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2021年1月19日 (火)

クロフネのこと&1月16日の競馬前半

クロフネ逝く。23歳は老衰としては少し早すぎる気もするが、事故や病気ではなかったのだから、多分安らかに召されたのだろう。
スピード持続力の塊のような馬で、タイプとしてはシンボリクリスエスやゼンノロブロイと同じものを感じる。余談だがこの2頭もダートを使えば、クロフネと近い域のパフォーマンスができたのではないだろうか。

それはさておき、魅了されたのはジワジワとギアを上げて、トップに入ったら、いったいいつ止まるのかと思わせるようなフットワークだ。ダートのパフォーマンスの凄さで伝説となりつつあるが、異様なスピードのある芝馬がダートを制圧したと勝手に解釈している。出世する産駒の大半が芝馬であり、ダートのJRA重賞勝ち馬は長らく出ないまま、マーチSのマイネルクロップが第1号で、その後もテイエムジンソクを加えるのみだった。フサイチリシャール、ブラックシェル、スリープレスナイト、ホエールキャプチャ、カレンチャン、クラリティスカイ、アエロリット、そしてソダシ・・・。代表産駒を並べれば、その特性が芝スピードに合ったことは納得していただけるのではないか。
 個人的に産駒から最も好きな1頭を選ぶなら、アエロリットか。ハイペースで飛ばした方が粘れるというところが良い。牝馬を通して血は残ると思うが、ここまで牝馬寄りだと、後継種牡馬が残れるかはかなり微妙で、そこだけが残念。

 そして先週末はサートゥルナーリアが突然の引退。復帰へ向かっての調整が手間取っていると情報が出た矢先だった。最後まで本当の強さが分からないままだったのは残念。だが消耗が少ない分、種牡馬としての可能性はさらに望めるかもしれない。

 先週の競馬は土曜の途中まで。船橋法典から競馬場まで歩く道は、かなり強い向かい風。南風なので縮こまる寒さではないが、日差しの割には暖かさが減殺されてしまった。
 着いて間もなく、中山5Rでは直線でちょっとしたアクシデント。コスモマインが勝利態勢から横へ逃避、そこから差し返して2着に上がったシーン。再生された映像や、パトロールを見れば、左鞭を1回入れた時に突然左へ飛んだことが明白。これは防ぎようがない。
コメントでは以前から怖い所を出していて、そこを矯正しながらのレースが続いていたそうで、近走はそれが収まりつつあったこともあり、今度こそ、と追ったらやはり気の悪さを出してしまったようだ。自分の見解の詳細は当日ツイッターで述べたので省略するが、斜めからのパトロールを見ると、レース映像や正面パトロールでは分からない「馬間距離」が意外とあって、3着馬は接触の危険で抑えたというより、反射的に前に馬が切れ込んできて回避の態勢を取るために抑えたように私には見える。現に騎乗停止なしで制裁金だけの処分だから、裁決委員もそう判断したのだろう。
ただ、こういうケースにおいて、裁決は後日でいいから判断理由を明文化してHPに公開するくらいのことはすべきだ。それがファンへの礼儀であり、仕事を尽くすということだ。
JRAにクレームついでにもう1つ。無観客が戻った途端に、中山ではターフビジョンでの他場の放映を一切止めてしまった。それはメインレースであってもだ。個人的にはケチくささしか感じない。スタンドに出て仕事をしているマスコミに向けて、せめてメインレースくらいは放映してほしい。

 それにしてもこの日は、他にもスタート後の落馬あり、また単勝万馬券が連発と、年に2,3回あるような、集中して波乱の起きる日だった。気温や気圧の急激な変化が、馬の肉体、精神両方に何か働きかけているのかもしれない。こういう気候の日に多く起きているような気がしてならない。続きは次回。

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