、消耗を抑えてよくぞ勝ち切った。陣営の勝利とも言える。

 予想TVをご覧の方はお分かりだと思うが、ビッグアーサーが勝っても良いように、3連複でビッグ入った目を買うという姑息なことをしていて、対抗ミッキーアイル1列目の目も持っていた。しかしここで最大のミス。3連単の2列目にビッグを置きながら、3連複の2列目に入れ忘れていて、しかも3列目にアクティブミノルを塗っていたのだ。

もしアクティブが3着に粘っていたら、3連複466倍を300円分買っていたつもりで外していたことになる。これは不幸中の幸い・・・と言っていいのか??

 

 予想は完敗も、ミッキーアイルについては阪急杯に続いて完璧な分析ができた(これも予想TV見た方しか分からなくてすみません)。たくみ氏と論戦となった、逃げられるかどうか、逃げられないけどこうこうでこうなるだろうという予測はほぼ当てられたのだが・・・。中途半端にミッキーアイル予想家を名乗れるレベル(苦笑)。なおレース後の調教師コメントによれば、スプリント路線を諦めてマイルに戻るとのこと。

 

 競馬ラボでのレギュラーコーナーはマーチS、こちらはまずまずの予想ができた。あれで馬連30倍、3連単500倍付くのだから、こちらを予想TVの狙い目にすればよかった・・・・。この日はリファールにだいぶ助けてもらって、高松宮の負けを補うことができた。

 

 打ち上げはテレビが見られる居酒屋で、相撲が中継されていた。千秋楽の結びで立ち合いから変化して白鵬が優勝。館内はブーイングの嵐で座布団も舞ったが、結局この場所から言えることが2つ。

以前、朝青龍事件の際に白鵬が述べていた横綱論は、朝青龍との比較で自分を持ち上げ、庇護するための方便にすぎなかったということ。

もう1つは、他の外国人力士にもまま見られることだが、観客に対する興行論や、これをやったら恥ずかしいという道徳論が、日本人とは全く違うというか、無いということ。これは善悪の次元ではなくて、もはや国民性、民族の違いということだろう。ならば、相撲に外国人力士を喜んで大量導入した時点で、ある程度は諦めないといけないことだったのかもしれない。前にカチあげがどうとか、ダメ押しがどうとかここでも批判したけれど、考えてみれば意味のないことで、差別でもなんでもなく、外国人力士の居る大相撲はこういうものだということなのだろう。大砂嵐の相撲を見てもつくづくそう思う。

それが嫌いなら、価値観を共有できる日本人力士の天下を夢想するしかないのだ。

 

 翌日月曜のサンスポで、目を疑う写真を見た。レースが終わった直後のコース内にテレビ?カメラマンが侵入して接近、引き上げようとしていたビッグアーサーがこれに驚いて福永騎手を振り落としたのだ。馬も人も大事に到らなかったからいいようなものの、JRAはこの頭のネジが切れている取材クル―に対し厳重に抗議、一定期間の取材禁止を申し渡すくらいのことをすべき。非常識極まりない。

 

シゲル魚シリーズ、サメグループとカマスグループはなぜにここまで細分化(笑)?

 

 

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2016年3月29日 (火)

3月26日・土曜の競馬

 先週は赤本の原稿を済ませ、ギャンブル宝典の連載原稿を上げて、金曜はインターネットラジオ。ご聴取くださった方々には感謝。高松宮記念の注目馬3頭としてサトノルパン、ミッキーアイル、アルビアーノを出しておいた。

 

 土曜は中山競馬場。まだまだ中山の桜は2分くらい。対してこの翌日に見た、東京競馬場の日本庭園の桜はほぼ満開になっている。自宅近くのソメイヨシノも散り始めたし、多摩地区だけ早いのか?もっとも、府中の桜通りはまだ5分いくかどうかだったが。

 

 びっくりぽんは中京の芝の劇的な高速化。1つの理由だけではこうはならない。いくつかの原因が重なっての激変だろう。

Bコースに替わったものの、騎手が「内はけっこう掘れている」とコメントしていたとのこと。これは、数年前に元馬場造園課長の矢島氏にインタビューした時に教えていただいたことだが、見た目が多少荒れた馬場が、実は一番グリップが効いて走りやすいそうだ。蹄が馬場にシッカリ掛かるためだそうで、おそらくはこの状態だったのだろう。もちろん、加えて中間に雨が降らなかったことも大きいし、温度が上がって芝の密度も増してきたこともあるのだろう。ただそれにしても想像の範囲を超えた。ここ2年、雨に祟られて悪いコンディションでの高松宮が続いたこともあって、今年は初めてBコース設定にしたのだろうが、デリケートになった途端にこういうことが起きるのだから(苦笑)。来年のコース設定はどうなるだろう。

 

それはさておき、土曜の競馬は相変わらず馬連の低めばかりが引っ掛かり、3連系は割り込まれてしまう。中山7Rの3着サウスリュウセイ、9Rは割り込みと言うより勝ち馬がない。10Rは3着ヤマニンシャンデルには手が出ない。日経賞はゴールドアクター23着ヅケで、アルバート勝負したがダメ。それにしてもゴールドアクターは八分で完勝はさすがのひとこと。

唯一まともな配当が取れたのは甲南Sで、人気薄の◎ミキノハルモニーが3着に伸びてくれての3連単。毎日杯は◎アーバンキッドで取るも、安すぎる。

 

デーゲームで阪神が楽勝。予想TVのスタッフで阪神ファンのSクンは、開幕までは優勝で盛り上がり、開幕と同時に悲観的になるという阪神ファンの王道パターン。とりあえず今年は面白い試合はしてくれそうと意見が一致するも、まだまだ懐疑的だった。確かに、12番の新戦力は通年でプロの一軍を経験していないわけで、早ければ交流戦前に一度疲れのピークがやってくる。今はこの2人が引っ張っているが、この勢いが止まった時にどうなるか。

 

夜は帰宅して予想原稿を書きながらドバイをチェック。ラニは見栄晴氏いわく、「ユタカが相当自信を持っていた」そうだ。このあとはケンタッキーダービーとのこと。

リアルスティールはお見事。蹄鉄が外れたまま走った2着ドゥラメンテは蹄その他へのダメージがなければいいのだが。

 

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2016年3月26日 (土)

開幕黒星も・・・&競馬ラボラジオのお知らせ

うーん、金本監督がやりたかったのは強かった頃の広島の野球だったのか!

・・・・なんて気もした機動力。大砲がいないから、点を取るには今シーズンはこれで行くと決断した感じで、まあ走りまわって面白かった。負けても内容は良い試合。

去年までの鬱々とした野球とは違って、今年は楽しませてもらえそうだ。エンドランにディレード気味の走塁、送りバントを使わず投手にも盗塁。欲を言えば初回、大野を崩せるチャンスはあったが、ヘイグタイムリーの時に2塁を欲張ってバッターランナーアウトになったのが痛かった。それからメッセ盗塁とエラーで2死3塁、横田が逆転のヒット確実と思った当たりを背走で取られたこと。これも痛恨。

土曜は勝ちましょう。連敗はいかん。ゴメスは少し心配だが・・・。

で、本業の方ですが、フェブラリーSでも放送した競馬ラボのユーチューブチャンネルでのインターネットラジオ、高松宮記念篇を公開します。現在金曜の24時半。公開は土曜の夕方くらいかも?とりあえず土曜の競馬が終わったら、何度かチェックしてみてください。更新されていたらぜひご一聴を。

https://www.youtube.com/channel/UCi2mXqEvTMGvdnof5dOFR2Q です。

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2016年3月25日 (金)

プロ野球開幕&ドバイ直前

乙武氏スゴいなあ。敢えていうがバイタリティに対しては尊敬に値する。でも選挙用の集票マシーンとして使い捨てされることもこれでなくなるだろうから、本人にとっても長い目で見ればよかったかも。

 

 さてプロ野球開幕。去年はヤクルト優勝を宣言して、おかげさまで各所、意外なところで褒めてもらったりもした。調子に乗って今年も・・・といきたいが、順当な本命寄りの予想になる。なおパリーグはあまり見ていないので予想しない。本当はパの2位以下を当ててこそだと思うけど・・・。

 

1位ヤクルト。連覇濃厚。2位阪神。3位広島。4位読売、5位中日、6位DeNA。これでどうだ。

 

ヤクルトは押さえのバーネットくらいで、それほど戦力は落ちていない。投手の中で、シーズン中でも育てられる、埋められるのが押さえ。言われるほどバーネットがいないことに不安はない。

阪神は藤川が意外と先発で行けるメドが立ったこと、メテオが押さえでやれそうなことが大きい。ヘイグは当たれば儲けもので、あまり計算していない。

3位から6位の予想が難しいが、広島は前田の不在で前評判が落ちているものの、攻撃力は去年よりは上がる。去年を維持できそう。それ以上に読売が落ちる。押し出されての3位。

読売は上がる材料が何もない。中日に抜かれる可能性もあるが、先発陣はさすがに上で、順位は4位。ただこの辺は紙一重。最下位DeNAだけはスンナリ決まった。

 

 本業の話。私が海外や地方競馬のことを書くとごく一部にクレームをつける同業者がいるので、中央馬のことだけ書きたい。コンディションさえまともなら、シ―マクラシックのドゥラメンテは勝てると思う。ラストインパクトは1つでも前に。ドバイターフのリアルスティールも、勝てる見込み結構あり。

残念ながらそれ以外は苦しいか。

 まずは無事に走って、無事に帰国を。(3月25日17時記)

 

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2016年3月25日 (金)

3月21日・月曜の競馬

大阪場所を見ていると、さすが大阪、客席のオバチャンたちの茶髪赤髪率が他場に比べてかなり高い。キラキラジャケットの下に本当に獣柄の服を着てるし。土地柄が出るのは良いねえ。

 

 21日月曜は中山競馬場。競馬場の南門前には墓地があって、そこから線香の香りが漂っていた。毎年お彼岸時期の中山の風物詩的な香り。お墓参りと開催が重なって、西船橋駅からのタクシーがなかなか来ないのも毎年のこと。南門へつながる桜並木は大渋滞で、500mくらい前でタクシーを降りて歩いた。

 

◆中山7R、サーストンコラルド、アタマあるのか・・・。3連単800倍は痛すぎた。10Rの韓国馬事会杯、◎マイネルオフィールがリッカルドを差していれば・・・。こんなのばっかり。

中京9R、ロワノワールが3着に上がれていたら、配当は240倍でも3連単をまとめていただけに・・・。ただ10Rの小牧特別は反対に思ったよりついてくれた。◎パワーウーマンで何もないレースだと思っていたので、人気上位が独占しても3連単120倍はラッキー。

フラワーCは◎エンジェルフェイス逃げ切り楽勝。ゲッカコウがすんでのところで飛んできてくれて、なんとか馬連だけは救われた。ウインクルサルーテは買えないわ。

ショックだったのは中京メイン。ノウレッジ→レッドファルクスまでの並びはあるのに、かなり自信があったオールブラックスがまさか3着も外してしまうとは・・・。想定していなかったので馬連もフォローしていない。土曜の負けは埋まらず・・・。

 

◆見栄晴氏から爆笑・田中さんが、今でも競馬予想TVを視聴して下さっているとの話。昔ほどバトルやケンカ腰のくだりが減ったのが寂しいとのことだが、出役としてはなかなか難しいところもある。結構体力使うし、無理やり火を着けるのもわざとらしいしで。行けそうな流れの時はそうなるように持っていくこともあるけれど、その点たくみ氏は良い意味でも悪い意味でもさすが芸人さん。そして風小林氏が憎まれキャラでありながら数字で結果を出すという、良い味を出している。

 

◆今週末の毎日杯を残してはいるが、ここから本番どうこうという馬は出て来ないはず。現状、4強対決の構図が完全に固まった。とにかく今年の皐月賞戦線はスゴイことになっているが、こういう年は直前リタイアや早期燃焼がとにかく心配。アグネスタキオンの年も、タキオンは皐月賞で故障、クロフネも3歳で終わり、古馬になってからのジャングルポケットはやや尻すぼみだった。またダンスインザダークやバブルガムフェローの年は皐月賞直前で故障、体調不良などを起こして、3冠レースでぶつかることがなかった。ダンスは3歳で終わったし・・・。まともにぶつかり合ったのはスペシャルウィーク、キングヘイロー、セイウンスカイくらいか・・・。まあ、完成時期を前に高いパフォーマンスを見せてしまうと反動は出るし、また早熟だからこそのこともあるのだろうが、今は当時とは馬をケアする技術のレベルも上がっているから、なんとか無事に進んでほしいし、また早熟で終わることなく行ってほしいもの。

 

 (これを書いているのは金曜朝10時。スッキリのスイーツ真壁のコーナーが終わりか・・・。もうスッキリを見る必要もなくなったか。)

 

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2016年3月25日 (金)

3月20日・日曜の競馬

 (24日の23時記)

 本日、浦和で藤田菜七子騎手が2勝。JRA所属だから中央で勝たないと本当の初勝利にはならないが、どこであってもまずはホッとしたことだろう。しかし中央ではここまでどうにもならないような馬ばかりの騎乗なのに、マスコミは初勝利を煽るし、一般マスコミは今日も勝てなかったと報道するから、せっかくの盛り上がりを上手く活かせないままである。もうちょっと他の馬主や厩舎も今のうちだけでも馬を回して話題に乗らないと。スターは作るもの。その点で、今年のトライアルレース戦線から牡馬クラシックへ向けてのPRが足らないという趣旨の、競馬ブックのコラム(テレビ東京の矢野アナ担当)には完全同意。今年は好機であり、公平さがどうとか、回避したらどうとか言ってないでガンガンやらないと。実はこれが本来来月の最強の連載で書きたかったことだった。PR活動は柔軟にやるべし。

 

 20日の日曜は東京競馬場。この日は取ったり取られたりで微増。

 中山4Rの新馬戦は、1番人気のアジアハイウェイが距離面からまず消えると読んで◎ゴールドフォレスト、2着に入ってくれて正解だったが、人気馬が消えても意外とつかず。

 阪神6RはPOG馬スノードリーム勝利で8勝目も、大きいところを勝てる馬がおらずに苦戦は続く。馬連14倍でも3点で取れればまずまず。中山6Rは◎ナイトインブラックがハナ差4着に泣く。カーブストリーマーが勝ってくれただけに・・・。

 

 阪神大賞典は、アドマイヤデウスが呆れる詰まりをゴール前で見せて、差し返すも3着。あれは酷い。ただどのみちシュヴァルグランには叶わなかっただろう。2歳時にダービー候補と言い続けていたのだが、ようやくここまで昇ってきた。本番での課題は58キロへの対応だけだろう。

 

 スプリングSは例年なら十分皐月賞が楽しみになるレベルだが、今年はこれでも足らないだろう。坂が厳しいかと考えてヒモ扱いのマウントロブソンが勝ったが、ロードクエストは勝てるレースを落とした感。池添騎手がマークする相手を間違えて仕掛け遅れたような印象を受けた。ドレッドノータスを過大評価していたのではないだろうか。

 安いとはいえ阪神最終をまとめてプラス収支に持ち込んだ。予想TVで買いこんだ両重賞の分を引いてもなんとかセーフ。でも土曜の負け分がまだまだ追い付かない。

 

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2016年3月23日 (水)

3月19日・土曜

大相撲春場所は、展開は面白くなったが中身がつまらない相撲が多い。稀勢の里も、琴奨菊戦dあれだけ見せ場を潰して客の期待に水をかけてまで勝ちに行ったのに、白鵬戦であのチキンな立ち合いで気合負け。その白鵬も、以前書いたような暴虐な相撲が続く。審判の上に勝負が決してから対戦相手を投げ落して大ケガを負わせ、表面上は反省の弁を口にしながら、翌日はひじをぶつける立合いで相手の顔面にケガを与える。相当タチが悪い。

 

エアロヴェロシティに続き、ダンスディレクターも回避。高松宮記念も風雲急を告げてきた。どんな芝になるか。

 

3日間開催の初日、土曜は開催のない中山競馬場へ。南門へと続く中山の桜はまだ蕾が硬そう。

中京2Rはジングルベルロックが3着。ベルロックが4着。ここにもしジングルベルという馬がいたらさらにカオス。見てみたい。

中京4Rで熊沢騎手が勝利、とうとう1000勝に王手。

阪神7Rは公開した勝負レース、◎ハクサンルドルフ2着で馬連は取れたが本線ではなかったし、3着馬抜け。

いつもと違う通路で控室へ。そしてこちらはいつものようにベランダで、モニター画面を見ながら阪神メインの解説。去年もあったが、どうにも妙な感覚。

 

阪神10Rは◎ワディが内で渋滞して動けず。タテ目取るも安い。

 

若葉Sはアドマイヤダイオウとナムラシングンが抜け出す。ただ2頭の一騎打ちは時計も出てしまうし、実勢を反映しないことがあるので、高く見積もるのは猶予がいる。3着以下が弱過ぎるのかもしれない。アドマイヤは皐月賞へ行かない公算が大きいそうだ。期待したマイネルラフレシアは何もできず。

 

阪神最終はカシノランドが寄られて道中途中から動けず下がりっ放し。

 

ファルコンSは田辺騎手の4角前からの捌きが素晴らしい。◎トウショウドラフタ圧勝。ただかなり悪い馬場での激走は反動が気になる。NHKマイルCでもやれる力はあるが、そこは心配。

馬連ゲットも、これまた安い。お宝馬指名マディディ、あの脚で伸びてきて届かないとは悔しすぎ。これが3着ならいろいろまとめ取りだっただけにツライ。シャチじゃなくてノコギリザメ買わなきゃ。どこの水族館だよ。

中京芝はどの騎手も泥でまっ黒け。

楽屋では某記者氏を交えて、大阪杯GⅠ昇格はナシでしょという話題で盛り上がった。

 

 

◆中2週空いての競馬予想TVでフジテレビへ。楽屋入りする直前まで、向かいのスタジオで、例のモーリーの新番組のパイロットを作っていたそうだ。パイロット版とか聞くと、いかにもこの改編期、昔の仕事を思い出す。

 そういえば、ショーンK氏の熊本時代のあだ名がホラッチョとか、オッペケペーとか報道?されていて、これを「熊本の方言で」という記事をいくつか目にして、これは間違いだろと思っていたら、なんと意外な方向、ロッテの伊東監督(熊本出身)が、「熊本にそんな方言はない」と異議を唱えた。

 ショーン年代なら、たけしのオールナイト開始がだいたい中学入学のころ。間違いなくホラッチョはたけしのオールナイトで一世を風靡した「ホラッチョ宮崎」でしょこれ。誰も知らないけどインパクトのある演芸場芸人を紹介するコーナーで、その芸名だけでみんなどんな芸人かイメージを膨らませたが、実際にたけしの番組に引きずり出されてきたら、これがつまらなくて逆の意味で笑えた。他にもアーモンドカランチョっていう名前の芸人もいたっけ。

 オッペケペの方はショーン氏の本名が川上だから、川上音次郎のオッペケペー節から取ったに違いない。

 

ま、そんなことどうでもいいんですけどね(みつまジャパン風に→分かる人だけですみません)。

 

 

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2016年3月18日 (金)

桜が咲きました

今朝の朝刊(18日)で、来年から大阪杯のGⅠ昇格が濃厚という報道。これについて、ゆうべまでに書きかけていた連載の原稿を差し替えて書きなおした。来月の最強の法則をご覧ください。

 

府中は昨日17日に桜がチラホラ咲きだした。大半のつぼみが今にも破裂しそうに膨らんでいる。

 

◆メジロライアン大往生。少なくなった母父メジロライアンから、フラワーCはラブリーアモンが出走する。

 

◆牝馬はともかく、今年の皐月賞時点の4強は、いずれもダービーではあまり魅力を感じないのは私だけだろうか。今年いっぱい続く勢力図か、皐月賞だけのことになるのか、3歳だけでなく、今年の上半期の競馬は全ての路線が本当に面白い。

 

◆いろいろなニュースが相も変わらずひっきりなし。しかし取るに足らないものが大半。ショーンKさん、復帰はおそらく半年後くらいのサンデージャポンでしょう(笑)。

それよりも驚いたのは、いきなりメインキャスターを失うことになったフジテレビの報道系新番組が、キャスターにモーリー・ロバートソンを据えた(と一部ニュースに出ていた。実際は知らん)こと。いやあ、モーリーか!(敢えてそう呼ばせてもらうけど)今は丸くなったのかもしれないけど、本質は相当尖ってる男。私がラジオで仕事をしていた時代、あの当時のまま飛ばしてくれるならこれは楽しみ。

なんといっても元・突然段ボールであり、身体にいろんなものを巻きつけて他人のライブに飛び入りしシャウトやアジテーションやりまくっていた筋金入りのインテリパンクだからなあ。本物のハーバードは偽物とは正反対に過激で、JWAVEでもかつて、問題が起こらないように敢えて誰も聞いてない時間帯に番組を持って、胸のすくような発言をしまくっていた。あれを、今のテレビでやるのは不可能だけど、とにかくアタマが良い男だから、その辺スレスレのところでやってくれることを期待する。意外とメディアに馴らされて牙抜かれているかもしれないけど、それならそれでまた面白そうだ。だいぶ肥ったようだが・・・。

 

◆白鵬は相変わらず相撲が汚らしい。協会がだれもガツンと言えないのは情けない。勝負中に荒々しくなるのはかまわないが、決着がついてからの暴虐は罰則を与えるべき。土俵を下りれば犯罪さえしなければ品格などどうでもいいのだが、土俵の上ではみっともない振る舞いは断じてすべきではない。朝青龍よりタチは悪い。

 

◆野球賭博と声出し御祝儀問題は別枠で語られるべきだが、今は李下に冠を正さずということで、少しでも世間とズレた感覚がもたらす金銭的問題は避けなければならないだろう。それでなくても世の中の行き過ぎた「コンプライアンスと言いたい人たち」の好餌となってしまうのだから。

今日18日のオープン戦では、阪神が開幕相手の中日を逆転した。相手がDH、こちら通常というスタイルで勝ったのは意味がある。でもこんな試合は初めてみたが、オープン戦ではたまにあることなのだろうか。ただ相変わらず、ここまでホームランの出ない弱小打線ではあるけれど、待望の若い力がヒットを打ちまくっているのが大きな違い。来週は去年話題となった?順位予想でもしますか。

(追記・DH制は指名打者を使う使わないは自由で、阪神側が使わなかっただけのようですが、ただセリーグ同士の試合でなんでDH制だったのかは分からない。珍しいケースではあると思います)

 

◆アメリカ大統領選はクリントンとトランプが両党の代表となりそうだ。トランプが出てくる背景と言うのは、戦前にヒトラーが出てきたドイツの状況と驚くほど似ている。そして具体性が希薄な「強いアメリカ」という、抽象的なスローガンが支持されるところも似ている。そもそも、世界、日本の状況が何もかも、1930~40年頃と驚くほど似ている。

 

◆日本死ねのブログに対し「いやなら日本を出て行け」と言った市議会議員は、個人の意見として言うのは勝手にしても、議員という「問題点を見つけてそれを市民のために解決する」という仕事についているのは不適任だから、今すぐ辞めるべきだと思う。

 

 

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2016年3月15日 (火)

3月13日 日曜

確定深刻(ギャグでなく)を終えて放心。競馬もっと頑張ろう。 

不倫議員がおわってまた清原報道が復活し、じゃなければゲス&ベッキ―と狩野が入れ替わり立ち替わり。ニュースワイドが一番ゲス(笑)。まあ見ている自分はもっとゲス。

ゲス&ベッキ―の例のラインで、ベッキ―役の「センテンススプリング!」という声の声優?ナレーター?はどんな気持ちで録音したんだろうか。そしてあれを録音する時に、ブースの外からディレクターが「もっと明るい感じでもうワンテイク行きましょうか」などと言っているのかと思うとねえ・・・。我に返ってしまったらできない仕事。予想TVと同じだなその点は。生きていくのは大変だ。

 

13日の日曜は東京競馬場。この日も寒い。朝はにじいろの讃岐うどんで暖をとる。

しかしこの日もまた悶絶しまくり。東風Sはインパルスヒーローを爆弾馬指名しながら、ミュゼゴーストを自信を持って消したら3着に来られる。馬連を買わないボーンヘッド。昇竜Sはビービーサレンダーが3着に上がっていたら・・・・・。

 

フィリーズレビューは期待したダイアナヘイローがあんな競馬になってしまい勿体ない4着。POGの2頭は共に惨敗。ナタリーバローズはなぜか執拗にデムーロにぶつけられて終わった。クードラパンは能力が天井を打ったのだろう。

 

中山牝馬S、ヒモ扱いしかしていないルージュバックは2着に終わったものの、▲シュンドルボンからの安い馬単しか取れず。ただ、ルージュバックは直線で落鉄し、外れた釘で流血する負傷をしていたそうで、それがなければアッサリ勝っていた可能性もある。この辺は運だけだろう。

 

1月が良すぎて、その反動が今来ているかのような不調。ここを堪えないと。毎年春の中山は苦手なのだけど、今週から乗り切って行きたい。

 

今週末は3日間開催。ラジオ日本の中継は、私は土曜月曜が担当で、共に14時半から最終終了まで。土曜は中山開催はないけれど、なぜか中山競馬場からの放送となる。

 

最強の法則は12日に発売された。私の連載では短期騎手免許の人数制限提案を取り上げたのだが、なんと今日(15日)、新聞報道でJRAにその動きがあるとのこと。私が書くまでもなく、やはり同じことを考えていたのだろう。

 

見直すと言えば、評判の悪かった「メイクデビュー」なんて実況の時にしか耳にしないし、クイックピックを買っている人の話を聞いたこともない。この2つはいい加減見直したらどうなんだろう。

 

なお予想TVは今週来週の出演。

 

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2016年3月12日 (土)

3月12日・土曜

今週も予想TVの出番がないので、中山から帰ってきて更新。

 

とにかく寒かった。底冷えのする5Fベランダの放送席。

今週から開幕した中京芝は、画面を通して見るかぎりかなり長い。中山は芝が延びて来ない感じ。上から見ると茶色いところも散見される。

 

楽屋では60年代~70年代ロックに造詣の深い長谷川仁志さんとキース・エマーソン逝去について少し話す。皆さんに分かりやすく言うと、新日本プロレスのテーマのあの曲もそうですよ。

今年はモーリス・ホワイトも亡くなった。デヴィッド・ボウイ、グレン・フライもそうだが、ロックジャイアンツの訃報が続きすぎる。

 

中京9R、ゲートが開く直前にイッツガナハプンが暴れ出し、それを見て隣のエルドリッジがおかしくなってゲートを潜ろうとしたところで開き、エルドリッジの黛騎手が背負い投げを喰らったような形で落馬。完全に貰い事故。暴れたイッツの方は何事もなくスタート。競馬は怖い。

 

怖いと言えば阪神スプリングJ、熊沢騎手が落馬。肩から妙な落ち方をしたので心配していたが、異常無しだったのは不幸中の幸い。1000勝目前のリタイアにでもなったら・・・・・ただ、カリズマミッキーは予後不良となってしまった。なんともはや。

 

阪神9R、ナムラヘイハチローが差し切っていたら・・・・。馬連は1点で12倍だから悪くないけど、馬単と1着決め打ちの3連単が痛すぎる。

 

アネモネSは、見え見えのメイショウタチマチのトラップはスルーできて、チェッキーノ本命で行けたけど、アッラサルーテを見落とす大失敗。これ買えるよなあ・・・メイショウバーズが穴だとか言ってるならこれも押さえないと・・・。大失敗。

 

中日新聞杯は、ヤマニンボワラクテ本命で悔いなし。藤懸頑張った。サトノノブレスはどのみち58キロでアタマに置く気は毛頭なかった。諦めがつく。

 

夕方になってさらに寒さは強まる。懐と併せて結構冷えた。

 

ルメールは思っていた通りサトノダイヤモンドに決定。マカヒキは川田。しかし牝馬も牡馬も、これだけ上位3,4頭が強いと、勝てる望みがほとんど消えた他の賞金もちの馬は、トライアルに全力投球してくるかもしれない。例年は賞金持ちはヒモというのがいくつかのトライアルのキモだったけど、今年に限っては趣が変わりそうだ。あとは2歳から使い続けている馬の消耗度も気になるところ。明日のフィリーズレビューは馬券的にも面白そうだ。                  

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2016年3月11日 (金)

3月11日

あれから5年。もう5年と感じるか、まだ5年と感じるかは、立場によって違ってくるだろう。受けた被害の大きさに比例して、感じ方もいろいろ変わってしまうのは仕方ない。地震については、天災なのである程度の周期で襲ってくる。風化しがちな記憶をそれぞれの立場で留め置き、いざという時への備えを確認することが大事。

 

そして、高浜原発の運転差し止め判決が出た。活断層の問題を押し切っての再運転、企業の暴走に釘を刺した形。

地震は天災だが、原発事故は明らかに人災。5年たって、実は・・・の類の話や事実がポロポロ漏れてきている。「想定外の事態」とか言っていたのも実は嘘で、炉心溶融を想定したマニュアルが存在していたことが先日発覚したし、また津波の想定についても、以前から7m以上もありうるという報告があったにもかかわらず、黙殺されていたという証言が報道されている。

思い返せば、当初は東電は水蒸気爆発すら大したことないとして解説していたし、メルトダウンはまずないというコメントも繰り返していた。隠ぺいと嘘が事態を悪化させたことは間違いなく、その検証は5年かかってどこまで為されたのか・・・。

 

しかも相変わらず、「電気が要らない」と「原発が要らない」をごちゃごちゃにして非難の応酬をしている有様も変わらない。原発が本当に地震多発国に適した施設かの検証もいい加減なまま。

 

前にも書いたが、80年代後半のチェルノブイリ後に国内の発電状況関係の取材をしたときのこと。当時から原発を危惧する開発者や学者は少なくなかった。彼らは、国が原発一辺倒の施策をとっているために、非原発電源開発の予算もほとんどつかなければ、企業のバックアップも得られずという状況にあり、原発に頼らない発電は理論上いくつかあるのに、それを実用化させることが実質止められていることを嘆いていた。今の周囲の理解度は当時よりはマシだと思うが、もし30数年前から国が代替発電へ意識を向けていたら、果たして今はどうなっていただろうか。

 

放射性物質の被害はまだ100年以上続く。地上の放射線量が莫大な地域も多く残る。本当に被害が出てくるのはこれからなのかもしれない。    

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2016年3月 9日 (水)

3月6日・日曜の競馬

 36日は東京競馬場。朝は寒かったがお昼前からは日差しが強く、かなり暖かい。

 

◆映像を通じてみたら、中山の弥生賞発走前の人出は皐月賞並みだった。土曜はナナコ効果で前年比124%、そしてこの日は3強激突で116%。売り上げだけでなく来場者が増えてこそ。

 その弥生賞は思わぬ速い流れとなり、非常に見応えがあった。3強から後ろが5馬身千切れてしまう。

 ◎リオンディーズは早めに先頭に立って差されてしまい、朝日杯で自分がエアスピネルにしたことを、今度はマカヒキにやられてしまったが、いかにもトライアルという仕上げとレース内容で、本番へ向けては上々の内容だった。

 

 ○エアスピネルは、距離に関しては全く問題なし。戦前に距離不安をささやいている予想者がいることには理解に苦しんだ。今回も上がりはリオンディーズと同じで全く失速していない。リオンディーズに付けられた2馬身の差は位置取りの問題であり、これも皐月賞へ向けては悪くない。ただ、能力の絶対値で上位2頭には少し水を開けられた感は確か。

とはいえダービーよりは中山での皐月賞が向いているのも明らかで、武豊も渾身のレースを仕掛けることだろう。この3着を、距離限界で片づける趨勢になって、本番で人気が下がるようなら、むしろエアスピネルこそが馬券のカギになりそう。

 

 そして▲だったマカヒキに勝たれた。直線の豪脚は父が少ししんどい内容で弥生賞を勝った時よりも力強い。流れる展開でも問題なしだったのは収穫だったはず。ただ、この配合をGⅠ本番でどこまで信頼できるかは、まだ疑う余地があるとは思う。

 

ここにサトノダイヤモンドが加わる4強皐月賞、とにかく欠けることなく本番へ臨んでほしい。故障じゃなくても熱発や若駒につきもののソエ、骨瘤の類も怖い・・・・。

 

 それにしてもルメールはサトノダイヤモンドに乗るのか、マカヒキに乗るのか。純粋に強いと思った方に乗るとは限らず、馬主関係の義理なども絡んでくるので難しい。

思い出すのは32年前のシンボリルドルフ、ビゼンニシキの弥生賞。どちらも岡部がお手馬で無敗ロードを進んでいたが、これについては岡部はまずルドルフに乗るのが決まりというムードがあった。実際弥生賞ではルドルフに岡部、ビゼンに蛯沢。直線の馬体を接した叩き合いは、岡部が何度もビゼンに体当たりを仕掛けるインターフェアでなんとか無敗を守った。ルドルフが敵役に回る原因となったレース。しかしその後ビゼンニシキは完膚なきまでに天才ルドルフに叩きのめされることになる・・・・。

 

今回はルメールがどちらに乗るか本当に分からん。個人的にはサトノの方が手が合いそうに思うけど。柔のサトノ、剛のマカヒキ。イメージが対象的なのも興味深い。それにしても、マカヒキマカヒキと実況で聞くとどうも「幕引き」に聞こえてならない。勝負の幕引きをする絶対権力者となるのかどうか。

 

◆この日は(も?)壊れた蛇口のようにハズレを垂れ流した。ド安いのは当たるが、人気薄本命が来た時にヒモをツモれない。上総Sなんてその最たるもの。◎ブライトアイディアが頑張ってくれたのに、単勝200倍のセトノプロミスは買えず。黙って買っとけのスパイキュールだったんだけど・・・・

 自分のミスで当たりを逃したのは小倉5R。タイキシャトルを持つ7番人気アジロに○を打ったが、本命のハトマークレディ(これもタイキシャトル持ち)と心中してしまった。いつもは1列目に◎と○を並べるのだが・・・・シンザン記念でやらかしたミスをまた繰り返してしまう。3連複499倍は痛すぎた。序盤で失投をしてホームランを喰らった投手が、その後歯止めが利かなくなるとの似た感じ。最終も、なぜかスターファセットを見逃してしまう。

 

◆改めて反省すると、どうもこのところ、自分の予想が辻褄合わせに執心し過ぎるきらいがある。すぐに直せるかどうかは分からない。何となくそんな感じ。

また、自分だけでなく、情報取得が簡単になったことで、どうも予想というものがフェティッシュになっている気がする。ブルセラ的というか・・・・。本体よりもセーラー服やブルマで欲情している変態の感じ(キングオブコメ…以下略)。人によって予想の本質や一義に置くものは違うが、自分の場合の「それ」が何か立ち戻るのは大事。

 

 あと、これは競馬予想業界の風潮に感じる違和だけど、どうも昨今、レース中に受けた不利が大きく語られ過ぎている気がする。不利を受けたことでそのレースで全力が出せなかったというのは事実であることが多いけれど、だからといって不利がなければそれが次のレースでの勝ち負けに即繋がるかどうかは、また別の話。前走で不利があったことを過大にプラス要因に転じるコメントを見るにつけ、なんか違うなあという感覚を拭えないでいる。もちろん、本当にそう判断すべき場合もあるのだけど。

 

◆熊沢騎手が土曜も買って、マジック2。うまくいけば3月中の達成も見えてきた。

 

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2016年3月 5日 (土)

3月5日・土曜

予想TVがないので更新。

 

35日土曜。予報ほどには暖かさを感じないのは陽があまり出てないからか。中山はコートなしでは無理だった。

 

西船橋の駅からのタクシー、運転手さんが「お客さんで今日は6往復目」と言っていた。GⅠ並みなのだそう。これもナナコフィーバー?

2Rで2着に持ってきて場内は大歓声。今までの女性騎手には感じなかった手足の長さで馬を押すことができるという印象。川崎で見えたコーナーリングのぎこちなさは新人の常(7Rの木幡くんはあれほど膨れず普通に回れれば勝っていたかも)。この辺をクリアして、1日も早い初勝利を。そういえば登録名は「藤田菜」だった。菜七子は通らなかったのね。

 

場内で、この日ひと鞍の騎乗と知らない競馬素人らしき女性3人組が、このあと出走がないと知りがっかりしているシーンに遭遇。まあ、仕方ないけどね・・・。

そういえば携帯のヤフートップに、あの加藤沙里が藤田菜騎手ファンを公言、日曜は中山競馬場来襲(笑)を予定しているというニュースが出ていた。何にでも乗っかって話題を作るしたたかさはスゴイ・・・・。

ところであの騒動は、狩野と川本真琴がいったいどこで知り合ったかに一番興味があるのだけど、どこも報じてないよね。どうでもいいけど。

 

ラジオは10Rから。10,11,12Rと本命馬は全て勝ったが、11,12Rはヒモが抜けた・・・。オーシャンSの古豪2頭、とくにスノードラゴンには脱帽。なおハクサンムーンは、今日は3回転だけだった。

 

チューリップ賞は締まったレース。同じ1勝馬でも、★ラベンダーヴァレイでなく◎ヴィブロスでいってしまった。良いスピードは見せたが・・・。シンハライトは全く考えていなかった。牡馬路線だけでなく、牝馬のクラシック戦線もなかなか面白い。

 

土曜の小倉、藤岡兄弟で計5勝。

 

小倉メインは馬連だけ。小倉12Rは2着同着で安い3連単2点取りでは追い付かなかった。いろいろリファール系が来てくれたのに・・・・。日曜に頑張らないと。

その日曜、中山は9R以降に全く購買意欲が湧かぬ。主戦場はラストの小倉だな。

 

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2016年3月 4日 (金)

2月27,28日の競馬

 藤田菜七子騎手、惜しい2着を含めてなかなか健闘。川崎競馬にも普段の倍以上の観衆が詰めかけたようだ。なんであれ話題になるのはいいこと。

週末をまたがないうちに先週の競馬。

 

27日土曜は中山競馬場。ラジオが午後後半担当になったので、11時くらいに西船橋到着のゆっくりとしたスケジュール。昼飯は西船橋駅北口前のラーメン屋「葦屋」。前から気になっていた店だ。卵入りの中華そば、魚介だしが好きなのでスープはカツオだしを選ぶ。麺が太めなのも良い。入った時は誰もいなかったのに、10分もしない間に次々と来客し、10席ほどの店内はアッという間に満席に。アッサリした旨さ、また春開催の内に訪れたい。

 

◆前の中山から中1ヶ月しか空いていないので、なんだか暮れからずっと通っているような気がしてならない。

 到着して成績掲示を見たら、阪神2Rで熊沢騎手が勝利。日曜障害戦のピンクマンは行けそうなので(実際に勝った)、一気にマジックが2つ減って1000勝まであと3つ。ここまで減れば、平地でも厩舎、馬主の後押しが出てきそうで、騎乗馬が揃えば意外と早く達成できるかも。80年代中盤は、福永洋一さんを時に思わせるような天才的な騎乗を見せていたが・・・いよいよ秒読みとなってきた。

 

 7R後に楽屋へ。先週落馬した加藤騎手は、聞いた話ではいくつかケガを負っているようだが、鎖骨を複数個所骨折しているのが中でも最も重い症状のようだ。その後情報が出て来なかったので心配していたが・・・。

 

◆芝は連続開催開幕週としては速い時計が出ている。芝が例年より短い。ダートは稍重でも良馬場と同様。

 

 それから前にも書いたが中山のカラスが酷い。ダートコースでは影響がないだろうが、芝ではラチやコース上にたくさん止まっていて、馬が近付くとワッと飛び立つシーンを目にした。あれでは馬が驚く恐れもあり、残酷なようだが駆除、あるいは退散させないとまずいかもしれない。

 

 アーリントンCはタテ目の馬連でトントンにはしたが、ロワアブソリューは全く考えていなかった。アーバンキッドは強い競馬をして勝ちに行っての負け。仕方ない。一旦はほぼ本線で取れたという感じだったのだが・・・。

 

◆今年引退の武田博厩舎、小倉10Rのマルーンドロップが勝利。そして同じく引退の松田博資厩舎も阪神10Rのラブラバードで勝利。

武田博さんと言えば、武田文吾調教師の長男(タケブンさんの生前の姿を見ている人も少なくなったか)で、私が中学生になったくらいの頃に新規調教師となってその血筋から騒がれたので、未だにプリンス的なイメージがどこかにあったのだが、もう70歳か。こういう感覚は、河内「騎手」や的場「騎手」に、いまだに若武者としてもてはやされた匂いが残っているのと同じ(私だけ?)か。

 

 松田博資さんは、私が子供の頃はホウシュウリッチで神戸新聞杯を勝ったこともあったけど、どちらかというと障害騎手のイメージが強かった。調教師として競馬史に名を刻む業績を残しての引退。松田氏だけではないけど、調教師になると、とても昔騎手だったと信じられない体格、風貌になる人がけっこういる(汗)。

 

 この日は後藤騎手の一周忌。

 

◆28日の日曜は東京競馬場。本命が来ればヒモが抜け、ヒモが埋まれば本命が消えと、チグハグなまま大敗。一番悔しかったのは中山最終。爆弾指名でソルプレーサを出しながら、フェスティヴイェルを鞍上だけで無視してしまった。

 

 中山記念はドゥラメンテが凌ぎきった。物見をしてゴール前は詰め寄られたが、勝ちは勝ち。逆に言えば◎アンビシャスは唯一無二のチャンスを逃した。出し抜けで勝てるレースだった。

 阪急杯はミッキーアイルの独り舞台。◎ミッキーラヴソングはハナ届かずの4着同着。馬連タテ目買わずで失敗。3着ブラヴィッシモは全く考えていなかった。ミッキーが差し返されてしまった。大きなハナ差、3着なら▲○◎だったからかなりまとめていただけに・・・・。

 情けない2日間だった。

 

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2016年3月 1日 (火)

2月26日・表参道で

 うるう年で1日が増えるのは、しかもただの1日でなく本を書いている身としては締めきり近くの1日が延びるのはかなりデカい。さああれもこれも済ませてしまおう!と思いながらも、なんとなくいつものように過ごしてしまった・・・。

 

 先週末。225日は先月から始まったギャンブル宝典の新連載原稿の締め切り。26日は所用で青山へ。かっぱ寿司が青山にオープンして雑誌に載っていたスシノバを見つけて昼飯。タッチパネルで注文し、できたら目の前に次々と特急レーンに乗って届けられるというシステム。味はコストパフォーマンス的にはちょうど良い。ただ会計まで一切握り手さんの顔を見ないということで、どうにも不思議な感じ。ロボットと人がメニューにより分かれて握っているそうだ。

 

 用事が終わって、表参道の交差点から原宿駅まで久々に歩いた。10年ぶりくらいに目にした、この通りの風景は何もかも変わっていた。ブランドショップだらけで、風情もなにもない・・・・。日本というより、ハワイとかグアムの免税店が立ち並ぶ通りを歩いている感じ。

ラジオの仕事をしていた20年前はこの辺での取材も多く、月に何度も歩く機会があった。その時は決まって、中学1年生くらいの頃にやっていた、表参道を舞台にしたドラマの主題歌、山田パンダの「風の街」が脳裏に浮かんできたのだが、今の風景ではあの歌を思い出しても全く似合わない。週末だったので活気はあったのだけど、どうもただ豪華なだけののっぺらぼうな感じがしてしまう。

 

と、その日の夜、ラジオを付けながら仕事をしていたら、なんと!風の街がオンエアされたのだ!何と言うこの偶然、得体のしれない導き?そして、当時は知らなかったのだが、この曲が吉田拓郎の手によるもので、しかもコーラスが山下達郎だったと知ってさらに驚く。そういえばメロディーはたしかに拓郎節だし、コーラスも言われて聞けばまぎれもなく達郎さんだ。

 

思いのほか長くなってしまったので、競馬については次回に。

 

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