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2020年12月

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2020年12月30日 (水)

今年最後の更新です

 今日(30日)、自分のメルマガの原稿で仕事納め。年明けは3日に出馬が発表になるので、それまでは締め切りもなく、「ねばならないこと」のない日が続く。何とか今年も年は越せそうだ。
 そもそも、競馬がつつがなく開催されているからこそ今があるのであり、競馬が止まったら、世間でコロナ禍に喘ぐ多くの業種の方々と同じ立場に放り出されるわけだ。人生は運1つ、そして努力などではどうにもならない領分が大きいことも改めて突き付けられた1年でもあった。「板子一枚下は地獄」という、昔から漁師が言っているあの台詞。それが今年の心境でもある。

◆個人的には、振り返ると春は急性甲状腺炎、秋は胆石手術と、しばらく臥せることを余儀なくされる病気に罹ってしまったことが悔やまれる。加齢とは直接関係ない病気とはいえ、今後は年ごとに何か衰えが出てくるはずで、これをいかに緩やかに抑えていくかが、自分にとっての最大の命題となっていく。
 
◆暗いことばかり書いていても仕方がない。自分にとっては、前回も書いたように上半期の一時、瞬間的に幸運が続いた時期があった。払い戻しの大きさでは宝塚記念だが、それよりも予想者としての本懐を束の間感じたのは、安田記念で3頭にだけ印を打ち、その3頭が順番に入ってきたことだった。オッズは大したことがなくても、予想という意味では、手順の正しさ、無駄を排し力量と適性含め、レースの構図を完全に読めたことがたまたまできたのであろう。これまでに感じたことのない充足感をレース後に覚えた。
 再びあの感覚を味わえる日は来るのか不安ではあるが、そうなるように精進するしかない。競馬予想は「永遠の未完成」である。馬が入れ替わり、人も入れ替わるからである。また過程に正解がなく、結果が正しければそれが評価されるという世界でもあるからだ。

◆あと、今年新たに始めたのは恥ずかしながら今更のツイッター。最初はやや扱いに不慣れでご迷惑をおかけした方もあったかと思うが、今は自分なりに掴んで楽しめている。たまにおかしいのが絡んでくるが、ミュートで快適(笑)。
ツイッターでなければできなかった形のコミュニケーションも取れるようになり、世界は少し広がった気がする。数少ない今年の収穫の1つ。

◆今、朝にNHKで「たけしくん、ハイ」の再放送をやっている。ついつい見入ってしまうのだが、さすがに私の幼少期とは時代は20年違うけれど、名残りのような感覚は昭和40年代にもあった。共感できる要素や背景も所々に。

 思い出すに、当時の年末、私にはルーティンの年越し準備があった。何も私だけのことではなく、皆子供たちはそうだったのでないだろうか。
 うちの場合は、まず障子紙の張り替えだ。堂々と障子紙を破くことができる唯一の日。束の間の発散のあとは、冷たい水でぞうきんを絞り、外へ桟を持ち出して濡れ雑巾でへばりついた紙を濡らして剥がすという、一変して寒くてつらい作業が待っている。子供の単独任務はここまで、あとは桟が乾いたところで、親が糊を塗り、障子紙を貼るのを手伝うことになる。
 ガラス拭きあたりはどこの家庭でもあったと思うが、私の場合は薪割りが大事な任務だった。これを経験していた子供はさすがにそうそういないだろう。大きな鉈を振るって窯に入る大きさにする肉体労働。我が家は風呂を薪で焚いていたのだ(大工だったので廃材がたくさんあったから)。
この時期は、年始分もまとめて薪を作っていた。薪割りは確か小学校5年生以降、高校2年に引っ越すまで、そもそも私の任務だった。
 
そしてのし餅や、父親の里から送られてくる新巻き鮭の切り分けの手伝い、焚火などの作業もあった。毎年12月29,30,31日あたりでこうした作業を淡々とこなしていたことを思い出す。決まった作業を行うことで、新年を迎える心持というのが子供ながらに固まっていくような感覚があった。
 今は、せめて自分の部屋の「小規模な大掃除」くらい。情緒的なものはまるでない。

 ということで、年内の更新はこれが最後。お付き合い頂いて今年もありがとうございました。来年もよろしくお願い致します。
 皆さま、どうかご無事でよいお年を。

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2020年12月29日 (火)

12月27日・日曜の競馬

 朝から気合を入れて臨んだJRAオーラスの27日。口開けの中山1Rこそ、本線で馬連21倍とそこそこの配当が取れて良いスタートだったのだが、しかし、14番人気クビ差4着のスイートナイトが3着なら3連複398倍も取れており、この辺に微かな不安を覚えて。

 で、的中してほしくない予感ばかりが的中する。微かだった不安がビッグバン級に炸裂してしまったのが中山6R。◎は爆弾穴馬としても配信した10番人気のエンテレケイア。自分は「人気薄は3着が基本」と基本的に考えているので、ここは馬券は3連複のみだ。勝負は午後だったから、資金温存でなおさらローリスクハイリターンを狙った。このエンテレケイアが来て、ヨッシーフェイスやジェセニア、エナジーロッソのどれかが3着以内に入ればまず当たりとなる・・・・はずだった。

 3連複3列目は手広く流していたのだが、3着争いをルメール騎乗のジェセニアが取り切るかというところで、無印のナリノペッパーが上がってきて並んでゴール。2020年最後にして今年一番の祈りを天にも地にも捧げたが、無情にもというか、予感通りにこんな時だけルメールが競り負けてハナ差4着。
 なんとも不思議なことに、6番人気ナリノ・木幡育コンビ3着の3連複が548倍なのに、3番人気ジェセニア・ルメールコンビが3着だったら943倍あったのだ・・・。人気上位、しかもルメールなのになぜなのか、全くもって謎。しかしそんなことはどうでもよい。ハスれた金額よりも、このハナ差という着差でメンタルが折れる。

 この日の勝負の鞍と見込んでいたグッドラックHもフォーチュンCも玉砕。有馬記念は、3角すぎで◎オーソリティに乗る川田の手応えが怪しいのが見てとれて諦めた。両最終は断念。レースはあとでVTRで見ればいいと割り切って、有馬記念終了と共に映像を消してダウン。

 有馬記念のレース後の感想はいろいろツイッターに書いたので省略するが、クロノジェネシスについては、距離や初中山含め信じきれなかったことと、血統評価でオーソリティより上に置けなかったことが全て。危険視した馬についてはだいたい正解だったし、サラキアにも印は回したのだけど・・・。
 少しはまじめに評価をすると、フィエールマンについては馬場がどうこう、小回りどうこうは関係ない。デキというか、コンディションが万全ではなかった点が最後に響いた。それ以外の敗因としては急坂か。このクビ+クビ差3着はかなり強い。
 ワールドプレミアは下がってきた馬が邪魔になったか、位置取りを下げたのが痛恨。まともなら上位争いに絡んでいたのでは・・・?武豊騎手にしては珍しく、あそこにいてはマズイという勘が働かなかったか(失礼な言い方だが)。
 大穴で注目したユーキャンスマイルは、レース後ノド鳴りが明らかとなった。キセキが出遅れなければ、どんな景色のレースになったかは、永遠に空想の中での楽しみとなる。オーソリティは前走の反動が最大の敗因だと思うが、それだけではないかもしれない。ブラストワンピースは心房細動だったそうだが、その後不整脈が続いたとのことで、少し気になる。収まったとはいえしばらくは経過観察が必要だろう。もし病的なものであるなら、個人的には、もう無理をしない方がとも思う。

 自分の馬券としてはとにかく無様な形で2020年が終了。宝塚記念までが良すぎて、後半完全に失速してしまった。

 今年の競馬界には歴史的な実りがいくつもあったが、ひねくれた見方をする自分としては、どの路線も一部の馬に栄冠が集中してしまったことが寂しくもある。喜びを味わった人馬が限定されてしまった。個人的には群雄割拠が好みだ。

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2020年12月28日 (月)

12月26日・土曜の競馬

 12月26日、土曜。今年最後の競馬場移動。仕事とはいえ、この状況下で毎週1回、競馬場に行けるという立場は、後ろめたくもあり、また正直救いでもあった1年だった。そもそも、コロナ禍発生以降、出演仕事と病院以外は、基本的に(特殊な帰省などはたまにあるが)乗り物に乗る外出はしていない。常にアルコールスプレーとジェルを持ち歩き(手だけでなく服にもスプレーする)、外食は出先でするけれど誰とも会食せず常に単独。
 何とか風邪症状も出ないまま越年できそうだが、これとて、私が本当に感染していなかったか(いないか)は分からない(※11月上旬時点では過去の感染含め無しだったが)。それこそがコロナ最大の怖さである。
 検査を大量に安価に気軽に受けられるように拡大すれば、少なくとも現状の無症状感染野放しによる拡大はかなり抑えられる(検査の手間がどうとか、パンクがどうこういうのは、日本が開発した高速処理機械がすでにあるから杞憂に近い。それを国が認可しないだけ。仕方なく海外に機械を輸出しているというこの矛盾)。しかし悲観的な見方をすれば、もたもたというか、見て見ぬふりをしている間に、もう検査で拡大を抑え込める次元を超えてしまったようにも思えてならないのだが・・・。

 この日は年末にしては比較的気候は穏やかで、厳しい寒さは感じなかった。無風だったのが大きい。客が自分を入れて2人の吉野家で早めの昼飯をとってから競馬場へ入る。
 私のツイッター、そしてこの出先でも、やはり有馬記念で年を終わるのが良いという声が大半。出島のように平日にホープフルSだけポツンと開催というのは、やはり締まらない。来年はもう日程が出ていて仕方ないにしても、再来年から戻しませんか?

 中山5Rの新馬戦に、母クロカンブッシュのブッシュドノエルが出走。正月開催のモチのような例もあるけれど、すでに出走して勝ち鞍を挙げている馬と違い、抽選も多い新馬戦で、クリスマスウィークにピタリと合わせてデビューさせるよう仕上げてゲートに漕ぎつけるというのは、確率的にもなかなか大変だったと思う。こういう計らい?は大歓迎。
 計らいといえば、中山8Rの畑端騎手。この週がラスト騎乗。わざわざ中山へ、しかも暮れの中山大活躍の牧浦厩舎の馬で遠征してきて、見事に勝ち切った。場内からは拍手が沸き上がる。素晴らしいシーン。翌日の西田騎手もあと一歩だった。
 その8Rからがラジオ日本の担当。2着レッチェバロックを切って的中せず。9Rの立志賞、名前だけ見たら2歳戦かと思ったら、澱んだ印象の拭えないこの時期の古馬1勝クラスの特別。レース名に違和感アリアリ。本命は6番人気のビートザウイングス、直線キタ!と思ったが、詰めが甘くなり3着まで。1着ルトロヴァイユ、2着マイネルミュトスにも印は回していて、個人的には3連複のみ的中も、本命が連対しなかったので放送上はハズレ。
 10Rの大障害まで予想して終了。この日は予想TVに出ないので、最終レース終了まで滞在した。
 
 中山大障害は◎ブライトクォーツが失速。ナリノレーヴドールがかわいそうなことになってしまった・・・。
 ホープフルSでは、ご存じのように何とも衝撃的なアクシデントが発生。持ったままで4角先頭に立ったランドオブリバティが、後続を振り切ろうとした瞬間に大きく逸走、外ラチへ激突する寸前に急停止して、三浦騎手が投げ出された。自分が本命にしていた馬で、これは勝ったと思っただけに、その後は直線を見ずに、事故現場をずっと見ていた。三浦騎手は座ってはいたが、立ち上がらず。担架が来ていた。馬は歩行しておりケガはあっても大きくないとすぐに分かったが・・・。後刻、三浦騎手は胸部打撲で大事に至らずと判明。

 なお、原因は馬が話すわけでもないので分からないが、関係者コメントでは手前云々の物理的な理由より、やはり何かに驚いた、気にしたというメンタルの方を匂わせている。一緒に見ていた元騎手の谷中公一さんが、最初のスタンド前ですでに外へ行きたい素振りを見せていたことを指摘していて、「地面を見ながら走っているようにみえる」とひとこと。その後に実際にああいうことが起きてしまったので、谷中さんの慧眼にも驚いたのだが、暮れの影の長い時季の夕方近くの時間帯では、4角地点から直線に入るあたりで影を気にする馬もおり、御しづらいこともあるのだとか。確かに馬がおかしくなったところには、コーナー外にある立木の影が大きく映っていた。それが原因なのだとしたら、今後の矯正や訓練、慣れで克服してほしい。能力が高い馬だけに、これで埋もれてしまうのは惜しすぎる。
 
突然こういうことが起きることがあるという、競馬が持つある種の理不尽さと怖さが大レースで露呈したことに、久々にショックを受けて、何とも言えぬ気持ちで帰宅した。馬券でもいろいろ酷い目に遭った1日だった。

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2020年12月24日 (木)

今年も何とか、グランプリ

 有馬ウィーク。月曜は少しゆっくりしたが、火曜は早朝にYouTubeを自宅で撮影、そしてその後、老父関係のことでどうしても実際に行かなくてはダメな手続きがあり、日帰りで帰省。
水曜は週末の予想準備やメルマガなどの原稿。そして今日(木曜)は、競馬ラボYouTubeチャンネル、自分のチャンネル、そして安藤勝己さんとやーしゅんさんのチャンネルとのコラボ企画となる「有馬記念ガチ予想会」の収録で六本木へ。
クリスマスイヴの六本木、このご時世でもさすがに人は出てるかと思ったが、勝手に想定していたとはいえ、六本木交差点の通行客は目分量でも半分程度。結構みなしっかり自粛していると実感。

 久々のアンカツさん、大島さんとご挨拶だけ。ゆっくりお話しするのも憚られる状況だけに仕方ない。枠順抽選会を見ながら一喜一憂、全馬決まった所で収録開始。ソーシャルディスタンスを十分に取っての撮影、ぜひ各チャンネルをご覧頂きたい。
もっと常識的な推奨馬が並ぶかと思っていたが、意外や意外な結果に。どなたも堅いGⅠが続いていることに飽きてきたか?という感じ。なんか私が一番まとも?だったかも。ただし配信上の見解はあくまで24日現在であることは、ここでもおことわりしておく。25日の金曜、夜7時頃にアップされる予定。

 帰省先で使ったタクシーの運転手が、正月近いという話になった時に「テレビでバラエティやってるとすぐ消す、バラエティ多すぎる、こっちは給料どんどん減らされて、感染に怯えて仕事しているのに、くだらないことやって高い金貰ってるかと思うとやってられない」とこぼしていた。感染云々いうならしゃべらんでくれと思いながら適当に相槌打っていたが、感染リスクは今やどこにいても高いし、収入の件はさすがにそれは僻み根性以外の何物でもないと思うけれど、ある意味同情もできる。そんな理不尽な憎しみを見ず知らずの人に覚えるほど、分断が進んでしまっているわけであり、そしてさらにふと思ったのが、競馬だ有馬だ馬券だと騒いでいる人たちにも、同じ目が向けられているだろう、ということだ。

もちろん、馬券の売り上げは間接的に社会貢献している「はず」なので(不正ばかりで、していると断言できないのが悲しい)、募金のつもりで馬券を堂々と買えばいいのだけど、心の隅の隅には、馬券どころではない、有馬記念どころではない人たちが決して少なくない(なにも経済困窮だけでなく、医療従事者のように自分の時間が皆無というケースもあるだろう)ことは、今年は特に留めておくべきなのかもしれない。
その上で、私は今年も敢えて言いますが、皆さん良い有馬記念を。

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2020年12月23日 (水)

12月20日・日曜の競馬

 この日の自分の馬券が、なんと中山3Rで終わってしまうとは思わなかった。自分のサイトで配信し、◎キミワテル、△オレデイイノカ、〇アウトレイジング
と入っていろいろ取れて上機嫌、土曜の勢いをそのまま持ち込めたとほくそ笑んでいたのだが・・・。まさかのそのあとノー和了。
 ショックだったのは、予想TVで狙い目にした中山6Rの新馬戦。自信に満ち溢れて本命としたサンペンサコーラが、全く良いところなく沈んだこと。血統もデキも完璧、稽古もバッチリだったが、実戦でこんなにダメとは思わなかった。

 朝日杯は想定以上に速いペースになり、マイルにしてはスピードの持続力勝負に。前走1400mの内容が良かったグレナディアガーズが、未勝利勝ちから一気に出世を果たした。距離的には一杯一杯だったが、短距離系の流れならかなり強い。
2着ステラヴェローチェはこの高速馬場と上がりに対応できたのは大収穫。差し切って突き放せたら去年のサリオスとリプレイだったのだが、さすがにそこまでは。ただ2000mあたりまでは全く問題なさそう。
何とか3着レッドベルオーブは、騎手が反省するほど悪い位置取りではなかったと思う。それより上積みが今後は望めないので、どこまで堪えるかだろう。期待した◎ホウオウアマゾンは、やはり間隔空いても強い追い切りが無かったことは、前走の反動を物語っていたわけだ。関西で一部出ていた噂は本当だった。それを分かって推した自分を反省するのみ。まだ身体ができていない2歳馬の場合は、レッドにも言えるのかもしれないが、高いパフォーマンスが次走で裏目に出るケースもあることを、再認識させられた。
近いうちの成長が望めるのはロードマックスあたりの走り、モントライゼは、来夏のサマースプリントチャンピオンで有力となるのではないか。

中京メインの三河Sは、◎ヨドノビクトリーが届かず悶絶。さらに、中山最終は、自分のサイトの配信ではシュバルツボンバーに△を回したのに、◎フォースオブウィルがドン詰まってしまい直線で追えず。〇レッドクレオスが勝ち、シュバルツが2着。レッドとフォースは本命を迷っただけに、高配当が逃げて痛恨となった。ただ中山マイルなら普通ローエングリン産駒を本命にするよなあ・・・。

さらにトドメを刺された阪神最終。実はこの日で一番勝負に行っていて、自信の◎スリービート、〇サイクロトロン。予想TVでは敢えて取り上げず、JAPANでプレミアム勝負に指定した。しかしスリービートが4角までは脈がありそうな位置にいたが、その後止まってしまった。プレミアムの本命の連勝は3で止まった。
この日は玉砕、完膚なきまでの負け。毎年年末のラスト3週は絶好調となるのだが、今年は大きく躓いてしまった・・・。脱力し、しばらく何もする気が起きずボーッとするのみ。このまま今年を終わらせないように、何とかしないと。

 

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2020年12月22日 (火)

12月19日・土曜の競馬

 100年前のスペイン風邪が終息するまでに、日本では3年かかったそうだ。ワクチンも含め、現在の医療体制が皆無と言っていい時代だけに、そこだけ見れば短縮できそうだが、逆に見れば、当時より遥かに人口密度が高く、人の往来が活発かつ大量になっているわけで、そこはマイナス要素になる。ただし本当に集団免疫というものが今回のコロナにあるのなら、集積化している社会なら、はらう犠牲は別にして早くそれを獲得できる理屈になるが、果たして・・・。今の日本は完全にスウェーデン、ブラジル路線に舵を切っているだけに、もう検査で抑え込めるレベルを超えているのではないかと暗澹たる思いにも囚われてしまう。

 先週土曜、ツイッターでも書いたことだが、朝9時台の中央線快速の電車は驚くほど空いていた。乗車駅から座れたし、乗り換えも含めて西船橋まで、っと空席が3分の1くらいあった。
 寒さは年末らしいといえばそうなのだが、2週前よりはマシなもののやはりこたえる。風が強く、中山競馬場ゴンドラの放送席に斜め前方から吹き込んでくる。

 ラジオの担当は中山8Rから。人気のサトノパシュートを敢えて切ったら勝たれたが、これは信念?で消したので悔いはない。9Rのひいらぎ賞は◎△で無難に。シュネルマイスターは時計以上に強い。一瞬にしてトップギアに入れて突き抜けた。これは楽しみ。10Rは軸としたキャンディスイートが、まさかのスタートダッシュ決まりすぎてのハナでつつかれ、息が入らず失速。
 出番はここまでで、展望だけ述べた11RのターコイズSは、黄金法則が今年も継続、◎アンドラステが頑張ってくれた。▲スマイルカナとで馬連2270円はよくついた。インターミッションは不利があった。
 
 この日は、阪神メインのタンザナイトS、競馬JAPANのプレミアム予想とした中京最終のシホノレジーナとラティーンセイル、さらに阪神最終のポンペイワームとフィロスのワイドがハマってくれて、久々に温まった。

 お台場への移動のため、アーモンドアイの引退式を見られなかったのが心残り。歴史的牝馬が、繁殖でも成功した例は少なく、近年ではシーザリオくらいしか思い当たらないが、これからの馬生でも冠を重ねることを期待したい。
 前にも書いたと思うが、アーモンドアイというのはもともと、東洋の美女の切れ長の目を賞賛する表現で、クールで知的な美のシンボルなのだそうだ。5年くらい前に、KATEがアーモンドアイブームを仕掛けていたが、この時はKATE流の解釈で、大きな目でも化粧で神秘性を帯びさせるというテクニックを推奨していたようだ。
 なおアーモンドアイには初代がおり、1985年生まれのファバージ産駒(!)。未勝利で終わっている。

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2020年12月21日 (月)

告知です※加筆あり

いよいよ有馬記念ウィーク(ホープフルもですが)です。
馬券を買える環境にいる有難さと幸運を噛みしめつつ、今年も頑張って予想しましょう!
今週の媒体関係のお知らせです。

★12月25日の夜7時公開予定で、競馬ラボYouTubeチャンネルにて
「有馬記念 競馬YouTuberガチ予想会」がアップされます。
パネラーは安藤勝己さん、やーしゅんさん、私です。司会は大島麻衣さん。

https://www.youtube.com/user/KEIBALABofficial

なお、YouTubeチャンネルの私のコンテンツでは、24日の木曜夜に「有馬記念、穴馬この2頭」をアップ。

また25日夜には、上記の予想会から一部をアップする予定。やーしゅんさんとアンカツさんのサイトでもそれぞれ違うパートがアップされるので、巡回すると全体が見られるという構成になっています。

そして私のチャンネルの来週分では金杯をアップする予定です。

★競馬予想TVは、金曜土曜の2日間放送があります。
私は25日・金曜のホープフルS回に出ます。

★ラジオ日本は、通常通り土曜午後前半担当です。13時から14時半すぎの出番となります。
テレビがないので、最終レースまで観戦はしていこうと思っています。
GⅠデーの土曜というのは初めてだと思います。
なお、1月5日金杯当日もラジオを担当します。年始開催は14時半から16時半の担当となります。

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2020年12月18日 (金)

床屋の政談

★先日、待望のPОG初勝利を、なかなかシブトイ逃げ脚で飾ってくれたパタゴニア。次は紅梅SかエルフィンSかと勝手に盛り上がっていたら、左前脚に不安が出てしばらく休むことに。残念。軽症で済むことを願うのみ。考えてみれば当然ながら、馬は何も私のために走っているわけではないのだが・・・。

★下半期のGⅠが堅すぎるという嘆きの声も挙がっているようだが、これだけ実社会に想像を超えたことが立て続けに起こっているから、競馬くらいは確実にいこうという神の見えざる手?の所業かもしれない(笑)。清水成駿さんがご存命なら、一連のGⅠについて、世相と絡めてどんな見解をお書きになっていただろうか・・・。

★いくら全国で50人に満たない患者数しかいないといっても、万々一があるのでインフルエンザの予防接種へ。今年はAとBを5割ずつ混ぜたものらしい。
ワクチンといえば新型コロナウイルス用のものが、方式を変えて数社数種類、海外で次々と実用化されている。見切り発車は世界的に承知の上だが、果たしてどれほどの効果が出るか、あるいは副作用が出るかは何か月か経たないと分からない。
ただ、新型コロナは同じウイルスといってもインフルエンザとは全く違う括りのものであり、コロナは元々はいわゆる鼻風邪のウイルスだったわけで、ワクチンを作れないタイプに属していると記憶する(その後違う発見があったのかもしれないが)。そこを懸命の研究で何とかしてくれているわけだが、個人的には、並行して重症化を防ぐための薬も開発してほしいと切望する。インフルもタミフルやリレンザのおかげで一気に回復へ向かうし、風邪薬も早いうちなら鼻水や軽い頭痛止まりで治癒させることができる。こういうレベルに落とし込める薬剤が出て、かつワクチンが幸いにも一定の効果が上がってきて、初めて終息が見えてくると言えるのでは。
それには数年から10年は掛かると考えるのが普通で、ならばそこへ向けて、それまでの期間にどう今までの生活や経済のスタイルを切り替えて繋いでいくかを考える必要が出てくる。

★前にも書いたけれど、日本の病根や病巣が次々と曝け出されてきて、それまで見て見ぬふりをしていた層にとっても、さすがに無視できないであろうレベルで可視化してきた。
菅首相のやることなすことがその代表として叩かれまくっているけれど、よく見るとかつての安倍晋三シンパだった人たちまで一部非難に回っているのが、このところの袋叩きに見える理由の1つかもしれない。つまり前政権を支えていたのは、単に体制を守ろう、権力側につこうという勢力ではなく、安倍にぶら下がっていたシンパが中心だったということか。

★無視できないレベルの酷い施策として、マイナカードに小学生以降の学業成績を紐づけるというとんでもないプランを、2023年から実行する動きがあるという報道が出てきた。あまりにも唐突。とにかく子供にとってかわいそうすぎる。親と学校と自分以外の、しかも何より自分の知らない存在に自分の成績を管理され、また下手をしたら流出の危険があるという恐ろしさ。しかもそれは人格未完成の未成年が対象になっているわけだ。
さらに、どうやらこれには、就職活動において、学力の優れた人材を簡単に確保したいという、経団連の意向が大きく働いているようである。少なくとも、親の立場にある人たちは、誰1人として賛同するとは思えないし、するべきでもない。
これに限らず、ここ数年の一連の策を見ていると、この国は本当に自由主義国、民主主義国なのか?と疑わざるを得ないことばかり。

★「批判しないと何も変わらないでしょう」というCMのセリフを耳にして、おお、そういう考え方を公然と言うか、と感心した。「対案なき批判は却下」という風潮が定着しているが、この姿勢はともすると権力の間違いをも容認し、取り込まれる恐れがつきまとう。
また批判の中身の判断以前に、怒っている人たち=和を乱す人たちと受け止め、激しい論調を嫌悪する・・・という国民性に近い感情もあるだろう。しかし、黙っていては何も変わらないのもまた真実である(それはそれとして、正しい批評が為されるかどうかはまた別の問題であるわけだが)。

★今週はラジオ日本が13時から14時半すぎまで。競馬予想TVあります。YouTubeチャンネルは更新ありません。
また、11月の手術体験などをnoteに7回に分けて書きました。これは同じ病気を患っている方のことを対象に書いてあります。胆石持ちで、かつ興味がおありの方はご一読を。

https://note.com/mizukami_1963/n/n6fd8b78f42f6

これがPART1で、パート7まであるので、順番にクリックしていってください。

noteは今後、ブログよりも趣味性の強いマニアックなことを書く場として活用していくことになると思います。

 

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2020年12月16日 (水)

12月13日・日曜の競馬

今年の漢字が「密」になったとのこと。投票だから仕方ないけど、通年の世相を象徴するには弱い気もする。テレビでどこかの解説委員が言っていた「新」というのは、なかなか上手いところかと思った。新型コロナ、新生活様式、新首相、新大統領・・・。これほど新しいという概念に希望が持てなかった年も珍しい。
 個人的に自分にとっての今年の漢字は、残念かつ不本意ながら「滞」かな。

 先週日曜の競馬。午前からの配信レース中山2R、◎セイハロートゥユーが勝ったのはいいが、まさかの人気になりすぎ。ヒモも1,2番人気だから全くつかない。
 阪神7Rは◎スリーサーティで配信。5番人気とはいえ単勝24倍、これはキタ!と直線は安心して見ていたら、そこからまさかの差し込まれ。4着まで落ちるとは止まりすぎ。動くのが早かった?うーん・・・。

 阪神10Rは、まさかグアンが消えるとは思わなかった。キーファーズのこの馬に、久々に主戦武豊騎手騎乗、4角では勝ったタイサイとの一騎打ちかという手応えもそこからズルズル。驚いた。
 中山メインのカペラS、ここでもミスプロ系勝てず。この開催はまだ2週とはいえ、けっこうなレース数があった中山ダート1200mでミスプロ系未勝利は異常事態ともいえる。
逆にこのコースで強いのがサンデー系。勝ったジャスティンもそう。芝スタートの方がやはりいい。58キロ克服も大きい。2着レッドルゼルや3着ダンシングプリンスは相手が悪かった。ダンシングは、次走オーシャンSで芝に挑むそうだ。狙ったテーオージーニアスは惨敗。後ろに構えすぎたし、去年より相手も強かったか。

 中山ダート1800mはキングカメハメハ天国と化している。先週土日も本当によく走った。

 中京メインは、競馬JAPANでのプレミアム勝負レース。◎ヴェスターヴァルトは外枠も引けて自信あり、▲トーセンリストで馬連70倍は美味しかったが、3連単は△レジーナドーロが小差4着で・・・・。届いていたら18万だった。3着ブルスクーロは気になりつつも切ってしまった(泣)。

 阪神JFは、ソダシが驚異の差し返し、7センチ差でサトノソルタスを押さえた。1000万下レベルの時計も文句なしだが、今後の課題は成長力だろう。サトノは来年に向けて視界良し。私の◎メイケイエールは、前を呑み込む勢いで直線に入り、これは勝ったと思ったが、距離ロスが響いて坂で止まって惜しい4着。出遅れも掛かりも織り込み済みで、今回も出遅れたが、外枠だからこそあそこまで来られたとみることもできるし、何とも難しいところ。見かけほどペースが速くなかったが、後半の一気にアップしたところで動いてしまったのも痛かった。
5着に粘ったヨカヨカは大したもの。3着ユーバーレーベンは直線一本にしたのが奏功。本質はもっと長いところで、一番イメージがぴったりくるのはフラワーCとかフローラS。
 インフィナイトは、どうもノド鳴りしていたという情報もあるようで、今日の急失速がスピード不足なのかノド鳴りなのか分からない。オパールムーンとジェラルディーナは後ろに構えすぎ。来年は適鞍なら巻き返せる。

 中京12Rは競馬予想TVの狙い目としたレース、◎メイショウボサツは2着も、2,3着がダメ。阪神12Rはイルミネーター、ケイアイワイプ、ドウドウキリシマで勝負し、掲示板ひっくり返せば大当たり・・・。トータルでは負けで終わる。 脱力して少し夕寝。起きてからはとある仕事のために作業。まだ未公開事案。

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2020年12月14日 (月)

12月12日・土曜の競馬

 12日の土曜は中山へ。行きの電車内でいきなり、大声を上げて怒鳴っている60代前半くらいの男性に出くわし身構える。ただ、どうも通りがかりに切れたのではなくて、3人グループの仲間内での言い争いのようで、それなら大事にはならないだろう、とひと安心しつつも、聞き耳を立てることに。どうも仲間の内で最も若い奴(それでも50くらい?)が、その怒鳴っている男に席を譲って、それを断った時に、年寄りの冷や水的なからかわれ方をされて切れたと推測された。あまりにも幼稚な成り行きで笑ってしまうが、それにしてもこんなことで切れる中高年の実例がここにも。

 移動中はラジオで中山2R。期待したトーセンインディゴが出遅れて揉まれたようで終わる。帰宅後見直したら、直線はソコソコ伸びてはいたようだが、まともなら・・・。

 中山は先週とはうってかわって暖かめ。ただし9R前には雲が厚くなって、冷え込んできた。
 ついてすぐに、午前中配信したもうひと鞍の4R。ヴォーグマチネが良いところからずるずる後退、大きく遅れて歩くようにゴール。心房細動の発表。馬はもちろん、当方もついてない。午前中に結構負けてしまう。

 ラジオ担当この日最初の8Rは、2着に70倍台が飛び込んで、3着も人気薄、3連単は204万。とんでもない時間帯に担当がぶつかり苦笑するしかない。その前の7Rは回顧だけだったが、ここも単勝万馬券が勝っていて、どうやら魔の時間帯?
中山9Rは、△レガトゥスは3着まで、◎ラヴケリー2着、特注エムオーシャトル1着で何とか1つ的中したが、エムオーが意外と売れており配当はつかない。
 ラジオはここまで。10RのアクアラインSは勝負レース配信で、◎サンライズカラマがよく届き、2着は△スナークスターも、3着アスタースウィングには印回らず。アポロビビがクビ差4着・・・。3連単だけの配信だったのでアウト。アポロが届いていれば330倍前後だった。特注エムティアンには一瞬ときめいたが、直線の止まりっぷりが凄かった。
 中山メインの師走S、◎テーオーエナジーは、せっかくの外枠をなぜか内へ潜り込んでしまい、直線ドン詰まり。やりたいことの意味が分からなかった。
 中京メインの中日新聞杯まで観戦。◎ボッケリーニは直線なかなか渋太かった。来年が楽しみな1頭。2着に△シゲルピンクダイヤも、3着ヴェロックスを蹴飛ばしていてダメ。

 お台場へ移動、久々の競馬予想TV。1ヶ月少し空いた。今回はスタジオの予想家は2人だけ。ソーシャルディスタンスは徹底、中山競馬場の従事員さんもそうだったが、スタッフはフェイスシールドとマスクの両方着用。出役も本番ギリギリまでマスク。本番中は見栄晴氏がお茶にむせてかわいそうなことに。終了後、「コロナじゃねえかと疑われるな」と苦笑していた。
 テストではスカイプが不調だったようだが、本番は見事に問題なし。リモートとの絡みも当然久々で、個人的に間が難しいと感じた。井内氏とできるだけ絡んで、リモート組が分断されてるイメージを出さないように少し考えてみたが、間はどうだっただろうか・・。

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2020年12月11日 (金)

雑記

 今は紙媒体の連載は1本だけなので、年末進行といっても特に殺気だったことはなく、月刊競馬の天才の1月発売分の原稿を11日までに仕上げるという程度。仕事ではなく、むしろ混雑を避けて、税務関係の書類調達を前倒しで、時間がある時に少しずつ。
 
 シンボリクリスエスが天に召された。現役時代は持続力の権化のような走りで、サンデーサイレンス~ディープインパクトの系列の対極にあった。その後のディープやオルフェーヴル、リスグラシューへ続く「有馬記念ラストラン独走劇場」の元祖?となった馬。なんたって9馬身差。シンボリの先輩ルドルフだって4馬身だったしなあ。種牡馬としてエピファネイアにバトンを渡しての旅立ち。話逸れるが、最強馬論争なんてものと関係なく、有馬記念という舞台に限定してシンボリクリスエス、オルフェーヴル、ナリタブライアン、ゼンノロブロイ、ディープインパクト、シンボリルドルフで戦ったら、どんな結果になるだろう。

◆連日のコロナウイルス感染者数が増え続けてとうとう600を超えた。毎日このペースだと、そのうち自分にも順番が回ってくるのではないかという思いにとらわれる。砂山を作って棒を立て、手で順番に砂を掬い取って誰が倒すかという遊びがあるが、そんなイメージだ。
 国や自治体に任せておけないということで、民間の動きが活発化しようとしている。小中高等学校も、私立は自主的に休校にするところも出てきたし、PCR検査できる場所も増えてきた(民間の場合は陽性になった時の次の動きに問題は残るが。今のままだと陰性確認の意味合いが強くなる恐れもある)。

ただ経済対策だけは、国が何とかしないとどうにもならない。しかしその国が後手を踏みまくったおかげで、事態を拗らせているのは誰でももうわかっていることだ。GO TO継続は、波及効果を考慮してもあくまで経済の一部を救っているだけなのに、日本経済全体の救済策であるかのように大きく扱われている。5月頃、かなり感染者数が抑さえられた時に、早めにかつ大胆に検査と抑制、さらに次の流行に備えた看護体制と病床確保の手を打っていれば、こんな事態にはなっていなかったのに。

 さらに、前から指摘していることだけど、国民同士の各局面における分断と差別指向は強まりつつある。ウイルス禍について真剣に考え、情報を得ようとしている人たちを「コロナ脳」と揶揄している人たち(著名人にも少なからずいるのがなんとも嘆かわしいのだが)の存在もその1つ。
 こうした思考回路に陥る人たちは、3つの意味で恐れに負けているのだと考える。1つは、コロナそのものへの恐怖心。2つ目は、それまでの生活が戻らないことへの恐怖心。そして3つ目は回りくどいが、自分がこうした緊急事態において、冷静に情報収集をし、それを分析して行動様式を考えるだけの能力がないことに気付いたことで生じる恐れ。こうした恐れから逃れたい人間が、他者へ牙を剥いて叩きに回るのは、ある意味理解しやすい。

 大なり小なり全ての国民(だけでないが)に傷を負わせているコロナ禍だが、日本において今現在、何を差し置いてもカヴァーしなければならないのが医療現場であることは論を待たない。ここを為政者側が迅速に動いて何とかしない限り、日本の状況改善は遠い。感染も経済も手遅れになるのは遠い先のことではない。コロナだけでなく、通常の病気、事故によるケガにも手が回らなくなる日は、確実に近づいている。

◆「体調管理」という言葉に切れたツイートへの賛否がバズっているというWebニュース記事を読んだ。元ネタやリアクションもざっと見たのだけど、「体調管理」イコール「病気にならないこと」という間違った解釈というか、混同しているのが全ての原因で、ただそれだけのことという感想。体調管理とは自分で自分の健康をチェックしコントロールしていく態度、姿勢のことであり、管理をしていても病気になる時はなる。ただ管理している方が、病に倒れるリスクが下がる(罹患しても軽症で済む)のは間違いない。これは、例えばマスクやPCR検査を巡る反対派、抑制派の物言いと通じるものがあると感じた。

◆先日聞いて驚いたこと。スマホって、画面を下にして置くと、電気の消費を抑えられるそう。知ってました?自分だけが知らなかった?
さっそく実験してみた。寝る前に、画面を上にして置くと、フル充電が一晩でだいたい40%台に下がっていたのだけど、下向きで置いたら60%弱に留まった。なお自分は手帳型カバーを付けているのだけど、それでもこれだけ違った。

◆今週末。ラジオ日本は13時過ぎから14時半の担当。競馬予想TVは出番ありです。YouTubeチャンネルは、金曜夜に阪神JFと朝日杯を併せて1本にまとめ、来週は更新しません。月刊・競馬の天才は現在発売中です。

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2020年12月 8日 (火)

土曜の残りと12月6日・日曜の競馬

 土曜メインのステイヤーズS。馬場と、スローにもほどがあるというくらい超スローのタガノディアマンテの逃げで進んだ。平地重賞のラップタイムで14秒台は記憶にないくらい。13秒5以下の箇所が4回も出てきた。こうなれば3600mでも前残りは当然、タガノもバテそうでバテず、切れない◎ポンデザールでは差せない。
勝った△オセアグレイトとタガノでオルフェーヴル産駒のワンツーだが、このペースだから来られたのでは?まだ個人的にオルフェーヴル産駒3000超え厳しい説は取り下げない。メイショウテンゲンは、前走もそうだったが、どこかおかしいのではないだろうか。なお後日アルバートが引退発表。数年もの間、長距離と言えばアルバートが代名詞だった。名脇役。

 阪神のチャレンジC(それにしても本当にこのレース名は何とかしてほしい。当初秋口に行われていた朝日チャレンジCから施行時期が大きく動いたために~そもそも3歳と古馬の混合戦が創設当時からかなり早くなってるのだが~レース名の意義が無くなってしまった)は、実質3頭立てと見ていてその通りの競馬となったが、その中で最も下に見ていたレイパパレが、懸念した小回りも克服して勝ち切った。ただし走りには危うさも秘めており、今後の距離適性が問われるところ。ブラヴァスは来年が楽しみになる。ヒンドゥタイムズは、もうひと皮むけないと。

 翌日曜は、当然自宅でだらだらPAT競馬の1日。幸い、風邪っぽくはならずに済んだ。
 阪神3Rの未勝利戦に、PОG指名馬の▲パタゴニアが出走。押し出されるようにハナを切り、直線は差されそうに見えたが、ふわふわしながら踏ん張り通して逃げ切った。これが恥ずかしながら、私の今季PОG初勝利・・・。馬券はオッズで期待した◎サイキユイコウルがなんと2番人気(手元の新聞ではあまり印がなかった)、2,3番人気の馬連では付かないかと思っていたが、28倍はラッキー。午前中はこれで少し負けが縮んだ。

 午後は阪神9Rのさざんか賞のテイエムトッキュウに自信。ただ2着馬が配分を薄くしたデルマカンノンで、21倍の馬連も押さえ程度。りんくうSはコパノフィーリングが◎なので、3着止まりでは▲レシプロケイトとのワイドで補っただけ。浜松Sは◎△△で3連複を引っかけたが、中山メインとチャンピオンズC爆死でジエンド。

 チャンピオンズCは、去年本命だったチュウワウィザードに完勝された。敢えて言わせてもらえば、去年は騎乗が敗因(と私は見ている)の0秒3差4着なので、今年はチュウワが全力を出せて、クリソベリルにデキの問題があったから逆転できたということか。戸崎騎手はエポカドーロの皐月賞以来のGⅠ制覇。大怪我から復帰して、これで本当の完全復活。

 圧倒的人気で敗れたクリソベリル。ツイッターで週半につぶやいたように、この中間から不安説が付きまとっていた。稽古の動きの悪さが報道されていたけれど、調教を見ない人間にとっては、中2、3週ならともかく、4週空いたら信用するしかなく、その意味では、このデキでも勝てると思って出したのであろう陣営同様、読みが甘かったということ。太かったというよりも、疲労が抜けきらずということだろう。枠も関係ない。
 むしろ、その状態であのペースを前に行って2着から0秒2差4着なら、川田騎手のコメント通り、強い馬だからこそあそこまで走れたと褒めてもいいのではないだろうか。体質の弱さがあるのなら、海外で結果が出ないのも頷ける。その辺から読み解くべきだったか。あとはダートの頂点のレースを、前走今回と連勝することの難しさもあったかもしれない。あまりにもJBCの勝ち方が強すぎたのも徒になった。自分としては反省ばかりのチャンピオンズCとなった。
 それにしても、去年の1,4着が入れ替わっただけの上位陣。カフェファラオ完敗といい、ダートは本当に世代交代に時間がかかる。2着に伸びてきたゴールドドリームのしぶとさと言ったら!

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2020年12月 7日 (月)

12月4日金曜のこと&5日・土曜の競馬

今日(月曜)の夕食で、約4ケ月ぶりに揚げ物を食した。少し右わき腹に重さが出ているが、痛みはない。調子に乗らないよう自らを戒めつつ、揚げ物の美味さに震える(笑)。

 先週末。4日の金曜は、甲状腺の方の定期健診で女子医大病院へ。朝9時半入り、採血待ちの間にニュースを確認したら、なんとステイヤーズSのダンビュライトがフレグモーネで出走取消の報。前日出稿した共同通信の原稿は、ダンビュライト対抗評価でけっこうな紙幅を取っていたのだ。担当編集者にメールで連絡、土曜朝刊の差し替えはまだ間に合うとのことで、採血から診察までの1時間の待ち時間の半分は、スマホでの原稿打ちに追われた。馬名だけで済ませていたヒュミドールを少し拡大し、あとは穴馬タイセイトレイルの記述を増やすことで対応。
 甲状腺数値は改善中で安心。テイクアウトのタリーズでひと息つき、帰宅後は週末のルーティンワーク。新宿駅に着いたのが11時半くらいで、ちょうど専門紙や東スポが駅のスタンドに並ぶ頃。少しキオスクの前で待って、配達が来た途端に東スポと馬三郎を購入。オジサンたちが私の前に、すでに10名くらい列を作っていて、東スポが飛ぶように売れていた。この時間帯から待っている人は、間違いなく競馬が目当てだ。

 金曜は穏やかな晴天も、一転して土曜は朝から小雨で傘が手放せない。そしてかなりの冷え込みで、とうとう今冬初の厚手のロングコートを下ろした。法典の駅に着いた途端に雨が強まり、いったい私が何をしたというのか天を恨みたくなった。傘を持つ手がかじかみ、12月になったばかりとは思えない。

 この寒さのためかは知らないが、中山競馬はスローの競馬ばかり。しかしこの天候の下、走っている馬と騎手には頭を下げるのみ。文句は言えない。
 芝はかなり時計が掛かっている。雨の影響もあるが、秋と同じく柔らかく馬場を作っていると思われる。前年冬開催の初日も雨の影響が残って稍重だったが、その当時より中距離で1秒近く要していた。
 
ラジオ日本の担当はこの開催は8R、9R、10Rの予想と、メインの展望。とにかく寒い。気象台による船橋の気温は正午すぎで6度!放送席はゴンドラの吹き曝しなので、体感はもう1度くらい低かったと思う。電気座布団のおかげで仕事を全うすることができた。使い捨てカイロを持ってくるべきだったと後悔。まるで正月開催後半の、あの感じだ。

8RはイルミネーションJS。4分3秒台に入る遅いタイムとこの馬場で、バンデと同じオーソライズド産駒のエンシュラウドが穴を空けた。「中山未経験馬は普通は危ないが・・・」としながらも、相手との差がありすぎるとした◎マイブルーヘヴンは、バンケットのたびに位置取りが悪くなり惨敗。エンシュラウドも初の中山とはいえ、こちらはローカルで速さ負け、飛び負けしており、中山で変わるという見立てをすべきだった。

 葉牡丹賞は、人気どころいずれも不安ありとみて、トーセンクライマーから穴を狙った。3角からマクっていき、一瞬は父ゴールドシップを髣髴とさせる脚を見たのだが・・・直線入ってすぐにアラアラになってしまい、シンガリ負け。上位人気馬も全滅で、そこは正しかったのだけど、勝ったのは自分が無印としていた馬だった。

 10Rは、敢えて圧倒的人気のダノンファストを対抗にして◎エクリリストワール、そして穴でカナシバリを▲にした。結果は〇▲で決まり、◎は一度先頭に立ちかけたが坂下で一杯に。休み明けで息持ちがイマイチだったと騎手のコメント。縦目を取らず的中ならず。ここで担当終了、メインまでは控室で見る。

 長くなったので、ステイヤーズS以降は次回。

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2020年12月 3日 (木)

見えてきた有馬記念&雑記

◆サートゥルナーリアの脚部不安が回復せず、有馬記念回避。残念のひとこと。一枚大看板が抜けた・・・とはいえ、牝馬陣のおかげでなんとかレース名に恥じないメンバーは揃いそう。
3日現在で参戦を表明しているのは、50音順でオーソリティ、カレンブーケドール、キセキ、クロノジェネシス、サラキア、ディープボンド、バビット、フィエールマン、ブラストワンピース、ブラックホール、ペルシアンナイト、ユーキャンスマイル、ラヴズオンリーユー、ラストドラフト、ラッキーライラック、ワールドプレミアといったところ(抜けはご容赦)。なおデアリングタクトは休養が発表され、グローリーヴェイズは左前脚に張りが出ているということで、おそらく休養に入るだろう。アリストテレスはアメリカJCCになりそうだ。

◆ジャパンCが感動的な素晴らしいレースだったことは間違いないのだけど、某記事で目にした「日本競馬史上最高の名勝負」というフレーズには、おっさんとしては「待てよ」と言いたくもなる。確かにメンバーの格というか、豪華さでは究極に近いものがあったが、豪華メンバーイコール名勝負というのは少し違うし、直線はアーモンドアイの完勝で、スリルはあまり感じなかった。
こういうのは個人的見解だから、別に先日のJCを最高の名勝負と感じた人がいてもいいとは思うが、個人的には、さすがに1977年TTGは見ていない人が多いから別にしても、グラスワンダー・スペシャルウィーク・テイエムオペラオー・ツルマルツヨシが並んで飛び込んできた99年有馬記念、ウオッカ、ダイワスカーレット、ディープスカイ、カンパニー、エアシェイディの08年天皇賞秋のようなレースこそが、名勝負という言葉にふさわしいと考えている。

◆新型コロナウイルスの中和抗体が、日本人をサンプルにした調査で、感染者の90%以上に半年後も認められたという明るいニュースが伝わってきた一方で、軽症者、中等症者が急変して亡くなる例が増えているという記事も。
上半期は急性肺炎に焦点が当たっていたが、今急変のケースは、当初レアケースや後遺症扱いとされていた、血管の異常からできた血栓が飛んで起こる心筋梗塞、脳梗塞で、高齢者だけでなく、基礎疾患持ちでもない人にも出てきているとのこと。
この変化は、肺炎への対策が進んだ結果相対的に増えてきたのか、あるいはウイルスに何らかの変異が起きたからそうなったのか、もしくは免疫ができている人が増えたからこそ、一種のアナフィラキシー的な反応で起きている現象なのか、その辺を知りたいのだけど、まだ調査はできていないようだ。

◆朝日新聞デジタルのアンケート調査では、驚くことに6.1%の人が「マスクやアルコールなどの対策をせずに以前と同じ生活をしている」と回答したとのこと。さすがにそのまま信じることは難しい高い数字だが、実際に行動に出るかはともかくとして、少なからずそうした考えの人はいるということだろう。
こういう思考回路を持ったり、あるいは「恐怖心を煽るな」とか「インフルエンザの方が死者が多い」などと依然として繰り返したりしている人たちは、おそらく本当のところでは、逆に自分が過剰に恐怖心に囚われてしまって現実逃避をしたいということ。心理的には分からないでもないが、結局自分に直接降りかかってこないと分からないという人たちが、ある程度の割合で存在することは世界レベルで仕方ないことなのかもしれない。もちろん、感染拡大抑止の妨げになっていることはいうまでもないのだが。

◆五輪のチケットに81万枚のキャンセルがあったというニュース。無責任に「ぼくのかんがえたおりんぴっく」レベルのことを書かせてもらうが、本当にアスリートファーストというのならば、無観客で開催すればいいだけの話。百歩譲って(誰に?)、屋外競技のみ大きく席数を絞り込んでゆったりした客席で行い、しかも海外からの観客は入れずに国内だけで。室内競技は無観客。
外国人選手は自主的に希望した者のみの参加。期間中にせめて3日に1回はPCR実施。
また開催期間短縮のために、予選出場者数や枠も大きく絞りこみ、基準記録のハードルを上げる。さらにボランティアは選手へ移す危険があるので無し、あるいは当初の数分の1の人数で。取材人数枠も大幅に削減し、海外メディアの来日人数も1社につき何人と絞る・・・くらいのビジョンを示すべきだろう。利権を放棄すればいいだけの話だ。面子や欲を捨てれば、前進するはず。とにかく五輪とコロナ禍が重なったことが日本にとって歴史的な不運、災難だったのだから。

◆質問があったのですが、競馬予想TVは25,26日と連チャンで放送します。私は25日の方です。

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2020年12月 2日 (水)

11月29日・日曜の競馬

 東京競馬場、日曜の芝では、ジャパンCで有力馬に騎乗する騎手が、いろいろなところを突いて伸びどころを確かめているようにも映った。さすがに内ラチから1,2頭の所は通らないまでも、最低限の距離ロスに留められるのは、どの分所なのかを掴もうとしていたのではないだろうか。また、最も荒れているのは直線入り口からラスト1Fの標識辺りまでだったようで、そこを過ぎると2,3頭分内へ入ってくる例も目立った。単純に外差しとは言えないコースだったように思う。

 ジャパンCのレース内容については以前書いたので省略。触れるべきはやはり、奇跡のメンバーが揃ったことについてだ。本当に各陣営に感謝するしかない。
 もっとも、多くの人たちが指摘しているように、コロナ禍がなければこの顔合わせが実現はしなかったのも確か。聞いたいろいろな話を総合すると(以下あくまで私の個人的な推測)、アーモンドアイはやはり通常なら香港を考えていたようだし、今回も、結局ルメールの「帰国検疫」が短縮変更にならなかったことにより遠征を断念しての参戦だったようだ。またコントレイルも本来は休養するはずだったが、回復が早かったことに加え、デアリングタクトの出走表明を受けて、オーナーサイドが今年の競馬界を盛り上げる意味で、3冠対決をファンにプレゼントしてくれたわけだ。もちろんアーモンドアイのシルクRCにも、その意気があっての予定変更だったろう。いの一番に出走表明したデアリングタクトの岡田牧雄さんはじめ、各陣営が呼応しあって日本の競馬、ファンの夢を尊重してくれたからこそ実現したのであった。
 あと、菊花賞で非難した空撮ヘリコプターは、今回は無かったようだ。強い風も吹かず、何の悪影響を及ぼす環境ではなかったことも幸い。

 自分の予想としては、3強が全て上位独占ではどうにもならないので、同時に入っても2頭まで、しかもローテーションと斤量で大きな利のあるデアリングタクト本命で、不安点も多いコントレイルとアーモンドアイは2着までという前提だったので、これはお手上げ。アーモンドアイについては「追い切りまではデアリングタクト本命だった」という谷中さんが土曜におっしゃっていたのだけど「天皇賞はメイチでなかったから苦戦しただけで、中3週でもここにピークを持ってきた仕上げに見えた」という、その見解の通りだったのだろう。現場記者の方々も、レース週に入っての馬体と動きが素晴らしく良くなったと言っていた。
 私は割って入るとしたらグローリーヴェイズだと思っていたが、強気に勝ちに行ってのものだから仕方ない。例年のレベルなら勝ち負けになっている内容だ。来年は海外ではなく、まずは去年の天皇賞春のリベンジをしてほしいと願う。

 裏開催のようになってしまったのも仕方ない阪神競馬、今までなら東のGⅠの日の「留守番部隊」は松山騎手や藤岡佑介騎手が務めて、彼らに馬が回ることが多かったのだけど、この日は関東の吉田隼人騎手がその任務に当たった感。2勝止まりだったが、京阪杯のフィアーノロマーノでしっかり勝ち切ったのはさすが。あとは団野騎手の奮闘が1日通して目立っていた。

 この日は、馬券では全く付いていけず。安いのを3つ引っ掛けただけで惨敗。今年屈指の負けとなってしまった。名勝負を見た満足感では、腹は膨れない・・・。さあ場替えで出直し。

 最後に今週末の告知です。
◆ラジオ日本は、時間帯入れ替わりとなります。年末の中山は午後前半担当となり、13時すぎから14時半の出番です。
◆前にも書きましたが、競馬予想TVは12,19,25日と出ます。有馬記念回は出ません。
◆YouTubeチャンネルは、チャンピオンズCでクリソベリルから入ってもソコソコ楽しめそうな馬について挙げました。金曜夜のアップとなると思います。

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2020年12月 1日 (火)

11月28日・土曜の競馬

 先週火曜に、退院後の検診があって、血液検査や術部検査を受け、肝臓機能はじめ全て異常なし。これで終診となり、一応何を食べても飲んでもいいとなったのだけど(重いものだけはあと2週間持てない)、昨日3か月ぶりにカレーライスを食したら、やはり食後に胆嚢のあったあたりに違和感というか、ひくひくして微かに疼くような感じ。調べたら、しばらくは脂肪の多い食事をしたあとはそんな感じが残るそうで、徐々に慣れていくしかない。もちろんハッキリとした痛みは感じなかったので、ひと安心なのだけど。

 先週の競馬。土曜は今年最後の東京競馬場。11時すぎに到着。府中で買った弁当で早めの昼食を摂っていると東スポ藤井さんが出番を終えたところ。良い声というか、聴きやすい声の人は本当にうらやましい。私は鼻が詰まったような自分の声が気になって仕方ない。

この日の東京競馬場は、昼前からやや風はあったが、時計や展開を大きく左右するほどではない。ただ夕刻に近づくにつれ、少し強まってきた。向きは、直線向かいになったり追い風になったりと変わった。
 
阪神6Rの新馬戦に「クチバシニチェリー」という馬が出走。分かる人には分かると思うが、これはエゴ・ラッピンの名曲のタイトル。永瀬正敏が主演したドラマ「私立探偵濱マイク」のテーマになった曲だ。エゴ・ラッピン曲にハズレなしだが、馬の方は結果が出ない大敗。それにしても、なぜこの渋い名前を付けたのだろうか?とても知りたい。

東京9Rは、1勝クラスのカトレア賞がカトレアSに昇格してオープン特別に。ダートの好素材が、これから溢れかえる1勝クラスで除外されるリスクが少しでも減るのはいいこと。レース内容も高レベルだった。ただ、直線2頭で抜け出して轡を並べての叩き合いとなった場合は、闘争心が引き出され過ぎて時計が必要以上に持ち上がることが多い。今後レースの型が変わると、その能力を出せないことも珍しくないし、また今回走りすぎた反動もあるので、次走はまた次走、別ものとして考えたい。間違いないのは、レモンポップもタケルペガサスも、能力自体は重賞レベルのものを持っているということ。

ラジオ日本の担当は東京10R以降と京都2歳S。東京10、11、阪神メインと無難に3つクリアし、4連勝を狙ったのだが、東京最終は1,4,5番人気での決着とはいえ、私にはハードルが高かった。ヤマニンプレシオサで行ける、と思ったのだが・・・。

阪神での京都2歳Sは、従来の京都施行では見られなかった充実した内容。考えてみれば、旧ラジオNIKKEI杯2歳Sと同じコース設定、そして近い時期なわけで(ホープフルができたことは抜きにするが)、レースレベルが上がるのは納得。◎ラーゴムは勝ち馬に徹底マークされたので仕方ない2着。▲ワンダフルタウンは、姉ビッシュのような切れ。

メインレース前から冷え込みと共に風がやや強まった。最終レースは、程よい風の強さで空気がきれいになったことと、雲の形状による西日の反射が異様に強くなって、放送席でも目を狭めないといられないくらいだった。馬も直線は前からこの西日を浴び、走りにくかったかもしれない。

翌日に歴史的大一番を控えて、芝の補修、調整は、通常週以上に念入りに行われているように感じた。ツイートしたように、9R後には直線だけで30人以上が丹念に芝の手入れにあたっていて、さらに最終後はもっと多くの人員が投下されていた。
JRAとしても、これが通常の年だったら、JCの大プッシュPRをしていたと思うが(もっとも通常の年だったらこのメンバーにはなっていないだろうが)、あまり宣伝してしまうと競馬場に来てしまう人が出て、トラブルへつながるので、一切の煽りを止めていた。痛し痒しと言ったところだろう。ここにも書いたように入場再開当初は、情報を確認しない人たちがやってきて、警備員と押し問答になっている光景を何度も見かけたが、ようやくここ数週で事前購入・抽選云々が周知されたようで、そんな光景は目にしなくなったし。

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