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2018年9月19日 (水)

9月15,16日のこと

2000年あたりから数年、大晦日は山本キッドの試合を見ていたし、少年のころから長い間、樹木希林のフジカラーのCFを見ないと正月が来る気分にならなかった。ある意味、一時期は年越しのランドマーク的な存在だった人たちが続けて死去。やはり自分の年齢だと樹木希林のことになる。

 

自分が子供の頃は悠木千帆であり、ある時突然名前を売り払ってしまったことにはとても驚いた。名演出家久世光彦の愛人告発騒動を起こしたり、権力や圧力に反骨精神をむき出しにしたりと若い頃は内田裕也に負けず劣らずロックンロールだったことを覚えている。

が、何より神田の生まれ、江戸っ子中の江戸っ子だからこそ感じさせる粋というか、照れとかはぐらかしとか、直接的な表現を避ける韜晦の美学をずっと持っていた人で、年を取るにつれそちらの品が滲み出てきたように思う。とにかく学があり、洒落た言い回しが綺麗だった。薩摩琵琶師の家に生まれるという変わった環境も影響しているのだろう。九鬼周造の「いきの構造」に書いてあることを、インタビューを見ていると何度も思い起こさせられた。

 

3日間の開催はあっと言う間に過ぎた。今週は曜日感覚のズレに注意しないと、締め切りを間違えそうで怖い。

15日土曜は中山。午前中はかなりの降りで、スタンド内に人が集まっているのにもかかわらずガラガラ。ただその雨も午後に入ると急に止んだ。

 

★JRAのラジオCM、まだ夏バージョンが流れているのはどうなんだろう。

なお個人的に土曜の競馬は特に何事もなかった。馬券は中山メインのシャルドネゴールド、ギブアンドテイクのワイドを少しまとめたくらいで、良いこともなし。

 

16日の日曜も中山競馬場へ。恒例ラジオ日本賞のイベント。メディアホールへご足労下さった方には多謝。ラジオでお聞きくださった皆さんもありがとうございました。

この日は昼休みのイベント終了後早々に帰宅。

 

ラジオ日本賞、推したヨシオは逃げ切ると思ったら最後にアングライフェンにつかまり3着まで落ちてしまったが、ローズSのサラキアは何とか2着を取り切ってくれた。〇◎無で3連単は残念、ゴージャスランチでもウラヌスチャームでもよかったのに、ラテュロスは無かった。でも本線は馬連、ワイドだったので、このレースだけで十分。

 

なお中山競馬場では土曜、日曜と予想TV出演者と偶然遭遇。

 

★何年かぶりに家でテレビの競馬中継を見ていたら、芝1200mのただの特別戦にも「電撃の6ハロン」と言って煽っていたけれど、昔はこれはスプリンターズSにだけ使わられた言い回しだったはず。まあ1200mなら6ハロンで間違いではないのだけど、1000万下のレースに電撃の・・・・はさすがにどうよ。それに、今はもう新潟直線競馬があるから、スプリンターズにも電撃のイメージはなくなってしまった。

 

★この日の朝、中山へ向かう前にテレビを点けたらやっていた「ぼくらの時代」。長州、天龍、棚橋の大当たり回。知らないでたまたま遭遇してしまって、朝の仕事の手が止まってしまった。棚橋大変そうだった。

 

月曜の競馬は次回。

 

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