◆11日の阪神読売戦、コリジョンルールでアウトが一転してセーフになった判定は完全に誤審。審判がこのルールの意味を分かっていない。阪神の捕手・原口は完全にホームベースの後ろで構えていて、決してホームの前で遮っているわけではなく、あれはルールの適用外だ。あれがホームの前で構えていたなら確かにルール適用と言われても仕方ないと思うが、これは完全に間違い。審判ですら運用がゴチャゴチャになっている適当なルールを採用するな・・・・といっても、ルール採用の引き金はマートンにあるから文句は言えないか(涙)それにしても酷い。
そういえば、このルールがもし昔にもあったら、ドカベンでの、あの最初の夏の甲子園決勝、いわき東の緒方のヘッスラをブロックしたシーンとか、春の決勝で土佐丸の犬神をブロックで弾き飛ばして全身打撲に追いやったシーンとか、全部セーフになってしまうことになる。捕手メインのドラマは描けなくなり、ドカベンのストーリーは大きく変わってしまうのだなあ。11日ラジオ解説の桧山が言ってたけど「これはもう野球ではなくなってしまう」という言葉はけっこう重い。
◆さすが東京での本場所とあって、連日砂被りやマス席に有名人の顔が見える。高須クリニックの院長とサイバラ夫妻、火曜は能町みね子に林家ペーパー夫妻、水曜は浅香光代師匠。しかし自分が力士だったとして、ガーッと寄って行った先にピンクの服着たペーパー夫妻見かけたら力抜けるわ多分。
火曜の土俵は立ち合いミスの指摘でやり直しの嵐。中には勝負が決まってから取り直しというケースもあった。極めて見苦しく、ああしたことは場所前に委員が部屋を回るか、総見の時にでも手本を示して教えておくべきこと。客から金取ってる本場所でやることではない。まあ珍しいものをたくさん見られた、得をしたと思ってくれる度量のある客もいるのだろうけど。でもあれを本当に横綱大関クラスでも取り締まれるのか?
見苦しいこと相変わらずの白鵬。あの必ずやってくる張り差しやかち上げの手をつかんで引っ張りこむような奴は出て来ないのか。または白鵬に張り差しかち上げをかます勇気のある奴はいないのだろうか?ダメ押ししたら警告、休場勧告とか言ってたけど相変わらず注意もできないへなちょこ役員ども。白鵬も分かってるもんだからダメ押しした後に白々しく相手に手を差し伸べてやったりして印象悪くならないように回避している。
◆で8日・日曜の競馬。早朝のケンタッキーダービー、ラニは9着と完敗だが、日本調教馬として史上2頭目の挑戦を称えたい。スキーキャプテンの14着よりは前進したし。
なおケンタッキーダービーは、米国産馬以外は英国産馬が2勝、カナダ産馬が2勝、米国産だがベネズエラ調教馬(ラニもスキーもこのパターンですね)が1勝している。
10時半ころ東京競馬場到着、脇目もふらずにラーメンフェアへ突撃。初夏のような日差しでとにかく暑いが、ここへ行くと決めていたので仕方ない。考えた末に、塩ラーメンが売りの麺ボヤージュへ。麺最高、スープも50歳すぎてなかったら全部飲み干したと思う。チャーシューだけが好みではなかったが・・・。
仕上げは東京競馬場限定のグリーンエールというビール。フルーティで飲み口良し。
ただ、土曜の某記者さんも話していたのだが、この暑くなる時期になぜラーメンフェア?冬場の開催は店が忙しくて来られないんだろうけど、せめて秋の開催にはならなかったのか・・・と。
それから、私のように何度もグルメフェアに足を運んでいる人は場所が分かっているからいいけれど、そうでない人の中にはラーメンの器を捨てるためにゴミ箱を探して右往左往している人がチラホラ。ゴミ箱の色がくすんだ緑の箱で地味だし、人が集中しているところからやや離れているから分からないのだ。ゴミ箱の付近に看板くらいは立てた方が良いと思う。あるいはラーメン店側で処分するよう、各店舗にゴミ箱を置くか。
さて土曜に書き忘れたが、今週の東京芝は、Aコース3週目とあってか、内目が荒れてきて、グリップが効くようになったのか、インの好走が目立ち、前残りが増えて、また差すにも内捌きが必須のようになっていた。次からはBコース。例年だと高速化に拍車が掛かり、イン有利が別の意味で際立ってくるが果たして。
京都ではリライアブルエースが初勝利。オーナーの1人でもある山本昌さんに、去年の秋インタビューした際、故障したことを嘆いていたが、遅まきながら強い勝ち方を見せてくれた。秋に期待できそう。マサさんも喜んでいるだろうなあ。
NHKマイルCは、メジャーエンブレムがクイーンCと同様の気象条件のもと、同じ競馬で、ほぼ同タイムで逃げ切り。期待したティソーナはスタートで終わった。フェイムゲームといい、スタートで夢が消えてしまうのは勘弁してほしい。しかもティソーナは直線で動けない内のポケットに入って、ただの1回も追えないまま流してのゴール。絶対にこの無念はどこかで取り返す。
この日はイジメられているのかと思うほど酷い馬券だった。とくに東京最終。◎コロマンデル、△アナザーバージョン、▲クワドルーブルで、この組み合わせの3連複たくさん、3連単まあまあで一気に逆転狙ったのに、2,3,4着・・・。前にまさかの思ってもいないナンヨーマークがいるなんて・・・。
まあ同行の某氏が、最後にWIN5を外した(ロードクエスト1着なら達成していた)ことを思えば、まだ軽い方か。
さてこれで、ダービー出走馬もほぼ決定。11日にドレッドノータス回避発表。そして出てほしかったプロディガルサンはダービー出走決定。競馬ラボ作成のボーダーによると、マイネルラフレシア含む1200万の3頭が抽選で1枠を争うことになりそうだ。
モーリスは宝塚ではなく安田に決定(12日報道では出否五分五分)でなんとなくガッカリだが、今の競馬は同じ厩舎の有力馬を古馬GⅠでぶつけることは避けるのが普通になっているし・・・。昔のホウヨウボーイとアンバーシャダイみたいな同厩舎のスター同士の激突は見られないのか。そして秋は天皇賞にいくのだろうか。
そしてスクリーンヒーロー ゴールドアクターは宝塚回避で休養、秋はオールカマーからになりそうだ。