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2016年8月

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2016年8月31日 (水)

8月28日・日曜の競馬

日曜は東京競馬場で、募集していた会員さんとの観戦会。10時半に到着。

 

◆小倉5Rで噂のヴァナヘイムがデビュー。POGでドラ一リストに入れて他人に取られた馬。

持ったままで相手の脚色に併せての競馬で勝ち切ったのはかっこいいけれど、新馬戦でああいうことをするのはあまり良いことではない。ムチを入れる必要はないけど気合くらい入れないと、馬のためにならない。

これは何も素人考えではなく、某名騎手の方が以前から言っていること。次走が試金石だろう。

 

◆午後から小倉は大雨、外差しに偏ることを想定していたが肩透かし。ただ、今夏の小倉芝は開幕週からある程度の位置からなら外目を回しても届く馬場がずっと続き、実に良い状態だったと思う。

 

◆偏りと言えば新潟は今週はレースの舞台設定が偏っていた。ダート1200mが土曜はゼロでいながら、日曜に4鞍も集中して組まれた。

また新潟芝1200mは、4週目までに2つしか組まれていないのに、先週1週だけで3鞍が組まれていた。理由が分からん。

 

◆WIN5の対象レースを後ろにずらしたのは、夏の間に試しでやってみたのだろうけど、これは失敗だ。秋からは速やかに元に戻すのだろう。

 

◆土曜に書き忘れたが、この夏競馬の裏MVP、じゃないMVHはユメノマイホーム。6月19日の函館戦以降、連闘→中1週→中2週→中1週→中1週と6走して6-2-2-9-2-2着。立派なものだ。

 

◆別府特別、フィドゥーシアが来るとは・・・。勝たれては、ハイマウンテン拾っていてもどうしようもない。ここが一番の荒れ目と期待していたのでショック大。

新潟2歳S、◎サンライズソアは頑張ったが2番手からの競馬で失速。惜しい。岩部の初重賞に夢を託してオーバースペック◎という浪花節(もちろん上がり最速連発で能力的に裏付けもあったが)が正解だったか。

ただ今年の新潟2歳Sから来年が楽しみになる馬は見当たらなかった。夏競馬のレベルは今や2歳も古馬も新潟が一番なのだが、今年はどこの場も期待馬の使いだしが遅い。

 

キーンランドCは◎ソルヴェイグが来たと思ったが、騎手コメントによれば芝の荒れたところに脚を突っ込んで力が抜けたようになった分が痛恨だったそうで、仕方ない。ゴール前はまた盛り返していたし。いずれにせよヒモが堅くてどうしようもない。狙った人気薄はどれも見せ場なし。ナックビーナスが51キロで少し頑張ったくらい。

 

◆モレイラの逆張り、この日は2つ失敗したところで撤退して正解。

だいたい勝つ時のパターンは1つのようで、巧いというより自分の勝てる型をシッカリと持っていて、それをキチンと遂行するタイプの騎手である。去年もキーンランドの日は4勝、2着3回で、今年ほどではないが連対しまくった。

 

◆肝腎の観戦会当日に今年屈指の大敗を喫してしまう。実に情けない・・・。

 

◆ストレイトガール引退発表。牝馬にして実に見事な復活劇、今年のヴィクトリアマイルは見事だった。弱いところがありながら細かくリフレッシュを挟んで、陣営が大事に大事に育んでのGⅠ3勝。初年度はフランケルとの交配予定だそうである。

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2016年8月30日 (火)

8月27日の競馬

 福島第一原発の廃炉費用が補償含めて4兆2千億。もう、これを見るだけでも原発を新たに稼働させるという選択はあり得ない。石油以外をエネルギー源とする発電の研究は全世界で宇宙開発より先に為されるべきだが、少なくともそれが原子力でないことだけは全世界で共通認識として持つべきだ。日本の場合はとくに既得権益や、導入時の魑魅魍魎の絡みで問題がより複雑化、かつ隠蔽されがちなのが不幸である。

 

 さて先週末。26日は前にも書いたが、6月の時点で新潟のホテルが一杯だった週末。26,27日は壊滅状態で、それでもまだ6月のうちだったから、何とか初めて泊まる某ホテルに、規定の3倍弱の料金で空きを見つけて予約を取れていたので事なきを得た。大きな音楽イベントと日本精神医学会(だったかな)の重なりがその理由であるところまでは早い内に調べがついていたのだが、加えてなんと中学校の空手全国大会まで開催されていたのだそうで・・・。

 

 ところが、件のホテルに行ってみると、確かにロビーは賑わっていたものの、投宿した部屋のあるフロアは夜7時をすぎてもしんとして物音がほとんどしない。廊下へ出ても、他の客とすれ違うことは少なく、本当に満室で空きがない状況だったのかと疑いたくなる状況。もしかしたら、本当はまだ予約が入っていないのに、イベントが重なる週であることが分かっているから値段釣り上げ設定したのではないか??まああくまで邪推だけどね・・・。なお朝になっても少し廊下から話声が聞こえてきたくらいで、チェックアウトした朝9時半ではロビーに誰もいなかった。

 

 金曜は南口の某K(後述の内容から名前は出さない)という店で夕飯。野菜を食べたかったので、それを押し出した店を探して散策。16度しかなくて肌寒いくらい。長袖持ってくればよかった・・・地場野菜のパーニャカウダ、越後もち豚薄切り肉を乗せたミニサラダ、地鶏やつぶ貝の串焼き、コシヒカリの握り飯。ビールはブラウマイスター、初めて呑んだが最高の切れ。うまいうまい。店員の女性が本当に横澤夏子そっくりの声としゃべり方で笑いを堪えるのが大変だった。

 

 土曜、新潟競馬場。毎週駅弁フェアでは飽きたので、この日の朝飯は3Fの中華ことぶき屋で中華丼。2Fの一〆の一般エリア用の店が閉店して、指定席エリアのみになってしまったので、和食を食べる店がなくなったのは残念(私が知らないだけかもしれないが)。

 それにしても、今年はとうとうずっと駅弁フェア、それも同じ銘柄だけで押し切ったのはちょっと残念。例年通り、開催日の特別戦の地名に沿った名産品が週替わりで並ぶフェアが楽しみだったので・・・。まあ毎週同じお客が来るわけではないのだから、それでいいのかもしれないが。ただスイーツはどれも美味、この日はもちもちシューの旨さに驚いた。

 金曜に続き涼しい。直線追い風が少し強めに吹いてなお涼しさを運んでくる。前の週に灼熱地獄だったのがウソのよう。スタンド前には赤トンボの群れがいくつもできていた。スリムクラブがロケ(BSNのゲストだったようだ)をしていて人だかりができていた。

 

 ここ2週、モレイラの乗る馬の扱いを決めるのが札幌の馬券作戦の全てで、これはもう仕方ないというレースは回避、それ以外は単勝逆張りや馬単という作戦を続けて結構良い思いをしてきたが、この日は2Rのキューバンマンボでまず成功。単勝10.5倍はラッキー。昔やってしまった「キューバンエイト」で9番をマークしてしまい、当たったはずの馬券を逃すという苦い思い出が蘇り、今度は確認しながらシッカリ3番を塗りつぶした(苦笑)。

 

 さらに札幌5Rで最後にエランドールシチーが飛び込んできてくれて、700倍の3連複でもうこの日は勝ちを確定。これも実態以上に人気になっていると判断したモレイラのレッドリッジを3列目に留めたのが大成功。モレイラによる過剰人気の見極めは(このあと日曜の2日に跨っての7連勝を見るとなおさら)、次回来日時も楽しみだ。

 

 ただその後は買い方が雑になってしまった。新潟5Rと9Rで失敗、9Rはモンサンアルナイルが想定外の事態になってしまって仕方ないところもあるのだが・・・。ラジオで予想した新潟JSは的中させたが、馬券は単勝だけ遊んだのみ。

 

 9R終わって下へ降りて10Rの直線競馬。これは堅いが実質4頭立てで、少しまとめて買えた。ふと思ったが、直線競馬で故障する馬を見た記憶がない。やはりコーナーリングが脚に与える負担は大きいのだろう。

 11Rの◎キープインタッチやはり出遅れてしまった。12Rは1,2着馬に手が出ない。◎ナミノリゴリラはシンガリ負け、かなりのハイペースで失速も、これは展開次第でバカにしない方がいいと思う。

自信のあった札幌最終。取れた!と思ったが◎ドラゴンシュバリエがゴール前で差されてしまって水泡に。小倉の11,12Rも失敗してしまい、午後後半はかなり締まらぬ結果に。序盤に味方に大量点を取ってもらいながら、5回以降つまらぬ失点を重ねて10対7くらいで勝った投手の感じ。メッセンジャー的。虎ファンなら分かるでしょ。

 

 

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2016年8月26日 (金)

8月20,21日の競馬

 今日26日の東京は(頭上の範囲では)雲1つない夏空。25日現在で、首都圏の水がめは荒川水系、多摩川水系は共に9割くらいの貯水量に戻したが、利根川水系はあれだけの降雨があっても6割を切りそうな状況。さらに深刻なのが関西の水不足だそうだ。

先日の台風は大水害をもたらしたが、水源地ではさほど降らなかったり、雨が降らない地域では全く降らずに干ばつ状態が続いたりと、本当にうまくいかないものだ。

いま迷走している台風10号は、もしかすると上陸時の勢力としては戦後最大級に近いものになる恐れもあるということ。近年の自然災害の“暴力性”は、度を越すケースが本当に増えてきた。なおまもなく新潟へ向かうが、向うは雨のようだ。

 

今、全民放で高畑淳子が記者会見している模様が流されている。ワイドショーは実に浅ましい。テレビを消す。

 

先週。17日は猛暑の中、10代の佃煮のようになっている竹下通りを抜けて某眼科で定期検査。18日は次号の最強の法則の原稿締め切り。19日は新潟へ。夜は年に1回の贅沢で千代鮨へ。私の身分からすれば確かに贅沢ではあるが、それでも東京よりは3割は安い。明日馬券で頑張ればいいと、これも年イチのノドグロの塩焼きを付ける。至福のひと時。

 

20日土曜は1RからPOG指名馬のブライトエピローグが出走。前走内回りの1400mで後方待機、今回は外回りのマイルで逃げと全くチグハグ、悪いサイクルに入ってしまったが、前走時に書いたように、能力が過大評価されていたこともまた今回明白になった。新馬戦の不利を受けての負け方ばかりが強調されているが、不利を受けたからと言って近い内にすぐ勝ち負けできるほど競馬は甘くない。前走3着時に2着馬を差せなかったことを危惧したが、その不安が的中した形。しばらく休んで、兄姉のようにダートへ転じた方が可能性はありそう。

 

ラジオは7Rから。風もほとんどなく、ベランダの放送席の温度計は地上5階でも35.6度!もう夏の新潟出張も10年近くなるが、放送席がここまで暑かったことはそうそうない。さすがに35度を超える中に2時間半座っているのは無理で、こまめに控室へ退避。それでもしゃべっているうちに汗が噴き出るし、冷たい麦茶を持ってきてもらってもそのうち常温になってしまう。裏の自販機で冷たいペットボトル飲料を買ってきて、後頭部に当てて凌いで多少マシ。とにかく笑ってしまうほど暑い。となりの木村アナも汗ダラダラの進行だ。

 

いきなりの直線競馬、荒れるとみたが◎テイエムアムンゼン後方のままで、人気馬上位の行った行った。8Rは展開利があるとみた逃げ馬◎エメラルエナジーがまさかの出遅れ。レース後コメントではトモが滑ってダッシュできずとのことで、逃げ馬がこれではダメ。9Rは馬連馬単レベルでは誰でも取れる馬券で手堅く。メインは、推した人気薄ハッピーモーメント2着はいいが、◎シホウが伸び切れず。タテ目を採らずに失敗。

小倉メインは運が悪く、◎スマートノエルが心房細動。新潟最終の堅い3連単、札幌最終の馬連で少し傷を浅くしたが、前夜の贅沢を取り返してさらにプラスを出そうとは虫が良すぎた。

 

21日の日曜は東京競馬場。この夏はハイボール片手に買う楽しさにハマっている。新潟6Rは薄めだが馬連万馬券ゲット。3着ジョニーエンジェルと聞けば懐かしい馬名。昭和50年代前半に福永洋一騎手が乗って、阪急杯を勝った快速馬だった。

 

しかしその後はじり貧が続く。阿賀野川特別は競馬ラボでも勝負レースにしていたが、長期休養明けの実績馬2頭(トーセンマタコイヤとワールドインパクト)を切り捨てて話にならず。

これで俵に足が掛かってしまったが、両重賞が共に○◎で入って馬連や3連単を重ね取り、一気にハネ上げることができた。ここまでウマくいくことはそうそうない。ツイていた。

札幌記念の◎モーリスは、○ネオリアリズムにあそこまで楽に逃げられては仕方ない。ネオは鞍上大幅強化が大きいし、洋芝適性も高い。なお「洋芝だとモーリスには高速馬場より負担が大きい分、スタミナになおのこと不安が出る」という見解が新聞に散見されたが、これには首をかしげるしかなかった。

それにしても、札幌記念GⅠ昇格案はあり得ないの思いを今年も強くした。モーリスがいなければ(ヌーヴォは海外帰りの次走海外予定で仕上げも微妙だったし)、エプソムCレベル。毎年のようにGⅠ馬1頭か2頭、それ以外の馬の格が2枚落ちというメンバー構成が続く。これで昇格はありえない。夏にGⅠを置くべきではない理由は散々いろいろな所で書いてきたので、繰り返さない。

GⅡの出走奨励金目当てと思しき馬も何頭かいる。あの制度も考えどころだ。

 

北九州記念のベルカントは負けてなお強しだが、バクシンテイオーは予想見解にも書いたように、去年のレースを見直せば、今年の顔ぶれでもやれそうなことは想像がついた。今の差しが利く、高速化していない芝も、バクシンオーの差し馬には向いていた。3着ジャストドゥイングならもっと良かったのだけど、贅沢はいうまい。

 

札幌の新馬戦勝ちレッドアンシェルは強かった。トラストはあれだけクビが高くて鈍くては、第2のコスモバルクへの道は遠いのでは。

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2016年8月24日 (水)

リオ五輪閉幕

リオ五輪閉幕。始まる前は盛り上がり今イチと思ったし、治安や運営のずさんさでマイナスイメージもついていたけれど、終わってみれば良い大会で日本にとっては大団円となった感。

ボルトやフェルプス、内村選手のような、共有しようもない圧倒的才能に感嘆させてもらうのも五輪の楽しみだし、逆転のドラマや信じられないミスがもたらす愁嘆場に共感を覚えるのも五輪の楽しみ。

時間帯の関係で北半球開催の時ほどリアルタイムで見られたわけではないが、いくつか感じたことを。

 

◆陸上女子5000mの、転倒選手を巡る助け合いや、北朝鮮と韓国の選手の2ショットなど、種目の結果以上に感動的なシーンがいくつか見られた。スポーツの持つ大きな意義がここにあると思う。

 

◆外国人選手は、敗れた直後に相手を素直に称えるコメントが出すことが多い。

 

◆健全な肉体に健全な魂が宿るわけではないことは、ロクテ選手でまた証明されてしまった。もともと、この格言は間違いで、原文は「健全な肉体に健全な魂が宿るようになってほしい」という願望を表したもの。

 

◆オリンピックのたびに問題となる柔道の審判問題、今回は見ていた範囲では不可解な判定がほとんどなく、ジャッジ技術がかなり向上していたように思う。

レスリングの新ルールも以前より分かりやすい方向に改善されていた。ただ、レスリングが五輪種目から除外の危機に瀕して何とか生き残ったことは半分忘れられているけれど、これがなくなっていたら日本の楽しみは半減してしまったわけで。

 

◆柔道連盟はあれだけの度重なった大事件のあとに、指導者陣を一新して見事に立て直した。またバドミントンも妙なプライドを捨てて元世界王者の外国人コーチを招聘して飛躍的に成績を伸ばし、シンクロの井村コーチの日本復帰もメダルの原動力となった。バドミントンも個人的な不祥事ではあったけれど、短期間でよくモチベーションを戻したと思う。指導者、指導体制の役割は本当に大きい。国策のバックアップとか、活動資金とかも確かに多ければ選手は楽なのは間違いないが、それよりもやはりヒトの力。デジタルツールからは出て来ない経験と勘と信念。

 

◆増田明美さんの解説はますますアナログタロウ化してきた。

 

◆前回は萩野選手の「なんだかものすごい夏休みになりました」が印象的と書いた五輪名言。今回の私的名言は女子レスリング吉田選手の母の「あとちゃんとしなよ、このあとちゃんとしなさいよ」。これが最も印象的。そして文句なしに素晴らしい、シンプルだけど晴れ渡るような爽快さを感じさせてくれたのが、金メダリストとなった女子レスリング川井選手の「これが、自分の教えてもらったレスリングです」。

 

◆最後に書きたいのは、選手たちは別に国を、日本を背負う必要などさらさらない、ということ。それは選手の皆さんの仕事ではない。国がお金を掛けて云々と言いだすバカが必ず出るのだけど、それとは次元が違う。選手はみんな、まず自分のため、そして自分の回りの人や支えてくれる身近な人のために頑張ればいい。吉田選手の涙を見てそんなことを思った。

それにしても、吉田選手はかつての団体戦での敗北、父の死去、そして今回と、おそらく今の日本人の中で号泣しているところを、一般に最も多く見られた人だと思う。感情の吐露をストレートにできる素直さがいい。

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2016年8月18日 (木)

8月13,14日の競馬

木曜朝、目が覚めてニュース見たら女子レスリング金メダル2つ。まだ69キロ級に間に合うとテレビを付けたら、もう1個追加。そのどれもが逆転勝ち、本当に牝馬の、じゃなかった女性のメンタルは強い。地球規模で女性優勢化現象が生態系に起きている?

下らない話だが登坂選手はだれかに似ていると思ったら芦田愛菜ちゃん?そして土性選手のキリッとした武者のような顔立ちは若い頃の若山富三郎に似ている(分かる人だけ分かって)。

 

下らないと言えば、張本やテリー伊藤の炎上タレントや、ツイッター芸人化しつつある武井壮とかが絡んだどうでもいいガッツポーズ問題へのイチャモンと擁護がネットニュースレベルの騒ぎになっているけれど、それがどうこうより、ガッツポーズはガッツ石松が本家ではないということは声を大にして言っておかないと、これがのちのち(今も)事実として固定してしまう(してしまいつつあるが)。それこそどうでもいいのだけど。

 

ハクサンムーン引退、種牡馬入り。ニッポーテイオー死亡、郷原とのコンビでダイナアクトレスやフレッシュボイスらと死闘を演じた、マイル王でありながら天皇賞秋も制した快速馬。リファール系が日本で成功した先駆け的存在でもあった。

そしてメジャーエンブレムが秋華賞も回避決定。コパノリッキーは北米遠征を断念して南部杯で復帰を発表。

 

◆13日の土曜は、9時半頃に新潟競馬場到着。例によって朝飯を選んで、「新発田三新軒のエビちらし弁当」に決めてお金を払っていると、後ろから「お目が高い!」という声。振り向くと優馬の佐藤直文さんだった。食通の佐藤さんのお墨付きなら心強い。はたして絶品だった。コシヒカリの上に、まずとろろ昆布を敷いて、その上にウナギのかば焼き、酢で締めたエビ、そしてコハダを3分の1ずつ敷いて、その上に少し甘めの卵焼きを敷くという贅沢なもので、これで1000円ちょい(金額忘れた)。もうね、大満足。

 

この日は全国的にスタート前のトラブルが異常に多かった。発走除外、ゲートで座る、落鉄が5,6件はあったはず。さらに競走中止も多かった。こういう日が年に1,2回はあるものだが、それにしてもここまで集中した日は記憶にない。稀に見る厄日。そして私の馬券も厄日だった。とくに新潟メインのベステンダンク。デムーロって本当に内回りと分かってたのか?外回りだと思って乗ってなかったか???(苦笑)。ラジオ担当の7,8,9Rも、誰でも当たる8Rだけ。あとの2鞍はとても買えない馬に絡まれて終わる。

 

◆14日の日曜。朝、東京競馬場の新聞スタンドで阪神快勝の記事を気分よく読もうとデイリースポーツを購入したら、なんと一面がスマップ解散!デイリーともあろうものが本当に情けない。阪神が負けたなら百歩譲って許すが、北條が躍動して完勝したというのに日和やがって、スマップなんぞのどうでもいい記事をトップに持ってくるとは・・・。

 

新潟6Rのエピカリスはやたら強かった。これは相当なモンになりそう。

馬券はこの日もあまり良くない。土曜よりはマシだったが・・・固めて取れたのは新潟8Rくらい。豊栄特別も◎エスティタートだけどロワもツーエムも3列目にしてしまったし、新潟最終はイオラニに手が回らない。◎5人気シゲルカゼノボン3着、△4人気ウエスタンユーノー1着、○9人気コウユーココロザシ4着なのに・・・。

 

関屋記念は◎マジックタイムは力を出し切ってくれた。▲ヤングマンパワー1着はいいとして、2着ダノンリバティが私にはどうやっても買えない。

 

そしてエルムSは、このメンバーでありながら思いもよらぬスローペース。△リッカルドにはこれが幸い。平坦も危惧したが、そっちはマクりきって何とかしてしまった。◎クリノスターオーは狭いところに入りながらよく頑張っての2着、ただクリノとショウナン、クリノとブライトの2頭軸マルチ2セットしか買っていない(番組内で昨日購入済)ので取れず。相手少なかったからクリノから1頭軸マルチでも良かったのか・・・。軸相手をモンドにできないあたりが弱い。

それにしてもショウナンは3角からもう脱落。騎手コメントでは下見所から全く元気がなく、夏負け気味だったとのこと。これはもう仕方ない。展開や能力、血統では分からない敗因であり、パドック派の勝利だろう。

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2016年8月17日 (水)

8月12日・金曜

◆引き続きオフ会のお知らせです。

828日(日)に行ないます(場所などの詳細については参加希望者の方に直接メール致します)。

○参加条件

・8月28日(日)時点で「水上学と絶叫する会」会員であること

・場所、人数確保の関係で確実に参加できる方(府中市内で行います)

○参加費用

・会場費 2500円(実費)

・競馬終了後の飲み会 実費(3000円程度)

とさせて頂きます。なお、会場の都合上、8月19日(金)までにお申し込みください。応募者多数の際は抽選とさせて頂きます。

お申込みについては

info@mizukamimanabu.net

に件名【オフ会参加希望】と書いてお送りください。詳細をメールさせて頂きます。

 

◆今、17日の朝8時半すぎ。女子バドミントンの日本人対決を見ながら。前回のオリンピックの他国の「無気力八百長対決」(同国選手の激突を避けるための談合試合が大問題となった)の煽りを受けて抽選ルールが改正、運悪くとばっちりが日本に回ってきてしまった。

 

◆12日金曜はキャリーバッグを引きながら女子医大の定期検査のあと東京駅へ。新潟へは夜7時前に入る。この日は古町に投宿。

柾矢小路を郵便局方面に向かい、古町モールを右に折れてしばらく進んだところに見つけた「風薫る」で夕食。

豊栄トマトの巧さに仰天。何年も新潟に通っているが、初めて食べた。こんなにフルーツのようなトマトがあるとは。あっという間に1個分平らげる。そしてうなぎの天ぷら。タレのないうなぎは甘いものだったのね。そしてビールに合うスズキの肉厚の刺し身、舛入りイクラこぼれ飯で締める。

 

◆武邦彦 元騎手、調教師逝去のニュース。何と言う悲しい巡り合わせの年だろうか・・・。

当時としては騎手の中で飛び抜けた長身で、腰を高くして身体を折り曲げた独特のフォームは、レースでどこにいるかひと目で分かった。魔術師のニックネームは寺山修司が贈ったもの、「手綱ではなく糸一本で馬を操る」と寺山が描写したその華麗な騎乗ぶりを、リアルタイムで堪能できたことは幸運だった。

 

「脚を余らせて負けることが騎手にとって最も恥かしいこと」と語っていた武邦彦騎手が、キタノカチドキのダービーで直線、閉められるポジションに入ってしまい、まさに脚を余してしまっての3着。そして菊花賞で、同じミスをしたら免許返上を内心期して、勝負服の内側にライセンスを縫い込んで臨み、見事2冠に導いたレースを、引退後も最も思い出深いレースとして語っておられた。騎手人生最後まで、自分のミスで3冠を取らせてやれなかったことを悔いていた。

 

 個人的に私が見たGⅠから武邦彦3番勝負を選ぶなら、距離不安を折り合いでカバーし、こう乗れないと勝てないという騎乗を易々とやってのけたインターグシケンの菊花賞、どこをどう通ってきたか、内枠捌きの芸術を見せつけたタカエノカオリの桜花賞、そして2着に負けたレースだが、大逃げエリモジョージをただ1頭、早めに気付いて人気を背負いながらロングスパートを仕掛けて追いかけていったロングホークの天皇賞春。飄々としたインタビューや騎乗ぶりに隠れているが、このレースは勝負師としての気迫も見せつけてくれたことに後年気付かされた。

もちろん史上最高の馬であるトウショウボーイでの手綱、とくに宝塚記念での逃げも凄かった。

 

 長身のため減量に苦しみ、ビールで空腹を騙しながら雨合羽を着てサウナに入るという苦労は当時喧伝されたが、そんな苦労を微塵も感じさせない華麗なジョッキーであった。ただ勝つ騎手ならもっと他にもいるが、巧いなあ、カッコイイなあと詠嘆させてくれたのは、東の中島啓之、西では武邦彦(スゴイなあなら福永洋一がいるけれど)。大きな出遅れや折り合いを欠くようなシーンは、いささか記憶が美化しているかもしれないが思い出せない。兄弟子として河内洋を育て、父として武豊を育てたその功績も絶大だ。

 ご冥福を祈ります。

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2016年8月15日 (月)

終戦の日に

35年前のスネークマンショー。

アルバム「死ぬのは嫌だ こわい 戦争反対」より「愛の戦場」

出演・小林克也、伊武雅刀  コント演出、企画・ 桑原茂一

BGM「ブダペストの心」 演奏・日色純一

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2016年8月11日 (木)

8月6,7日の競馬から

 通常に戻そう。速く先週の週末の記事を書かないと2週分溜まってしまう。今日(11日)は少し涼しかったが、それでもここ数日の暑さを考えると、4年後の東京オリンピックはどうなってしまうのか、競技者、観客共に本当に心配になる。屋外競技は夜、マラソンなどは朝スタートにするにしても、やりくりのつかない競技も出てくるだろう。

 先週末の行状を駆け足で。

 

◆新潟には金曜入り。この日は新潟らしく、夕方は涼風が吹いて心地いい。ここも毎年訪れる「鯛家」で村上牛の焼きしゃぶ、岩船の生ガキ、地場野菜の天ぷら、寿司少々。

 

◆前の週には全兄弟が同枠に入るという、偶然としてはあり得ない現象が起こったが、土曜の新潟2Rの直線競馬ではミルファームの8頭出し!昭和40年代の尾形藤吉厩舎みたいなもんだ(笑)。それにしても、直線競馬は本馬場入場からスタート地点へ行くまでに倒れそう。

 この日は終日、直線追い風が弱く吹いて(競馬に影響がない程度)、日陰なら凌げるくらいの暑さに留まった。

 

◆小倉5Rの芝の新馬戦、トランセンド産駒→フリオーソ産駒のワンツー、そしてカネヒキリ産駒が4着。こういうことがあるから競馬は面白い。

 

◆新潟メイン、ラジオ日本をお聞きの方はご存じのように、「勝つのはモルジアナかサンレーン、穴はパイメイメイ」これで馬券が取れていない・・・・なぜなら、レース番号を間違えて塗って買ってしまったから。予想TVのために10R前に急いで競馬場を後にして新潟駅へ向かう車中で気付いて絶句。こういうこともある(涙)。

 

◆競馬場の暑さ→新潟駅ホームの凄い暑さ→新幹線で冷え冷え→東京駅の暑さ→フジテレビの楽屋で冷え冷え・・・この温度差で完全に頭痛が発症。予想TVの前から脈拍に応じてジンジンと痛んだ。1時間くらいで消えたが、温度差には本当に弱い。帰宅したら某氏から、狙い目にした小倉7Rのライペンミノルが急激にオッズが下がって迷惑だとイチャモンメールあり(笑)。

 

◆日曜は東京競馬場。本当に難しい1日だった。ダイゴマサムネやスカイパッションまで買わないといけないのか・・・・これが3着当たりに来るならまだ許せるのだが(馬連で戦えるから)、12着に来られてはお手上げ。

レパードS、ピットボスがあんなに前に行ってしまうとは・・・。まああのレースにしてはよく頑張った。普通に乗ってくれれば・・・。

小倉記念のアングライフェンは、やはり調整が難しかったようだ、馬が進んでいかずに後方、イチかバチかのマクリに出るしかなかったという騎手コメント。クランモンタナ爆弾印は成功したが、ここに本命を打てなかったあたりの信念の弱さが情けない。

 

◆引き続きオフ会のお知らせです。

828日(日)に行ないます(場所などの詳細については参加希望者の方に直接メール致します)。

○参加条件

・8月28日(日)時点で「水上学と絶叫する会」会員であること

・場所、人数確保の関係で確実に参加できる方(府中市内で行います)

○参加費用

・会場費 2500円(実費)

・競馬終了後の飲み会 実費(3000円程度)

とさせて頂きます。なお、会場の都合上、8月19日(金)までにお申し込みください。応募者多数の際は抽選とさせて頂きます。

お申込みについては

info@mizukamimanabu.net
に件名【オフ会参加希望】と書いてお送りください。詳細をメールさせて頂きます。

 

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2016年8月10日 (水)

清水成駿さんを偲ぶ

 とにかく暑かった89日。上野駅公園口に降り立ち、セミの声がそのまま読経のように聞こえる中、寛永寺で行われた清水成駿さんの告別式に参列してきた。

 初めてお目にかかった日から10年に足らず、また直接お話しさせて頂いた時間を凝縮してもおそらく5時間にも満たない程度の交わりだった私に、何が書けるわけでもない。ただ、その短さの割には、思い出されることはたくさんあるのも確かだ。

 

私の学生時代に、大橋巨泉氏や山野浩一氏、大川慶次郎氏らが重鎮であった競馬予想業界に、若武者の如く颯爽と登場されたという印象がある。読ませる予想という意味では寺山修司が70年代にすでに名を成していたが、清水さんの文章は寺山にはないハードボイルド的な雰囲気が漂っていて、若造が憧れるようなダンディズムが横溢していた。そしてラジオ業界に入ってから、先輩たちとの徹夜麻雀のあと、土曜明け方には彼らが1馬を手に、今度は競馬予想談議に入るのが定番となっていたのだが、そこでも「清水成駿がああ書いていた、こう書いていた」という話で占められていた。

 

 そんな雲の上の存在だった清水さんとお近づきになれたのは、10年近く前のこと。誘いは突然やってきた。私が当時、グリーンチャンネルの日曜中継の午後解説を何度か担当していたのを見て下さり、ラジオ日本に推挙して下さったのだ。もちろんそれまでに清水さんと何の面識もない。驚くと同時に、子供の頃から聞いていたラジオ日本の中継に、大学生の頃から勝手に私淑してきた清水さんの導きで参加できるという、このとんでもない運命に震えるほどの嬉しさを感じたものだった。

 

 面接・・・というわけではないが、ラジオの話が決まって一度食事でも・・・と、本郷三丁目の近くにあるお店に招かれた。今も続いている最強の法則の私の連載を読んでいて下さったそうで「お前もああいうことを書いていると生きにくいだろ?」とニヤニヤ笑っておられた(苦笑)。

大抵のことには物怖じしない性質ではあるが、さすがに緊張からまともに顔を見られず、問われたことにもハイ、イイエくらいしか答えられなかった記憶がある。口ほどにもないつまらん奴と思われたのではないかと後悔したが、なぜかその後も、いろいろな席に年に12度招いて下さった。柏木集保さんや丹下日出夫さん、本村凌二先生にも、そうした席でお目に掛かれた。特に東大の本村教授(元)との場に混ぜて頂いた時には、中国史において博覧強記である清水さんと、西洋史の大家である本村先生との、頭上を飛び交う知識の応酬を、身を低くして聞いているのみという状態だったが、滋養溢れる話を聞いているだけで大変な勉強となったものだった。

 

 清水さんほどの方になれば、ほとんどの他の競馬評論家、予想家は格下であり、またメディアで分かったようなことを言っている若い奴らは鼻にも掛けないというのが当然だと思うのだが、年齢関係なく、キャリア関係なく、ご自分が面白いと思った人にはご自分からアプローチしてきて、いくらでも話を聞いて下さるという、驚くほどの懐の深さと柔らかい頭脳をお持ちの方だった。そしてこちらの家族のことまで気にかけて下さるという優しさに溢れていた。

 

 ラジオ日本の現場をリタイアされてからも、年に何度かマイクの前に立たれるのが恒例で、とくに中山金杯は34年前くらいまでは毎年担当されていた。目の前で凄さを見せつけられたのは、アドマイヤフジが勝った時。相手3頭で馬単で大勝負されて、今だから書くが、あっという間に帯封が3つ転がったものだった。

 

 予想のことでお褒めを頂くことはついぞ無いままだったが、イベントや放送関係ではお言葉を頂戴したことがある。エイシンフラッシュが勝ったダービー、新橋ヤクルトホールで東京スポーツとラジオ日本、競馬ラボが共催したフェスティバルでは、台本と一部出演を担当したのだが、「うん、よかったんじゃないの。気持ち良くできたよ。さすがだ」と褒めて下さった。そしてニコ生競馬の第1回、アユサンが勝った桜花賞、番組にフルで出て頂いた時。「お前の司会は面白いな。オールナイトニッポンでも務まるよ(笑)」と冗談交じりでおっしゃっていた。

 

 しかしこの後くらいから、清水さんは御病気がちとなる。もともと、20年近く前に腎臓癌の手術をされていて、片方の腎臓を摘出されていたのだが、残された方の機能が落ちてしまい、透析生活に入ることになる。そして一昨年、すい臓癌が発覚。ただでさえ大病なのに、透析をしながらの治療は苛烈を極めたと思う。一時はよく効く抗がん剤が見つかって好転しつつあったのだが、透析との兼ね合いでその薬が使えなくなるという不運にも見舞われてしまった。それでも、東スポの馬単三国志の連載はしばらく毎週続けておられた。それがGⅠだけになり、そしてダービー、有馬記念など年に数回だけになりと減って行き・・・・。お加減の悪さが伝わってきた。

 

 先月21日、入院先へ顔を見せに伺った時は、だいぶ痩せてしまわれて、言葉もゆっくりとなっていたが、病室のテレビで放送されていた大リーグ、イチローが3000本まであと4本という話や、場所中だった大相撲の話をしながら、他のお見舞いの方が持参したシューマイを1つ、おいしそうに頬張っておられた。これならまだ大丈夫と少し安堵したのだが・・・・。今思えば、イチロー遅すぎた。3000本安打間に合わなかった。

 

一昨年の2月、癌との戦いに入る前に開いた麻雀大会で、私が清水さんから満貫を上がったら、いきなりその後に親ッパネを直撃されて、私は決勝ラウンド目前で敗退してしまうという一幕があった。その点棒を取り返さないまま、旅立たれてしまわれた。 

これまでも、清水さんは時々ラジオ日本の中継を聞いて下さっていて、「清水さんが聞いているのだからちゃんとしゃべろう」と心中、自らを律しているところもあったのだが、今週からもその思いを忘れずに、清水さんが与えて下さった場を務め上げていこうと思う。今日、お別れを告げながらそんなことを考えた。

 

式場内にはラジオ日本での名解説が流れ、世間に喧伝された◎ボールドエンペラー2着のダービーよりも、実はご本人が予想として納得しておられた、ハードバージ・ラッキールーラの皐月賞、ゴールデンフェザントのジャパンCなどの実況が続いた。出棺の際は、車のクラクションに重ねて、昭和50年代のファンファーレが流れ、ハードバージの勝った皐月賞のゲートが開く音が響いた。これが清水さんの新しい旅立ちと思えば悲しみも紛れる。どうぞゆっくりとお眠りください。

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2016年8月 8日 (月)

無題

清水成駿さんがいなくなっても、競馬はいつものように続き、吹けば飛ぶような馬券に一喜一憂する自分がいます。しかし、木曜午後に訃報を受け取って以来、何となく、欠落感を抱えたままの週末でした。その意味では、自分の中ではいつものようにとはいかないこの土曜日曜でした。

自分の人生における、「恩人」と言える内のお一人です。とにかく優しく、懐の広い方でした。先月22日に、お顔を見て、話ができたのが自分にとってのせめてもの慰めです。

いろいろ書きたいことはありますが、火曜の告別式に参列させていただいて、最後のお別れを告げてからにしたいと思います。

とにかく、「ありがとうございました」のひとことです。

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2016年8月 4日 (木)

8月4日木曜

★ヴァンキッシュラン屈腱炎。このところ故障報が増えてきた。春に硬めの芝で好時計を出してきた馬に反動が出てきているようだ。

 

★またも一部のマスコミで目にした「長距離GⅠ廃止論」。菊花賞や春の天皇賞を蔑ろにする勢力は競馬の敵と言っていい。

 

★ヤフコメやらツイッターやらの意見を世間の声と扱って流すバカメディア。とくにネット配信記事のニュースサイト。

 

★明石家さんまが以前、消費増税の際に国税庁へ乗り込んで、税金の使途を軍事に使うなと訴えたという話。あの年代で名を成している芸人やらアーティストは、ノンポリの最たるものに見えるさんま師匠であっても硬骨が背を走っている。

 

★世の中の金回りを良くするためには、年収600万~1500万の税率を下げて、しかも全幼稚園、保育園、私立学校の学費を控除対象にすればいい。少子化にも少しは効果があるだろう。年金の運用方式を変えてリスクの高いものにして5兆円も溶かすバクチを打つなら、こちらの方がよほど安全確実。素人考えは時に正しい。

 

★コメ離れに歯止めが効かないそうだが、それほど小麦食品に流れているのか?にわかには信じがたい。話はしたことはないが、身の回りの人たちってそれほどパンや麺ばかり食べてるの?主食は民族の健康にきちんとリンクしてるんだから、基本は米に置いて、たまに小麦系行くくらいが身体に良いと思うけどなあ。

 

★今日(4日)のTBSラジオ「たまむすび」に2年ぶりに石野卓球登場。木曜レギュラーピエール瀧とのトークは相変わらず凄まじかった。ソロアルバム発売とのことで2曲かかったが、そちらもまた相変わらずクール。電気グルーヴの2人がもう50目前か。

 

★金曜に所用で表参道へ。都心近くから見える入道雲もまた乙なもの。ふと口を衝いて出てきたのがはっぴいえんど「夏なんです」。歌詞の通り「田舎の白い畦道」が最も似つかわしいのだろうが、この曲はアスファルトや車の激しく通る国道すらそう錯覚させてしまう。とはいえ、あの曲調だけでなく、松本隆の詞の乾き方が抒情ベッタリになるのを防いでいるから、互換性を高めているのだろう。本来、はっぴいえんどは東京を舞台に描いた歌が多くて、田舎に題を採った「夏なんです」が異色。

ただ、いくら東京にこだわったバンドといっても、はっぴいえんどに新宿とか銀座は似合わない。表参道の裏とか、麻布とか、あのあたりがジャストフィットする。

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2016年8月 3日 (水)

7月31日・日曜

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160802-00000080-dal-base

「女子をグラウンドに立たせられない理由 感情的でなく建設的な議論を」

 

デイリースポーツの冷静な視点に基づいた記事。私のようなコメンテイター気取りで反射的にコメントを出す識者(今やブロガーとしてしか存在感を出せないような著名人が多いが)の総攻撃に一石を投じたと思う。ものすごく古い話になるが、プロであっても、阪神の三宅とか、阪急のマルカーノとか、練習中の打球が思いもよらぬ方向から飛んできて顔面を直撃したことで片方の目の視力を失った例がいくつかある。ましてや野球経験のない女子マネである。しかも慣れた自校のグラウンドではなく、時間限定のあわただしい中での打撃練習。大けがをしてからでは遅いのだ。男女差別に基づく時代錯誤な規定だと思い込んで書くという一部識者どもの軽率さには呆れるばかり。

 

31日の日曜。東京競馬場。この日は新馬戦で勝負して早々に返り討ちにあった。新潟5Rはグリトニルは爆弾印もボスザルなんていたことも知らん。ひそかに期待した小倉5R九州産新馬戦はガチガチ決着になってしまった。ならばと小倉6Rはカシノマストで勝負、ただワンダーフルリールは絶対消えないと決めつけて2頭軸マルチ3連単だけで勝負したらカシノ圧勝、ワンダー消えてしまう。

ちょっとこの日は3頭をまとめて当てるのは難しいと、馬連主体に切り替えたのが良かった。新潟10Rの馬連万馬券を◎★で仕留めて大復活。札幌最終の大通特別、小倉最終と中穴を連続で締めくくって、中盤までの大負け気配を一気に勝ちに持って行けた。

 

アイビスサマーDはどうみても堅く、かといってまとめて勝負するレースでもないので3連単5点だけ買ってみていた。配当は18倍も、レースはなかなか見応えがあった。これでベルカントはサマースプリント王者連覇の資格をゲット。おそらくこのまま使わない可能性が大(もしかしたらセントウルで上位を拾ってポイント加算に出ることもあるか)(

※追記・北九州記念出走が決定とのこと)なのではなないだろうか?

 

クイーンSはシャルール勝ったかというところにマコトプリジャール、福島牝馬Sの再現となった。私には3着馬がどうやっても買えない。この日はこういうケースが多かった。

野中騎手が1日3勝。エージェントが交替したそうで、そこから急激に乗り馬が集まってきた。波に乗って頑張ってほしい。反対にナナコバブルが中央では弾けつつある印象。もう少し乗り馬が集まらないと厳しい。

 

夜に開票が行われた都知事選は小池氏当選。また1,2年で辞めるようなことにならないように願う。恐ろしい某候補に結構な票数が入っているのを見て驚いた。

水曜は防衛大臣に稲田氏決まる。政権の対外姿勢が透けて見える露骨な人事だ。

 

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2016年8月 2日 (火)

7月30日・土曜の競馬

 729日金曜、前乗りで1年ぶりの新潟へ。この開催のために、毎年6月になると胃カメラを呑んで状態チェック、山海の幸食べまくりに備えているわけで、今年も楽しみ。

 夕方になると爽やかなことが多い夏の新潟だが、この日はジットリと湿度が高くただただ蒸し暑い。夕食はぶらぶら歩いて見つけた「吟の舞」でアスパラ焼、佐渡のイカ天、バイ貝ツブ貝とキノコのバター炒め、鮭のおにぎりに地ビール。満足。

 

 土曜朝は早めにチェックアウトして1レースに間に合うように新潟競馬場へ。この日の競馬場の出店は新潟名産の弁当フェア。「直千弁当」なるものを購入。ヤナギガレイのから揚げとたっぷりのほぐし鮭をまぶした弁当。いつもホテルでは朝食をとらずに、競馬場でのフェア目当てに腹を空かせていくのだが、それが報われる大当たり。ただ、なんでこれが直千?たしかに横長長方形の容器に入っていたけれど・・・。

 

 早めに赴いた理由はもう1つ、この日の新潟2RにPOGで指名したブライトエピローグが出走したため。断然人気だったが、終始後方、直線大外追い込んで届かずの不可解な競馬。前走で不利を受けたことが心底こたえたのだろうが、開幕週の内回りであれはない。ただ、負けたことは戸崎騎手のチョンボで片づけられるのだが、2着馬を捕まえられなかったことには結構落胆。思っていたほどではないのかもしれない。こういう惜敗を続けていく馬は得てして勝てないレースを引きずり、走るにつれて着差が離れていくことが多いもの。兄姉からももしかしたらダート?の予感も。

 わがPOGといえば、札幌2歳Sで有力馬の1頭となるはずだったレッドラシーマも脚部不安を発症して回避決定。トリコロールブルーもソエが出てしまい、秋の予定に間に合うかどうか。良い滑り出しから一気に暗雲立ち込めてきた。

 

 この日は競馬場も蒸し暑く、全くの無風。たまに吹く風がとてもありがたく感じるほど。ところが7R前から向正面から風が強めに吹き、通り雨がサーッとやってきて、そのあと気温が下がるかと思いきやそれ以上にムシムシし、8Rの頃にはまた無風に戻った。

 この開催のラジオ日本の解説は7Rから9R、そして11Rと推奨レースの展望。大荒れの7Rはかすりもせず。8Rは的中も9Rはこれまたかすらず。11Rもカレンリスベットが頑張ってくれたが馬券にならず。ただ推奨レースとした12Rは的中、意外とついてくれた。この日は小倉でソコソコ取れて、何とかセーフ。

 

メインレース終了後に競馬場を出て、新潟駅南口で毎年おなじみの回転寿司「海鮮家」で遅い昼食。フナバタ、マトウダイ、ホウボウなどの寿司ネタを満喫して帰途に就いた。

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2016年8月 2日 (火)

事務局からのお知らせ【オフ会開催!】 ※しばらくはトップに掲示します

※しばらくはこの記事をトップに掲載し、新しいエントリーは下にアップされます。
【オフ会のお知らせ】
 

 今年も会員の皆さま限定でオフ会を開催することになりました!
 8月28日(日)に行ないます(場所などの詳細については参加希望者の方に直接メール致します)。昨年は遠方から参戦して頂いた方、常連の方と楽しい時間を過ごすことができました。今年もオフ会にて皆さまと交流ができればと思っています。
○参加条件
・8月28日(日)時点で「水上学と絶叫する会」会員であること
・場所、人数確保の関係で確実に参加できる方(府中市内です)
○参加費用
・会場費 2500円(実費)
・競馬終了後の飲み会 実費(3000円程度)
とさせて頂きます。なお、会場の都合上、8月19日(金)までにお申し込みください。応募者多数の際は抽選とさせて頂きます。
お申込みについては
info@mizukamimanabu.net


に件名【オフ会参加希望】と書いてお送りください。詳細をメールさせて頂きます。

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