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2018年10月

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2018年10月31日 (水)

10月27日・土曜の競馬

今は31日夜、ラジオで日本シリーズを聞きながら。広島劣勢。リーグの正当な優勝チームである広島に制覇してほしいのだが。今日落とすとかなりまずい気がする。ここにきて投手力の弱さが出てきた。

 

先週の競馬。27日土曜は晴れ。前夜の雨の湿度が残って、暑く蒸した。東京競馬場から見える景色は一時霞が掛かった。

体調イマイチでこの日は大人しくうどんを啜る。

 

東京4Rはペイシャワンツーの珍しい結果に。

ラジオは7Rから。いきなり◎△△で好配当。フレッシビレの変わり身の可能性に気付けて正解。

しかし8Rは◎レッドオールデンが沈む。悔しいのは9R国立特別。勝ち切った単勝30倍のエスターテは各所に★爆弾として配信し、ラジオでも強調したが、◎ウィンドライジズが伸び切れずの小差5着。結局、モアナとエスターテとのワイドしか取れなかった。単勝までは来るとは思えなかったから仕方ないと言えば仕方ないのだが、ここでエスターテに◎を打てないあたりが何とも小物感。

 

下に降りての神無月Sは無難に◎▲△。意外について驚く。アルテミスSは◎ウインゼノビアが前総崩れの中、一度は先頭を窺う位置も伸び切れず4着。後ろでタメテイタシェーングランツが一気に突き抜けた。これはJRAVANのPOGの指名馬。ビーチサンバも絶好の競馬をしたが、やはりクロフネだとディープには切れ負けてしまう。3着エールヴォアも同様。

 

この日はオドノヒュー騎手のスナイパーぶりが目立った。基本的にモレイラ徹底マークで乗っているのは間違いなさそう。やや仕掛けの早いモレイラをすくうシーンが印象的。

 

◆ 1123日に、トークイベント「なま馬トークサミット」の第11回を新宿のロフトプラスワンで開催することになりました。

チケットは現在発売中。詳しくは

https://www.keibalab.jp/lp/special14/index.html

をご覧ください。よろしくお願い致します。

 

 

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2018年10月30日 (火)

何の意味もない

それにしても、日本シリーズが今年は特に巷間盛り上がりを欠いているのが残念。

 

思えば、3月末に公開したペナント予想、去年はセリーグ全順位を6連単的中できたけれど、今年はセリーグは135位的中、パリーグは125位的中。まあ両方とも首位が当たり、半分の順位が正解だったら御の字。

 契約に関するニュースも毎日出てくる時期だが、阪神では今日(30日)、緒方選手が戦力外通告を受けた。ケガに泣かされ通しの現役生活だったが、一昨年、西武ドームでの交流戦を見に行った時、ホームランを打ってくれた。あの試合は今からは想像がつかないが、阪神が西武を子ども扱いした一戦。こちらはメッセンジャーが先発、打線爆発で野上を滅多打ちした。その試合で、バックスクリーン横へライナー性のホームランを放り込んだ。まさかの一発、貴重なものが見られたと喜んだものだ。

先日終了のフェニックスリーグでまた膝を怪我して終わった。ケガさえなければ、結構なユーティリティプレイヤーになれたはず。

 

 去る人といえば、今更だが金本監督は辞任でなく真相は解任だった。阪神球団は何十年もの間、相変わらずの伏魔殿だ。

 そして驚いたのが、その解任劇の翌々日くらいだったか、デイリースポーツの名物連載で10年以上続いた「松とら屋本舗」が、予告もなく突然終了したこと。最後は球団運営と本社を叩きまくり、わあ思い切ったなあと思って読んでいたら、最後の3行で終了と。よほど腹に据えかねて、覚悟の糾弾であったのだろう。やたら熱いコラムだったので惜しいが。

 

 競馬のことを書く前振りのつもりだったのに、中途半端に長くなってしまったので土曜の競馬はまた次回に。

 

◆ 1123日に、トークイベント「なま馬トークサミット」の第11回を新宿のロフトプラスワンで開催することになりました。

チケットは現在発売中。詳しくは

https://www.keibalab.jp/lp/special14/index.html

をご覧ください。よろしくお願い致します。

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2018年10月30日 (火)

レイデオロJC回避濃厚?

30日の報道によると、レイデオロは当初次走JCを考えていたが、「ルメールが乗れないので」「消耗も考え」有馬記念一本の可能性が高まった、とのこと。
牝馬に負けると種牡馬の価値がどうこうというのは、オルフェーヴルの前例があるから違うと思う。騎手さえ違えば関係ないということだろう。今回は9割方騎手の兼ね合いの問題とみる。
JC<有馬記念派の自分としては歓迎すべきであり、レイデオロ有馬参戦は素直に喜びたいのだが・・・・その反面、馬よりも騎手の配置が優先されていること、さらに回避の理由から判断すると、国内でアーモンドアイと激突するレースが見られる可能性がほとんど消えたことは何とも残念(海外ならゼロではないが)。馬同士のぶつかり合いよりビジネス優先のようにも見えてしまうのは、時代の流れと割り切るしかないのか・・・。どちらにせよ、馬が無事にレースに出てきてくれればそれでいいのだけれど。

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2018年10月29日 (月)

お知らせ&天皇賞回顧

◆ はじめにお知らせ。1123日に、トークイベント「なま馬トークサミット」の第11回を新宿のロフトプラスワンで開催することになりました。

チケットは現在発売中。詳しくは

https://www.keibalab.jp/lp/special14/index.html

をご覧ください。よろしくお願い致します。

 

 

◆関東では確かに秋晴れのような好天は続いているのだが、妙に朝と日中の温度差が大きくて、日差しが強く、しかも白ではなく黒みを帯びた雲が結構飛んできて、夕方ににわか雨が降ったりする。つまりは秋ではなく、夏の終わりの頃のような陽気。さわやかさが全く感じられないのも、異常気象ということか。まもなく10月も終わる。

 

 天皇賞を先に。とくに後半は見応えのある良いレースだった。川田キセキの逃げのペースは絶妙で、前半スローから後半一気に脚を使いに行く。東京のGⅠでラスト3F目に10秒台はなかなか見ない。完全に乗ったが、○レイデオロが強かった。

 

競馬ラボにも書いたが、オールカマーからの使い出しに加え、秋の天皇賞が大好きな厩舎、そしてJCでは乗らないとあって、ルメールはここでこそというモチベーションもあったということ。

有馬記念はまず出ないだろうし、香港の登録もないから、JCもメイチではあるのだろうが、さてどこまで維持できるか。

 

 △サングレーザーは、関西の記者の間では「本当に天皇賞に出るのか?」と噂されていたそうで、マイナス12キロの発表と細い腹回りを見た時はイヤな予感がしたのだが、シッカリ伸び切った。血統的にはむしろ2000mがベターということは再三言ってきたし、13日に出た雑誌「競馬の天才」では本命視する見解まで書いていたが、中間で印を下げてしまった。

マイルCSには行かない方が馬にはいいような気がするのだが・・・。

 

 ▲キセキはあれで負けたら仕方ない。後ろからマークして瞬発力で差す競馬に出るかと思ったが、前で押し切る戦法を取ってきた。ここ2走の走りを見ると、もうそういう馬にする意図なのだろう。このあとはどこへ?

 

 さて問題は◎スワーヴリチャードだが、これはもうスタートの大アクシデントがすべて。少しアオったあとにまともにマカヒキにアタックされて、馬が怯んだように戦意喪失。道中もササリ気味で走りたくない感じに見え、4角前でもう一度マカヒキに寄られてとどめを刺された。馬が跳んだから仕方ないとはいえ、あれで武豊騎手になんの制裁も出てないのは少し疑問だが、まあ競馬にはよくあること。デムーロは無駄な消耗を避けてか、直線半ば手前で追うのを止めて流していた。ただ馬のメンタル的にはトラウマが心配になるようなアクシデントではあった。次走JC、巻き返してほしいものだが・・・。

 

 自分の馬券。4頭にしか印をつけず、マカヒキやヴィブロスを切ったのは正解、「序列は一応つけるが三つ巴」としたので、まずレイデオロ、スワーヴ、キセキの3連単ボックスと、サングレーザーを3着固定で3強を12着に置いた3連単フォーメーション。これしか購入しなかった。写真判定ハナ差だが、ひと目で差されたのが分かったので、悔しさはさほど無し。それよりもこの日最も勝負に出た9Rで◎パイルーチェが完勝したのに、自信で消したモレイラに2着に来られたことのショックが大きかった。

土日のその他のもろもろは次回に。

 

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2018年10月26日 (金)

10月21日・日曜の競馬

突然風邪をひいてしまって、木曜は1日寝込まざるをえなかった。なんとか回復も、のどの痛みと鼻水が多少残っている。週末仕事には支障ない。

 

 そんな状況でもドラフトはしっかり見た(笑)。毎年、どの選手も1年でも長く続けてほしいなあと親目線になってしまう。どこのチームに誰が行ってもそれはそれだ。

 しかし日本ハムというチームの運と戦略には毎年唸らされるばかりだし、また根尾にしても小園にしても、幼いころから好きだった球団がくじを引き当てるというこのドラマチックな運というか、縁というか・・・スターの要素なのだろう。

 甲子園や六大学の大物ばかりが注目されて、そうした選手が取れないと負け組のように揶揄されるのが常だが、阪神はクジ運こそ悪かったものの、補強ポイントはしっかり埋めることができた。アマ球界には知識ゼロの自分が言うのもなんだが、3年後5年後を見据えた人選で、上手く行ったのではないだろうか。どの選手にも言えることだが、数年後が勝負。阪神1位の近本など、ツイッターで心無い阪神ファンから早くも散々な言われようをしているようだが(今どきのバカはツイッターという武器を持ってしまったので手に負えない)、気にせず見返してやればいい。

 

 先週日曜の競馬をかいつまんで。

 まずは例によって内馬場のメガグルメフェスに突撃。ラーメンのあとは北海道フェアを開催中で、この日の私は北海産3色丼。ウニ、カニ、いくらとプリン体高めのコラボだが、何者ぞ。美味いのひとこと。

 この日は快晴。富士の白嶺が神々しく映えていた。前日夕方からの大雨と風で空気が掃除されたからだろう。

 

 斬新だったのは、東京競馬場の来場者へ向けたアナウンス。GⅠ出走馬の馬体重告知、これまでは1頭ずつ読み上げていたのに、この日は「場内テレビをご覧ください」のひとことで収めてしまった。なんとなく味気ない。あの「480キロ、マイナス4キロ」のような読み上げが、レース時刻の接近を感じさせてくれたのだが。これからもこのパターンなのか?

あとは、メモリアルスタンドでの他場実況の音声を絞るために、レースに全く気付かないという長年の「苦情」に対し?ファンファーレだけをONで流してレースが始まることを告げ、実況でOFFに戻していた。改善といえば改善。

 

菊花賞については前述の通り。このところ、人気馬がコケることが激減してきた重賞戦線において、貴重な荒れ目となったレースだったのに、これを逃した悔しさは今になって募っている。今週は堅そう・・・・。

 この日は1日万歩計をセットしていた。帰宅したら11632歩。競馬場通いは健康にいい・・・はず。負けると精神衛生上は悪化するが。

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2018年10月24日 (水)

菊花賞回顧

土曜のことは当日終わってすぐに書いたので、余裕をかましていたらもう水曜。まずは菊花賞のことを。

 

 まあ驚いたのは大方の予測を裏切り、かなりのスローになったこと。序盤5Fもそうだが、何より中盤が落ち込んだ。それでもラスト5Fが激流になるならまだしも、ラップが上がったのはラスト4F。まあ多数の先行型がいたり、逃げ宣言をしたりする陣営が複数いると、得てしてこういう逆の結果になることは珍しくないのだが・・・。

 

 で、問題は、「厳しい流れになって長距離適性が問われる時に好走する可能性大」とした「本格的ステイヤー血統」フィエールマンとユーキャンスマイルが、逆にラストの瞬発力勝負で来たこと。厳しい流れになると思ってたので、2頭とも評価しておいたのだが・・・。

 同行者には「“メイショウテッコンいらない、グロンディオーズも良馬場の京都なら不要、ブラストワンピースは力的にどうやってもヒモまで、エタリオウは無事なら3着は外さない、穴はユーキャンスマイル、フィエールマン、グローリーヴェイズ”とまで指摘していてなぜ外すか」と呆れられたが、馬券はグレイルと心中することをセントライトが終了した時に即座に決めていたので、外れたことには悔いなし。

普通のレースなら、「軸最適」したエタリオウから穴馬へのタテ目馬連を押さえで買うのだが、それもしなかったのだから仕方ない。むしろ、予想において1頭の馬にまたしても思い入れを持ちすぎたことを失敗として反省すべき。

 

 肝心のレース内容とその結果についてだが、いくらスローで上がり4Fの勝負になったと言っても、2200走ってからの800mを高速で乗り切るのはもちろんある程度のスタミナが必要だったということと(真ん中の5Fより次は5秒も!アップ)、スローになった方が良さそうと思われた馬たちの能力の絶対値と距離適性が低過ぎたということなのだろう。もしかしたら、ハイペースでもスローペースでも、絶対値においてこの結果は決まっていた(順番の入れ替わりは多少あるかもしれないが)と考えるのが最も腑に落ちる。身も蓋もない結論だけど。

 

 ジェネラーレウーノは絶妙のペースで逃げたが・・・。前にも書いたけれどやはり有馬記念が良さそう。エポカドーロも出てきてほしい(これらがまた思い入れにつながるのだけど・・・)。そしてグレイルは、出遅れした上に、行きたい馬が自分の近い外側の枠に固まっていて、寄られたことで必要以上に位置取りが下がってしまった。出の悪さが癖になってきているのなら、ここを直さないとなかなかハマってこないだろう。

 

 日曜のことはまたあとで。

 

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2018年10月20日 (土)

10月20日・土曜の競馬

今日は早朝5時起きで私用のため外出、そこから競馬場へ11時過ぎに入った。晴れて強い日差し。まさか4時半すぎから府中が突如豪雨になるとは・・・。ただ降った時間は1時間半から2時間程度で、ピーカン予報の明日は芝には影響なさそう。ダートは朝の内は少し水分が残るかも。

 

 到着してすぐ目に入ったのは京都11Rのオッズ。11時時点でブルミラコロが1番人気もなんと6.8倍。この数字での1番人気はなかなかないだろう。個人的には危険馬と見ていたので、この割れ方をどう見るか少し悩んだが・・・最終オッズは見ていないが、どこまで下がったか。なお個人的には軸にしたコウエイエンブレムが消えてタテ目決着も、ここはタテ目買ってない・・・。

 

 時系列に戻ると、東京5R新馬戦はPOG指名馬サトノジェネシス出走。パドックで幼さを見せていたので、レースでも集中していない。走ったのはラスト1Fから。評価は保留。次にいきなり変わるかどうかは分からない。ただ単勝オッズ1.7倍は騒ぎすぎ。

 

 ラジオ日本は7Rから9R。7Rはタテ目、8Rは予想は1点的中だがこんなものは見るためのレース。ウラヌスチャーム強くなっている。そして悔しかったのは9R。▲△〇で何も取れず。1番本命の手もあったのだが。◎トーセンカンビーナはさしたる敗因もなく大敗。難しい馬なのか。

 

 下に降りて東京10Rは◎ダンツゴウユウ快勝も、2着馬はさすがに無理。単勝を買っていない自分が悪いのだが、ただ単勝なら馬単にしていただろうな。

 やっと溜飲が下がったのは富士S。◎△無だったので、最後の23着写真判定は力が入った。リアルタイムではレッドアヴァンセ先着に見えたが、スローでワントゥワンが出ているのを見て安堵。安いとはいえ馬連馬単取れたのは大きい。ただ馬単は意外とつかなかった。あとロジクライ1番人気も意外だった。ジャンダルムが売れていたのはさらに意外。

 今日の東京では、モレイラは最後までルメールにいいようにあしらわれていた感。前にも書いたように、現状は東京に限ってはルメールの域にはまだ及ばない。今日の2勝も共にルメールのいない鞍だった。

 

 メインレースを下で見てたら、前のベンチにファミリーが座っていて、小学校1年生に上がったかどうかくらいの小さな女の子2人が、「ユタカチャンの18番」と繰り返していてなんともかわいらしい。ただびっくりしたのは、「ユタカチャン」のイントネーションがアンカツさんのそれだったこと。タとカにアクセントを置くあの発音。いったいどこで覚えたんだか。まあもちろん両親のどちらかを真似てるんだろうけど。スタートからずっと18ガンバレーと叫びながら、4角からピタッとやめたあたり、ちゃんとレースが見れている(笑)。

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2018年10月19日 (金)

大阪イベント盛況、感謝!

 ただいま金曜午後1時過ぎ。先ほど大阪より帰宅。木曜夜に行われた競馬ラボ主催「なま馬トークサミット」、1年ぶりの大阪開催にたくさんのお運びをいただき、誠に感謝です。当日券がグンと伸びて、おかげさまで大盛況となりました。

1部については明日競馬ラボYouTubeチャンネルで公開予定なので、詳しくは競馬ラボのサイトをご覧ください。松浪さんのトークでは大幅に状態がアップしたというアノ馬の情報などを満載。アンカツさんの騎手目線の菊花賞のポイント、今回の枠順からのペース読み、競馬ラボ狩野記者からのノーザンF取材話など、見逃せないネタが続出です。 

 さらに来週からは、天皇賞の1週前予想のパートがアップされる予定。こちらもお楽しみに。

 そして第2部の岩田騎手トークショーは、後日テキスト公開されます。レインボーラインのこと、コリアカップや韓国競馬、来年デビューのご子息望来くんのこと、先週の山田騎手事件、さらにおそらく公開される時点では終わっていますが菊花賞に臨むグレイルのことなど、飄々としながらもけっこうあけすけに話してくれていますのでぜひご一読を。

 

 さて私は前日お昼過ぎに大阪入り。心斎橋の駅近くの日本蕎麦屋さんで昼食、蕎麦も天ぷらも値段を考えるとかなりのお得感。とにかく心斎橋一帯はもう飲食店、居酒屋がひしめき合っていて、よく経営が成り立つなと不思議になるほど。歌舞伎町ともまた異なる。歌舞伎町は、普通の飲食店と風俗店、水商売系と棲み分けができているが、ここは混在していて、ちゃんとしたホテルの横に風俗、すし屋、ホストクラブという凄い並びになっている。

 イベント後は打ち上げで、いろいろ貴重な話を聞くことができた。1泊して先ほど帰ってきた・・・ということです。

 

 あとは改めて思ったが、大阪はJRも私鉄も市営も、東京の駅ほど案内表示が密でないし、出口とその近辺の施設の表示板もホームに1ヶ所くらいしかない。この辺も土地柄の違い。年に1回しか行けないが、行くたびに大阪には新しい発見がある。

 

 それから別件で1つお詫び。会場で、ラボの菊花賞での私のコンテンツ・GⅠ有力馬診断で、間違っていた箇所があったと教えてくれた方がいた。実は水曜夜の段階で自分で気づいていて、運営スタッフに修正をお願いしたので、間違いが出ていた時間は10時間程度だったものの、この場でお詫びします。

 原因は、当初ブラストワンピースを書く欄に、間違えてエポカドーロの原稿を書いてしまい、削除し残した部分がワンフレーズ出てしまったというお粗末なイージーミス。しかも1度書いたものをまたいろいろいじっていたので、見直しを忘れ、よってオルフェーヴル産駒という文言がそのまま出てしまったという次第。

 揚げ足を取られて騒ぎになってますよと言われたけれど、悪意で拡散している人たちは別にして、揚げ足は取られても仕方ないところ。猛省。

 

 

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2018年10月17日 (水)

いろいろなくなる

◆私の18歳からの数年間、主に日本のインディーズやクラシカルなロックの音源供給基地だった御茶ノ水のレンタル&中古レコードショップのジャニス本店が、とうとうこの11月をもって閉店することになった。むしろ今まで続いていたことに驚いたが、それだけ根強いコアなファンが代替わりで連綿と続いていたのだろう。三軒茶屋のフジヤマレコードと共に、個人的には文化遺産と思っていただけに、少なからずショック。こうして自分の若い頃の足跡が1つずつ消されていくわけだ。

長年放っておいただけに虫のいい物言いだと自分でも思うが、働いて自由に使えるお金が少しでもできるようになると、やはりレンタルは卒業するものだし、中古もよほどのマニアでないと足が遠のく。

温故知新で後追いした、村八分やらフードブレイン、エイプリルフールにジャックス、頭脳警察、サディスティックミカバンドに初期のRCや初期のムーンライダーズ。

当時リアルタイムだったじゃがたらやスターリン、INUにPモデル、ゼルダに非常階段、フリクション・・。書き尽くせないほどのバンドのレコードをここで漁った。メジャー盤はここで借りて一聴し、ジャストミートしたら学校の生協で注文し、バイト代で購入なんて日々を続けていた。

閉店まで時間がないが、30年ぶりくらいに、明大の裏のあの「聖地」を訪れてみたくなった。

 

◆閉店といえば、地元府中の伊勢丹も来年9月末日をもって閉店すると発表があった。新聞やテレビでも報道されていたので、こちらは多くの方がご存知だと思う。私が府中に来た1996年に府中伊勢丹も開店。こちらもフードコートや各売り場に数えきれないほど足を運んだ。大規模デパートがすでにステレオタイプとなりつつあるご時世、やむを得ないところもあるのかもしれないが・・・。

 

◆寂しいと言えば、しばしばここでも取り上げる訃報関係。私は秋になると、高校生の頃に流行っていた、マーティバリンの「HEARTS」(邦題・ハート悲しく)が聞きたくなり、1日何度もリピートする日があり、先日がまさにそれだったのだが、そういえばマーティはその後大きなヒットも出ていないし、もう高齢だし、どうしているのかと調べたら、その1週間前に亡くなっていたことが分かった。ジェファーソンエアプレインで活躍したころはさすがに私も幼稚園とか小学低学年だったから、かの偉大なバンドについては完全に後追いだけど、ソロはリアルタイム。高校2年生の頃だったか、AMラジオを夜に聞き始めたころにヘビロテでかかっていた。

 

もう1人はプロレスラーのドンレオジョナサン。私が小学1年生の頃、すでに一流レスラーだったから、まだ存命だったとは知らなかった。ハイジャックバックブリーカー!とにかく滅茶苦茶強かったが、タイトルには縁が薄い不思議な強豪。私が小学6年生の頃、全日が開催した世界オープン選手権というシングルの大イベントに参戦。アブドーラザブッチャーとのシングルには子供ながらに胸躍らせたのだが、前半ブッチャーを圧倒しながら、コロリと負けて拍子抜けしたのを覚えている。その後呼ばれなくなったのは、後年思えば、ブックを消化するのがあまりにも下手で、馬場に愛想を尽かされたのではないかと思う(笑)。ガチでやれば圧勝するのだけど、何らかのハプニングのように見せて負けなければならない時の変わり身が、やや杜撰だったということか。しかし端々に見せる怪力、大技はまさに人間離れしていた。

もともとモルモン教の熱心な信者で、布教活動も活発だったとのことで、プロレスは余技のようになっていた時代もあったと聞く。プロレスに対する鷹揚さが、未完の大器と言われ続けた理由なのだろう。

 

 

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2018年10月16日 (火)

10月14日・日曜の競馬(※追記あり)

 ワグネリアン秋天回避はただただ残念。3世代ダービー馬の激突も幻に。故障ではないのは救いだが、年内はもう出てこないだろう。ダノンプレミアムもそうだが、ディープの大物3歳牡馬は足元に来ることが多い・・・・。


 新雑誌・月刊「競馬の天才」が発売中。旧・競馬最強の法則のスタッフやライターが結集している。私の以前の連載も名前を変えて引っ越し。あとは秋競馬のポイントとして裏開催のローカルで稼ぐポイントと、秋天の注目馬記事を書いた。秋の新潟では、指摘した「ダートの横山武」が日曜1Rで炸裂。また堅いところが多かったが鮫島駿もシッカリ3つ勝ち切ってくれた。血統データもまずまず。その他充実の特集が満載で、ぜひご一読を。

 

 14日の日曜は、まずはラーメンフェスへ。濃厚タンメン。野菜のパリパリさが素晴らしい。大抵タンメンは野菜くずのようなヘナヘナになっているのが多いけれど、ちゃんとしたところはちゃんと手を加えている。もやしばかりでないのも好感。濃厚スープは癖になりそう。満足。

 フジビュー1Fの東寄りのイベントスペースでは、今月は「ニッポンの競馬小説展」。私も寺山修司はほぼ全作、織田作之助は2作くらいしか知らない程度なので、恥ずかしながら大半は初めて名を聞く作品、作家だった。好企画。

 

 実況を聞いて思ったのだが、「2頭の3,4着争い」ってよく考えるとおかしい表現では?「3着争い」なら分かるが。下の着順を争うというのは解せない。今まで何とも思わなかったけど、この日は突然引っかかった。

 

 京都芝のレースでは、ルメールが何度も外目を差してきて、伸びるかどうかを確認(しているように映った)。周到な準備。それにしても、普通なら落馬などのリスクを考えて、こういう重大な日は乗り数を制限するものだと思うが、乗りまくっているのがスゴイ。

 そして昨日も書いたが、パドックでのアーモンドアイの馬体のもの凄さといったら。別の次元へ上がったのは間違いない。 

レース自体は意外な展開だった。散々鉄砲玉と煽ったサヤカチャンが早々に控えてしまい、ミッキーチャームが飛び出すとすんなり隊列が決まり、平均やや遅め。後半5Fはほとんどラップの上下動がない。これをどう解釈するかは分かれるかもしれないが、個人的には差しにくくはないと考える。テンの3Fが35秒7なら、もう0秒5程度は上がりが速くなってもいいだろう。普通なら捕まえにくくなるところを、後半が掛かって捕まえる余裕ができた。ただ、先頭からのあの距離を考えるとアーモンドアイでないと差して、しかも突き放すことはできなかっただろう。私も半世紀近く競馬を見ているが、3歳秋の時点での牝馬としては最強かもしれない。

 

私の◎カンタービレは意外な待機策。それもシンガリ付近まで下げた。しかしレースを見て気づいたのは、これは鞍上がとにかく外へ出したかったのではないか、ということ。のちにカンタービレの過去のレースをいろいろ見直すと、外から被せられると動かなくなるタイプなのかもしれないことに気づいた。もしそうなら、皆が絶好枠と考えた1枠2番は、実は最悪だったのかも。それを考えると、敢えてアーモンドアイの後ろにまで下げて大外へ出すスペースを取るしかなかったのだろう。そういう競馬は未経験だから伸びてくる確証はなかったわけで、ユタカの腹を括った手綱が賭けに勝ったということではないかと推測するが・・・・。それにしても惜しい。もう少しで2着だった。あと何頭分か外の枠だったら・・・・。

終わってみればローズSの着順通りに3,4,5着が並んだのも面白い現象。

 

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2018年10月15日 (月)

10月13日・土曜の競馬  (※追記あり)

先週の土曜はディアドラの末脚に、日曜はアーモンドアイの馬体に感動させられまくった。良き週末だった。

(アーモンドアイがあの走りで勝つのは当然。それよりも馬体のチューンアップぶりが凄かった。レース中に外傷を負ったらしいが軽度のようで一安心)

 

 まずは土曜。朝にダノンプレミアム天皇賞回避の報でやや落胆。

 東京競馬場で今日はなぜかカレーが食べたくなり、フードコートエリアに引っ越してきたココイチでシンプルにポークカレー。なお東京競馬場のココイチにはここだけのコロッケカレーと餃子カレーがある。興味のある方はお試しを。

 

 配信した新潟5Rは、◎▲〇の順に決まってごちそうさま。望外の喜び。

この喜びと共に楽屋入りしたら、6Rで大変な珍事件が勃発した。新潟6Rをボーッと眺めていたら、山田騎手の挙動がおかしい。回りで見ていたスタッフ、アナ氏も、「これ間違えたんじゃないの」と色めきたった。公式にはJRA初の周回間違いによる怠慢騎乗。噂ではド天然という山田騎手だが、今回は何をどう間違えたらあの騎乗になるのか、みんなで首をひねった。向正面スタートだから1200mと間違えたのなら、スタート地点がもっと後ろだからこれはないだろう。1800mと間違えるのはもっと無理がある。結局想像を超えた事態が起きたということ。

重い処罰は免れないが、復帰戦はぜひステイヤーズSでお願いしたい。ステイヤーズSをきちんと乗れたら、周回についてはクリアできたと見做していいだろう(もちろん冗談で書いている)。

 

 ラジオの担当は7R~9Rとメインの予想。7Rのジナンボーにはびっくり。新馬勝ちから14ヶ月空いて、アッサリ勝ってしまうというのはさすがに常識を超えている。何戦か消化した馬なら分かるのだが・・・。8Rは◎〇で的中。9Rも◎▲で的中。ここはダイシンインディーを〇にしてしまったのが悔やまれるが、ダイシンを下げた理由としてダートの場合はあまりにも楽に逃げて勝った馬の次走は危険と指摘したので、恥をかかなくて済んだ。

 この日は4連単でもよかった府中牝馬Sも含め、配当はともかくとして予想として印順で決まる正着をいくつか導けたということで、珍しく充実感があった一日。府中牝馬Sはソウルスターリングやミスパンテール、アドマイヤリードを消せたことにも納得。もともと相性の良いレースだが。


 メインが終わって飛び出しでお台場へ移動。予想TV終わって深夜帰宅。次回は11月となるが未定。

 

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2018年10月12日 (金)

阪神タイガースへの愛憎入り混じった妄言(※追記あり)

 1年間低迷した阪神タイガースの、悲劇のトドメは金本監督電撃辞任という衝撃的なニュースだった。

 長らく阪神について口をつぐんできたが、シーズン終了直前の今、今年の惨状についてやっとまとめる気になったので書くことにする。興味のない方はごめんなさい。飛ばしてください。

 あまりにも書くべきことが多くまとまらないので、思いついたままに断続的に書いていく。

 

 まず、采配や能力以前に、最下位に落ちたことについては、運が無さすぎたのも確か。1つは信じられないほどの主力のケガ人続出。初夏の上本はまだ時期が早い分立て直しもできたが、肝心の夏後半以降に、北條、原口、糸井、秋山、メッセンジャー、藤川と投打の柱となっている選手たちが続々ケガでリタイアした。これではどうにもならない。

もう1つ、追い打ちをかけたのが天災や異常気象による中止順延のあおりをモロに喰らったことである。投手ローテ、体のメンテもかなり狂った。綱引きで負ける時のように、ズルズルと全体が引きずられて総崩れになっているあの態勢と同じだ。

 

だからといって、自分から「運がなかった、あれがなければ少なくとも最下位はなかった」と言えないのが将のツライところ。個人的には来年までは指揮を取るべきと思っていたが、必要以上に崩壊した印象を与えてしまったのは痛かったし、そこをきちんと見るほど、世の大半の阪神ファンは成熟していない。本庶さんの「指揮官を変えるべき」発言がかなり効いた。

 

金本が就任した時、落合との対談で「5年は掛かる。5年務めるまでは絶対に辞めるな。辞めたらこのチームは変わらない」と落合が金本に珍しく熱く語っていたが、図らずも予言のようになり、悪い形で的中してしまった。

 

もちろん、運についてはシーズン末期の惨状だけで、そこまでの低迷には結構根深い理由がある。

 

◆まずスカウトが長年機能していない。その最大の問題は、甲子園は広いから守備力重視という、実は誤った定説に囚われて、一時期の数年間、小兵の巧者タイプばかり取ってきた点にある。

この球団のおかしいところは、走力を見直すと言えば、走力に特化した選手ばかりを取り、守備強化といえば、守備のスペシャリストタイプの選手ばかりを取るという、小兵好みの偏った戦略をとってきたことだ。チーム構成のバランスがとにかく悪い。それが中堅の欠落につながり、ベテランに異常な負荷をかけ、若手に無理な促成をしいることになっている。

そもそも走るためには塁に出なければいけないし、野球は点を取らないと勝てない。

 

◆また、会社がブランドに弱い。オフに外国人を取る時は、実績重視で、メジャー何発とか何安打とかそうした数字が大好きだ。ドラフトでも大卒ブランドに偏りすぎ。

 

◆甲子園は両翼が広いから守備重視というけれど、これこそが阪神を長年低迷させている勘違いだ。もちろん守備は大事だけど、選手の守備範囲というものは、それほど大差ないし限界がある。だから広い球場はヒットゾーンが広いと見た方がよく、攻撃力に比重を置くべきなのだ(反対に東京ドームのようなところでは、投手はホームランだけに気を付け、外野手はカバーできるエリアのシェアが多くなるから、守備力を重視したラインナップを組むのがよい)。

さらに甲子園は広いようでいて、ポールに向かって急激に狭くなっていく上に、バックスクリーンも実は近い。だから主軸には右打者も左打者も引っ張れるタイプ、あるいはセンター方向へ大きくフライが打てるタイプを養成すると、甲子園での長打が期待できる打者が出てくるはず(その意味でセンターへ大きいのが打てる陽川は期待が持てるし、引っ張った時の打球が伸びる大山も来年はさらに楽しみだ)。

 

◆まだまだあるぞ。次はもっと細かくベンチ采配の問題だ。

あまりにも左右病が酷い。左投手に左打者を不利と考えすぎて、せっかく前日に固め打ちして波に乗っていた左打者を、翌日の先発が左投手というだけでアッサリベンチに下げてしまう。これではせっかくのチームの勢いに水を差してしまう。

 

さらに、片岡コーチを中心とした右打者への悪名高き右方向ゴロ進塁打指導。球を極力引き付けて打つようにいじられたことで、大山、中谷などがミートポイントを見失い、持ち味を大きく削がれてしまった。大山や梅野は、後半になって、球を前で捌くようになったら途端に復活したのだから・・・実にもったいない。

 

さらに右ならソコソコパンチのあった植田をスイッチヒッターにさせたことで、かわいそうに左右ともに打てなくなった。ゴロ打ちで足を活かした内野安打製造を目指したのだろうが、きちんと振り切らないと塁には出られない。これも左右病の弊害だ。

 

そして、チームに打力がないとみるや、途端にバントバントで手堅い手を打ちだし、またそのバントが梅野以外下手で失敗するシーンが目立った。そもそも送りバントは、相手に自動アウトを1つ与えるデメリットがある作戦であり、成功したとしてもその後ろの打者に責任を被せてしまうことにもなり、意外と局面を選ぶ手だと思うのだ。だから満塁でも最低限の点数しかとれないことが多すぎた。で、相手投手が三流だとバカみたいに打って15点とか20点とか取ってしまう。負ける時は小差で決め手不足を露呈。昔のパリーグの下位球団によく見られた点の取り方だ。

 

そもそも、金本監督が天才タイプで、それでいて自分が努力でのし上がってきたと謙虚に信じているから、自分がやってきたこと、できたことは他の選手も努力でできると思っていたふしがある。きわめて特殊な成功体験なのに、それを若手に求めすぎた。


◆さらに、これは悪しき伝統だが、球団、電鉄内の派閥人事が優先されて、真にチームやファンのことを第一に考えない社風が長かった。そしてその結果、いかにも無能なコーチやスタッフが飼われてごくつぶしをしていることもあった。今年もまさかの盗撮犯罪者に堕した山脇スコアラーなどがその例だ。球団運営サイドが変わらないと、本質的な改革は完成しない。

 

後任人事については、針を戻すのは良くないと思うので、新しい人材を監督にしてほしい。育成を身近に行ってきた矢野が一番ふさわしいと思う。


まだまだ書きたいことはあるが、いい加減疲れてきたのでこれくらいにしておく。ただ、読売もそうだが、伝統的な2大球団のこの凋落ぶりは、共に伝統への固執、硬直化した球団運営など、ダイナソー化して滅びる寸前になっているということなのかもしれない。

 

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2018年10月12日 (金)

少し毒づきますが

モレイラ不合格の件について、自分と考えが違う人のツイートやブログの発言をリツイートして、それを匿名のまま叩いている悪質な物言いを目にして、他人事ながら気分が悪くなった。こういうのは世間一般だけでなく競馬界隈にも少なからずいるから厄介。それも周辺でチョロチョロしている輩(自分もか)に多い。自分もオルフェーヴルの凱旋門賞の時のブログでこれをやられた。

 

別に自分にとって、都合のいいところだけを晒して批判してもいいのだが、物には書きようというものがあって、とくに個人に対しそれをやる時は慎重にやるか、あるいは実名で字数制限のない媒体を使って持論を展開させて堂々と、できれば公式な紙面で展開するのが当然。他者を批判というか非難するリスクを自分も負うべきだ。しかしこいつらは気遣いや表現への誠意もないままにやってしまうから、ツイッターで単なる公開苛めをやっている感じになる。「こんなアホなこと言ってる奴がいるんですよ、みんな見てください、そして僕と一緒に叩いてください」みたいなノリ。

そして自分の考えが絶対に正しく、それと違うものは間違いと決めつけてくる(中には絶対的な真理というものはあるのだけど)。いや、それ以上に、自分の考えと違うということを主張するのは一向に構わないし自分も当然やるのだけど、主張するのではなく相手を批判し貶めることが発信の中心となっているのがヤバイのだ。

 

で、面白いのは、そういう連中はそういう連中同士でつるんでいるんだよね。狭量な私は嫌いな奴が多いんだけど、見事に嫌いな連中同士ツイッターで舐め合っているから、これはきっとある種の傾向があるんだろうな。

 

それから、ここんとこしばらく見つけた「これ酷くないですか」的なニュースを貼り付けておく。

 

義援金を収入と見做されて窮地に陥る被災者の増加

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180927-00010000-nishinpc-soci

 

財務省がかかりつけ医以外の受診の医療費負担を増加させることを提案

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181009-00050110-yom-bus_all

 

老齢年金を停止しないまま不正に受け取っていた議員39名も

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181010-00050136-yom-soci

 

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2018年10月11日 (木)

10月8日・月曜の競馬

金本辞任には驚いた。契約を残していたが、さすがに精神的に保たなかったか。残念のひとこと。

阪神については改めて書くが、坂井オーナーも辞任して阪神電鉄の藤原会長が就任するので、電鉄本社派に多い岡田シンパが画策して岡田再登板という悪夢が訪れないことを祈るのみ。ただ後援会長であるノーベル賞の本庶さんで岡田には追い風吹いているんだよなあ・・・。心配だ。本庶さんの発言以降金本やめろムードが一気に高まったように思えるし。

 

競馬の話。ゴールドアクターとゼーヴィントが引退。モレイラ騎手はJRA騎手試験不合格。異色の経歴を歩んできた藤井勘一郎騎手が6度目の挑戦で合格、来年の2次試験へ。

蛯名騎手は調教師試験不合格、四位騎手は?

 

さて8日の月曜。曇り空で涼しく、この日は内馬場のラーメンフェスへ突撃。ネギ好きでは人後に落ちない私としては、味一のネギ塩ラーメンを。大満足。ただ分量が少なめだったので、仕上げにこのところグルメフェスの定番となっている、長崎角煮饅頭を。

 

この日は東京3RにPOG指名馬のフィリアーノが出走。前走が札幌1500で出遅れからの一気の追い込みだっただけに、距離を延ばして東京替わり、期待して勝ちを計算していたのだが、全く良いところがなかった。そもそもパドックから気合乗りがイマイチ、芦毛なのでツヤは分かりづらいが、トモが少し硬めだった。他の札幌組で中45週といったあたりがどれも初戦でパッとしないところを見ると、やはり重なる天災で帰厩スケジュールなどが狂った影響が出ている馬は多いのだろう。次走が言い訳の利かないレースとなる。

POGといえば、前回書き忘れたが日曜にはアカネサスが出ていた。残念ながら今後へかなり暗雲垂れこめる負け方。走れるポイントがかなり小さい馬なのかもしれないが、京都外回り1400mはベストに思えただけに・・・。新馬戦でかなり負荷の掛かる勝ち方をしてしまったから、馬に嫌気がさしているのか?

 

自分のPOGには関係ないが、京都の新馬戦ではブエナビスタの子で期待を集めていたタンタラスが惨敗。ここまでのブエナビスタの子はすべて出世できていないが、この馬もそうなってしまうのかどうか。ただ、3歳夏以降は走っていないシーザリオと違って、長く現役を送りトップを張ってきた牝馬の子は、ドーベルも然りだったが、ストレスやら治療薬やらの影響が残ってしまうのかもしれない。あくまで仮説だけど。ウオッカやダイワスカーレット、ジェンティルドンナの子たちには頑張ってほしいものだが。

 

ラジオ日本は13時から14時半の出番。通常の放送とCMチャンスなどが違うのでしゃべる時間が豊富で、なんと7鞍の展望と3鞍の回顧。ほぼしゃべり放しだった。今後2度となさそうな経験。放送中リアルタイムのレースは7Rから9Rまで。78Rは手が出ない。9Rは◎△〇で安いながらも的中。

下へ降りてからの10Rはタテ目でハズレ、11Rは◎無無でドモナラズ。12Rは〇▲◎で安いながらもいろいろゲット。京都大賞典は、パフォーマプロミス回避でのシュヴァルグラン昇格で4着。ただ各媒体で「休み明け動かない馬」と言い訳を事前に張っておいたので勘弁していただきたい。〇無△だった。京都12Rは〇△◎で堅いがなんとか利益。

 

この週は京都でクリノ馬が猛攻勢。

そして東京8Rではせん馬がワンツースリー。意外と記憶にない。

前日の凱旋門賞の売り上げが24億。クリンチャー1頭ではこんなものか。41億→34億ときての24億。

 

 

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2018年10月10日 (水)

10月7日・日曜の競馬

東京馬主協会が提供した天皇賞秋の告知フラッグが,府中の街中の街灯柱や看板に貼られるシーズンとなった。毎年この秋天フラッグを見ると、気が早すぎるがもう年末も近いという気になってしまう。

 

とはいえ7日・日曜の陽気は真夏並みだった。さすがにこの暑さではラーメンフェスは回避。東京競馬場は前日とはうってかわってかなりの人出。東京らしく家族連れが多い。

 

東京2Rを勝ったスイープセレリタス、これはなかなか強い。スイープトウショウの子でやっとホンモノが出た感。ハーツクライ×スイープトウショウで、宝塚記念ワンツー同士の配合という縁。

続く3Rのレディードリーも先が楽しみな1頭。

 

6Rは縁あるジョブックコメンが惜しい2着。よく踏ん張っていた。福島2000mなら勝てるのでは?

 

メモリアルスタンドをうろついていたら、予想TVウォッチャーから声を掛けられた。今日の一押し馬を訊かれたので、「京都最終のビッグアイランド」と答えておいた。

 

鷹巣山特別のレッドヴェイロンの2段ロケット。ルメール渾身の追い。テレビ静岡賞、イーグルフェザー戸崎騎手の直線の進路取りの巧さ。

 

毎日王冠はアエロリットの独り舞台。時計も馬場を考えると優秀。ステルヴィオのソツの無さは第2のステファノス?本家も相変わらずの立ち回りで4着キープ。それよりキセキ3着には驚き。

◎サトノアーサーは出遅れ。しかしまともでも、冷静に見ると戦績不足だったか。エプソムCに囚われすぎた。ダイワキャグニーも同様で、まだオープン大将の域を出られてない。★サンマルティンはどうしたか。

 

馬券は両場最終を堅いながらもシッカリ取れてなんとか。ビッグアイランド勝ってくれてホッとひと息。

 

夜は凱旋門賞。フジテレビで観戦。馬場を巡る岡部コメンテイターと武騎手のコメントの違いが面白かった。ただ、岡部さんの「時計が掛かって重たい」は発言内容からどうやら日本と比べての意味であったと思われるのに対し、武豊が当日馬場を歩いてのコメントとしてレポーターが伝えたのは「これまでの自分(武豊)が経験したロンシャンの中で最も軽くて時計が出る」ということだから、立脚点が異なっているわけで、競馬に詳しくない宮根が交通整理できなかったのは仕方ないところか。レース回顧で頑なに岡部さんが「力の要る馬場」と語っていたのも少し気の毒だった。

クリンチャーの結果については前に行ってバテたらこんなものだろう。それにしてもエネイブルも、シーオブクラスも異次元の強さ。これが牝馬なのだから・・・。馬券はハズレ。

あと印象的なのは、ユタカ騎手の顔立ちが変わったなあということ。時は流れる・・・。

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2018年10月 6日 (土)

10月6日の競馬

3日間開催だし、今日は予想TVもないし、急ぎの原稿は上げたので今日の競馬から手短に。

 

予想以上に晴れて暑い1日。風は午後から強まったが、時間帯により向きが微妙に変わっていた。基本は南風で、向正面とホーム直線では横から。

 

東京競馬といえばメガグルメフェス。今週来週はラーメン特集。味噌のジョーを食す。満点。ただ、暑さに加えて、強風を見越して内馬場のテントを回収してあったので、直射日光の下で汗だくになりながらのラーメンとなった。締めはスタンドに戻って耕一路のモカソフト。

 

芝はかなり丈が長く、上から見おろすと風に芝がなびいて波紋のように伝わっていく。連続開催開幕週の東京芝によくある光景。美しい。時計はほど良くかかり、去年の秋開幕週の重馬場時より少し速い程度。

 

ラジオ担当は7Rから。◎サノサマー快勝も、2着ワイルドゲーム抜け。ゴール前では★エムオーグリッタとの組み合わせで決まったと思ったのだが・・・。ワイドのみ。

8Rは◎カナメがあと一歩。クビクビ3着は痛い・・・。あとで聞いた話では、オッズが急に下がって7番人気になったそうな。

 

9Rは△〇◎。でも馬券は取れず。ゴールからしばらくして審議がつく。ルメールが抗議したのだろう。モレイラが外から寄せていった。変更なしも、モレイラ騎乗停止で来週アウト。リスグラシューやサラキアは乗り替わりとなる。

モレイラは、今日だけのところを見ると東京では並みの一流騎手。なんて書くと復帰してからボコボコにやられそうだが。

 

下へ降りて東京10Rの西湖特別はまさにサイコな結果。京都メインは◎アイアンテーラーから安い馬連のみ。

サウジアラビアRC、グランアレグリアは牝馬とは思えぬスケール。これは強い。ルメールは出遅れを一気にまくり気味に上がり、3角前にすっと止めてコーナーロスを防ぐという見事な手綱。馬券は2着抜け。

東京12Rは◎アモーレミオ勝利も、ラレゾンはないわ‥。京都最終は無難に馬連、3連複。出入り激しくトントン。

 

◆お知らせを。今週はラジオ日本は8日の月曜も担当します。13時~14時半です。

 

◆トークイベント「第10回 生うまトークサミット」

1018日・木曜 18時半開演 21時半終了予定

大阪・ミナミ ロフトプラスワンWEST

 

ゲスト 安藤勝己さん、岩田康誠騎手、大阪スポーツ松浪大樹記者、競馬ラボ狩野雄太記者 MC 水上

※第1部は菊花賞、天皇賞展望。

※岩田騎手トークショーは第2部となります。

 

チケットは現在前売り1800円でeプラスにて発売中です。

詳しくはhttps://www.keibalab.jp/lp/special14/index.html#jc 

 

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2018年10月 5日 (金)

9月30日・日曜の競馬

偶然の事象かもしれないこと(冷静に考えると偶然に違いないこと)を、さも必然のように信じ込み、そしてそれを自分が発見したように吹聴することは、競馬、特に予想業界でよく見られて、傍目には大いに滑稽なのだけど、そういう何かをすくい取ろうという意識を強くして競馬を見ること、かつすくい取ろうという目を持つことは大事。わずかな真実(のように見えること)に肉薄する可能性が残されているし。

 

◆今日は5日金曜。お昼前に京都大賞典のパフォーマプロミス出走取消の報があり、本命で出稿した共同通信の原稿の差し替えなどもあり慌ただしくなった。3日間開催が来る前に、残っていた先週の競馬について。

 

930日、中山の馬場は思ったより雨が降らず、稍重で進んだ。これは全く想定外だった・・・。ドロドロの馬場を考えていた。

 

サフラン賞にはPOG指名馬オーシャンスケイプが出走。なぜここを解せない。前走を見るにマイルに縮めることが良いとは思えないし、そもそもトリッキーな中山マイルには合わないタイプの馬。とはいえ、道悪は間違いなく得意な血統なのでそこに期待を寄せたが・・・。この馬場では無理だった。広いコースで仕切り直し。輸送は馬に実が入ってからでいいだろう。

 

スプリンターズSは、直前に雨が降ったが、わずかにそれまでより時計が掛かるようになった程度。とはいえ、例年の高速馬場ではなく、水を含んだ重寄りの稍重といった感じ。この馬場はファインニードルに大きく味方した。6秒台の決着になった方が取りこぼす危険はあった。ただイン有利となっていたコースで外目から1頭だけねじ伏せるあたり、絶対能力は今のスプリント界では断然。

 

ラブカンプーは驚異。夏場にあれだけ使い込んで結果を出した馬が、あわや押し切りというところまで粘ったのは、いくら53キロとはいえ自分には理解しがたい。ましてや3着のラインスピリット。武豊騎手のコース選択の妙と、激しくならなかった展開がハマった。ただ、意外と配当がついていなかったのは、単に前走道悪を走っていた3頭、それがセントウルSの上位順通りだったことが大きいのだろう。やれ夏の消耗がとか、年齢がとか、そうした常識に見える要素を取り去れば、実にシンプルな決着だったわけだ。

 

◎としたナックビーナスは、パトロールを見ると終始内へモタれようとしていて、モレイラはそれを直すことで直線は精一杯になっていた。ラブカンプーよりもこちらの方に疲れが出ていたか。もしそうなら、前走でモレイラが動かしすぎた反動ということかもしれない。ただ、前走勝っていないとここへ出る上でキツかったわけで、そもそもギリギリで出走枠を取った馬は本番では割り引かないとダメという基本を思い知らされた次第。そういえば去年のファインニードルがまさにそれだったなあ・・・。

 

◆お知らせを。今週はラジオ日本は土曜だけでなく8日の月曜も担当します。

 

◆トークイベント「第10回 生うまトークサミット」

1018日・木曜 18時半開演 21時半終了予定

大阪・ミナミ ロフトプラスワンWEST

 

ゲスト 安藤勝己さん、岩田康誠騎手、大阪スポーツ松浪大樹記者、競馬ラボ狩野雄太記者 MC 水上

※第1部は菊花賞、天皇賞展望。

※岩田騎手トークショーは第2部となります。

 

チケットは現在前売り1800円でeプラスにて発売中です。

詳しくはhttps://www.keibalab.jp/lp/special14/index.html#jc 

 

 

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2018年10月 3日 (水)

9月29日・土曜の競馬とお知らせ

ノーベル賞の本庶さんは、阪神タイガースの熱烈なファンで、「どうしたら阪神は復活するか」の質問に「指揮官を替えること」とキッパリ答えていたのには笑った。岡田の後援会長でもあったようだ。IPS細胞の山中さんといい、最先端を行く究極の理系頭脳は、理屈の通らない不可思議なチームに惹かれてしまうということだろうか。

 

929日土曜、自分が中山競馬場へ向かう時間帯は曇りだったが、午後から小雨。楽屋での話題はもっぱら、明日の阪神はダメになりそうということ。中山も大雨になり、ドロドロ馬場は免れないというのが大方の見方だったが・・・。

 

中山はモレイラ無双以外、何も印象に残らなかった。ロードカナロアメモリアルに産駒の出走がなかったのは残念。

 

★今週末からはじまる東京開催、ラジオ日本の出番は午後前半になり、13時~14時半の担当となります。

 

★次回の競馬予想TVの当番は秋華賞週となります。今月はこの1回だけです。

 

◆トークイベント「第10回 生うまトークサミット」

1018日・木曜 18時半開演 21時半終了予定

大阪・ミナミ ロフトプラスワンWEST

 

ゲスト 安藤勝己さん、岩田康誠騎手、大阪スポーツ松浪大樹記者、競馬ラボ狩野雄太記者 MC 水上

※第1部は菊花賞、天皇賞展望。

※岩田騎手トークショーは第2部となります。

 

チケットは現在前売り1800円でeプラスにて発売中です。

詳しくはhttps://www.keibalab.jp/lp/special14/index.html#jc 

 

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