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2021年5月31日 (月)

ダービーあれこれ

 2021年のダービーが終わり、競馬サークルでは来週から新年のようなものとなる。毎年書くことだが、自分の競馬年齢はダービーで1つ加算。私にとって51回目のダービーは、いつまでも思い出されるような素晴らしいレースとなった。今回はダービーのことを先に。

 去年は無観客だったので、当日仕事の無いマスコミは入れなかったのだが、今年は観客ありで縛りも解け、別件のついでに現地観戦ができた。昔からの不文律だけど、ダービーデーの男性関係者は、カメラや技術系の職種を除いてジャケット・ネクタイ着用、ドレスコードのようなものがある。私ももちろん正装で。ネクタイは以前いただいたダービータイ。

 府中市防災速報がスマホに入ってきた。午後1時半くらいから強い雷雨の可能性があるので備えるように、との通知。控室ではスタッフが頻繁にレーダーで天気をチェックする。空は明るく、雷雲は逸れているように思えたが、少しずつ暗くなり、9Rすぎにはとうとうザッと降り出した。あっという間にダートコースは黒くなり、内馬場は濡れて絶望しかけたが、15分間程度くらいで上がってくれた。10Rむらさき賞の時計はレコード寸前、これなら馬場に影響はないと安堵。ダービーのパドック前には陽射しが戻る。

 土曜もそうだったが、ミスト初体験の馬、特に3歳にはパドックで驚くまではいかなくても、イラついている馬も少なからずいた。イレ込みクセの無い馬にも出ていたので、ミストが原因の1つと推測できる。ダービーのパドックでも同じ光景が見られた。熱中症防止のためには必要な措置だが、何らかの馴致を前もってできないものだろうか。

 時計が出る馬場なら、出した予想のままで行けそう。予想で上位評価した馬たちの姿は、パドックでも文句なしのルックスで安心。
 レースについては皆さんの脳裏に刻み込まれているはずなので今更繰り返すこともないだろう。以下感想をつらつらと。

 残り1000mがなんと57秒0!そしてラスト2F目に10秒8。ラスト6F目が12秒8、5F目に急激に11秒7に上がって、そこからが激流となった。切れも必要だったけれど、高次元のスピードの持続力勝負になった。上位馬に反動が出ないことを願う。

 勝ったシャフリヤールは、直線入って100mくらいは進路探しに手間取るシーン。まっすぐ突き抜けることができなかったが、道中常にエフフォーリアを視界に置いて、前半スローの流れをシッカリ折り合えていたことはロスを押さえる意味で大きかった。最後届いたのはもう運のうち。ひと呼吸でも遅れたら終わりだった。最後はエフフォーリアと内外逆に。
 エフフォーリアは、危惧していた1枠1番があだとなった。やはり外を固められて動きづらいところはあったし、一番伸びるところまで出す上での捌きづらさはあった。それでも若い鞍上がノーミスの手綱、横山武史騎手の才能は満天下にアピールできた。何年もしない内にチャンスはまた訪れるはず。今後もエフフォーリアとのコンビで飛翔してもらいたい。乗せ替えるなどあってはならない。

 結局、共同通信杯でルメールが「ダービー馬になる」と言っていたエフフォーリアが2着、毎日杯で「モンスター」と評したシャフリヤールが勝つということで、ルメールの目利きが現実となった。そのルメールが乗ったサトノレイナスは、思った以上に強かった。恥ずかしながら馬群に沈むと見ていたが、この相手にゴール寸前までは3着あるかという位置に踏ん張ったのは凄い。スタート後バスラットレオンにこすられてスイッチが入ったようで、それでもルメールは向正面に入るまでは何とか中団には控えていたが、馬の行く気が強く任せる競馬をせざるを得なかったようだ。パトロールを見ると、直線に入るまで促すシーンはない。レース後にコメントした通りだろう。
エフフォーリアが最内枠ではなければ、そしてサトノレイナスの外にバスラットレオンがいなければどうなったか・・・だが、競馬においてこの辺のことは言い出したらキリがない。これもまた競馬のうちである。ヨーホーレイクが包まれ通しだったことなどもあり、どの馬もそれぞれ良かったこと、拙かったことを織りなしてのレース展開だ。

 個人的には、今回のように直線を広く使える馬場が望ましい。内だけが良い馬場では固まって、有利不利の差が出すぎる(特に固まることによって生まれる不利)。騎手が馬場を選ぶことができる状態の方が、見ている側としては面白い。
 あとは予想者として、ほぼ正着手を打てたことに安堵。ダービーだけは特別なのだ。共同通信杯の差を逆転可能の内容と見られたのが大きかった。

 ここまでこらえていた雷雨が、帰途、自宅まであと少しというところで突然やってきた。少し濡れたが、感動のほとぼりを冷ますにはちょうど良い。そのままシャワーを浴びて、全く忘れていた西武阪神戦のダイジェスト映像をチェックして別種の興奮。かくしてダービーデーは心地よい疲労感の中に終了。
 
来週からもう次のダービーを目指す新しい戦いが始まるわけで。これからPОGドラフトの準備で忙しい・・・・?本年度大惨敗だっただけに何とかしないと。その他の競馬関係もろもろは次回以降。

 

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