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2020年4月

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2020年4月17日 (金)

先行き見えず、でも

勘弁してほしい、明日の関東は日中暴風雨に近い状態とか。こんな日に中山、お台場への移動がぶつかるとは不運のひとこと。天候とは関係ないが、我が家は設備の問題で、競馬予想TVはリモートができないようだ。
 
◆一転して国民に一律10万円が配られることになった。何のために配るか分かってない経済同友会のとち狂った発言「電子マネーで配らないとお金が回らない」には呆れた。こういうバカが国を裏で動かしているのだから救いようがない。
 で、表で動かす人たちが、おそらく今後、自分たちの手柄をアピールしまくると思う。しかし動かしたのは間違いなく国民の声である。時事通信の次の記事を読むと、今回の施策の決まった背景が実に興味深い。

 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200417-00000026-jij-pol

◆私はもともと家にいることが大半の仕事なので、あまり生活サイクルが変わらず、だから何か新しいことを始めるとか、普段やり残していたことをやるとか、そういうポジティブな変化ができない。そもそも人と会わなくても全く平気なタイプだし、自慢できることではないが友人と呼べるような人も高校出てからはいないし。
だが、競馬が止まれば一転、仕事がゼロになる。暢気なことを言ってられるのも今の内かもしれない。

◆緊急事態宣言が全国に発令されたが、一応5月6日までとなっているものの、とてもあと2週で解除できる状況にはならないと断言する。もちろん宣言は必要な施策なのだが、解除するタイミングは本当に難しいだろう。
宣言とはまた別に、自粛生活は2年は続くとハーバード大学の研究チームや東大の研究者が発表したということもあって、なおさら警戒を緩めることがあってはいけない。とにかく、もう以前と同じ生活のフォーマットは完全には戻らないと覚悟した方がいいかもしれない。価値観や社会のリセット、パラダイムシフトは、確実に起こるだろう。

もちろん、医学は100年前のスペイン風邪流行当時とは比べ物にならないくらい進歩しているわけだが、生活の密集度、全分野の集積化もまた比べ物にならないレベルで進んでおり、生活へ与えるダメージも当時からは計り知れない。加えて、ウイルスの変異が極めて短期間に発現しているという研究結果も出ていて、これがワクチン開発の障壁となる。抗体もできにくい恐れがあるそうだ。

とにかく、医療や薬学研究者、治療に携わる現場での全従事者へ、物資両面の最大限のバックアップを。そして最低限のライフラインを維持してくれている販売、搬送業者への支援と感謝を。仕事がゼロになってしまった人たちへの支援を。現金を出すだけでなく、免除や猶予をもっと拡大していく手もあるだろう。教育が止まっているのも大問題ではあるのだが、これについてはまた次の好転した局面になってからだろう。
ほぼすべての人たちが大なり小なり何らかの困窮をきたしているとは思うが、まだ引き籠っていられる立場の人間は、せめてそれを祈り訴え続けていくしかない。今こそ、発言、発信が必要な時である。

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2020年4月16日 (木)

4月11日夜&12日・日曜の競馬

土曜の続き。
 中山からお台場へ移動する武蔵野線でまた冷えた。お台場のマツキヨでは手を洗う携帯用アルコールが1人1点で売っていたので購入。どこにもなかったので幸運。
 フジテレビ入局時は体温チェックがあった。警備員が額にセンサーのようなものをかざして計測、問題なしで入れたのだが、武蔵野線で冷えたことと、平熱が6度8分前後と高めの体質なので少しドキドキした。あと、走ってきたりしたら表面温度が上がってしまうので、平静状態で計測しないとダメなのではなかろうか。
 収録は異例尽くしでとにかく大変だった。スタッフの苦労と尽力大。
 
帰宅して風呂場へ直行。眼鏡も洗った。府中市の感染者数も、それまでの1人から1週で10人に増えている。
 深夜に日曜朝配信用の原稿を書いていると、そこそこ大きな揺れ。東京は震度3で済んだが、この上大地震が来たら日本は終わる。神もそこまで無慈悲ではないと思うが、今回のパンデミックで神も仏もないことは世界的にハッキリしてしまった。

 

 日曜は自宅でゆるゆると。馬券はソコソコ好調。天王寺特別は△◎、忘れな草は◎〇▲、番組で狙い目にした大阪ハンブルグCのグランドロワ複勝もゲット。手許3紙では印がかなり薄かったのでもっとつくと思ったが・・・桜花賞を外しても複勝だけで埋める計算だったのだが、少し足らず。
嬉しかったのは中山10R。★〇◎で決まってくれて好配当。
桜花賞はダメ、得意なはずの福島もメインまでパッとせずだったが、福島最終が▲〇◎でよく付いてくれた。マイネルアルケミーはなぜあんなに人気がなかったのか。久々に成果ある日曜。

 

 桜花賞は、△デアリングタクトがとにかく強かった。残る弱点は最内で出負けした時くらいしかないだろう。距離が延びても問題なし。以前、エピファネイアは毎年1頭ずつトップクラスを出すタイプの種牡馬と書いたことがあるのだけど、いきなりこのレベルが出るとは。気性は父譲りでかなりきついが、レースでそれが悪い方へ出ないのがいい。△レシステンシア、武豊完璧だった。あれで負けたのなら仕方ない。

 

◎クラヴァシュドールはいい感じで進めていたが、3角すぎの大きなアクシデントが響いた。5馬身近く後ろに飛ばされてしまった。デムーロが直線でインがバラけることを想定してよく巻き返したが、スマイルカナとレシステンシアに並びかけようかというところまでで脚を使い切っていた。競馬にはつきものとはいえ、あれがなければ間違いなく3着、いや2着もあったかもしれない。

 

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2020年4月14日 (火)

4月11日・土曜の競馬

 朝、目が覚めるたびに、額に手をやって熱を確認し、唾を飲み込んで喉が痛くないか確認し、起き上がって何かを口に入れて味を確認するというのがルーティンになってしまっている人は少なくないのでは。
 日曜から金曜までは、ほとんど自宅を出ない日が続いているものの、土曜は中山からフジテレビという遠出。その間でたぶん、ウイルス持った人とすれ違っているのだろうし、また座席や床や手すりなどにウイルスが付着しているところを通っているのだろう。
 そんな状況だから、昨日月曜の朝に頭痛がした時は青くなったが、爆弾低気圧?的な大雨大風による急激な気圧の低下によるものだったようだ。晴天の火曜になったら痛みは完全に消えた。ひと安心。
 そんなわけで11日土曜。移動中の電車は中央総武線も武蔵野線もガラガラなのだが、換気徹底のために車両の窓がたくさん開けてあり、まだ気温が上がり切らない車内には寒風が吹き抜けている。仕方ないこととはいえ、この風に晒されていると風邪やインフルもまた心配になる。縮むくらい寒かった。それでなくともこの時季は発熱することが多い体質、風邪薬を持ち歩いて、鼻の奥が少しでもおかしいと感じたら先手を打って服用。この日も何とかそれで耐えた。

 外食のための店はもちろんどこも開いていないので、自分もラジオスタッフも、みなコンビニで昼食を買い込んで控室で食事。この日は控室でもマスク着用、外すのは飲食の時と、放送中のみ。翌日曜は、放送中のマスク着用も義務となったそうだ。
 ラジオの担当は中山7,8,9R。◎が3連勝してくれた。とはいえ連も引けたのは9Rのみ。
 自信が大ありだったニュージーランドTは、ハーモニーマゼラン頑張ったけれど、少し勝ちに逸り過ぎたか・・・あのペースでよく粘るも、最後に止まってしまった。もう少しタメを利かせていたら、もっと上には来ていたと思うが。

 阪神牝馬S、ダノンファンタジーはプラス22キロでもう半分諦めた。明らかに前哨戦仕様で、GⅠなかなか勝てないというこの冠号のトレンドを変えるための仕上げ?ヴィクトリアMにピークを持ってくるのだろう。
最大の穴馬と書いたディメンシオンが3着に来たのがせめてもの救いだが、複勝買わず、ダノン軸の3連複のヒモだったので何にもならない。シャドウディーヴァは右回りだとダメなようだ。シゲルピンクダイヤは気性難がキツくなってきたようだ。

以降のことは次回。

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2020年4月10日 (金)

雑感

今回も、明るい内容ではないので、読みたくない方は閉じてください。

 

 それにしても、今年の春はなぜこんなに寒い日が多く、風が強い日が多いのだろう。禍年だからということでもないのだろうが、よすがない気持ちに拍車が掛かってしまう。
 本来なら、今日10日は、東京女子医大での定期検査があったのだが、この状況ではさすがに基幹病院に行くのはリスキーな行為であり、薬にもストックがあるのでキャンセルしようと、4,5日前から予約担当部署に電話を掛け続けていたのだが、いつ電話しても話し中。トータルで50回はかけたが、繋がらずに諦めた。診療無断キャンセルは、病院にたいへん失礼とは知りつつ仕方ない。それだけコロナ関係の問い合わせや受診が殺到しているのだろう。

 人が集まることが良くない→ならば集まらないように多くの企業、商店に国の命令で休んでもらう→その代わり、ある程度の補償をする、それも迅速にするという、この流れは至極当然で、簡単な論理だと思うし、事実大半の他国ではすんなり行われているわけだ。それが日本にはなぜできないのか、疑問を持ち、声を挙げるのは、これまた至極当然のことだ。
しかし補償できないことに対する、理路整然とした説明はついぞないまま事態は悪化の一途。妙に段取りを踏もうとし、お得意の超法規的措置や法の拡大解釈をこういう時にはしない。

 マスクにしても、私のブログをずっとお読みくださっている奇特な方ならご存知だと思うが、毎年冬になるとインフル関係でマスクがいかに有効か力説していた(ドヤ顔)。外国が否定しようがなんだろうが、ウイルスはつばの飛沫に乗るのだから、マスクでも十分移さない効果はあるし、のどや鼻の保湿ができて、免疫力も守れると書いてきたのだが、手前味噌とはいえ当初さんざん否定された効用が見直されてきたのは何よりだ。
 マスク2枚の件にしても、マスクが不要というのではなく、それより先に、大きな金を使える国じゃないとできないことが他にあるだろう、ということ。病院対応、検査対応、病床対応など、予算成立前に動かせるお金が460億もあったのなら、なんとかできなかったのかということだ。
 そもそも、6億枚のマスク確保「した」は何だったのか?STAP細胞はあります的な匂いもする。説明を省かず嘘をつかずごまかさずは、緊急時の政治家の基本姿勢なのではないだろうか。

 と同時に、人心のストレスも膨れる一方だ。「いつもと同じことができない不満と不安」、これに尽きるだろう。だからこそ、自分の不安を覆い隠すために他者の口を塞ごうとする言動や書き込みが、特にSNS上に増えている。ネトウヨどころか、ネトサヨもかなりの勢い。相当の著名人ですらそんな書き散らしをしている有様なのだから、このストレスがいかに平たくのしかかってきているのかが窺える。

 権力を持たない個人への誹謗中傷や足の引っ張り合いは無意味。意味があるのは為政者側に対する批判と提言。それが集まって、当初の発表から変わったことが今回いくつかある。さらに在野の心ある企業や一部の良識ある政治家の知恵が結集すれば、傷は少しでも小さく抑えられるはずだ。それまでひたすら自分の身を自分で守りつつ、歯を食いしばって耐えるしかない。自分のできることをしつつ。

 厩舎関係者からも検査対象者が出た。今週の開催はクリアできそうだが、これからは綱渡りの状況が続くのだろう。何とか、無事に。

 

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2020年4月 9日 (木)

競馬界のコロナ対策雑記+5日・日曜の競馬

コロナウイルスの状況は、予測されたことだが悪化の一途。収束はおろか、ピークアウトも見えない。そもそも大規模感染症との戦いは長期戦であることは歴史が物語っており、緊急事態宣言が明ける時が来ても、勝手なことを書けば自粛生活は1年は続くと考えた方がいい。それより少しでも短く終わってくれれば御の字だ。

 宣言を受けて、JRAが尽力し、何とか開催に漕ぎつけた。前回に書いたが、何より驚き、かつファインプレーだと思ったのは、調整ルームの拡大解釈?をしたこと。これは英断。
 ただ、疑問に思ったことも2つ。1つは、福島開催を従来通りの形で行うこと。確かに宣言は出ていない地域ではあるが、馬も人も大発生圏近隣から動かすわけだ。狭い日本では、宣言地以外が安心というわけでは決してない。どこへ居ても同じリスクがあると考えるべきだ。現地の人や騎手を守る上で、何か他の手立てはなかったかと思う。

 もう1つは、先日出た、開催を続行する条件が、今週ではなく来週からとなっていることだ。これは市丸さんのツイートを見るまでは知らなかった。確かに、木曜に出馬を出す上で、中1日では乗り役を調整する時間が足りないということなのかもしれないが・・・。今週末の通常開催により、来週以降何もおきないことを祈るのみだ。

 コロナ対策と言えば、競馬予想TVは今週から、関東圏在住の出演者だけで当面回すことになった。そして出演者の間にはアクリル板を設置することになった。またフジテレビ入局の際には体温チェックもある。(※情報公開許可をスタッフから頂いている)

 ということで今更ながら先週日曜・5日の競馬。
 中山1Rでは、PОG指名馬のナスノフォルテがやっと勝ち上がってくれた。これで右回り専用馬であることはハッキリしたが、ただ時計はかなり劣る。個人的には、芝の方が合っていそうな気も・・・。前に逆のことを書いていたかも知らんが。

 中山6R、ダンシングプリンスの強さと言ったらない。しかも速い。すでに上のクラスで勝てる内容だが、何かに絡まれたり被せられたりした場合がどうか。東京の1400mでも血統的には何とかなりそうだが。パドトロワからこんなに強い馬が出たことは少し驚きも、デュランダルの甥の良血を思えば。
 中山9Rの山吹賞、牝馬強し。そして大阪杯も改めて牝馬強し。ここ10年以上、世界的な傾向であるこの女王君臨時代は、決して偶然ではないように思う。
 ◎ラッキーライラックはまずアタマ取れるとみていたので、馬単と3連単。安いが取れたことと、勝ってくれたことに意義がある。エポカドーロといい、この馬と言い、共にオルフェーヴルのGⅠ馬は母父がフォーティナイナーのライン。
 ダノンキングリーの意外な逃げとなったが、そもそもが逃げ馬ではないのでかなりのスロー。しかしジナンボーのマークがきつかった分、馬にストレスが掛かったのか、押し切れなかった。先行して捕まえに動いた2頭、狭くなりかけたところを抜けてラッキーは着差以上の内容。クロノも力は出せた。このところ先行競馬ができるようになったのは大きい。
 ゴール後、無人のスタンドに向けたデムーロのガッツポーズにはジンと来た。

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2020年4月 8日 (水)

4月4日・土曜の競馬

 今日は4月8日。お釈迦様の、そしてピエール瀧と沢尻エリカの誕生日。

 3日前にPОG本の青本の原稿を挙げた。今年はテレドラフトということになるのか?ダービー終わった後にコロナ禍が収まっているとはとても思えない。
そして昨日は、延長された確定申告の提出へ。税務署は先客1人がいたのみ。密集、密閉はクリア。締め切りはさらに延びたという報道も昨日あったが、「4月16日までの提出が困難と認められる人のために」という文言が気になり、余裕をもって済ませた。

 先週の競馬。4日土曜は中山競馬場。通用門から入って事務所前を歩いていると、普段はただ通過するだけの送迎用タクシーのドライバーさんたち数名から、「お疲れ様です」と挨拶された。ガランとした競馬場、不安な状況ではどこか心細く、人の姿を見ると何やら安心するところもあるのだろう。もちろんこちらも声を張って挨拶を返した。

道を歩いている分には暖かったが、5Fゴンドラの実況席は次第に強まる風のために結構冷えた。念のために春物とはいえコートを着て行って大正解。冷えは免疫の大敵だ。それでなくとも、このところの1日の中での気温差、そして1日ごとの気温差の幅の大きさで、春に出る自律神経の異常(めまい、耳鳴り)が強くなっているところだし、このご時世では風邪もひけない。病院には行けないし。

 そんなことを考えていたら武藤騎手が「病気」で突如乗り替わり。何事かとざわついたが、腰痛とのことでひと安心(武藤騎手には申し訳ないが)。グリーンチャンネルでも腰痛と言っていたのに、場内では「病気」で通すことに。

 阪神8Rの三木ホースランドパークJSは、狙ってもできないタガノのワンツースリー。先日のワンダーラジャの14回目の2着といい、競馬は狙ってもできないことが現実になるのが楽しい。
 さらにこの日は、中山7Rで、知る人ぞ知るソウタツの子が勝った。シャチという名前もまた独特。
 ソウタツは、ネット界隈ではそこそこ話題になっていたが、なんと9戦未勝利のあと10年も出走がなかった14歳の現役馬だった。しかも、競走馬登録を抹消する前に繁殖として2回出産したという経歴もある、何ともミステリアスな馬だった。
 シャチは連闘で今週末、トライアルのニュージーランドTに登録している。出走はできそうだが、権利を採るのはかなり高いハードルとは思うが、GⅠへ駒を進めるようなことがもしあれば、ソウタツに脚光が当たることもあるかもしれない。

 阪神メインは、穴として期待したニホンピロタイドが4着・・・。そしてダービー卿では、これも今日一番の穴と見ていたボンセルヴィーソが2着に激走してくれた。馬券は複勝しか取れていないが、8.7倍なので文句はない。◎としたストーミーシーは、あの激流を追いかけて2番手追走から、押し出されて早め先頭、その割には頑張った方だ。坂下では突き放しかけたし。負けて強しだったが、少し追いかけすぎたか。

 勝負したのは中山最終のトモジャドット、手応え良かったがその後全く伸びず。ちょっと分からない。

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2020年4月 8日 (水)

競馬開催続行

競馬関係者の末端にいる私にとっても、開催がとりあえず今週は継続されることになったのは当然喜ばしい限り。昨日から、断続的に入ってきた情報では、競馬関係者と省庁、自治体との水面下での緊迫したやりとりがあったようで、今朝は6時過ぎに何度か入ってきた、事態好転を伝えるLINEの音で目が覚めた。とにかく、JRAの尽力で何とか開催へ舵が切られた。

しかし、移動すれば感染リスクはとにかく確実に上がるだけに、全ての競馬関係者、マスコミ関係者が感染はもちろん、発症しないことを祈るのみ。さらに、犬猫虎ライオンに感染することが確認されたこのウイルスが、馬に移らないものであることを何より切実に願う。

 と同時に、頭というか理念の上では馬券の売り上げが国庫に入り、即効ではないとはいえ国策に回すことができるという意義は十二分に分かるのだが、発病者とその家族、また収入を大きく絶たれて馬券を買うなんてとても無理、という方々が凄まじい勢いで増えていることと、そして当初の見込みより遥かに感染力が強く、死亡率も高いことが判明しつつあるウイルスの現実を見据えると、大義名分などただの理屈づけに感じられてしまうくらいの無力感というか、諦念もまた心のどこかにある。開催ができること、競馬が見られることは望外の幸せとして、手放しではなくしみじみ噛みしめるくらいにしておきたい。あくまで個人の考えとしてです。

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2020年4月 3日 (金)

現時点でのウイルス禍への雑感

以下は、素人の頭の中のことを書いたことなので、邪魔になる、意味がない、余計塞ぐと思われる方にとっては気分を害する恐れがあり、すぐにシャットアウトして頂けたらと思う。そういう考えも十分理解できますので。

 コロナウイルスの現状に対して思うこと。
●最初は、若年層はかかりにくいとか、重症化しにくいという見解がWHОから出ていた。しかし死亡率含めてそれは、当初の発生源であった中国のデータを基にしたものであり、差別的な物言いとも受け取られることを承知で書くが、甚だ信頼度に欠ける。
 この当初の見解が、楽観的な見方を助長したことは否めないだろう。ツイッターにも書いたが、自分もそうであった。しかしその後の日本を含めた世界的な状況を見ると、若年層の重症者は当初の見込みより増えているし、また医療体制や人種による違いもあるとは思うが、ちゃんとした医療を受けられない場合は10~15%の致死率があることも見えてきた。そしてひとたび発症すると、これも当初の想定より、特に若年層は多く悪化していくということ。また1人から感染させる率も当初の想定より高いとしか思えない。
つまり当初の想定よりもかなり厳しいウイルスであることが判明してきたと言っていいだろう。若年の場合は暴走した自己免疫の発露=サイトカインストーム(→ご指摘がありストームを入れました)が起きやすく、それが肺を攻撃して重症化に至るということも分かってきた。

●何種類か株があり、株によって症状が違っている可能性が高いということ。

●専門医のツイートで、初めて医学的な意味での「軽症」の定義を知った。「体温39度台で、体が動かず、水しか飲めない状態」も、医学としては軽症と表現する、ということ。だから「軽症で済む」という文言を、ほぼ全ての一般人が誤解したのではないだろうか。

●味覚嗅覚云々が、若い人だけから発せられているように思える。中年以上には出ない症状なのだろうか?

●1910年代に世界を破壊した「スペイン風邪」(この名称も武漢ウイルスみたいなもので書きたくはないのだが、定着して分かりやすい表現なので敢えて使うが)。これと同じ毒性や感染力ではないと思うし、当時とは医療技術も違うので、一概にコロナにトレースすることはできないとは考えるが、当時は流行が収まりかけて半年後に、突如第2の流行が訪れ、また収まったかに見えた半年後に第3波が来て、3年以上の時間を要した後、やっと終息している。日本では39万人の命が奪われた。
 この波状攻撃は、流行が収まりかけたことで人心が緩んだことと、ウイルスが短期間に変異したということが原因なのだそうだ。犠牲者数はともかくとして、終息までの推移や経緯は、これと近いものになると考えることは決して荒唐無稽ではないだろう。そうした覚悟を持つ必要がある。

 次に、ウイルス禍を取り巻く状況から思うこと。
●五輪延期決定後、急に現実把握と数字公表に躍起になっていることからも、五輪に対しての明らかな忖度があったことはもう隠せない。違うと考える方が難しい。
東京都が区市町村別の感染者数を公表したが、これも延期以前は「東京都」での感染としか発表していなかった。やっと当然すべきことをし始めたということ。

●当初、PCRの誤差の大きさと、判明に時間のかかることが指摘されて、海外の、精度も速度ももっと速い検査キットの導入も検討されたとか、日本での開発しているとか言っていたが、それもいつの間にか消えて、相変わらずPCRオンリーの検査が続けられている。これもどうなったのか??6億枚のマスク確保発言含め、官房長官の会見はホラを吹くための場所ではない。

●政治家に対しては、すべての国民が生殺与奪を握られているので、意見も批判も言う権利はある。しかし、そうではない人たち、具体的には最前線で戦っている医療関係者や、患者の出た家の周辺、さらにいち早く補償を求めて立ち上がっている職種や業種の人(飲食、芸術関係、観客を必要とする店舗の経営者など)たちへのヘイトや差別が噴出していることは実に嘆かわしいこと。また自分と思想や思考が違う人たちの、過去の発言について、この切迫した状況に乗じて非難を加えている人たちも多い。これは政治家や公人にもやっている例がまま見られていることだ。

補償業種や特定個人に対しては、自分なりのポリシーがあって非難・攻撃しているのかもしれないが、発想の構図は人種差別と同じ。そんなコメントを発信していること、それに気軽に賛同していることの愚かさに気が付いてほしいものだ。

●なんやかやとNHKは悪口も言われるが、他所が報じない助成制度などの告知をシッカリやってくれるのもここだけ。

またそのうち。

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2020年4月 3日 (金)

先週の競馬から書き残したこと

高松宮記念は裁決の件だけ書いて他のことを忘れていた。以下メモ書き。
★モズスーパーフレアは、とにかくスタートから迷いなかったことで、ナックビーナスなど同型の競りを諦めさせて楽なペースに持ち込めた感。また序盤が思ったより差をつけた逃げになったことで、後続はこれはバテると幻惑されたのではないだろうか。実際にはグランアレグリア以外は前残り、かつ荒れていると思われていたインを通った馬が上位を占めた。

★グランアレグリアは多くの人たちが思っていたように、1200mでも走るとは思っていたが、道悪では削がれる恐れもあるのではとみていた。予想以上に馬場が回復したことと、自身の能力の絶対値であそこまで来た。次走ヴィクトリアマイルはさらに楽になるのでは。

★タワーオブロンドン本命とした自分の見解は実に安易だった。意外とスイッチの入れ所が難しい馬で、テン乗りにはキツイということ、そしてこれは自分も気づいていたのだが、叩き2走目のパフォーマンスが落ちる傾向があること。ただいわゆる「本格化」以前のことで、今は問題なしと打ち消してしまった。加えて外へ出されては万事休す。

★マーチSのスワーヴアラミスはかなり強い。こちらは思ったより馬場が乾かなかったのも良かったかもしれないが、良馬場だったとしても勝ち負けにはなっているだろう。自力で前に居た組をみな潰してしまった。ただ、JRAでGⅠが組まれている舞台では適性面で不安が残る。
◎ワイルドカードはどうしたことか。北村宏騎手も全く分からないとのコメント。阪神は走るのだから坂は関係なく、また中山過去1戦の大敗はレース中に大きな外傷を追ってその後休養を余儀なくされたもの。今回は3角までの行きっぷりとその後の止まり方が違い過ぎて、何とも判断できない。あとで何か出てくるかもしれない。まさか馬がケガした場だということを覚えていて・・・?頭がいい動物だから可能性はないわけではないが。

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2020年4月 1日 (水)

空いた口が・・・&3月29日の競馬

 あまり直接的な表現では書きたくなかったが、書かざるを得ないくらい酷い。力が抜けるくらい阿呆な政治家だ。ここまで国民を馬鹿にした首相も初めてではないだろうか。あとになって東京都から提供を受けたとかまたしても逃げコメントを出しているが、マスク2枚よりもっともっと先に決めて動くことあるだろ、という話。

 日本が他国に増して今回不幸なのは、一にまともなリーダーがいないこと、二に五輪という厄介を抱え込んだこと、三に時季が年度替わりに当たったこと。

 これくらいにして先週の競馬の残りを。
 中山の日曜の開催と中止、続行競馬については、前に書いた通り。改善を望みたい。

 阪神は想定以上に馬場が回復し、中京も午後からの芝の回復度合いが急だった。そして火曜の中山や思ったより乾かなかった。何を言っても言い訳になるが、私はここを間違えると、方法論的に狂いが大きくなる。昔は芝はまとまった雨が降ればハッキリ道悪だったので、楽なものだったなあ・・・・。でも対応できない自分が悪い。

 両場とも芝は「雨上がりのディープ(とその兄)」がよく走り、また「時計が掛かった芝短距離はなお走るロードカナロア」が中京で来まくる。
 唯一悔しいレースは中京ダートの名古屋城S。◎オーヴェルニュ、▲グレートタイム、逃げ粘る★メイショウラケーテ。メイショウとオーヴェルニュで決まりそうな直線、しかしゴール寸前でメイショウが力尽き、無印エムオーグリッタに割り込まれて一巻の終わり。

 高松宮記念。まずは展開の利があったとはいえ、果敢に自分の競馬に徹したモズスーパーフレアと松若騎手の姿勢が、幸運な勝ちを呼び込んだ。まさかあそこまで楽に逃げられるとも思えず、また直線の長い中京では勝手にバテると決めつけてしまっていた。脱帽。

 問題になっている降着についてだが、勝てる脚色のなかった馬が繰り上がって勝ちになること云々よりも、一番問題なのは、もっとハデに走行妨害した方が、和田騎手に助かる道があるということの方だ。
制度が改まった時に、私自身が裁決に取材に行った時、ステイゴールドが加害馬となってナリタトップロードを落馬させた京都大賞典を例に引いて質問したのだが、その際に「斜行が故意や、極度の不注意のような悪質なものと判断すれば失格になるが、そうでない限りは、被害馬が落馬したら着順の回復が想定できないため、入線順の通り確定となる」と回答があったのだ。(補足・当時担当の委員は、もちろんこれが完全に正しい方法とは思っていないので、改善の余地はあるしそのための研究は継続する、とコメントしていた)

 だから、妨害の程度がもっと激しく、ダイアトニックが何馬身も下がってしまえば、そこから差し返しても着順回復不可能と判断される可能性が多分にあるということ。それが今回は、和田騎手が何とかこらえようとしたので、ダイアトニックの被害が大きいながらも致命的にならなかったため、却って着順回復の可能性を認定されたということだ。
 しかし私は個人的に、だからといって現行制度を変えるのがいいとは思わない。どんな制度にしても、それぞれに大きな欠点を抱えたままになるのは間違いなく、それなら信念を持って変更したルールは貫くべきだと思うからだ。欠点のない制度の選択肢が別にあるのなら、それを選ぶしかないのだが、この問題に関してはそうはならないだろう。
ただ騎手への処罰は、もっと厳しくていいと思う。ベテランで、しかもGⅠで、馬券に関わる大ミスなのだから、実効2週間は軽すぎる。抑止の意味も込めて、せめて2ケ月は停止すべきだと思う。

 高松宮記念の売り得金が去年を超えたことには少し驚いたが、よくよく考えれば、中山が無くなった分、資金が回っていたのかもしれない。火曜のマーチSも同様だろう。併場がなければ売り上げは集まりがちになる。それにしても、よく売れたとは思うけれど。

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