本文へジャンプします。




« 雑記 | トップページ | 先週の競馬から »

2017年5月 1日 (月)

天皇賞春・雑感

順序が逆になるが、日曜の天皇賞を先に。本当に良いレースのひとこと。3000m以上のレースは、スタート~ゴールまで3分間あまり、いろいろ妄想を巡らせながら見られるのが楽しい。内容も掛け値なしに素晴らしく、長距離GⅠ廃止論者の顔色失からしむるに十分だった。

書きたいことはたくさんあるのだが、私の頭ではロジカルに繋げて展開することができないので箇条書きで逃げる。

 

●いきなり苦言からだが、マスコミが「ディープを超えた」などと大見出しを打つのは、インパクト的に仕方ない面もあるが、競馬マスコミがこれをやるとやはり違和感がある。馬場差も展開も全く違う。あくまでレコードタイムが更新されたという表面上の事実にすぎない。時計の速さ自体にさほどの意味はない。ちなみに5着アルバートまでがディープを超えたことになる。ならばアルバートも超えたと書かないと。皮肉ってます。

 

●キタサンやサトノの出走するGⅠが能力通りの決着になるのは、もちろん2頭が強いこともあるが、ハイペースの大逃げを打つ馬が出現することが多くなっているのも大きな一因。

 

●それにしてもキタサンは、相手の良いところを消す競馬ができるのが大きい。これほど操縦性の高い馬も珍しいと思う。そんな馬にかのユタカが乗っているのだから、馬を動かすという意味で理想を具現化できている。

 

●サトノダイヤモンドの敗因はいろいろあるが、1つにはコンディション。有馬記念よりは明らかに下がっていたとみる。パドックでいつもほどの張りに欠けるのはすぐ見てとれた。

あとは展開。強いキタサンが、前を自ら捕まえに行かなくてもスパートのタイミングが楽に測れるパターンになった。玉砕逃げは前が勝手に下がってくるから。距離ロス云々は、もちろん多少はあったが、さほど大きな敗因ではない。

さらに、やはり絶対的なスタミナでは見劣ったということ。シュヴァルグランを抜けなかったのはその辺だろう。それでも一応は上がり最速。負けてなお強しだった。

 

●そのシュヴァルグランが2着に入った。馬場が速いし、後半の高速決着になるのは毎年の常なので、そういう流れでは3着までかと考えていた。生まれた年代が悪かった。年がズレていればジャパンCも春天も楽に勝っているはず。アドマイヤデウスは岩田が最高に乗った。

 

●キタサンブラックは本当に宝塚記念使うのだろうか?さすがにやめた方がいいと思うのだが・・・・。もし使うなら、今度ばかりは少し不安がある。

サトノダイヤモンドは、当初は宝塚をパスと言っていたが、レース後は宝塚を使うかどうか未定と言いだした。ただかなり疲れが出ているとのことで、回避が賢明と思う。

 

●もし万全のコンディションで遠征できるとして、凱旋門賞は2頭とも楽しみが持てる。ただサトノは軽い馬場が向いていると思うので、その点が少し不安(雨降ったり水撒いたりしたら)。

あとフォワ賞からのローテも個人的には大いに疑問。毎年頭数が56頭の上にレースがヌルすぎて、凱旋門賞のようにメンタル的に厳しいレースを戦う上でむしろマイナスとなると思うのだが。現地の競馬関係者も、日本馬がなぜフォワ賞を使いたがるのか分からないと言っていたそうだし。

 

|