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2020年2月24日 (月)

取り急ぎフェブラリーS+場内の光景

 自分の予想がかすりもしなかった失態を、美談でごまかすわけではないのだが、勝ったモズアスコット以上にフェブラリーSの主役となったのは、ケイアイブレイブと長岡騎手のコンビ。毛の先ほども予想していなかった2着、久々に競馬で感動を味わった。開腹手術し一時は死線を彷徨った馬と、腎臓破裂の大怪我から戻ってきた不遇な騎手。馬の方の頑張りはもちろんのこと、初のGⅠ騎乗でなんと冷静な手綱か。今は関西所属、騎乗機会が少しでも増えていってほしい。こういう騎手が結果を出したことで胸がすく思い。
 ちなみに前日の京都3R、ケイティの全弟ウインアポロンが13番人気で3着。予兆はこんなところに隠れていたのか?

 表彰式では、通常なら理事長と優勝馬陣営の握手が見られるのだが、このご時勢で取りやめとなったようだ。てっきり握手があると思ってルメールが手を差し出したところ、理事長に首を横に振られて戸惑っているさまが面白くもあり、ダークでもあり。

 そういえば土曜のダイヤモンドSも、重度の屈腱炎から復活したミライヘノツバサが単勝300倍台の最低人気を覆してハナ差勝ったことにも驚いた。土日重賞、共に思いもよらぬ奇跡の復活がキーとなるとは。

 土日の競馬はまとめてまた後で書くが、とりあえず、この週末に場内で目についた新型ウイルス対策について。
 アルコールは、正直もっと大々的に置くのかと思っていたが、東京競馬場の駅からの門では家庭用のアルコールが1個!机に設置されているだけ。気が付かない人も多かった。これは再考すべき。
 評価したいのは、自動扉のない通路について、ほとんどの出入り口で1ヶ所は扉を開け放しにしていたこと。扉に触らずに出入りできるし、換気もできる。東京だけだったのかもしれないが、これは全場で今週末以降も続けてほしい。

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