1月12日・土曜の競馬
大相撲、正代関のお祖母さんは正代(まさよ)さんというそうだ。正代関の「正代」は本名、だからお祖母さんは正代正代さん。今朝の新聞を見て初めて知ったのだが、笑いの中枢神経が今年ここまでの2週間で一番くすぐられた。事実は小説より奇なり。
相撲と言えば今日(14日)の中入り後半を担当した行司の木村朝治郎は酷かった。この人はいつも異様に厳重に立ち合いの手つきをチェックし、少しでも甘いと相撲を止めてしまう。しかし今は昔と違い巨漢だらけで、十分に手を着くと物理的に速く立てない力士がざら。
手を着いてないのなら止められても仕方ないが、シッカリと着ききって構えないとダメというのは現実的ではない。何度も止められて肝腎の相撲自体が白けている。
調べたところ、「両手の一部を着けばいい」という解釈ができる文章がルールブックにあって、これを長く採用してきたものの、仕切りが軽いという見栄えの悪さと視聴者からのクレーム、さらに千代の富士がべったりと腰を割って手を着いてあの偉大な成績を残したことから風向きが変わり、それがなぜかこの3年くらいで厳格化したのだそうだ。
千代の富士くらいスマートならいいけれど、今の巨漢力士たちに求めるのは酷というものだろう。もちろん体格だけが原因ではないが、朝治郎や、元武双山の藤島親方の厳格化は、立ち合いを重視しすぎて本来の取り組みのダイナミズムを疎かにしているように思えてならない。また行司や審判親方によっても基準がバラついているのも疑問。
まあ相撲に熱くなる必要はないので競馬の話。13日は中山。久々、1年近くぶりに西船橋北口駅前の葦屋でラーメン。開店している時間になかなか合わなかった。前回は確か塩そば、今回は中華そば、コクあり切れあり、太麺で美味。府中の「節」と少し似ているが、節ほど魚介風味が強くない。
競馬場は曇天で寒い。お昼前には15分くらい冷雨が降った。
競馬場へ来る途中で読んだ新聞に、オジュウチョウサンが次走ダイヤモンドS濃厚という記事。ハンデ戦で、まだ1600万のオジュウは格上挑戦、しかも重賞初出走実績皆無だからハンデはおそらく52キロか53キロだろう。となると、もしかしたら斤量面から藤田菜七子騎手とのコンビが実現する可能性もなくはないのでは?(書いた後に騎手が決まっていたらすみません)
もう1つ、読んだ某紙で、フェアリーSが能力検定にふさわしくない舞台だから設定を変えるべきという記事を目にした。個人的にはこういう意見にはガッカリさせられる。競馬において能力検定はもちろん大きな意義を占めるが、それだけが競馬ではない。またトリッキーなコースをこなすのも能力のうちだ。運や紛れが出る可能性は確かに他のコースより高いかもしれないが、それは競馬なら多かれ少なかれ当たり前のこと。それに広くて直線が長いからフェアになるかといえばそんなこともないのは、競馬を見ていれば分かりそうなものだが。
さてこの日の中山ダートは良馬場だが、雨が降る前から黒ずんでいて、時計は相変わらず出ている。芝は、インの前残りも目立つが、少しずつ外目からの差しが利き出した感。
この日は中山で人気のルメールが結構飛びまくった。時期が時期、しかも3日間開催でバラけてしまうだけに、春秋の騎乗馬より馬質が低めで(もちろんすべてではない)、にもかかわらずルメールだからと人気になる。結構オイシイ現象のはずなのだが、ルメールが消えることを読めても当たるかどうかはまた別だ(涙)。
京都9Rは前走朝日杯でビュイックが出遅れでミスったエメラルファイトを、藤岡康太が見事に勝たせた。ゴール前3頭の接戦は見応えあり。
ラジオは中山10Rから。成田特別は◎レッドゼノンが動けずタテ目でダメ。フェアリーSは◎ホウオウカトリーヌにかなり自信があった。展望の解説中に伝えられたオッズは単勝で11倍程度、それでも低いとは思ったが・・・。期待に応えて苦しい所から割ってきてくれての2着惜敗。最終的にはその後10分程度の間に7倍まで下がってしまった。しかもフィリアブーラはアタマなしにしていたので、3連単は取れずで馬連と3連複だけ。ショボイ結果しか出せない自分に落胆。
今年のフェアリーSはレース後に悲劇。入線後、アマーティが横倒しになってしまう。心不全だったそうだ。場所がまた・・・。ちょうどウイナーズサークルで表彰式をやっている、その斜め後ろのコース上に幕が張られ、馬運車に引きずられるように積み込まれていった。これも競馬の現実の冷酷さ、改めて身がたじろぐ思い。何年かに一度、周期的にこうした光景を突きつけられる。
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