本文へジャンプします。




« 雑感 | トップページ | 6月24,25日の競馬 »

2017年6月26日 (月)

外れたが悔いなし宝塚記念

 JRAにおけるサラブレッドの平均勤続年数は2年に満たないらしい。ファンの前に姿を現す回数は推して知るべしだが、見られる回数が限られている分、そしてその競走生活に起承転結が込められるその分、儚さのようなものが常に付きまとい、それが競馬に一種のあやうさを与えている。キタサンブラックというサラブレッドはそうした感覚から最も遠いところに居る馬だと思っていたのだが、この日はやはり生身の馬であることを曝け出した。ダービー以来の大崩れとなってしまったが、確かにパドックのイレ込みはいつもよりきつく、また同行者も言っていたのだが数字以上に太めに見えた。牡馬の名馬には急に体重が増えてきて終焉に向かった例もあるが、今後その轍に嵌らないことを願う。まだ年内くらいは大看板を張ってもらわないと困る。(ただここで完全オーバーホールすると、なかなか戻らない気も・・・・天皇賞秋での復帰も一部報道されているようだが)

 

 レース中のプレッシャーもこれまでになく強く、別の同行者は「(セレクトセール前に)ノーザンF生産馬の洗礼を代わる代わる受けた」と言っていたが、冗談としてもこれまでに見られないほど各馬がキタサンにいろいろ仕掛けていったのはなかなか興味深かった。もっと露骨に包囲網を敷かれた、テイエムオペラオーの勝った有馬記念を少し思い出した。

 

 それにしても、前走のあの強さからここまで急に落ちたことはやはり驚いた。負けるにしても3着は守れると思っていただけに・・・・。脚には何もないようなのが救い。凱旋門賞遠征中止も発表されたが、もちろんその方がいい。個人的には、春のローテを見れば、もともと本気で行くつもりがどれだけあったかと疑問だった。

 

 競馬予想TVでは年間GⅠタイトル逆転の目が残されていたので、3連複で3着は外さないと信じていたミッキークイーンとキタサンの2頭軸にして、30倍つくところを探して相手を2頭に絞り、レインボーとミッキーロケットの2点で勝負。

そして競馬は何があるか分からないと、キタサン外しの3連単はミッキークイーンとシャケトラ2頭軸マルチでロケットとレインボー。1週間考え抜いた組み立てで、外れたが悔いはなし。そもそもサトノクラウンやゴールドアクターは、オッズはもちろんいろいろな想定からも、初手から買うつもりがなかった。この辺りに来られてしまったのだから納得するしかない。

 

 シャケトラはここで勝ち負けするにはもう一段階上に行かないと厳しい。ミッキークイーンも上がりが掛かりさえすればだが、それでも牡馬相手だとここが精いっぱいか。ゴールドアクターは直線前が空く運も味方したし、陣営もよく立て直したと思う。シュヴァルグランの逃げは想像してなかったが、これはなかなか味わい深い一手。今後に向けて悪い影響は残さないだろう。サトノクラウンは、正直よく分からない。ムラな馬でいつ走るか分からんで片づけるのが一番腑に落ちる。ちなみに道悪適性が問われる馬場では全くなかったことは付け加えておきたい。

|