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2019年10月

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2019年10月31日 (木)

10月27日・日曜の競馬

◆26日の競馬場からの帰り、正門前には徹夜組がかなりの列がすでに並んでいた。その情熱の純粋さは素晴らしい。
 日曜はこちらもその熱気に浮かされたか、久々に1R前に来場し、またかとお思いだろうがメガグルメフェスへ突撃、スープカレーの「心」という店。

◆この日は東京4Rの新馬戦◎アカノジュウハチ、京都9Rの◎メジャールスーがすべて。感謝感謝。

 東京5Rは良血馬を尻目にトウケイヘイロー産駒が新馬勝利。おそらくトウケイヘイロー産駒のJRA初勝利。
 新潟5Rは、1番人気(藤田騎手騎乗もあるだろうが)は他の新聞にも印が結構集まっていたシーシーザサン。しかし私が愛用している馬サブローでは誰1人として何の印も打っていないという面白い現象。結果は3着、なんとも中途半端だが、無関係な人間ながらドキドキして見ていて、なかなか楽しめた。どの新聞にもたまにこうした現象は見られるが、何か特定の新聞のTMの間に、厩舎情報や取材をもとに「これ絶対要らない情報」が流れているのだろう。「情報信ずべし、しかもまた信ずるべからず」は菊池寛の「日本競馬読本」に書かれている至言であるが、これは永遠の言葉かもしれない。

 京都6R、悲しいかなPОG指名馬のレッドヴェイパーは、弱いことが分かっていたので、人気でもこれは要らず、3連単なら6→4→7の1点と同行者に吹聴。半分遊びで言っていたらその通りの順番に。もちろん、自分の指名馬が消えて喜ぶのも悔しいし、頭数からして全くつかないと思っていたので馬券は買っていないが、3連単が89倍ついて唖然。

 天皇賞は前に書いたので省略。この日夜にパーティだったシルクRC、先週は7勝、そしてスゴイことに行われた3つの重賞全てを制覇してしまった。

◆菊花賞で伏兵視されたホウオウサーベルに屈腱炎判明。

◆真田理さんの「馬券億り人」(双葉社)を読む。去年一度某所でお会いする機会があり、ご挨拶に毛が生えた程度のお話をさせてもらったことがある。
この本の前半は、例の「億のWIN5」を的中させた時の納税騒動ドキュメントで、これだけでもかなりの読み応え。
後半は真田さんの予想アプローチの解説で、大きな配当を狙うためには極めてオーソドックスな視点を持つことと、それを続ける根気を持つことに尽きると分かる。よく、この手の馬券本は、自分がこれだけ努力している、細かく見ているという自慢めいたトーンがどうしても出てしまって、それが鼻につくものだが、真田さんももちろん傍から見ると大変な努力をしているとはいえ、自分でそれを誇示するところがないのがいい。私などは、しなくていい努力はしない、その分時間を作って他のことを楽しむというのが信条?だけに、こうしたポーズを取り続けられるメンタルの強さには驚嘆するしかない。
 また、とかく馬券戦術本は、自分以外の手法を下げる、否定するような物言いが多いのだけど、そうした面もなく、かといって敢えて謙虚にしているというわけでもなく、淡々と自分の手法、競馬観を説き明かしているので、読む側の心に抵抗を作らない。
 そして、これは以前市丸さんも言っていたことなのだが「よく、自分が本当に当たる予想法を構築しているなら、人に公開なんてしないで、黙って自分だけで買えばいい、という人がいるけれど、それって理解できない」ということを、真田さんもまた書いていること。自分も完全に同意である。
自分の予想プロセスを公言して、そしてその通りに当たった時の快感は、何にもまさる。この快感は一度味わうとなかなか忘れられないものだ。これは同じ立場で同じことをした人間でないと、おそらく分かってもらえないことだろうけど。

 そんなこんなで久々に通常の土日で終わる開催だった。やはりこれが一番体にも合うし、体力的にもちょうどいい。

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2019年10月30日 (水)

雑感+26日・土曜の競馬

 離れて30年以上経てばさすがに風景はかなり変わっているが、それでも映像を通してみればそこかしこに名残は留めていて、しかも幼いころから耳にしていた地名が変わらないまま、画面の向こうからレポーターやアナウンサーにより連呼されている。今年すっかり千葉は災害県となり、そして茂原市は被災地として全国に報道されるようになってしまった。ただ、自分の故郷が・・・・という意識は薄く、知らない土地が被災した時の報道を見ている時と変わらない自分の感覚に驚く。

 実家から自転車で5,6分の所は浸水被害を受けて、知っている商店にもカメラが入っていたが、実家は少し高い所にあるので洪水の被害からは免れた。

 もともと自分は集団に対する帰属意識が薄い人間であり、それは郷愁とか、望郷とかの類の感情においても同様である。ほとんどその手の感情がなく、自分にとっては今住んでいるところが何より大事ということ。
以前、隣市出身(のようなもの)の増田明美さんに「年取ったら我々故郷に帰らないとね」という話をされて、その時は「はあ」とか「そうですね」とか適当に相槌を打っていたが、私には増田さんのような意識が残念ながらない。田舎の不便さと、良い意味での緩さは、身体にはもう違和としか感じられないように思う。でも10年後あたりには一変するのか?それはないような気がするが。
 こう書いていると何やら途轍もなく冷たい人間のように自分でも思うが、被災してしまった方々が1日も早く日常を取り戻せることを願ってやまない。取って付けたようになるけれど、そこは心底そう思う。
 
 本業の話へ戻って5日土曜。
大雨の後で空気が澄み、東京競馬場から富士山がよく見えた。自然というものは残酷で、現在景勝となっている場所の多くは、大規模な自然災害や地殻変動の副産物だったりするわけである。

とにかく東京競馬場芝コースの馬場回復ぶりは笑えてしまうほどであり、またそれまで最も馬が通っていたところが内ラチ沿いになったことで、イン有利の傾向が強まった。
 
先週は行けなかったメガグルメフェス、この週は北海道フェアで、いささか値は張ったものの、馬券で勝てばいいのだと言い聞かせて、長万部浜形水産の出店によるカニいくらうに丼。大満足。
 ラジオは7Rから9R。7,8R共に購入意欲も沸かない少頭数だったが、だからと言って当てやすいかというと話は別。7Rは▲〇◎と逆さまに入る。8Rは◎〇で馬単11倍なら良い配当と見るべきか。9Rは敢えてルメールに喧嘩を売って◎ハトホルで玉砕。

 今週も、競馬場に居る時間帯にリアルタイムで日本馬の豪州GⅠが観戦できた。海外競馬に詳しい某氏によれば、「この相手なら明日のアーモンドアイよりも1着という意味では堅いかも」とのことだったリスグラシュー、大外まくり一閃で完勝。少しササっていたが、力が違った。直線が200チョットしかないコースにも驚いたが(無知)。 

馬券はまたしても英国馬との1点だったが今度はダメ。それにしても宝塚記念勝ち馬の勝利ボーナス併せて2億円以上の賞金が転がり込んでくるのだから、会員さんも大歓迎だったことだろう。レース後、矢作調教師は「次は有馬記念」を表明、その意気や良し。これで年内休養とか言い出したらかなりシラけるところだった。これに加えて、ワールドプレミアも早々に有馬記念出走表明。年末に大看板が2枚はできた。あとは更なる一流馬の参戦と、無事のゲートインを。何といっても今年の場合、凱旋門に3頭も出てダメージを受けたために、彼らが参戦不可能になったのが大きい。そのうち1頭でも国内に回ってくれていれば・・・と言っても詮無き事。

アルテミスSは、リアアメリアが道中かなり掛かった上に、位置も直線入り口では厳しくて、さすがに負けたかと思ったが、そこからの破壊力が違った。ただレースパターンがまだ1つで、役者の揃いそうな阪神JFへ向けて不安がないわけではない。

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2019年10月28日 (月)

天皇賞・秋回顧

2強決戦というものは、片方が意外と見る影もない敗戦を喫することが多いのだが、今回の天皇賞もその例に漏れず。というか、そもそも△サートゥルナーリアではまだまだ到底〇アーモンドアイの敵になり得なかったということだろう。同斤量で戦うことがかなり不利な設定であることは私だけでなく多くの人が指摘していた通り。それに加え、今回もメンタル面の脆さを露呈してしまった。これが輸送によるものか、GⅠ独特のスタンドやパドックの雰囲気によるものかは分からないが・・・。
そして何より、スローで瞬発力特化の競馬への適性がとても高いということで、今回のような、前の位置から33秒台を使うことが無理な流れになったことが響いたとも考えられる(レースの後半5F57秒2!!)。それぞれの要因が少しずつ影響しての6着敗退と言えるだろう。
さらに当初は、神戸新聞杯からJCへ直行というのがもっぱらの噂だったので(ほどなく天皇賞と発表されたが)、真偽はともかくとして、予定を切り替えたのだとすればそれもまたわずかに影響したのかもしれない。
 この後が難しくなるが、個人的には、詰めて使わない方がいいように思う。思い切って馬具でいろいろ矯正する必要もあるかもしれない。

 

 勝ったアーモンドアイについては今更触れるまでもない。ただ、ルメールが内にこだわってこじ開けてきたのは、当日のそれまでの芝のレースでいろいろ「実験」をしていた(私にはそう見えた)、そこから得た結論なのだろうと思う。自信があれば不利を避けて外を回してくる手もあったはずだが、それをせずに敢えて内へ入ったのは、内を通ることの利がとにかく大きいという判断としか思えない。
 問題は今後だ。香港の年末開催が危うくなってきているので、もしかしたらジャパンⅭに出走するかもしれないが、一度使うとガクッと来るタイプとのことで、中3週をどう扱うか。私の理想はJCスキップで有馬記念に回って勝つことなのだが、陣営はその道は採らないだろう。もし出てきたら賞賛、絶賛。中山2500は秋の府中の2400より遥かに総合力の問われる舞台だ。

 

 ダノンプレミアム2着には驚いた。もうかなり難しい馬になってしまったと思っていたので無印。ただ今後も思わぬ大敗の危うさを含んだまま、個性的なレースを見せてくれる存在であってくれそうだ。体質強くなればいいのだが。あと、ダノンキングリーとの使い分けにも一応の結果を出せたことも、陣営としては安堵の気持ちなのだろう。

 

 △アエロリットについては言うことなし。まさに想定されたレースを作り、想定されたように粘り、想定された着順にシッカリ嵌った。大した馬である。

 

 このような高速馬場での高速決着で、しかも後半に速いラップが刻み続けられる展開になると、当然ながら前が有利となる。その中で我が◎ユーキャンスマイルはよく追い込んできた。直線は絶叫したがわずかに届かず、2着までクビ+クビ。せめて3着なら、かなり勝負したアーモンドとのワイドがゲットできたのだが・・・。本命に悔いはないが、あまりにも想定以上に馬場が速くなりすぎた。

 

 それにしても、あれだけの雨からそれほど間を置かずして、土曜にはもう高速化、そして日曜はさらに拍車。常識では考えられない。土曜から騎手コメントには「馬場が硬い」という言葉が出てきていた。中には正反対に「緩い」といった騎手もいたようだが、大半は硬いとか、速すぎる馬場という指摘。「雨降って地固まる」は意味が違うけれど、文字通りのそんなことになっているのだろう。少し水を含んだあとの土の方がシッカリ固まるという事象は多くの方がいろいろな局面で経験されていることだと思う。
ここ2,3年の東京芝は、特に開催が進んでからの高速化が著しい。自然と人為との兼ね合いの難しいところ。良い悪いの問題とは別であり、これも競馬場の1つの個性ということなのだろう。ただ今年は夏の長い暑さにより、洋芝の発育が開幕から見た目にもわかるほど悪かったため、路盤へ衝撃が伝わりやすくなったことと、野芝を例年以上に強調することとが重なり、馬場の硬化を助長している印象だ。

 

 

 

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2019年10月25日 (金)

雑記

 想定以上に金曜の雨が降り、千葉県はまたしても競馬どころではない地域が広く出そうだ。少しでも被害が小さくなるように。関東の明日は一転、夏日で好天となりそうだ。

 

◆変則開催になったケースでも、週刊競馬ブックやギャロップは開催翌日には出ていた記憶があるが、月曜まで競馬があった今週、府中では火曜には入手できなかった。仕事への影響大。もちろん出ないことに文句を言っているわけではなく、なぜ今回は出なかったのか、ふと不思議に思っただけ。おそらくは販路や輸送体制がイレギュラーになったことが原因だとは思うが・・・。そして過去のイレギュラー時と違って対応できなかったのは、やはり台風関係でスケジュールが壊れた影響がまだ残っているからなのかもしれない。

 

◆スケジュールが壊れるといえば、来年以降3年間の中央競馬は、京都改修の影響第1波で、変更だらけで大変なことになりそうだ。改修場のみならず、競馬全てがイレギュラーとなってしまう。厄介なことにマラソン、競歩がもし札幌に移ったら、さらに開催を変更せざるを得なくなる。一連のドタバタに関してのみ、小池知事突っ張れと応援したい。

 

また、当初噂されていた五輪期間中の新潟開催消滅問題。新潟ではなく小倉を無くしたのは意外だった。個人的には、新潟をなくすよりは小倉の方がまだましと思っていたので、それはいいのだが。おそらくいろいろな綱引きがあったのだろう。

 

◆水曜にはまだ見えなかったが、例年秋の府中開催で府中市街に張られる旗は、今週は日本敗退により登場するのだろうか。木曜金曜と市街に出ていないのでどうなっているか分からないが・・・。それともWC自体はまだ終わっていないので、終了まで待つのだろうか。
ラグビーWCといえば、先週の土曜、競馬予想TVが終わっての深夜帰宅時のこと。最寄り駅のタクシーは全滅。味の素スタジアムでのニュージーランドとアイルランドのゲームの観客対応で、タクシーの配置が調布方面に集中してしまっているとのことで、周囲の駅に回る車がほとんどない。タクシー乗り場は長蛇の列で、15分に1車しか来ないという状況。この列に並ぶと帰宅が夜中3時すぎになるのは必定で、結局家人を起こして車で迎えに来てもらう羽目に。日本戦でなくてもこれだから、おそるべしラグビー人気。なお府中駅周辺は酔って元気な外国人も多数。

 

◆それに引き換え日本シリーズは盛り上がらないままひっそりと始まりひっそりと終わった。読売がシリーズ未勝利で終わるケースは、もちろんリーグ優勝が多いからということもあるのだが、今回が5度目と意外に多い。
今年のポストシーズンのゲームを見るに、負けられない短期決戦は投手力、そしてシーズンという長いスパンで見ると攻撃力優先ということなのだろう。

 

◆即位の礼。朝からの強い雨が、儀式の最中に上がり、それどころか陽が差し、その後東京の一部の上空には虹が出るという、何とも不思議な現象。その成り立ちにおいて、アニミズム的な側面のある皇室の継承式典にふさわしい。一連の衣装、祭禮具などをリアルタイムで見られる貴重な機会。日本の歴史の長さを束の間感じることができたひととき。

 

最後に、今週もYouTube更新されました。天皇賞篇よろしくお願い致します。

https://www.youtube.com/watch?v=9BY6R7ATVsE&t=26s

 

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2019年10月24日 (木)

先週の3日間開催

16日はYouTubeの収録、17日は帰省して雑用、18日は競馬の天才の連載締め切りとバタバタ続いて19日の土曜。前夜から雨、しかし東京競馬場の芝は、重の発表の割には時計が出ている。ダートはかなりの高速馬場。

PОG1位指名のサトノフラッグはユルユル。ただ出したという感じで、見所なし。これはかなり時間がかかりそう。私の今年度のPОGは実質終了。

ラジオは7Rと9Rは◎が4着。8Rのみの安い的中。

コーフィールドCが競馬場でも生中継で流れた。南半球の競馬なら、曜日によってはこうしたケースがある。おまけに日本馬が勝ったのだから、競馬場内もけっこう歓声が盛り上がっていた。ゴール後は拍手。ただ、某スタッフによれば、オーストラリアの古馬陣容はかなり手薄で、外国馬の草刈り場になりつつあり、日本の3勝クラスでもGⅡあたりまでなら勝てる馬がゴロゴロいるのでは、とのこと。その話もあってメールドグラースと、イギリスの上位堅実好走馬の馬連ワイド1点買っていたら、ワイドが的中してくれた。意外とついてくれた。

富士Sは、◎レッドオルガがなかなかエンジン掛からず、掛かったと思ったら切れ負けして惜しい3着。△〇◎でそれなりにではあったが、2着なら・・・。それにしても負け方がお姉さんのヴィクトリアマイルと全く同じという、何とも血の不思議さよ。4,5着も★▲と入り、5連単売ってたら取れたかも?

一番悲しかったのは新潟8R。勝負レースで配信した10番人気◎ベルキューティ、3着は確保と喜んだのだけど・・・クビ差寸前で差されてしまう。16,9,12が・・・悶絶。

 日曜の競馬はこともなく。私用のために競馬場到着は午後2時前。菊花賞は前に書いた通り。この日の東京は裏を任せられたシュタルケが無双。GⅠの裏では誰に集中させて乗せるか露骨になるので、それを見極めれば軸馬選びは難しくない。ただ自分は全く役立てられず。◎馬は結構勝ってくれたのだが・・・。

 月曜も1時すぎからのんびり東京競馬場。最終の◎アオイサンシャイン激走してくれたが、他の2頭は手が回らず。じっくり見れば1着馬は押さえられたが・・・。ガックリして泣きそうな空の下を泣きそうになりつつ帰宅する。

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2019年10月22日 (火)

菊花賞あれこれ

3日間競馬からまたすぐに週末が近づいてしまうが、菊花賞から。

メンバー的にどうこう言われた戦前だったが、レースは例年にヒケを取らない内容で見応えあり。13秒台のラップもなく、中盤が極端に緩むこともなかった。その分上がりが掛かったが、ラスト1000mは凌ぎ合いとなって、地力勝負となった。

ワールドプレミアはそういう流れになるのなら厳しいので△しか打てなかった。予想は完敗。武豊騎手は易々と勝たせたように見える。そもそも、ユタカではもうGⅠは勝てないという思いもあったのだが、併せて打ち砕かれた。脱帽。

サトノルークスも、渋りが残った場合の方が走れると見て、それ想定の△までだった。やはり晩成型。その点の読みは正解だったのだが。

◎ヴェロックスは、この流れだと終始4番手あたりは上位に入った馬の中では一番厳しいものだったが、粘ったのは地力の証明。ただ切れないだけにどうしても勝ち損ねる。最後はまた伸びつつあっただけに、残念。自分で動いて4角先頭に立つような流れにならなかったのが痛かった。

年を取ると涙脆くなって、メロディーレーンの5着には目頭が熱くなった。これは凄い事なんですよ!(©矢野監督→阪神ファンしか分からないネタで申し訳ない)
あとはカウディーリョの直線半ばまでの逃げ粘り、そして一瞬これにやられるのか!?と思わされたタガノディアマンテ(さすがにスタミナが切れた)。この辺が印象的。

ザダルは一気に減ってしまったのは輸送が響いたか。ニシノデイジーはルメールが乗ろうと無理なものはやはり無理。距離もコースもスピードも合わない。上がり馬の中では唯一ホウオウサーベルだけには期待して▲まで打ってしまったが、ヒシゲッコウと併せて、やはり夏の条件クラスだけの上がり馬ではもうGⅠ好走は望みづらい状況になっていることが明確となった。ホウオウに印を回したことを後悔。
なおワールドプレミアを上がり馬と書いている媒体があったが、あの馬は違うでしょ。京都2歳S3着、若葉S2着だった馬のどこが夏の上がり馬か。ケガから復活した大物だったということ。
それにしても、菊花賞ですら履歴に瑕がほとんどない馬でないと勝てないかと。

勝利騎手インタビュー、アナウンサーの質問内容と、声を張ればいいと思っているかのような発声にはウーン・・・・。

なお某スタッフ氏の「ラグビー“ワールド”カップとソフトバンク“ルークス”(苦しい!)でワールドプレミアとサトノルークスの1点」と言っていた人が正解とは。

◆最後にお知らせ。風コバこと小林弘明氏と、本島修司氏の対談集「日本競馬頂上分析」が発売中です。

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2019年10月18日 (金)

あっと言う間に過ぎた今週

ただいま金曜夜7時。いきなりお知らせで恐縮も、今週のYouTubeが公開されました。
https://www.youtube.com/watch?v=ownn8e-A4vE

 

よろしくお願い致します。

 

◆火曜日まで競馬、中3日でもう競馬でしかも変則3日間。さらにこの週末は公私両方でいろいろ予定が詰まっていて、バタバタの3日間となりそうだ。幸い体調は万全。

 

◆そして競馬にとっては、天候が微妙な3日間となりそう。予報は媒体によってまちまち、雨の降り方、乾き方が読めない。とりあえず土曜は3場どこも道悪となりそうだが・・。

 

菊花賞。メンバー的には寂しさを禁じ得ないが、現時点では実績不足でも、上位馬に入れば今後強くなっていく可能性のある馬がチラホラ。楽しみであることは変わらない。レース自体をくさすむきもあるようだが、取り合う必要はないだろう。
ただ、さすがに秋華賞までと違って、夏の上がり馬でトライアルに出ていない馬も馬券に組み込む必要はありそうだ。
なお今週は競馬予想TV。そしてラジオ日本は土曜の13時から14時半。

 

蛯名騎手が調教師試験に落ちてしまい、今週から騎乗再開。菊花賞にもホウオウサーベルで出場、しかも人気の一角だ。
モレイラが落ちた時はあんなにマスコミもファンも騒いだのに、蛯名の時は誰も何も言わないのは何なのだろう。正体見たりといったところ。

 

◆あまりにも面白いのでいろいろな所で吹聴しているのだが、先日見た夢。透明な湖の水面で浮いて楽しんでいる自分が、ふと水底を見ると、岩だと思っていたのが実は雄ライオンの群れで、大量のライオンが底からこちらを睨んでいる。「わ、食われる」とバタバタ泳いで逃げようとするも、全く進まず焦りまくるというもの。誰か専門家が鑑定してくれないものか。

 

◆ドラフト会議。どの球団のファンサイトもウチは成果が大きいと胸を張っているが、読売と楽天、オリックスは正直さすがに想定よりは下になってしまった感も。阪神は例年にない高校生尽くし、それも大物候補を次々と射止めて、これは正真正銘の大成功。手前味噌だが去年の世間では大不評だった阪神ドラフトも、ここで私は評価して、そして実際に新人たちが結果を出してくれたのだが、今回は誰がどう見ても楽しみになる。個人的には1位の西ももちろんだが、井上を2位で取れたのは大きい。当面三振も多いが、目をつむって、本人も口にしていた読売の岡本のような打者に育ってほしい。

 

◆須磨の教員イジメはもう暴行生涯犯として、実名報道した方がいい。あの教師たちが失職もせず、かつ一時的に謹慎しても復職できるようなことでは終わりだ。もしかしたら日教組や、いろいろなその他のバックグラウンドが守るのかもしれないが、そんなものが優先されては本当に終わりだ。

 

◆腹立つと言えば、恩赦。いくら罰金刑に限定し、かつ条件を厳しくしたといっても、何の意味も意義もない制度、かつての悪弊の残滓だ。

そもそも、裁判の意味すら軽んじられることになり、司法の軽視にもつながる。1年でも早く、この制度こそ改正というか、廃止すべきだ。

◆前にも書いたかもしれないが、鶴瓶の宝くじのCM、ジャパンのナイトポーターのイントロや間奏を繋いだものにしか聞こえない。80年代初期のニューウェイヴ世代だったら、気づいている人いないか?曲のクレジットはどうなっているのだろう。

 

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2019年10月16日 (水)

淡々と月曜、火曜の競馬

月曜は一気に気温が下がり、風もそこそこ吹いて上着がないと外にはいられない。東京競馬場へは11時前に到着し、内馬場のメガグルメフェスへ。ただ、前日の強風のためにテントを撤去したところへ小雨が降りつけているので、客はいつもの10分の1もいない。この週は月曜だけの営業なので、各店舗には実に気の毒なことに。
 フィッシュアンドチップスの屋台にはそれでも長めの列ができていたので、コテージパイへ。マッシュポテトの下にひき肉のトマトソース煮が入っている。少し塩味が強かったが、ギネスビールを飲む気候ではないので、風味は合わない緑茶で。

 ラジオ日本は13時から14時半。ダートは大雨で砂がかなり流れてしまったとかで、日曜に相当足したとのこと。確かに重馬場にしては時計の出方が鈍い。また、東京競馬場に入厩していた馬は馬場で軽い運動はできたようだ。
 5R出走の良血馬ルナシオンは、勝ち方は凄かったが、不思議なレース内容の判断は少し微妙な部分も残した。
 7Rは誰でも当たるレース。予想で深く後悔したのは8R。ダノンラスターの距離不安は正解だったが、本命をビギングローリーとレッドボヌールで悩んでビギンを取ってしまう。しかも、よくよく見れば前走の内容から切ってはいけなかったレオビヨンドを、少頭数で絞ることばかり頭にあってアッサリ捨ててしまう。痛恨の馬連万馬券逃し。9Rは2着馬がヌケ。
 秋華賞の売り上げは前年比78.6%。これは仕方ないこと。

 下に降りて府中牝馬Sは、〇△◎で連はダメだったが何とか。ラッキーライラックはあの手応えで止まったのは、確かにキツイ展開ではあったが、やはり大幅体重増が響いたのだろう。フロンテアクイーンはいつもの自分の仕事。そしてスカーレットカラーは広いコースの方がいい。なおオパールSと東京最終はコケる。
 南部杯は後で見たらサンライズノヴァが勝ち切っていた。地方競馬で勝てるとは。

 翌日火曜は9R以降東京競馬場。営業していない店が多い。ただ思っていたより人は多かった。
プラタナス賞はしっかり取れたのだが、メインは想定外の超スローになって前残り。最終は自信のあったメンディが反対に速い流れに巻き込まれて、直線半ばで沈んでいった。3鞍だけで1つは当たったため、傷は小さかったのだが・・・。
4日間競馬、陣営も職員もファンも関係者すべてお疲れ様でしたのひとこと。まあ災害を思えば、そんな暢気なことを言っている場合ではないのだが。

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2019年10月14日 (月)

10月13日・日曜の競馬

 日曜の府中は、日中ずっと強風が吹き荒れた。この風を思えば、中止は結果オーライかも。
 台風一過で空は澄み切り、日差しはギラギラして30度に達したが、明日(月曜)は10度近く下がるそうだ。競馬場へ行かれる方はご注意。なお内馬場のメガグルメフェスはアイリッシュフェア。15日は開催しないそうなので、14日だけの催しとなる。
 自分は月曜はラジオ日本、13時から14時半まで。

 日曜は1日、仕事や普段できない片づけをしながらの京都競馬観戦。睨んだ通り芝の回復は急で、最終的に稍重程度になると見たのは正解だった。
 秋華賞。何とか△◎で的中、ただし3着馬はまさかのシゲルピンクダイヤだった。シャドウディーヴァなら・・・・・。当たってもかなり儲け損ねたので、嬉しさはほとんどない。ただYouTubeで、多くの方に見て頂けた回に結果を出せたのはひと安心。
 ダノンファンタジーは、レース上がりが36秒4というような、上がりの掛かる展開で切れを殺された。これも各所で不安視されていた通り。内枠と馬場は特に不利になっていない。
 ◎カレンブーケドールは、勝負根性と運びの巧さに改めて感服。津村騎手も完璧。ただクロノジェネシスの爆発力に負けた。
 今回、エスポワールとサトノダムゼルを切ったのは、前走でトライアル好走のない夏の上がり馬では、もう通用しないと思ったからだ。相手も弱かったし、何より降級がなくなって、下級条件からの連勝の価値が去年までより下がっていることは否めない。エスポワールの前走の時計も額面通りに見てはいけないものだったし。これから強くなる馬だ。

 なおメイン観戦はフジテレビで。以前も褒めたけれど、うるさ過ぎず、というか落ち着いたトーンで、伝えるべき情報も漏れなく、あくまで地上波の中継としてはだが、やはり安心して見ていられる。ゲストの人選もよかった。
 
 今回、レースのたびにJRAのHPを逐一チェックして(新聞がとうとう手に入らなかったから)いて気付いたのだが、京都の1400m、1600mなど内回りと外回りで形状も直線の長さも変わるコースなのに、馬柱や結果欄に外回りか内回りかの表記がないことは気になった。JRAなのだからそこまでシッカリ表記すべき。

 土曜分の新聞がとうとう入手できず・・・・今回はあくまで天災だから仕方ないが、これは専門紙や夕刊紙には大打撃になってしまうのではないかと心配している。言葉は悪いが自転車操業的な運営になっている面もあり、だとすれば1日分入ってこないのはかなり厳しいはずだ。杞憂に終わるといいのだが。

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2019年10月12日 (土)

無事を祈願&12日土曜の競馬

 土曜の夜9時過ぎ。府中はどうやら目に入ったか近づいたかしたようで、雨がかなり弱まり、風も静かになってきた。窓を開けても吹き込まないし雨音もしない。幸い自宅の周りは何事もないが、東京も場所によっては洪水状態になっている。これ以上拡大しないよう祈るのみ。なお雨が弱まっても、河川の洪水はその後にやってくることも多い。周辺の皆さんはとにかく気を付けて。

 

 今日は新聞を手に入れるのを諦め、JRAのHP掲載の馬柱で予想。WEBだけで予想するのは初めての体験。勝手が異なるが、予想レース数が少ないから助かった。
 秋華賞の単勝1番人気が午前から数時間、ローズテソーロだったことにはビックリ。単勝の大量購入があったとのことだが、確かに末は切れるものの、大枚を張れるだけの根拠は何なのか訊いてみたくてたまらない。

 

 土曜の京都競馬は、手が出ない荒れ方をするかガチガチか両極端。ダートは逃げたもの勝ちになっていたが、同じ道悪でも明日天候が回復したら、同じようになるかは疑わしい。むしろ差し狙い?
 芝はメインの頃にはどこまで戻るか。真性の重?稍重に近い重?重に近い稍重?まずは午前を注視するしかないが、GⅠにウインズパークが空かないのだから、PATで買って自宅で見るしかない。GⅠの自宅観戦はかなり久しぶり。

 

 関東では、東スポの関西メインページが大スポになっていて、そこに掲載されている石川吉行さんのコラムを読むのがこのところ毎週の楽しみだ。あれだけ読んで笑えて、少しホロリとさせてくれる競馬読み物はこれまた久しぶり。昭和無頼風なのだけど、何とも優しい味わいがいい。こういう文章は、やはり紙で読みたいものだ。紙の触覚とインクの色調の視覚がエフェクトとなってくれる。

 今日はラグビーW杯が中止となったそうだ。野球のように順延がないのはなぜ?別に非難ではなく、自分が無知で理由が分からないので・・。11月まで長くやるなら、予備日も入れやすいと思うのだが・・・・チケットの問題?放映権のこと?選手の心情やスポーツの意義を考えれば、順延が筋だと思うのだが。

 

 

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2019年10月12日 (土)

無題

 競馬を楽しめる方、それどころでない方、いろいろおられると思いますが、自分の安全、周囲の安全にはとにかく細心の注意を払ってください。

 なお明日 日曜も東京開催は中止。土曜分の東京は火曜にそのままの枠で実施、日曜分東京は21日に再投票で実施します。
 そして明日、日曜は、首都圏のWINS、WINSパークも閉館します。東京や中山競馬場で京都開催の馬券を買う・・・というわけにはいきません。PATでお買いください。
 なお詳しくはJRAのHPをご確認ください。

◆本日土曜のラジオ日本は電話で京都の7,8,9R。今週は予想TVは担当でなかったのが幸いだが、出演者スタッフは13時収録スタートという異例の進行で動いたようだ。無事にその後の移動ができるように。

◆競馬新聞、夕刊紙の発行にも支障が出ているようだ。配送を取りやめた業者もいるので、土曜には店頭に並ばない新聞も出そう。こちらも各新聞の公式ツイッターなどでご確認を。

◆こんな時になんですが、YouTube公開中。秋華賞篇、見て頂けると幸甚。
https://www.youtube.com/channel/UCYHJ0l81FIeWSRgem4wyP-Q


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2019年10月11日 (金)

開催に関して

 週末の開催の詳細については、詳しくはJRAHPを見ていただくとして、東京は土日の中止が確定、土曜分は火曜に枠順を変えずに施行し、日曜分は翌週月曜に再投票で実施することになった。
 ただ、月曜火曜の開催がそのまま現時点(金曜16時)で確定しているわけではない。鉄道への被害、競馬場施設への被害によっては、開催できない恐れがないわけではない。

 あとは、土曜の京都開催有無の決定が遅すぎる。電車さえ動くなら開催するという噂も出ているが・・・。もしかしたら内々には通達が出ていて、あくまで公式発表を引っ張っているだけなのかもしれない(憶測)。

 なお、明日のラジオ日本については、私は電話で13時から14時半の出番となる。予想TVは出番ではないが、どうなるのか・・・。

 こんな時になんだが、今夜9時までには、YouTubeが更新されると思う。秋華賞篇、見て頂けると幸甚。
https://www.youtube.com/channel/UCYHJ0l81FIeWSRgem4wyP-Q


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2019年10月10日 (木)

雑感

 ただいま木曜夕方。土曜の関東、中部地方は甚大な被害が出るという報道。土曜の東京競馬の中止確率はかなり高そう・・・。土曜は野球もラグビーもいち早く中止が発表された。

 

◆凱旋門賞のことを書くのを忘れていた。ここまでタフな馬場になってしまったら、今の日本馬では厳しいだろう。さらに、イギリス調整で臨むという実験精神の意気や良しとは思うが、ブービーと最下位という現実の前には、現状はこの作戦は失敗したと判断されても仕方ないところ。またチャンスがあれば、今回の3頭に限らずチャレンジは続けてほしいものだが、個人的にはあまり関心はない。ただ凱旋門賞という日本馬が出られる重賞を勝てるかどうかということで、価値観としては海外の大レースもダービーも天皇賞もジャパンⅭも有馬記念もすべて等価だ。
エネイブルの3連覇は見たかった気もするが、完全なレースで敗れた。そしてヴァルトガイストは、その年のフォワ賞勝ち馬としては1984年のサガス以来35年ぶり。現地では「凱旋門賞を勝つ気ならフォワ賞で勝つな」と長年言われていたそうだが、とうとうそれが敗れた。
そして今年もまた、ガリレオというかサドラーズウェルズの天下が続いた。

 

◆先週のJRAの売り上げは大幅ダウン。消費増税による駆け込み消費の反動で、財布の紐が固くなったのは否めない。

 

◆義英真騎手が、モチベーションの低下を理由に引退。体重オーバーによる30日間騎乗停止がダメ押しになったのは間違いなかろう。残念。

 

◆10月10日といえば体育の日・・・というのは昭和脳なのだろう。しかし東京五輪の開会式にちなんだ祝日なのだから、動かしてはいけないと思うのだが。

 

◆テコンドーも、高浜原発の問題も、裏に横たわるタブーがほぼ確実にありそう。キャラクターや表面のエゲツなさに紛れてしまうのだろうけれど。

 

◆イジメ教師の事件には怒りと呆れとある種の笑いすら禁じ得ない。しかも加害者側がなんといじめ対策委員だったとは、あまりにもベタでドラマでも使わない設定。事実が想像を超えている。そんな胸糞悪くなるニュースばかりだが、久々に喜ばしいニュースは吉野彰氏のノーベル化学賞受賞。そして去年の本庶さんと同じく、生粋の阪神ファン。
そう、ロジカルな人間は乱調に惹かれてしまうのだ。不条理と不合理に満ちた阪神タイガース。

 

◆阪神も、いい加減運と「気持ち」だけでは戦えないということが明らかになってきた。横浜最終戦はもらった勝利、タイムリーゼロ。そして読売初戦はボコボコ。しかも下手に打順を悪い方に動かして失敗。来年に向けて若い選手が糧にするシリーズを割り切って、経験を積む場にしてほしいものだ。

 

鳥谷の去り方にはいろいろな考え方がある。正しい間違いではなく、ああいう去り方が好きか嫌いかのレベルの意見しかない。本人がやりたいようにやるのが一番だ。
ただ、球団がいかにも不人情のように叩かれたのは納得いかない。もちろん間抜けな球団ではあるけれど、鳥谷に対して5億4年の契約を結び、しかも引退するなら引退試合のこともあるので、球団としては来年は契約の意思がないことを早期に提示したのはむしろ気遣いだと思う。引退ならファンにとっての思い出作りができるし、転出なら他球団や本人に検討時間を長く与えることができる。ビジネスとしては極めて正当。それを老害化した解説者が冷たいとか不義理とかギャーギャー騒ぐからおかしなことになっただけだ。

 

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2019年10月 9日 (水)

台風憂慮と6日・日曜の競馬

とにかく台風が心配。関東直撃は避けられない状況となっている(水曜夕方)。勝手な憶測だが、東京は土日共に危ないのではないか。京都も土曜は厳しそう。月曜は天候は回復の見込みとはいえ、交通機関や競馬場施設に損害が出て、復旧しなければこれも安心はできない。JRAもきっと、今頃(水曜)いろいろなケースを想定しての日程調整に頭が痛いのではないだろうか。かなりイレギュラーな順延になれば、来週のスケジュールは全てご破算となる。腹を括るしかない。

 弥生賞が「ディープインパクト記念弥生賞」と来年から改称されることが決定。両方副題みたいな印象だが、冠するレースとしては最もふさわしいものが選ばれたと思う。

 例年だと、府中の街灯や駅には、今頃は秋の天皇賞を盛り上げるための紫のフラッグが張り巡らされるのだが、今年はラグビーに譲っている。ラグビータウンを標榜している府中だけに仕方ない。ただ今年の秋の天皇賞は近年稀にみる顔ぶれになりそうなだけに、もっと煽りたいところだが。

 日曜。ほぼ諦めていたPОG指名馬ラヴォワドゥースが京都で勝ち上がる。差されたと観念したところからの粘り。展開に恵まれたのは確かだが・・・。
昼休みはメガグルメフェスの台湾フェア、牛肉麺で。かなり涼しい日なのでこういった暖かいものが楽しめた。

 新潟8R、ダート2500m戦。山田騎手、あの件へのリベンジを期待して少しドキドキしたが、なんと競走除外・・・。なんとも運というのは不思議なものだ。

 東京9Rの六社Sは予想TVで狙い目としたレース。◎バレリオ決まったかと思ったが、最後苦しくなった。そもそも勝ったアフリカンゴールドは無視していたので仕方ない。ミスマンマミーアは頑張ってくれたのだが・・・。

 東京10RはグリーンチャンネルC。別に個人的にはリステッドレースなどはどうでもいいことなのだけど、過去の連対馬を見れば、これがリステッドでラジオ日本賞がリステッドでないのは納得がいかない。基準が分からん。

 両重賞。京都大賞典は何も語れない。予想という意味ではあれは自分には範疇を超えた結果。グローリーヴェイズは間隔が空いてかなり気負っていた。俗にいうガス抜きがこれでできれば、次走は変わりそう。
 毎日王冠は、結果は逆に誰でも想定できる順当なものだが、レース自体は見応えがあった。アエロリットの差し返しは見事だったが、ダノンキングリーの切れはここではモノが違った。上がり2位の馬より1秒近く速い。この瞬発力は強敵相手の天皇賞でも大いに楽しみと思ったら、目を疑う「次走マイルCS」の文字が翌日飛び込んできた。ダノンプレミアムとの使い分けだろうが・・・。まあ経済的戦略はそれとして理解できるが、あくまで個人的には失望の方が大きい。

 馬券で留飲を下げたのは新潟最終。爆弾穴馬で配信したシンコーメグチャンがよく頑張って2着。枠が出る前の木曜配信の自分のメルマガでも今週の1頭として挙げたので、とにかく嬉しかった。誰も褒めてくれないので宣伝(笑)。
 
 いろいろつまらんことを書いてきたが、とにかく台風だ。思い切り直角に近い角度で東へ曲がるなんて奇跡が起こらないものか。

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2019年10月 8日 (火)

10月5日・土曜の競馬

 1ケ月くらい前に、とうとうガラケーを卒業してアイフォンに替えた。ガラケーサービスが次々廃止されたり、仕事によりどうしても出先で動画をチェックしなければならないことがあったりで、やむにやまれず。どうもあのスライドする画面は酔いそうで苦手なのだが、耐えている。
それにしても、せっかくもろもろの操作方法に慣れたというのに、勝手にバージョンアップして扱い方がマイナーチェンジするのは勘弁してもらいたい。しかもまだ初心者だから、バージョンアップしても使いこなせる腕?がないので恩恵にも与れないし、ゲームもやらないし・・・。

 そんな愚痴はともかくとして、台風のため今週の3日間開催が危機に瀕している。月曜は問題なさそうだが、交通機関や施設の被害次第では分からない。一番危ないのは土曜の東京開催のようだが、進路によっては京都もどうなるか。
それでなくてもイレギュラーの3日間開催で順延が出ると、その後の日程や調整が狂うので、間接的な影響もかなり大きい。1ケ月前の台風は、なんとか開催は除けたが、今回は無理そう。ただ祈るのみ。
そして日常が戻りつつある前回の被災地域への影響が、あっても小さく済むことを願う。

5日土曜。10時過ぎに競馬場入り。夏が戻ってきたかの日差し。東京競馬場名物の1つ「JОYのコーヒーゼリーソフト」がありがたい。たださすがに風は少し涼しい。
想定していたように、暑さが長く続いたため洋芝の伸びが悪く草丈は明らかに短い。連続開催開幕週らしい、8Fから見降ろした時の「稲穂の伸びた田のようにそよぐ芝」ではない。
前夜から降り続いた強い雨の影響が馬場に残り、芝は午前中は時計が掛かり、時間の経過につれてドンドン速くなっていった。芝が短い影響が顕著。

ラジオ担当は7Rから。7Rの◎アイアムピッカピカは直線フラフラしておりレースに集中していない。8Rの本栖湖特別は◎サーレンブラントが故障。やったのは直線半ばあたりか。最後全く追えず、ゴール後すぐに下馬。じっと立てないくらい痛がっていた様子がかわいそう。クリノアパッチも下馬していた。

9Rはサンディレクションに期待したが、内で挟まれて、4角で大きく下がってしまったのが致命的。そこからはジリジリ走っただけ。

担当終え、下に降りての秋嶺Sで▲◎△。担当時間が終わった途端にコレだ(苦笑)。予想TVでもそうなのだが、どこを担当するかでかなり印象が変わるのが難しい。
ここで競馬場を後にお台場へ。サウジアラビアRCは動画観戦。▲サリオス予想以上の強さだったが、◎クラヴァシュドールも相当なものだ。

予想TVを終えて、番外編コーナーの当番でもあり、少し遅くなって24時前に帰宅。

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2019年10月 4日 (金)

雑記

◆府中の伊勢丹が9月30日をもって閉店した。この日は私用で長時間帰省しなければならず、足を運べず。1996年開店だから、私が府中に移ってきたのと同じ年であり、この街での生活を並走してくれたことになる。小さな思い出なら無数にある。寂しさは禁じ得ない。

 

◆日本郵政副社長のNHKに対する言い草は、これぞ盗人猛々しいという言葉を具現化したものだ。
なお私はある不満があり、3年前に長年続けていたかんぽを解約した。別に「俺見えていた」と言いたいわけではない。ただ、綻びは数年前から出ていたということ。

 

◆あまり報道されていない、介護に関する法改正の動き。女性自身がこんな目線の記事を書くとは。これを読まなければ知らないままだった。
https://news.nifty.com/article/item/neta/12268-425498/

 

◆ウィクトーリアのケガは重傷、このまま引退が決定した。残念。なお戸崎騎手の秋華賞の乗り馬は、紫苑Sで手綱を採ったパッシングスルーになる模様。

 

◆今年のプロ野球。順位予想は大ハズレに終わったが、読売とて全く褒められたレベルではなく、今年のセリーグの弱体化はさらに浮き彫りに。阪神が3位に上がれたのは運も大きいが、ただあれができるなら、夏にもう少し何とかならなかったかと。大山4番を早く諦めていたら2位は楽にあった。
あのラストスパートを見ると、「野球はやはり投手」と考える人も多いと思うが、あんな特攻態勢は短期用と割り切ったからこそだし、逆に言えばこれだけの層を擁しても3位が精いっぱい。やはり優勝するには打力が第一。それは読売も西武も証明している。

 

矢野監督が名将なのかは?だが、短期決戦向けの戦いができること、モチベーターとしての才能があることはハッキリ分かった。通年、彼の口をついて出ていたのは「気持ち」という言葉。仲間意識を押し出して選手を常に下の名前で呼び、また「気持ちが入ってない」「気持ちを出していく」など、精神論がメインを占めていた。これで思い出すのが、日ハムへ移ったころの落合が、マスコミからの質問に答えて「プロが気持ちとか言い出したらオシマイだよ」という言葉。もちろん気持ちは大事だと思うが、プロ野球でトップに立つには、冷静冷徹な技術論がまずあるべきだし、痺れるような技術の顕れこそをファンも見てみたい。自分の仕事に気持ちを込めることはどんな仕事でも、誰にでもできること。プロは素人にできない次元で戦ってほしい。その意味で、矢野監督が現状のモチベーターに留まっていては、来年の優勝も難しいのではないだろうか。
ただ、1つも負けられない状況が続く中、数選手の引退興行を回しながら全勝した手腕は認めざるを得ない。この6連勝は、明らかに気持ちなくしてはできなかった。
話逸れるが、対照的に読売の阿部の最終打席を申告敬遠で終わらせた、ヤクルトの小川監督はいったいなんとつまらない指揮官なのかと呆れる。読売ファンはもちろん、ヤクルトファンも気の毒でならない。

 

阿部と言えば、メッセンジャーが今年急に衰えたのは、一昨年の阿部のピッチャー返しで左足を骨折した時に、復帰登板以降脚を庇って微妙にフォームが変わった(崩れた)ことで、昨年に肩に疲労や違和感が蓄積したのが原因とみている。上から覆いかぶさるようなフォームがついぞ蘇ることはなかった。別に阿部が悪いと言いたいわけではなく、ケガの怖さ。直接の患部が治っても、そこが思いもかけない悪影響を他の場所に及ぼすこと。

 

◆今週末、特に土曜、開幕日の東京競馬は猛暑寸前となりそうだ。来場される方は気を付けて。

 

なおYouTubeの毎日王冠篇は、今夜(金曜)20時過ぎには公開される予定。

https://www.youtube.com/channel/UCYHJ0l81FIeWSRgem4wyP-Q

へアクセスしてくれたら嬉しいです

今週末は、ラジオ日本は土曜13時~14時半、競馬予想TVとあります。競馬ラボでは凱旋門賞の展望も出します。

 

 

 

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2019年10月 3日 (木)

9月28,29日の競馬

 9月28日は中山競馬場。月見のシーズンとあって、スイーツフェアには大阪「陣」の団子が出ていたが、真夏を思わせる暑さで全く秋の風情がない。団子はおいしかった。

 ウインズ後楽園には、年内でATM撤去の張り紙が出ていたが、中山競馬場にはなかった。
 阪神6Rではなんと338キロのメロディーレーンが勝利。2600m戦。長距離だから細身でも何とかなった・・・と言えないほど軽い。しかもレコード。このあとは牝馬ながら菊花賞を視野に入れるとか。
 
ラジオは10Rから12Rまで。茨城新聞杯は◎▲〇で久々に放送内での好配当をゲット。しかしメインの秋風Sは△〇◎でダメ、最終は全く買えない馬に勝たれ手も足も出ない。
 シリウスSは序盤にハイペース縦長、そのあと急激に緩み続けてすぐにスローの縦長に変貌し、前が残る競馬。◎ジョーダンキングは4着。
 前にも一度書いたが、この日はまた特に場内の音が放送席に大きく響き、イヤホンでは自分の声が聞きづらくてしゃべりに支障をきたすほど。嫌がらせかと思えるくらい大きい。なんでも、中山が指向性の強いスピーカーに替えたとかで、そのため真下へ向いているスピーカーから直球で、しかも今までよりデシベルを上げた音が放送席にぶつかってくることになってしまったようだ。各テレビ、ラジオどれも迷惑しているはず。年末までに改善するのだろうか。

 帰りはラジオでラグビーの日本戦を聞きながら。ちょうど最寄りの駅に着いた所で日本勝利、やはり聞いていたと思しき人々から「オーッ」の声があちこちから上がった。凱旋門賞では果たして?

 翌日曜は東京競馬場で淡々と。スプリンターズは前述したので省略。呆然としたのは自信に満ちていた中山最終。勝負レースとして配信もしていた。まさかロジティナが何にもしないで終わるとは・・。そして〇にパイロキネシストを抜擢したのに、無印フクサンローズに勝たれて何も取れずに終わるとは・・・。

 場替えとなる今週末、立て直し必至。
 なお東京の名物企画メガグルメフェス、今週土日は台湾フェアだそうだ。週替わりで楽しめそうな企画、今年も食欲の秋優先となりそう。
 そして香港は本当に心配だ。収束の気配見えず、年末の香港国際競走が行えるのかどうか?

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2019年10月 2日 (水)

スプリンターズS、阪神CS(レース名ではない)

 スプリンターズSから。タワーオブロンドンには脱帽。完全に走れてもここは2着まで、アタマは絶対にないと信じ込んでいた。競馬においてまた1つジンクスが終わったことになる。それにしても今年の猛暑をこれだけ使い込んで常に勝ち負けし、前走はレコード、そして今回と化け物のような体力だ。△▲◎で入っても何も当たらず、敗北感が濃い。
 モズスーパーフレアは完璧、あれで負けたら相手が強すぎただけ。ダノンスマッシュは外に出そうとしたところで外にルメールがいた。出たいところを塞がれ、タワーが抜け出すまでトップギアに入れられなかった。結果論だが、あのまま内へ突っ込んだ方が今回は勝てた可能性があったかもしれない。

 

 YouTubeの方は7万回に迫るアクセスを頂戴して感謝しかない。そこでバッチリ的中させられないのは何とも不甲斐ないところで猛省のみ。次回は金曜夜、毎日王冠回をアップの予定。

 

 阪神奇跡の?CS進出。個人的にはCS無用論者なので勝ち負けはどうでもいいのだけど、ただラスト6試合の経験は特に若手選手に大きな財産となるはずだ。
 ただ、ファンもマスコミも100%ムリと言っていた中を勝ち抜いての進出で、手のひらを返したように「お得意さんの横浜と、しかもハマスタでできるからファーストステージは勝てる」という論調になっているが、こういうものは逆に出るのがほとんど。周りが悲観的なほど良い目に出て、楽観的だとしくじるのが常。だからおそらく阪神の運もここまでとみる。ファーストステージは横浜だろう。そもそも阪神の選手も緊張の糸が切れてしまっているだろう。なお今年の阪神については改めて。
それにしても中日の大島選手は最後の最後で本当にお疲れ様だった。なにせヤクルトの館山、広島の永川、そして阪神のメッセンジャーとそれぞれ時代を築いた3投手の引退登板の先頭打者、兼各投手にとっての最後の打者の役割を務め、忖度だけの打席をこなさなければならなかった。心づかいの人として知られる大島だが、奇特な選手に見合うというか、ふさわしい役回りがよくぞ当てられたものだ。

 

 土日の競馬については次回。

 

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