ジャパンカップ終了
またしてもだいぶ更新間隔が空いて遅くなってしまったが、25日の新宿ロフトプラスワンのイベントにご来場下さった方には心より感謝感謝。こちらの想定以上の入りで、出演者スタッフ一同とても喜んでいます。
スタジオ収録には慣れているものの、公開イベントのMCは実質初めてで、個人的な反省点は多々あったが、ゲストの皆さんのキャラとお客さんの熱気に救われて、テンションが落ちずにフィナーレまで行けたのは何よりだった。健康上100%ではなかったので、今イチスピード感ある仕切りができなかったことも反省。次にチャンスがあれば、まとめて取り返したい。
このイベントの段階では、雨がどうなるか微妙だったが、JC前日には降り出しが夕方遅くなってからの予報に替わり、泣きだしそうな空ではあったが小雨がパラつく程度で我慢してくれた。終わってみればキタサンブラックというか、武豊の独壇場。でもあのレースに武邦彦が乗っていたら、まずあんなに楽に行かせはしないはず(笑)。
とはいえ、キタサンブラックの自在性は本当に素晴らしいもので、別に逃げなくても競馬はできて、いずれにせよ勝ち負けになっていたはず。雨が降らないということで印は水曜時点の△から★に上げた。有馬記念の1番人気はこちらか?サトノダイヤモンドか?グランプリの大きな目玉ができた。ただ、ここまでがデキすぎの気がするのも確か。
△サウンズオブアースにも別の意味で脱帽。ヒモ馬なので常に△か○しか打てないが、寒い時期ならシッカリ自分の仕事をするのはさすが。
◎シュヴァルグランは直線入ってもエンジンかからず、ラスト1ハロンでは諦めかけたが、福永騎手がよくぞ最後まで渾身のムチを振るってくれた。3着に飛び込んだおかげで馬券もいろいろ的中。3連単は重ねていたところが入ったし、サウンズとシュヴァルのワイドが意外についた。有馬記念で逆転なるか。
レインボーラインは上がり最速で追い込んできたがこの展開では6着が精いっぱい。ただ、菊花賞から有馬へ直行してくれたら・・・・ここはできればパスしてほしかった。ディーマジェスティは上がりも凡庸で、位置取りとペースに殺されたわけではない。デキ落ちはパドックからも明らかで、菊花賞以来のスランプモードから抜けていない(どころか菊花賞よりさらに悪くなっていた)。菊のあとにここでシッカリ休んでほしいと書いたが、やはりここを使うべきではなかったと思う。あと同行のライターT氏は、「ディープの男馬は(才能が)売り切れるのが早くなってる気がする」と言っていたが、3歳春までに高次元の内容を見せたディープ産駒は、成長が止まるということかもしれない。なんとか復活してほしいものだが・・・。
秋晴れが望ましいといえば望ましいが、たまには晩秋の氷雨に煙るフィナーレも悪くない。2016年の東京競馬もこれで終了。関東では来週から師走の中山、いよいよラストスパートとなる。
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