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2016年7月

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2016年7月29日 (金)

夏は来たけれど

 まもなく新潟へ向けて出発なのだが、チェッキーノの急な回避(ハ行で放牧)の知らせが共同通信から入って、書きなおしの依頼。少しバタバタ。

 

25日はギャンブル宝典の原稿の締め切り。27日は都知事選の期日前投票。あくまで府中駅内投票所に限ってのことだということをことわっておくが、無駄な選挙係員の配置を感じた。目の不自由な方のために、誰でも分かるようなところにも人員を配置する必要があるのは理解しているが、投票箱の前に4人も並んでただ監視しているのはどう見ても無駄。

 

 あれほど騒ぎになっているのに、たまたまかもしれないが、街中で誰もポケモンGOをやっている人を見ない。田舎だからポイントがないということなんだろうけど・・・。アメリカでは早くもピークアウトしているということ(東洋経済の記事)で、日本でも一過性で終わりそう。

ニュースで見た映像だけで言えば、ゲームどうこう以前に、大の大人が下を向いてウロウロしている様が美しくない。ゾンビの群れみたい。美観とか美意識の問題。また大多数が面白いと思っていることに背を向けたくなるのは、私らから上の世代の習性?みんながやるからやるではなくて、みんながやるから止めておこうという思考回路が出来上がってしまっている。人と違うことをやった方が面白いというか。その方が多様化した社会になると思うが。

 

 各地で花火大会が催されていて、入場についての規制を無視して押し入る人々のマナーの悪さが報道されていた。日本人の民度も決して威張るほど高くはない。近所の植え込みにもゴミが投げ入れられている光景は毎日のように目にする。とくにここ数年増えてきた気がする。

 

 津久井の事件。調べが明らかになるにつれ、これは定期的に現れる狂人(精神的な障害がどうこうという意味ではなく、狂信者に近い意味)の爆発的な犯行であると考える。その類の事件が起きるたびに、なんでそうした犯罪を引き起こすシグナルを出している人間を放置したままになっているのかという声が挙がるものの、具体的な方策がなに1つ為されないまま、次の悲劇が繰り返される・・・ということの繰り返し。今回も事前にかなり多数の危険信号が出されていた。警察や医療が監視し、シグナルが出た場合は速やかに対応するというシステムを作らないと、また同じような犯罪が起きる。病院と警察、縄張りを超えた警察同士の連絡が密になされていれば、防げた可能性もあっただろうに。

 

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2016年7月28日 (木)

7月24日の競馬

何の被害も出ていないからおちゃらけた事を書くが、阪神があんな勝ち方をするものだから、深夜けっこうな揺れの地震がきたんじゃなかろうか?1ヶ月分のヒットを1イニングで打ったような感じで3連勝。

珍しく1つ勝つと、子供の頃、1冊買ってくれた絵本を何度も読み返したすように、ダイジェストを繰り返し味わってみる日々が続いていたが、3つも続けて勝つものだから追い付かない(笑)。今日木曜も勝ち、中日にはもちろん3タテで4位を固めたい。

 

前に今年の高校野球地区予選は信じられないことばかり起こると書いたら、その直後に岡山大会決勝のドラマ。あんなのは漫画でも書けない。

 

さて24日の日曜は東京競馬場。POG指名馬の中京5Rのピスカデーラは出遅れながらジワジワ上がって、直線ササリながらもよく頑張った。これなら近々勝てそう。

中京7Rはチューリップ賞で本命を打ったヴィヴロスが差し馬に変貌して圧勝。シュヴァルグランの下でこれからさらに強くなりそう。大魔神佐々木さんの馬だ。

佐々木さんと言えば、4年前にインタビューした時に、昔ながらの走り込みや投げ込みを中心とした根性主義が軽んじられすぎている風潮に疑問を呈しておられたのが印象的。ギリギリの苦しさを日常的に経験しておくことで、どれだけ体力と気力が養われたかを力説なさっていた。私のような人間とは縁のない世界のことだが、自分の努力がそのまま反映する分野については、とても納得のいくことだ。とかく非科学的だとか、精神論がどうとか批判されてしまうが、なぜか日本ではちょうどよい加減に折衷させるのではなくて、どちらか片方にブレてしまいがちになる。これに限った話ではないが。

 

函館2歳Sは12着については至極順当、勝ったレヴァンテライオンは一気に距離を延ばして次走は札幌2歳S直行の予定とか。中京記念はまさかまさかのガリヴァルディ。本命ピークトラムが連対してくれて外すとは思えなかった。唖然。カレンケカリーナやタガノエトワールが結構頑張っていた時はワクワクしたのだがなあ。馬券は惨敗の1日。

 

優駿8月号の129ページに、「勘」についての至言が特集されていた。井崎先生の言葉が最も腑に落ちた。要約すれば競馬予想は最後は勘というものだが、これはもちろんいわゆるヤマ勘の類ではなくて、勝負勘とほぼ同義であって、どの要素をここでは選んで何を捨てるべきかを、理屈でなくて経験に基づいて行うひらめきとでも言ったようなものだ(と思う)。「脈絡を超えたところにあるもの」と表現なさっていたが、理屈、脈絡で導かれることはたかが知れているというか、面白くないということは以前ここでも書いたことがある。同じようなことを考えている方が、しかも大家にいたことを知って嬉しくなった。

もう1つ、福島へ向かう新幹線の中で読んだスポーツ新聞で、川上哲治が禅の思想を取り入れて修養していたことを紹介していた記事。そこで、「禅の思想は理屈で理解することを危険視し、理論的に体系化されることを拒否していた」という文章があった。おそらくそれは、理屈で理解されると、間違っていても合っていても強固な思い入れや思いこみに繋がって、自縄自縛に陥ることを戒めているのだと思った。これも前に何となく近いことを感じてここに書いたことがあるけれど、こうしたことを「理屈抜きに」皮膚感覚で感じて行くことはとても重要なことなのだろう。合理第一主義の今となっては一番バカにされる分野なのだけど。

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2016年7月26日 (火)

232日・土曜の競馬

24日の対広島戦、阪神がとうとう満塁で得点、それもひと試合で4回も満塁で得点できた。鳥谷の連続フルイニング出場を止めるという英断が奏功して打線がつながったのと、序盤に守乱で失点することがなくなって試合が壊れなかった。当面はスタメン外しで左の代打の切り札というのが、最も有効なポジションだろう。若手もそろそろ固定させて、ひたすら実戦経験を積ませれば、来年芽が出て再来年に花が咲くかもしれない。

 

 23日土曜は福島競馬場。今週はフジロックが開催されていたが、以前新潟が8週あった頃は、フジロック週の行きの新幹線は早めに指定券を買っておかないと座れないこともあったのに、今は福島開催中なので影響はなくなった。

 

早くも最終週。福島駅のホームに降り立ったら、東京以上に肌寒い。駅前のデジタル温度表示は21度どまり。とうとうこの開催の土曜は、1回も30度を超えなかった。今日の昼飯は競馬場3階のレストラン万松で芋煮定食。暖かいものが食べたかった・・・と言いながら、その後しばらくして下へ降りてまた北の綿雪、今週は黒蜜抹茶。

 

 先週から勝負馬が故障したり出遅れたりという呪いが始まりつつあったが、今週も悩まされた。とくに福島メインのキングハート、まともなら勝っていたはず。ラジオ担当の福島1012Rはいずれもハズレ。個人的に勝負していた函館メインはヴァイサーリッターが動かず。

 馬券は中京メインがあの人気の組み合わせで3連単が100倍を超えたことに助けられて傷は小さめだったが、痛いことには変わりない。

 

 書き忘れていたが、1週前の日曜の福島競馬最終レースで、レース直前のアクシデントで騎手がケガをし、急遽小野寺騎手に乗り替わる事案が発生したが、騎手決定まで結構時間が掛かった。そもそも、ローカルの日曜最終レースのスタート直前で、いったい何名の騎手が残っているのだろうか。多くの騎手はもう帰途についているそうだし。こういう不測の事態は年に何度もないだろうが、ある程度義務化しての居残り当番として、デビュー10年以内のジョッキーから減量騎手1名、非減量騎手1名を最終レースのスタートまでは設定しておかないとマズイのではないだろうか(それに近い規則はあるのだとは思うが)。

 

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2016年7月22日 (金)

関東は梅雨空続く

◆悪口、誹謗の応酬ばかりが目立つ都知事選。腐った肉、腐った魚、腐った野菜のどれかを食材に選んで食べなければならないという選択を迫られているようなもんで、本音はどれも食べたくない。史上最低の選挙。それでも投票はするけれど。

 

◆ポケモンgoとやらが大騒ぎ。大人がハマることが全くもって理解不能。世界的レベルの大流行というからさらに意味が分からない。好きな人いたらゴメンナサイ。

 

◆ジミースヌーカ、ポール・オーンドーフ、キングコングバンディら、往年の元プロレスラーたちがWWEを提訴。身体に障害が残ったことに対する責任追及だそうだが、面白うてやがて哀しき・・・・である。まず裁判に勝てる見込みはないだけに。

 

◆今日(22日)から、プロ野球では改訂版コリジョンルールが採用されるそうだ。しかし、問題となった過去4例のうち、判定を翻すべきと認定された3例は同一の責任審判S氏によるものであり、結局はこの人だけが分かっていなかったということではないのか?

 

阪神の惨状はマゾ的な快感を伴ってきたが、満塁機会11回連続無得点というのはおそらく世界記録ではないだろうか。しかもノーアウトでの満塁だと7回連続とか。ある意味2度と破れない大記録。ちなみに去年も満塁で6回連続無得点だったとか。これで流れが変わることが多いから、つまりは阪神にとって味方の満塁はチャンスじゃなくて大ピンチといっていい。イップス解消に真剣にメンタルトレーナーを雇った方が良いレベル。

 

◆高校野球の地区予選も大詰め。部員が9人しかいない学校が熱中症で1人倒れて負けを宣告されたり、負けているチームが表の攻撃で大逆転しながら、裏の攻撃の前にゲリラ豪雨に見舞われてグラウンドが海のようになってコールドゲーム、つまり表の攻撃が認められず、負けていた前イニングの裏終了時点での得点で勝敗が決定して涙を呑んだり・・・・なんとも切ないドラマチックな結末が各地で起きていたようだ。

 

◆この間、昭和40年代からのダービーやJCやら有馬記念をまとめて時系列で見ていたのだが、どうもスペシャルウィークの年あたりを境に、レースの質が変わっているように思えてならない。それが馬場のせいなのか、騎手のせいなのか分からないし、また何がどう変わったのか、私の力では正確に伝えることができないのが情けないのだが、なんというかレース映像を見ていて、レースのビート感が昔の方が強いのだ。別にそれが乏しいからダメとか良いとかいうのではなく、ただ単に違うということ。好き嫌いで言えば、もちろんビートの強い方が好きだ。ノスタルジーで片づけられても仕方ないが。

 

昔話といえば、21日木曜のサンケイスポーツには、巨泉さんが競馬エイトに連載していた昔のコラムが何本か復元掲載されていた。ただただ懐かしい。

 

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2016年7月20日 (水)

追悼

大橋巨泉さんと永六輔さんの訃報で、また昭和が遠くなった。

 

 巨泉氏はもともと俳人を志したが、大学で寺山修司という異能の天才に触れて叶わないと悟りジャズ評論、放送作家へ。そして競馬へと踏み入れる。競馬でも抒情の世界には寺山が先にいたので、巨泉氏はジャーナリズムと予想という異なるジャンルで健筆を振るった。カネコフジ(トウショウボーイがマイルの日本レコードを出した時のぶっちぎられ2着馬だった)、ダービーにも出走したタケシツービートなどの馬主としても話題を撒いた。

 日本の競馬マスコミで初めて、JRA批判を展開した評論家と断言していい。海外競馬至上主義に基づく言説が大半だったので、時として暴論もあったが、著書「日本競馬解体新書」はセンセーショナルでもあった。とくに降着制度導入は間違いなく巨泉氏の提言が契機となったはず。

 

 前にも書いたが、83年のダービーでミスターシービーを断固失格とすべきという論陣を新聞、ラジオで張った巨泉氏に憤慨し、日曜競馬ニッポンにレポート用紙数枚に渡る反論を投稿したことがある。それを番組内で紹介してくれて、ケチョンケチョンに反論返しをされたものだ(こういうことを書くと、人の訃報でまた自分を大きく見せようとしていると言われるかもしれないのでいささか気が引けるのだが、事実なのだから仕方ない。もう50過ぎたんだから、書きたいように書かせてもらう)。思えば、競馬について公式の場で自分の書いたものを公表してくれた最初の人でもあったわけだ。心よりご冥福を祈る。

 

 永氏の思い出と言えば、中高生のころは夏休みになると、昼間、TBSラジオで「誰かとどこかで」を聞くのが日課になっていた。ちょうど今時の季節にだけに、なお思い出される。

私が子供の頃は「しゃべる放送作家」がブームで、塚田茂とか、前田武彦とか、青島幸男とかが一時代を作り、その少し後に永六輔はテレビラジオ、CMとメディアの寵児となっていた。(かろのうろん、咳声のどに浅田飴・・・・懐かしい)

 音楽界への貢献も絶大で、作詞家として「上を向いて歩こう」(ただしご本人は、作曲者の中村八大氏が作詞も大半手掛けたと生前発言していたが)、「こんにちは赤ちゃん」「いい湯だな」「見上げてごらん夜の星を」などの国民的唱歌、「黒い花びら」「黄昏のビギン」「帰ろかな」「ひとりぼっちの二人」「遠くへ行きたい」「夢で逢いましょう」などの戦後歌謡史の名作を送りだした。

 右だ左だといった下らない立場関係なく、権威や権力に対して常に厳しい目線を注いでいた気骨の人だった。合掌。

 

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2016年7月19日 (火)

7月17日・日曜の競馬

イスラム過激派によるテロが世界各所で今年頻発しているが、今回のニースの件は衝撃がとりわけ大きい。爆弾とか銃とか(今回も銃撃戦はあったが)を直接用いず、大型トラックというどこにでもあるようなものを凶器に使っての犯行ということは、たとえ空港で厳重な所持品チェックをしても、テロリストがそこを正当にクリアして入国できてしまう(今回の犯人は危険人物としては挙がっていなかったとのこと)わけで、現地で何の違法性もないトラックを調達するのだから、もう防ぎようがない。暗澹たる思い。

 

 17日の日曜は東京競馬場。

◆個人的に最も楽しみにしていたのは中京5Rの新馬戦。POGのトリコロールブルーのデビュー戦。一部にはこの夏最高レベルの新馬戦などと書かれていたが、個人的にはトリコロール以外は全く注目すべきところがない顔ぶれで、ちょっと理解に苦しんだ。最初から下げて大外回しという作戦だったそうだが、これで勝てたのは楽な相手だったから。次走こそ試金石とみるが、次は秋と発表されたから、距離を考えるといきなり東スポ杯ということになるのかも。なおクラシックを狙う上で鬼門となりつつあるホープフルSには行かないでほしい。

 

◆ティータンねえ・・・1週だけ見て言うのはなんだが、あれなら日本人騎手の中堅どころを乗せた方がいいと思うんだけど。そういう考えはないのだろうねえ。デュプレシスもそうだけど。短期免許基準が今後厳しくなるから、少しは変わってくるかもしれないが。

 

◆中京10Rのパフォーマプロミスの大敗には驚いた。あそこまで負ける馬ではないと思っていたが・・・。分からない。

 

函館記念は1着候補とした3頭を1列目、2列目に置いて、3列目を広げた3連複で少し厚めに取れた。これで馬券的には勝ちを確定させて、福島のバーデンバーデンは◎△○で相手を3頭に絞った3連単でこれも重ねて取れた。

 

このところ「切れないディープ産駒」の割合が増えてきた感。

 

 

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2016年7月17日 (日)

7月16日・土曜の競馬

メジャーエンブレムが脚部不安で下半期のローテーションが白紙となった。残念だが大事に到らないことを願うのみ。

 

 16日土曜は福島競馬場。新幹線が北へ向かうにつれて空が明るくなり、青空の面積が増えてきた。ただ夏空ではなく、この時期の福島とは思えないほど爽やかな気候で、日向は暑さを感じるものの日陰に入れば風が気持ちいいくらい。レースが近くに見える福島競馬場は、現地観戦の迫力が一番だ(といってもまだ中央は5場しか行ってないけど)。

 

 スイーツコーナーには、毎年この開催にやってくる青森の「北の綿雪」。テレビでもたびたび紹介されている、フワフワのかき氷だ。これの福島限定バージョンの桃味を食す。美味。そして実に軽い。

 福島の芝はBコースとなったが、一番使い込まれた箇所が内ラチ沿いとなり、インが有利とは絶対に言えない。外目からの差しがこれまで以上に届いている。ダートもこの夏としては初めて白くなるほど乾燥して、時計が一番掛かるコンディション。

 

 10R以降のラジオ日本の担当レースは、ソコソコ好調。福島メインはコアレスキング▲で馬連を拾う。12Rは本命対抗で決まってくれた。個人の予想は函館メインが…メジャータイクーン買わないとダメなのか・・・。この日は馬連だけで勝ちに持ちこめた。

 

 セレクトセールの話題、オルフェーヴル×ホエールキャプチャ。こうなると本当に伝説の芙蓉S?オルフェーヴルがホエールキャプチャに屈したレース。果たしてトウショウボーイとシービークインの新馬戦のようなことがこれから起きるのか?

 

 楽屋ではシゲル馬の話題。今年は動物(以前犬と書いてしまったが某紙TMの早とちり)シリーズだが、数が揃っているという点では、相撲の技が行けそうだという話に。シゲルウッチャリ、シゲルウワテナゲ、シゲルツリダシ。悪くないねえ。シゲルネコダマシもいい。採用して頂けるか?

 

 矢作調教師が大病との戦いを公表した。間違いなく克服できると信じる。1日も早く現場復帰されることを祈る。

 

 

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2016年7月15日 (金)

久々に、オススメ競馬本

 713日、最強の法則8月号発売されました。

 夏競馬は一休みする人が多いが、しかし個人的にも夏競馬こそクセが強くてそこを掴めば取りやすいと考えており、個人的には秋の東京や京都よりよほど楽しみだ。

 そんな夏競馬の狙いを凝縮した企画「プロ予想家30人が公開する期間限定馬券術30」、そして夏の重賞穴馬攻略法(函館記念、中京記念、アイビス、クイーンS対象)がメイン企画となっている。

 それに加えて個人的に推し企画なのは、馬券考「好きな馬を買う、ということ」(出川塁氏担当)。詳しくは本文をお読み頂きたいが、馬券の原点に立ち返りつつも、今のシャラクサイ趨勢に対するカウンターとなり得るかもしれないシンプルな発想のコラム。

 

 そしてもう1つは、お馴染みヒノくんこと樋野竜司氏の「今、単勝多点買いがオイシイ」という企画。これまでも、単勝の多点買いの有効性は一部馬券プロからも指摘されていたが、それは多点といってもせいぜい23点までというものだった。今回はこれをもっと広く深く、システム化まで視野に入れての実験であり、深耕していけば初心者からベテランまでに有効な馬券術(この言葉は嫌いなのだけど、妥当な言葉がないので仕方ない)となり得ることを提示している。私もギャンブル宝典の連載の第2回で単勝多点買いについては簡単に触れているが、そこでは私の到らなさと紙幅の都合から隔靴掻痒の感の考察に留まっていた部分を、見事に具体化して書き込んでいる(記事の担当ライターは姫園淀仁氏)。

 

 この記事の中で単勝1倍台の馬の扱いについても書かれているのだが、そこでふと思い出して改めて読み返したのが、KKベストセラーズから3年前に出版された「単勝1倍馬とケンカして勝つ方法」(武内一平氏著)。1倍台のオッズに限らず、人気馬の裏をどう掻くか、どういう時に掻けるのかを読みやすく説いた良著である。収支を上げたい人は必読の一冊。アマゾンには在庫がないので、興味がある方は書店でご注文を。

 

 そして武内さんの本のあとがきに触発されて、寺山修司競馬エッセイを取りだして1冊読み終え、ふと愕然としたのが、いつの間にか寺山の享年を5年も越していた件。そしてさらに、これもいつの間にか現役騎手が全て年下になっていた件。何年前に追い抜いてしまったのか、アンカツさんが引退したあたり?

 

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2016年7月13日 (水)

選挙に関する戯言

参院選は期日前投票で済ませた。

 

◆以前書いた、装鞍所裏でデカイ音を出していた候補は当選してしまった。

 

◆参院の本来の意義を考えると、ねじれ状態こそがむしろ正しいとすら思える。言われているほど自民党が大勝したわけでもない。

 

◆相変わらず中傷型演説とパフォーマンスばかり。そうでなければ、絶対にやるつもりのない、やれるはずもない公約ばかりを掲げるのもいつもの通り。見苦しい当選者のバンザイは終わることはないのだろうか。

 

◆開票報道では、TBSが断然の酷さ。オープニングCGからもうゲーム感覚で、何かのバラエティかと。こういう報道姿勢も、結局勝ち負けイベントとしてしか選挙を捉えない風潮を助長しているのだろう。

 

◆そして、良い意味での安定の面白さはテレビ東京。選挙名物となってきた池上さんの当選者へのツッコミが絶妙。三原じゅん子のペラッペラぶりを白日の下に晒したのは流石だったね。神武天皇!!恐ろしいわ。

 

◆党を問わず、今井絵理子のような集票マシーンを選挙のたびに使い捨てしていくんだろうねえ。

 

◆そして都知事選、鳥越俊太郎をめぐるゴチャゴチャは実に茶番。こんなことをしているから野党はバカにされるのだ。コンセプチュアルな意味での野党的立ち位置は小池百合子になっているし。そして自民党都連の出した小池バッシングのお触れ書は、まともな人間の考えではない。そこらのチンピラと同じ。

まあ莫大な予算と都民を束ねる人間として、どの候補が一番マシか、しっかり考えて投票したい。

茶番以前だった石田純一、顔はえなりかずきと同じ(ってコレ前に書いたか)

 

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2016年7月12日 (火)

7月10日・日曜の競馬

 藤浪161球問題が話題となっているが、試合使って投げ込みさせたようなもんだし、元捕手の野口寿浩氏が言っていたように、球数が掛かったのは投手の責任だと思う。毎登板、内容にかかわらず150球投げさせて中4日を強制したなら問題だけど、このあと間隔が空くから(オールスターも中継ぎ1、2イニングだろうし)の措置だし、そもそも1試合161球投げさせただけで何が大げさなと思う。大リーグの中4日先発の方が、100球制限あってもよっぽど大変だ。

 

 ・・・・と書いていたら久々に阪神勝利。5試合で05敗ペースが14敗ペースになれば前進、御の字(涙)。とりあえず12球団ナンバーワンストッパーのドリスがいるのが救い。

 

 10日の日曜は東京競馬場。花火大会の場所取りでお昼過ぎからかなりの人出。蒸し暑い。

 リーチザクラウン、意外と種牡馬成績が良い。というか仕上がりが早い。ただ相手が強化されていくとどうかという気もする。

 

 馬券は朝から1歩進んで2歩下がるような感じ、勝負レースとして出していた中京10Rで何とか巻き返す。馬連で一番たくさん買っていた目で入ってくれた。◎サンライズセンスが勝ち切っていれば単勝やらなにやらでもっと助かったのだが・・・。そして単勝60倍のエクストレミティーが3着まであと一歩、届いていたらなあ・・・・。1158倍を200円・・・。でも文句を言ったらバチがあたる。

 中京12Rはサトノプレステージ届かずで悶絶。

 

 両重賞は空振り。プロキオンはタガノトネールが脆すぎた。なんでか今もって分からない。ブックでコメントを読んでも納得がいかない。あんなことは過去にもあった。

 七夕賞は自信があって、また重賞を勝たせてやりたいと思っていた藤懸騎手とヤマニンボワラクテ、人馬のコンビに賭けようと思っていたので悔いはないが、レースの展開が特殊だったのが響いたと思う。それでもタテ目の馬連くらいは抑えておけばよかったか・・・。信じるといえば聞こえはいいが、感情に溺れて思考停止に陥ったという見方もできる。反省・・・。トータルではやや負けで終わった1日。

 

 この日は勝ち馬が予想段階でスンナリ選べていたので、WIN5に挑戦。全部2頭ずつの32点。終わってみれば福島10Rのシュミットが、2着のダイナミックウォーだったら・・・。でも2馬身負けていたから仕方ないのだけど。逆に言えばシュミットをツモる力、才覚がないとWIN5という券種で儲けることはできない。

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2016年7月11日 (月)

7月9日・土曜の競馬

8日の金曜に、今年初めてのセミの声を耳にした。梅雨どうなったんだろうか・・・・と思ったら、翌土曜はいかにもの梅雨空。朝から中央線のダイヤが乱れまくる中、大変な混雑に揉まれて東京駅へ、新幹線で虚脱しつつ福島競馬場へ。着いた時は傘がないと外を歩くにはためらわれるくらいには雨が降っており、道路の窪には水たまりもできていたが、ちょうど競馬場についた10時半くらいから雨が上がった。ただ気温は上がらず、梅雨寒といった感じ。11時くらいからは急に直線追い風、向正面での向かい風が強めに吹いていた。

 

昼飯は場内の喜多方ラーメン赤井。ここも毎年必ず訪れる。基本のしょうゆラーメン。今年は残念なことに、あの良い意味で「ふざけた」ポスターが無くなってしまった・・・。

バーデンバーデン競馬場と姉妹場の福島ということで、場内のミニ博物館スペースでは、ドイツ競馬についての展示。ドイツ馬好きとしては喜び勇んで見に行ったが・・・・ランドの説明と、バーデンバーデン競馬場の解説を一角でやっているだけで、スペースの8割は従来通りの福島競馬場の歴史解説だったのが残念。これをドイツの競馬展とするのは無理がある。企画自体は良いと思うので、もっとやりようがなかったのか・・・予算の問題で仕方ないのは分かるのだが・・・。

 

場内ではお2方に声をかけていただいた。中年の女性の方からは、テレビと違って穏やかなんですねえと評された。やはりテレビの影響力は大きくて、映像に出ている人格そのままが実態だと思われるのが普通であることを改めて知らされ、その恐ろしさに寒々しい思いがした。

 

この日は(も?)自分には難しい競馬が多かった。中京7R、メイショウケンプウまで買わないといかんか・・・・。中京メイン、ピオネロは即消しだったんだけどなあ・・・。ラジオ担当した福島10R以降も総崩れ。中京10Rの馬連と、函館メインの3連単を絞って取れたおかげで負けは小さかったが、キツイ立ち回りとなった。

 

帰りの福島駅までのバスの混みようは凄まじかった。行きも帰りもくたくたの1日。

 

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2016年7月 7日 (木)

どうでもいいこと

◆書き忘れたが、福島競馬場のパドック4角方向横の売店のソフトクリームがとにかくオイシイ。この年になってみると、適度に淡泊な分、もしかしたら札幌競馬場よりも上かもしれない。

 福島競馬場でもお1人声をかけてくださった。恐縮。

 

◆巴賞のマテンロウボス、良い2着。函館記念で好走するには巴賞を下手に勝たない方がいい。それより実質4頭立てのレースでこの3連単が50倍以上ついたのはビックリ。こういうレースを固めて取らないといけない。レースの性格というか、色みたいなものをまずは見抜かないと。心中していいレースといけないレース、散らしていいレースと絞るべきレースの見極め。最適の券種、買い方のセレクト。ここが競馬の醍醐味でもある。

 

◆今年POGで指名した馬。

 サトノアーサー(ディープインパクト×キングスローズ)

 ブライトエピローグ(ダイワメジャー×ダークエンディング)

 トリコロールブルー(ステイゴールド×ペンカナプリンセス)

 レッドジュラーレ(ハービンジャー×イタリアンレッド)

 オフィーリア(ルーラーシップ×ラナンキュラス)

 レッドラシーマ(クロフネ×アドマイヤリッチ)

 ダンツシリアス(パイロ×セイカシリアス) 

 ピスカデーラ(ブラックタイド×ドリームスケイプ)

 ランニングウインド(ディクリートリーマイン×ランニングボブキャッツ)

 ユラノト(キングカメハメハ×コイウタ)

 

同一種牡馬は1頭だけのルール。もちろん全部が全部思い通りに指名できたわけではなくて、先に採られてしまった馬も多いのだが(完全ウェーバー制なので競合してもクジはなし、指名順先に優先)、まずは納得。ステイゴールド産駒は牡馬、ダイワメジャー産駒は牝馬というのが数少ないこだわり。見かけたら応援してください。もちろん負けろと呪う人も多いと思いますが(笑)。

 

◆今週末は天気がまたまた微妙。(とくに福島)。日曜の中京最終は干天の慈雨だっただけに、今週もそつなく行って初めて波に乗れる。

 

◆競馬以外のこと。貶しまくった阪神だが、若手の芽が出ていないこともない。5割行けば御の字のシーズン、イライラしないのが一番。今日(7日)の読売戦、久々に左団扇。

 関係ないが先日はヤクルトと広島の試合で、先発投手・村中恭兵vs中村恭平という顔合わせが実現。

 

◆悲惨な事件や災害でのテレビのワイプは何度も書いてきたように実に見苦しいものだが、視聴者からのツイートを画面の下に見せる番組も増えてきて、これがまたうるさい。見たくもないものを見せられる腹立たしさ。いやなら番組を見なければいいのだが、NHK夜のニュースチェック11だけは桑子アナ見たさに我慢するしかない(爆)。

 

◆例の名古屋のラジオ、出回っている音源を聞いたが、なんともねえ・・・・。突然切れたとしか思えない。むしろ暴行があってからも必死に取りつくろって最後までいつものように続けて声を合わせているところの方が寒々しくも面白い。しかも次回のメールテーマが「仲良し」で、このワードを声を合わせて叫んでいるところが皮肉。

 

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2016年7月 6日 (水)

7月2,3日の競馬

東京は3日猛暑、5日梅雨寒。そしてただ今6日夕方、それまで涼しかったが急に温度と湿度が上昇中。明日は34度見込み・・・・身体がついていかない。

 

 コパノリッキーがブリーダーズC出走を表明。国内のレースは使わずに行く模様。おそらくマイルなのだろう。ラニがきっかけとなって、また北米競馬への遠征も増えるかもしれない。

 キタサンブラックは京都大賞典→JCと出走するそうで、秋天は回避、有馬記念は未定とのこと。エイシンヒカリとのバッティングを避けたのだろう。有馬記念は絶対に出てほしい。お祭り好きのオーナーだから、出てくれるのだと信じたいが。

 バウンスシャッセが脚部不安のため引退。

 

 さて先週の競馬。1年ぶりの福島競馬場。曇天、たまーに小雨が舞う程度。暑さはさほどでもない。初日だけあってかなり賑わっていた。月曜のブックでは前年比106%。

着いてすぐにおなじみ花月寿で冷やしとろろ蕎麦。毎年書くが、ここの蕎麦は競馬場内の蕎麦屋なら東京の馬そば以上のトップ、一般に広げてもなかなかのレベル。

 

馬券は9Rの馬連が意外とついてくれて、それまでの負けが半減、救われた。3着馬は拾えなかった。ラジオの解説は10Rから。その10Rは誰でも取れる結果の割には付いてくれた。良い気になっていたらメインレースはノーマークのジャストドゥイングに勝たれてしまう。しかし12Rは◎8番人気のモンサンアルナイルが頑張ってくれて、本線の馬連が幸運にも的中。そして中京最終は馬連と3連単ゲットで、上々の締めくくり、心軽く帰途に就いた。競馬場からのバスはかなりの混雑。

 

 日曜は東京競馬場。馬券的には本当に苦労した。やっちまったのは函館4R。3連複の1列目をラルドだけでいくか、14も入れるか悩んだ末に、まあ今日の口あけレースだからとラルドだけにしてしまったのだ。14番アグネスリバティが勝って3連複21万。腰砕けそうになる。154倍のデルマタスケは買うべきと同行H氏に話をしていた後だけに・・・。これを引きずってしまった。当初はメイン重賞を2つ外した時点でやめようと思った中京最終、これを思い直して諦めずに戦おうと決意したのが奏功。珍しく大団円となった。たまにはこういう日もある。なければやってられない(笑)。

 

 ラジオNIKKEI賞は本命ゼーヴィント完勝。ただヒモが完全に抜けてしまった。CBC賞はレッドファルクスのアタマは考えてもみなかった。これはお手上げ。中京芝は春の最終週とまではいかなくても、夏の開催には珍しい高速馬場となっていた。春の最終があの物議を醸した馬場だったので、それでなくても時計が掛かるように作ってくると思っていたのだが、これは意外。

 話題の、そして期待を集めたシャケトラは、展開やキャリアを考えると仕方ない3着と思えるし、この後はおそらく強くなるのだろうが、少し拍子抜け。

 

 

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2016年7月 4日 (月)

なぜかタイガース改善草案

 まずは、先日発売した拙著の売り上げが、夏枯れのこの時期にしては好調に推移しているようで、心より御礼を申し上げます。この時期に本を出すのは初めてなので、少し不安もあったのですが、上半期篇でいただいたご意見を参考に、読みやすさの面で少し改善したところもあり、同じ年の中の続きものながら、上半期篇より良くなっていると自負していたので安心しました。先週は書かれていた通りの結果を反映した部分もいくつかあって、役立つ時も必ず出てくると思います。発売日については出版社の事情によりご迷惑をおかけしてしまいましたが、引き続きよろしくお願い致します。

 

 と、しおらしいことも書いたが、競馬に先立ってなぜか野球のこと。セもパも6月でシーズンが終わるなんていうことは思ってもみなかった。しかも間もなく最下位阪神、5位読売という順位で折り返すことになりそうだが、もしそうなったら、こんなことは物心ついてから記憶にない。セリーグの2大人気球団の失墜ぶりには思うところ大。

 考えてみれば、今年のこの2球団には共通点が多い。まずは、両新人監督が共に就任に前向きではなかったのに、心ならずも外堀を埋められて受諾した経緯があること。特に高橋監督はかわいそうだった。

 そして、共にFAと外国人選手頼みの補強を繰り返して、育成を二の次に回してきたこと。動員の大きな人気球団の宿命で、育成のためにシーズンを犠牲にすることが許されないという背景もあるのだが。

 さらに、老害ОBの声が大きいこと、ファンの全体的な質が低いこと(異論は認める)。

 

 ここからは阪神に限ったことを書くが、とにかく攻撃力不足はいかんともしがたい。去年以下になるとは想像もつかなかった。

 私は野球を本格的にやった経験もないので、ここからは大選手の発言の引用を中心とするが、思い出すのはイチローと落合だ。

 

イチローは以前「少年野球ならともかく、プロの世界でも、やれ強く振れとか、やれ上から叩けという指導をしてくるコーチや監督がよくいるが、それは二流の指導者」と諧謔を交えて発言していた。

つまり・・・・

*強く振りすぎるとバットとボールがくっついている時間が短くなり、ミスショットが増える。

*概して、上から強く叩くと内野手真正面のゲッツー性の強いゴロしか打てない

という要旨だった。落合も似たようなことを言っていて、「ボールの軌道にバットを入れてやって、逆らわずに送り返してやるのがヒットを打つコツ」「ホームランを打つなら、ボールの芯ではなく、ボールの下半分の中心を狙うように意識するとボールが上がる」などと述べていた。

 

 阪神の首脳陣は、「バットを強く振れ」とか「筋力を高めてスイングスピードをアップしろ」などと言っているそうで、これはイチローや落合の考えとは全く逆のことをやっているわけだ。片岡コーチはそもそも解説者時代から打撃論も何もなくて、精神論中心の人だったのでこれはどうでもいいのだが、金本監督はおそらく、身体能力はイチローや落合よりかなり上の選手だったのだろう。だからあの強引なハイスピードスイングが生みだすライナー性の打球で476本ものホームランを打てたのだと思う(詰まらせないで腕力で持っていく長打)。ホームランバッターにありがちなアーチ型の本塁打は、ほとんど打っていなかった。大打者の中ではむしろ変種の部類で、一般の選手に指導してもおそらく彼らの体力ではキャパオーバーになってしまったり、理解の共通項が極端に乏しくなったりしているのかもしれない。だとすれば、有能な打撃コーチを招聘しないと、若い選手の打撃スキルを上げるのはなかなか厳しいのではないか。

 

 それと、長年にわたるスカウトの好みの弊害も出てきている。故・中村GM(監督)が小兵の内野手だったから、そういう指向が強く出ていたのかもしれないが、この20年近く、阪神は野手を取る場合、俊足巧打タイプの打者を取り続けてきた。当然小柄、細身が多くなり、結果、自前の大砲が育たず、そこをFAで補わざるを得ないという構図が固まってしまった。せっかくFAで大砲を取ったにしても、FAになるくらいだから年齢はいっているわけで、活躍時期は短くなる。その繰り返しで、外部選手の獲得の当たり外れに成績が左右される時期が続き、経年劣化に伴い負のスパイラルに入る。その歪みが一気に出たのが今年なのだろう。

 

 超改革のために掘り起こすべき根はかなり深いとみる。コーチの更迭はもちろん、スカウトの見直し、練習の質の向上(毎年のように阪神のキャンプは酷評される)、選手をチヤホヤしすぎる風土の改善、本社の姿勢など、数え上げれば切りがない。

 

もともと3年で優勝できるチーム作りを標榜していた金本監督だけに、どんなプランを今後描いていくのか、今はそれを楽しみにするしか、見る材料がない。さしあたっては鳥谷のスタメン外しと、原口のファーストコンバート。このカードをいつ切ってくるか。チームの得点力が上がれば、投手の心理にも余裕ができ、ピッチングの幅も広がる。打撃が上向けば、走力以外はすべて後からついて来るものだろう。

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