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2017年1月

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2017年1月30日 (月)

お知らせです

ほぼ毎週のように競馬場で一緒になる、馬券生活者・上野誠氏の最新刊「馬券生活者 残り1万円からの逆転勝負!」が競馬ベスト新書から税込980円で発売中です。

 

上野さんの競馬観はもちろん、私は上野さんの文章のリズムとか展開が好きで、毎回新刊を楽しみにしている。競馬本には珍しい「負け」をテーマにしたところも斬新であり、自分の馬券スタイルに採り込むエッセンスがたくさんあるはずだ。奇抜さだけが目立つひとりよがりの馬券術はよく目にするが、「勝負レースをいかに選び、いかに儲けるか」という姿勢を身につけないとどうにもならない。結局は幹のシッカリしたスタンスが必要となる、ということ。ぜひご一読を。

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2017年1月27日 (金)

1月22日の競馬から (※追記あり)

 日曜の馬券は午後前半くらいまでは五分で持ち応えていたが、午後に大崩れで大敗・・・。

中山4Rは安いが完璧に取れた。5R、チャロネグロ強かった。6Rは見送ったが、勝負に出た7Rで潮目が変わり惨敗。私にはアスタリスクは買えない。前走は34着でくっ付いてきたダイワハッスルとダイワチャーチル、今度は入れ替わって23着でまたしてもくっ付いてきた。

 

 9Rの東雲賞のビヨンジオールは、シュミノーが掛かり始めた馬をコントロールできなくなり、この馬の走りとしては暴走に近いような自爆で、大きく離されたシンガリ負け。酷い。ミルコもルメールもシュミノーも、落胆させられる騎乗が続く。

 アメリカJCCのリアファルは、シュミノーの責任ではなく馬がまともなコンディションではなかったということだろう。故障した有馬記念ほどではないが、似たような位置からズルズル後退。予想TVで調教がおかしいという指摘があったが、おそらくそれが正解なのだろう。翌日の東スポにやっと「中間一頓挫あったリアファル」という報道が出ていた。その内容までは出てなかったが。

3着ミライヘノツバサは中1週の昇級戦、ペースを考えると本当に強かった。ただ中山以外は厳しいか。ナスノセイカンは不利が大きかった。まともなら3着争いには加われたはず。まあどのみち、9ヶ月ぶりでアタマなしと考えていたタンタアレグリアに勝たれてはお手上げ。合っていたのは、ゼンノロブロイが中山2200全くダメのデータは無視すべしということだけだった。タンタアレグリアといえばPOGで持っていた馬。活躍してくれるのは悪い気持ではないが、冷静に考えると晩成なのだからPOGとしては見る目がなかったということ。

 シングウィズジョイの落馬のシーンは、目線を新聞に落としていたときだったのでその瞬間は見ていなかった。痛ましい事故となってしまったが、見直せば騎手次第で防げたケースだった気がしないでもない。まあレースにも乗れない人間が言うべきことではないが。

 

 東海Sのアスカノロマンは最内枠でダッシュが利かずに揉まれて終わる。グレンツェントは、「横山典は重賞でアタマなしの誓い」?を立てたので勝たれたら終わりだし、23着馬はいくら買う要素があっても自分としては終わってから言えること、通用せずで片づけてしまった。なお実は蛯名も重賞ではアタマなしを貫く誓いを立てていることは内緒だ。

 

 愚かな思い込みを抜きにしても、馬券が崩れるには崩れるだけの理由がある。中京5Rで34倍のスリーランディアに◎ながら馬券の形にできなかったこと(石清水Sの○ムーンエクスプレスも然り)、3連単と3連複の選択ミスもあったし、中山8Rでキチロクステージを穴と見つつ、ワンボーイをぶった切ってしまった。

 

 福永騎手がインフルエンザのためにすべて騎乗乗り替わり。一部記者やマスコミでは前夜から情報が流れていたようだ。JRAの広報は、診断を得たら夜であってもすぐに発表しないと、その間馬券は売れ続けるわけで、問題はあるだろう。競馬のリスクと言ってしまえばそれまでだが、明らかに違う騎手が乗ることが分かっているのにそれを発表しないというのは納得しがたいものがある。騎手を予想の大きなファクターにしている場合はなおさらだ。広報が前日夕方に業務を終えてしまうから仕方ないと言えば仕方ないのだが・・・ここは体制を改めた方がいいのでは。

 

 田辺騎手無双状態がが続く。もともと乗り馬に恵まれない時代から光るところがあった騎手。今JRAでは一番だと言っていい。

  田辺騎手で思い出すのは須田さんの慧眼。田辺がデビューした年の暮れだったと思うが、懐かしのクラパの楽屋で田辺の可能性を力説し、「田辺全部買う会」結成を宣言?していた。おそらく一番早く田辺に注目した人だろう。

 

 

 

 競馬を終えて打ち上げの蕎麦屋で千秋楽を。稀勢の里ピンチから逆転のすくい投げ。まあ見た目ほど危ない感じはなく、白鵬もキッチリ仕事をして負けたという印象。後日横綱昇進も決定した。昔から「相撲は7日目と14日目が一番面白い」と言われるが、初場所もまさにそうだった。

 

 

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2017年1月24日 (火)

1月21日・土曜の競馬

土曜は中山。馬場造園課のコメントは、霜で芝もダートも馬場の表面が濡れているとのこと。馬場は良馬場だが、またハローが掛かるとダートの表面は黒くなっている。空気が乾燥してるから馬場も乾くというのは、再三書いているように思い込み。

 

 寒い風が強めに吹いたが、向きは時間帯でいろいろ変わった。場内の某店で暖かいものを注文したが、出てきたのは冷たいもの。この寒空にそんなもん頼むか!と取り返させようとも思ったが、時間がないのでそのまま受け取った。もったいないが冷えてしまって全部食べられず、スイーツフェアの八矢庵のどら焼きと栗大福で穴を埋める。

 

 この日最初に購入した京都6R、馬連のホーリーブレイズ、エイシンルジーナが的中寸前で差されてはずれる。11番人気が10番人気に差されてしまって、9-14の104倍が逃げる。ただ、単勝人気は上なのに、7-9は122倍と逆転現象。

 

 中山9Rの若竹賞は堅実に取って、放送に入って10Rは◎△で安い馬連を無難に。11Rは◎★△で巧くいった。12Rは◎マヤノピナクル3着、連は外さないと思っていたので取り逃してしまったが、放送中で21敗ならまあまあ。なお優馬の佐藤さんが、先日プロ野球選手を引退した某氏が、競馬ラボをいつも見ているということを伝えて下さって感激かつ身の締まる思い。

 

外れてはしまったが、その12Rはそれにしても直線がスリリングだった。

このレースのように、かなりのスローでも前が崩れることは意外と珍しくない。競走馬については、人間のアスリート的な分析による運動生理学的なアプローチはよくなされているが、動物行動学的側面が語られることはあまりないように思う。以前、場内FМで取材したN博士が言われたことなのだが(と記憶している)、馬は集団で動いている時の方が安心するので、群れから人間の手でそこから抜けださせようとするのは、意外と苦労するのだとか。だからもしかしたらレースにおいても、スローで固まった中で先頭、2番手に居る馬は、本当はもう少し後ろに位置したいのに無理やりそこに「居させられている」と感じているのかもしれず、だとしたら馬にはストレスになって、運動生理学的には楽なペースであってもメンタルの面でイヤになって疲れてしまう・・・ということはあるのかもしれない。だから馬群を意識させないように単騎で逃げてしまうとか、回りに馬を置かずに、前の逃げている馬に自分だけがついていくような形にした方が、掛かるストレスは小さいのかも。もちろん馬の個々の性格もあるわけで簡単に割り切れるものではないだろうし、勝手な想像だが。

 

 話が脱線したが、京都は5頭立ての若駒Sは本当に遊び程度で買ったら◎○で決まってしまう。人気薄同士で馬連は23倍ついた。うーん、でもこの5頭立てを本気では買えない。反対にうまくいったのは11RのすばるS。◎▲★で350倍は悪くない。3着、マッチレスヒーローに感謝。12Rはかすらず。

 

 この日は久々に予想TV。急いでお台場に移動し、結びの白鵬と貴ノ岩の一番に間に合った。稀勢の里の勝利は移動中にラジオで聞いていたので、ここで白鵬が負ければ優勝が決まる。控室のテレビをつけて力が入る。貴ノ岩の勝利で稀勢の里初優勝。その瞬間はテレビのない部屋で待ち、付き人の口から白鵬の負けを知らされたとのこと。あの感情を出さない目がみるみる赤くなったシーンはなかなかドラマチック。リアルタイムで見られて良かった。

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2017年1月20日 (金)

今週も空を睨みつつ(追記あり)

たいへんな寒さだが、週末の3競馬場は何とか雪は免れそうだ。

 

◆前回、4歳ワンツーを騒ぐことに意味はあるのかというようなことを書いたが、菊花賞出走馬、さらに上位馬がその後活躍していくのは大変望ましいこと。忌わしい長距離GⅠ廃止論者の顔色を失わせるような結果になっていってほしい。

 

14日から9日間で6日開催があることになる変則日程となってしまった。さすがに買い疲れ感。

あと、天候面の問題は別にして、好天の日であっても、去年後半から来場者の数がまた減りつつあるように思える。調べていないが、週報で毎週のように前年比100割れしている日がほとんどなのだからほぼ間違いないだろう。憂慮。

この変則日程のせいで、19日のプロレス大賞表彰式には出席できず・・・・。毎年東京スポーツのご厚意で出席・・・というとおこがましいが、観覧させてもらっていたのだが。仕事の多くが後ろへズレてしまったので仕方ない。

 

◆トランプの就任式。以前、あの体躯では健康上でアブないと書いたが、健康面以外でも、そう長い政権にはならないような気がする。スキャンダル、失策、その他・・・・。間違ったものは早晩消えるのが摂理。トランプが本当に間違ったものであるなら、何かが起きて退陣するという流れになりそうな。

 

◆私が放送業界にいた頃にはあり得なかった電通へのメスもそんな流れの1つか。貴重な人命が失われたのは悲劇だが、無駄ではなかった分まだ救いがあるのかもしれない。その業界での横暴さから、ここでは書けない間接的被害を受けたこともある。JRAの取引停止、賛否両論あるだろうが、個人的には賛成。

◆宇良、決まり手が発表されるようになってから初のたすき反りを決めての勝利。リアルタイムで瞬間を見られた。

◆明日は14時半からラジオ日本、夜は久々の予想TV。いいかげん出演時に当てたいが・・・・。オンデマも出ます。

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2017年1月18日 (水)

雑学おじさん&日曜以降の競馬

◆最強の法則 2月号発売中。どれも必読だが一番の推薦記事は田端到さんの連載「競馬万華鏡」、ジャパンCの栄光と衰退・後編。田端さんのこの連載は毎月推しているような気がする(笑)。

 

◆以前厩舎関係の方に聞いた話だが、トレセンで調教のとき、朝イチの蹄跡のない馬場に新馬など出走経験の浅い馬を入れると、警戒して稽古の時計が出ないことが多いとのこと。蹄の跡を見ることで、仲間が通った場所だという安心感を持つそうで、蹄の跡がないということは、そこを最初に通るのが自分だということで、警戒するのだそうだ。

 

◆ノロウイルスやインフルエンザの猛威は収まる気配を見せていないが、ノロをはじめとする胃腸炎を引き起こすウイルスの防御として、この時期はなるべく手でつかむ食物を避けること、という記事を見た。例えばおにぎりとかサンドイッチとか。食べたい時は箸やフォークなどを使うか、何かで包んで持つべきなのだそうだ。

 

またスマホ、アイパットの画面の雑菌増殖も映像で見せていた。私はどちらも持っていないので無縁なのだが、使っている人にはこまめの手洗いや、画面の殺菌をオススメするとのこと。考えてみれば、指先をなすりつけまくるわけで当然といえば当然。

 

◆書き忘れていたが、アポロケンタッキーの件は報道の側に少し悪意を感じた。まあ実際に起きたことだから報道するのは自由としても、あれではいかにも不正をしたかのような印象を与える。いわゆるドーピングとは真逆の件なのに、それについては何も触れられていない。規則違反については陣営の考えが甘かったことは確かだけど、報道の仕方はかなり不完全。「規制薬物」と「禁止薬物」の違いの解説すらない記事が多かった。

 

◆法事で日曜の競馬はまとめ買い。京成杯と最終で崩れてとうとう今年の連勝ストップ。京成杯はガンサリュートが買えず。

月曜は税務署に用事があって行くついでに東京競馬場に寄ってこれまたまとめ買い。府中本町から見える富士山が美しかった。馬券の結果は前に書いた通り・・・・(涙)。

火曜の京都は通常業務や当初から入っていた予定もあったので2鞍だけ買う。日経新春杯は軸馬のカフジプリンスが崩れてダメ。4歳ワンツーがもてはやされているが、そんなに騒ぐことだろうか?

田辺騎手がひと鞍だけ、当初なかった騎乗予定を入れて乗りに行ったが結果は出ず。わざわざ乗りに行くのだからと思った人も多かったようで人気になり過ぎ。

なお駆け込みエントリー馬は馬券にならず。一昨年の東京みたいに、順延も翌週でないと、さすがに態勢が整わないということだろう。

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2017年1月16日 (月)

ただいま月曜午後です

月曜中京、8Rのヒルノサルバドールが粘っていれば・・・・絶望の3連複。それより何より、各所でプッシュしまくった10Rサンマルライバルがあれで届かないとは・・・・デカすぎるハナ差。★サノサマーだし、結構痛い。痛すぎる。そろそろ運のメッキが剥げてきた。もう何週かもってほしかった。

 

京都は今晩がまた雪の予報。明日も未明までは残りそうとさっき天気予報で言っていた。もし明日もダメになったらどうなる?

 

とにかく日曜の京都は、まあJRAの決断も裏目になってしまったのは確かだしマズイことも結構あったから検証しないといけない点もあるのだろうが、とにかく天気予報にダマされた感。除雪作業の大変さを思えば頭が下がる。

ただ、開催が火曜順延になったことが発表になってからも何時間か、携帯用IPATの画面では京都開催が日曜は発走時刻を遅らせて行うという、未明の告知がそのまま表示されていたのはお粗末すぎた。

 

この日程の激変は、いろいろ各方面でてんやわんやだろうが、特に週刊競馬ブックは大変だろう。印刷所とか、一度月曜に取ってキャンセルして火曜に取り直しとかしていただろうし。出版のプロの人によれば、ギャロップはまだサンケイの販路があるからいいけど、ブックはイレギュラーになると流通もお金が変わってくるのでは、とのこと。しかも月曜発売と水曜発売では、売り上げも相当違うことが見込まれる。何とも罪なケタ外れの寒波である。

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2017年1月14日 (土)

1月14日 土曜の競馬

テメエの格付け遊びのために競馬やってんじゃねえわドアホ!

 

 

・・・と柄悪く怒鳴ってから通常モードで。

 

14日、中山も当然厳寒。午後イチあたりまでは日も出ていたのだが、黒い雲が広がってきて、午後には粉雪も舞った。北風吹いて手もかじかむ寒さ。

 

◆いくら空気が乾燥しても、今週はずっと寒くて日も弱いから、ダートは月曜に降った雨がまだ乾かない。だから湿度はあまり関係ないんだって。おまけに濡れた馬場に凍結防止剤散布で、なお乾きづらくなり、時計はこれまでより少し速くなっている。

 

◆スイーツフェアは和菓子の八矢庵。栗大福と最中。ともに甘過ぎない、職人的な味付けの甘さ。本当にウマイ。もちろん明日も、そして来週も出店してくれるそうなので、来場の際はぜひ。

 

◆場内で流れる企画もの映像のナレーション。「見逃せません」とか「目が離せません」で締めるものが多すぎ。別に競馬場だけでなく一般テレビでもそう。自分が放送原稿の修業をしていた頃、こんな締め方をしたらベテランDに黙って突き返されて何度も書き直しさせられたものだ。「何このダサイ締め方」と目の前で原稿を破られたこともある。まあテレビはともかく、競馬場のVにそこまで求める方がおかしいんだけど。ただこの語尾を聞くたびに、昔のジリジリ焼かれるような思いが蘇る。

 

◆中山2R、5Rで調子をつかみ、7Rは馬連とワイド勝負で本命対抗。これで早くも余裕が出た。8Rはヘグリ、9Rは見送り、ラジオ日本の放送に入った10Rも本命対抗。ただ4番人気と6番人気で17倍はつかなすぎ。

11Rは勝ち馬が3連単では抜けたが、最もシェアを割いたゴーイングパワーと◎ナンチンノンのワイドが意外とついた。12Rはエリーティアラが粘っていれば3連複だったのだが、ゴール前で差されて4着・・・◎コスモフレンチも良いところまでは伸びてきていたが。

 

◆中京は雪で中止の恐れもけっこうあったので、予想していたのは愛知杯くらい。これも◎クインズミラーグロとマキシマムドパリのワイドが8.7倍ついてこれを厚めに買って利益が十分出た。3連複は3着をダラーっと流して100円だけ引っ掛ける。

京都は101112Rと3つだけ買って全滅も、まあ何とか今日も勝てた。

 

このところ何とか戦えている理由として、以前は人気馬に乗る騎手の一部の不調を挙げたが、もう1つ、レースごとの券種のチョイスがハマっていることも大きい。券種選びを、レースの人気分布や性格を元に臨機応変に考えることも予想の大きな楽しみ。同じスタイルで貫き通す手もあるし、それで成功する人もいるが、自分には向かないというか、馬券を買う楽しみが半減してしまうと考えている。もちろん裏目裏目で地獄を見る時もあるが、それもまたギャンブル。そもそも、何事においても自分が理想とするのは、首尾一貫よりも臨機応変を極めることだ。

 

とカッコ付けてますが、とにかく一番言いたいのは「このままずっと中山で競馬やっていて!」という、この一事に尽きます。

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2017年1月13日 (金)

埋め草その2

◆あれほど大みそかまでもてはやされたピコ太郎も恋ダンスもパーフェクトヒューマンも、ひと晩過ぎただけで年を跨げば、もうテレビでもパッタリと見られない。前も「年明けリセット現象」について書いたけれど、本当に年が明けた途端になかったかのようになるものが、たくさんあるのは面白い。

 

◆この週末の寒波は最大級だそうだ。北極圏なみの寒気がやってくるとのこと。センター試験受験生にとっては、ここまで年末年始、穏やかな気候がずっと続いてきたのに、なんでこの週末に・・・と暗澹たる思いだろう。しかし得てして、人生においてこうした巡り合わせの悪さは頻繁にやってくるものだ。自分は2度共通一次を受けているが、たしか1回目は粉雪くらいの軽めの雪が降った記憶がある。何を恨んでも仕方ない。条件はみんな同じと割り切るしかない。

 

◆いろいろな方からメールで、先週の予想についてお褒めの言葉を頂くが、前に書いた理由に加え、以前のレースを見て得られた印象や検証が、偶然にも正しかったようにみえる現象がこのところ続いていることもあるようだ。年末のミスエルテもそうだったが、特に中山金杯のストロングタイタンとドレッドノータスに反映できた気がする。もちろん本当に何が理由で負けたかは誰にもわからない。競馬、というか馬券とは勘ぐりと決めつけで成立する遊びである。

 

◆安易な「時間限定テーマ作品」(余命があとどれだけという状況や、記憶が何日しかもたないとか)が実に多くないか?以前から多かったがこのところ本当に目に付く、というか鼻につく。時間設定を作るのは、実に安直に緊迫感と悲壮感を盛り込むための方便である。性別入れ替わりとか、時空を飛び越えるとか、その手の似たような作品も多い。安易すぎて作り手の懊悩が見えない。

あと気がつけば、ゲームのTVCMも多くてうんざりする。

 

◆サンケイスポーツの社説的?コラム(裏一面)に、人工知能に関する産経新聞本紙のコラムを引いて記事が書かれていた。雇用問題に関することだった。

チェスとか将棋で人間が負けただの勝っただのというニュースは何度か目にしたことがあるが、そんなことはどうでもいいことで、人工物が人間を超えることは本来ならあり得ない。人工知能をどう使うかを決めるのは人間であるからだ。

前回、たまたまドローンやロボットの件で書いたけれど、人工知能にしても同じで、人間ができないことを克服してメリットを享受し、ハッピーになるための使い方をすればいいだけであり、一部の知的エリートが合理を突き詰めるために使うとか、特定の集団や個人が利益を得るために使おうとするからおかしなことになってくる。人工知能の脅威や人の営為への関わりを謳っている奴らというのは、メディアに浮かされて考えが浅いだけか、あるいはそういう事態になることで利益を得ようとする立場の人間の企みにすぎない。

そもそも、人工知能は無から有を作りだすことはできない。プログラムから逃げることができない。広義のクリエイティビティ、想像力において、人間は圧倒的な優位性を持っている。

 

 

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2017年1月12日 (木)

埋め草程度

週末の、とくに関西の天候が怪しくなってきた。日曜の京都、中京が雪の予報(木曜夜現在)。今年もそんな心配をするシーズンになってきたが、とにかく順延だけは勘弁願いたい。

 

◆ここ数日の楽しみは、宇良の取り組みの映像を見ること。その日の取り組みを何度も見て、また過去の映像にも手を広げている。総合的な身体能力はおそらく歴代の力士のナンバーワンではないだろうか。早く幕内上位まで来て、どうも相撲内容が好きになれない3人のモンゴル人横綱を倒してほしい。

 

◆JRA賞。モーリスの特別賞当たった。それよりなにより、熊沢騎手にも特別賞には驚いた。これは嬉しい。JRAもイキなことをするもんだ。

 

◆危険でこれまで人間が踏み込めなかった場所に棲息している生物の映像が公開されていた。撮影したのはロボット。ドローンの空撮映像もそうだが、無機質なこうした道具は、人間に取って代わるのではなく、人間の足らないところを補完するこうした使い方が一番しっくりくるし、あるべき姿だと思うのだが。

 

◆以前から気になっていたのが、「慎重に捜査を進めています」という言い回しが、ニュースの終わり方で頻繁に聞かれること。本当に「慎重に捜査を進めて」いるのか、それともそういう紋切り型の定型文があるのか。

そもそも、事件の見込みが立ったのに、あるいは容疑者が特定されたのに、なぜ「慎重に」なのだろうか。迅速にじゃあかんのだろうか。

 

◆似ているシリーズ。阿部サダヲと亀梨くんは顔立ちがほぼ同じ。

 

 

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2017年1月10日 (火)

いろいろあった8日の競馬

8日の日曜は2R前に東京競馬場。朝から曇天、府中は早めにお昼前から久々のまとまった雨。中山はもう少し遅れて降りだしたようだが。

 

この日は買いたいレースの大半が中山。馬券はオッズや自信度、狙っている馬のタイプにより、券種を変えて臨機応変に買う方が堅実だし、そこを考えるのもまた面白い。ということで、3Rはよく分からないところもあったので、とりあえず6番人気のプロムナードの複勝だけで行ったら310円ついた(分からないなら買わないという手もあるが・笑)。

4Rは圧倒的な人気のヴォルタに逆らえないけれど、買いたい馬の中に人気薄の10番が入っていたので、1頭軸の3連複で相手を絞って流したら、ヴォルタが勝っても万馬券の組み合わせ。ツイテいる。なおこの時間帯に1頭軸マルチで3連単を買うのは、勝負レースで無い限り得策ではない。

 

6Rはウインイクシードで仕方ないと思っていたので、単勝と馬連、3連単。3連単は3着馬抜けも、単勝と馬連をゲット。

6Rは配信もした勝負レース。◎○▲で決まってもろもろ大漁、ここで余裕ができた。8Rはヒモで決まってダメ、9Rは勝ち馬が買えずにこれも失敗、サンライズSは3着馬が抜けでやや暗雲たちこめたが、フェアリーSで幸運が待っていた。◎▲で決まってくれた。

今年から重賞で横山と蛯名は23着付けでしか買わないという誓いを立てた(笑)ので、横山騎乗のアエロリットとの組み合わせはライジング→アエロの馬単をまずまとめて買い、あとはライジングが来た時に絶対に払い戻しがあるように単複を、3連複は4頭以外3列目はダラダラ流した。3連単は3着を絞ってダメも、馬単200倍は付き過ぎ。単複と300倍台の3連複、馬単メインでお腹一杯、たまにはこういう日があっていい。

 

ライジングリーズンの勝因は、まずは枠と馬場、そして丸田騎手の好騎乗。これらは必然だったかもしれないが、私の馬券については90%が幸運のおかげ。

なぜかと言えば、前々回書き忘れたが、5日にラジオ出演を終えて中山から法典へ向けて歩いている途中に共同通信から8日の出馬除外について連絡が入り、シンボリバーグ、アピールバイオ、ライジングリーズンを重視して書いていた原稿がライジングだけになってしまったので、急遽慣れない携帯メールで法典駅の改札前ベンチに寒風の中に座り込んで、差し替え原稿を30分近くかけて打ったという顛末があったのだ。原稿を打っている最中になおさらライジングへの確信が高まったわけで、この手間がなければ、ここまでの思い入れは持てなかったかもしれない。この辺りが幸運の所以。

 

とはいえ、反対に私が「持っていない」と思ったのは、競馬予想TVの件。実は過去にもトーセンベニザクラの年や、ノットフォーマルの年に的中していたことから、出演を打診されていたのだが、連絡があった1か月前は、、めまい改善の兆しがまだ見えない頃で、5日中山でラジオ、6日に新宿でもう飛ばせない定期検査、7日にまた中山から、夜お台場で深夜帰宅後原稿・・・の動きをこなせる自信がなく、キャンセルしてしまったのだ。そういう時に限って大きく当たるのだから、いかに番組と縁がないか・・・。なお今週末は法事で出られないので、次回は21日までとぶ。おそらくそこではまた醜態を晒すことになると思うのだが(苦笑)。

 

それにしても今シーズンの予想TVは、出演の有無と的中が完全に裏目に出る。あの番組において出演のボタンを掛け違うと不思議にシーズン全体を通して不調となるのは、私に限ったことではない。巡り合わせの面白さ。

 

話を戻して日曜の競馬。実は私のフェアリーSなどは前座にすぎなかった。同行者の1人が、なんとWIN5にリーチをかけてのシンザン記念を迎えたのだ。

ペルシアンナイトかマイスタイルが勝てば達成ということで、人気のペルシアンでも500万は行くだろうし、マイスタイルなら2000万は行けそう。直線での二転三転は本当に長く感じた。H氏が選んだ2頭は共に勝ちを窺わせるシーンを作りながら惜敗・・・他人事ながら、正月から良い夢を見せてもらった。

一番驚いたのは、H氏がレース中一度も声を出さなかったこと。もし自分なら、直線は絶叫、ゴール後は地面に転がるのはまず間違いないところ・・・(実際過去にWIN5で一度これをやっている)。

 

最終まで終わって競馬場を出る時は大雨。この日は調子良くめまい薬を飲んでいなかったので、打ち上げでビールをコップに2杯だけとはいえ飲めて満足。まさに勝利の美酒。今年は3日間すべてプラスで終えられるという、絶好のスタートを切れた。考えてみれば1月はいつも良いのだけど、先週が特に良かったのは、得意の中山が時計のかかる芝になっていること、この3日はルメールや戸崎、デムーロなど、人気馬に乗る騎手が軒並み不調で、狙った穴馬の邪魔をしていないこと(笑)が原因だろう。

彼らが調子を戻してきても落ちないように踏ん張らないと(笑)。

 

 

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2017年1月 7日 (土)

1月7日・土曜の競馬

 6日は女子医大病院で定期健診。本当は年末に受けなければならなかったのだが、めまい騒動で延期していた。今はめまい止めの薬は外へ出る用事がある時だけ服用、それも1日1錠で乗り切れるようになった。外出する用事がなければ飲まなくてもいいほどに回復。

 

 今日7日は中1日で中山競馬場。昼は西船橋駅近くの寿司屋のランチタイム。寒くなる予報だったが、風がなく穏やかで、5日より暖かく感じるくらい。

 

◆到着してすぐの中山5Rの未勝利戦、ルネディから入って単複、1,3着のワイドで幸先よし。行く馬があまりに少なく、これは楽な展開と考えたし、中山マイルならローエングリン産駒は合う。

 

◆午前の結果をチェックしたら、中山2Rがルフィ馬名のワンツー。そう言えば5日の京都金杯はスピネル馬名のワンツー。

 

◆中山ダート1200m、この年末開催からずっと、例年になくミスプロ系が勝てない。

 

その中山のダートだが、どうも「冬場は空気が乾燥しているからダートもパサパサで力が要る」と思いこんでいる人が多いように思うし、そう書いてある新聞も目にする。だが現場で見ると決してダートはパサパサではない。表面は確かに白いのだが、ハロー駆けの車が通って砂をかき混ぜると、すぐに下の湿った砂が表面に出てきて、色が黒っぽくなっていく。

確かに今は凍結を恐れて散水はしないし、雨もかなりの間降っていないが、冬場は夜間に霜が降りたり結露があったりするからか、意外と砂は濡れる。パサパサに乾燥することにおいて空気の乾燥度の影響は小さくて、むしろ空気の湿度はあっても直射日光の強さで水分がすぐに蒸発してしまう夏場の方だ。5月の暑い東京や夏の新潟小倉で、砂が煙となって舞い上がり落ちてこないシーンをよく目にする。

 

しかし、だからといって冬場のダートが軽いというわけではない。特に新潟や東京のもともと軽いダートはそうなのだが、今は昔より粒子の小さい砂を使っているようで、乾いても蹄が潜りにくいように見えるのだ。反対に、軽く湿ったくらいの方が、蹄が中に入り込む。つまり砂の密度が、水分がないと高くなって締まり、水分があると適度に緩くなって蹄が潜り・・・という感じなのだ。冬場の砂の濡れ方は、蹄が最も潜る具合の水分量になっているのかもしれない。ただ、もちろんその水分も雨で多くなって道悪となれば、当然脚抜きが良くなって、時計は速くなるわけだが。

 

◆中山の寒竹賞、ホウオウパフュームの切れは凄かった。牝馬がこのレースを勝った例にはシーザリオやバウンスシャッセなどがあるが、この馬もその列に加わる資質は十分だ。またこの世代に強い牝馬が現れた感。

 

◆馬券はこの日は好調で、中山5Rのあとは特注穴馬で配信した京都8Rのヨウライフクが頑張ってくれた。さらに中山10Rは馬連がなぜかついてどの券種よりオイシイ配当に。11Rはジェベルムーサを狙ってダメだったが、12Rを仕留めることができた。

京都は10Rの3連単を重ねて取れて、また淀短距離Sは◎オウノミチがダメだったので3連単は取れずも、馬連と3連複が意外とついて十分。唯一悔しかったのは、けっこう気があった京都最終のマイネルネーベルが見せ場なしで終わったこと。

 

◆今日はなぜか帰りの電車がとても混んだ。私のような風体だと、痴漢冤罪が本当に怖いので、極力女性の後ろには立たないようにし、不運にも後ろや前に女性が立っているポジションに自分が入った時は、1つの吊り革を両手でつかむようにしている。また前に座っている人が寝ていないかどうかも一応確認する(万一の時に私が手を挙げていたことの証人に成り得るかをみるため)。痴漢冤罪から身を守るのは自分しかできない。

 

◆突然だが、前に「競馬メディアが完全にweb化し、競馬新聞は近い将来無くなるかもしれない」という記述を見たことをふと思い出し、改めて、割りと本気でこういう言説を吹聴している輩を嫌悪というか憎悪したくなる感情が湧きおこってきた。まあこれについて書くと長くなるので止めますが。

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2017年1月 5日 (木)

1月5日の競馬

5日は競馬関係者にとっての元日。今年は金杯当日にラジオの当番が回ってきた。今年は曜日の巡りで4日仕事始めのところが多かったので、5日の朝9時すぎの総武線は普通に通勤ラッシュ。

 

朝食は軽くパン少しだけだったので、西船橋駅前のラーメン店「葦屋」の中華そばスペシャルで朝昼飯兼用。暖まって中山へ。人出はさすがに金杯、多いが、これでも最終的には前年割れしたそうだ。

年が変わっても、すべての物事は連続していて、何も変わりはしない。だが、競馬ファンは週ごとに都合のよいリセットができる人種なので、何をかいわんや。去年のことはスッパリ忘れた?かのような顔顔。

 

今年の馬券初めは中山5R。マイネルバンド―ロ本命で、最後の最後で内田騎手が圧倒的人気のポールヴァンドルを差し切ってくれた。かなりオイシイオッズになっていたので単勝勝負で、12着付けで流した馬単も取れた。幸先良いスタート。

 

この時間帯は直線強い向かい風だったが、午後に入って風向きが逆になり、その後またコロコロ向きが変わった。直線追い風になっていた10Rは前前で決着。しかしメインレースあたりになると横風になり、ポールの3本の旗が忙しそうだった。ただ、好走する脚質には影響が出たかもしれないが、勝ち時計にはほとんど影響していない。

 

中山では吉田兄弟と木幡兄弟が勝利。同一場で同じ日に2組の兄弟騎手が勝つことはかなり珍しいのでは?ことによると初かもしれない。

 

スイーツフェアが再開されて、久々に元禄庵のあんぱん。最もお気に入りのつぶあんの生クリームあんぱんを、ラジオ出番待ちのお伴用に購入。1200円でこの旨さ。元禄庵はお客にも知られているようで、私が購入した時は10名くらいが群がっていた。

 

ターフビジョンで今年のJRACMを演じる俳優女優陣のコメント。全員NHK朝ドラの主役か準主役をやった4人を揃えたというのは少し安直な気もするが・・・・。ここらでガラリとトーンを変えてくるかと思っていた。あとテーマの「ホット&ホリデー」は、意味が?

 

7R終わってラジオのためにスタジオエリアへ。初日だけあって普段はお見かけしない顔も多い。共同通信のKさんもご来場。記者フロアの穴場前で呼び止められた。他にも記者の方々から丁重なご挨拶を。

 

肝腎の予想、今日は本命がよく走ってくれた。中山7Rのマイネルフレスコ、8Rのエネスク、9Rのディバインコード、10Rのコスモカナディアン、11Rのツクバアズマオー。その割には大勝ちできなかったのは、切った馬にヒモに飛び込まれたから。それでも3着ならまだ、馬連でフォローできるのだが、ウインフェニックスやクラリティスカイみたいに2着に入られるとどうしようもない。

7Rと9Rは安い馬連のみ。完全に上手くいったのは、京都8Rのダイゴマサムネ(しかし人気馬が23着で、これでは馬連しかおいしくない。単勝は買えなかった・・・・)、そして中山8Rと3連単の目を公開して500倍ついた京都の10Rくらい。中山12Rは◎パワースラッガーが完敗。京都12Rは堅そうで回避。

 

改めて両重賞。中山金杯はなんちゃってGⅠ馬と片付けて切ったクラリティスカイに割り込まれた上に、ワイドでシャドウパーティーとツクバのワイドを3000円買っていたから悶絶。10倍以上は確実にあっただけに・・・。リアルタイムではシャドウが差したように見えたが、スローでは内のシャイニープリンスが3着優勢でガックリ。大きなハナ差。せっかく中山不向きと見てドレッドノータスをぶった切り、過大評価と判断したストロングタイタン危険と見て一番下の印に留められたまでは正解だったのに・・・。

京都金杯はフィエロがなくて、これも安い馬連のみ。フォーリー騎手でトップハンデ、私には買えない・・・。◎アストラエンブレム、あまりにも勿体ない競馬。最後はいつのまにか大外へ出してすっ飛んで来たんだけど。

 

終わってみればチョイ勝ちに留まった今年の初日。まあ負けないだけ良しか。金曜を挟んでまた開催がある。3連勝のチャンスが残ったと考えて頑張ろう。私が中山へ行く土曜までは晴れそうだがかなり寒く、日曜は雨の予報。馬場に影響が出るくらい降るのかどうか?

 

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2017年1月 4日 (水)

年末年始はダラダラと

 関東は暖かい穏やかな正月だった。仕事始めは例年通り3日の共同通信への出稿。外へ出る仕事は5日のラジオ日本(14時半から16時半)。今週のラジオは5日、7日という変則。外へ出る最初の仕事の5日は、関東は冷え込む予報・・・。

 

◆耳鼻科の先生にも、動ける時は動いた方が治りが早いと言われたので、年末は断続的に休憩を挟みつつ家事や散歩に努めた。

大掃除で本の整理をしている時、昔の「プーサン」が出てきて、ふと読み返しているとラムタラが輸入されることが決まった時の号があった。評論家やライターがこぞって「日本の競馬を変える」と期待していて、賛辞に溢れかえっている。なんとも複雑な気持ち。

 

◆去年の紅白は、アイデアが先走ってしまって、現場に落とし込んだ時の絵が見えてなかったとしか思えない。演出サイドの企画力はあったが想像力が足らなかった。これは制作あるある。

去年はあまり見たいと思う歌手がいなかったので、適当に流す。一番よかったのが夜桜お七というのもなんだか。今更気がついたが、あの曲はボヘミアンラプソディみたいな構成してる。水も漏らさぬ紅白には珍しい作詞作曲者の表示ミスという凄いチョンボも見られてお得感。

もちろん毎年恒例、裏の格闘技イベントとザッピング。楽しみにしていたのは所英男の試合と、クロン・グレイシーの試合。総合格闘技戦は打撃より締め技、関節技で決まる方が好き。共に凄い試合だった。とくにクロン・グレイシー戦のフィニッシュは衝撃的。

 

◆元日はダラダラして、2日は日帰り帰省。まだまだ法事や残務処理があり、今月もけっこう帰らないといけない。

 

◆元日の夜には初夢は見ず。自分には年に何度か見る夢が3種類あって、大学の出席が足らず単位が危ないと焦っている夢、3時間の生放送の直前なのに選曲した音源を出しておらず、キューをふりながら合間を縫ってレコード室に駆け込んであたふたCDを引っ張りだす夢、そして録音番組を納品し忘れたまま放送時刻5分前になったことに気がついて、一気に沸騰する夢。どれもトーンが似ていて、焦りっぱなしであることにはおそらく意味があるのだろう・・・・

 

で、2日の夜に一日遅れで見た初夢は、これまでにないスリリングなもの。どこかの集団に拉致されてさるぐつわ、足を縛られて監禁されるという物騒なもの。そこから足のヒモを解いてなんとか脱出し、逃げまくる。追手に見つかりそうになりながら隠れてビクビクしていたりしている内に目が覚めた。あまり良い年にはならない予感いっぱい。

 

◆以下テレビを見ていて思ったこと。

ピコ太郎を見た時の既視感はプラスチックスとかフランクチキンズに通じるからなのか。共に海外で受けたバンドやユニットであり、それならピコ太郎の成功も納得。あと英語には、例の「Peter Piper picked a peck of pickled peppers」の早口文化?があるから、これまた欧米で受けたのも納得。

 

ベッキ―がLINEのCFやってるのはスゴイ。逞しい。事務所もよく受けたと思うが、背に腹は代えられぬということか。

 

正月に見つけたそっくりシリーズ。大谷選手と橋本マナミ。多部未華子と山崎方正。銀シャリ鰻と芦田愛菜。

 

年末の十大ニュース系の番組を見て。熊本地震の翌週に被災地に入っての現地へのインタビューが流れていた。身を寄せ合ってビニルハウスに避難している被災者家族に対し、ヘルメットで重装備したインタビュアーが話を訊いているシーンに何ともいえぬ不快感。被災者はもちろんヘルメットなどしていない。また話を訊いている場所はビニルハウスの中で、何も回りにないのだ。ズケズケ入っていく側の、取材に対する過剰な気負い方がその不快感の源なのだろう。

 

 

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2017年1月 2日 (月)

2017年

 喪中につき新年のご挨拶は控えさせて頂きますが、寒中お見舞い申し上げます。今年もよろしくお願い致します。

 

 2017年は、とにかく気楽にいきたいと。自分の行動において「ねばならない」を減らし、良い意味でいい加減でもいいのかと思う。

 さらに、無駄なことをする時間がだんだんなくなってくることを痛感。無駄に見えることと無駄なことは違うので、その辺の見極めもできるようになりたいし、また直観(直感もそうだけど)をさらに磨く必要もあるだろう。

 そしていずれにせよ健康第一で。皆様にとっても良い一年となるよう祈念しております。

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