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2016年6月 3日 (金)

ダービーデーのもろもろ

 梅雨前とは思えないくらい空気が乾いてひんやりしている。こんな6月は記憶にない。過ごし易いのは良いのだけど、気味悪くもある。そしてこの春は風の強い日が全国的に多い気がする。

 ダービーで蛯名蛯名と絶叫してノドがおかしくなり、体調まで崩していたのだが、これはダービーで本命を打った馬が直線で良いところに来ると必ず起きる現象で、つまりは大声を張り上げる→のどに傷がつく→ウイルスが侵入する→だるさ、発熱、セキ・・・というコース。今は金曜のお昼前、やっと元に戻った。

 放っておくとどんどん遅れてしまうので、ダービーデーのことを。 

◆何度も発言したり書いたりしているのでまたかと思われるかもしれないが、自分にとって競馬のバースデーがイコールダービーデーであり、ダービーと共に競馬年輪が1つ増えることになる。1971年に初めて見た競馬のレースがダービーで、それ以来46回目。

 1R前に東京競馬場に到着し、場内をいろいろ歩きまわって高揚したムードを味わう。ダービー当日になるとやってくるミントジュレップ(ケンタッキーダービー名物)の屋台で今年も景気づけの1杯。日差しは強く暑いが、キングカメハメハの勝った年や、キズナが勝った年のような真夏を思わせる・・・とまでは到らずに、まあまあ凌げる感じ。朝から人出は大変なもので、売店も馬券売り場も列ができている。

◆裏開催の京都4Rでとうとう熊沢騎手が通算1000勝を達成した。900を超えたあたりから毎週のように成績をチェックし、指折り数えて待っていたが、長かった。とくに950を超えるまでが本当に長かった。ただ、延びたためにダービーデーに達成する巡り合わせになるとは、競馬の神様もまた乙なはからいだ。

前にも書いたけれど、馬にさえ恵まれればまだまだ平地でも思い切った騎乗ができると思う。若き日のオートバイレーサーのような豪快さをいつまでも忘れない。コスモドリームのオークス、ダイユウサクの有馬記念は競馬史に残るものだ。

 「身体が動く限り乗る」とコメントしていたが、ファンとしても、1日でも長く現役でいてほしいと願う反面、なんやかや言っても大きな区切りを超えると、そこまでが長かった分モチベーションが切れるのも仕方ないと思うので、ケガにだけは気を付けていただきたい。それにしても見かけは老けてきたなあ。インタビューで顔を見てたら今の岡部さんかと思った(笑)。

◆昼休みのイベントの演出は、以前より控え目になっていたのは良かったが、やはりもっと厳かな方が個人的には好きだ。競馬の祭典ダービーというが、レースの意義は祭典とはまた違うというか。まあ競馬知らない人への訴求力はあるキャッチだとは思うけど。有馬記念とかJCはどれだけお祭りにしてもいいと思う。

スタート地点上空も、ヘリではなく小型機になっていて、騒音はかなり抑えられた。曇らなかったので、音が上へ抜けたことも大きいとは思うが。この辺にも改善が見られた。

◆レースについては前回に書いたので省略。日本人騎手が勝ち切ったことは良いことだ。そして、これも以前、皐月賞後に書いたけれど、マカヒキに川田騎手を継続して乗せたことも英断だったと思う。なんでもかんでも勝負所で外国人騎手、それもJRA所属の2人だけでなく外から短期免許で呼んで乗せ替えるという、私には理解し難い陣営もあるが、そんな傾向に砂を浴びせる快挙だった。

そして金子真人オーナーの大変な「馬主力」。これは運では済まない凄さだと思う。いったいどんな功徳を積めば?このような力がつくのか、見当もつかない。

◆時計面は水準レベルにしても、レースの中身は素晴らしいダービーで、近年ではアドマイヤベガの勝ったレース、キングカメハメハの勝ったレースなどに続く見応えだった。

入場人員もこの10年では最高かと思ったが、意外と2年前や3年前と大差なし。記憶なんて当てにならないものだ。

ダービー翌日、宅配版のサンスポは一面がダービーではなかった。デイリーは阪神戦だからこれは仕方ないとして・・・・他紙はどうだったのだろうか。昔はダービー前は、もちろん、ダービーの結果を伝える翌日もダービーが一面を取ったものだが・・・。予想だけでなく結果を取り上げてこそ、ファンは広がるものだし、また記者の腕の見せ所だと思うのだが。ダービーでも一面を取れないというより、競馬については終わったものには意味がないと考える人が競馬マスコミに多くなっているような気がしてならない。

 

◆ダービーの上位3頭のうち、マカヒキが早々に菊花賞回避を表明。サトノとディーはまだどこを目指すかは明らかにしていないが、聞いた話ではどこの陣営も菊花賞には消極的という噂も・・・。もしかしたらダービーの上位3頭が凱旋門賞で激突という可能性もなきにしもあらずだが、それもまた寂しい気がする。長距離廃止論者の好餌となりそうな恐れも。もしサトノダイヤモンドとディーマジェスティが菊花賞を選んでくれたとしたら・・・これはもうディーマジェスティのものだと思うのだが。

  

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