9月27日・日曜の競馬
いよいよ、東京と京都の開幕週から、JRAの有観客開催が、かなりの制限付きとはいえ再開される。細かい決まりがあるので、JRAのHPを熟読して頂きたい。事前に、今回開放される指定席の一部を予約購入した方が対象となる。
実は土曜に、このあと感染状況によほどのことがなければ、水曜に再開へ向けた発表があるという話はメディアの間を駆け巡っていた。今度こそは夏の新潟のように直前で立ち消えにならないように祈るのみだ。
日曜は当然ながらWINS自宅。1Rを木幡育也騎手、2Rがなんと11番人気で木幡初也騎手が勝ち、残る木幡巧也騎手もこのあと人気馬に複数乗っているので、3兄弟同一場同一日勝利の大偉業が達成できるムードが俄然(自分の中で)高まる。1倍台の圧倒的人気だった6Rのアポロティアモでは、逃げ切り寸前をクビ差差されて惜敗、しかし9Rのこちらも人気を背負ったハーモニーマゼランで達成。初也騎手の大穴勝ちの貢献が大。さすが長兄。
PОG3位指名馬エンエルヴィエントが中京4Rでデビュー。逃げて直線パッタリ止まる。馬体はデキていたし、これは平坦向きスプリンターということなのだろう。
この日、最も自信を持って勝負したのは中京10Rのフィールドセンスだったが・・・。好位3番手から直線伸びず。休み明けでも動けるし、体重も増減なし、敗因は思いつかないが、しいて言えば左回りなのだろうか・・・。
なんといってもメインイベントは神戸新聞杯。コントレイルを見るためのレースと言っても過言ではない。馬体はさほど成長がなく、馬体も薄い印象だったが、レースは包まれて多少ハラハラさせつつも終わってみればワンサイド。メンタルが思った以上に強いことも証明してしまった。
無敗の三冠達成か否かは、距離云々よりも、大雨が降ったら?とか、バビットの逃げ方とか、そうした部分に掛かってきそうだ。そして何かあった場合に、ヴェルトライゼンデが脚をすくう可能性がないわけではないことが今回判明。反動が出ないといいけれど。
トウカイテイオーの近親、ロバートソンキーが大健闘の3着。私のツイッターに、なんと以前にロバートソンキー(シンガポールにある地区)に住んでいたことがあるという方からのメッセージを頂いたが、その方はこれまたなんとこの馬を買わなかったそうだ・・・。(もしお読みなら、ネタにしてすみません)
オールカマーは古馬GⅡにしては評価に困る凡戦内容。勝ったセンテリュオだけが差し込んできた。思った以上にパワーが備わってきたこと(さすがカンパニー、トーセンジョーダン一族)、そして2着カレンブーケドールがこうした馬場でも対応できたことが収穫と言えば言えるか。それにしてもミッキースワローはいくら休み明け動かないタイプと言ってもあんまりだったし、クレッシェンドラヴも何もしていない。
馬券は1日中酷いものだった。馬の走りをくさすより、自分の馬券が最も何の収穫もなかった。千秋楽、正代が優勝を決めた一番の面白さだけがこの日の救い。幕下の宇良も6勝し、十両復帰。
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